JP3330807B2 - 自動車用空気調和装置の送風制御装置 - Google Patents

自動車用空気調和装置の送風制御装置

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JP3330807B2
JP3330807B2 JP32294295A JP32294295A JP3330807B2 JP 3330807 B2 JP3330807 B2 JP 3330807B2 JP 32294295 A JP32294295 A JP 32294295A JP 32294295 A JP32294295 A JP 32294295A JP 3330807 B2 JP3330807 B2 JP 3330807B2
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    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00507Details, e.g. mounting arrangements, desaeration devices
    • B60H2001/00614Cooling of electronic units in air stream

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用空気調和
装置に設けられたファンモータの回転速度を制御するた
めの送風制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用空気調和装置に設けられたファ
ンモータの回転数を変化させるために送風制御装置が組
み付けられているが、送風量を無段階に調整すべく、比
較的大容量のトランジスタであるパワートランジスタを
用いた送風制御装置が知られている(特開昭62−10
551号公報参照)。この種の送風制御装置は、車室内
外の環境条件によって吹出空気温度、吹出口、送風量等
を自動制御するいわゆるオートエアコンに多用されてい
る。
【0003】当該送風制御装置10は、図7〜図9に示
すように、ファンモータ11の回転数を変化させるトラ
ンジスタなどの電子部品を収納した本体部12と、当該
本体部12に電気的に絶縁した状態に取り付けられるヒ
ートシンク(放熱部)13とを有する。パワートランジ
スタにあっては、電流が流れたときに生じる自己発熱に
より熱破壊を起こす虞があることから、ヒートシンク1
3に多数の放熱フィン14を形成し、放熱性を高めてあ
る。このように構成される送風制御装置10は、インテ
ークユニット15のファンスクロール16内の風路17
中に放熱フィン14を突出させた状態で、ファンスクロ
ール16を構成する壁面16aに取り付けられ、放熱フ
ィン14からの放熱により、電子部品を強制的に冷却し
ている。さらに、送風制御装置10は、放熱フィン14
が風路17内を流通する空気流と略平行となるように取
り付けられ、通気抵抗の低減を図ると共に風切り音の発
生を防止している。
【0004】なお、ファンスクロール内の風路中に放熱
フィンを突出させ、かつ、風路内を流通する空気流と略
平行となるように放熱フィンを配置する点については、
前記公報(特開昭62−10551号公報)に示される
ように、従来公知である。
【0005】また、実開昭62−90812号公報に
は、金属薄膜抵抗体を基板上に形成したフラットレジス
タンスを有する送風制御装置が開示され、当該フラット
レジスタンスを風路中に突出させ、かつ、風路内を流通
する空気流と略平行となるように配置する点が示されて
いる。
【0006】さらに、実公平4−17368号公報に
は、半導体素子を用いた送風制御装置が開示され、当該
半導体素子を風向きに対して平行になるように配置する
点が示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、自動車用空
気調和装置に使用されるファンとして、図9に示すよう
に、断面円弧形状のボス部19の外周縁に多数のファン
ブレード20が立設された遠心式多翼ファン18が多用
されている。ファンが遠心式多翼ファン18の場合に
は、空気は、ボス部19に沿って流下し各ファンブレー
ド20に押されて吹き出されることになる。このため、
遠心式多翼ファン18から吹き出される空気の主たる空
気流が存する高風量分布領域Sは、図9に概念的に示す
ように、モータ11の回転軸に沿う断面において破線で
示される領域となる。高風量分布領域Sは、風路17の
断面で見て風量が比較的多く、動圧が高い領域である。
【0008】このため、図9に示すように、ファンスク
ロール16内の風路17中に突出している放熱フィン1
4が高風量分布領域Sに入っていると、通気抵抗が大き
くなり、風量の低下や騒音の発生を招く虞があった。
【0009】本発明は、上記従来技術に伴う課題を解決
するためになされたものであり、遠心式多翼ファンから
吹き出される空気の主たる空気流が存する高風量分布領
域に着目して放熱フィンの長さを変化させ、もって、風
量の低下や騒音の発生を防止した自動車用空気調和装置
の送風制御装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、インテークユニットのファンスクロール内
に、断面円弧形状のボス部の外周縁に多数のファンブレ
ードが立設された遠心式多翼ファンを設けてなる自動車
用空気調和装置に組み付けられ、前記遠心式多翼ファン
を駆動するファンモータの回転数を変化させる送風制御
装置であって、前記ファンモータの回転数を変化させる
トランジスタなどの電子部品を収納した本体部と、当該
本体部に電気的に絶縁した状態に取り付けられると共に
多数の放熱フィンが形成された放熱部とを有し、前記フ
ァンスクロール内の風路中に前記放熱フィンを突出さ
せ、かつ、前記風路内を流通する空気流と略平行となる
ように前記放熱フィンを配置して取り付けられる自動車
用空気調和装置の送風制御装置において、前記遠心式多
翼ファンから吹き出される空気の主たる空気流が存する
高風量分布領域の境界線に沿い、かつ、前記高風量分布
領域の外側に位置するように、前記放熱フィンの長さを
変化させたことを特徴とする自動車用空気調和装置の送
風制御装置である。
【0011】このように構成した送風制御装置によれ
ば、遠心式多翼ファンから吹き出される空気のうち風量
が比較的多く動圧が高い領域である高風量分布領域に入
らないので、ファンスクロール内の風路中に放熱フィン
を突出させても、通気抵抗が高くなることはない。この
ため、風量が低下したり、騒音が増加したりすることが
なくなる。
【0012】ここで、ファンスクロールを構成する壁面
のうち前記遠心式多翼ファンの空気吸込口に臨む開口部
が形成される第1の壁面に前記放熱部を配置する場合に
は、前記遠心式多翼ファンの軸線と略平行をなすファン
スクロールの第2の壁面から前記遠心式多翼ファンに近
付くにつれて、前記放熱フィンの長さを短くすればよ
い。
【0013】これにより、ファンスクロール内の風路中
に突出する放熱フィンは、遠心式多翼ファンから吹き出
される空気の主たる空気流が存する高風量分布領域の境
界線に沿い、かつ、前記高風量分布領域の外側に位置す
ることになり、通気抵抗の増加を防止できる。
【0014】また、ファンスクロールを構成する壁面の
うち前記遠心式多翼ファンの軸線と略平行をなす第2の
壁面に前記放熱部を配置する場合には、前記遠心式多翼
ファンの空気吸込口に臨む開口部が形成される第1の壁
面から当該第1壁面に向かい合う第3の壁面に近付くに
つれて、前記放熱フィンの長さを短くすればよい。これ
により、ファンスクロール内の風路中に突出する放熱フ
ィンは、遠心式多翼ファンから吹き出される空気の主た
る空気流が存する高風量分布領域の境界線に沿い、か
つ、前記高風量分布領域の外側に位置することになり、
通気抵抗の増加を防止できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の自動車用空気調和
装置の送風制御装置を図面を参照して説明する。
【0016】図1(A)は、本発明の実施の形態に係る
送風制御装置を自動車用空気調和装置のインテークユニ
ットに取り付けた状態を示す斜視図、同図(B)は、同
図(A)の矢印Bに沿う矢視図、図2は、図1に示され
る送風制御装置を示す外観斜視図、図3は、図2に示さ
れる送風制御装置の放熱部を示す断面図、図4(A)
(B)は、送風制御装置が取り付けられたインテークユ
ニットの要部断面図である。
【0017】図1(A)(B)に示すように、自動車用
空気調和装置のインテークユニット25は、外気または
車室内空気を選択的に取り込むユニットであり、外気導
入口26および内気導入口27が形成された内外気切換
箱28と、ファンモータ29により駆動されるファン3
0から吹き出される空気の風路31を形成するファンス
クロール32とを有する。
【0018】前記ファン30として、図4(A)(B)
に示すように、断面円弧形状のボス部33の外周縁に多
数のファンブレード34が立設された遠心式多翼ファン
を使用している。遠心式多翼ファン30の図中上端には
空気吸込口35が形成され、ファンスクロール32を構
成する壁面のうち図中上壁面32a(第1の壁面に相当
する)に、前記空気吸込口35に臨む開口部36が形成
されている。
【0019】ファン30が回転駆動すると、内外気切換
箱28内に導入された空気は、ファンスクロール32の
開口部36に設けたベルマウス37に案内されつつ空気
吸込口35を通って吸い込まれ、ボス部33に沿って流
下し各ファンブレード34に押されて吹き出される。こ
の空気は、ファンスクロール32内の風路31を通り、
吐出口38(図1(A)参照)を通って下流側のユニッ
ト(例えば、クーラユニット)に流下する。
【0020】前述したように、遠心式多翼ファン30か
ら吹き出される空気の主たる空気流が存する高風量分布
領域Sは、図4に概念的に示すように、モータ29の回
転軸に沿う断面において破線で示される領域となる。高
風量分布領域Sは、風路31の断面で見て風量が比較的
多く、動圧が高い領域となっている。なお、高風量分布
領域Sを区画する境界線Lは、ファンスクロール32や
ファン30の形状や特性などによって種々異なるもので
あるが、境界線Lの具体的数値の一例として、例えば、
風量480m/hのときの動圧が15.4×10−3
kgf/cm(11.3mmAq)の分布を示してい
る。
【0021】ファンモータ29の回転数を変化させる送
風制御装置40は、図2に示すように、パワートランジ
スタなどの電子部品を収納した本体部41と、当該本体
部41に電気的に絶縁した状態に取り付けられると共に
多数の放熱フィン42が形成されたヒートシンク(放熱
部)43とを有する。この送風制御装置40は、ファン
スクロール32内の風路31中に放熱フィン42を突出
させ、かつ、風路31内を流通する空気流と略平行とな
るように放熱フィン42を配置して取り付けられてい
る。
【0022】送風制御装置40は、ヒートシンク43が
ファンスクロール32の吐出口38付近に位置するよう
に設けるのが良い。その理由は次ぎの通りである。ファ
ンスクロール32の形状は、ファン30外周の旋回流れ
を集めて吐出させる役割を担っているため、その途中に
通気抵抗となる物を配置したのでは、ファンスクロール
32が本来有している能力を損なってしまうことにな
る。一方、自動車用空気調和装置に用いられるファンス
クロール32は、通常、クーラユニットに接合される部
位の直前部分、つまり吐出口38付近でスクロールが巻
き終わるように形成されている。したがって、レイアウ
ト上の制約がなければ、ヒートシンク43をファンスク
ロール32の吐出口38付近に位置させれば、当該ヒー
トシンク43がスクロールが巻き終る箇所以降に位置す
ることになり、通気抵抗の増加を抑えることができるか
らである。
【0023】送風制御装置40の本体部41内には、前
記トランジスタの他、抵抗や温度ヒューズなどの電子部
品を配置した図示しない基板がねじなどにより止め付け
られている。また、電子部品に給電するために、図示し
ない給電カプラが接続されるカプラ44が形成されてい
る。
【0024】送風制御装置40のヒートシンク43は、
熱伝達性が良好な例えばアルミニウム合金などからな
り、図3にも示すように、一端面には、断面略山型形状
を有する放熱フィン42が5つ形成され、他端面には、
本体部41内に嵌め込まれる壁部45が形成されてい
る。
【0025】特に、放熱フィン42の長さは、送風制御
装置40のヒートシンク43が配置される位置に応じ
て、遠心式多翼ファン30から吹き出される空気の主た
る空気流が存する高風量分布領域Sの境界線Lに沿い、
かつ、前記高風量分布領域Sの外側に位置するように、
変えられている。
【0026】即ち、図4(A)に示すように、ファンス
クロール32を構成する壁面のうちファン30の空気吸
込口35に臨む開口部36が形成される上壁面32a
(第1の壁面)にヒートシンク43を配置した場合に
は、ファン30の軸線と略平行をなすファンスクロール
32の側壁面32b(第2の壁面)からファン30に近
付くにつれて、放熱フィン42の長さを短くしてある。
【0027】また、ファンスクロール32を構成する壁
面のうちファン30の軸線と略平行をなす側壁面32b
(第2の壁面)にヒートシンク43を配置した場合に
は、ファン30の空気吸込口35に臨む開口部36が形
成される上壁面32a(第1の壁面)から当該上壁面3
2aに向かい合う底壁面32c(第3の壁面)に近付く
につれて、放熱フィン42の長さを短くしてある。
【0028】このように構成した送風制御装置40によ
れば、遠心式多翼ファン30から吹き出される空気の主
たる空気流が存する高風量分布領域Sに着目して放熱フ
ィン42の長さを変化させてあるので、ファンスクロー
ル32内の風路31中に突出している放熱フィン42が
前記高風量分布領域Sに入っていないので、通気抵抗を
低減でき、風量の低下を減少させ、騒音の発生を防止す
ることができる。
【0029】実験によれば、図5に示すように、放熱フ
ィンの長さを同じにした従来の送風制御装置10と比較
して、本発明の送風制御装置40では、風量480m
/hのときに通気抵抗を7mmAq低減することができ
た。
【0030】図6(B)に示すように、放熱フィン14
の長さを等しくした従来のヒートシンク13では、フィ
ン14の高さは高く、また、斜線で示されるフィン14
間の断面積は大きい。このため、理論上は、フィン14
上に形成される放熱面の面積を大きくとることができ、
放熱効率が高くなると考えられる。しかしながら、実際
は、フィン14間の通気抵抗が高いので、風はフィン1
4間を通りにくく、通過する風の風速が小さくなる傾向
にある。この傾向は、高風量に移行するの伴って顕著な
ものとなる。したがって、放熱面のうち有効な放熱を行
い得る有効放熱面の面積は、符号「×」で示されるよう
に、放熱面の面積に比べて大幅に小さい。
【0031】一方、図6(A)に示すように、本実施の
形態のヒートシンク43では、放熱フィン42の長さを
徐々に短くしてあるが、符号「×」で示される有効放熱
面の面積は、従来形状とほぼ同等あるいはそれ以上とな
る。また、斜線で示されるフィン42間の断面積が従来
形状より小さくなるため、フィン42間の通気抵抗が高
い領域が少なくなり、符号Rで示す領域では、フィン4
2表面に沿って流れる風の風速が従来より速くなる傾向
となる。
【0032】したがって、本実施の形態のように放熱フ
ィン42の長さを徐々に短くした送風制御装置40であ
っても、放熱フィン14の長さを同じにした従来の送風
制御装置10と比較して、同等あるいはそれ以上の放熱
効果を得ることができる。
【0033】また、放熱フィン42の長さを徐々に短く
するのでヒートシンク43の体積が減少し、ヒートシン
ク43の重量が軽くなり、送風制御装置40全体の軽量
化を達成することができる。しかも、材料費の削減を通
して、ヒートシンク43の価格の低下を実現することが
できる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る自動
車用空気調和装置の送風制御装置によれば、遠心式多翼
ファンから吹き出される空気の主たる空気流が存する高
風量分布領域に着目して放熱フィンの長さを変化させて
あるので、ファンスクロール内の風路中に突出する放熱
フィンが、風量が比較的多く動圧が高い領域である高風
量分布領域に入ることはなく、通気抵抗が高くなること
はない。これにより、風量の低下や騒音の発生を防止す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1(A)は、本発明の実施の形態に係る送
風制御装置を自動車用空気調和装置のインテークユニッ
トに取り付けた状態を示す斜視図、同図(B)は、同図
(A)の矢印Bに沿う矢視図である。
【図2】 図1に示される送風制御装置を示す外観斜視
図である。
【図3】 図2に示される送風制御装置の放熱部を示す
断面図である。
【図4】 図4(A)(B)は、本発明の送風制御装置
を取り付けたインテークユニットの要部断面図である。
【図5】 通気抵抗の低減を確認した実験結果を示すグ
ラフである。
【図6】 図6(A)(B)は、本実施の形態および従
来例のそれぞれにおけるヒートシンクの放熱効率の説明
に供する概念図である。
【図7】 従来の送風制御装置を自動車用空気調和装置
のインテークユニットに取り付けた状態を示す斜視図で
ある。
【図8】 図7に示される送風制御装置を示す外観斜視
図である。
【図9】 従来の送風制御装置を取り付けたインテーク
ユニットの要部断面図である。
【符号の説明】
25…インテークユニット 29…ファンモータ 30…遠心式多翼ファン 31…風路 32…ファンスクロール 32a…上壁面(第1の壁面) 32b…側壁面(第2の壁面) 32c…底壁面(第3の壁面) 33…ボス部 34…ファンブレード 35…空気吸込口 36…開口部 40…送風制御装置 41…本体部 42…放熱フィン 43…ヒートシンク(放熱部) L…高風量分布領域の境界線 S…高風量分布領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭57−9608(JP,U) 実開 平1−142304(JP,U) 実開 平2−29806(JP,U) 実開 平4−23507(JP,U) 実開 昭62−90812(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60H 1/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インテークユニット(25)のファンス
    クロール(32)内に、断面円弧形状のボス部(33)
    の外周縁に多数のファンブレード(34)が立設された
    遠心式多翼ファン(30)を設けてなる自動車用空気調
    和装置に組み付けられ、前記遠心式多翼ファン(30)
    を駆動するファンモータ(29)の回転数を変化させる
    送風制御装置(40)であって、 前記ファンモータ(29)の回転数を変化させるトラン
    ジスタなどの電子部品を収納した本体部(41)と、当
    該本体部(41)に電気的に絶縁した状態に取り付けら
    れると共に多数の放熱フィン(42,42…)が形成さ
    れた放熱部(43)とを有し、 前記ファンスクロール(32)内の風路(31)中に前
    記放熱フィン(42)を突出させ、かつ、前記風路(3
    1)内を流通する空気流と略平行となるように前記放熱
    フィン(42)を配置して取り付けられる自動車用空気
    調和装置の送風制御装置において、 前記遠心式多翼ファン(30)から吹き出される空気の
    主たる空気流が存する高風量分布領域(S)の境界線
    (L)に沿い、かつ、前記高風量分布領域(S)の外側
    に位置するように、前記放熱フィン(42)の長さを変
    化させたことを特徴とする自動車用空気調和装置の送風
    制御装置。
  2. 【請求項2】 ファンスクロール(32)を構成する壁
    面のうち前記遠心式多翼ファン(30)の空気吸込口
    (35)に臨む開口部(36)が形成される第1の壁面
    (32a)に前記放熱部(43)を配置し、 前記遠心式多翼ファン(30)の軸線と略平行をなすフ
    ァンスクロール(32)の第2の壁面(32b)から前
    記遠心式多翼ファン(30)に近付くにつれて、前記放
    熱フィン(42)の長さを短くしてなる請求項1記載の
    自動車用空気調和装置の送風制御装置。
  3. 【請求項3】 ファンスクロール(32)を構成する壁
    面のうち前記遠心式多翼ファン(30)の軸線と略平行
    をなす第2の壁面(32b)に前記放熱部(43)を配
    置し、 前記遠心式多翼ファン(30)の空気吸込口(35)に
    臨む開口部(36)が形成される第1の壁面(32a)
    から当該第1壁面(32a)に向かい合う第3の壁面
    (32c)に近付くにつれて、前記放熱フィン(42)
    の長さを短くしてなる請求項1記載の自動車用空気調和
    装置の送風制御装置。
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