JPS6010029B2 - 有機過酸化物を含有する水性懸濾液 - Google Patents

有機過酸化物を含有する水性懸濾液

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JPS6010029B2
JPS6010029B2 JP51026624A JP2662476A JPS6010029B2 JP S6010029 B2 JPS6010029 B2 JP S6010029B2 JP 51026624 A JP51026624 A JP 51026624A JP 2662476 A JP2662476 A JP 2662476A JP S6010029 B2 JPS6010029 B2 JP S6010029B2
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F4/00Polymerisation catalysts
    • C08F4/28Oxygen or compounds releasing free oxygen
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F2/00Processes of polymerisation
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    • C08F2/16Aqueous medium
    • C08F2/18Suspension polymerisation

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はエチレン系不飽和モノマの(共)重合に好適な
、実現可能な非凝析性で、ポンプ輸送可能な有機過酸化
物含有水性懸濁液に関する。
塩化ビニル、臭化ビニルおよびフッ化ビニルのようなハ
ロゲン化ビニルが重合されうろこと、あるいは塩化ビニ
リデンおよびフツ化ビニリデンのようなハロゲン化ビニ
リデンと組合せて、またはエチレン、プロピレンおよび
酢酸ビニルのように他の末端C比=Cく基を含有する化
合物と組合せて共重合されうろことが知られている。こ
の重合または共重合は通常水中で生じる。この目的に対
し、重合されるモノマまたは共重合されるモノマ混合物
は保護コロイドまたは乳化剤の存在下に水中分散され、
続いて(共)重合開始のための遊離ラジカルを生じる化
合物が添加される。このために室温で固状のパーオキシ
ジカーボネート、たとえばジミリスチルパーオキシジカ
ーボネート、ジセチルパーオキシジカーボネート、ジス
テアリルパーオキシジカ−ボネート、ビス(4−第3級
ブチルシクロヘキシル)パーオキシジカーボネート、ビ
ス(4−第3級アミルシクロヘキシル)パーオキシジカ
ーボネート、ジシクロヘキシル/ぐ一オキシジカーボネ
ートおよびジベンジルパーオキシジカーボネートを使用
しうる。上記の過酸化物は室温において貯蔵安定性を示
す。しかしながら供給のためにこれらのパーオキシジカ
ーボネートをアセトン、ベンゼンまたはクロロホルムの
ような有機溶剤に溶解するとこれらのパーオキシ化合物
の化学安定性は著しく減少する。
さらにこうした溶液は激しい反応、自然発火を生じ、分
解に際して放出される熱を除去する注意を怠ると爆発す
ら生じうる。米国特許第3,825,509号明細書は
塩化ビニルを単独あるいはそれと共重合しうるビニリデ
ンモノマと絹合せて懸濁重合させる製法を記載している
が、その製法において反応開始剤は1〜1の重量%のポ
リビニルアルコールおよび1〜6重量%のポリオキシエ
チレンソルビタンモノラウレートを含む水溶液中へ有機
過酸化物を加えたェマルジョンである。
このェマルジョンは約19重量%以上の有機過酸化物を
含むと過度に粘鋼なェマルジョンを生じて取扱いが困難
であり、約19重量%以上を含有してはならないという
欠点をもつ。
これらのヱマルジョンのその他の欠点はそれが5〜1o
o0の温度範囲でのみ製造されうるもので000または
もっと低音で貯蔵されねばならないことである。米国特
許第3,507,80び号明細書は、水、有機過酸化物
およびこの両者に対する相互溶剤から主としてなる耐炎
性、ペースト状組成物を記載している。
その特許明細書には(環状)脂肪族ケトンに由来する一
群の過酸化物、たとえばメチルエチルケトン過酸化物、
アセトン過酸化物、メチルァミルケトン過酸化物、シク
ロベンタノン過酸化物、およびもう一群のペンゾィル過
酸化物および0それらの塩素化誘導体、たとえば2,4
−ジクロルベンゾィル過酸化物の間の区別を行なってい
る。第一のカテゴリのものはペースト中に3の重量%以
下の量で混入され、ベンゾィル過酸化物または夕その核
塩素化誘導体は5の重量%以下の量で混入される。
第一のカテゴリの有機過酸化物を含有するべ−スト用の
溶剤としては、液状または水溶性脂肪族ポリオキシアル
カンおよびアルキルェステルが推奨される。ペンゾィル
過酸化物含有ペーストo用溶剤としては沈降微細シリカ
、アルキルセルロースなどの化合物があげられるが、こ
れらの化合物はペースト中に含まれる水と共にゲルを生
成しうる。洗剤という名で知られる化合物もあげられる
。米国特許第3,507,80び号明細書に記載された
組成物はそれらがペースト状であるという欠点をもつ。
したがってそれらは健康に有害なモノマ、たとえば塩化
ビニルの逸轍を阻げるために、閉鎖系内で行なわれる(
葵)重合反応の触媒として使用されるにはあまり適当で
はない。
こうした技法においては使用される組成物はポンプ輸送
可能でなくてはならない。約20ooにおいて固状の有
機過酸化物の水性懸濁液が、最低0.2重量%のHLB
値が12.5以下の非イオン系乳化剤と最低0.a重量
%のHLB値が12.5以上の非イオン系乳化剤との組
合せ、または最低0.2重量%のHLB値が12.5以
下の非イオン系乳化剤と最低0.01重量%の陰イオン
系乳化剤との組合せを含有するように製造されると、約
20℃において間状で化学的に安定な有機過酸化物を高
比率で含有しうる、ポンプ輸送可能な水性懸濁液が得ら
れることが今や見出された。
HLB値はアトラスパウダカンバニイ(AtlasPo
wderCompany)によって研究され、″ジ.ア
トラス.HLBーシステム(The〜lasHLB−S
*tem)、乳化剤選択の簡単な手引き(a time
saringguidtoemulsifiersel
ection)″に公表された親水基−親油基バランス
と理解すべきである。
これらのHLB値は1〜30の範囲内にある。上記HL
B値は当該技術分野で公知のパラメーターであり、当業
者であれば常法により容易に測定し得る。例えば、界面
活性剤が多価アルコールの脂肪酸ェステルである場合に
は、次の計算式により求め得る。HLB=20(1一S
/A)〔式中、Sは上記ェステルのけん化価(すなわち
脂肪又は油1gをけん化するのに要する水酸化カリウム
のmg数)であり、Aは脂肪酸の駿価(すなわち脂肪又
は脂肪酸混合物1g中の遊離脂肪酸を中和するのに要す
る水酸化カリウムのmg数)である。
〕また、界面活性剤がエチレンオキサイドとポリオール
の縮合生成物である場合には、HLBは次式により求め
得る。
mB:牢 〔式中、Eはエチレンオキサィドの重量%であり、Pは
ポリオール含有量(重量%)である。
〕上記親水基−親油基バランス及びその計算方法はアト
ラス・ケミカル・インダストリイーズ(AtlasCh
emicalIndustries)発行のテクニカル
ブリテンLD−97−10M−9一62、ザ・ジャーナ
ル’オブ・ザ・ソサエテイ・オブ・コスメティック・ケ
ミスト(theJo町肌loftheSocieツof
Cosmetic Chemists)第1巻、311
〜326頁(194単王)、及びザ・アメリカン・パー
フューマー(theAmericanPeMumer)
26〜29頁(1953王5自発行)に詳細に記載され
ている。本発明に使用される非イオン系乳化剤の例を次
の表Nにまとめる:表 N 本発明の範囲内で全日LB値が12.5以下あるいは以
上の非イオン系乳化剤の混合物を使用しうろことが明ら
かであろう。
この全日LB値を個個の乳化剤のHLB値とその重量比
とから計算しうる。HLB値が12.5以下の乳化剤ま
たは乳化剤混合物と組合ごせて添加される陰イオン系乳
化剤の例として次のものをあげることができる:ドデシ
ルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ラウリルアルコール
硫酸ナトリウム、スルホコハク酸ナトリウムのジアルキ
ルエステル、ジ(2ーエチルヘキシル)リン酸ナトリウ
ム、テトラデシル硫酸ナトリウム、線状アルコールポリ
エチレンオキシドヱーテル硫酸アンモニウム、オレフィ
ン硫酸ナトリウム。
本発明の水性懸濁液はそれが500ポィズ以下の粘度を
有する場合にはポンプ輸送可能であると考えられた。
しかしながら100ポィズ以下の粘度の懸濁液が好適で
ある。本発明による懸濁液中に存在する固状有機過酸化
物が凝析(もし生じるならば)後にその水相中に均一に
分散されなくなりうろことを防ぐために本発明の懸濁液
において、粕鋼剤を凝析後にその固状有機過酸化物がや
はり水相中に均質に分散されうるような量で、また好適
にはそうした凝折が防止されるような量で混合すべきこ
とが推奨される。
粘調剤として使用されうるものは水溶性ポリマで、たと
えばカルボキシメチルセルロース「メチルセルロース、
ヒドロキシエチルセルロ−ス、ヒドロキシプロピルセル
ロース、およびその他の水溶性セルロース誘導体「ポリ
ビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリ
ル酸、カルポキシビニルポリマ、ゼラチン、デンプン、
寒天などがある。
砧樋剤の型、出来上り懸濁液の所望粘度、使用される非
イオン系乳化剤および固状過酸化物に応じて、本発明の
懸濁液中に混入される粘稲剤の量は0.05〜10重量
%、好適には0.2〜4重量%の範囲内にあるといえよ
う。本発明の懸濁液は各成分を適正な混合装置によって
激しく混合し、均質化して製造されうる。
本発明の懸濁液中に混合されうる、約20午○で固状の
過酸化物の例としては次のものをあげることができる:
1 固状芳香族ジアシル過酸化物、たとばジベンゾィル
過酸化物、およびその核置換誘導体、たとえばピス(0
ーメチルベンゾィル)過酸化物、ビス(0ーメトキシベ
ンゾィル)過酸化物、ビス(0−ェトキシベンゾィル)
過酸化物、ビス(0−クロルベンゾィル)過酸化物。
2 固状脂肪族ジアシル過酸化物、たとえばジデカノィ
ル過酸化物、ジラウロィル過酸化物およびジミリストィ
ル過酸化物。
3 固状ケトン過酸化物、たとえばビス(1ーヒドロキ
シシクロヘキシル)過酸化物、1ーヒドロキシ−1−ヒ
ドロパーオキシージシクロ/ぐ−オキシド、ビス−(1
ーヒドロパーオキシシクロヘキシル)過酸化物。
4 固状アルデヒド過酸化物、たとえばビス(1−ヒド
ロキシヘプチル)過酸化物。
5 園状ジアルキル過酸化物およびジアラルキル過酸化
物、たとえばジクミル過酸化物、1,3−および1,4
一(ジ第3級ブチルパーオキシイソプロピル)ベンゼン
6 固状のパーェステル、たとえばモノ−第3級ブチル
パーマレェート、ジー第3級プチルパ−オキシヘキサヒ
ドロテレフタレート、ジー第3級プチルパーオキシアジ
ベート、ジー第3級プチルパーオキシテレフタレート、
ジ第3級ブチルパーオキシフタレート、モノ−第3級ブ
チルパーオキシフタレート。
7 固状パーケタール、たとえば2,2ービス(4,4
−ジ第3級ブチルパーオキシシクロヘキシル)プロパン
、1,1ージ第3級ブチルパーオキシ−4−第3級ブチ
ルシクロヘキサン。
8 固状ヒド。
パーオキシド、たとえば2,5−ジヒドロパーオキシ2
,5ージメチルヘキサン、1,3−ビス(Q−ヒドロパ
ーオキシイソプロピル)ベンゼン、1,4−ビス−(Q
ーヒドロパーオキシイソプロピル)ベンゼン。9 好適
には固状の、パーオキシジカーボネート、たとえばジミ
リスチルパーオキシジカーポネート、ジセチルパーオキ
シジカーボネート、ジステアリルパーオキシジカーボネ
ート、ビス(4−第3級ブチルシクロヘキシル)パ−オ
キシジカーボネート、ビス(4一第3級アミルシクロヘ
キシル)パーオキシジカーポネート、ジシクロヘキシル
パーオキシジカーポネートおよびジベンジルパーオキシ
ジカーボネート。
本発明を以下の諸実施例において説明する。
これらの諸実施例で述べられる粘性値はポイズ単位であ
り、5回転/分の測定スピンドル速度で、ブルックフィ
ールド(Br血kfield)回転型ピスコメータHB
型を用いて測定された。実施例 1 1雌のメチルセルロース、薄のHLB値が15.0の非
イオン系乳化剤(ェルフアプール〔E1fapm〕N−
150)を313の‘の水に溶解した溶液に水で湿った
667gのジベンゾィル過酸化物(25%日20)を分
散させた。
この塊を3本ロールミルで均質化して高粘性の非注力o
性懸濁液を得た。この懸濁液に聡のHLB値が10.0
の非イオン系乳化剤(ェルフアプール〔EIねpur〕
N−50)を添加した。粘度が30ポィズの注加性でポ
ンプ輸送可能な水性懸濁液が得られた。その組成は次の
通りであった。:50% ジベンゾィル過酸化物48
% 水 0.5% 非イオン系乳化剤、HLB=15.00.5
% 非イオン系乳化剤、HLB=10.01% メチル
セルロース実施例 2 31物上の水に5gのヒドロキシプロピルメチルセルロ
−スおよび聡のHLB値が14.7の非イオン系乳化剤
(ターギトール〔TergiのI〕NP−35)を溶解
した溶液に水で湿った667gのジベンゾィル過酸化物
(25%QO)を分散させた。
この塊を3本ロールミルで均質化し、高粘度の非注加性
懸濁液を得た。この懸濁液に引続いて酸のHLB値が1
0.0の非イオン系乳化剤(ターギトール〔Tergt
ol〕NP−15)を添加した。注加性でポンプ輸送可
能な水性懸濁液が得られ、その粘度は14ポィズで、次
の組成を有していた:50 % ジベンゾィル過酸化
物 48.5% 水 0.5% 非イオン系乳化剤、HLB=14.70.5
% 非イオン系乳化剤、HLB=10.0o.5% ヒ
ドロキシプロピルメチルセルロース実施例 3 323の‘の水に滋のヒドロキシプロピルメチルセルロ
ースおよび薄のHLB値が10.0の非イオン系乳化剤
(ェルフアプール〔E1fapur〕N−50)を溶解
した溶液に667gの水に湿ったジベンゾィル過酸化物
(25%比0)を均質に分散させた。
高粘性で非注加性で次の組成をもつ懸濁液が得られた。
50% ジベンゾィル過酸化物 49% 水 0.5% 非イオン系乳化剤、HLB=10.00.5
% ヒドロキシプロピルメチルセルロースこの懸濁液を
等重量に3分し、各部に陰イオン系乳化剤として一定量
のラウリルアルコール硫酸ナトリウムを添加した。
引続いて、各部の粘度を測定した。添加されたラウリル
アルコール硫酸ナトリウムの量と測定された粘度とを次
表に示す。ラウリルアルコール硫酸粘度(ポイズ) ナトリウムの重量% 0.02 >6400.05
3800.1
55実施例 4〜11次表に示され
る組成および粘度をもつ懸濁液を実施例1と同じ方法で
製造した。
2種の乳化剤の一方のみを用いると、常にペースト状ま
たは高粘性の懸濁液が得られた。
もう一つの乳化剤を添加すると粘度に著しい減少を示し
た。実施例 12 560の‘の水にlogのメチルセルロースおよび1雌
のHLB値が15.0の非イオン系乳化剤(ェルフアプ
ールN−150)を含む溶液に、36雌のジラゥロィル
過酸化物と50gの水に湿ったビス(0ーメチルベンゾ
ィル)過酸化物(20%比○)とを分散させた。
この魂を3本ロールミルで均質化して300ポィズ以上
の粘度をもつ粘鋼な懸濁液を得た。続いて1雌のHLB
値が10.0の非イオン系乳化剤(ェルフアプールー5
0)を燈拝しながら添加した。その結果、粘度は39ポ
イズに低下した。この注加性で、ポンプ輸送可能な懸濁
液の組成は次の通りであった。36% ジラウロィル過
酸化物 4% ビス(0ーメチルベンゾイル)過酸化物57%
水 1% 非イオン系乳化剤、HLB−15.01% 非イ
オン系乳化剤、HLB=10.01% メチルセルロー
ス実施例 13 実施例12と同じ方法で次の組成をもつジラゥロィル過
酸化物およびビス(4一第3級ブチルシクロヘキシル)
パーオキシジカーボネートの懸濁液を製造したo36%
ジラウロィル過酸化物 4% ビス(4一第3級ブチルシクロヘキシル〉 パーオキシジカーボネート 斑% 水 0.5% 非イオン系乳化剤、HLB=15.00.5
% 非イオン系乳化剤、HLB=10.01% メチル
セルロース非イオン系乳化剤、HLB=10.0(ェル
フアプールN−50)の添加前にこの懸濁液は非柱加性
であった。
その添加後に粘度は31ポィズに低下した。実施例 1
4665の上の水に鷺のポリピニルアルコールおよび2
0gのHLB値が14.7のノニルフェニルポリェチレ
ンオキシド(ターギトールNP−35)を含む溶液に3
0雌のジセチルパ−オキシジカボネートを均質に分散さ
せた。
得られるペーストを5等分しそれぞれに略のHLB値が
12.5以下の非イオン系乳化剤を添加した。得られる
水性懸濁液は次の組成をもっていた:30% ジセ
チルパーオキシカーボネート0.5% ポリビニルアル
コール65.5% 水 2‐5% 乳化剤、HLB=14‐7 2.0% 乳化剤、HLB<12.5 このHLB値が12.5以下の添加された乳化剤と、得
られる懸濁液の粘度とを次表に示す:得られた懸濁液は
安定であった。
ェルフアプールN−70を用いて得られた懸濁液はチク
ソトロピィ性を有していた。
実施例 15 582の‘の水に斑のポリビニルアルコールを含む溶液
に60雌のビス(4−第3級プチルシクロヘキシル)パ
ーオキシカーボネートおよび舷のHLBが7.5の非イ
オン系脂肪アルコール−ポリエチレンオキシド(ェルフ
アプールLM−30)を分散させた。
得られる非注加性ペーストを6等分し、各部に1gのH
LBが12〜16.5の非イオン系乳化剤を添加した。
得られる水性懸濁液は次の組成をもっていた。50.0
% ビス(4−第3級ブチルシクロヘキシル)パーオキ
シジカーボネート0.5% ポリビニルアルコール 48.5% 水 0.5% 乳化剤、HLB=7.5 0.5% 乳化剤、HLB=12〜16.5添加された
乳化剤と得られる懸濁液の測定された粘度を次表に示す
:実施例 16 実施例1に明軟された方法によって次表に示される組成
をもつ懸濁液を製造した。
これらの組成物について安定性と粘度とを測定した。得
られた*結果も同じ表中に示される:1)組成物なもは
や均質になりえない。
2)組成物は均質化されうる。
実施例 17 5gのヒドロキシエチルセルロース、斑5泌の水、40
0gのビス(4一第3級ブチルシクロヘキシル)パーオ
キシジカーポネートおよび滋のHLBが7.5の脂肪ア
ルコールアルキルポリェチレンオキシド(ェルフアプー
ルLM−30)を均質化して得られる懸濁液に陰イオン
系乳化剤として、0.01重量%のドデシルベンゼンス
ルホン酸ナトリウムを添加した。
次に他の量のドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムを
含む懸濁液の粘度を測定した。ドデシルベンゼンスルホ
ン酸ナトリウムの添加量と測定された粘度(ポィズ)と
を次表にまとめて示す:ドデ、シルベンゼンスルホ ン酸ナトリウムの重量% 粘 度0.01
1060.015
480.02 35 0.025 32実施例 1
8652の‘の水に滋のヒドロキシェチルセルロースを
含む溶液に300gのジセチルパ−オキシジカーボネー
トおよび2斑のHLBが8.6の非イオン系乳化剤であ
るソルビタモノラウレート(スパン20)を分散させた
得られる非洋加性のペースト状の塊を20gのHLB値
が16.7の非イオン系乳化剤であるソルビタンモノラ
ウレートポリエチレンオキシドエーテル(トウイン20
)と混合した。粘度が170ポィズの性加性でポンプ輸
送可能な懸濁液が得られた。その組成は次のとおりであ
った:30.0% ジセチルパーオキシジカーボネート
0.3% ヒドロキシエチルセルロース65.2% 水 2.5% ソルビタンモノラウレート、HLB=8.6
2.0% ソルビタンモノラウレートポリエチレンオキ
シドエ−ブル、HLB=16.7 実施例 19 実施例5と同じ方法で次の組成をもつ懸濁液を製造した
:30.0% ジセチルパーオキシジカーボネート0.
5% メチルセルロース66.6% 水 2.0% ソルビタンモノオレエートポリエチレンオキ
シドエーテル、HLB=10.0 (トウイン81) 0.9% ソルビタンモノラウレイトポリエチレンオキ
シドエーテル、HLB=16.7 (トウイン20) その粘度は22ボイスであった。
実施例 20 555の‘の水に酸のヒドロキシェチルセルロースと2
0gのHLBが15.0のノニルフエノールエチレンオ
キシドエーテル(エルフアプールN−150)とを含む
溶液に40雌のジシクoヘキシルバーオキシジカーボネ
ートを均質に分散させた。
得られるペースト塊に2.雌のHLBが10.0のノニ
ルフヱノールポリエチレンオキシドエーテル(エルフア
プ−ルN−50)を添加した。
粘度が54ポイズの注加性の、ポンプ輸送可能な懸濁液
が得られた。その組成は次のようであった。40.0%
ジシクロヘキシルパ−オキシジカーボネート0.5%
ヒドロキシエチルセルロース 55.5% 水 2.0% ノニルフエノールポリエチレンオキシドエー
テル、HLBニ15.0 2.0% ノニルフエノールポリエチレンオキシドエー
テル、HLBニ10.0 実施例 21 655の【の水に5gのメチルセルロースと2雌のHL
Bが15.0のノニルフエノールポリエチレンオキシド
ェーテル(ェルフアプールN−150)とを含む溶液に
30雌のジステアリルパーオキシジカ−ボネートを均質
に分散させた。
得られるペースト状の塊に2雌のHLBが10.0のノ
ニルフェノールポリエチレンオキシドェ−テルを添加し
た。粘度が75ポィズの注加性でポンプ輸送可能な懸濁
液が得られた。その組成は次のとおりであった。30.
0% ジステアリルパーオキシジカーポネート65.6
% 水 0.5% メチルセルロース 2.0% ノニルフエノールポリエチレンオキシドエー
テル、HLBニ15.0 2.0% ノニルフエノールボリエチレンオキシドエー
テル、HLB=10.0 本発明による、パーオキシジカーボネートを含有する懸
濁液は塩化ビニルの(非)連続重合に特に好適である。
固状のパーオキシジカーボネートのみを使用し同じ条件
下で重合を行なう場合よりも反応槽の汚れがはるかに少
ないことが見出された。実施例 22 657の‘の水に滋のヒドロキシェチルセルロースおよ
び20gのHLBが15.0のノニルフエニルポリエチ
レンオキシド(ェルフアブールN−150)を含む溶液
に30雌のジセチルパーオキシジカーポネートを均質に
分散させた。
このペースト状の塊に続いて20gのHLBが10.0
のノニルフェニルポリェチレンオキシド(ターギトール
NP−15)を添加した。得られる懸濁液は粘度が13
ポィズで2〆0で4時間貯蔵した後にも全く凝祈を示さ
なかった。0.5錐のこの懸濁液をガラス製オートクレ
ープ中で55℃において20雌の塩化ビニルの懸濁重合
に使用した。
重合終結後に反応槽の汚染度を500ムmのメッシュ幅
のふるいでポリ塩化ビニルを筋別し、そのふるい上に保
持される物質の量を測定して決定した。
この量は0.33%であった。同様な測定において0.
1股の純粋な固状ジセチルパーオキシジカーボネートを
用いた場合にはそのふるいの上に保持される物質の量は
3.1重量%であることがわかった。本発明は上述の態
様に限定されない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 最低20重量%の、約20℃において固状の有機過
    酸化物および、最低0.2重量%のHLB値が12.5
    以下の非イオン系乳化剤と最低0.2重量%のHLB値
    が12.5以上の非イオン系乳化剤との組合せ、または
    最低0.2重量%のHLB値が12.5以下の非イオン
    系乳化剤と最低0.01重量%の陰イオン系乳化剤との
    組合せからなり、必要により粘稠剤を含有する、エチレ
    ン系不飽和モノマの(共)重合に好適な、ポンプ輸送可
    能な、有機過酸化物含有水性懸濁液。 2 上記水性懸濁液が最低20重量%の室温で固状のパ
    ーオキシジカーボネートを含有する、特許請求の範囲第
    1項に記載の水性懸濁液。 3 上記懸濁液が0.05〜10.0重量%の粘稠剤を
    含有する特許請求の範囲第1項に記載の水性懸濁液。 4 HLB値が12.5以下の非イオン系乳化剤として
    ノニルフエノールポリエチレンオキシドエーテル、線状
    アルコールポリエチレンオキシドエーテル、脂肪アルコ
    ールポリエチレンオキシドエーテル、ソルビタンモノラ
    ウレートまたはソルビタンモノオレエートポリエチレン
    オキシドエーテルを使用する特許請求の範囲第1項、第
    2項、または第3項のいずれか一項に記載の水性懸濁液
    。 5 HLB値が12.5以上の非イオン系乳化剤として
    ノニルフエノールポリエチレンオキシドエーテル、また
    は線状アルコールポリエチレンオキシドエーテルを使用
    する特許請求の範囲第1項、第2項、第3項、または第
    4項のいずれか一項に記載の水性懸濁液。 6 陰イオン系乳化剤としてドデシルベンゼンスルホン
    酸ナトリウムを使用する特許請求の範囲第1項、第2項
    、第3項、または第4項のいずれか一項に記載の水性懸
    濁液。 7 粘稠剤としてポリビニルアルコール、ヒドロキシエ
    チルセルロースまたはメチルセルロースを使用する特許
    請求の範囲第1項または第3項に記載の水性懸濁液。
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