JPS60105235A - アルミニウムおよびアルミニウム合金の反応性イオンエッチング法 - Google Patents

アルミニウムおよびアルミニウム合金の反応性イオンエッチング法

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JPS60105235A
JPS60105235A JP59038928A JP3892884A JPS60105235A JP S60105235 A JPS60105235 A JP S60105235A JP 59038928 A JP59038928 A JP 59038928A JP 3892884 A JP3892884 A JP 3892884A JP S60105235 A JPS60105235 A JP S60105235A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の背景] 本発明は、超小形電子素子および回路の製造に際してア
ルミニウム層およびアルミニウム合金層にパターン形成
を施すための方法並びにそのために役立つ混合ガスに関
するものである。更に詳しく言えば、本発明は反応性イ
オンエツチングによってアルミニウムおよびアルミニウ
ム合金にパターン形成を施すための乾式エツチング法並
びにそのために役立つ混合ガスに関する。
アルミニウムおよびアルミニウム合金は、大規模集槓回
路中に見出される「メタライズ層」の月利として広汎か
つ頻繁に使用されている。かかるメタライズ層は、たと
えば、シリコン中に形成された素子に対してオーム接触
を作つIこり、素子をチップ縁端のポンディングパッド
に接続したりするために、集積回路上に設けられる相互
接続層として使用されている。アルミニウムが使用され
る理由は、それがシリコンおよび二酸化シリコンのいず
れにも良く付着すること、沸点が低いため容易に真空蒸
着し得ること、かつまた高い導電率を有することにある
。集積回路の相互接続層を形成するためにはまた、純粋
なアルミニウムばかりでなく、性能に係わる様々な理由
によってアルミニウム合金も使用される。たとえば、素
子に印加されIC電流がアルミニウムの輸送を引起こす
というエレクトロマイグレーション作用の可能性を低減
させるために少量の銅が添加される。また、コンタクト
ホール内に生じることのある電気的スパイクの可能性を
抑制するため、アルミニウムのメタライズ層に少量のシ
リコンが添加されることもある。場合によっては、同じ
理由でチタンが添加されることもある。半導体ウェーハ
または基板上にアルミニウムのメタライズ層を真空蒸着
する際には、たとえばフラッシュ蒸着法、フィラメント
蒸着払、電子ビーム蒸着法、誘導蒸着法およびスパッタ
リング法を使用することができる。
パターン形成の施されたメタライズ層を得るためには、
通常、一連の工程が実施される。たとえば、アルミニウ
ムまたはアルミニウム合金層を設置し、アルミニウムま
たはアルミニウム合金層をホトレジストフィルムで被覆
し、マスクまたは格子を通った光にホトレジストフィル
ムの特定部分を露出することなどによってホトレジスト
フィルム中に所要パターンの像を形成し、使用するホト
レジストの種類に応じてホトレジストフィルムの露光ま
たは非露光部分を除去し、次いで残留するホトレジスト
フィルムによって被覆されていない領域内のアルミニウ
ムまたはアルミニウム合金層を除去するという諸工程が
実施されるのである。
基板全体をエツチング液中に浸漬する工程を含む湿式エ
ツチング法は多年にわたって広く使用されてきたが、4
μmレベルの加工にとっては今なおこの方法が一般に満
足すべきものである。しかし、構造が益々微細になり(
すなわち1μl以下とな・す)かつチップ当りの素子数
が一層多くなる傾向に伴い、乾式エッング法が湿式エツ
チング法に取って変わりつつある。プラズマエツチング
法によって代表される乾式エツチング法は、たとえばア
ンダーカットに原因する線の収縮を低減させることによ
って解像度の向上をもたらす。乾式エツチング法のその
他の利点としては、レジメ1−の密着性に関する要求条
件があまり厳しくないこと並びにエツチング副生物の処
理が比較的容易であることが挙げられる。
アルミニウムおよびアルミニウム合金の乾式エツチング
は多くの場合において四塩化炭素(CC14)を主要ガ
ス成分とする平面プラズマ・平行板エツチング装置によ
って実施されてきたし、また現在でもそうである。かか
るエツチング装置を作動する際の現行のガス圧は通例0
.1〜1 torrである。平面プラズマエツチングの
機構に関与するのは主として化学的因子であって、イオ
ン衝撃因子の影響は追かに少ないから、かなりの程度の
横方向エツチングが起こる。このため、急勾配の側壁か
らの材料除去は大きな問題とならないが、相当の線幅縮
小が認められるのが普通である。平面プラズマエツチン
グ法に関して見られるその他の問題点としては、1=と
えば、アルミニウムのエツチング速度が小さいこと、ホ
トレジストおよび5fOzに対する選択性が低いこと、
かつまた残留物の形成が見られることが挙げられる。な
お、選択性とは所望されるアルミニウムのエツチング速
度と所望されないその他の材料(たとえばホトレジスト
や3i 02 )のエツチング速度との比率で表わされ
る。
残留物の形成を低減させるため反応室を加熱することを
含む処理パラメータを極めて綿密に制御覆ることにより
、2〜3μmの線幅レベルで平面プラズマエツチング法
を実施することも成功を収めたが、その場合の限界寸法
のずれ(criticaldimension 5hi
ft )は0.4μmにも達した。それ故、1μmの線
幅レベルでアルミニウムを加工しなければならない超高
密度集積回路(VLSI)の出現に伴い、平面プラズマ
エツチング装置において通例見られるような限界寸法の
大きなずれは許容できないものとなっCいる。
平面プラズマエツチング装置にはこのような制約がある
ため、乾式エツチング法の中心点は反応性イオンエツチ
ング(RIE)法へと移ってきた。
反応性イオンエツチング技術の使用を促進した主な理由
は、エツチングの異方性を向上させる可能性が認められ
たことにある。所望線幅の完全な維持および素子密度の
向上の達成のためには、垂直方向のエツチングを受けた
層を得ることが不可欠である。また、反応性イオンエツ
チング法によるエツチングの制御性および選択性の増大
は、集積回路や素子の品質向上に寄与することにもなる
高周波電力の供給された陰極上にウェーハを配置しなが
ら0.01〜0.1torrの圧力下で実施される反応
性イオンエツチングは、活性反応種による化学的エツチ
ングと、ウェーハ表面に垂直な方向のイオン衝撃とが組
み合わさって高度の方向性をもって材料の除去を行う。
しかしながら、CCl4を用いたアルミニウムおよびア
ルミニウム合金の反応性イオンエツチングに際しては、
レジストの熱安定性、重合体生成による残留物、不完全
な粒界エツチングおよび不完全なシリコンエツチングの
ような問題点が見られた。過冷却した基板の使用および
ヘリウムやアルゴンのごとき不活性ガスの使用によるC
C;I!<の希釈をはじめとする多くの工程改良が試み
られたが、いずれの方法も全ての問題点を解決づるには
至らなかった。
最大かの研究者によれば、三塩化ホウ素(BCfa)を
主成分とする混合ガスを用いたアルミニウムの反応性イ
オンエツチングが良い成績を収めたことが報告された。
B(、Jzを塩素源として使用する場合、ハロゲン化炭
素を使用した場合に時折付随するような重合体様被膜の
生成が認められない。三塩化ホウ素はまた、酸化アルミ
ニウムに対する有効な還元剤であると同時に痕跡量の水
蒸気の掃去剤でもある。一定の限痩内であれば、これら
の性質は四塩化炭素を使用した場合よりも再現性の高い
エツチングをもたらすことができる。
たとえば、主として、固有の自然に生じた酸化アルミニ
ウムを除去するために費やされる誘導時間(すなわち、
アルミニウムのエツチングが開始するまでの時間)が存
在するが、B(、J!3を用いるとこの誘導時間が極め
て短かくなるのが通例なのである。8CJ3プラズマに
よるアルミニウムのエツチング速度は比較的小さい(4
00〜500人/分)が、添加剤なしでBCl13が使
用されることは稀である。
BCj!2プラズマに塩素を添加すると大きいエツチン
グ速度が得られ、しかも適正なガス比率を使用すれば高
品質のアルミニウムエツチングを達成することができる
。この種のプラズマ中におけるエツチング用反応種の大
部分は添加されたFA素から生成される。しかしながら
、バッチ式エツチング装置の場合、このような混合ガス
は最良のものとは言えないことがある。混合ガス中の塩
素が多過ぎれば等方性のエツチングおよび寸法制御性の
低下が生じる一方、塩素が少な過ぎれば反応種の欠乏お
よびエツチング速度の低下(すなわち、大きな負荷効果
)が生じる。一定寸法のウェーハ装入物に対してはガス
比率を適当に調整することも可能であろうが、エツチン
グを施すべき装入物の寸法が変化すればエツチング特性
も変化することがある。BCJ!3に塩素を添加した場
合にはまた、固有の酸化アルミニウムに対するエツチン
グ速度が遅くなり、そのため長い誘導時間が必要となる
BCJsプラズマに少量(通例5%以下)の酸素を添加
した場合には、アルミニウムエツチング速度が6倍にも
上昇し得る。酸素はアルミニウムに優先してBC1!3
と反応し、それによって反応性の塩素イオンを生成する
。しかしながら、このようなプラズマを使用した場合に
は、過度のレジスト除去および横方向エツチングのため
に限界寸法の制御性が低下する。また、より多量(たと
えば10%以上)の酸素を使用した場合には、酸化ホウ
素と考えられる粒状物の生成が起こる。
塩素イオンを導入するためのもう1つの手段は、BCf
aに四塩化炭素を添加することである。このような組合
せは大きなアルミニウムエツチング速度およびホトレジ
ストに対する比較的高い選択性を与えるが、基板酸化膜
上に残留物が形成される点でしばしば問題となる。
それ故、超小形電子回路および素子用のメタライズ層を
形成するために使用されるアルミニウムおよびアルミニ
ウム合金に急速なエツチングを施すことができると同時
にホトレジストおよび二酸化シリコンに対する高い選択
性並びに1μmの線幅レベルでの寸法制御性を有し、し
かも負荷効果(エツチングを施すべき全表面積に対する
エツチング速度の依存性)が小さくかつ誘導時間が一員
して短いような反応性イオンエツチング法が要望されて
いるのである。
[発明の概要] 本発明は、超小形電子回路の製造に際して使用されるア
ルミニウムおよびアルミニウム合金に反応性イオンエツ
チングを施すための乾式エツチング法並びにそのために
役立つ三塩化ボウ素(BCl2)、四塩化炭素(CGi
g ) およ(fMIA(02)の三元混合ガスを提供
するものである。
最も典型的な場合、アルミニウムまたはアルミニウム合
金が薄膜として設置され、そしてががる簿膜中に所定の
パターン(すなわちメタライズ層)を形成するためにエ
ツチングが行われる。上記の混合ガスを使用した場合、
アルミニウムおよびアルミニウム合金の反応性イオンエ
ツチングは従来の方法に比べて顕著に改善される。たと
えば、短かい誘導時間、大きいエツチング速度、ホトレ
ジストおよび二酸化シリコンに対する高い選択性、最小
の負荷効果並びに良好な寸法制御性が一員して容易に達
成されるのである。
一般に、かかる混合ガスは2〜6(容量)%の02.1
5〜25(容量)%のCCJ!aおよび残部のBCJa
から成り、好ましくは約75(容量)%(7)BCJa
 、20 (容量)%(7)CC1’+ F3よび5(
容量)%のo2から成る。
本発明の方法はマスクを設けたアルミニウムまたはアル
ミニウム合金の薄膜中に所定パターンを形成するための
反応性イオンエツチング法であって、簡単に述べれば、
BCf3/CC矛4/Q2混合ガスからイオンを含む反
応種を生成させ、次いでかかるイオンを含む反応種を用
いて上記薄膜に方向性エツチングを施して薄膜の一部を
選択的に除去することにより、残留したアルミニウムま
たはアルミニウム合金の薄膜から成る所定のパターンを
形成することを特徴とする。マイクロエレクトロニクス
用途の場合、上記薄膜の厚さは数オングストローム(入
)から数ミクロン(μl11)にわたり、しかも一様で
ないことが多い。実際問題として、本発明の方法は薄膜
の厚さによって制限されるのではなく、反応性イオンエ
ツチングに対するホトレジストマスキング材料や二酸化
シリコンの抵抗力などが制限因子となるのである。
反応性イオンエツチングによる加工が異方性を有するた
め、特に金属薄膜の厚さが一様でない場合、側壁からア
ルミニウムまたはアルミニウム合金を完全に除去するた
めにオーバエツチングを施すことがしばしば必要となる
。一般的に言えば、オーバエツチングに際してBCf3
/CCJ4102混合ガスを使用すると極めて満足すべ
き結果が得られる。しかしながら、BCJ3/CC1)
4/ 02混合ガスを用いた長時間(エツチング時間の
40%以上)のオーバエツチングは過度のレジスト侵食
のために線幅の縮小をもたらす傾向がある。
そこで、本発明に従えば、マスクを設けたアルミニウム
またはアルミニウム合金の薄膜中に所定のパターンを形
成するために2種の混合ガスを用いて実施される二段反
応性イオンエツチング法もまた提供される。かかる方法
は、Bcj!3/ccA<102混合ガスからイオンを
含む反応種を生成させ、次いでかかるイオンを含む反応
種を用いてマスクを設けたアルミニウムまたはアルミニ
ウム合金の薄膜に方向性エツチングを施して薄膜の一部
を所定の終点に達するまで選択的に除去することにより
、残留したアルミニウムまたはアルミニウム合金の薄膜
から成る所定のパターンを形成した後、BC1’310
2混合ガスからイオンを含む反応種を生成させ、次いで
かかるイオンを含む反応種を用いたオーバエツチングを
上記のパターンに施して余分のアルミニウムまたはアル
ミニウム合金材料を除去することを特徴とする。
混合ガスの切換えは、分光分析による終点においてGC
l<ガスの流れを遮断することにより行うのが簡便であ
る。その結果として、2〜6(容量)%の02および残
部のBCIla [好ましくは6(容量)%の02およ
び94(容量)%のBCI!3]から成る混合ガスが、
好ましくは32標準立方センナメートル/分(SCCm
)の流量で、20〜50%のオーバエツチング時間にわ
たり使用されることになる。B C13/ CC124
/ 02混合ガスはホトレジストに対して良好な選択性
を示す異方性エツチングを行うのに対し、BCJ310
2混合ガスは高度の横方向エツチングを行い、従ってオ
ーバエツチングに際しては急勾配の側壁から材料が完全
に除去される。このような横方向エツチングおよび多量
のホトレジストの除去がエツチング全体にわたって起こ
るならば、限界寸法の大幅なずれが避けられない。しか
し、BCI3102混合ガスをもっばらオーバエツチン
グ用としてのみ使用づれば、著しい線幅縮小やアンダー
カットは生じないのである。
[好適な実施態様の説明] 前記「発明の概要」において述べた通り、本発明は縮小
形電子素子および回路用のメタライズ層を形成するため
のアルミニウムおよびアルミニウム合金の反応性イオン
エツチング法並びにそのために役立つ混合ガスに関する
半導体製造業界において公知のごとく、プラズマエツチ
ング法とは基板の食刻が運動量の交換ではなく主として
プラズマ中の反応種に依存した化学反応によって行われ
るような方法の総称である。
ただし、プラズマエツチング法においては運動量の交換
が全く起こらないというね番ノではない。なぜなら、プ
ラズマの場それ自体に基づく幾分かの運動量交換が本質
的に起こるからである。
他方には、イオンとターゲット原子との間における運動
量移動によって基板の食刻が起こるような種類の方法が
存在する。かかる方法はイオンミリング法、スパッタエ
ツチング法、スパッタリング法およびイオンビームミリ
ング法のような様々な名称で呼ばれるが、総称的にはス
パッタリング法として知られている。スパッタリング法
は2つの方式に分類することができる。すなわち、衝撃
用のイオンが不活性ガスから生成されるような物理的イ
オンエツチング法(物理的スパッタリング法)と衝撃用
のイオンが反応性ガスから生成されるような化学的イオ
ンエツチング法(化学的スパッタリング法)とに区別さ
れるのである。
本発明の反応性イオンエツチング法は、化学的スパッタ
リング法と物理的スパッタリング法とを併合したもので
ある。生成されるイオンの反応性は極めて強い場合、特
に化学的スパッタリングが生じる四フッ化炭素を例に取
って述べれば、イオンビームエツチング法の場合とほと
んど同様に、低圧ノコでの電界中において反応性のフッ
素イオン(負電荷)およびトリフルオロメタンイオン(
正電荷)が生成される。これらのイオンは基板に向かっ
て加速され、そこにおいて2つの過程を通じて原子を排
除する。2つの過程とは、物理的排除および(イオンエ
ツチング法と反応性イオンエツチング法との相違点はこ
こにあるのだが)反応副生物を生成する化学反応である
。このようなエツチング法は平行板反応器内において実
施されるのが通例であり、しかも本質的に異方性である
。つまり、イオンの飛行路に平行な方向に沿って最大量
の材料除去が起こるのである。
本発明の方法および混合ガスの新規な特徴を一層詳しく
説明するため、これに制限されるものではないが例とし
て以下に実施例を示す。これらの実施例においては、公
称1(重母)%のシリコンを合金化したアルミニウム、
すなわち時にはアルシル(Alusil )とも呼ばれ
るAJ (St )に関連して説明が行われるが、本発
明は縮小形電子素子および回路の製造に際しメタライズ
用材料として従来使用されてきたアルミニウムおよびア
ルミニウム合金(特にアルミニウムーシリコン合金)の
いずれにも等しく適用し得るのである。
以下の実施例において使用された反応性イオンエツチン
グ装置は、アネルバ(Anelva ) 503形装置
であった。503形装置は、1回の加工作業(run)
毎に直径3インチのウェーハ8個またはそれより少数の
より大形のウェーハを処理し得る能力を持った手動装入
式の装置である。これはロードロック装置(load 
1ock )を持たないが、各加工作業間においてバッ
クグラウンド圧力を10−’ Torrの範囲にまで低
下させることのできるクライオポンプ付きの高真空装置
を備え−Cいる。
ガスは周囲から反応室内に導入されるが、その流量はタ
イラン(T Vlan)質量流量調整器によって維持さ
れる。エツチングガスおよび揮発性生成物を排出するた
めには、機械ポンプを備えたルーツ(Roots)送風
機が使用される。内圧はMKS容最圧力計によって監視
されるのであって、その出力を電動弁のサーボ制御信号
として使用することにより一定のガス流量範囲にわたっ
て所定の圧力が維持される。
約601の容積を有するステンレス鋼製の反応室内に配
置された可変間隔の平面電極には周波数13.56Mf
−1zの電力が供給される。エツチングを施すべきつ1
−ハは、ウェーハを収容するための穴を含む融解石英円
板によって被覆された直径42cmの水冷陰極上に配置
される。対向する接地電極には、たたき出された材料の
後方散乱を低減させるため多数の穿孔が設けられている
。なお、平均電力密度は0.25W/cm2程度であっ
た。
ロードロック装置のない手動装入式のエツチング装置を
使用しかつエツチング生成物(たとえばAJCf3)が
吸湿性を有するような場合、周囲空気の湿度は加工の再
現性(特に誘導時間の再現性)にとって重要な役割を演
じることがある。誘導時間が長いと、生産性が低下する
ことは言うまでもなく、ホトレジストの侵食が増加し、
また時にはエツチングが不均一となる。湿態の影響を低
減させるため、反応室の内壁を常に40℃に加熱するこ
とによってエツチング時の堆積を抑制し、かつまた装入
および取出し時における水蒸気の吸着を防止した。陰極
もまた40℃に加熱したが、エツチング工程中だけは約
20℃に冷却した。急速な応答を得るため、それは2台
の独立に制御されるサーキュレータを用いて行った。ま
た、揮発性物質や事後腐食を引起す可能性のある物質を
除去するため、各エツチングサイクルの前後には(N2
中に10%H2を添加したものから成る)短時間生成ガ
スプラズマを流した。下記表中に示すような工程を用い
−Cエツチングを行ったところ、室内の相対湿度が10
〜65%の範囲にわたつ−C変化しても一定の結果が得
られた。
主な工程診断手段としては、電極間の直流バイアス電圧
の測定および発光分光分析が挙げられる。
後者は、200〜700 nmの範囲内にピーク感度を
持った光電子増倍管および走査形モノクロメータを用い
ながら反応室の石英窓を通してプラズマを監視すること
によって行った。
エツチングを受けるAJ (Si )薄膜は、MRC6
03形装置において直流平面マグネトロンを用いたスパ
ッタリングにより沈着させた。このAj! (St )
薄膜上にパターンを規定するために使用したホトレジス
トは、米国シプレー社(S hipley(:o、’)
製のポジ形ボ1〜レジストAZ1470であった。ポジ
形ホトレジストとは、現像液中での溶解度が紫外線など
の光の照射によって増大するようなホトレジストを指す
。このホトレジストには、補助的な事後ベーキングやそ
の他の1硬化」処理を施さなかった。
実施例 1 An’ (Si )I膜にパターン形成を施すためのエ
ツチング剤としてBCl3を使用した。3Qsccmの
BCj!a流量、70 mtorrの圧力および300
W (0,25W/cm2)の電力の下では、AJ(S
i )のエツチング速度は非常に遅くて実用的と言えな
かった(400人/分)。
犬羞4?J 2 503形装置にバッチ装入を行い、かつエツチング剤と
してBCi’3と02との混合物を使用した。30 s
ecmのBCJa流昂、2 sccmの02流量、70
 mtorrの圧力および300Wの電力の下では、A
j! (Si )のエツチング速磨は2800人/分で
あった。かかるエツチングにおいては、残留物やアンダ
ーカットは認められなかったが、ホトレジストに対する
選択性が低いため最高0.3μmの線幅縮小が生じた。
発光分光分析装置の使用により、02の添加によりプラ
ズマ中の塩素イオンを増加させることが確認された。
実[3− アルミニウムのエツチング用としてほとんどの平面プラ
ズマエツチング装置において使用されているエツチング
剤である四塩化炭素(CC1’4)を代りの塩素源とし
てBCI!3に添加した。70mtorrの圧力および
300Wの電力下におけるAp (s+ >の反応性イ
オンエツチングのために3 Q S(、CmのBCJ3
 と6〜30 SCCmのCCj!4 との混合ガスを
使用した。CCI!4の流量が6〜3Q sccmの範
囲内で変化しても、かかる混合ガスの全てがAJ (S
i )を約2000人/分の速度でエツチングしたが、
重合体様の残留物の沈着が認められた。
実施例 4 Af (Si )の反応性イオンエツチング用としてB
Cj!3、CC1’、4および02の混合ガスを導入し
た。3 Q 5(C1のBCf3流量、B scc+n
のCCf14流最、2 SOCmの02流量および70
 mtorrの圧力の下で電力を200Wから350ま
で変化させた。第1図に示されるごとく、エツチング用
の最適電力は約300W (0,25W/co+2)で
あった。この電力の下では、All (Si )のエツ
チング速度は3500人/分であり、またシプレーAZ
1470ホトレジストおよびSi 02に対する選択性
はそれぞれ2.6:1および28.0:1であった。
第1図のデータは、1回の加工作業で1個のつ工−ハを
処理しながら得たものである。反応室内にその最大容量
の8個のウェーハを装入しかつ処理条件は変化させずに
加工作業を行った揚台、Aft(St )のエツチング
速度は約15%だけ低下した。最大容量での加工作業時
におけるつ1−ハ門の均一性は約±5%であった。
実施例 5 30〜100 mtorrの範囲内で圧力を変化さけな
がら実施例4の場合と同様な一連の実験を1−1つだと
ころ、第2図に示すような結果が得られた。
選ばれた最適圧力は70 mtorrであった。それよ
り低い圧力では、恐らく過度のイオン衝撃による過熱の
ためにホトレジストの波状化(crinkl ir+q
 >が認められた。それよりも著しく高い圧力では、反
応室内に重合体様の残留物が沈着した。
実施例4および5によって見出された最適条件でエツチ
ングを施したウェーハの走査形電子顕微鏡写真(倍率7
500X)を第3図に示す。異方性のエツチングが達成
されかつ残留物は存在しないことが認められよう。エツ
チングにより形成されたパターンは1〜1.5μmの線
幅範囲のもので、限界寸法のずれ(線幅縮小)は0.1
〜0゜2μm未満であった。第3図には、SiO2基板
・12を横切りかつ酸化物被覆ポリシリコンの線14を
乗越えて伸びるメタライズ層のパターン10が示されて
いる。
実施例4および5の場合のごと<BCJ3/CCAa1
02プラズマ中においてアルミニウム被覆ウェーハのエ
ツチングを行った際、A1(396および308 nm
)およびエツチング生成物/ICi!(261nl)の
発光強度の増大が観察された。
それと同時に、第4図に示されるごとく、反応性塩素イ
オン(256および305 nm)の発光強度の減少も
認められた。理論的に言えばこれらの変化のいずれもが
エツチング終点の検出のために使用できるけれど、39
6 nn+の/l’線によって与えられる信号が最も望
ましいように思われる。第5図は、直径3インチのパタ
ーン形成済みの2個のウェーハに対し1度に1個ずつエ
ツチングを施しなから396 nmのA12発光線を監
視した場合の記録計出力を示すグラフである。このよう
なロードロック装置を持たないエツチング装置の場合、
45秒の誘導時間は典型的な値である。その後、AI発
光強度が急激に増大し、次いで基板からの材料除去の完
了時に減少するから、それを目標にして所定のオーバエ
ツチングを開始することができる。なお、この場合に2
重ピークが観察される理由は、2回のスパッタリングに
よって各400人のAfl(St )薄膜を沈着し、そ
の際にそれらの間に固有の酸化物層が生成したことにあ
る。
B CI! 3/ CCJ 4 / 02混合ガスを用
いれば、各成分の性質を利用することによって横方向エ
ツチングの程度を制御することが可能である。CCl4
は線幅縮小を防止するために添加されるのぐあって、そ
れにより高度の異方性を持ったエツチングが達成される
。しかしながら、極めて急勾配の5iOz側壁上のアル
ミニウムを除去することが要求される場合やアルミニウ
ムの大きな集塊が存在する場合には、それを基板から完
全に除去するため極めて長時間のオーバエツチングを行
わなければならないが、そうすると過度の線幅縮小が生
じることがある。そこで、長時間のオーバエツチングの
代替手段として、エツチング工程時にBCi’ 3/ 
CCi’ s / 02混合ガスを使用しかつオーバエ
ツチング工程時にB(、l’310z混合ガスを使用す
る2■工程ガス混合物エツチング法が開発されたのであ
る。それを実施するには、高周波電力を停止することな
く、分光分析による終点において単にCC1)4の流れ
を遮断しさえすればよい。BCj’3102プラズマに
よるエツチングは異方性が少ない結果、側壁からの材料
除去は向上し、Af (Si )集塊のエツチングは促
進され、AJ (Si )からの完全なシリコン除去が
達成され、しかもある種の塩化炭素類がスパッタリング
により除去されるために事後腐食の可能性が低減する。
その上、オーバエツチング工程中に顕著な線幅縮小は起
こらない。このオーバエツチングの時間はエツチング時
間の約20〜約50%の範囲内にあるが、通例は40%
である。
3−凱 大きな結晶粒組織を有しかつ酸化物被覆ポリシリコンの
急勾配の階段部を横切って広がる8000人のAlのA
j! (Si >薄膜で被覆されたつ工−ハに対し、好
適な比率のBCJa/CCρ4102混合ガスを好適な
4 Q SCCmのガス流用で用いて反応性イオンエツ
チングを施した。第6図はエツチング工程および40%
オーバエツチング工程の両方に対しB CIt 3/ 
C; CI < / 02混合ガスを用いて処理された
ウェーハの走査形電子顕微鏡写真(倍率9750X)で
あって、急勾配の側壁からAI(Si )が完全には除
去されておらずかつAp(Si )の集塊も残留してい
る状態を示している。
Xl」L−り 実施例6において使用したものと同じ加工履歴を有する
ウェーハに対し、同様なエツチングを施した。ただしこ
の場合には、分光分析による終点が検出された際にCC
j’aの流れを遮断し、それによって40%オーバエツ
チング工程に対し94(容量)%のBCJ3および6(
容量)%の02から成る混合ガスを32 secmのガ
ス流量で使用した。第7図は本実施例の処理の完了後に
得られたウェーハの走査形電子顕微鏡写真(倍率975
0X)であって、急勾配の側壁からの完全な材料除去お
よび集塊の消失を示している。
なお、上記の実施例は本発明の原理を単に例示するもの
に過ぎないことを理解すべきである。本発明の原理に従
えば、本発明の精神および範囲から逸脱することなく、
数多くの変形実施例が可能となることは当業者にとって
自明であろう。
【図面の簡単な説明】
第1図はガス流量4 Q 5CiO1および圧力フ0m
torrの一定条件下で得られる75%BCJ3/20
%CCf1a15%02混合ガス中においてのA1(s
i)、ホトレジストおよび二酸化シリコンのエツチング
速度に対する電力の効果を示すグラフ、第2図はガス流
量40 sccmおよび電力300Wの一定条件下で得
られる75%BC1’s /20%CC1’415%0
2混合ガス中においてのAl1 (Sl)、ホトレジス
トおよび二酸化シリコンの1ツチング速度に対する圧力
の効果を示すグラフ、第3図は75%BCj23/20
%CGi!a15%02プラズマを用いて本発明方法に
よるエツチングを施した酸化物被覆゛ポリシリコン階段
部上のAJ (Si )パターンの走査形電子顕微鏡写
真(倍率7500X)を示す図、第4図はガス流量4 
Q 300111.圧力フ 0111tOrrおよび電
力300W(0,25W/ca+2>の条件下でA/ 
(Si )のエツチングを行う際における75%BCl
3/20cci1a15%02混合ガスの発光スペクト
ルを示すグラフ、第5図はガス流140 secm、圧
力フ0 mtorrおよび電力300Wの条件下で75
%BCJa/、20%CCj!n15%02混合ガスを
用いて本発明方法を繰返し実施することにより直径3イ
ンチのSiO2ウェーハ上にAl1 (Si )パター
ンを形成する際における396nl(AJ)発光線の強
度一時間特性を示すグラフ、第6図はエツチング工程お
よび40%オーバエツチング工程の両方に75%BCf
3/20%CCl415%O2混合ガスを用いたことに
よって集塊が完全には除去されていない状態を示す酸化
物被覆ポリシリコン階段部上のAI!(Si )パター
ンの走査形電子顕微鏡写真(倍率9750X)を示す図
、そして第7図は本発明方法に従ってエツチング工程に
75%BCl3/20%C1’415%混合ガスを用い
かつ40%オーバエツチング工程に94%BCl3/6
%02混合ガスを用いたことによって集塊が残留してい
ない状態を示す酸化物被覆ポリシリコン階段部上の−/
11(Si’)パターンの走査形電子顕微鏡写真(倍率
9750X)を示す図である。 図中、10はAp (s+ >パターン、12はS!0
2基板、そして14は酸化物被覆ポリシリコンの線を表
わす。 特許出願人 ゼネラル・エレクトリック・カンバニイ代理人 (76
30) 生 沼 徳 二fうj凡l 電力〜ノ ′ ETジ2 屓力 (mtopr) F万態4 嫌 擬 /nm1 j巧7月5 吋rJ1 手続ネ甫正書(方式) 1、事件の表示 昭和59年特許願第038928号 2、発明の名称 アルミニウムおよびアルミニウム合金の反応性イオンエ
ツチング法並びにそのための混合ガス 3、補正をする者 事件との関係 出願人 住 所 アメリカ合衆国、12305、ニューヨーク州
、スケネクタデイ、リバーロード、1番 名 称 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ代表者
 サムソン・ヘルツゴツト 4、代理人 住 所 101東京都港区赤坂1丁目14番14号第3
5興和ビル 4階 日本ゼネラル・エレクトリック株式会社・極東特許部内
電話(588)5200−5207 6、補正の対象 (1)明細書の 5 −″ ゛図 面の簡単な説明の欄 (2)図面の全図 (4)明細書第38頁第7行に記載の「示す図」を「描
写した略図」に訂正覆る。 (5)明細書第39頁第4行に記載の「示す図」を1描
写した略図」に訂正する。 (6)明細書第39頁第11行に記載の「示す図」を1
描写した略図」に訂正する。 紙 (7)別Iの通り第1乃至7図の図面の浄書(内容に変
更なし)を提出する。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.2〜6(容量)%の酸素、15〜25(容量)%の
    四塩化炭素および残部の三塩化ホウ素から成ることを特
    徴とするアルミニウムおよびアルミニウム合金の反応性
    イオンエツチング用の混合ガス。
  2. 2.75(容量)%の三塩化ホウ素、20(容量)%の
    四塩化炭素および5(容量)%の酸素から成る特許請求
    の範囲第1項記載の混合ガス。 3、三塩化ホウ素、四塩化炭素および酸素から成る混合
    ガスからイオンを含む反応種を生成させ、次いでマスク
    を設りたアルミニウムまたはアルミニウム合金の薄膜に
    前記イオンを含む反応種を用いた方向性エツチングを施
    して前記薄膜の被覆されていない部分を選択的に除去す
    ることにより、残留する被覆されたアルミニウムまたは
    アルミニウム合金の薄膜から成る所定のパターンを形成
    づ−ることを特徴とJる、マスクを設けたアルミニウム
    またはアルミニウム合金の薄膜中に所定のパターンを形
    成するだめの反応性イオンエツチング法。 4、前記混合ガスが2〜6(容量)%の酸素、15〜2
    5(容量)%の四塩化炭素および残部の三塩化ホウ素か
    ら成る特許請求の範囲第3項記載の反応性イオンエツチ
    ング法。 5、前記混合ガスが75(容量)%の三塩化ホウ素、2
    0(容量)%の四塩化炭素および5(容量)%の酸素か
    ら成る特許請求の範囲第4項記載の反応性イオンエツチ
    ング法。 6、三塩化ホウ素、四塩化炭素および酸素から成る第1
    の混合ガスから第1のイオンを含む反応種を生成させ、
    次いでマスクを設けたアルミニウムまたはアルミニウム
    合金の薄膜に前記第1のイオンを含む反応種を用いた方
    向性エツチングを所定のエツチング時間にわたり施して
    前記薄膜の被覆されていない部分を選択的に除去するこ
    とによリ、残留する被覆されたアルミニウムまたはアル
    ミニウム合金の薄膜から成る所定のパターンを形成し、
    その後、三塩化ホウ素および酸素か、ら成る第2の混合
    ガスから第2のイオンを含む反応種を生成させ、次いで
    前記エツチング時間の20〜50%に相当するオーバエ
    ツチング時間にわ1=り前記パターンを前記第2のイオ
    ンを含む反応種に暴露することを特徴とする、マスクを
    設けたアルミニウムまたはアルミニウム合金の薄膜中に
    所定のパターンを形成するための反応性イオンエツチン
    グ法。 7、前記第1の混合ガスが2〜6(容(6))%の酸素
    、15〜25(容量)%の四塩化炭素および残部の三塩
    化ホウ素から成る特許請求の範囲第6項記載の反応性イ
    オンエツチング法。 8、前記第1の混合ガスが75(容量)%の三塩化ホウ
    素、20(容量〉%の四塩化炭素および5(容量)%の
    酸素から成る特許請求の範囲第7項記載の反応性イオン
    エツチング法。 9、前記第2の混合ガスが2〜6(容量)%の酸素およ
    び残部の三塩化ホウ素から成る特許請求の範囲第6項記
    載の反応性イオンエツチング法。 10、前記第2の混合ガスが94(容量)%の三塩化ホ
    ウ素および6(容量)%の酸素から成る特許請求の範囲
    第9項記載の反応性イオンエツチング法。 11、(a)パターン形成を施すべきアルミニウムまた
    はアルミニウム合金の薄膜を基板上に形成し、(b)前
    記薄膜上にレジスト層を設置し、(C)前記レジスト層
    にパターン形成を施すことにより、前記レジスト層中に
    図形を形成してその直下の前記薄膜の1つ以上の区域を
    露出させ、次いで(d)パターン形成済みの前記レジス
    ト層をマスクとして使用しながら、反応室内において三
    塩化ホウ素、四塩化炭素および酸素から成る混合ガスか
    ら生成されたイオンを含む反応種を用いた方向性エツチ
    ングを前記薄膜の露出区域に施して前記薄膜の前記露出
    区域を選択的に除去することにより、前記薄膜の残留し
    た非露出区域から成る所定のパターンを形成する諸工程
    を含むことを特徴とする、アルミニウムまたはアルミニ
    ウム合金の薄膜中に所定のパターンを形成するだめの反
    応性イオンエツチング法。 12、パターン形成を施すべぎ前記薄膜を表面上に有す
    る前記基板が前記反応室内の陰極上に配置される場合に
    おいて、前記方向性エツチング工程が(1)2〜6(容
    量)%の酸素、15〜25(容量)%の四塩化炭素およ
    び残部の三塩化ホウ素から成る前記混合ガスを約30〜
    5 Q sccmの流量で前記反応室内に導入し、(2
    )前記反応室内に約60〜80 mtorrの圧力を設
    定し、次いで(3)高周波発振器を用いて前記陰極を駆
    動することにより、前記簿膜および前記レジスト層の設
    置された前記基板の表面に約0.25W/cm2の電力
    密度を設定することから成る特許請求の範囲第11項記
    載の反応性イオンエツチング法。 13、前記流量が約4 Q sccmである特許請求の
    範囲第12項記載の反応性イオンエツチング法。 14、前記混合ガスが75(容量)%の三塩化ホウ素、
    20(容量)%の四塩化炭素および5(容量)%の酸素
    から成る特許請求の範囲第12項記載の反応性イオンエ
    ツチング法。 15、前記圧力が約7 Q l1ltOrrである特許
    ′[請求の範囲第12項記載の反応性イオン1ツチング
    法。 16、前記高周波発振器が約13.56MHzの周波数
    で動作する特許請求の範囲第12項記載の反応性イオン
    エツチング法。 17、(a)パターン形成を施すべきアルミニウムまた
    はアルミニウム合金の薄膜を基板上に形成し、(b)前
    記薄膜上にレジスト層を設置し、(C)前記レジスト層
    にパターン形成を施Jことにより、前記レジスト層中に
    図形を形成しCその下方の前記薄膜の1つ以上の区域を
    露出させ、(d )パターン形成済みの前記レジスト層
    をマスクとして使用しながら、反応室内において三塩化
    ホウ素、四塩化炭素および酸素から成る第1の混合ガス
    から生成された第1のイオンを含む反応種を用いた方向
    性エツチングを所定のエツチング時間にわたり前記薄膜
    の露出区域に施して前記薄膜の前記露出区域を選択的に
    除去するごとにより、前記薄膜の残留した非露出区域か
    ら成る所定のパターンを形成し、(e )前記工程(d
     )による前記所定のパターンの形成の終点を検出し、
    次いで([)三塩化ホウ素iJ3よび酸素から成る第2
    の混合ガスから第2のイオンを含む反応種を生成させ、
    そして前記エツチング時間の20〜50%に相当するオ
    ーバエツチング時間にわたり前記パターンを前記第2の
    イオンを含む反応種に暴露する諸工程を含むことを特徴
    とする。、アルミニウムまたはアルミニウム合金の薄膜
    中に所定のパターンを形成するための反応性イオンエツ
    チング法。 18、パターン形成を施すべき前記薄膜を表面上に有す
    る前記基板が前記反応室内の陰極上に配置される場合に
    おいて、前記方向性エツチング工程が(1)2〜6(容
    量)%の酸素、15〜25(容量)%の四塩化炭素およ
    び残部の三塩化ホウ素から成る前記第1の混合ガスを約
    30〜50SCCI11の流量で前記反応室内に導入し
    、(2)前記反応室内に約60〜801orrの圧力を
    設定し、次いで(3)高周波発振器を用いて前記陰極を
    駆動することにより、前記薄膜および前記レジスト層の
    設置された前記基板の表面に約0.25W/CTl12
    の電力密度を設定することから成り、しかも前記工程(
    f)が前記四塩化炭素の流れを遮断して、三塩化ホウ素
    および酸素から成る前記第2の混合ガスを約22〜42
     secmの流量で導入することによって達成される特
    許請求の範囲第17項記載の反応性イオンエツチング法
    。 19、前記第1の混合ガスの流量が約4 Q SCCm
    でありかつ前記第2の混合ガスの流量が約32SCci
    である特許請求の範囲第18項記載の反応性イオンエツ
    チング法。 20、前記第1の混合ガスが75(容量)%の三塩化ホ
    ウ素、20(容量)%の四塩化炭素および5(容量)%
    の酸素から成る特許請求の範囲第18項記載の反応性イ
    オンエツチング法。 21、前記第2の混合ガスが94(容量)%の三塩化ホ
    ウ素および6(容量)%の酸素から成る特許請求の範囲
    第18項記載の反応性イオンエツチング法。 22、前記圧力が約7 Q IRtOrrである特許請
    求の範囲第18項記載の反応性イオンエツチング法。 23、前記高周波発振器が約13.56MHzの周波数
    で動作する特許請求の範囲第18vA記載の反応性イオ
    ンエツチング法。
JP59038928A 1983-03-03 1984-03-02 アルミニウムおよびアルミニウム合金の反応性イオンエッチング法 Granted JPS60105235A (ja)

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