JPS6010175Y2 - 自動車のエアコン用フアンモ−タ構造 - Google Patents
自動車のエアコン用フアンモ−タ構造Info
- Publication number
- JPS6010175Y2 JPS6010175Y2 JP13881080U JP13881080U JPS6010175Y2 JP S6010175 Y2 JPS6010175 Y2 JP S6010175Y2 JP 13881080 U JP13881080 U JP 13881080U JP 13881080 U JP13881080 U JP 13881080U JP S6010175 Y2 JPS6010175 Y2 JP S6010175Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fan
- fan motor
- air
- cooling
- motor housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は自動車のエアコン用ファンモータ構造に関す
る。
る。
自動車のエアコン用ファンモータにはファンモータの性
能を向上するために強制冷却手段が設はテアリ、従来の
この自動車のエアコン用ファンモータ構造としては、例
えば第１図及び第２図に示すようなものがある。
能を向上するために強制冷却手段が設はテアリ、従来の
この自動車のエアコン用ファンモータ構造としては、例
えば第１図及び第２図に示すようなものがある。
即ち、ダッシュアッパパネル１とカウルトップパネル２
とで形成したエアボックス３内にエアインテーク部４が
設けてあり、このエアインテーク部４とファン５とをダ
クト６で接続しファン５の入側に設けた内外気切換ドア
７を介してファン５にてエアボックス３からの外気又は
車室内の内気を吸引し図示せぬエアコンユニットへ送風
するようにしである。
とで形成したエアボックス３内にエアインテーク部４が
設けてあり、このエアインテーク部４とファン５とをダ
クト６で接続しファン５の入側に設けた内外気切換ドア
７を介してファン５にてエアボックス３からの外気又は
車室内の内気を吸引し図示せぬエアコンユニットへ送風
するようにしである。
８はファンモータで、そのファンモータハウジング９と
ファンケース１０とを冷却ダクト１１で接続し、ファン
５にて吸引した内外気の一部をこの冷却ダクト１１で取
出しファンモータハウジング９内へ冷却風として導きフ
ァンモータ８内を冷却後ファン５側へ再び戻すようにし
ている。
ファンケース１０とを冷却ダクト１１で接続し、ファン
５にて吸引した内外気の一部をこの冷却ダクト１１で取
出しファンモータハウジング９内へ冷却風として導きフ
ァンモータ８内を冷却後ファン５側へ再び戻すようにし
ている。
１２は、冷却ダクト１１とファンモータハウジング９と
の第１接続口で又１３は、ファンモータハウジング９と
ファンケース１０との第２接続口であり、前記内外気の
一部は第１接続口１２よりファンモータハウジング９内
に入り第２接続口１３よりファン５側へ流出するように
しである。
の第１接続口で又１３は、ファンモータハウジング９と
ファンケース１０との第２接続口であり、前記内外気の
一部は第１接続口１２よりファンモータハウジング９内
に入り第２接続口１３よりファン５側へ流出するように
しである。
このファンモータハウジング９内には、マグネット１４
間に回転子１５が配してあり回転子１５にはコンミュテ
ータ１６が一体的に設けである。
間に回転子１５が配してあり回転子１５にはコンミュテ
ータ１６が一体的に設けである。
このコンミュテータ１６にはブラシ１７が常時接触させ
てあり、１８はそのためのスプリングモして１９はブラ
シホルダーを示す。
てあり、１８はそのためのスプリングモして１９はブラ
シホルダーを示す。
回転子１５とコンミュテータ１６を装架したシャフト２
０は軸受２１を介してファンモータハウジング９に取付
けてあり、ファン５はファンケース１０内に突出する前
記シャフト２０の一端にナツト２２を介し固定しである
。
０は軸受２１を介してファンモータハウジング９に取付
けてあり、ファン５はファンケース１０内に突出する前
記シャフト２０の一端にナツト２２を介し固定しである
。
尚２３は水切板で、エアインテーク部４の上方へ設けた
もの、そして２４はカウルトップグリルを示したこのカ
ウルトップグリル２４と前記カウルトップパネル２に開
口した外気取入口２５．２６より外気がエアインテーク
部４及びダクト６を通ってファンケ−ス１０内に流入自
在としである。
もの、そして２４はカウルトップグリルを示したこのカ
ウルトップグリル２４と前記カウルトップパネル２に開
口した外気取入口２５．２６より外気がエアインテーク
部４及びダクト６を通ってファンケ−ス１０内に流入自
在としである。
しかしながらこのような従来の自動車のエアコン用ファ
ンモータ構造にあってはコンミュテータ１６、ブラシ１
７、及び軸受２１に冷却ダクト１１より導いた内外気の
一部が冷却風として直接吹きかかる構造となっていたた
め、内外気の一部とともに雪、雨（霧雨）、及び埃など
がファンモータハウジング９内へ導入されるとこれらが
コンミュテータ１６、ブラシ１７、及び軸受２１などに
吹きかかりファンモータ８の停止後冷却氷結しファンモ
ータ８が回転しなくなることや埃がコンミュテータ１６
の溝部に詰まりこの埃にブラシ１７及びコンミュテータ
１６のカーボン、銅粉が付着し場合によっては過大電流
が流れるという不具合がある。
ンモータ構造にあってはコンミュテータ１６、ブラシ１
７、及び軸受２１に冷却ダクト１１より導いた内外気の
一部が冷却風として直接吹きかかる構造となっていたた
め、内外気の一部とともに雪、雨（霧雨）、及び埃など
がファンモータハウジング９内へ導入されるとこれらが
コンミュテータ１６、ブラシ１７、及び軸受２１などに
吹きかかりファンモータ８の停止後冷却氷結しファンモ
ータ８が回転しなくなることや埃がコンミュテータ１６
の溝部に詰まりこの埃にブラシ１７及びコンミュテータ
１６のカーボン、銅粉が付着し場合によっては過大電流
が流れるという不具合がある。
この考案に係る自動車のエアコン用ファンモータ構造は
このような従来の不具合を解決すべくなされたもので、
具体的にはファンにて内外気切換ドアを介し選択吸引し
た内外気の一部を冷却ダクトに取出し、マグネット間に
回転子を配したファンモータハウジング内へ冷却風とし
て導きモータ内部を冷却後ファン側へ再び戻すようにし
た自動車のエアコン用ファンモータ構造において、上記
ファンモータハウジング内への導風方向をマグネットと
回転子間の方向へ規制する制御板を設けたことを特徴と
したものである。
このような従来の不具合を解決すべくなされたもので、
具体的にはファンにて内外気切換ドアを介し選択吸引し
た内外気の一部を冷却ダクトに取出し、マグネット間に
回転子を配したファンモータハウジング内へ冷却風とし
て導きモータ内部を冷却後ファン側へ再び戻すようにし
た自動車のエアコン用ファンモータ構造において、上記
ファンモータハウジング内への導風方向をマグネットと
回転子間の方向へ規制する制御板を設けたことを特徴と
したものである。
そしてファンモータハウジング内への導風方向をマグネ
ットと回転子間の方向へ規制して流すことによりコンミ
ュテータ、ブラシ及び軸受などへ直接内外気の一部（冷
却風）が吹きかからぬようにしたものである。
ットと回転子間の方向へ規制して流すことによりコンミ
ュテータ、ブラシ及び軸受などへ直接内外気の一部（冷
却風）が吹きかからぬようにしたものである。
以下この考案を図面に基づいて説明する。
尚以下においては従来と同一の部分については図中同一
符号を以て重複する説明は消略するものとする。
符号を以て重複する説明は消略するものとする。
第３図はこの考案の一実施例を示す図である。
２７は制御板で、冷却ダクト１１とファンモータハウジ
ング９との第１接続口１２近辺に取付けたものである。
ング９との第１接続口１２近辺に取付けたものである。
この制御板２７はファンモータハウジング９内への導風
方向をマグネット１４と回転子１５との間の間隙２８方
向へ規制するものであり、少なくともコンミュテータ１
６、ブラシ１７、軸受２１方向に内外気の一部（冷却風
）が直接吹きかからぬようこれらを覆うことのできるサ
イズを有する。
方向をマグネット１４と回転子１５との間の間隙２８方
向へ規制するものであり、少なくともコンミュテータ１
６、ブラシ１７、軸受２１方向に内外気の一部（冷却風
）が直接吹きかからぬようこれらを覆うことのできるサ
イズを有する。
この実施例によれば冷却ダクト１１を通って第１接続口
１２よりファンモータハウジング９内に入る内外気の一
部（冷却風）はコンミュテータ１６、ブラシ１７、軸受
２１などに直接吹きかかることなく図中矢印Ａの如くモ
ータハウジング９内でマグネット１４と回転子１５間の
間隙２８方向へ流れ、第２接続口１３よりファン５側へ
流出してゆくことになる。
１２よりファンモータハウジング９内に入る内外気の一
部（冷却風）はコンミュテータ１６、ブラシ１７、軸受
２１などに直接吹きかかることなく図中矢印Ａの如くモ
ータハウジング９内でマグネット１４と回転子１５間の
間隙２８方向へ流れ、第２接続口１３よりファン５側へ
流出してゆくことになる。
第４図はこの考案の他の実施例を示す図である。
この実施例では冷却ダクト１１の一端がファンモータハ
ウジング９内に伸延し且つエルボ形状に曲折しである。
ウジング９内に伸延し且つエルボ形状に曲折しである。
このエルボ形状の部位２９により内外気の一部（冷却風
）は先の実施例と同様コンミュテータ１６、ブラシ１７
、軸受２１などに直接吹きかかることなく図中矢示Ａの
如く間隙２８方向へ流れ第２接続口１３よりファン５側
へ流出してゆくものである。
）は先の実施例と同様コンミュテータ１６、ブラシ１７
、軸受２１などに直接吹きかかることなく図中矢示Ａの
如く間隙２８方向へ流れ第２接続口１３よりファン５側
へ流出してゆくものである。
第５図及び第６図はこの考案のさらに他の実施例を示す
図である。
図である。
３０は冷却ファンで、回転子１５のシャフト２０に取付
けたものである。
けたものである。
冷却ファン３０は例えば第６図で示す如く先端に捻れ部
３１を各々有する４枚羽根３２を用いることができる。
３１を各々有する４枚羽根３２を用いることができる。
この冷却ファン３０は第２接続口１３の近辺に位置する
ことが望ましいが必ずしもこれに限定されずファンモー
タハウジング９内への導風をファン５側へ強制的に戻す
ことができればどのような部位に設けてもよい。
ことが望ましいが必ずしもこれに限定されずファンモー
タハウジング９内への導風をファン５側へ強制的に戻す
ことができればどのような部位に設けてもよい。
この実施例によれば内外気の一部（冷却風）は回転子１
５と同期回転する冷却ファン３０によって吸引されファ
ン５側へ戻されるものであり、コンミュテータ１６、ブ
ラシ１７、軸受２１などに直接吹きかかることがない。
５と同期回転する冷却ファン３０によって吸引されファ
ン５側へ戻されるものであり、コンミュテータ１６、ブ
ラシ１７、軸受２１などに直接吹きかかることがない。
以上説明してきたようにこの考案によれば、冷却ダクト
を介しファンモータハウジング内に取入れた内外気の一
部（冷却風）を、マグネットと回転子間の方向へ導く制
御板を備えたのでコンミュテータ、ブラシ、軸受などに
直接前記内外気の一部（冷却風）が吹きかかることがな
く軸受、シャフト等の回転部が凍結により固着すること
もなく、またコンミュテータの溝部に対する埃の付着に
因り過大電流が流れるということも防止できるものであ
る。
を介しファンモータハウジング内に取入れた内外気の一
部（冷却風）を、マグネットと回転子間の方向へ導く制
御板を備えたのでコンミュテータ、ブラシ、軸受などに
直接前記内外気の一部（冷却風）が吹きかかることがな
く軸受、シャフト等の回転部が凍結により固着すること
もなく、またコンミュテータの溝部に対する埃の付着に
因り過大電流が流れるということも防止できるものであ
る。
モしてモータ内部の冷却効果は従来同様のものが期待で
きファンモータの性能を向上できることはもちろんであ
る。
きファンモータの性能を向上できることはもちろんであ
る。
尚、実施例で示した如く冷却ファンを取付ければ、内外
気の一部（冷却風）はファン側へ強制的に戻されるので
上記の回転部の凍結防止及び埃の付着防止がより一層効
果的に行えるものである。
気の一部（冷却風）はファン側へ強制的に戻されるので
上記の回転部の凍結防止及び埃の付着防止がより一層効
果的に行えるものである。
第１図はエアコン用ファンモータの全体概略図、第２図
は従来のエアコン用ファンモータの要部拡大断面図、第
３図は本考案の一実施例を示す要部拡大断面図、第４図
は他の実施例を示す要部拡大断面図、第５図はさらに他
の実施例を示す要部拡大断面図、そして第６図は冷却フ
ァンの正面図である。 ５・・・・・・ファン、７・・・・・・内外気切換ドア
、８・曲・ファンモータ、９・・・・・・ファンモータ
ハウジング、１０・・・・・・ファンケース、１１・・
・・・・冷却ダクト、１２・・・・・・第１接続口、１
３・・・・・・第２接続口、１４・・・・・・マグネッ
ト、１５・・・・・・回転子、１６・・・・・・コンミ
ュテータ、１７・・・・・・ブラシ、２０・・・・・・
シャフト、２１・・・・・・軸受、２７・・・・・・制
御板、２８・・・・・・マグネットと回転子間の間隙、
２９・・・・・・エルボ形状の部位、３０・・・・・・
冷却ファン。
は従来のエアコン用ファンモータの要部拡大断面図、第
３図は本考案の一実施例を示す要部拡大断面図、第４図
は他の実施例を示す要部拡大断面図、第５図はさらに他
の実施例を示す要部拡大断面図、そして第６図は冷却フ
ァンの正面図である。 ５・・・・・・ファン、７・・・・・・内外気切換ドア
、８・曲・ファンモータ、９・・・・・・ファンモータ
ハウジング、１０・・・・・・ファンケース、１１・・
・・・・冷却ダクト、１２・・・・・・第１接続口、１
３・・・・・・第２接続口、１４・・・・・・マグネッ
ト、１５・・・・・・回転子、１６・・・・・・コンミ
ュテータ、１７・・・・・・ブラシ、２０・・・・・・
シャフト、２１・・・・・・軸受、２７・・・・・・制
御板、２８・・・・・・マグネットと回転子間の間隙、
２９・・・・・・エルボ形状の部位、３０・・・・・・
冷却ファン。
Claims (2)
- （１）ファンにて内外気切換ドアを介して選択吸引した
内外気の一部を冷却ダクトにて取出し、マグネット間に
回転子を配したファンモータハウジング内へ冷却風とし
て導きモータ内部を冷却後ファン側へ再び戻すようにし
た自動車のエアコン用ファンモータ構造において、 上記ファンモータハウジング内への導風方向をマグネッ
トと回転子間の方向へ規制する制御板を設けたことを特
徴とする自動車のエアコン用ファンモータ構造。 - （２）回転子は、そのシャフトに、ファンモータハウジ
ング内への冷却風をファン側へ強制的に戻す冷却ファン
を有することを特徴とする実用新案登録請求の範囲第１
項記載の自動車のエアコン用ファンモータ構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13881080U JPS6010175Y2 (ja) | 1980-09-30 | 1980-09-30 | 自動車のエアコン用フアンモ−タ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13881080U JPS6010175Y2 (ja) | 1980-09-30 | 1980-09-30 | 自動車のエアコン用フアンモ−タ構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5762109U JPS5762109U (ja) | 1982-04-13 |
| JPS6010175Y2 true JPS6010175Y2 (ja) | 1985-04-08 |
Family
ID=29498805
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13881080U Expired JPS6010175Y2 (ja) | 1980-09-30 | 1980-09-30 | 自動車のエアコン用フアンモ−タ構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6010175Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4570396B2 (ja) * | 2004-05-20 | 2010-10-27 | カルソニックカンセイ株式会社 | 冷却口装着部材及び該冷却口装着部材を備えたブロアモータ |
-
1980
- 1980-09-30 JP JP13881080U patent/JPS6010175Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5762109U (ja) | 1982-04-13 |
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