JPS60102338A - 包袋抜取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の分野） 本発明は、包装に収納された内容物を取り出すために、
内容物から包装を抜ぎ取る包装抜取装置に関するもので
あり、とくにフレキシブルな包装を抜き取る包装抜取装
置に関するものである。

（技術的背景および先行技術〉 包装に収納された内容物より包装を抜き取り、内容物を
取り出ずことは、たとえばＸ線フィルム等のシート状フ
ィルムを明室においてフィルム供給用マガジン或いはカ
セツテ等に自動装填づ−る装置などにおいて必要とされ
ている。

このフィルム自動装填装置における代表的な包装抜取装
置としては、特開昭５４−１４３２２７号に開示されて
いるように、フィルムを収納した遮光性包装を遮光室内
の所定位置に支持し、この包装の一端部近傍において当
該一端部とフィルムとの間で包装を切断し、内容物たる
フィルムを支持しつつ、包装の他端部近傍を挾持した一
対のニップローラを回転させて包装本体を切断された前
記一端部がら１ｉｌｌ（ねるように移動させて包装をフ
ィルムから抜き取り、フィルムをマガジン或いはカセツ
テに供給Ｊるものが知られている。

しかしながら、このように包装をニップローラ間に挾持
させて抜き取るためには、これらのニップロールを抜き
取るのに十分なニップ圧が発生するＪ、うに互いに押圧
するＢＪＩＩＭが必要であり、またフィルム装填後次回
の装填に備えてニップローラを亙いに−１間ざＶるロー
ラ移動機構が必要とされ、機構が複雑になるという欠点
があった。

そこで、一対のニップローラのうち、一方のローラをフ
ィルムを収納した包装を載置するセット台に、他方のロ
ーラを装填装置のハウジングに設（づ、前記セラ１〜台
を閉じてフィルム装填をおこなう場合、前記セット台と
前記装填装置のハウジングとが遮光室を形成すると共に
両ローラが一対のニップ１］−ラを形成するようにして
、フィルム装置眞が終了し、次回のフィルム１ｌｉｌｔ
の準備のためにセット台を開いた場合に自動的にニップ
ローラが離間されるようになし、ニップローラを離間す
るだめの特別のローラ移動ｍｌ！を必要としない包装抜
取装置が考案された。〈実開昭５６−５１４０号）しか
しながら、フィルム用の包装は、遮光、防湿等のために
一般にアルミ箔とその他の材料を積層して形成されてお
り、ある程度の剛性を有するので、ニップローラにより
内容物から抜き取るためには、大きな抜取力を必要とし
、ニップローラのニップ圧をかなり大きなものとしなけ
ればならない。したがって、一方のローラをセッ］一台
に、他方を装填装置のハウジングに設けた一対のニップ
ローラにより包装を挾持して抜取るためには、セット台
を大きな力で装填装置のハウジングに押しつけて支持固
定することが必要となり、フィルム＠填作業の作業性を
低下させるという欠点があった。

（発明の目的） 本発明は、かかる先行技術の欠点を解消した、作業性に
優れた包装抜取装置を提供することを目的と覆るもので
ある。

〈発明の構成） 本発明のかかる目的は、内容物を収納したフレキシブル
な包装を載置し、包装載置位置と包装ｊ友取位買との間
を移動可能なセット台と、該セット台が前記包装抜取位
置にあるときこれと協働して遮光室を形成Ｊるハウジン
グとを備え、前記セット台が＋１７＋記包装抜取位買に
あるとき互いに対向し、前記ヒツト台に載置された包装
の一端部近傍を挾持ザる抜取手段が前記セット台及び前
記ハウジングにそれぞれ設けられている包装抜取装置に
おいて、前記抜取手段を前記セット台が前記包装抜取位
置にあるとき前記包装の一端部近傍を介して互いに噛合
し、手動或いは機械的、電気的に駆動可能＜Ｔ一対もし
くは数対の抜取歯車を形成する歯車にて４１４成づるこ
とによって達成される。

（実施態様） １メ下、添イ」図面に基づき本発明の実施態様について
、詳細に説明を加える。

第１図〜第７図は、本発明の一実施態様である包装抜取
ａ置を備えたフィルム明室装填装置にお【プる包装抜取
装置の動作を順を追って示す概略図、第８図は、フィル
ムが収納された状態にお【プる包装の概略図、第９図は
セット台にフィルムが収納された状ｆ房を示ず概略図、
第１０図は包装抜取時における抜取歯車部の略拡大断面
図をそれぞれ示すものである。

第８図において、明室装填されるべきＸ線フィルム等の
シート状の未露光フィルム１０は、所定枚数が積み重ね
られて断面がコの字状となるように折り曲げられたボー
ル紙より成る当てボール１１の間に配され、これらのフ
ィルム１０と当てボール１１とは、紙、アルミ箔および
ポリエチレンとを積層して成る遮光性のフレキシブルな
包装１２の中に収納されている。当てボール１１の両側
縁には細長い一シ 係１１：用ノツチ１１ａが、またフィルム１０の両側縁
は小さな係止用ノツチ１０ａが前記当てボール１１によ
りフィルム１０をカバーしたどき、その係止用ノツチ１
１ａ内に位置するように設けられている。

フィルム装填をおこなうにあたり、まずフィルム１０を
収納した包装１２は、第１図に示されるように開かれた
状態にある遮光蓋２０の内側に固定されｋＩＦら＜Ｘセ
ラ１〜台２１上に載置される。（包装載置位置）この際
、包装１２は、その一端部近傍１２ａがセラ；一台２１
の一端部に沿って設けられたｈツタ−受けｔｉ＋ｊ２２
の上にその全幅にわたり載り、また包装１２の他端部近
傍１２ｂがセット台２１の他端部に沿って設（」られに
第一抜取歯車２３上に載るように、セット台２１上に載
置される。セット台２１の両側縁に沿ってロッド２４が
設けられ、またこのロッド２４に沿って移動可能で、か
つこのロッド２４の軸を中心に第９図の矢印Ｂの方向に
回動可能に支持されたホルダー２５が設（プられており
、包装１２がセット台２１に載置されると、このホルダ
ー２５は駆ｖＪ装置により正ｆｔ状態に設定され、前述
のフィルム１０及び当てボール１１に設けＩうれたノツ
チ１０ａ　、　１ｉａと包装１２を介して係合し、包装
１２及びこれに収納されたフィルム１０、当てボール１
１はセット台２１の所定位置に１！ツトされる。

次に、第２図に示すように遮光蓋２０を閉じるとセフ１
ル台２１とハウジング２６とにより外光より遮光されＩ
こフィルム装填室２７が形成される。またハウジング２
６にはセット台２１に設けられた第−抜取歯車２３と平
行に、第二抜取歯車２８が設けられており、遮光蓋２０
が閉じられると第一抜取歯車２３と第二抜取歯車２８と
は包装１２の他端部近傍１２ｂを介して噛合し、包装１
２の他端部近傍１２１１は一対の汲取歯車２３、２８に
より挾持されることになる。

他方、ハウジング２６には押えロール２９が設（プられ
、フィルム１０にカールが生じた場合にも、フィルｌ第
１０がホルダー２５によりセフ１ル台２１に支持固定さ
れるように、フィルム１０をフラットに押えている。

このようにして、連光Ｍ２０が閉じられＩこ後、ハウジ
ング２Ｇのカッター受は満２２に対応する位置に設けら
れた切断用カッター３０が包装１２の幅方向に移動せし
められ、包装１２の一端部近傍１２ａを切断する。

ついで、歯車駆動装置３１が駆動され、抜取歯車２３、
２８が第１０図の矢印Ｃ方向に回転せしめられると、包
装１２は他端部近傍１２１１を始点として抜取歯車２３
．２８により次々に抜き取られる。

−Ｉｊ、包装１２に収納されているフィルム１０は、ボ
ルダ−２５及び押えロール２９の作用でセット台２１に
支持固定され、またセット台２１及びハウジング２６に
、遮光蓋２０が閉じられたとき、互いに対向するＪ、う
イ（位置で、かつ包装１２の他端部近傍１２１）の１々
１１ン歯中２３．２８による噛合部分とフィルム収納部
分どの間を挾持ターるような位置にそれぞれ設けられた
ストッパ−３２ａ　、　３２ｂによって、抜取歯車２３
゜２８の回転により抜き取られる包装１２と共に扱き取
られることがないように支持されている。

こうして包装１２が抜取られる際、包装１２は通常アル
ミ娼等により形成され、ある程度の剛性を有りるため、
人きな抜取力が包装１２に加えられることが必要である
が、包装１２の抜取りは一対の抜取歯車２３．２８を包
装１２に噛み込ませて行なっているため、一対のニップ
ローラを用いて包装１２の両側を１φ圧挟持して抜き取
る場合のように、遮光蓋２０を格別に大きな力でハウジ
ング２６側にキテ圧することなく、容易に包装１２を抜
き取ることができる。

こうしてフィルム１０、当てボール１１から包装１２が
扱き取られると、第４図に示されるように、包装１２を
取去ったフィルム１０を収容するフィルム収容室３３内
に移動可能に設番プられたトレイ３４が上昇せしめられ
、フィルム収容室３３とフィルム装填室２７とを仕切る
シャッター３５を押し上げて、フィルム装填室２７に進
入せしめられる。ついで、第５図に示されるように駆動
装置（図示せず）にＪ、リホルダー２５が押えロール２
９と共に降下せしめられ、ホルダー２５とノツチ１０ａ
により係合し合っているフィルム１０は、その下端縁が
トレイ３４の底板３４ａに受け入れられるまで押し下げ
られる。このとき、ホルダー２５は当てボール１１の■
艮いノツチ１１ａ内を移動するので、当てボール１１は
押下げられず、フィルム１０のみが押し下げられる。こ
うしてフィルム１０がトレイ３４に受り入れられると、
ホルダー２５は第１０図の矢印Ｂ方向に倒されて、フィ
ルム支持を完了し、ホルダー２５及び押えロール２９は
、第６図に示されるように、元の位置まで上昇せしめら
れ、次に第７図に示されるようにトレイ３４がフィルム
収容室３３内の元の位置に復帰せしめられ、シャッター
３５が閉じられて、フィルム１０の装填操作が完了する
。

この後、フィルム１０は、たとえば枚葉バキコームカッ
プなど公知の手段により、次工程へ送られる。

他ｈ、抜取歯車２３．２８により扱き取られた包装１２
及び切断された包装１２の切断片は、フィルム装填が終
わり、次のフィルム装填時までの間に遮光蓋２Ｈ聞いて
回収され、また当てボール１１もこのときレット台２１
から外される。

本発明は以上の実ｍ態様に限定されず、特許請求のＷ　
Ｕ＋＋に記載された発明の節囲内で種々の変更が可能で
あることは言うまでもない。

たとえば、前記実１！Ｍ態様においては、包装１２の一
端部近傍１２ａを切断し、包装１２を抜き取っているが
、必ずしもこのようにする必要はなく、たとえば包装１
２の一端部は予め開口となっているが、折り曲げられて
遮光されているようなものでもよい。また前記実施態様
においては、抜取歯車２３゜２８は歯車駆動装置３１に
より駆動されているが、手動により駆動させてもよいの
はもとよりである。

更には、前記実ＩＭ態様においては、抜取歯車２３゜２
８は包装１２の全幅にわたり包装１２を挾持するように
設けられているが包装１２の材質により大きな抜取力を
必要としない場合などでは、部分的に包装１２を挾持す
るように抜取歯車２３．２８を設けてもよいし、また一
方の抜取歯車を軸方向に間隔を置いて配された複数本の
抜取歯車から構成してもよい。

また抜取歯車は一対のものに限られる必要も格別にな（
、必要に応じて数対の抜取歯車を設けることもできる。

のみならず、前記実施態様においては、フィルム１０及
び当てボール１１を収納した包装１２を扱き取るフィル
ムの自動装置ａｌ装置について説明を加えているが、本
発明はフレキシブルな材質から成る包装の抜き取りであ
れば、収納物の如何を問わず、適用しうろことは言うま
でもない。

〈発明の効果） 以上詳細に説明１ノたところより町らかな如く、本発明
によれば、きわめて簡単な構造で各種包装の自動抜取作
業の作業性を著しく向上させることがｉＪ能となる。

【図面の簡単な説明】

第１へ・第７図は本発明の１実ｔＭ態様による包装抜取
（４置が装備されたフィルム明室装填装置を、フィルム
装置ｎ　ｉｂ作の順を追って示す概略図、第８図は上記
フィルム明室装填装置が取り扱う包装を示づ斜視図、 第９図は上記包装１友取装置の一部を拡大して示１斜祝
図、 第１０図は上記包装抜取装置の一部を拡大して示１側面
図である。 １０・・・）　ィ　ル　ム　１１・・・当　て　ボ　−
　ル１２・・・包　袋１２ａ・・・包装の一端部近傍１
２１）・・・包装の他端部近傍 ２１・・・し　ツ　１へ　台　２３・・・第−抜取歯車
２ｊ）・・・ホ　ル　ダ　−　２８・・・第二抜取歯車
３０・・・切断用カッター　３１・・・歯車駆動装置ｐ
３図　第４図 ｉ４５　図　箇　６　図 ｗ１７図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 内容物を収納したフレキシブルな包装を載置し、包装載
   置位置と包装抜取位置との間を移動可能なセラ１〜台と
   、該セット台が前記包装抜取位置にあるときこれと協働
   して遮光室を形成するハウジングとを（１ｈえ、前記セ
   ラｌ一台が前記包装抜取位置にあるとき互いに対向し、
   前記セット台に載置された包装の一端部近傍を挾持する
   抜取手段が前記セラミ一台及び前記ハウジングにそれぞ
   れ設けられている包装抜取装置において、前記抜取手段
   が前記セット台が前記包装抜取位置にあるとき前記包装
   の一６ｇ＋部近傍を介して互いに噛合する駆動可能な少
   なくとも一対の抜取歯車を形成する歯車であることを特
   徴とする包装抜取装置。