JPS6010021Y2 - 低捻回ケ−ブル - Google Patents
低捻回ケ−ブルInfo
- Publication number
- JPS6010021Y2 JPS6010021Y2 JP10610579U JP10610579U JPS6010021Y2 JP S6010021 Y2 JPS6010021 Y2 JP S6010021Y2 JP 10610579 U JP10610579 U JP 10610579U JP 10610579 U JP10610579 U JP 10610579U JP S6010021 Y2 JPS6010021 Y2 JP S6010021Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- twist
- twisting
- cables
- amount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Insulated Conductors (AREA)
- Non-Insulated Conductors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はケーブルに引張力を加えた場合に生ずる捻回量
の小さいケーブルに関するものである。
の小さいケーブルに関するものである。
従来一般にケーブルは複数条の長尺体を撚合せて製造し
ているため、製造後ケーブルに引張力を加えると撚りが
戻り、捻回を生ずる。
ているため、製造後ケーブルに引張力を加えると撚りが
戻り、捻回を生ずる。
この捻回はケーブルの製造上必然的に生ずるもので無捻
回とすることは不可能であり、この捻回量がある値以上
に達するとケーブルを破断するおそれがあるので捻回量
がこの限界値を越えないようにできるだけ捻回量の小さ
いものが望まれている。
回とすることは不可能であり、この捻回量がある値以上
に達するとケーブルを破断するおそれがあるので捻回量
がこの限界値を越えないようにできるだけ捻回量の小さ
いものが望まれている。
従来はケーブルを複数層撚りとして各層の撚り方向を異
ならせて捻回量の絶対値を小さくしているが無捻回のケ
ーブルとすることは不可能に近い。
ならせて捻回量の絶対値を小さくしているが無捻回のケ
ーブルとすることは不可能に近い。
本考案はこれに鑑み無捻回のケーブルを案出したもので
、通常の方法で撚合せたケーブルの撚合せ方向のみを逆
にし、これを接続して一連続の無捻回ないし低捻回のケ
ーブルとしたのである。
、通常の方法で撚合せたケーブルの撚合せ方向のみを逆
にし、これを接続して一連続の無捻回ないし低捻回のケ
ーブルとしたのである。
これを図面に基づいて説明すれば、図面においてケーブ
ルAおよびBは通常の方法で撚合せたケーブルで撚合せ
の構成は全く同じで、撚合せ方向のみを逆にしたのであ
る。
ルAおよびBは通常の方法で撚合せたケーブルで撚合せ
の構成は全く同じで、撚合せ方向のみを逆にしたのであ
る。
すなわちケーブルAおよびBは、その撚ピツチ、長さケ
ーブル構成材料の材質等は全く同一で各ケーブルA並び
にBの捻回量の絶対値はそれぞれ同一であり、ただ撚合
せ方向のみが一方がS撚りなら他方を2撚りとして異な
らせたもので、このようなケーブルAおよびBを接続部
Cを介し接続して一連続のケーブルとするのである。
ーブル構成材料の材質等は全く同一で各ケーブルA並び
にBの捻回量の絶対値はそれぞれ同一であり、ただ撚合
せ方向のみが一方がS撚りなら他方を2撚りとして異な
らせたもので、このようなケーブルAおよびBを接続部
Cを介し接続して一連続のケーブルとするのである。
このような長尺ケーブルの両端を固定し、図の矢印方向
に引張力を加えると接続部Cのみが回転し、両端部は回
転せずしたがって無捻回となるのである。
に引張力を加えると接続部Cのみが回転し、両端部は回
転せずしたがって無捻回となるのである。
このことはケーブルの一端を固定し、他端をフリートと
しても同じで接続部Cのみが回転し、ケーブルの固定端
およびフリ一端は回転せず無捻回となる。
しても同じで接続部Cのみが回転し、ケーブルの固定端
およびフリ一端は回転せず無捻回となる。
なお上記ケーブルAおよびBの構成に若干相違があり、
撚合せ方向のみ相反するようにして接続部Cを介し接続
して一連続のケーブルとした場合には、引張力を加える
と接続部Cが回転するが、ケーブルAおよびBのそれぞ
れの捻回量に差があるので、その差に相当する捻回量が
残り、無捻回とはならないが低捻回となるのである。
撚合せ方向のみ相反するようにして接続部Cを介し接続
して一連続のケーブルとした場合には、引張力を加える
と接続部Cが回転するが、ケーブルAおよびBのそれぞ
れの捻回量に差があるので、その差に相当する捻回量が
残り、無捻回とはならないが低捻回となるのである。
この低捻回量をケーブル破断の限界捻回量より小さくす
ればケーブルが破断することはない。
ればケーブルが破断することはない。
上述の説明では構成は略同じで捻合せ方向の相反する二
種類のケーブルを接続して一連続の無捻回ないし低捻回
のケーブルとした場合を示したが、このようなケーブル
を1ユニツトとしそれを2ユニツト以上直列に接続して
さらに長尺の無捻回ないし低捻回のケーブルとすること
ができる。
種類のケーブルを接続して一連続の無捻回ないし低捻回
のケーブルとした場合を示したが、このようなケーブル
を1ユニツトとしそれを2ユニツト以上直列に接続して
さらに長尺の無捻回ないし低捻回のケーブルとすること
ができる。
また上記の説明では、接続すべき二種類のケーブルの、
全ての構成材料の撚合せ方向を反対にしたが、捻回特性
に支配的な構成材料のみ例えばテンションメンバーのみ
の撚合せ方向を反対にしても実質的に無捻回のケーブル
を得ることができる。
全ての構成材料の撚合せ方向を反対にしたが、捻回特性
に支配的な構成材料のみ例えばテンションメンバーのみ
の撚合せ方向を反対にしても実質的に無捻回のケーブル
を得ることができる。
以上説明したように本考案によれば、通常の方法で撚合
せたケーブルの撚合せ方向のみを相反するようにし、こ
のケーブルを単に接続して一連続のケーブルとするので
、如何なる引張力に対しても無捻回ないし低捻回のケー
ブルを容易に提供することができる。
せたケーブルの撚合せ方向のみを相反するようにし、こ
のケーブルを単に接続して一連続のケーブルとするので
、如何なる引張力に対しても無捻回ないし低捻回のケー
ブルを容易に提供することができる。
図面は本考案になる低捻回ケーブルの一例を示す説明図
である。 A、 B・・・・・・撚合せ方向の異なるケーブル、C
・・・・・・接続部。
である。 A、 B・・・・・・撚合せ方向の異なるケーブル、C
・・・・・・接続部。
Claims (1)
- 撚合せ方向の相反するケーブルを接続し、一連続のケー
ブルとすることを特徴とする低捻回ケーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10610579U JPS6010021Y2 (ja) | 1979-08-02 | 1979-08-02 | 低捻回ケ−ブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10610579U JPS6010021Y2 (ja) | 1979-08-02 | 1979-08-02 | 低捻回ケ−ブル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5624011U JPS5624011U (ja) | 1981-03-04 |
JPS6010021Y2 true JPS6010021Y2 (ja) | 1985-04-06 |
Family
ID=29338748
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10610579U Expired JPS6010021Y2 (ja) | 1979-08-02 | 1979-08-02 | 低捻回ケ−ブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6010021Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005528074A (ja) * | 2002-05-24 | 2005-09-15 | バージニア テック インテレクチュアル プロパティーズ インコーポレーテッド | ラジアル−アキシャル磁束電気モータ、コアキシャル磁束電気モータおよびそのロータ |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5894429U (ja) * | 1981-12-18 | 1983-06-27 | ラツキ−コ−ヒ−マシン株式会社 | コ−ヒ−等の嗜好飲料抽出液冷却用拡散滴下器 |
-
1979
- 1979-08-02 JP JP10610579U patent/JPS6010021Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005528074A (ja) * | 2002-05-24 | 2005-09-15 | バージニア テック インテレクチュアル プロパティーズ インコーポレーテッド | ラジアル−アキシャル磁束電気モータ、コアキシャル磁束電気モータおよびそのロータ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5624011U (ja) | 1981-03-04 |
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