JP2006199368A - ラップフィルムの収納箱 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ラップフィルムの収納箱からフィルムを引き出して使用する際、箱体の開口部からラップフィルムが飛び出したり、フィルムが傾斜したり、或いはフィルムの切り口が取出し口に密着して、スムーズに取出せないなど問題が多い。また金属製のカッターの廃棄処分にも難があり、箱体の保管場所も限定される。これら従来の問題点を解決する収納箱を提供する。
【解決手段】筒体に巻装されたラップフィルム体Aを収納し、所定の長さに切断可能な箱体であって、前板1、底板2、背板3、対向する側板4とでなり、開口部5を封じる蓋体6は2分割構成とし、一方は前板1の一辺1aに連接し、その両端部が側板4に組付け自在な固定蓋6aで、他の一方は背板3の一辺3aに連設し、一辺1bがカッター7付きのカッター蓋6bで、固定蓋6aのラップフィルム体Aとの接触点となる一辺1cと背板3との間に開口部スペース5aを設定したラップフィルム収納箱とする。
【選択図】 図1
【解決手段】筒体に巻装されたラップフィルム体Aを収納し、所定の長さに切断可能な箱体であって、前板1、底板2、背板3、対向する側板4とでなり、開口部5を封じる蓋体6は2分割構成とし、一方は前板1の一辺1aに連接し、その両端部が側板4に組付け自在な固定蓋6aで、他の一方は背板3の一辺3aに連設し、一辺1bがカッター7付きのカッター蓋6bで、固定蓋6aのラップフィルム体Aとの接触点となる一辺1cと背板3との間に開口部スペース5aを設定したラップフィルム収納箱とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、食品の入った容器の密封に用いられるラップフィルムの入っている収納箱の改善に関する。
此の種の従来の技術として、これらを図6、7で述べるに筒体に巻装されたラップフィルム体Aを収納し、所定の長さに巻戻し、切断可能な長方形状の紙質での箱体が、前板1’、底板2’、背板3’、対向する側板4’が連接して構成し、その箱体の開口部5’はその開口部5’にラップフィルム体Aが出し入れされ背板3’の一辺3a’に連接して折り曲げ自在での蓋体6’が設けられている。
これらの蓋体6’は三方向の折り曲げ部でなる箱状で、その長手片面1b’に薄板状の金属製のノコ切り刃状のカッター7が固定されている。
ラップフィルム体Aは箱体の開口部5’から収納され、その端部を引き出して図6で述べるように矢印方向に引き出してそれを前板1’の表面とカッター7の固着する開閉自在でなる蓋体6’にサンドイッチ的に挟み込まれ、食材の入れられた食器にかぶせる所定の長さで食器に入れられた食材を封印した後にカッター7に押し圧した箱体を移行させることなどでカッター7がラップフィルム体Aから必要な分だけ切断することが出来る。
しかしながら上記するラップフィルムの収納箱は、ラップフィルム体Aを引き出す時に、フィルムの切口を使用者が指先で摘んで引き出すのに箱体の開口部5’が全開きになりやすいことでラップフィルム体Aが開口部5’から浮き上がったり、傾斜したりすることでスムーズにラップフィルム体Aの筒体が回転出来ないことでフィルムの引出しに難であるなどの課題がある。
そしてまた、ラップフィルム体Aを引き伸ばして、食材の入った食器Bなどを封印して保存する際、切断したラップフィルム体Aの端末が前板1’の表面に密着した状態で残ることで、再度端末を摘んで引き伸ばすのにラップ端末を摘みにくいなどの難が課題となる。
また、引き伸ばされたラップが逆戻りのためラップフィルム体Aの端末が箱体に巻戻ってしまうなどの課題がある。
次にまた、使用済となったラップフィルムの収納箱を廃棄処分するのに紙材の本体とカッター7の金属材などの刃物材を簡単に分離出来ないため分別しないで一般ゴミ扱いになるなどの課題がある。
また、ラップフィルムの収納箱の保管は使用前後共、棚やテーブルなどの狭いスペースで保管されるため咄嗟に使用する際など置場所を探さなければならないなどの課題があることで即ち、使いやすい場所で壁面やハンガーに引っ掛けられたら便利などの要望がある。
この発明は係る課題を解決するために、請求項1での発明を図1.2で述べるように、筒体に巻装されたラップフィルム体Aを収納し、所定の長さに巻戻し、切断可能な長方形状の箱体が前板1、底板2、背板3、対向する側板4とでなり、その箱体の開口部5は、ラップフィルム体Aの出し入れ口で、これらの開口部5を封じる蓋体6は一辺1bにカッター7を設け、背板3の一辺3aに連接して開閉自在でなるカッター蓋6bを設ける。
さらに、開口部5はもう一板の固定蓋6aが、前板1の一辺1aにに連接して、その端子が双方の側板4に組付け自在に係止する。これらの固定蓋6aの他の一辺1cは、ラップフィルム体Aの出口で引き伸ばし時の接触点となるが、この一辺1cと背板3とに所定の開口部スペース5aを設定した、開口部5は2分割での蓋体6の構成である。
次に請求項2での発明を図3で述べるように、カッター蓋6bに設けたラップ体Aの引出し部の切断用のカッター7の固着手段を、カッター蓋6bの長手片面1bを、カッター7の刃部に近接して並列する折り曲げ部7aを設け、その開口スリット7bをカッター蓋6bの一辺1bにさし込み固着し、此れらのカッター7がラップフィルムの収納箱の廃棄処分時に、紙材の箱体からカッター7の金属材などの刃物材を容易に取外し、夫々を分別可能にし、リサイクルの利便性を考えての発明である。
また、次には請求項3での発明を図4で述べるように、従来技術でラップフィルムの収納箱でのカッター7(7’)のほぼ中央部に位置して、突き出し部7cを設け、その突出し部が整合する蓋体6に逃げ孔8を設け、ラップフィルム体Aの引出し部挟着可能にした構成です。
次に請求項4での発明を図5で述べるに、カッター7の固着するカッター蓋6bに具備するカッター7の両サイドに近接して、引っ掛け用の孔部9を設けた構成である。
本発明は上述の通り構成作用するので、次の優れた効果を奏する。即ち、第1実施例で述べるように、長方形状でのラップフィルム体が収納する箱体の開口部は常時固定蓋によって閉成状態でラップフィルム体からのラップフィルムの引出し口が狭いため、収納されたラップフィルム体からのラップフィルムをどんな方向から引張ってもラップフィルム体の回転がスムーズに回動し、ラップフィルム体が外部に飛び出したり傾斜することのないスムーズに弱い力でラップフィルムの引出しが出て食材のラップ作業の出切るラップフィルムの収納箱を提供出来る。
次に第2実施例で述べるように、ラップフィルム体の使用済での廃棄処分には、紙材の箱体から金属材のカッターなどの刃物材を素手で簡単に分離出来ることで分別廃棄物に最適なラップフィルムの収納箱を提供出来る。
次にまた第3実施例で述べるように、ラップフィルム体を箱体から巻き戻して引張って切断するのにカッターに設けた突出し部がラップフィルムにくいついて挟着されることで切断後のラップフィルムの端子が箱中に逆もどりしたり、フィルムの取出し口が逆戻りして使いにくいなどのないラップフィルムの収納箱を提供出来る。
また第4実施例では、ラップフィルムの収納箱の保管するのに見やすい壁や取りやすいラックなどのフックに引っ掛けておけるラップフィルムの収納箱を提供出来る。
以下に図示の実施例に基づいて本発明での最良の形態を説明するに、請求項1での本発明を図1.2で述べるに、家庭での食材入れの容器をラップするラップフィルム体Aは、紙管に巻き込まれた極薄のポリ塩化ビニリデン原材が主流で、それらは紙質で連接する長方形状の箱体が、前板1、底板2、背板3対向する側板4とで形成する。
これらの箱体の開口部5を開閉自在での蓋体6は二分割構成し、一面は前板1の一辺1aに連接し、その両側は側板4の両サイドに夫々組付け自在での固定蓋6bで開口部5をわずかな解放スペースを残して、常時箱体の蓋体6として構成する。
更に、もう一面でなる開口部5を封印し、カッター7を具備するカッター蓋6bは、背板3の一辺3aに折り曲げ自在で、対向に前板1に連接する固定蓋6bに重ねられた双方の隙間からは、ラップフィルム体Aから引き出された端子が頭出しとして所定の長さだけ引き伸ばされて、利用者によって押し圧されるカッター蓋6bのカッター7によって切断することが出来ることで、箱体に収納されたラップフィルム体Aは開口部5から常時飛び出すことのない形態で、開口部スペース5aからラップフィルムは頭出しを可能にし、どんな方向からの引き伸ばしにも対応してスムーズにラップフィルム体Aは自在に回動する。
次に請求項2での発明を図3で述べるに、前記するカッター蓋6bに設けたラップフィルム体Aの切断用の金属製で加工されるノコ刃状のカッター7の刃部に近接して並列する折り曲げ部7aを要所要所に設けたカッターAを形成する。
これらのコの字状にカッター7面上に設定したその開口スリット7bをカッター蓋6b一辺1bをさし込んで固着するが、本実施例ではカッター蓋6bとカッター7との固着を完全なものにし、カッター7の遊びを止めるためカッター7を更にセロテープCなどでカッター蓋6bに密着させることで、これらのカッター7の組付けはカッター蓋6bから素手でごく容易に分離することが出来る。
そして、ラップフィルムの収納箱のラップフィルム体Aが使用後はそのままに一般ゴミとして廃棄処分することなく、紙材でなる箱体と金属製などでなるカッター刃などの刃物材を分別処分の出来ることがポイントとされる。
次に請求項3での発明を図4で述べるに、前記する従来技術でのラップフィルムの収納箱を含めて、全て蓋体6に具備する金属製でのカッター7にプレス加工などでカッター7の中央部に位置して、裏面に向けて、突出し部7cを設けるが、これらの突出し部7cの蓋体6が、ラップフィルム体Aの頭し部の引出し端を介して接合する固定蓋6a或いは、前板1[図6]の接合点に位置してカッター7に設けた突出し部7cに整合する逃げ孔8が開口する。
即ち、ラップフィルムの引出し部が固定板6bの一辺1cを接線交差し固定蓋6a面とカッター蓋6bの間に挟まれたラップフィルムに突出し部7cが突き破って、ラップフィルムがカッター7にくっつくことで切断後に引き出し部の逆もどりが防止される。
次に請求項4での発明を図5で述べるに、前記するラップフィルム収納箱の保管場所を見やすい手近に定着させるための壁掛け或いはラックなどのハンガーを使って、引っ掛け保管出来るようにしたもので、カッター77’の両サイド又は片端に近接して、引っ掛け用の孔部9を設けた構成である。
1.1’ 前板
1a.1b.1c.3a 一辺
1b’ 長手片面
2.2’ 底板
3.3’ 背板
4.4’ 側板
5.5’ 開口部
5a 開口スペース
6.6’ 蓋体
6a 固定蓋
6b カッター蓋
7 カッター
7a 折り曲げ部
7b 開口スリット
7c 突出し部
A ラップフィルム体
B セロテープ
1a.1b.1c.3a 一辺
1b’ 長手片面
2.2’ 底板
3.3’ 背板
4.4’ 側板
5.5’ 開口部
5a 開口スペース
6.6’ 蓋体
6a 固定蓋
6b カッター蓋
7 カッター
7a 折り曲げ部
7b 開口スリット
7c 突出し部
A ラップフィルム体
B セロテープ
Claims (4)
- 筒体に巻装されたラップフィルム(A)を収納し、所定の長さに巻もどし、切断可能な長方形状の箱体が、前板(1)、底板(2)、背板(3)、対向する側板(4)とでなり、その箱体の開口部(5)はラップフィルム体(A)の出し入れ口で、これらの開口部(5)を封じる蓋体(6)は一辺(1b)にカッター(7)を設け、背板(3)の一辺(3a)に連接して開閉の自在でなるラップフィルムの収納箱において、当該蓋体(6)を2分割構成し、一面は前板(1)の一辺(1a)に連接して、その端子が双方の側板(4)に組付け自在での固定蓋(6a)で他の一面は背板(3)の一辺(3a)に連設し、他の長手片面(1b)は、カッター(7)付でラップフィルム体(A)を切断するためのカッター蓋(6b)を設けた2分割で該固定蓋(6a)がラップフィルム体(A)の出口で引き伸ばし時の接触点となる一辺(1C)と背板(3)とに所定の開口部スペース(5a)を設定したことを特徴とするラップフィルムの収納箱。
- 前記するカッター蓋(6b)に設けたラップフィルム体(A)の切断用のカッター(7)の固着手段を、カッター蓋(6b)の長手片面(1b)を、カッター(7)の刃部に近接して並列する折り曲げ部(7a)を設け、その開口スリット(7b)をカッター蓋(6b)の一辺(1b)をさし込み固着し、此れらのカッター(7)がラップフィルムの収納箱の廃棄処分時に、紙材の箱体からカッター(7)の金属材などの刃物材を容易に取外し、夫々を分別可能にしたことを特徴とする請求項1記載のラップフィルムの収納箱。
- 前記する従来技術でのラップフィルムの収納箱と請求項1及び2項でのラップフィルムの収納箱でのカッター(7)のほぼ中央部に位置して、突き出し部(7C)を設け、その突出し部が整合する蓋体(6)に逃げ孔(8)を設け、ラップフィルム体(A)の引出し切断時に、突出し部(7C)にラップフィルム体(A)の引出し部が挟着可能にしたことを特徴とするラップフィルムの収納箱。
- 前記する従来技術及び請求項1、2又は3項記載の蓋体6、カッター蓋6bに具備するカッター(7)の両サイドに近接して、引っ掛け用の孔部(9)を設けたことを特徴とするラップフィルムの収納箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005041286A JP2006199368A (ja) | 2005-01-20 | 2005-01-20 | ラップフィルムの収納箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005041286A JP2006199368A (ja) | 2005-01-20 | 2005-01-20 | ラップフィルムの収納箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006199368A true JP2006199368A (ja) | 2006-08-03 |
Family
ID=36957713
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005041286A Pending JP2006199368A (ja) | 2005-01-20 | 2005-01-20 | ラップフィルムの収納箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006199368A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012137383A1 (ja) * | 2011-04-06 | 2012-10-11 | 株式会社クレハ | 巻回体収容箱及び巻回体入り収容箱 |
WO2014136725A1 (ja) * | 2013-03-06 | 2014-09-12 | 株式会社クレハ | 巻回体収容箱及び巻回体入り収容箱 |
-
2005
- 2005-01-20 JP JP2005041286A patent/JP2006199368A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012137383A1 (ja) * | 2011-04-06 | 2012-10-11 | 株式会社クレハ | 巻回体収容箱及び巻回体入り収容箱 |
JPWO2012137383A1 (ja) * | 2011-04-06 | 2014-07-28 | 株式会社クレハ | 巻回体収容箱及び巻回体入り収容箱 |
WO2014136725A1 (ja) * | 2013-03-06 | 2014-09-12 | 株式会社クレハ | 巻回体収容箱及び巻回体入り収容箱 |
JPWO2014136725A1 (ja) * | 2013-03-06 | 2017-02-09 | 株式会社クレハ | 巻回体収容箱及び巻回体入り収容箱 |
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