JPS6021435Y2 - タイヤコ−ド - Google Patents
タイヤコ−ドInfo
- Publication number
- JPS6021435Y2 JPS6021435Y2 JP2915581U JP2915581U JPS6021435Y2 JP S6021435 Y2 JPS6021435 Y2 JP S6021435Y2 JP 2915581 U JP2915581 U JP 2915581U JP 2915581 U JP2915581 U JP 2915581U JP S6021435 Y2 JPS6021435 Y2 JP S6021435Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tire cord
- cord
- tire
- axis
- cross
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B1/00—Constructional features of ropes or cables
- D07B1/06—Ropes or cables built-up from metal wires, e.g. of section wires around a hemp core
- D07B1/0606—Reinforcing cords for rubber or plastic articles
- D07B1/062—Reinforcing cords for rubber or plastic articles the reinforcing cords being characterised by the strand configuration
-
- D—TEXTILES; PAPER
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- D07B1/00—Constructional features of ropes or cables
- D07B1/06—Ropes or cables built-up from metal wires, e.g. of section wires around a hemp core
- D07B1/0606—Reinforcing cords for rubber or plastic articles
- D07B1/062—Reinforcing cords for rubber or plastic articles the reinforcing cords being characterised by the strand configuration
- D07B1/0626—Reinforcing cords for rubber or plastic articles the reinforcing cords being characterised by the strand configuration the reinforcing cords consisting of three core wires or filaments and at least one layer of outer wires or filaments, i.e. a 3+N configuration
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B2201/00—Ropes or cables
- D07B2201/20—Rope or cable components
- D07B2201/2001—Wires or filaments
- D07B2201/2002—Wires or filaments characterised by their cross-sectional shape
- D07B2201/2005—Wires or filaments characterised by their cross-sectional shape oval
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B2201/00—Ropes or cables
- D07B2201/20—Rope or cable components
- D07B2201/2015—Strands
- D07B2201/2016—Strands characterised by their cross-sectional shape
- D07B2201/2018—Strands characterised by their cross-sectional shape oval
Landscapes
- Ropes Or Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はタイヤの補強材として使用されるタイヤコード
の改良に関するものである。
の改良に関するものである。
一般に、タイヤコードは素線を複数本撚り合わせて構成
されている。
されている。
そしてこのタイヤコードの複数本が平行に引揃えられた
状態でゴム材で以て被覆され、タイヤの補強材として使
用されている。
状態でゴム材で以て被覆され、タイヤの補強材として使
用されている。
このようなタイヤコードが補強材として使用される場合
の必要不可欠な要件は耐疲労性に優れていることである
。
の必要不可欠な要件は耐疲労性に優れていることである
。
すなわち、タイヤコードが補強材としての役割を充分に
果すためにはタイヤコードがゴムとの完全な複合体とな
って耐疲労性に優れることが、タイヤの寿命を大巾に延
長すると共に安全性を高めることになる。
果すためにはタイヤコードがゴムとの完全な複合体とな
って耐疲労性に優れることが、タイヤの寿命を大巾に延
長すると共に安全性を高めることになる。
例えば、タイヤコードの耐疲労性が悪いと走行時にタイ
ヤコードの疲労破壊が生じ、コードとゴム材とが剥離す
るいわゆるセパレーツ現象を起し、タイヤの機能を著し
く阻害する原因となる。
ヤコードの疲労破壊が生じ、コードとゴム材とが剥離す
るいわゆるセパレーツ現象を起し、タイヤの機能を著し
く阻害する原因となる。
また、最悪の場合には走行中にタイヤが破裂するという
バースト現象を起し、極めて危険である。
バースト現象を起し、極めて危険である。
しかるに、従来のタイヤコード５は例えば第１図イに示
すように、素線１を撚り合わせて１×５Ｘ Ｏ，２５ｍ
／ ｍφ、Ｓ撚り、撚りピッチ９．５ ｍ ／ ｍの
コードとなすか、同図口に示すように芯素線２を撚り合
わせた芯ストランド３を形威し、この周囲に側素線４を
撚り合わせて３ｘ０．２０ｍ／ｍφ＋６ Ｘ ０．３８
ｒｒＬ／ ｍφ、Ｓ／Ｚ撚り、撚りピッチ１０７７＋、
／７ｒＬ／１８ｒｒＬ／ｒｒＬのコードとなした構成と
なっている。
すように、素線１を撚り合わせて１×５Ｘ Ｏ，２５ｍ
／ ｍφ、Ｓ撚り、撚りピッチ９．５ ｍ ／ ｍの
コードとなすか、同図口に示すように芯素線２を撚り合
わせた芯ストランド３を形威し、この周囲に側素線４を
撚り合わせて３ｘ０．２０ｍ／ｍφ＋６ Ｘ ０．３８
ｒｒＬ／ ｍφ、Ｓ／Ｚ撚り、撚りピッチ１０７７＋、
／７ｒＬ／１８ｒｒＬ／ｒｒＬのコードとなした構成と
なっている。
しかし、上記構成ではコードの軸直角断面形状が円形と
なっており、タイヤにおけるコードの占める面積を最小
にして、しかも引張強力を最大にするという効果がある
が、タイヤの補強材として使用した時に、コードに繰り
返して圧縮、引張り、曲げが加わると、第２図に示すよ
うにタイヤコード５における曲げの外側と内側との差に
よる素線の引張り応力σｔ（主に外側にかかる）又は圧
縮応力σＣ（主に内側にかかる）の変化によって素線の
動きに差ができ、コードを構成する素線同志が互にこす
れてフレッティング摩耗が発生する。
なっており、タイヤにおけるコードの占める面積を最小
にして、しかも引張強力を最大にするという効果がある
が、タイヤの補強材として使用した時に、コードに繰り
返して圧縮、引張り、曲げが加わると、第２図に示すよ
うにタイヤコード５における曲げの外側と内側との差に
よる素線の引張り応力σｔ（主に外側にかかる）又は圧
縮応力σＣ（主に内側にかかる）の変化によって素線の
動きに差ができ、コードを構成する素線同志が互にこす
れてフレッティング摩耗が発生する。
このフレッティング摩耗がタイヤにおけるコードの疲労
破壊の原因となっている。
破壊の原因となっている。
来者は上記欠点を除去するためになされたものであり、
耐疲労性の優れたタイヤコードを提供するものである。
耐疲労性の優れたタイヤコードを提供するものである。
通常、タイヤコードの疲労破壊の原因として大きく考え
られるものには二つあり、その一つは素線の品質そのも
のが耐疲労性に優れていることであり、他の一つはその
コードの構造が耐疲労性に優れていることである。
られるものには二つあり、その一つは素線の品質そのも
のが耐疲労性に優れていることであり、他の一つはその
コードの構造が耐疲労性に優れていることである。
本考案はこの疲労破壊の原因の一つである後者すなわち
タイヤコードの構造の改良に関するものである。
タイヤコードの構造の改良に関するものである。
以下本考案の一実施例を図面に基いて説明する。
第３図イ〜ハに示すように、軸直角断面形状が円形又は
だ円形を有する素線６を複数本撚り合わせ、その最終製
品である扁平なタイヤコード８を形成する。
だ円形を有する素線６を複数本撚り合わせ、その最終製
品である扁平なタイヤコード８を形成する。
上記タイヤコード８は軸直角断面形状が同図４９口、へ
のように長手方向に同−向きの略だ円形形状を有してお
り、しかも上記だ円形における短径ａ／長径すが０．８
〜０．９５となるように構成する。
のように長手方向に同−向きの略だ円形形状を有してお
り、しかも上記だ円形における短径ａ／長径すが０．８
〜０．９５となるように構成する。
ところで、上記構成において、短径ａ／長径すの値は、
０．８より小さくなるようにすれば扁平コードにおける
側面での曲げ加工がきつくなり、タイヤコードを構成す
る素線の耐疲労性を低下させ、圧縮、引張り、曲げを繰
返し加えたときタイヤコードがそり返えるといううねり
現象を生じ、極度に耐疲労性が低下する。
０．８より小さくなるようにすれば扁平コードにおける
側面での曲げ加工がきつくなり、タイヤコードを構成す
る素線の耐疲労性を低下させ、圧縮、引張り、曲げを繰
返し加えたときタイヤコードがそり返えるといううねり
現象を生じ、極度に耐疲労性が低下する。
又、０．９５より大きくし１に近づけると上記現象とは
逆にタイヤコードのキンク、カール等の発生要因となる
。
逆にタイヤコードのキンク、カール等の発生要因となる
。
従って、タイヤコードがゴムとの複合材として最も適す
る値は０．８〜０．９５である。
る値は０．８〜０．９５である。
なお、必要に応じタイヤコードの外周にはラッピング線
９を巻きつけることもある。
９を巻きつけることもある。
上記構成のタイヤコード８の製造方法は、例えば第３図
イについては筒型撚線機を用いて、断面形状が円形の素
線６を５本撚り合わせてコードを形成した後、連続又は
個別に配置した四面圧延ローラ或いは製品コードと略同
−のだ円形状の孔を有する引抜きダイスに通し、素線６
の軸直角断面形状を略だ円形とすると共に、コードの軸
直角断面形状も同時に略だ円形のタイヤコード８に形成
する。
イについては筒型撚線機を用いて、断面形状が円形の素
線６を５本撚り合わせてコードを形成した後、連続又は
個別に配置した四面圧延ローラ或いは製品コードと略同
−のだ円形状の孔を有する引抜きダイスに通し、素線６
の軸直角断面形状を略だ円形とすると共に、コードの軸
直角断面形状も同時に略だ円形のタイヤコード８に形成
する。
同図口について筒型撚線機を用いて、断面形状がだ円形
を有する芯素線を３本撚り合わせて軸直角断面形状を略
だ円形となしたる芯ストランド７の周囲に、断面形状が
だ円形の素線６を６本撚り合わせて、軸直角断面形状が
略だ円形を有するタイヤコード８を形成する。
を有する芯素線を３本撚り合わせて軸直角断面形状を略
だ円形となしたる芯ストランド７の周囲に、断面形状が
だ円形の素線６を６本撚り合わせて、軸直角断面形状が
略だ円形を有するタイヤコード８を形成する。
また、同図へについては、パンチャー撚線機を用いて、
断面形状が円形の素線６を８本又は６本撚り合わせてコ
ードを形成した後、圧延加工を加えて軸直角断面形状が
略だ円形を有するタイヤコード８を形成する。
断面形状が円形の素線６を８本又は６本撚り合わせてコ
ードを形成した後、圧延加工を加えて軸直角断面形状が
略だ円形を有するタイヤコード８を形成する。
このようにして製造されたコードはいずれも当然に軸直
角断面形状が長手方向に同−向きで扁平なタイヤコード
となる。
角断面形状が長手方向に同−向きで扁平なタイヤコード
となる。
本考案のタイヤコードは上記のような構造を有している
ため、このコードを第４図に示すように曲げた場合、曲
げの中心に対してタイヤコードの断面は垂直横方向には
広く、縦方向には低くなり、曲げに対する外側面と内側
面の歪による差は同一強力を持った従来のタイヤコード
に比べて小さく、従ってタイヤコード自体にかかる応力
も小さくなる。
ため、このコードを第４図に示すように曲げた場合、曲
げの中心に対してタイヤコードの断面は垂直横方向には
広く、縦方向には低くなり、曲げに対する外側面と内側
面の歪による差は同一強力を持った従来のタイヤコード
に比べて小さく、従ってタイヤコード自体にかかる応力
も小さくなる。
また、本考案のタイヤコードは柔軟性に優れ、応力のか
かり方が緩慢となるため、タイヤのように一方向の圧縮
又は引張り曲げ疲労強度を必要とする補強材として非常
に適したタイヤコードである。
かり方が緩慢となるため、タイヤのように一方向の圧縮
又は引張り曲げ疲労強度を必要とする補強材として非常
に適したタイヤコードである。
第５図に従来の３ ｘ ０．２０＋ ６ ｘ Ｏ，３８
、ピッチ１０．０７７Ｌ／ｍ、／ １８．Ｏｍ、７ｍ、
Ｓ ／ Ｚ撚りの構成を有するタイヤコードＡと本考
案の上記従来の構成と同構成でかつ短径／長径を０．９
としたタイヤコードＢとの疲労テスト結果を示している
が、本考案のタイヤコードは従来のタイヤコードに比べ
、耐疲労性は約１．５倍〜２．＠の値を得ることができ
た。
、ピッチ１０．０７７Ｌ／ｍ、／ １８．Ｏｍ、７ｍ、
Ｓ ／ Ｚ撚りの構成を有するタイヤコードＡと本考
案の上記従来の構成と同構成でかつ短径／長径を０．９
としたタイヤコードＢとの疲労テスト結果を示している
が、本考案のタイヤコードは従来のタイヤコードに比べ
、耐疲労性は約１．５倍〜２．＠の値を得ることができ
た。
上記のように本考案のタイヤコードは撚り構造を改良す
ることにより、曲げに対する圧縮及び引張り応力を減少
させ、フレッティング摩耗を減少させることができ、タ
イヤコードの耐疲労性を著しく向上することができた。
ることにより、曲げに対する圧縮及び引張り応力を減少
させ、フレッティング摩耗を減少させることができ、タ
イヤコードの耐疲労性を著しく向上することができた。
このため、タイヤに使用した場合、タイヤの寿命を大巾
に延長するのみでなく、安全性をも向上することができ
るという優れた実用的効果を有するものである。
に延長するのみでなく、安全性をも向上することができ
るという優れた実用的効果を有するものである。
第１図イ９口は夫々従来のタイヤコードの断面図、第２
図はタイヤコードを曲げた状態を示す説明図、第３図イ
９口、ハは本考案のタイヤコードの異なる実施例を示す
断面図、第４図は本考案のタイヤコードを曲げた状態を
示す説明図、第５図は本考案のタイヤコードと従来のタ
イヤコードとを比較した疲労テストの曲線図である。 １、 ２． ４． ６・・・・・・素線、３，７・・・
・・・芯ストランド、５，８−−−−−−タイヤコード
。
図はタイヤコードを曲げた状態を示す説明図、第３図イ
９口、ハは本考案のタイヤコードの異なる実施例を示す
断面図、第４図は本考案のタイヤコードを曲げた状態を
示す説明図、第５図は本考案のタイヤコードと従来のタ
イヤコードとを比較した疲労テストの曲線図である。 １、 ２． ４． ６・・・・・・素線、３，７・・・
・・・芯ストランド、５，８−−−−−−タイヤコード
。
Claims (1)
- 複数本の素線又はストランドを撚り合わせたタイヤコー
ドにおいて、軸直角断面形状が長手方向に同−向きて略
だ円形を有してなるタイヤコード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2915581U JPS6021435Y2 (ja) | 1981-03-02 | 1981-03-02 | タイヤコ−ド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2915581U JPS6021435Y2 (ja) | 1981-03-02 | 1981-03-02 | タイヤコ−ド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57143297U JPS57143297U (ja) | 1982-09-08 |
| JPS6021435Y2 true JPS6021435Y2 (ja) | 1985-06-26 |
Family
ID=29826768
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2915581U Expired JPS6021435Y2 (ja) | 1981-03-02 | 1981-03-02 | タイヤコ−ド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6021435Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0663184B2 (ja) * | 1985-01-23 | 1994-08-17 | 東京製綱株式会社 | ゴム補強用スチ−ルコ−ド |
| JP2642989B2 (ja) * | 1989-05-26 | 1997-08-20 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤ用のスチールプライ |
| JP2873343B2 (ja) * | 1989-11-16 | 1999-03-24 | 金井 宏之 | スチールコード |
| JP2554884Y2 (ja) * | 1991-09-30 | 1997-11-19 | 金井 宏之 | ゴム製品補強用スチールコード |
| JP3277057B2 (ja) * | 1993-12-24 | 2002-04-22 | 株式会社ブリヂストン | ゴム物品補強用スチールコード及びその製造方法と空気入りタイヤ |
-
1981
- 1981-03-02 JP JP2915581U patent/JPS6021435Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57143297U (ja) | 1982-09-08 |
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