JPS5996159A - 樹脂組成物 - Google Patents

樹脂組成物

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JPS5996159A
JPS5996159A JP20539782A JP20539782A JPS5996159A JP S5996159 A JPS5996159 A JP S5996159A JP 20539782 A JP20539782 A JP 20539782A JP 20539782 A JP20539782 A JP 20539782A JP S5996159 A JPS5996159 A JP S5996159A
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org
polyester resin
polycaprolactone
ester
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Yoichi Nakamura
洋一 中村
Yoshinari Ogawa
小川 善也
Noriyuki Akagi
則行 赤木
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Teijin Ltd
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は樹脂組成物に[7L、更に詳しくは成形性の優
れた難燃性ポリエステル組成物に藺する。
熱可厄性ポリエステル樹脂の代茨的なものとして、ポリ
エチレンテレフタレート(以下PETとRh’tす。)
、ポリブチレンテレフタレート(以下PBTと略す、)
が工業用成形材料として知られており、没れた機械的%
性、電気的特性、耐薬品性、耐熱性等をいかして、電気
絶縁部品、自動車部品等に広く用いられている。
また、電気絶縁用途を中心とした成形品の難燃化に対す
る要求は近年、次第に厳しくなってきており、PET 
、PBTにおいても例外でな(、多量のtlを燃剤を添
加することにより、市場の要望に応えている。かかる難
燃剤(,1ベースポリマーに比較してはるかに高価であ
るため、少負の難燃剤でCrれた内燃効果を得るべく、
難燃助剤として二酸化7ンチモンが広く使用されている
一方、熱可塑性ポリエステル樹Mに有機酸エステル化合
物を添加し部製性の改善、可塑効果による延伸性の賦与
、結晶化促進などがはかられている。
ところが、前述の三酸化アンチモンと上述の有機mエス
テル化合物が共存すると組成物の溶融流動性が著しく太
き(なり、成形時例え(・j金型の做少なスキマに流れ
込み、その結果成形品のパリとなり、パリ取りに多大な
労力を心安とするだけでな(、成形品形状が複雑な場合
は事美上パリ取りができず実用に耐えないことがあると
いう問題点がある。
本発明者らは、上記の問題点を改良すべく鋭意研究した
結果、特定の平均粒子径より太きい三酸化アンチモンを
難燃助剤として選択することにより、パリの発生を抑え
られることを見℃・出し、本兆明にに11達した。
すなわち、本発明は (A)熱可Y′J性ポリエステル樹脂100重+;1部
あたり。
(B)有機ハpグン系鼎燃剤をノ\pゲン元累量と量と
してo、i〜15重量部及び (D)有機酸エステル化合物を0.1〜30重量部を配
合してなることを特徴とする=; S拮組成物に関する
本発明において(A)成分として用いる熱可製性ポリエ
ステル樹脂としては、その酸成分がテレフタル酸であり
、更にジオール成分が′エチレングリコール、トリメチ
レングリコール、テトラメチレングリコール、ヘキサメ
チレングリコール、ネオペンチルグリコール等の如き脂
肪族ジオールの少なくとも一種よりなるポリエステルを
主たる対象とする。
これらの中で結晶化速度の速いポリデトラメチレンテレ
フタレート、ボリプ戸ピレンテレフタレーF、ポリエチ
レンテレフタレート等が好適のポリエステルの一部を共
重合成分冬置換したものでもよ(、かかる共重合成分と
しては、イソツブタル1皮、フタル配;メチルテレフタ
ル敵及びメチルイソフタル酸の如きアルキル直換フタル
酸う^;2,6−ナフタリンジカルボン敵。
2.7−ナフタリンジカルボンWyl+5−ナフタリン
ジカルボン酸$4’の如きナフタリンジカルボン戚Th
 ; 4+4’−ジフェニルジカルボンrd + 3+
4’−ンフェニルジカルボン酸等の如きジフェニルジカ
ルボン酸類; 4,4’−ンフエノキシエタンジカルボ
ン酸のごときジフェノキシエタンジンノルポンぼなとの
芳香族ジカルボン酸、コノーク削。
アジピン改、セパチン阪、アゼライン酸、テカンジカル
ボン岐、シクμヘキサンジカルボン酸類などの脂肪族ま
たは脂環族ジカルボン酸;1.4−シクロヘキサンジメ
タツールなどの月旨環族ジオール;/hイドーキノン、
レゾルシン等のごときジヒドロキシベンゼンa s 2
t2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−プロl(ン、
2.2−イス(4−ヒドロキシフェニル)−スルホン等
のごときビスフェノール顧、ビスフェノール類とエチレ
ングリコールのごときグリコールとカ)ら得られるエー
テルジオールなどの芳香族ジオール;ε−オキシカブp
ンl、ヒドロキシ安息香酸、ヒドロキシニドキシ安息香
酸等のごときオキシカルボン酸等があげられる。
毒 さらに−上述の訃町隼ポリエステル樹脂に番ま分岐成分
、例えばトリカルノくリル酸、トリメシン酸、トリメリ
ット酪等のごとき三官能<、 L < ij四官能のエ
ステル形成能を有する酸またをまグリセリン、トリメチ
ツールプロ/くン、ペンタニリスリット等のごとき三官
能もしく(′i匹官會ヒのエステル形成能7/ 有する
アルコールを1,0モ/レチ以下、好ましくは0.5モ
ルチ以下、さらに好ましくは0.3モル条以下を共重合
せしめてもよい。
脂は極限粘后が0.40以上、さらには0.45以上で
あることが好ましい。ここで、佐限粘度とは35℃オル
トクロロフェノール中1,2 f /溶融重縮合反応、
またはこれと固相重合反応とを組合せた方法等によって
製造できろ。例えば、ポリエチレンテレフタレートの製
造f”j K ツイテ説明すると、テレフタル−λまた
はそのエステル形成性誘導体(9!Iえばジメチルエス
テル、モノメチルエステルクよのごとき低級フルキルエ
ステル)とエチレングリコールまたはモ・ノ)エステル
形成性FJ Ih体とを触媒の存在下、加熱反応せしめ
、次いで得られるテレフタル酸のグリコールニスデルを
触媒の存在下、所定の里合度まで正合反応せしめる方法
によってポリエチレンテレフタレートを製造することが
できる。
本発明において(B)成分として用いる有機ノーpゲン
系か、!、燃剤としては従来から用いられて1.する或
いは知られている/・ロゲン含有有機化合物を使用する
ことができろ。
かかるノ・pグン含准有機化合物としてiよ、51jえ
ばデカプpモビフェニルエーテル、オクタプpモビフェ
ニルエーテル、ヘキサブロモビフェニルエーテル、ノh
ログン化ポリカーボネートオリゴマー(Gllえば臭)
(化ビスフェノールAを原料として製造されたポリカー
ボネートオリゴマ)+/Xロゲン化エポキシ化@物、ノ
・pゲン化ポリスチレン(例えばポリトリブロモスチレ
ン。
ポリペンタズロモスチンン)、ポリンプμムフ二二しン
オキサイド、デクロラン(フッカ−社)パイロチェック
77B(フェロ社)、サイチックBT−93(サイチッ
ク社)咎を例示できる。
これ七)のうち分子景が1000以上のものか非ブリー
ド・アウト性の点で好まし〜)。
(B)成分としての有恒・・ロゲン系離燃剤の使用−z
jは、熱可塑性ポリエステル樹脂100置敷部あたり、
・・pゲン元累世として1〜30重量部である。万機ハ
pゲン系鼾燃剤の鉦がノ・ログン元素す1として1重量
部より少ないと難燃化効果が認められず、−万ハロゲン
元素妬°として30 M fc部より多いと機械的強度
の低下につながり好ましくない。
本発明においC(C)成分として用いる二酸化アンチモ
ンは、−1iR的に知られた製法、例えば方安鉱、バレ
ンチン鉱として天然に産するものや環化アンチモンの加
水分腓生成物のオキシ塩化7ンチモンを炭酸ナトリウム
溶液と煮佛して製造する方法、あるいは金属アンチモン
を空気酸化することにより製造する方法で製造されろ三
酸化アンチモンのうち、後述する方法で測定した平均粒
径が1μ以上のものであり、更に好ましくは平均粒径1
.2μ以上のものである。また平均粒径は10μ以下で
あることが好ましい。
かかる三酸化7ンチモンを用いるとパリの発生が殆んど
認められない。
(C)成分として用いる三酸化アンチモンの使用量は熱
可塑性ポリエステル樹脂1000以上あたりアンチモン
元素量として0.1−15重量部である。アンチモン元
素J1λとして0.1?jji部より少フZいJ)合姐
螺、助剤効果が殆んど;なめられなく、逆にアンチモン
元素量として15重量部より多い場合機械的強度等の物
性低下が著しくに1実上実用に耐えμい。
不鈍り1(先おいて用いる(D)成分の有機へχエステ
ル化合物とは有機カルボン酸類とアルコール類またはオ
キシカルボンは類の縮合反応によって生成するエステル
化合物を意味し、一般に熱可塑性ポリニスチルの添加剤
として用いられている公知の化合−動が主たる対象とな
るが、これらに特定されるものではない。
例えば、M量刑や結晶促進剤もしくは可塑剤として添加
される、特公昭47−13137号公報。
特公昭55−184.53号公報記載のモンタンワック
スエステルヤモンクンワックスエステル塩;特公昭47
−27780号公報記載の飽和第3モノカルボン酸混合
物の中性又は一部中和したエステルj温;吋公昭47−
48894号公報記載の炭紫数8〜25の有機酸化合物
と炭素数1〜10V)アルコール類との反応によるエス
テル類又はポリエステル類;特開昭53−101046
号公報記載の分子量200〜20000のフタル酸エス
テル類;特開昭55−116751号公報記載の分子量
900〜5000のオリゴ性ポリエステル類;特開昭5
4−158452号公報9%開昭54−1’39654
号公報記載のアルコール類と芳香族又は脂肪族カルボン
酸類とのエステル;特開昭55−157647号公報記
4・kのフタル酸系オリゴエステル;特開昭55−11
6751号公報、特開昭55−127459号公報記載
のポリエステルオリゴマーやポリエーテルエステル類;
特開昭55−52342号公報記載の有機カルボン酸エ
ステル等が挙げられる。
更にまた、上記以外の有機カルボン欲エステル化合物と
して末端封鎖ポリカプロラクトンが例示できる。ここで
言う末端封鎖ポリカプロラクトンとは数平均分子量が2
0,000以下の全末端基の少(とも50チが封鎖され
ているポリカプロラクトン〔以下、単に末端封鎖ポリカ
プロラクトンと言う〕を意味する。この末端封鎖ポリカ
プロラクトンは熱可葭性ポリエステル樹脂に適()Y配
合すると成ノ′・物の引張伸度や曲げ術み性等の所甜靭
性強度の大巾な向上効呆を発現することが知られている
末端封臼)ポリカプロラクトンは、公知の方法により、
ε−カプロラクトンを開環重合して得られる末端に遊離
のカルボキシル基及び/又は水tif 2′〜2を有す
るポリカプロラクトンと、当該カルボキシル基&又は水
酸基と反応するm個1の化合物とを反応させることによ
って製造することができる。
e−カプロラクトンの開環重合に用いる重合開始剤とし
ては、例えばn−ヘキシルアルコール、n−へブチルア
ルコール、n−オクチルアルコール、n−ノニルアルコ
ール、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコールなど
のm個アルコール; *11えはエチレングリコールt
プロピレンクリコール、エチルエチレンクリコール。
2−メチル−1,2−プロパンジオール、ピナコール、
β−ブチレングリコール、ジエチレングリコール、テト
ラメチレングリコール!ネオペンチルグリコール、工、
4−シクロヘキサンジメタツール等のグリコール類;例
えばグリセリン。
1.2.3−ブタントリオール、 1,2.3−ペンタ
ントリオール的の三価アルコール類;例えばエリスリッ
ト、ペンタエリスリトール吟−σ)四価アルコール類;
例えばフェノール、ビスフェノールA 、 2,4.6
−)リプpモフェノール、テトラズpモビスフェノール
A ’8の芳香&フルコールeA ;例えば安息香CN
 + P−メチル安息香酸、ラウリン酸、ミリシン6 
+ 2+3+4 )リプルi安息香酸。
ペンタブロモ安息香酸等の一価カルホン献類;例えばイ
ソフタル峨、フタル酸、テレフタル酸。
2.6−ナフタリンジカルボン酸、4.4’−ジフェノ
キシエタンジカルボンA2 +コノhり収、アジピン酸
、セバシン酸、アゼライン酸、デカジカルボン酸、シク
ロヘキサンジカルボン1伎、テトラクロロフタル酸、テ
トラブロモテレフタル酸等の二価カルボン酸類;例えば
トリカル/クリル9゜ト  リ メ  リ シ ン 醒
、1・  リ メ  リ ッ ト 肖り 等 の 三 
イ1111  カ ルポン【ツ類;例えばピロメリット
酸等のV!1Ilqtiカルボン酸類;例えば6−オキ
シカルボン1戊、ヒドロキシエトキシ安息香7靜のオキ
シカルボン酸類などを例示することかでざる。ナ、に又
、これらの重合開始剤をルいてε−カプロラクトンを開
環重合する際の反応を促進せしめるル)を媒として、公
知のl;ijJ、+3触茫であるテトラオクチル錫。
ジフェニル喝ジラウレート等の錫系触々裟やチタン酸テ
トラブチルの如きチタン系触媒を用〜・ることか好まし
い。
新機にして得られるポリカプロラクトンの末端基の抽キ
11は使用する重合開始剤の1を類によって異り、アル
コール類ではヒトI:Iバシル基、カルボンV&ri+
ではカルボキシル基、オキシカ7レボン酸知平水ではヒ
ドロキシル基とカルボキシル基の両方が末丈゛4となる
。これらのうち、重合開始剤としてグリコール類を用(
葛たものカー好ましい。
これらのポリカプロラクトン&ま、その全末端基の少く
とも50係、好ましくは70係以上を封鎖する必要があ
る。ポリカプロラクトンの末端基はすべてす]鎖されて
いるのが邪想であり、特に好ましい。この封鎖には、ポ
リカブ−ラクトンの末端カルボキシル基または末端水酸
基の活性をな(すものであれば任意の一画の化合物が用
いられる。封鎖には、例えばエステル結合。
エーテル結合、ウレタン結合、アミド結合等が用いられ
るl・、エステル結合による封鎖が好ましい。エステル
結合による封鎖に用いられる化合物としては、例えば末
端基がヒF qキシル基の場合には、−価のカルボン酸
類またはそのエステル形成性誘導体であり、また末端基
がカルボキシル基の46合には一価のアルコール類また
はそのエステル形成誘導体を示すことができろ。
この−90!lカルナン威類またはそのエステル形成性
誘導体とU2ては、例えば酢設、プpピオン駿。
酪酸を吉草最フカプロン酸、ヘプタン酸、カプリル酸、
ラウリン酸、ミリスチン酸、安息香酸。
トルイル鷹、ジメチル安息香酸、エチル安息香酸、クミ
ン酸、 2,3,4,5−テトラメチル安息香酸等のカ
ルボン酸類やこれらの酸無水物、酸・・ライドなどが例
示され、更にはこれらのカルボン酸類のエステル誘導体
、例えば酢酸フェニル。
カブロン「俊エチル、安息香酸メチル、トルイル酸エチ
ル郷が拳げられる。また−価アルコール類又はそのエス
テル形成性誘導体としては例えばメチルアルコール、エ
チルアルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピ
ルアルコ−ルナイソブチルアルコール、n−7ミルアル
コール。
ラウリルアルコール蛛のアルコール類や、これらのハル
炭はエステル類やカルボン改エステル類り〉があげられ
る。
ポリカプロラクトンと一価のアルコール類もしくはその
エステル形成性誘導体或いは−イ[;)のカルボン1j
f2 ’r64もしくはそのエステル形成性誘導体との
反応によって末端を封鎖したポリカプロラクトンをイ0
るには公知のエステル化反応を用いることができ、これ
により容易にイ否ることができる。
この末端封鎖されたポリカプロラクトンの特に好ましい
ものとしては、一般式 %式%: で表わされるポリカブ2ラクトンである。前記一般式に
おいて、R”がグリフールによる場合、m′は0となり
、mは2となり、R”CO−は封鎖に用いた一価カルポ
ン酸の残基を衣わす。またR”がジカルボン確による:
鳴合、mは0となり、m′は2となり−OR”はEl−
I鎖に用いた一価アルコールの残基を表わす。更にまた
。 R”がオキシカルボン酸による場合、m、m’は1
となり、R” Co−は封鎖に用いた一価カルボ/酸の
残基、−OR”は封鎖に用いた一10ロアルコールの残
基な表かす。
新機にして得られる末端封鎖ポリカプロラクトンを熱可
塑性ポリエステルイ4脂に「仁合するととによって、顕
著な成形流動性と靭性強度の向上を図ることができるが
、これらの効茶発現は末端封鎖ポリカプロラクトンの分
子量によって太き(影響され、数平均分子量が20,0
00より大きい場合には全く或いは殆んどこれらの効果
を、就中、靭性強度の向上効果を奏さないのに対し、2
0,000以下の小さい数平均分子量の末端4:1鎖ポ
リカプロラクトンを配合すると顕著な向上効果を示す。
従って、本発明において末端封鎖ポリカプロラクトンを
用いる場合にはその数平均分子量は20,000以下、
好ましくは10.000以下、より好ましくは5,00
0以下、更に好ましくは2’、000以下が適当である
(D)成分の有機酸エステル化合物の使用量は、その悉
加目的や有機酸エステル化合物の種明によって大きく異
なり一概に規程することはできない。(−かし、jji
 q剤や可塑剤、結晶促進剤として適音添加される封は
熱可塑性ポリエステル祠哨100重↓テ部当り少(とも
0.1点景部以上である。この量がo、xMIc部より
少いと添加による効果は著しく低下し、実質的に添加の
意味がない。・χた、溶)II)只の上限は最大30重
量部とすべきである。これは、有機エステル化合物の使
用量をこれ以上多(し過ぎても使用の効果が増大しない
ばかりか耐熱性や耐桑品性、高い機械的強度などの本来
の熱可息性ポリエステル樹脂の特徴が損なわれるためで
ある。t)当に有機エステル化合物として上述の末端封
鎖ン」ミリカブμラクトンを/’l]いる場合には、そ
の使用:険は熱可塑性ポリエステル樹脂100重1S1
8部当り0.1〜30重量部、より好ましくは1〜15
重旦部である。
本発明の(ら・1脂組成物には、更に他の特性向上を目
的として拙々の添加剤を配合することができる。この様
な添加剤としては、充てん剤例えばガラス繊維、アスベ
スト、炭素繊維、芳香族ポリアミド繊維、チタン6にカ
リウム繊維、硫酸カルシウム繊維、スチール繊維、セラ
ミックス繊維、ボロンウィスカー等の如き繊維状物、マ
イカ、シリカ、タルク、炭酸カルシウム、ガラスピーズ
、ガラスフレークス、クレー、ウオラストナイト宿−の
如き粉状、S状或いは板状の無1、、”j、!フィラー
が例示される。
これらの光てん剤は、通常補強材9表面改質剤として、
或いは11.、気的、熱的その他の特性改質を目的セし
て配合されるが、これらσ)充てん剤のうち特にガラス
繊維を用いるときには、単なる補強用充てん剤としての
効果発机のみならず、後述する桜剤の結晶化促進効果の
作用と相まって6)区な耐熱変形安宛性を奏する。
かかる目的のために用いられろガラス繊維は、一般に待
]脂の強化用に用いるものならば特に限定はない。たと
えば、長鼠維タイプ(ガラスロービング)やM f& 
+、in状のチョツプドストランド。
ミルドファイバーなどから込択して用いることができる
。また、ガラス繊維は集束剤(例えばポリ酢ばビニル、
ポリエステル集束剤等)、カップリング剤(例えばシラ
ン化合物、ボラン化合物等)、その他の表面処理剤で処
理されていても良い。更にまた、熱可塑性樹脂、熱硬化
性樹脂等の樹脂で被綾されていても良い。通常、長江維
タイプのガラス繊維は、N脂とのブレンド前又はブレン
ド後に所望の長さに切断されて用いらAするが、この使
用W kも本発す:」においては有用である。
ま7こ、l・Jい−iJ’ piJ性ポリエステル樹脂
の結晶化促進のために結晶核剤として−・改に用いられ
ている公知の化合物を幌加することができる。これら=
隈剤の例としC1たとえば、タルク、二酸化チタン、安
息香液塩、ステアリン「波動J、Q4 LjA ?モノ
又はポリ、Jルボン酸のナトリウム、リチウム塩、α−
オレフィンとα、β−不L2相カルボンば塩とかりなる
イオン住夕・ミ重合体ノ尤と(パ例示することができく
)。
更には耐?:A性向上な目11つとして、ヒンダードフ
ェノール化合物、侃黄化合物等のPIJぎ咳化防止剤或
いは熟女シε121J、例えば、リン散トリメチル 、
  リ ン 1波 ト  リ フ ェ ニ ル 、 皿
 リ ン hk ト リ 7 エ ニル青の如きリン化
合物を添加することもできる。
また、沼ml;粘度デ5尼性、耐加水分屏性改良等の目
的1(は、各穏のエポキシ化合物を添加して。
も良い。エポキシ化合物としては、例えばビスフェノー
ルAとエピクロルヒドリンを反応させて得られるビスフ
ェノールA B2エポキシ化合物、各種グリコールやグ
リセロールとエビクルヒドリンとの反応からなる脂ル、
i族グリシジルエーテル、ノボラック樹脂とエピクロル
ヒドリンよりイ:tられるノボランク歴エポキシ化合物
9、脂環族化合的りから得られる脂環族化合物塑エポキ
シ化合物などが好ましく、・特に好ましいエポキシ化合
9:Uとしては、ビスフェノールA型エポキシ化合]・
・ノ及び低分子、′、ポリエチレングリコールのジグリ
シシエーテルが2捧げられる。その他の添加テ(すとし
ては紫外線吸収剤、酸化防止剤9着色剤。
lTf i刊+?1電防止剤2発泡剤等が例示される。
また、少hiの!−JiJ合で他のkk可動性樹脂、例
えばスfq−ルss )iξ、アクリル樹刀旨、ポリエ
チレンラボリブpピレン、フッ素樹脂、ポリアミド佃脂
、ポリカーボネート樹脂、ポリスルホン等;熱硬化性樹
脂、例えばフェノール樹脂、メラミン4封力旨、不飽1
3ポリエステル粒J刀ゴ、シリコーン樹脂等二叉には軟
質7.1〜可塑性・1目脂、例えば二手レンー酢酸ビニ
ル共重合体、ボリヱステルエラストマー停を添加しても
良い。
本発明の樹脂組成物を得るのに任泊:の配合方法を用い
ることができる。通常これらの配合成分はより均一に分
散させることが好ましく、その全部もしくは一部を同時
に或いは別々に例えばブレンダーツニーダ−9戸−ル、
押出(幾等の如き混合機で混合し均質化させる方法や混
合成分の一部を同時に或いは別々に、例えばブレンター
、ニーダ−、ロール、押出槻静で混合し、更に残りの成
分を、これらのン兄合、鍋或いは押出様で混合し、均質
化させる方法を用いることかできる。
最も一般的な方法は予めトライブレンドされた組成物を
更に加熱した押出機中で溶融混練して均質化したあと、
針金状に押出し、次いで所望の長さに切断して粒状化す
る方法である。斯様にして作られた樹脂組成物は通常充
分乾燥された伏態に保たれて成形機ホッパーに投入され
、成形に供される。また、他の方法としては、例えば熱
可喪性ポリエステル樹脂製造時、縮重合前、縮重合後或
いはその途中で他の成分を添加。
混合する方法があげられる。骨に充てん材としてガラス
繊維を用いる堵5合にはその混線時の破砕を極力防止し
、また、岨成物製造時の作業性を向上させる目的で、他
の成分と一緒に押出機中で溶融混線させることブよ(、
トライブレンドしても良(、例えば押出様で作られたガ
ラス繊維未含有の熱可塑性ポリエステル樹脂粒状物と所
定皮のガラスチョツプドストランドもしくはあらかじめ
調整さハ、たガラスミ。λ維高含有の熱可塑性樹脂と共
に混合した組成物を成形機ホッパーに投入し、成形に供
することもできる。
本宛明の樹脂を且成物を1.一般の熱可塑性樹脂の成形
機によって通常の方法で容易に成形することが可能で浸
)る。しかも成形時にパリの発生が抑えられ、複雑な成
形品も容易に得ることができる。
以下、実施例により本発明を詳述する。尚、実施例中記
載の熱可睡性ポリエステル樹脂の極限粘度はオルツクμ
μフェノール溶液中35℃にて測定した値である。更に
また、部は1量部を意味する。
実施例中の各7ra特性の測定は以下の方法によった。
(1)  平均粒径 液相沈降法を利用した比重大びん法による粒度分布測定
装置(島津粒度分布自動訓定装HRs−1000; (
株)島津製作所製)を使用し供試三−化アンチモンの粒
反分布を測定した。 <’Iff定す7プルはaooc
cの水に0.05襲のリグニンスルホン峡ナトリウムを
とかし、二酸化アンチモン7.35 fをいれて均一分
散させることにVつてwar !! した。この分布曲
線より累積50重量パーセントの粒径な平均粒径とした
(2)  パリ指数 同一キャビティ内に幅20 tnm + Nみ0.5■
の流路Aとl;i 20 mu を厚み0605咽の流
路Bを持った評価金型に射出圧力a o o Kg/c
n! +射出途a50 cd / secの設定で樹脂
を流した場合の流動長の比を下式で定義し、パリ指数と
した。
パリ指数(F、I ) =肉丹0.05燗部の流動長(
α)÷肉厚o、s mm部の流動長(crn)100 (3)  静的強度 引張試験・・・・・・・ASTMD −638に準拠。
実施例1〜5及び比較例1〜4 130℃にて5時間乾燥した極限粘度0.760PET
チツプに長さ3wnのガラスチョツプドストランド、結
晶化促進剤として効果のある末端封鎖ポリカブロラクト
ン(BCL )その細光てん剤を表1に示す量割合で添
加り、V型ブレンダーを用いて均一混合した。得られた
混合物を65叫中の押出機でバレル温度270℃にて溶
融混合し、ダイスから吐出されるスンンドを冷却切断し
て成形用ペレットを得た。次いでこのベレットを130
℃で5時間熱風乾燥したあと、5オンスの射出成形機に
バリ指数測定金型を取り付け、シリンダ一温度260℃
、金型温度100℃、射出圧力800 K9/ cit
 +全サイクル30秒で成形した。
このようにして得られた成形品の0.5WIn肉厚部の
流動長及び0.05fi肉厚部のがt、’tb長を測定
しバリ在数を求めた結果を、同一条件で肉N1諭のコン
デンサーケースを成形したW・合のパリの発生の程度Q
 filll 5’dした結末と併わぜて表1に示す。
尚ここで使用した末端封鎖ポリカプロラクトンは末端基
がヒドロキシル基である市販のポリカブ−ラクトン(ダ
イセル(株)製:商品名プラクセル@212.数平均分
子景1200 ) 100部に安息香酸メチル80部及
びトリプチルチタネー)0.002部を添加し、190
〜210℃に加熱し且つ反応によって留出するメタノー
ルを系外に除きながら10時間攪拌反応せしめ、更にそ
の後過剰の安息香酸メチルを減圧で除去することによっ
て得た。この末端ユ、1鎖ポリカプロラクトンの水酸基
価はJIS−K −1557に準拠して測定した値で1
.7である。
表1から、有機エステル化合物との組合せにおいて三酸
化アンチンの平均粒径が0.7μより小さくなるにつれ
てパリ指数が急激に高くなり、一方1,2μ殊に2μよ
り大きい場合にはパリ指数が安定しておりまた殆んどパ
リの発生しない領域となることがわかる。また、有機エ
ステル化合物を用いない場合離型性が悪(、一定サイク
ルの成形が難しくなることがわかる。
実施例6〜8及び比較例5 140℃で4時間乾燥した極限粘度1.05のPBT及
び極限粘度0.74のPETK難燃剤等を表2に示す量
割合で添加し、均一に混合したあと、混合物を65.φ
押出機でバレル温度260℃で溶融混合し、ダイスから
吐出されるスレッドを冷却切断して成形用ペレットを得
た。
次いでこのペレットを120℃で5時間熱風乾燥したあ
と、5オンスの射出成形機にパリ指数測定金型を取り付
け、シリンダ一温度250℃。
金型温度65℃、゛射出圧力aooK9/ci、全サイ
クル30秒で成型し、実施例1と同様にパリ指数を求め
た。
また、同様の成形条件で引張試験片を成形し、評価した
これらの結果を表2に示す。
表2か3、この混合物においても二酸化アンチモンの平
均粒径が0.5μのとき高いパリ指数を示すこと、また
平均粒径の大きい方が引張破断伸度が太きいところ予想
外の結果の得られていることがわかる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 (A)熱可塑性ポリエステル樹脂100重量部あ
    たり。 (B)有機ハロゲン系難燃剤をハロゲン元素部として1
    〜30重量部。 部 を配合してなることを特徴とする横1111組成物。 2、 有機酸エステル化合物が一般式 %式% (は1以上である。           )で示され
    、数平均分子量が20,000以下の末端封鎖ポリカブ
    ロラクトンであることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の組成物。 3、 熱可塑性ポリエステル拉J脂がポリエチレンテレ
    フタ1/−トであることを特徴とする特許請求の範囲第
    1負記載の組成物。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61268752A (ja) * 1985-05-23 1986-11-28 Unitika Ltd 難燃性ポリエステル樹脂組成物
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US5034439A (en) * 1988-12-29 1991-07-23 Ciba-Geigy Corporation Flame-resistant polyester moulding compound
EP0736571A1 (de) * 1995-04-03 1996-10-09 Basf Aktiengesellschaft Flammgeschützte thermoplastische Formmassen

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5139739A (ja) * 1974-10-02 1976-04-02 Toray Industries Nannenseinetsukasoseijushisoseibutsu

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