JPWO2012137383A1 - 巻回体収容箱及び巻回体入り収容箱 - Google Patents

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Abstract

巻回体の飛び出しを防止することができる巻回体収容箱を提供する。巻回体収容箱(1)は、長尺物(91f)が巻かれた巻回体(91r)を収容する直方体状に形成された本体部(10)と、蓋部(20)と、抑え板(30)とを備える。本体部(10)は、4つの長方形面のうちの1つが開口した開口面(10h)が形成されている。蓋部(20)は、後板端辺(18)に回動可能に連接されて開口面(10h)を覆う。抑え板(30)は、前板端辺(19)に回動可能に連接され、後板端辺(18)に接触しないように開口面(10h)の一部を塞ぐ。本体部(10)及び抑え板(30)のそれぞれには、相互に係合することにより抑え板(30)の回動を抑制する係止部(15h、36)が形成されている。而して、長尺物(91f)の引き出しに伴って抑え板(30)が回動してしまうことを回避することができ、巻回体(91r)の本体部(10)からの飛び出しを防止することができる。

Description

本発明は巻回体収容箱及び巻回体入り収容箱に関し、特に巻回体の飛び出しを防止することができる巻回体収容箱及び巻回体入り収容箱に関する。
食材や料理あるいは皿などの食器を料理ごと包む食品用ラップフィルムが広く用いられている。食品用ラップフィルムは、典型的には、ロール状に巻かれた長尺のプラスチックフィルム(巻回体)が、長い直方体の容器(収容箱)に収容されており、使用する際には、先端のフィルムをロールから必要量引き出し、容器の蓋に取り付けられている切断刃で切断する。食品用ラップフィルムでは、フィルムをロールから引き出す際、ロール自体が容器から飛び出してしまうという不都合があった。このような不都合を解消する技術として、収容箱の前側面板の上端縁に折目を介してその突出量が端面板の1辺の長さの2分の1よりも若干大きい案内フラップを連接したものがある(例えば、特許文献1参照。)。
実公平6−19455号公報(図1〜3等)
しかしながら、上述の収容箱によっても、フィルムをロールから引き出す際に、フィルムが引き出される方向にロールが移動しようとすることに伴って、案内フラップがロールに押されて収容箱の外側に折れ曲がってしまい、案内フラップがその機能を発揮することができず、ロールが飛び出してしまうことがあった。
本発明は上述の課題に鑑み、巻回体の飛び出しを防止することができる巻回体収容箱、及びこの巻回体収容箱を備える巻回体入り収容箱を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の態様に係る巻回体収容箱は、例えば図1に示すように、長尺物91fが巻かれた巻回体91rを収容する直方体状に形成された本体部10であって、対向する一対の端面15が矩形に形成され、端面15に直交する4つの長方形面10h、12、13、14のそれぞれが端面15よりも大きく形成され、4つの長方形面のうちの1つが開口した開口面10hに形成された本体部10と;開口面10hに直交する2つの長方形面12、14のうちの一方を構成する後板14の、開口面10hと交わる端辺である後板端辺18に、回動可能に連接されて開口面10hを覆う蓋部20と;後板14に対向する面を構成する前板12の開口面10hと交わる端辺である前板端辺19に回動可能に連接され、後板端辺18に接触しないように開口面10hの一部を塞ぐ抑え板30とを備え;本体部10及び抑え板30のそれぞれに、相互に係合することにより抑え板30の回動を抑制する係止部15h、36が形成されている。
このように構成すると、本体部及び抑え板のそれぞれに相互に係合することにより抑え板の回動を抑制する係止部が形成されているので、長尺物の引き出しに伴って抑え板が回動してしまうことを回避することができ、巻回体の本体部からの飛び出しを防止することができる。
また、本発明の第2の態様に係る巻回体収容箱は、例えば図1に示すように、上記本発明の第1の態様に係る巻回体収容箱1において、抑え板30の係止部である抑え板係止部が突起36で形成され;本体部10の係止部である本体係止部が、突起36が嵌合する溝15hで形成されている。ここで、本明細書において、係止部を構成する「溝」は、底面がある窪みのほか、底面がない窪みや、幅のない切り込みも含まれる概念である。
このように構成すると、本体係止部が受け身となり、例えば端面を構成する部材等の本体部を構成する部材を動かすことなく抑え板のみを可動することができる。
また、本発明の第3の態様に係る巻回体収容箱は、例えば図1に示すように、上記本発明の第2の態様に係る巻回体収容箱1において、抑え板30が、開口面10hを塞いだときに開口面10hから端面15側に突き出る大きさに形成されると共に、端面15と開口面10hとの交線に対向する部分32で端面15に沿うように端面15の外側で折り曲げられて構成され;抑え板係止部が、端面15と重なる抑え板30の部分である重合部分33の面内に、開口面10h側に凸状の舌片36で構成され;本体係止部が、端面15に形成されて舌片36を受け入れる貫通孔15hで構成されている。
このように構成すると、係止部が外れにくくなり、安定して抑え板の機能を発揮させることができる。
また、本発明の第4の態様に係る巻回体収容箱は、例えば図2に示すように、上記本発明の第2の態様に係る巻回体収容箱において、抑え板30Aが、開口面10hを塞いだときに開口面10hから端面15A側に突き出る大きさであって、端面15Aと開口面10hとの交線に対向する部分32で端面15Aに沿うように端面15Aの外側で折り曲げられたときに開口面10hに対向する面を構成する底面13側に端面15Aから突き出る大きさに形成され;本体係止部が、底面13と端面15Aとの交線部分に形成された隙間15gで構成され;抑え板係止部が、抑え板30Aの底面13側に端面15Aから突き出た部分が底面13に沿うように折り曲げられて構成された抑え板30Aの先端部33Atで構成されている。
このように構成すると、本体係止部と抑え板係止部とを係合したときの収まりがよい。
また、本発明の第5の態様に係る巻回体収容箱は、例えば図3に示すように、上記本発明の第2の態様に係る巻回体収容箱において、本体係止部15hが、円筒状に巻かれた巻回体91rが本体部10に収容されたときに円筒状の円周内部に対向する範囲の端面15に、端面15が貫通するように形成され;抑え板30Bが、開口面10hを塞いだときに開口面10hから端面15側に突き出る大きさに形成されると共に、端面15と開口面10hとの交線に対向する部分32で端面15に沿うように端面15の外側で折り曲げられて抑え板係止部が本体係止部を介して本体部10の内側に挿入されるように構成され;抑え板係止部33Btが、巻回体91rの内周部に接触して巻回体91rを支持するように構成されている。
このように構成すると、抑え板係止部によっても巻回体の本体部からの飛び出しを防止することができる。
また、本発明の第6の態様に係る巻回体収容箱は、例えば図1に示すように、上記本発明の第2の態様乃至第5の態様のいずれか1つの態様に係る巻回体収容箱において、蓋部20が、端面15と平行に設けられて端面15の一部を覆う蓋側板25であって内側に凹部25dが形成された蓋側板25を有し;抑え板30が、開口面10hを塞いだときに端面15と開口面10hとの交線よりも本体部10の外側に突き出る突出片33pが形成されるように構成され;蓋部20を閉めたときに、凹部25dが突出片33pに嵌合するように構成されている。
このように構成すると、蓋部を閉めたときに凹部が突出片に嵌合するので、蓋部を閉状態に維持することができる。
また、本発明の第7の態様に係る巻回体収容箱は、例えば図6に示すように、上記本発明の第1の態様に係る巻回体収容箱において、本体部10Eの係止部である本体係止部が突起15Etで形成され;抑え板30Eの係止部である抑え板係止部が、突起15Etが嵌合する溝31hで形成されている。
このように構成すると、本体部の強度の低下を抑制することができる。溝が孔である場合は、本体部に孔が形成されないので、本体部の中に埃等の異物が侵入することを回避することができる。
また、本発明の第8の態様に係る巻回体収容箱は、例えば図6に示すように、上記本発明の第7の態様に係る巻回体収容箱2において、本体部10Eが、端面を構成する脇板15Eの開口面10hと交わる端辺である脇板端辺15sに連接された差し込み片15Epを有し;本体係止部15Etが差し込み片15Epに形成されている。
このように構成すると、抑え板をより安定的に係合することができる。
また、本発明の第9の態様に係る巻回体収容箱は、例えば図8に示すように、上記本発明の第1の態様乃至第8の態様のいずれか1つの態様に係る巻回体収容箱において、抑え板130が、切込線131cで切断されることにより、係止部を有する係止有部131aと、係止部を有さない係止無部131bとに分割されると共に、係止無部131bが前板端辺19に平行な軸線まわりに回動可能に構成されている。
このように構成すると、係止無部を本体部の内側に折り返した場合は、収納された巻回体の外周部に接した係止無部が巻回体を前板から離れる方向に押すこととなり、係止無部によって巻回体の本体部内の動きを規制することができると共に、係止有部によって巻回体の本体部からの飛び出しをより確実に防止することができる。他方、係止無部を本体部の外側に折り返した場合は、係止無部を、開口面から引き出された長尺物の先端部を前板から離間させるよう前板に対して鋭角を持って傾くように配置することが可能となり、この配置によって、長尺物の先端部を容易に摘むことが可能となり、長尺物をスムーズに本体部から引き出して使用することが可能となる。
また、本発明の第10の態様に係る巻回体入り収容箱は、例えば図1に示すように、長尺物が巻かれた巻回体91rと;上記本発明の第1の態様乃至第9の態様のいずれか1つの態様に係る巻回体収容箱1とを備える。
このように構成すると、巻回体の本体部からの飛び出しを防止することができる巻回体入り収容箱となる。
本発明によれば、長尺物の引き出しに伴って抑え板が回動してしまうことを回避することができ、巻回体の本体部からの飛び出しを防止することができる。
この出願は、日本国で2011年4月6日に出願された特願2011−084948号に基づいており、その内容は本出願の内容として、その一部を形成する。
また、本発明は以下の詳細な説明によりさらに完全に理解できるであろう。本発明のさらなる応用範囲は、以下の詳細な説明により明らかとなろう。しかしながら、詳細な説明及び特定の実例は、本発明の望ましい実施の形態であり、説明の目的のためにのみ記載されているものである。この詳細な説明から、種々の変更、改変が、本発明の精神と範囲内で、当業者にとって明らかであるからである。
出願人は、記載された実施の形態のいずれをも公衆に献上する意図はなく、開示された改変、代替案のうち、特許請求の範囲内に文言上含まれないかもしれないものも、均等論下での発明の一部とする。
(A)は本発明の第1の実施の形態に係るラップカートンの斜視図、(B)は(A)に示すラップカートンの抑え側板を開いた状態の部分斜視図である。 (A)は本発明の第1の実施の形態の第1の変形例に係るラップカートンの部分斜視図、(B)は(A)に示すラップカートンの抑え側板を開いた状態の部分斜視図である。 (A)は本発明の第1の実施の形態の第2の変形例に係るラップカートンの部分斜視図、(B)は(A)に示すラップカートンの抑え側板を開いた状態の部分斜視図、(C)は(A)に示すラップカートンの側面断面図である。 (A)は本発明の第1の実施の形態の第3の変形例に係るラップカートンの斜視図、(B)は(A)に示すラップカートンの側面断面図である。 本発明の第1の実施の形態の第4の変形例に係るラップカートンの斜視図である。 (A)は本発明の第2の実施の形態に係るラップカートンの斜視図、(B)は(A)に示すラップカートンの脇板突出片を開いた状態の部分斜視図である。 (A)は本発明の第2の実施の形態の第1の変形例に係るラップカートンの部分斜視図、(B)は(A)に示すラップカートンの脇板上部を開いた状態の部分斜視図である。 (A)は抑え板を改良したラップカートンの斜視図、(B)は(A)に示すラップカートンのフラップを内側に折り曲げた状態の側面断面図、(C)は(A)に示すラップカートンのフラップを外側に折り曲げた状態の側面断面図である。 (A)は別の形態で抑え板を改良したラップカートンの斜視図、(B)はさらに別の形態で抑え板を改良したラップカートンの斜視図である。 (A)は先端を変形させた抑え板を持つラップカートンの側面断面図、(B)は先端を別の形態に変形させた抑え板を持つラップカートンの側面断面図、(C)は先端をさらに別の形態に変形させた抑え板を持つラップカートンの側面断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において互いに同一又は相当する部材には同一あるいは類似の符号を付し、重複した説明は省略する。
まず図1を参照して、本発明の実施の形態に係る、巻回体収容箱としてのラップカートン1、及びラップカートン1に巻回体としてのラップロール91rが収容された巻回体入り収容箱としてのラップ入りカートン100を説明する。図1(A)は、ラップカートン1の斜視図、図1(B)は抑え側板33を開いたラップカートン1の部分斜視図である。ラップロール91rは、長尺物としてのラップフィルム91fが円筒状の巻芯にロール状に巻かれたものである。以下の説明において、ラップロール91rとラップフィルム91fとの外観形状の区別をしない場合は、「ラップ91」と総称する。ラップフィルム91fは、本実施の形態では、ポリ塩化ビニリデンを原料として厚さが5〜20μmに形成されている。ラップカートン1は、ラップロール91rを収容する本体部10と、本体部10に連接された蓋部20と、本体部10に連接された抑え板30とを備えている。
本体部10は、未使用のラップロール91rを収容できる大きさの直方体に対して、細長い面の1つが開口10hとなっている箱である。本体部10の大きさは、収容した未使用のラップロール91rを軸回りに回転させるのを妨げない隙間が形成される一方で、できるだけ小さく形成されており、本実施の形態では幅44mm、高さ44mm、長さ310mmの大きさに形成されている。本体部10は、開口10hと協働して直方体の側面を構成する前板12、底板13、後板14と、直方体の端面を構成する2つの脇板15とを有している。底板13は、典型的には底面を構成し、開口10hに対向している。前板12及び後板14は、開口10h及び底板13に直交している。脇板15は、典型的には正方形に形成されているが、縦横の長さが異なる矩形であってもよい。
蓋部20は、本体部10の開口10hを塞ぐ部材である。蓋部20は、蓋板21と、掩蓋片22と、蓋側板としての側蓋片25とを有している。蓋板21は、開口10hの面(開口面)と略同じ大きさの矩形平板状部材であり、蓋板21を開口10hに合わせることで本体部10を閉塞した直方体とすることができるようになっている。蓋板21が開口10hの面と略同じ大きさとは、蓋板21が、掩蓋片22の厚さ及び側蓋片25の厚さの分大きい場合を含むことを意味している。蓋板21は、長手方向の一辺が、本体部10の後板端辺18で連接している。換言すれば、本体部10と蓋板21とは、後板端辺18を介して連接している。後板端辺18は、後板14と開口10hの面とが交わる辺である。蓋板21は、後板端辺18を回転軸線として、本体部10に対して回動することができるように構成されている。
掩蓋片22は、折曲辺21fを介して蓋板21と直交し、蓋部20を閉じたときに底板13側に延びるように設けられている。掩蓋片22は、長手方向両端の幅(長方形の前板12の短辺方向の長さ)が、前板12の短辺方向の長さの約1/2で、長手方向中央部の幅が、前板12の短辺方向の長さの約3/4となっており、折曲辺21fに対向する先端辺22pがV字状に形成されている。掩蓋片22の先端辺22pには、ラップフィルム91fを切断するための切断刃22cが取り付けられている。側蓋片25は、蓋板21及び掩蓋片22の双方に直交して取り付けられている。側蓋片25は、蓋板21(掩蓋片22)の両端に合計2つ設けられている。側蓋片25は、長辺が蓋板21の短辺と同じ長さで、短辺が掩蓋片22の中央部における幅(V字状の先端から折曲辺21fまでの最短距離)と略同じ長さの長方形に形成されている。側蓋片25は、掩蓋片22に連接された接続片22jに接着剤で固定されている。側蓋片25の内側には、接続片22jと蓋板21との間に、凹部25dが形成されている。このように構成された蓋部20は、閉じたときに、本体部10の開口10hに覆い被さるようになっている。このとき、掩蓋片22は、前板12に沿って前板12の外側に重なるように配設されている。
抑え板30は、本体部10に収容されたラップロール91rの飛び出しを防ぐための部材である。抑え板30は、抑え天板31と、抑え側板33とを有している。抑え天板31は、長さが開口10hの面と同じで、幅31wが開口10hの面よりも小さく形成されている。抑え天板31は、長手方向の一辺が、本体部10の前板端辺19で連接している。換言すれば、本体部10と抑え天板31とは、前板端辺19を介して連接している。前板端辺19は、前板12と開口10hの面とが交わる辺である。抑え天板31は、開口10hの面に重なるように設けられている。幅31wが開口10hの面の幅10wよりも小さく形成された抑え天板31が、前板端辺19に連接され、かつ、開口10hの面に重なるように設けられることで、後板端辺18と抑え天板31との間に隙間10sが形成されることとなる。隙間10sは、本体部10に収容されたラップロール91rから引き出されたラップフィルム91fが通る空間となる。
抑え天板31の幅31wは、開口10hの幅10wの20%から98%の間の値とするとよい。このようにすると、抑え天板31の強度を保持しつつ、隙間10sからラップフィルム91fを引き出すことができる。抑え天板31の幅31wは、好ましくは開口10hの幅10wの50%から90%の間になるように形成するとよい。このようにすると、抑え天板31を変形しにくい構造とし、ラップロール91rの飛び出し防止効果を向上させることができる。抑え天板31の幅31wは、さらに好ましくは開口10hの幅10wの70%から85%の間になるように形成するとよい。このようにすると、抑え天板31をより変形しにくい構造とし、ラップロール91rの飛び出し防止効果をさらに向上させることができる。
抑え側板33は、開口10hの面に重ねられた抑え天板31から脇板15側に突き出るように、抑え天板31に連接している。抑え側板33と抑え天板31とは、典型的には一体に形成されており、折り目32によって両者が区別されている。換言すれば、折り目32が抑え天板31と抑え側板33との境界線となっている。折り目32は、前板12に対して直角になるように開口10h側に抑え板30を延ばしたときに、本体部10の開口10hの面と脇板15とが交わる辺に対向する線である。抑え側板33は、抑え天板31に直交し、脇板15に沿って、脇板15の外側に設けられている。このように、抑え側板33は、重合部分を構成している。抑え側板33の高さは、脇板15の高さに対して、概ね1/3以上、典型的には2/3に形成されているが、脇板15の高さと同じでもよい。抑え側板33の幅は、折り目32においては抑え天板31の幅31wと等しく、底板13に近づくにつれて少しずつ小さくなっている。抑え側板33の先端(底板13に最も近い端部)は、緩やかな丸みを帯びていて、角部が円弧状に形成されている。
抑え側板33には、折り目32に沿った細長い矩形において、折り目32以外の3つの辺が切り込まれることにより、折り目32よりも外側に突き出る突出片33pが形成されている。突出片33pは、抑え天板31と同一面状で、本体部10の外側に突き出ている。突出片33pは、典型的には、側蓋片25の外面よりもやや飛び出る程度まで突き出ている。突出片33pが形成されていることで、蓋部20を閉じたときに側蓋片25の内側に形成されている凹部25dが突出片33pと係合し、蓋部20を閉状態に維持することができる。
図1(B)の抑え側板33を開いた部分斜視図に詳細に示すように、抑え側板33は、さらに、折り目32と平行に延びる折れ線34の幅方向の中央部から、折り目32側に、半円弧状の切り込み35が形成されている。切り込み35は、半円弧の直径が折れ線34上にある。これにより、折れ線34と切り込み35とで囲まれた部分に舌片36が形成されることとなる。抑え側板33は、折れ線34を境として、開口10h側の抑え本体部38と、先端(底板13に最も近い端部)側の抑え先端部39とに区別することができる。抑え先端部39を、舌片36の外側の折れ線34に沿って曲げることで、舌片36が抑え本体部38から突出して突起として現れることとなる。本実施の形態では、舌片36が抑え板係止部に相当する。
他方、脇板15には、舌片36と係合する本体係止部としての貫通孔15hが形成されている。貫通孔15hは、舌片36内の折れ線34(舌片36を構成する半円弧状の直径部分)を脇板15に投影した位置に、舌片36が貫通することができるように形成されている。貫通孔15hは、典型的には舌片36内の折れ線34よりも一回り大きいスリットで形成されている。貫通孔15hは、底のない溝と見ることができ、すなわち溝の一形態である。このように、本明細書では、係止部を構成する「溝」には、底面がある窪みのほか、底面がない窪みや、幅のない切り込みも含まれる。この点を考慮すると、貫通孔15hは、スリットのような幅のない、切り込みで形成されていてもよい。
舌片36は、通常は、図1(A)に示すように、貫通孔15hを突き抜けて本体部10の内部に入っている。この通常の状態のときは、抑え板30が本体部10に対して固定されることとなる。これに対し、抑え先端部39を脇板15から離れるように折れ線34で曲げて、抑え側板33を脇板15から引き離すことで、舌片36と貫通孔15hとの係合を外すことができる。舌片36と貫通孔15hとの係合を外すことで、抑え天板31は、前板端辺19を回転軸線として、本体部10に対して回動することができるように構成されている。
本実施の形態では、抑え天板31に、切り欠き31dが形成されている。切り欠き31dは、後板14側の辺に形成されている。切り欠き31dは、抑え天板31の長手方向の中央が最も深くなるように形成されている。切り欠き31dが形成されている部分においては隙間10sが広くなっている。これにより、ラップフィルム91fが本体部10の中に戻ってしまったときも、抑え板30の係合を外さずに、隙間10sから本体部10内に指を入れてラップフィルム91fを摘み、本体部10の外へ取り出すことが容易にできるように構成されている。
ラップカートン1は、本実施の形態では、約0.45〜0.7mm厚のコートボール紙が加工されて形成されている。本実施の形態では、説明の便宜上、本体部10、蓋部20、及び抑え板30を機能の観点から区別しているが、本体部10、蓋部20、及び抑え板30は、典型的には1枚の原紙を切り出して組み立てられて一体に形成されている。ラップカートン1の表面は、消費者の購買意欲を惹起するようなデザインが印刷されたうえで、全体に表面処理(例えば紫外線硬化型ニスの塗布等)が施されている。
上述のように構成されたラップカートン1は、舌片36と貫通孔15hとが係合することで、抑え板30、ひいては抑え天板31が、本体部10から開いてしまうことが防止される。これにより、ラップフィルム91fを引き出すことに伴って、本体部10内のラップロール91rに本体部10の外に出そうとする力が作用しても、本体部10からラップロール91rが飛び出てしまうことを防止することができる。また、抑え天板31を備えていることで、隙間10sから引き出されたラップフィルム91fを手から離しても、ラップフィルム91fが抑え天板31に被さる。このとき、ラップフィルム91fと抑え天板31との間に摩擦力が働き、この摩擦力が、ラップフィルム91fが本体部10内に戻ろうとする力に対して抵抗力として働くこととなる。このように、ラップカートン1は、ラップフィルム91fが本体部10内に戻りにくい構造となっている。
次に図2を参照して、変形例に係るラップカートン1Aを説明する。図2(A)はラップカートン1Aの部分斜視図であり、図2(B)は抑え側板33Aを開いた状態の部分斜視図である。ラップカートン1Aは、ラップカートン1(図1参照)と比較して、抑え板30A及び脇板15Aの構成が異なっている。抑え板30Aは、抑え天板31の構成はラップカートン1と同様である一方、抑え側板33Aが、脇板15Aと略同じである主部33Abと、底板13よりも突き出た部分である先端部33Atとから形成されている。底板13よりも突き出た部分である先端部33Atは、抑え板係止部を構成する。なお、抑え側板33Aには、抑え側板33(図1参照)に形成されていたような、折れ線34、切り込み35、舌片36は形成されていない。
他方、脇板15Aは、脇板15(図1参照)に形成されていたような貫通孔15hが形成されていない代わりに、底板13に隣接する部分に隙間15gが形成されている。隙間15gは、本体係止部を構成する。なお、ラップカートン1Aの脇板15Aは、後板14に連接された第1フラップ14fの上に、前板12に連接された第2フラップ12fが重ねられて構成されている。第1フラップ14f及び第2フラップ12fは、共に底板13とは連接していない。したがって、第1フラップ14f及び第2フラップ12f(脇板15A)と、底板13との間に、幅10wにわたって隙間15gが形成されることとなる。先端部33Atは、隙間15gと係合するように構成されているため、先端部33Atの長さ33AtLは、ラップが収容されたラップカートン1Aの使用中に外れることがない長さに形成されており、典型的には脇板15の高さ(本実施の形態では幅10wと等しい)の1/4〜1/3の長さに形成されている。ラップカートン1Aの上記以外の構成は、ラップカートン1(図1参照)と同じである。
上述のように構成されたラップカートン1Aは、先端部33Atと隙間15gとが係合することで、抑え板30A、ひいては抑え天板31が、本体部10Aから開いてしまうことが防止される。このとき、抑え板係止部が抑え側板33Aの先端部33Atで形成されると共に、本体係止部を構成する隙間15gが底板13と脇板15Aとの交線部分に形成されているので、ラップカートン1(図1参照)に比べて、先端部33Atを隙間15gに係合させたときの収まりがよく、外観がシンプルになる。なお、ラップカートン1Aにおいても、ラップカートン1(図1参照)と同様、本体部10Aからラップロールが飛び出てしまうことを防止することができ、ラップフィルムが本体部10A内に戻りにくいという効果を奏する。
次に図3を参照して、別の変形例に係るラップカートン1Bを説明する。図3(A)はラップカートン1Bの部分斜視図であり、図3(B)は抑え側板33Bを開いた状態のラップカートン1Bの部分斜視図であり、図3(C)はラップカートン1Bの側面断面図である。ラップカートン1Bは、ラップカートン1(図1参照)と比較して、抑え板30Bの構成が異なっている。抑え板30Bは、抑え天板31の構成はラップカートン1と同様である一方、抑え側板33Bが、抑え天板31に連接する主部33Bbと、抑え天板31から離れた先端部33Btとから構成されている。主部33Bb及び先端部33Btを含む抑え側板33Bの構成は、抑え側板33A(図2参照)と類似しているが、抑え側板33Aよりも小さく、脇板15に内包される大きさに形成されている。先端部33Btは、抑え板係止部を構成する。なお、抑え側板33Bには、抑え側板33(図1参照)に形成されていたような、折れ線34、切り込み35、舌片36は形成されていない。
ラップカートン1Bの脇板15は、ラップカートン1(図1参照)と同様にスリット状の貫通孔15hが形成されている。ただし、ラップカートン1Bの脇板15に形成された貫通孔15hは、抑え側板33Bの先端部33Btと係合する本体係止部として機能するものである。ここでの貫通孔15hは、本体部10に収容されたラップフィルム91fが巻き付けられている円筒状の巻芯92の内部を脇板15に投影した位置に形成されている。貫通孔15hは、好ましくは、貫通孔15hを突き抜けて本体部10の内部に入った先端部33Btが、巻芯92の内周部に接触してラップ91を支持することができる位置に形成されている。本実施の形態では、折り目32から底板13に向かって脇板15の高さの1/4程度進んだ位置に、折り目32と平行に延びるように貫通孔15hが形成されている。なお、ラップ91の使用の開始前において、本体部10に収容されたラップロール91rの外周部は、図3(C)に示すように底板13の内側に接していてもよく、図示は省略するが底板13の内側との間に隙間があって、ラップロール91rが底板13から浮き上がるようにしてもよい。先端部33Btの長さは、ラップ91を支持することができるように、先端部33Atの長さ33AtL(図2参照)よりも大きく形成されている。ラップカートン1Bの上記以外の構成は、ラップカートン1(図1参照)と同じである。
上述のように構成されたラップカートン1Bは、先端部33Btと貫通孔15hとが係合することで、抑え板30B、ひいては抑え天板31が、本体部10から開いてしまうことが防止される。このとき、先端部33Btが巻芯92の内周部に接触してラップ91を支持するので、抑え天板31でラップ91の飛び出しを防ぐことに加え、先端部33Bt(抑え板係止部)によってもラップ91の本体部10からの飛び出しを防止することができる。なお、ラップカートン1Bにおいても、ラップカートン1(図1参照)と同様、ラップフィルムが本体部10内に戻りにくいという効果を奏する。
以上で説明したラップカートン1、1A、1Bのほか、抑え板係止部が突起で形成され、本体係止部が溝で形成される実施の形態に、以下のものが挙げられる。
図4(A)に示すラップカートン1Cでは、抑え板30Cが開口10hから突き出ない大きさに形成され、抑え板30Cの両端が脇板15Cの内側で本体部10Cに係合するように構成されている。抑え板30Cは、前板端辺19と連接する部分が前板端辺19よりも短く形成され、前板端辺19の両端には抑え板30Cに連接していない空間が形成されている。抑え板30Cは、脇板15Cに対向する辺が、後板14側では脇板15Cに接し、前板12側では脇板に接しないように形成されている。これにより、抑え板30Cは、脇板15Cに対向する辺に、後板14側において突起30Ctが形成されることとなる。突起30Ctは、抑え板係止部を構成している。
他方、図4(B)に示すように、ラップカートン1Cでは、脇板15Cの内側に、副側面板44が貼り付けられている。なお、図4(B)では、説明の便宜上、抑え板30Cを省略して示している。副側面板44は、後板14と連接していて、脇板15Cの直前で内側に折り曲げられている。副側面板44は、本実施の形態では後板14と連接しているが、前板12又は底板13と連接していてもよい。副側面板44には、突起30Ctに対応した切り込み42Aが形成されている。切り込み42Aが形成された副側面板44が脇板15Cの内側に貼り付けられることにより、脇板15Cの内側にはスリット状のスリット部42が形成されることとなる。スリット部42は、脇板15Cを貫通しておらず、脇板15Cの内側に溝(ここでは狭義の溝)を形成している。スリット部42は、本体係止部を構成している。
図5に示すラップカートン1Dでは、抑え板30Dが、ラップカートン1Cの抑え板30C(図4参照)と略同じ形状であるが、突起30Ct(図4参照)に対応する突起30Dtが開口10hよりも脇板15側に突き出ている点が抑え板30C(図4参照)とは異なっている。本体部10は、ラップカートン1(図1参照)と同様に貫通孔15hが形成されている。貫通孔15hは、抑え板30Dの突起30Dtと係合する位置に形成されている。ラップカートン1Dは、突起30Dtを貫通孔15hに係合させたときに、突起30Dtの先端が脇板15の表面から外側に突き出ることとなる。この、脇板15の表面から突き出た突起30Dtの先端は、突出片33p(図1参照)と同様の機能を果たすこととなる。
次に図6を参照して、本発明の第2の実施の形態に係るラップカートン2を説明する。図6(A)はラップカートン2の斜視図、図6(B)は脇板突出片15Epを開いたラップカートン2の部分斜視図である。ラップカートン2は、本体部10Eと、蓋部20と、抑え板30Eとを備えている。ラップカートン2は、ラップカートン1(図1参照)と比較して、蓋部20の構成は同じであるが、本体部10E及び抑え板30Eが、本体部10(図1参照)及び抑え板30(図1参照)と一部が異なっている。
本体部10Eは、前板12、底板13、後板14、及び開口10hの構成はラップカートン1の本体部10(図1参照)と共通であるが、脇板15Eは以下のように構成されている。脇板15Eは、脇板主部15Erと、脇板突出片15Epとから構成されている。脇板主部15Erは、ラップカートン1の脇板15(図1参照)と同様に構成されている。脇板主部15Erは、底板13に連接している。脇板突出片15Epは、突出主部15Ebと、先端部15Etとから構成されている。突出主部15Ebは、脇板主部15Erの開口10hと交わる端辺である脇板端辺15sに連接されている。本実施の形態では、突出主部15Ebが、脇板端辺15sから離れるに連れて幅が小さくなるように形成されており、その先端に先端部15Etが設けられている。先端部15Etの幅は、抑え板30Eの幅よりも小さくなるように形成されている。先端部15Etは、本体係止部を構成する。
抑え板30Eは、抑え板貫通孔31hが形成されている点を除き、ラップカートン1の抑え天板31(図1参照)と同様に形成されており、ラップカートン1における抑え側板33(図1参照)に相当する構成を有していない。抑え板貫通孔31hは、先端部15Etと係合する抑え板係止部を構成する。したがって、抑え板貫通孔31hは、突出主部15Ebの長さ分だけ、脇板端辺15sから離れた位置に形成されている。抑え板貫通孔31hは、典型的には、脇板主部15Erの高さの約1/4に相当する距離だけ脇板端辺15sから離れた位置に形成されている。
上述のように構成されたラップカートン2は、先端部15Etと抑え板貫通孔31hとが係合することで、抑え板30Eが本体部10Eから開いてしまうことが防止される。ラップカートン2は、貫通孔(抑え板貫通孔31h)が本体部10Eではなく抑え板30Eに形成されているため、蓋部20を閉めた状態で本体部10Eの中に埃等の異物が侵入することを回避することができると共に、本体部10Eの強度の低下を抑制することができる。また、脇板突出片15Epを抑え板30Eの上に重ねた先で先端部15Etを抑え板貫通孔31hに差し込んで係合させるので、抑え板30Eを本体部10Eに、より安定的に係合させることができる。なお、ラップカートン2においても、ラップカートン1(図1参照)と同様、ラップフィルムが本体部10E内に戻りにくいという効果を奏する。
以上で説明したラップカートン2のほか、本体係止部が突起で形成され、抑え板係止部が溝で形成される実施の形態に、以下のものがある。
図7(A)は本発明の第2の実施の形態の変形例に係るラップカートン2Aの部分斜視図であり、図7(B)は脇板上部15Fsを開いた状態のラップカートン2Aの部分斜視図である。図7(A)、(B)の両図共に、蓋部20(図1参照)を省略して示しているが、実際にはラップカートン1(図1参照)と同様に蓋部20が設けられている。ラップカートン2Aは、本体部10Fと、蓋部20と、抑え板30Fとを備えている。ラップカートン2Aは、ラップカートン2(図6参照)と比較して、蓋部20の構成は同じであるが、本体部10F及び抑え板30Fが本体部10E(図6参照)及び抑え板30E(図6参照)と一部が異なっている。本体部10Fは、前板12、底板13、後板14、及び開口10hの構成はラップカートン2の本体部10E(図6参照)と共通であるが、脇板15Fは以下のように構成されている。
脇板15Fは、高さが、前板12の高さよりもやや小さく、典型的には前板12の高さの0.8〜0.9倍程度に形成されている。脇板15Fは、底板13と平行に延びる折曲線15Ffを境として、その下方の脇板下部15Frと上方の脇板上部15Fsとに区別されている。脇板下部15Frは、後板14から延在する第1フラップ14f及び前板12から延在する第2フラップ12fに固着されている。第1フラップ14fの上に第2フラップ12fが重なる構成は、ラップカートン1A(図2参照)と同様である。脇板上部15Fsは、第1フラップ14f及び第2フラップ12fに固着されておらず、折曲線15Ffまわりに回動することができるように構成されている。脇板上部15Fsの、折曲線15Ffに対向する辺が、脇板端辺15sとなる。脇板端辺15sには、差込片15Ftが連接されている。差込片15Ftは、典型的には脇板上部15Fsの幅の0.4〜0.6倍の幅に形成されている。差込片15Ftは、幅方向の中央が、抑え板30Fの幅の中央と揃うように、脇板端辺15sに連接されている。差込片15Ftは、本体係止部を構成する。差込片15Ftの高さは、抑え板係止部に係合されたときに容易に外れることがない高さに形成されている。
抑え板30Fは、抑え天板31と、抑え側板33Fとを有している。抑え天板31は、ラップカートン1(図1参照)の抑え天板31と同様に構成されている。抑え側板33Fは、抑え板30Fを折り目32で折り曲げて第1フラップ14f及び第2フラップ12fに沿って延ばしたときに、折曲線15Ffの近傍まで延びている。抑え側板33Fの幅は、抑え天板31の幅と同じに形成されている。抑え側板33Fには、差込片15Ftと係合する抑え側板貫通孔33hが形成されている。抑え側板貫通孔33hは、抑え板係止部を構成する。
上述のように構成されたラップカートン2Aは、差込片15Ftと抑え側板貫通孔33hとが係合する位置が、開口10hの面上ではなく脇板15F側である点で、ラップカートン2(図6参照)と異なるが、ラップカートン2(図6参照)と同様に、蓋部20を閉めた状態で本体部10Fの中に埃等の異物が侵入することを回避することができると共に、本体部10Fの強度の低下を抑制することができるという効果を奏する。なお、ラップカートン2及びラップカートン2A共に、本体係止部が、脇板15E、15Fの先端に形成されている例を説明したが、ラップカートン1の抑え側板33(図1参照)に倣って、舌片で形成されていてもよい。
次に図8を参照して、これまで説明したラップカートン1〜2Aに共通に適用可能な抑え板の改良について説明する。図8(A)に示すように、改良版に係る抑え板130は、抑え天板131に切り込み131cが形成されている。切り込み131cは、前板端辺19上の1点を始点とし、抑え天板131上を後板14側に近づきつつ端辺には到達せずに、長手方向に延びた後、始点とは別の前板端辺19上の1点に至るように形成されている。抑え天板131は、切り込み131cによって、切り込み131cの外側の係止有部としての抑え主部131aと、切り込み131cより内側の係止無部としてのフラップ131bとに分割されている。フラップ131bは、典型的には矩形(長方形又は正方形)あるいは台形に形成されており、角部が丸みを帯びていてもよい。
フラップ131bの幅131bWは、抑え主部131aの幅131aWよりも小さく、本実施の形態では両者の比が概ね1:2乃至3:4となるように形成されている。フラップ131bの長さ(抑え板130の長手方向の距離)は、抑え主部131aの長さに対して、本実施の形態では1/3であるが、10%から70%とするとよい。このようにすると、抑え主部131aの強度を保ちつつ、フラップ131bを内側に折り曲げたときに、フラップ131bによる、ラップロール91rのガタツキを抑制する作用を維持することができる。切り込み131cで切断され、本体部10に係合されないフラップ131bは、前板端辺19を回転軸線として回動することができるように構成されている。
図8(B)は、フラップ131bを前板12の内側に沿うように折り曲げた状態を示す側面断面図である。フラップ131bは、前板端辺19において前板12の内側に向けて180度近く(例えば、170度)折り曲げられ、前板12の内側に沿って配置されている。折り曲げられたフラップ131bは、元に戻ろうとするため、本体部10内に収納されたラップロール91rの外周部に接して、ラップロール91rを後板14の内側に押し付けることとなる。これにより、本体部10内におけるラップロール91rの動きを規制することができ、ラップロール91rの本体部10内でのガタツキを抑えることができて、ラップフィルム91fを本体部10から安定して引き出すことができる。
図8(C)は、フラップ131bを前板12の外側に沿うように折り曲げた状態を示す側面断面図である。フラップ131bは、前板端辺19において前板12の外側に向けて折り曲げられ、前板12の外側に沿って配置されている。折り曲げられたフラップ131bは、元に戻ろうとするため、前板12の外面からやや浮き上がることとなる。換言すれば、フラップ131bは、前板12に対して鋭角θを持って傾いて配置されている。この構成により、ラップロール91rから引き出されて前板12に沿って延びているラップフィルム91fの先端を、前板12から離間させることができる。このためラップフィルム91fの先端を容易に摘むことができ、必要な長さのラップフィルム91fをスムーズに本体部10から引き出し、使用することができる。
なお、図9(A)に示すようにフラップ131bはフラップ131bA、131bBの2つに分割されていてもよく、図示は省略するが3つ以上に分割されていていてもよい。また、フラップ131bは、回動軸線を、前板端辺19上にあるように形成する場合に限らず、底板13側に寄った前板12内に形成してもよい。このとき、フラップ131bは、前板12の上部を一部含むこととなる。あるいは、フラップ131bを内側に折り曲げる場合は、図9(B)に示すように、フラップ131bの回動軸線を、後板14側にずらし、抑え板130内に形成してもよい。この場合、フラップ131bがラップロール91rを後板14の方へ押し、ラップロール91rのガタツキを抑えるという効果を奏する範囲内において、フラップ131bの回転軸線を後板14側へずらすとよい。
また、図10(A)〜(C)に示すように、抑え板130の先端(後板端辺18に対向する部分)を、本体部10に収容されたラップロール91rの外周に近づくように曲げて、ラップロール91rの本体部10からの飛び出し防止の効果を向上させてもよい。図10(A)に示す例では、抑え板130の先端を、後板14と平行になるように折り曲げている。図10(B)に示す例では、抑え板130の先端を、平面の状態で、本体部10に収容されたラップロール91rの外周に沿うように折り曲げている。図10(C)に示す例では、抑え板130の先端を、本体部10に収容されたラップロール91rの外周に沿うよう、曲面状に曲げている。
以上の説明では、ラップフィルム91fがポリ塩化ビニリデンを原料として形成されているとしたが、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリメチルペンテン、もしくはこれらを組み合わせた多層フィルムであってもよい。また、長尺物がラップフィルム91fであるとしたが、ロール紙、キッチンペーパ、アルミホイル、加熱調理用紙シート、クッキングシート(水蒸気は透過させるが液体の水は通さない、シリコン等がコーティングされた紙製品)等であってもよい。
以上の説明では、抑え側板に突出片33pが形成されているとしたが、突出片33pは形成されていなくてもよい。しかしながら、突出片33pが形成されていて側蓋片の内側に突出片33pと係合する凹部25dが形成されていると、不必要に蓋部20が開いてしまう状態を回避することができるため好適である。
以上の説明では、抑え板に切り欠き31dが形成されているとしたが、抑え板の切り欠き31dはなくてもよい。
本発明の説明に関連して(特に以下の請求項に関連して)用いられる名詞及び同様な指示語の使用は、本明細書中で特に指摘したり、明らかに文脈と矛盾したりしない限り、単数及び複数の両方に及ぶものと解釈される。語句「備える」、「有する」、「含む」及び「包含する」は、特に断りのない限り、オープンエンドターム(すなわち「〜を含むが限らない」という意味)として解釈される。本明細書中の数値範囲の具陳は、本明細書中で特に指摘しない限り、単にその範囲内に該当する各値を個々に言及するための略記法としての役割を果たすことだけを意図しており、各値は、本明細書中で個々に列挙されたかのように、明細書に組み込まれる。本明細書中で説明されるすべての方法は、本明細書中で特に指摘したり、明らかに文脈と矛盾したりしない限り、あらゆる適切な順番で行うことができる。本明細書中で使用するあらゆる例又は例示的な言い回し(例えば「など」)は、特に主張しない限り、単に本発明をよりよく説明することだけを意図し、本発明の範囲に対する制限を設けるものではない。明細書中のいかなる言い回しも、請求項に記載されていない要素を、本発明の実施に不可欠であるものとして示すものとは解釈されないものとする。
本明細書中では、本発明を実施するため本発明者が知っている最良の形態を含め、本発明の好ましい実施の形態について説明している。当業者にとっては、上記説明を読めば、これらの好ましい実施の形態の変形が明らかとなろう。本発明者は、熟練者が適宜このような変形を適用することを期待しており、本明細書中で具体的に説明される以外の方法で本発明が実施されることを予定している。したがって本発明は、準拠法で許されているように、本明細書に添付された請求項に記載の内容の修正及び均等物をすべて含む。さらに、本明細書中で特に指摘したり、明らかに文脈と矛盾したりしない限り、すべての変形における上記要素のいずれの組合せも本発明に包含される。
1、1A、1B、1C、1D、2、2A ラップカートン
10、10A、10C、10E、10F 本体部
10h 開口
12 前板
13 底板
14 後板
15 脇板
15s 脇板端辺
15h 貫通孔
15Et 突起
15Ep 差し込み片
18 後板端辺
19 前板端辺
20 蓋部
25 蓋側板
25d 凹部
30、30A、30B、30C、30D、30E、30F 抑え板
31h 溝
32 折り目
33、33A、33B、33F 抑え側板
33At 先端部
33Bt 抑え板係止部
33p 突出片
36 舌片
91f ラップフィルム
91r ラップロール
100 巻回体入り収容箱
130 抑え板
131a 係止有部
131b 係止無部
131c 切込線

Claims (10)

  1. 長尺物が巻かれた巻回体を収容する直方体状に形成された本体部であって、対向する一対の端面が矩形に形成され、前記端面に直交する4つの長方形面のそれぞれが前記端面よりも大きく形成され、前記4つの長方形面のうちの1つが開口した開口面に形成された本体部と;
    前記開口面に直交する2つの前記長方形面のうちの一方を構成する後板の、前記開口面と交わる端辺である後板端辺に、回動可能に連接されて前記開口面を覆う蓋部と;
    前記後板に対向する面を構成する前板の前記開口面と交わる端辺である前板端辺に回動可能に連接され、前記後板端辺に接触しないように前記開口面の一部を塞ぐ抑え板とを備え;
    前記本体部及び前記抑え板のそれぞれに、相互に係合することにより前記抑え板の回動を抑制する係止部が形成された;
    巻回体収容箱。
  2. 前記抑え板の前記係止部である抑え板係止部が突起で形成され;
    前記本体部の前記係止部である本体係止部が、前記突起が嵌合する溝で形成された;
    請求項1に記載の巻回体収容箱。
  3. 前記抑え板が、前記開口面を塞いだときに前記開口面から前記端面側に突き出る大きさに形成されると共に、前記端面と前記開口面との交線に対向する部分で前記端面に沿うように前記端面の外側で折り曲げられて構成され;
    前記抑え板係止部が、前記端面と重なる前記抑え板の部分である重合部分の面内に、前記開口面側に凸状の舌片で構成され;
    前記本体係止部が、前記端面に形成されて前記舌片を受け入れる貫通孔で構成された;
    請求項2に記載の巻回体収容箱。
  4. 前記抑え板が、前記開口面を塞いだときに前記開口面から前記端面側に突き出る大きさであって、前記端面と前記開口面との交線に対向する部分で前記端面に沿うように前記端面の外側で折り曲げられたときに前記開口面に対向する面を構成する底面側に前記端面から突き出る大きさに形成され;
    前記本体係止部が、前記底面と前記端面との交線部分に形成された隙間で構成され;
    前記抑え板係止部が、前記抑え板の前記底面側に前記端面から突き出た部分が前記底面に沿うように折り曲げられて構成された前記抑え板の先端部で構成された;
    請求項2に記載の巻回体収容箱。
  5. 前記本体係止部が、円筒状に巻かれた前記巻回体が前記本体部に収容されたときに前記円筒状の円周内部に対向する範囲の前記端面に、前記端面が貫通するように形成され;
    前記抑え板が、前記開口面を塞いだときに前記開口面から前記端面側に突き出る大きさに形成されると共に、前記端面と前記開口面との交線に対向する部分で前記端面に沿うように前記端面の外側で折り曲げられて前記抑え板係止部が前記本体係止部を介して前記本体部の内側に挿入されるように構成され;
    前記抑え板係止部が、前記巻回体の内周部に接触して前記巻回体を支持するように構成された;
    請求項2に記載の巻回体収容箱。
  6. 前記蓋部が、前記端面と平行に設けられて前記端面の一部を覆う蓋側板であって内側に凹部が形成された蓋側板を有し;
    前記抑え板が、前記開口面を塞いだときに前記端面と前記開口面との交線よりも前記本体部の外側に突き出る突出片が形成されるように構成され;
    前記蓋部を閉めたときに、前記凹部が前記突出片に嵌合するように構成された;
    請求項2乃至請求項5のいずれか1項に記載の巻回体収容箱。
  7. 前記本体部の前記係止部である本体係止部が突起で形成され;
    前記抑え板の前記係止部である抑え板係止部が、前記突起が嵌合する溝で形成された;
    請求項1に記載の巻回体収容箱。
  8. 前記本体部が、前記端面を構成する脇板の前記開口面と交わる端辺である脇板端辺に連接された差し込み片を有し;
    前記本体係止部が前記差し込み片に形成された;
    請求項7に記載の巻回体収容箱。
  9. 前記抑え板が、切込線で切断されることにより、前記係止部を有する係止有部と、前記係止部を有さない係止無部とに分割されると共に、前記係止無部が前記前板端辺に平行な軸線まわりに回動可能に構成された;
    請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の巻回体収容箱。
  10. 長尺物が巻かれた巻回体と;
    請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の巻回体収容箱とを備える;
    巻回体入り収容箱。
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