JPS60104163A - 弗素系導電性塗料 - Google Patents

弗素系導電性塗料

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JPS60104163A
JPS60104163A JP21173583A JP21173583A JPS60104163A JP S60104163 A JPS60104163 A JP S60104163A JP 21173583 A JP21173583 A JP 21173583A JP 21173583 A JP21173583 A JP 21173583A JP S60104163 A JPS60104163 A JP S60104163A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluorine
electrically conductive
paint
conductive powder
carbon
Prior art date
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Pending
Application number
JP21173583A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Hibino
豊 日比野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は例えば点火ケーブル用抵抗線あるいは向」熱電
線用の内部及び外部半導電性層に用いる導電性塗料に関
するものである。
(従来技術とその問題点) 従来から車両用の点火ケーブルに用いられる、柔軟な心
電性被覆材料としては、シリコーンエラストマーや弗化
エラストマー等にカーボン、グラファイト、銀粉等の導
電性粒子を添加し、さらに流動性調整剤として無水珪酸
、微粒子粘」二、及び硅酸塩等を添加して混線した心電
性被覆4A料が用いられている。
混練方法としては、上記エラストマーをメチルエチルケ
トン、アセトン、他のケトン系溶剤、ジメチルホルムア
ミド等の有機溶媒で溶解し、その後導電性粒子、流動調
整剤を添加した後塗料及びワニス混練機ツレば三本ロー
ル、サンドミル、スパーミル、ハイスピードディスクイ
ンペラー、ジェットミル、ボールミル等で分散混練して
いた。
得られた導電性塗料は、導電性粒子の含有量に応じて低
抵抗の塗膜を得ることも出来たが、最大の問題は抵抗値
が安定しないことであった。
混練機が変われば同一配合においても塗膜抵抗値が変化
するばかりでなく、貯蔵条件や塗膜の焼付は温度、時間
、熱老化の影響等によって塗膜抵抗が数十パーセントか
ら数百パーセントも変化した。
この原因は弗化エラストマーとカーボン、グラファイト
粒子のなじみすなわち分散性によるものと考えられ、そ
の改良が望まれた。
(発明の1111成) 本発明は弗素ゴム又は弗素樹脂と導電性粉末から成る塗
料において貯蔵安定性、加工安定性、熱老化による安定
性を得るため、分散剤及び導電性粉末の種類と量に関し
て種々検討した結果、優れた塗膜抵抗の安定性を示す配
合系を提供する。
本発明は弗素ゴム又は弗素樹脂への導電性粒子分散剤と
して、アルミニウム、チタニウム、シリカ等の金属系カ
ップリング剤を配合し且つカーボンとグラファイトを併
用することにより、著しく貯蔵安定性、加工安定性、熱
老化安定性を向上させたものである。
塗料の顔料分散剤としては植物油系の界面活性剤、陰イ
オン、陽イオン、非イオン系の合成界面活性剤等が一般
に用いられているが、本発明のような非極性樹脂である
弗素系樹脂と表面活性の高いカーボン粉の場合には、」
1記の界面活性剤を用いると、初期は分散性に殴れてい
るが、塗料を長期間保存したり、塗膜を加熱老化したり
すると抵抗値が増大することが判った。
この解決策としてアルミニウムカップリング剤としてア
ルキルアセトアセテート・アルミニウムジイソプロプレ
ートやシランカップリング剤としてイソプロピルトリイ
ソステアロイルチクネート。
イソプロピルトリドデシルベンゼン・スルホニルチタネ
ート、テトラオクチルビス(ジトリデシルホスファイト
)チクネート、テトラ(2,2ジアリルオキシメチル−
1−ブチル)ビス(ジ−トリデシル)ホスファイトチタ
ネート、ビス(ジオクチルパイロホスフェート)オキシ
ア七テートチクネート等やシランカップリング剤として
ビニルトリエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピル
トリメトキシシラン、r−メタアクリロキシプロピルト
リメトキシシラン、N−β(アミノエチル)γ−アミノ
プロビルトリメトキシシラン、N−1(アミノエチル)
γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、と−アミ
ノプロピルトリエトキシシアン 2種以上塗料中に添加することにより安定性が大+1J
に改籐されることを見出した。これらilffi属系カ
ップリング剤の添加11には、弗素ゴム又は弗素樹脂と
導電性粉末の固形分量に対して0.1〜5重量%が好ま
しい。0.1重量%以下では抵抗の安定性に欠け、5重
M%以上では塗膜耐熱性が劣るためである。弗素ゴム又
は弗素樹脂としては6弗化プロピレン−弗化ビニリデン
共重合体、4,弗化エチレン−〇弗化プロピレン共重合
体、2弗化エチレン−〇弗化プロピレン共重合体、2弗
化エチレン−4。
弗化エチレン共重合体、2弗化エチレン−4・弗化ピ エチレン−6弗化ブロゴレン共重合体、2弗化エチレン
−アクリル酸共重合体等の2元もしくは3元共重合体を
用いることが出来る。また導電性粉末としてはチャンネ
ルカーボン、サーマルカーボン、アセチレンカーボン、
ファーネスカーボン等のカーボン粉と天然黒鉛、人造黒
鉛等のグラファイト粉を用いることが出来7るが、好ま
しくは両者を70〜30:30〜70 重量%の割合で
混合した導電性粉末が好ましい。
その理由はカーボン粉末の一次粒子径は数十ミリミクロ
ンであり、グラファイト粉末は数ミクロンであるため、
どちらか単独であると分11を後に一次粒子の凝集が起
き易く抵抗安定性に欠けるためである。このためカーボ
ンとグラファイトの混合比を70:30〜30 ニア0
 にすることにより貯蔵安定性、加工安定性に優れる。
カーボンが20重量%未満では同一固形分量の場合導電
性が悪くなり且つ熱安定性に欠ける。またグラファイト
が20重量%未満では、同一固形分−hlの場合塗料粘
度が高く貯蔵安定11.、加工安定性に欠ける。
これら弗素ゴム又は弗素樹脂と導電性粉末との混合比は
90〜40:10〜60 重社%であることが望ましい
。その理由は弗素ゴム又は弗素樹脂が93iijk%こ
える場合は導電11が充分得られず本用途には適さず、
・1・0重量%未満では塗料粘度の」ユ昇及び塗膜の機
械的物性が太11」に低下するため好ましくない。
以上の結果から弗素ゴム又は弗素樹脂から成る導電性塗
料としては弗素樹脂:導1[性粉末の混合比は90〜4
.0:10〜60 が良く、その導電性粉末はカーボン
:グラファイトの混合比が70〜30:30〜70が良
く、さらに導電性粉末の分散剤として金属系カップリン
グ剤を0.5〜5重量%添加するのが最も好ましいこと
が判った。
このような配合物の混線方法は従来の混練法(ゴム又は
樹脂を溶媒で溶解後導電粉末を分散する方法)を採用す
ることも可能であり、ゴム又は樹脂と心電粉末を2本ロ
ール又はバンバリーミキサ−で混練後溶媒で溶解して塗
料化することもi′iJ能である。溶媒はメヂルエチル
ケトン、アセトン等のケトン系溶剤を用い固形分濃度を
10〜4.0重代〆 量%にしたものが安定性、作業性に優れてる。
(実施例) 第1表に本発明の配合割合と特性を示す。また従来の弗
素系導電塗料の特性も比較した。この結果樹脂及び固形
分濃度(含有量)を15WL%に一定にした時、その塗
料粘度は300〜ZUUOcp位であり塗布作業性の良
い塗料であることが判る。また30℃で30日間保存し
ておいても塗料粘度の変化は少なく顔粉分散が安定して
いることが判った。その塗料をガラス板に30μ厚さに
塗布し、乾燥後の塗膜固有抵抗は103〜l U”−’
Ωづと低抵抗塗膜が得られ、これらは30’G 301
J間保存後の塗料についても同様の抵抗が得られた。
またガラス板に塗布した塗膜を200’Gで加熱老化し
て塗膜抵抗を測定した結果10時間老化後でも変化は少
なくその変化率は20%以下であった。
これに対して比較例ではカーボンのみの配合系では塗料
粘度が高く、且つ経時変化が非常に大きい。
グラファイトのみでは塗膜抵抗が高く貯蔵安定性が悪い
ことが判る。さらに熱老化性試験における抵抗変化率は
1 (100%以上あり実用上問題があることが判る。
(発明の効果) 以上の結果から判るように本発明の弗素系導電性塗料は
、従来にない貯蔵安定性、加工安定性、熱老化安定性に
優れていることから車両用の点火ケーブルに用いる導電
性被覆倒斜としであるいは耐熱電線の内部及び外部半導
電層として有用であり本発明の優位性を証明する。
手 続 補 正 書(方式) 1、事件の表示 昭和58年特許願第211735号 2 発明の名称 す13素糸導電性塗料 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 大阪市東区北浜5丁目15番地名 称(213
)住友電気二[業株式会社社 長 川 上 哲 部 4、代理人 住 所 大阪市此花区島屋1丁目1番3号住友電気工業
株式会社内 5、補正金貨の1−1付 昭和59年2月28日 、 1、1・ 6、補正の対象 明細書中発明の詳細な説明の欄 7、補正の内容 明細書第9頁第1表に別紙の通り4・号活字を用いてタ
イプしたものに訂正します。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)弗素ゴム又は弗素樹脂と導電性粉末から成る塗料
    において、アルミニウム、チクニウム、シリカ等の金属
    系カップリング剤を0.1〜5重量%含有することを特
    徴とする弗素系導電性塗料。
  2. (2)弗素ゴム又は樹脂が2弗化、4弗化もしくは6弗
    化から成る2元もしくは3元共重合体である特許請求の
    範囲第1項記載の弗素系導電性塗料。
  3. (3)弗素ゴム又は弗素樹脂と導電性粉末の混合比が9
    0〜+o:1’o〜60 重量%である特許請求の範囲
    第1項記載の弗素系導電性塗料。
  4. (4)導電性粉末がカーボンとグラファイトの混合物で
    ある特許請求の範囲第1項又は第3項記載の弗素系導電
    性塗料。
  5. (5)カーボンとグラファイトの混合比が70〜3゜:
    30〜70重量%である特許請求の範囲第4項記載の弗
    素系導電性塗料。
JP21173583A 1983-11-10 1983-11-10 弗素系導電性塗料 Pending JPS60104163A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04245109A (ja) * 1991-01-31 1992-09-01 Shin Etsu Chem Co Ltd 異方性導電膜用組成物
JPH06506970A (ja) * 1991-04-04 1994-08-04 ダブリュ.エル.ゴア アンド アソシエイツ,インコーポレイティド 導電性ガスケット材料

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04245109A (ja) * 1991-01-31 1992-09-01 Shin Etsu Chem Co Ltd 異方性導電膜用組成物
JPH06506970A (ja) * 1991-04-04 1994-08-04 ダブリュ.エル.ゴア アンド アソシエイツ,インコーポレイティド 導電性ガスケット材料

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