JPS60104035A - 3,5,6−トリカルボキシノルボルナン−2−酢酸およびその製造方法 - Google Patents

3,5,6−トリカルボキシノルボルナン−2−酢酸およびその製造方法

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JPS60104035A
JPS60104035A JP21060483A JP21060483A JPS60104035A JP S60104035 A JPS60104035 A JP S60104035A JP 21060483 A JP21060483 A JP 21060483A JP 21060483 A JP21060483 A JP 21060483A JP S60104035 A JPS60104035 A JP S60104035A
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acid
tricarboxynorbornane
acetic acid
tetracarboxylic acid
diester
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JP21060483A
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Hideo Suzuki
秀雄 鈴木
Kanji Otsuka
寛治 大塚
Masami Adachi
安達 雅已
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Nissan Chemical Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、構造式〔I〕で表わされる 3,5,6−トリカルボキシノルボルナン−2−酢酸(
以下テトラカルボン酸と略称する)及びその製造方法に
関するものである。
本発明の化合物は新規化合物であり、一般にこの系統の
テトラカルボン酸類は、耐熱性を目的としたポリイミド
樹脂、ポリ塩化ビニルの可塑剤、エポキシ樹脂の硬化剤
さらに水溶性ポリエステル等の原料として広汎な分野に
利用されている。
しかし、現在汎用されているピロメリット酸やベンゾフ
ェノンテトラカルボン酸等の芳香族系テトラカルボン酸
類は、融点が高く、溶媒への溶解性も悪く、さらに反応
性が高すぎる等の点で作業性に問題があった。又′、コ
スト的にも高価であって、これらを改善した新しいタイ
プのテトラカルボン酸が待望されていた。
本発明の化合物は9次のスキームで示される様に2つの
ルートで製造される脂環式テトラカルボン酸である。
又、安価なシンクロペンタシェフ (DC!PDJを出
角原料とした短い工程数で製造される経済的なテトラカ
ルボン酸である。さらに脂環式化合物の特性から融点の
低下、溶Wへの溶解性の向上9反応性の穏和化等の改善
【7た性能も1υ」待される。
本化合物の出発原料であるジエステルの製造法(特願昭
57−190429号)は本発明者らが見出したジシク
ロペンタジェンのジエステル化反応によって合成する。
(Rはアルキル。
ソクロアルキル、ベンゼン置換アルキルで内部にO,N
原子を含んでいても良い。) このジエステル化法は、塩化パラジウム−塩化銅及び又
は酸素の触媒系によるソツヵー型反応で常温常圧の温和
な条件でも容易に進行し。
収率も極めて高い方法である。
このジエステルからのテトラカルボン酸製造法には前述
の如く二つの方法がある。一つはジエステルの炭素、炭
素二重結合を酸fヒ開裂させてDBDCを得、続いてこ
のエステル基の加水分解を行いテトラカルボン酸を得込
ルートであり、もう一つはジエステルのエステル基の加
水分解を先に行いジカルボン酸を得、続いて炭素。
炭素二重結合を酸化開裂させてテトラカルボン酸を得る
ルートである。
これらの2つのルートにおけるエステル基の加水分解は
、いずれも通常の酸又はアルカリの存在下において容易
に進行する。酸を用いる場合は塩酸、硫酸等の水溶液、
アルカリを用いる場合は水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム等の水−アルコール溶液で行うことが好ましい。
次に炭素−炭素二重結合の酸化開裂法としては一般に硝
酸による方法〔工業化学雑誌第74巻697頁(197
1年)〕、過マンガン酸塩・・ゾ による方法〔ジャーナル・オシ・アメリカン・ケミカル
・ンサイヤティ(J、Am、 Ohem、 Soc )
第82巻6342貞(1960年)〕 金属触媒を用いた液相接触酸化法〔特開昭55−162
737号報〕、さらにオゾン酸化方法〔ジャーナル・オ
シ・ジ・アメリカン・ケミカ/L/−ソサイヤテイ(J
、 Am、 Ohem、 Soc l第81巻4276
頁(1959年)〕等が知られている。
本発明者らは、ジエステル及びジカルボン酸について、
これらの酸化開裂反応を種々検討した結果、硝酸や過マ
ンガン酸塩による方法では目的生成物が得られにくいが
、共酸化方法又はオゾン酸化法が高収率を与え、特にオ
ゾン酸化法が優れた結果を与えることを見出し7た。
オゾン酸化法について述べるとオゾン発生法は通常のオ
ゾン発生機を用いて、ボンベ入り酸素によって行うのが
好ましく、空気を用いる場合はオゾン死後窒素酸化物を
アルカリ洗浄などによる除去後乾燥して用いる必要があ
る。
溶媒としては炭化水素、ハロゲン化炭化水素。
エーテル、エステル等の不活性溶媒も用い得るが、異常
反応を起す恐れがある処からアルコール、カルボン酸等
のプロトン性の活性溶媒を用いるのが好ましい。
特に低温での反応が可能である処からアルコール類が好
ましく、具体的にはメタノール、エタノール、プロパツ
ール、ブタノール等がなかでも好結果を与える。
オゾン付加温度は、異常反応を抑制するために低温で行
うことが好ましく1%に一78℃付近が高選択性を与え
る。得られたオシニドの酸化分解は、主に酸素によって
行われるが、過酢酸、過ギ酸、過酸化水素などで行うこ
ともできる。
次に液相接触酸化法は、触媒および共酸化剤の存在下分
子状酸素含有ガスと接触させて行うものであるが純酸素
の他に窒素、アルゴン等の不活性ガスで希釈した酸素混
合ガスや空気を用いることもできる。ガスの供給は常圧
流通系でバブルして行う方法とオートクレーブを用いて
加圧下で行う方法との画法が使用できる。
触媒としてはルテニウム、オスミウム等の金属、又はこ
れらの化合物が欧州できる。しかしオスミウムは毒性の
点で災用的ではない。
ルテニウムとしては、金属ルテニウム、酸化ルテニウム
、ハロゲン化ルテニウム、水酸化ルテニウム、ルテニウ
ム錯体等を用いることができ具体的には三二酸化ルテニ
ウム、二酸化ルテニウム、四酸化ルテニウム、塩化ルテ
ニウム。
臭化ルテニウム、沃化ルテニウムsが好−vしい。
その使用量は原料ジエステル又はジカルボン酸1モルに
対しルテニウム金&1%算0.0001から001グラ
ム原子程度で十分である。
共酸化剤としてのアルデヒド又はケトンは脂肪族系、芳
香族系のいずれであっても差しつがえない。具体的には
、ホルムアルテヒド、パラホルムアルデヒド、アセトア
ルデヒド、バラアルデヒド、グリオキザール、プロピオ
ンアルデヒド、ベンズアルデヒド、トルアルデヒド、メ
チルエチルケトン、メチルイソブチルケトン。
ビアセチル、ブタ口ヘキザノン、メチルベンジルケトン
などを挙げることができる。これらの中で、脂肪族アル
デヒドが好ましく、特にアセトアルデヒドが経済的であ
り優れている。
これらのアルデヒド又はケトンの使用層、は。
原料ジエステル又はジカルボン酸1モルに対シ05から
100モル程度が好ましい。
本反応は溶媒を用いなくとも可能であるが。
通常は溶媒の存在下で行うのが好ましい。溶媒としては
反応に不活性な溶媒であれば広く使用することができ、
ハロゲン化炭化水素、脂肪族系並びに芳香族系炭化水素
、エステル、カルボン酸、エーテル、アルコール、ケト
ン等を挙げ\ることができる。
これらの溶媒の中ではアセトン、酢酸エチル。
酢酸、メタノール等を使用することが特に好ましい。
さらに反応温度は、0℃から200 ℃が好ましい。
オゾン酸化法、液相弗酸化法によって得られた酸化開裂
生成物より原料がジエステルの場合は前述した様なエス
テル基の加水分解を経由して又、原料がジカルボン酸の
場合は、そのまま目的とするテトラカルボン酸が得られ
る。
テトラカルボン酸の精製は0次の方法で行うことができ
る。
テトラカルボン酸は減圧上加熱脱水することによって、
構造式[’lV)で示される3、 5.6− トIJカ
ルボキ7ノルボルナンー2−酢酸−5,6−無水物(モ
ノ無水物と略称する)に変換する。
この反応物を酢酸エチルで再結晶することにより、モノ
無水物の結晶が得られる。
続いて、このモノ無水物の純品を酸の存在下又は不存在
下水和させることによりテトラカルボン酸の純品が得ら
れた。
モノ無水物の水和は酸を存在させる場合は1モルのモノ
無水物に対し塩酸、硝酸等の酸を1モル以上の水に微量
添加して反応させることにより、短時間で反応が完結す
る。酸が存在しない場合でも70〜80℃で反応させる
ことにより容易に水和させるごとができる。
反応終了後、過剰の水及び酸を除去することにより純白
のテトラカルボン酸が得うれた、以下、実施例によって
本発明を史に詳細に説明するが本発明はこれらによって
何ら制限されるものではない。
参考例1 ジメチルエステル(加圧下)の合成内容積1
00 meのハステロイ製オートクレーブにジシクロペ
ンタジェン+DCFD)3.95f t 50 mmo
ffl)、塩化パラジウム0.267 f tl、 5
 mmoA ) 、無水塩化第二銅(純度95%)10
4f (73mmo))、メタノール242を仕込み。
−酸化炭素で35KP/ai−aまで加圧した後、室温
(25℃)で攪拌を開始した。−酸化炭素の吸収がただ
ちに始まり15分後に5 KP / cni −Gで吸
収が停止した。反応は発熱反応でオートクレーブは最高
温度48℃にまで達した。
反応を開始してから30分で攪拌を停止し、。
室温に戻してから一酸化炭素を除き1反応物をとり出し
た。
反応物より溶媒を除去した後、n−ヘキサンにより抽出
を行った。このn−へキサン溶液をガスクロマトグラフ
で分析の結果1w、科のシンクロペンタジェンは残余せ
ず、生成物としてほぼモノビークが検出された。
そこで0本反応を全く同様に5回繰り返し。
反応5回分のn−ヘキサン溶液を濃縮シ7.さらに減圧
蒸留によって140−145℃/ 0.7 mmH7で
ジメチルエステル554(HW98%)を得た。
参考例2 ジメチルエステル(常圧下)の合成2!のガ
ラス製四日フラスコに、ン7クロペンタジエy(DOP
D)2121 +1.6mog)。
塩化パラジウム4. Of (0,025mo/ l 
、無水塩化第二銅(純度95%) 465 f/ (3
,5mob)。
メタノール800グを仕込み、50℃にり、てから−酸
化炭素を常圧下2ノ/minの流速で攪拌しながら2時
間吹込んだ。
反応段1反応物を冷却し、溶媒を除去してからn−ヘキ
サンにより抽出を行った。このn−ヘキサン溶液を濃縮
後減圧蒸留によって155〜143°C/ 0.5 m
mHrでジメチルエステル2847(純度98%)を得
た。
参考例3 ジカルボン酸の合成 水酸化ナトリウム649 (’1.6 mo))を水1
50ゴに溶かした水溶液とジメチルエステル102M’
(純度98%)(0,4mo))をエタノール4007
に溶かした溶液を混合し、78℃で6時間還流を続けた
後エタノールを除去し。
残査に濃塩酸165yを加え濃縮し水を除去した。得ら
れた濃縮物をアセトン抽出し、アセトン溶液を濃縮する
ことにより粗ジカルボン酸857を得た。これをアセト
ニトリル溶媒で再結晶することによりジカルボン酸の白
色結晶が得られた。融点167〜168℃。
実施例1 ジメチルエステルからテトラカルボン酸の合
成 500m1ガラス製円筒ガス吸収管に、ジメチルエステ
ル512(純度98 % ) + 0.2 moi)と
メタノール6002を仕込み、−78℃に冷却する。
オゾン発生機(日本オゾン四社製0−1−2型100V
)よVのオゾン含有酸素45ノ/hrを吹込み12時間
反応させた。
この反応液を50℃以下で減圧濃縮し、水アメ状オシニ
ドを得た。このオシニドをギ酸3062に溶w41.,
50℃付近で60%過酸化水素25yを加えると間もな
くして還流がはじまる。
還流が止まった時点でさらに60’lA過酸化水素20
1を加え、徐々に温度を1′20℃に上げて2時間反応
させる。
反応後、減圧下に溶媒を除去し高粘稠液体を得た。この
生成物の分析結果は以下の通りとなった。
工R(KBr):3000−2900.17On、12
00 [LIB−’)マススペクトル:ビス(トリメチ
ル7リル)アセトアミドで7リル化して測定した。
[m/e(%)〕: 45B +2)、 443 N 
DO)、 568 (12+335(35)、185(
30)、73t60)以上から、この高粘稠液体は5.
5.6− ) IJカルボキ7ノルボルナンー2− 昨
e −5,6−ジメチルエステル(以下DEDOと略記
する)であることが判明した。この粗DKDC!にエタ
ノール20Ofと水酸化ナトリウム52fを水100り
に溶かした水溶液を加え、浴温120℃で攪拌しながら
6時間還流を続けた。
次にエタノールを除去し濃塩酸(35%He))83y
を加えて中和した吸水を留去する。この残査をアセトン
抽出しアセトン溶液を濃縮すると目的とするテトラカル
ボン酸の粗結晶s 2 yが得られた。
続いて、この粗結晶を減圧下100℃付近で2時間加熱
後アセトン−酢酸エチル溶媒で再結晶することにより3
.5.6 = )リカルボキ7ノルボルナンー2−酢酸
−5,6−無水物(モノ無水物)の純品(純度100%
)697が得られた。
次に、モノ無水物102に水307を加え。
100°Cで2時間攪拌すると完全に溶解し均一になっ
た。続いて過剰の水を除去し純白結晶102を得た。
この結果について以下の分析を行った。
IR(KBr) : 3200−2500.1700.
1420.126o。
1220.920 (an、−1) ”C−NMR(CD、cOOD、) : 174.7.
174.5.174.0.46.2゜45.8,45.
5,45.2.4’5.1,44.+5,44.4,4
4.1゜57.9.37.4,5Z1,55.B、32
.7 tppm)マススペクトル:ビス(トリメチルシ
リル)アセトアミドでシリル化して測定した。
[mA(%)]:574(15)、559(1oO)、
484f3o)。
394C40) 元素分析’ C+2H1aOs= 286.24 とし
て融 点 二 75〜85℃ 以上より本結晶は5.5.6− )ジカルボキシノルボ
ルナン−2−酢酸であることが判明した。
実施例2 ジカルボン酸からテトラカルボン酸の合成 500ゴガラス製円筒ガス吸収管に、ジカルボン酸22
2(純度100チ)(0,1mo))とメタノール30
02を仕込み、−78℃に冷却するオゾン発生機よりの
オゾン含有酸素45i/ hrを吹込み5時間反応させ
た。
この反応液を50℃以下で減圧濃縮し、水アメ状オシニ
ドを得た。続いて、このオシニドをギ酸150yに溶解
1..50℃付近で60チ過酸化水素201を加えると
還流がはじまる。
還流が止まった時点で浴温を120℃に上げて2時間還
流を続けた。
次に、減圧下溶媒を留去すると白色のテトラカルボン酸
粗結晶261が得られた。
このffl結晶をガスクロマトグラフィを用いてビスト
リメチルシリルアセトアミドでシリル化して分析した結
果収率88%であった。
実施例3 ジメチルエステルからテトラカルボン酸の合
成 300 mll四方ガラス製反応フラスコアセトアルデ
ヒド257.二酸化ルテニウム(RuO2・2H20)
 0.1 F 、アセトン100fを仕込み40℃で、
酸素ガスt−30A/hrの速度で1.5時間吹込む。
続いて、この溶液をジメチルエステル5.0 f(0,
02’mo))をアセトン207に浴かした溶液に1時
間で滴下し、さらに2時間攪拌する。
反応後ルIテニウム触媒を除去し、F液に水6゜mlを
加え浴温60℃で2時間攪拌する。
この反応液を濃縮し、得られたD E IJ Oをエタ
ノール207に溶かす。このエタノール消散に水酸化ナ
トリウム62グを水101に爵かした水溶液を加え、浴
温120℃で攪拌しながら2時間還流を続けた。
終了後、エタノールを除去し、濃塩酸(65%H(1)
 8.3 fを加えて中和した吸水を除去する。この残
ををアセトン抽出しアセトン溶液を濃縮すると目的とす
るテトラカルボン酸の粗結晶5.27が得られた。この
粗結晶をガスクロマトグラフィを用いて、ビストリメチ
ルシリルアセトアミドでシリル化して分析した結果収率
69チであった。
実施例4 ジカルボン酸からテトラカルボン酸の合成 500 me四四方ガラス製反応フラスコアセトアルデ
ヒド252.二酸化ルテニウムI RuO2・2H20
) 0.1 ? 、アセトン1002を仕込み、40℃
で酸素ガスを5 o p/hrの速度で1.5時間吹込
む。続いて、この溶液をジカルボン酸457(0,02
moi)をアセトン2Orに溶がした溶液、に1時間で
滴下し、さらに2時間攪拌する。
反応後ルテニウム触媒を除去し、F液に水30m1を加
え浴温60℃で2時間攪拌する。この反応液を濃縮する
とテトラカルボン酸の粗結晶4.82が得られた。この
結晶をカスクロマトグラフィを用いてビストリメチルシ
リルアセトアミドでシリル化して分析した結果、収率7
6チであった。
実施例5 実施例1において、原料ジメチルエステル511i’を
、ジブチルエステル677(純度98%)に代えた他は
、全く同様に酸化、加水分解を行いテトラカルボン酸の
粗結晶492を得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)構造式〔I〕で表わされる 3、5.6− トリカルボキシノルボルナン−2−酢酸
    (以下テトラカルボン酸と略称する)(2)構造式(9
    )で表わされる (Rはアルキル、シクロアルキル、ベンゼン@挨アルキ
    ルで内部にO,N原子を含んでいても良い。) ろ、5,6−ドリカルポキシノルボルナンー2−酢酸−
    5,6−ジエステル(以下ジエステルと略称する)を出
    発原料として、この二重結合を酸化開裂し、構造式(2
    )で表わされる3、 5.6− ) ’Jカルボキシノ
    ルボルナンー2−酢酸(以下]) E D Oと略称す
    る)を得、続いてエステル基を加水分解することを特徴
    とするテトラカルボン酸の製造方法。 (3)構造式(ト)で表わされる トリンクロ[5,2,1,02°6] デセーろ一エン
    ー8,9−ジカルボン酸(以下ジカルボン酸と略称する
    )を原料とし、この二重結合を酸化開裂することを特徴
    とするテトラカルボン酸の製造方法。 (4)ジエステル及びジカルボン酸の二n(結合の酸化
    開裂をオゾン酸化法によって行うことを嚇徴とするテト
    ラカルボン酸の製造方法。 (5)ジエステル及びジカルボン酸の二重結合の酸化開
    裂をルテニウム又はルテニウム化合物とアルデヒド又は
    ケトンと分子状酸素ガスで液相接触共酸化することを特
    徴とするテトラカルボン酸の製造方法。
JP21060483A 1983-11-09 1983-11-09 3,5,6−トリカルボキシノルボルナン−2−酢酸およびその製造方法 Pending JPS60104035A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59170038A (ja) * 1983-03-17 1984-09-26 Nissan Chem Ind Ltd 3,5,6―トリカルボキシノルボルナン―2―酢酸およびその製造方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59170038A (ja) * 1983-03-17 1984-09-26 Nissan Chem Ind Ltd 3,5,6―トリカルボキシノルボルナン―2―酢酸およびその製造方法

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