JPH02151646A - プラスチゾル組成物 - Google Patents

プラスチゾル組成物

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JPH02151646A
JPH02151646A JP30615288A JP30615288A JPH02151646A JP H02151646 A JPH02151646 A JP H02151646A JP 30615288 A JP30615288 A JP 30615288A JP 30615288 A JP30615288 A JP 30615288A JP H02151646 A JPH02151646 A JP H02151646A
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JP
Japan
Prior art keywords
pvc
parts
weight
pts
plastisol composition
Prior art date
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Pending
Application number
JP30615288A
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English (en)
Inventor
Kunihiko Ishimaru
石丸 邦彦
Hiroshi Yoshida
廣 吉田
Shunichi Asaumi
浅海 俊一
Katsuo Takemoto
武本 勝雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tosoh Corp
Original Assignee
Tosoh Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は導電性ポリ塩化ビニル系プラスチゾル組成物に
関する。
(従来の技術及び発明が解決しようとする課題)ポリ塩
化ビニル系樹脂(以下PVC系樹脂と言う)は、一般に
1011Ω・cm以上の高抵抗を有し容易に帯電するた
め種々の静電気による障害の原因となる。従って、この
PVC系樹脂組成物に導電性を付与し、帯1iを防止す
ることが望ましい。
従来、導電性PVC系プラスチゾル組成物は、PvC系
樹脂にカーボンブラック、金属粉、炭素繊維、チタン酸
アルカリ金属等を配合して得られることが知られている
が、一般にカーボンブラックを配合する場合が多い。カ
ーボンブラックを配合した場合、その配合量が少量であ
れば、導電性が付与されないか、付与されたとしても、
導電性が不均一になり、優れた導電性を有するPVC系
プラスチゾル組成物を得るためには、相当多量のカーボ
ンブラックを配合する必要がある。ところがカーボンブ
ラックの配合量を増せば、PVC系プラスチゾル組成物
の流動性が低下し、その加工性が著しく低下すると言う
欠点があった。
(課題を解決するための手段) 上記のような現状に鑑み、本発明者らは、鋭意検討を重
ねた結果、ある種のグラファイト粒子を使用することに
より、導電性に優れた、しかも加工性の良好なPvC系
プラスチゾル組成物となることを見いだし本発明を完成
するに至った。
即ち本発明は、ペースト加工用ポリ塩化ビニル系樹脂1
00重量部に対し、増量用ポリ塩化ビニル樹脂50〜1
50重量部、可塑剤100〜200重量部、及び、グラ
ファイト粒子60〜20Offim部からなる導電性ポ
リ塩化ビニル系プラスチゾル組成物に関する。
以下、本発明の詳細な説明する。
ペースト加工用PvC系樹脂としては、塩化ビニル単独
または、塩化ビニルとそれに共重合可能なコモノマーの
混合物を、微細懸濁重合法、乳化重合法等の通常の重合
法によって製造したものが特に限定なく使用できる。
塩化ビニルに共重合可能なコモノマーとしては、例えば
、酢酸ビニル等のビニルエステル類、アクリル酸メチル
等のアクリル酸エステル類、メタクリル酸メチル等のメ
タクリル酸エステル類、マレイン酸ジブチル等のマレイ
ン酸エステル類、フマル酸ジブチル等のフマル酸エステ
ル類、ビニルエチルエーテル等のビニルエーテル類、ア
クリロニトリル等のシアン化ビニル類、エチレン等のα
−オレフィン類、塩化ビニリデン等のハロゲン化ビニル
類、臭化ビニル等のハロゲン化ビニル類等が挙げられる
なお、ペースト加工用PvC系樹脂とは、常温における
可塑剤との混合状態がペースト状のゾルとなるpvc系
樹脂をいう。
増量用ポリ塩化ビニル樹脂としては、塩化ビニルを懸濁
重合法、塊状重合法等の通常の重合法によって重合した
ものが使用されるが、樹脂の粒径が100μm以下のも
のが好ましい。
粒径が100μmを越えるものでは導電性、ゾルの安定
性、加工性とも不良となるため100μm以下のものが
好ましい。
増量用PvC樹脂の添加量はペースト加工用pvc系樹
脂100重量部に対し50〜150重量部である。50
重量部未満では、グラファイト粒子添加時の導電性が不
良となり、150重量部を越えた場合ゾルの安定性及び
加工性が低下し好ましくない。
可塑剤としては、例えば、フタル酸ジ−2−エチルヘキ
シル等のフタル酸系可塑剤、トリメリット酸トリー2−
エチルヘキシル等のトリメリット酸系可塑剤、アジピン
酸ジ−2−エチルヘキシル等の脂肪酸エステル系可塑剤
、エポキシ化大豆油等のエポキシ系可塑剤、リン酸トリ
クレジル等のリン酸エステル系可塑剤、等々通常のペー
スト加工に使用される可塑剤が特に限定なく使用できる
可塑剤の添加量はペースト加工用PVC系樹脂100重
量部に対し100〜20OtlI量部である。
100重量部未満および200重量部を越えた場合、加
工性が低下し好ましくない。
本発明で使用されるグラファイト粒子は、フタル酸ジ−
2−エチルヘキシル(以下DOPと言う)吸収量が、1
00Ill13/100g以下、粒径が、20〜80B
mのものが好ましい。
DOP吸収量が、100mm3/100gを越えたもの
では加工性が低下し好ましくない。
粒径が20μm未満のものでは充分な導電性を得ること
ができず、80μmを越えたものでは加工性が低下する
ため、20〜80μmのものが好ましい。
この様なグラファイト粒子は石油コークスをグラファイ
ト化してパイログラファイトや黒鉛電極等を製造する場
合の中間物を粉砕することによって得られる。
石油コークスは、ピッチを結合剤として加え、押し出し
、または圧延後、揮発分を除去し、2600〜3000
℃の電気炉で加熱することによってグラファイト化する
グラファイト粒子の添加量はペースト加工用ボIJ P
 V C系樹脂100ffi!部に対し60〜200重
量部である。
60!Tfm部未満では良好な導電性は得られず、20
Offi量部を越えた場合、導電性は良好であるが、加
工性が低下し好ましくない。
また、このグラファイト粒子を配合して得られたPvC
系プラスチゾル組成物は、通常の導電性付与に使用され
るカーボンブラックやチタン酸金属等を配合して得られ
たPvC系プラスチゾル組成物に比べ、流動性低下の少
ないことがわかった。
このため、このグラファイト粒子はPVC系プラスチゾ
ル組成物中に多量に配合することが可能で、良好な導電
性と加工性を同時に実現できる。
本発明のPVC系プラスチゾル組成物を得るためのプラ
スチゾル調整には、通常のPVCペースト加工に使用さ
れるプラスチゾル調整法が、特に制限なく、すべて使用
でき、PVC系樹脂粉末を可塑剤、本発明で使用される
グラファイト粒子、及び必要に応じて、充填剤、安定剤
、顔料等と共にデイスパーミキサー、プラネタリ−ミキ
サー等を使用して混合、分散させることにより、本発明
のPVC系プラスチゾル組成物を得ることができる。
このPVC系プラスチゾル組成物は、粘調であるが流動
性があり、150〜180℃で加熱することにより、容
易にゲル化し、注型、コーティング等の通常のペースト
加工法によって成形や被覆成形等に使用することができ
る。
(実施例) 次に、本発明を実施例によって具体的に説明するが、本
発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1 ペースト加工用PvC系樹脂(東ソー(株)製、商品名
「リューロンペースト750J ) 50fflfu部
、粒径100μm以下の増量用PvC樹脂(Wacke
r社製、商品名rC−57MJ )50ffl量部、D
OP70重量部、とDOP吸収量50mm3/100g
、粒径50μmのグラファイト粒子30蚤量部を配合し
、デイスパーミキサーを使用して撹拌混合し、目的のP
vC系プラスチゾル組成物を得た。
これらのPvC系プラスチゾル組成物を、厚さ1mmの
シートに成形し、160℃で5分間加熱してゲル化させ
、ゲル化シートを得た。このシートを一辺100mmの
正方形に切り出し、超絶縁抵抗計TR−8601(アト
パンテスト製)を使用して体積固有抵抗を測定した。ま
た、これらのPVC系プラスチゾル組成物を温度23℃
、湿度60%の恒温室中に2時間放置後、BM型回転粘
度計(東京計器製)を使用して粘度を測定した。
実施例2 グラフアイi・粒子の添加量を50重量部とした他は、
すべて実施例1と同様に行った。
実施例3 ペースト加工用PVC系樹脂(東ソー(株)製、商品名
「リューロンペースト750J)50ffi量部、粒径
100μm以下の増量用PvC樹脂(Wacker社製
、商品名rC−57MJ)50重量部、DOP70重量
部、及びDOP吸収量50關3/100g、平均粒径2
0μmのグラファイト粒子を実施例2に従ってプラスチ
ゾル組成物に調整し体積固有抵抗と粘度を測定した。
実施例4 グラファイト粒子の平均粒径が80μmのものを使用し
た他は、すべて実施例3と同様に行った。
比較例1 ペースト加工用PvC系樹脂(東ソー(株)製、商品名
「リューロンペースト750J ) 50mft部、粒
径100μm以下の増量用PVC樹脂(Wacker社
製、商品名rC−57MJ)50Ifltk部、DOP
7Offl量部を実施例に従ってプラスチゾル組成物に
調整し体積固を抵抗と粘度を測定した。
比較例2 ペースト加工用PVC系樹脂(東ソー(株)製、商品名
「リューロンペースト750J)50重量部、粒径10
0μm以下の増量用PVC樹脂(Wacker社製、商
品名rC−57MJ)50重量部、DOP70重量部、
サーマルカーボン10重量部を実施例に従ってプラスチ
ゾル組成物に調整し体積固有抵抗と粘度を測定した。
比較例3 ペースト加工用PVC系樹脂(東ソー(株)製、商品名
「リューロンペースト750J)50重量部、粒径10
0μm以下の増量用PvC樹脂(Wacker社製、商
品名rC−57MJ)50重量部、DOP70重量部に
、チタン酸カリウム10ffi’量部を実施例に従って
プラスチゾル組成物に調整し体積固有抵抗と粘度を測定
した。
比較例4 チタン酸カリウムの添加量を30重量部とした他は、す
べて実施例1と同様に行った。
部、粒径100μm以下の増量用PVC樹脂(Wack
er社製、商品名rC−57MJ)50重量部、DOP
70重量部、及びDOP吸収量50mm3/100g、
平均粒径10μmのグラファイト粒子50重量部を実施
例に従ってプラスチゾル組成物に調整し体積固を抵抗と
粘度を測定した。
比較例6 グラファイト粒子の平均粒径が100μmのものを使用
した他はすべて比較例5と同様に行った。
第1表及び第2表に測定値をまとめて記した。
比較例5 ペースト加工用PvC系樹脂(東ソー(株)製、商品名
「リューロンペースト750J)50ffifH(発明
の効果) 本発明の導電性PvC系プラスチゾル組成物は、その導
電性付与剤として、グラファイト粒子を採用し、また増
量用PVC樹脂を配合したことによりPVC系プラスチ
ゾル組成物の流動性を低下さ、せることなしに多量の導
電性付与剤を添加でき、良好な導電性と加工性を同時に
実現できる。また、グラファイト粒子の添加量によって
得られるPvC系プラスチゾル組成物の導電性を制御で
き、その工業的価値は高い。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ペースト加工用ポリ塩化ビニル系樹脂100重量
    部に対し、増量用ポリ塩化ビニル樹脂50〜150重量
    部、可塑剤100〜 200重量部、及び、フタル酸ジ−2−エチルヘキシル
    吸収量が100m^3/100g以下、粒径が70〜8
    0μmのグラファイト粒子60〜200重量部からなる
    導電性ポリ塩化ビニル系プラスチゾル組成物。
JP30615288A 1988-12-05 1988-12-05 プラスチゾル組成物 Pending JPH02151646A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5143650A (en) * 1990-11-13 1992-09-01 Aster, Inc. Electrophoretic coatable sealant compositions comprising polyvinyl chloride and furnace carbon black
US5223106A (en) * 1990-11-13 1993-06-29 Aster, Inc. Method of using an electrophoretic coatable sealant composition in assembling automobile bodies
US5403873A (en) * 1992-02-18 1995-04-04 Nippon Zeon Co., Ltd. Plastisol for use in conductive molded article

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US5223106A (en) * 1990-11-13 1993-06-29 Aster, Inc. Method of using an electrophoretic coatable sealant composition in assembling automobile bodies
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