JPS60102727A - トリミングコンデンサ及びその製造方法 - Google Patents

トリミングコンデンサ及びその製造方法

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JPS60102727A
JPS60102727A JP21013183A JP21013183A JPS60102727A JP S60102727 A JPS60102727 A JP S60102727A JP 21013183 A JP21013183 A JP 21013183A JP 21013183 A JP21013183 A JP 21013183A JP S60102727 A JPS60102727 A JP S60102727A
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JP
Japan
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dielectric layer
electrode
capacitor
capacitance
layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP21013183A
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English (en)
Inventor
島崎 新二
浩一 熊谷
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS60102727A publication Critical patent/JPS60102727A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 のである。
従来例の構成とその問題点 絶縁基板上に形成するコンデンサは一般に第1図のよう
に絶縁基板1の上に電極層2、誘電体層3を交互に積み
重ねる構造である。現在、一般的に用いられているハイ
ブリッドIC上の厚膜コンデンサの場合、電極層をAg
 / P d系厚膜ペースト。
誘電体層をガラス系厚膜ペーストとしてスクリーン印刷
法等により所望の寸法形状にアルミナ基板」二へ塗布し
乾燥・焼成して形成する。薄膜コンデンサの場合、電極
層をMo、Ni等、誘電体層を3102 、 TaO2
等として真空蒸着法により電極層、誘電体層をアルミナ
等の基板上に形成している。
コンデンサ容量Cは誘電体材料の誘電率ε、有効電極面
積S1有効誘電体層厚さTで下記の式(1)からめられ
る。但し式中のKは定数である。
3 / −二 式(1)から明らかなようにコンデンサ容量精度に大き
く影響を与える因子は有効電極面積、有効誘電体層厚さ
である。特に厚膜コンデンサの場合、現状のスクリーン
印刷技術では印刷精度に関与するスクリーン版のパター
ン精度、乳剤厚さ精度、印刷ペーストの状態、スキージ
ゴムの硬度、さらには印刷圧力、印刷ギャップ、印刷ス
ピード筒金ての諸条件を厳密に調整することは非常に困
難である。従って厚膜コンデンサでは容量の高精度化が
困難であり、現状のレベルでは実用できないとさ1れて
いる。
このような容量値の精度の悪さを改善し実用化させるた
めに最近では種々の容量調整方法が提案されている。以
下その代表的な容量調整方法について説明し、その問題
点について述べてみる。第1図のように絶縁基板1の上
に電極層2、誘電体層3を交互に形成し、焼成して厚膜
コンデンサを作成する。このようなコンデンサの容量を
調整するために第2図、第3図に示すようにレーザービ
ーム等で上部電極層4を所定量切断して容量発生に寄与
する有効電極面積を減少させ、その結果コンデンサ容量
を減少させながら目標の容量値に近づける方法が一般的
である。上記方法の場合、第3図に示すように上部電極
層4の過剰電極部分を完全に切り離すことが必要である
ため切断溝7の深さを誘電体層中まで至らしめなければ
ならない。
このように切断溝を誘電体層中丑で深くした時、切断中
の機械的、熱的ストレスのために誘電層中にマイクロク
ラックが発生する。このマイクロクラックはコンデンサ
の諸特性のうち特に容量バラツキ、tanδ(Q)値の
劣化、耐電圧特性の劣化等の大きな要因となりこの方法
は現在では実用化に対して大きな問題がある。
発明の目的 本発明は上記欠点を解決し、種々の特性劣化の問題ヲ生
じさせることなくコンデンサ容量を容易にかつ精度良く
調整できる厚膜あるいは薄膜コンデンサに関するもので
ある。
発明の構成 本発明の厚膜あるいは薄膜コンデンサは誘電体6・ミー
〕ゝ 層をはさむ二対の電極層のうちどちらか一つの電極層が
一方の共通端子から他方へ複数に分岐しかつ分岐電極の
有効長さが2種類以上であり分岐した電極層がその共通
端子付近で誘電層と重なっていない部分を有する構造を
しておシ、コンデンサ容量を調整する場合には上記分岐
電極層の誘電体層と重なっていない部分を切断し分岐電
極を共通端子から切り離すことにより容量発生に寄与す
る有効電極面積を減少させて目標の容量に精度良く近ず
けるものであり、従来の方法のように誘電層中にマイク
ロクラックを発生させず諸特性を劣化させることなくコ
ンデンサ容量を容易に精度良く調整できるものである。
実施例の説明 以下本発明の実施例を示す。
〈実施例1〉 第4図、第5図に示すようにアルミナ基板9の上にAg
/Pd系導体厚膜ペーストをスクリーン印刷法により所
定の形状に印刷し乾燥後焼成して下部電極10形成する
。その上にガラス系誘電体厚6 。7 膜ペーストを同様にして印刷・乾燥・焼成して誘電体層
11を形成する。さらにその上に上部電極層12を形成
し、以上のようにして厚膜コンデンサを作成する。但し
第5図のように上部電極層12はアルミナ基板9上に共
通端子を有し、分岐電極は誘電体層11の上に重なって
いる部分と共通端子付近での重なっていない部分とがあ
る。なおこの分岐電極の長さは2種以上である。
第4図中で誘電体層の厚さをT、誘電体層の誘電率をε
、第6図中で上部分岐電極の幅をW、上部分岐電極と下
部電極とのオーバーラツプ長さをLl、L2.・・・・
・ ’ Ln sさらに分岐電極の個数をnとすると上
記コンデンサの容量Cは下式〇)となる。
但しKは定数である。コンデンサ容量Cは目標値よりも
大きめに設計し作成しておくことが重要である。容量調
整を行う場合、第6図、第7図のように分岐電極13の
誘電体層14と重なってい7ページ ない部分にレーザー光で切断溝15を形成し共通端子部
と分岐電極部とを切り離し有効電極面積を減少させそし
てコンデンサ容量を減少させ過剰容量を減じながら目標
値の容量まで 達させてゆく。
減少するコンデンサ容量は分岐電極の有効長さをLl〉
L2・・・・・・〉Lnとした場合、(2)式から長さ
稿の分岐電極を切断した場合、容量Cの変化は犬きくな
り、又、長さ L、Dの分岐電極を切断した場合のCの
変化は小さかった。このようなことから先ず長い分岐電
極を切断して容量値を粗調整し、次に短かい分岐電極を
切断してさらに微調整を7行った。その結果容易に目標
容量値を高精度に達成することができた。さらに切断溝
16が誘電体層14に影響を与えないアルミナ基板16
上に形成されるため、誘電体層14にマイクロクラック
等の悪影響を与えることなく諸電気特性の劣化も全く見
られなかった。上記実施例はアルミナ基板上の厚膜コン
デンサに関するものであるが、薄膜コンデンサについて
も同様に良好な結果を得ることができた。
特開昭f1i0−102727(3) 〈実施例2〉 第8図、第9図のように実施例とは逆にアルミナ基板1
6上の下部電極層18を分岐電極に、そしてその上に誘
電体層19、さらにその上に上部電極層20を形成して
コンデンサを作成した。下部電極層18は共通端子部と
その付近の分岐電極の一部が誘電体層に覆われてなく、
その分岐電極部分をレーザ光により切断してコンデンサ
容量を調整した。コンデンサ容量の調整の容易さ及び、
トリミング後の諸電気特性の安定性に関しては前記実施
例1の場合と同様に良好であった。
発明の効果 以上のように本発明の厚膜あるいは薄膜コンデンサは誘
電体層をはさむ対向電極のうちどちらか一つの電極層が
一方の共通端子から他方に多数に分岐しかつ、分岐電極
の有効長さ、が2種類以上であり、分岐した電極層がそ
の共通端子付近で上記誘電体層と重なっておらず、容量
調整の場合にはその分岐電極部を切断することから切断
時における誘電体層中のマイクロクラックの発生がない
た9ページ め、容量調整後の緒特性が非常に安定した実用上極めて
有効なトリミングコンデンサ及びW方法である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のコンデンサの断面図、第2図は容量調整
のため誘電層の途中まで切断溝が入ったコンデンサの断
面図、第3図は同平面図、第4図は本発明の一実施例に
おけるコンデンサの断面図、第6図は同コンデンサの平
面図、第6図は容量調整のだめの切断溝が誘電体層でな
く基板層中の途中まで入った本発明の一実施例における
コンデンサの断面図、第7図は同平面図、第8図は本発
明の他の実施例を示す断面図、  −゛ 第9図は同平面図である 1 、8.9・・・・・・絶縁基板、2・・・・・・電
極層、3+11.14.19・・・・・・誘電体層、4
,6゜12.20・・・・・・上部電極層、6,10.
18・・・・・・・下部電極層、7,16・・・・・・
切断溝、13・・・・・・分岐電極、16.17・・・
・・・アルミナ基板。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 第4図 第5図 第6図 第7図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)誘電体層とこの誘電体層をはさむ少なくとも二対
    の電極層からなり、上記電極層のうちどちらか一つの電
    極層が一方の共通端子から他方に複数に分岐し、かつ分
    岐電極の長さが2種類以上有し分岐した電極層がその共
    通端子付近で上記誘電層と重なっていない部分を有する
    厚膜及び薄膜のトリミングコンデンサ。
  2. (2)誘電体層とこの誘電体層をはさむ少なくとも二対
    の電極層からなり、電極層が一方の共通端子から他方に
    複数に分岐しかつ分岐電極の長さが2種類以上有したコ
    ンデンサを誘電体層と重なっていない分岐電極層の部分
    を切断し共通端子から分離することによりコンデンサ容
    量を調整するトリミングコンデンサの製造方法。
JP21013183A 1983-11-09 1983-11-09 トリミングコンデンサ及びその製造方法 Pending JPS60102727A (ja)

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