JP2526994B2 - コンバイン - Google Patents

コンバイン

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JP2526994B2
JP2526994B2 JP63157213A JP15721388A JP2526994B2 JP 2526994 B2 JP2526994 B2 JP 2526994B2 JP 63157213 A JP63157213 A JP 63157213A JP 15721388 A JP15721388 A JP 15721388A JP 2526994 B2 JP2526994 B2 JP 2526994B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はコンバインの伝動装置に関するもので、刈
取端部のコーナにおける回向時などに利用できる。
〔従来の技術〕
従来、刈取端部のコーナにおける回向時などにおい
て、刈取穀稈がなくなって刈取装置を非作業位置へ上昇
させると、刈取装置への伝動を切りとし、作業位置へ下
降すると、刈取装置への伝動を入りとする技術がある
(特開昭55−41号公報,実開昭59−159231号公報)。
また、実開昭61−148157号公報には、エンジンからの
脱穀選別部への駆動系を、扱胴の駆動と選別部の駆動と
を別々に入切するクラッチを設けたコンバインの脱穀部
駆動装置が開示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
刈取端部のコーナにおける回向時などにおいて、刈取
穀稈がなくなり刈取装置を車体に対して非作業位置へ上
昇させて、刈取装置への伝動を切りとしたときに、脱穀
装置は駆動されていて、そのフィードチェンには刈取穀
稈が挟持されて移送されていて、刈取穀稈が途切れるも
のであるから、この回向時において車体を旋回させた
り、後進させたりすると、移送される穀稈の移送姿勢が
乱れたり、また、抜け落ちることがある。
また、脱穀物の選別装置への伝動を切ってしまうと、
選別作用を受けている脱穀物が、この選別装置に詰った
り、以後の選別で選別不良を来すなどの問題があった。
そこでこの発明は、刈取端部の車体回向時において、
刈取装置を非作業位置へ上昇させると、刈取装置と脱穀
装置への伝動を切りとして、脱穀物の選別装置のみを伝
動継続状態とすることにより、脱穀物の選別作業を継続
して円滑に行なうと共に、脱穀装置での移送中の穀稈の
乱れを防止しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、走行装置5を有する車体1に設けられて
いる刈取装置2,脱穀装置3及び脱穀物を選別する選別装
置4と、前記刈取装置2が作業位置への下降時に前記刈
取装置2,脱穀装置3及び選別装置4を伝動状態とする下
降時伝動手段と、前記刈取装置2が非作業位置への上昇
時に前記刈取装置2及び脱穀装置3への伝動を切りとし
て選別装置4のみを伝動し、しかも選別装置4の動力入
力部が入力状態中はその伝動状態が刈取装置2の上昇時
にわたって継続される上昇時伝動手段と、から構成され
ているコンバインの構成とする。
〔発明の作用〕
刈取端部のコーナなどにおいて、刈取穀稈がなくなり
刈取装置2を車体1に対して非作業位置へ上昇させる
と、刈取装置2と脱穀装置3への伝動が切りとなって停
止するが、脱穀物の選別装置4のみは伝動を継続され
て、脱穀物は継続して選別される。
次いで、車体1を回向して、刈取装置2を穀稈列に沿
わせて作業位置へ下降すると、刈取装置2および脱穀装
置3への伝動が入りとなると共に、選別装置4の駆動は
引き続き継続されて脱穀物の選別を継続しつつ、新たな
刈取脱穀選別作業が行なわれる。
〔発明の効果〕
車体1の回向時において刈取装置2を非作業位置へ上
昇すると、刈取装置2と脱穀装置3への伝動を切りと
し、また、刈取装置2を作業位置へ下降すると、刈取装
置2と脱穀装置3への伝動が入りとなり、脱穀装置3の
搬送中の穀稈は連続搬送状態のままで且つ非脱穀状態で
停止しているから、搬送穀稈の乱れや穀稈の抜け落ちを
防止するものでありながら、非作業位置への上昇中は次
の作業位置への下降まで継続して脱穀物の選別装置4へ
の伝動がなされるから、選別装置4では継続して脱穀物
の選別が行なわれ、選別不良や詰まりや過負荷選別状態
を解消できる。
〔実施例〕
以下、図面に示すこの発明の実施例について説明す
る。
コンバインは次のように構成されている。左右の走行
装置5を有する車体1上に、脱穀装置3および選別装置
4を有する脱穀部を搭載し、機体の前部に位置する刈取
装置2を昇降シリンダ6への油圧操作によって、昇降自
在に構成している。また、前記車体1の前部に伝動機構
を内装した伝動ケース7を設けている。
伝動ケース7の上部には、油圧無段変速装置8を装着
しており、この入力プーリ9とエンジン10の駆動プーリ
11との間に、ベルトを掛け渡している。前記伝動ケース
7内の伝動経路には、刈取装置2を伝動する出力プーリ
12を設けている。
刈取装置2における刈取フレーム13の基部を、入力軸
14回りに揺動自在に枢着し、この刈取フレーム13の下端
に分草枠14を設けている。前記刈取フレーム13と車体1
との間に昇降シリンダ6を設けている。前記分草枠14の
先端に分草体15を取付け、分草枠14の後方に引起装置,
刈刃装置および移送装置16などを、夫れ夫れ設けてい
る。
操縦台には前後方向へ回動自在の昇降レバー17を設
け、この昇降レバー17の前後回動によって、ソレノイド
バルブを電気的に切替え、昇降シリンダ6へ圧油を給排
して伸縮させ、刈取装置2を昇降させる構成としてい
る。
前記伝動ケース7の出力プーリ12と、前記刈取フレー
ム13の基部の入力軸14に設けられる刈取入力プーリ19と
の間に、ベルトを掛け渡して、このベルトを弛張するテ
ンションプーリ20を、刈取フレーム13に固定するアーム
21に設けている。
しかして、前記テンションプーリ20は、刈取装置2を
非作業位置へ上昇させると、前記ベルトを弛めて、出力
プーリ12から刈取入力プーリ19への伝動を切りとし、ま
た、作業位置へ下降すると、ベルトを緊張して伝動を入
りとするように、連動する構成としている。
脱穀装置3は次のように構成されている。脱穀室には
扱胴21を軸支し、この扱胴21を内装する脱穀室の扱口に
沿ってフィードチェン22を設け、このフィードチェン22
の終端側には、移送されて来る脱穀済排稈を受けて機外
へ移送する排稈移送チェン23を設けている。
選別装置4は次のように構成されている。前記扱胴21
の下方には、揺動選別欄24を設け、揺動選別棚24で脱穀
された脱穀物を受けて、揺動移送しながら穀粒とわら屑
などとに選別する。この揺動選別棚24の下方には、前部
から後部に亘って唐箕ファン25,一番螺旋26,および二番
螺旋27を順次配設している。また、この揺動選別欄24の
後部上方には、排塵ファン28を設けている。
前記唐箕ファン25の軸に、原動機10から入力伝動され
る脱穀入力プーリ29を設け、この脱穀入力プーリ29と原
動機10の駆動プーリ11との間に、ベルトを掛け渡して、
前記駆動プーリ11から脱穀入力プーリ29へ入力伝動され
る構成である。前記唐箕ファン25の軸には脱穀プリ30を
設けている。スプロケット31を同軸にもつプーリ40と脱
穀プーリ30と扱胴プーリ32との間に、ベルトを掛け渡し
て、このベルトを弛張するテンションプーリ33を設け、
このテンションプーリ33のアーム34を軸35回りに回動自
在に設けて、前記アーム34の中間部と前記刈取フレーム
13との間を、ロッド36を連結している。なお、この脱穀
プーリ30から前記フィードチェン22を駆動する構成とし
ている。
しかして、刈取装置2を非作業位置へ上昇させると、
前記ロッド36によってアーム34を回動して前記ベルトを
弛め、また、作業位置へ下降すると、前記ベルトを張っ
て、脱穀プーリ30から扱胴プーリ32への伝動が入切りさ
れるように連動する構成としている。
前記扱胴プーリ32へ動力が伝動されると、ベベルギヤ
ーを介して扱胴21軸が回転して扱胴21が回転し、この扱
胴21の軸端からベルトを介して、排稈移送チェン23が伝
動駆動される構成である。
唐箕ファン25の軸には、選別プーリ37を設け、この選
別プーリ37,一番螺旋26プーリ,二番螺旋27プーリ,排
塵ファン28プーリ,および揺動選別棚24の駆動プーリ39
の間に、ベルトを掛け渡している。
原動機10を始動すると、この駆動プーリ11から唐箕フ
ァン25の軸の脱穀入力プーリ29がベルト伝動され、この
唐箕ファン25の軸の選別プーリ37から一番螺旋26,二番
螺旋27,排塵ファン28,および揺動選別棚24がベルト伝動
される。
また、前記駆動プーリ11から伝動ケース7の入力プー
リ9がベルト伝動されて、油圧無段変速装置8が入力伝
動される。
昇降レバー17の操作によって、刈取装置2を作業位置
へ下降すると、刈取フレーム13のテンションプーリ20に
よって、伝動ケース7の出力プーリ12から刈取入力プー
リ19へ掛け渡されたベルトが押圧緊張され、刈取装置2
が伝動駆動される。
前記刈取装置2が入力伝動されると共に、ロッド36に
よってアーム34を回動させ、テンションプーリ33が唐箕
ファン25の軸の脱穀プーリ30からプーリ40を介して、扱
胴プーリ32へ掛け渡したベルトを張って、フィードチェ
ン22,扱胴21,および排稈移送チェン23が伝動駆動され
る。
刈取終端において穀稈がなくなり、昇降レバー17を上
げ操作して、刈取装置2を非作業位置へ上昇させると、
刈取フレーム13のテンションプーリ20によって、刈取装
置2への伝動が切れると共に、ロッド36を介してテンシ
ョンプーリ33によって、フィードチェン22,扱胴21,およ
び排稈移送チェン23など脱穀装置3への伝動が切りとな
るが、唐箕25,一番螺旋26,二番螺旋27,揺動選別棚24,お
よび排塵ファン28など選別装置4は伝動される。
従って、フィードチェン22で挟扼移送される刈取穀稈
は、連続して挟扼された状態で停止しており、また、排
稈移送チェン23は排稈を挟持した状態で停止しているか
ら、車体1の回向によっても、これらの挟持された穀稈
が抜け落ちたり、挟持姿勢が乱れることがなく、また、
選別装置4は伝動されているから、連続的に選別が行な
われ、選別不良、詰りなどを起すことなく円滑に選別を
行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
図は、この発明の一実施例を示すもので、第1図は伝動
機構を示す側面図、第2図は概略伝動機構図である。 図中、符号1は車体、2は刈取装置、3は脱穀装置、4
は選別装置を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行装置5を有する車体1に設けられてい
    る刈取装置2,脱穀装置3及び脱穀物を選別する選別装置
    4と、前記刈取装置2が作業位置への下降時に前記刈取
    装置2,脱穀装置3及び選別装置4を伝動状態とする下降
    時伝動手段と、前記刈取装置2が非作業位置への上昇時
    に前記刈取装置2及び脱穀装置3への伝動を切りとして
    選別装置4のみを伝動し、しかも選別装置4の動力入力
    部が入力状態中はその伝動状態が刈取装置2の上昇時に
    わたって継続される上昇時伝動手段と、から構成されて
    いるコンバイン。
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JPS5541A (en) * 1978-06-12 1980-01-05 Iseki Agricult Mach Automatic stopping device of cutting portion on combined harvester
JPS5931840U (ja) * 1982-08-24 1984-02-28 株式会社クボタ コンバイン
JPS59159231U (ja) * 1983-04-12 1984-10-25 株式会社クボタ コンバイン
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