JPS599534Y2 - 刈取機における有接触式茎稈センサ - Google Patents
刈取機における有接触式茎稈センサInfo
- Publication number
- JPS599534Y2 JPS599534Y2 JP7807877U JP7807877U JPS599534Y2 JP S599534 Y2 JPS599534 Y2 JP S599534Y2 JP 7807877 U JP7807877 U JP 7807877U JP 7807877 U JP7807877 U JP 7807877U JP S599534 Y2 JPS599534 Y2 JP S599534Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sensor
- stem culm
- contact type
- displacement
- type stem
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Guiding Agricultural Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、植立茎稈に対する機体の横方向変位を検出し
て、その検出結果係基づいて左右の操向装置を、機体が
植立茎稈列に沿って走行すべく制御する方向制御用セン
サや、植立茎稈の存在を検出し、この検出結果に基づい
て刈取装置を作動させるべく制御する刈取センサ等のよ
うに、植立茎稈に接当することにより、変位し、がっ、
その変位を検出することにより、所要機構へし指令信号
を出力するよう係構威された刈取機における有機触式茎
稈センサに開し、その目的は、植立茎稈以外の物、主に
、圃場に散在する雑草などによる誤検出動作を、簡単な
構造追加をもって防止せんとする点にある。
て、その検出結果係基づいて左右の操向装置を、機体が
植立茎稈列に沿って走行すべく制御する方向制御用セン
サや、植立茎稈の存在を検出し、この検出結果に基づい
て刈取装置を作動させるべく制御する刈取センサ等のよ
うに、植立茎稈に接当することにより、変位し、がっ、
その変位を検出することにより、所要機構へし指令信号
を出力するよう係構威された刈取機における有機触式茎
稈センサに開し、その目的は、植立茎稈以外の物、主に
、圃場に散在する雑草などによる誤検出動作を、簡単な
構造追加をもって防止せんとする点にある。
本考案による刈取機における有接触式茎稈センサは、前
記のセンサであって、その変位作用範囲のうち、初期範
囲においてのみ、センサの変位作用に抵抗を与える機構
を設けてあることを特徴とするものである。
記のセンサであって、その変位作用範囲のうち、初期範
囲においてのみ、センサの変位作用に抵抗を与える機構
を設けてあることを特徴とするものである。
即ち、従来では、センサーの検出感度を高めるために、
センサをその変位作用範囲全域に亘って軽快に変位すべ
く構或していたので、センサが圃場に散在する雑草など
に一時的に接当した場合でも、センサが容易に不感域を
越えて変位し、そのため、所要機構が不要に操作されて
しまう欠点があった。
センサをその変位作用範囲全域に亘って軽快に変位すべ
く構或していたので、センサが圃場に散在する雑草など
に一時的に接当した場合でも、センサが容易に不感域を
越えて変位し、そのため、所要機構が不要に操作されて
しまう欠点があった。
しかし、本考案によるときは、不感域においてセンサの
変位に低抗を与えて、センサが圃場に散在する雑草など
に一時的に接当した程度では、センサの不感域を越えて
の変位を阻止できて、雑草等に起因した誤検出を阻止で
き乍らも、センサが植立茎稈に連続的に接当して、この
センサに、これを変位させようとする押圧力が連続的に
作用したときには、この連続的な押圧力をもって、セン
サを不感域を越えて検出変位させ得る。
変位に低抗を与えて、センサが圃場に散在する雑草など
に一時的に接当した程度では、センサの不感域を越えて
の変位を阻止できて、雑草等に起因した誤検出を阻止で
き乍らも、センサが植立茎稈に連続的に接当して、この
センサに、これを変位させようとする押圧力が連続的に
作用したときには、この連続的な押圧力をもって、セン
サを不感域を越えて検出変位させ得る。
従って、本考案は、植立茎稈検出を確実に行ない乍らも
、雑草等による誤検出を防止できる刈取機における有接
触式茎稈センサを提供し得るに至ったのである。
、雑草等による誤検出を防止できる刈取機における有接
触式茎稈センサを提供し得るに至ったのである。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第１図は、本考案を適用したコンバインを示し、このコ
ンバインにおいては、エンジン２がら左右のクローラ走
行装置３，３への伝動系夫々に操向用のクラッチ・ブレ
ーキ４，４を介装するとともに、機体前部の植立穀稈列
Ａの左右両側脇に、機体が植立穀稈列Ａに対して横方向
に変位したとき、この植立穀稈に接当することにより機
体進行方向後方に揺動変位し、かつ、その変位を検出す
ることによって前記クラッチブレーキ４，４（所要機構
の一例）に作動指令信号を出力する左右一対のセンサＢ
， Ｂを設け、もって、植立穀稈列Ａに基づいて機体進
行方向を自動制御することにより、植立穀稈列Ａに沿っ
て走行すべく構或してある。
ンバインにおいては、エンジン２がら左右のクローラ走
行装置３，３への伝動系夫々に操向用のクラッチ・ブレ
ーキ４，４を介装するとともに、機体前部の植立穀稈列
Ａの左右両側脇に、機体が植立穀稈列Ａに対して横方向
に変位したとき、この植立穀稈に接当することにより機
体進行方向後方に揺動変位し、かつ、その変位を検出す
ることによって前記クラッチブレーキ４，４（所要機構
の一例）に作動指令信号を出力する左右一対のセンサＢ
， Ｂを設け、もって、植立穀稈列Ａに基づいて機体進
行方向を自動制御することにより、植立穀稈列Ａに沿っ
て走行すべく構或してある。
第２図は、前記センサＢ， Ｂを示し、このセンサＢ，
Ｂにおいては、植立穀稈に接当することにより、上下
軸芯θ，θ周りで機体進行方向後方に揺動変位する接当
変位する接当部材１，１の変位作用範囲Ｃ，Ｃのうち初
期の不感範囲Ｃ１，Ｃ１においてのみ接当部材１，１の
変位作用に低抗を与える機構５，５を設け、もって、雑
草に一時的に接当したときには、接当部材１，１の後期
作用範囲Ｃ２，Ｃ２への揺動変位を阻止して操向用クラ
ッチ・ブレーキ４，４に制御信号を出力しないように構
戊してある。
Ｂにおいては、植立穀稈に接当することにより、上下
軸芯θ，θ周りで機体進行方向後方に揺動変位する接当
変位する接当部材１，１の変位作用範囲Ｃ，Ｃのうち初
期の不感範囲Ｃ１，Ｃ１においてのみ接当部材１，１の
変位作用に低抗を与える機構５，５を設け、もって、雑
草に一時的に接当したときには、接当部材１，１の後期
作用範囲Ｃ２，Ｃ２への揺動変位を阻止して操向用クラ
ッチ・ブレーキ４，４に制御信号を出力しないように構
戊してある。
前記抵抗付与機構５，５は、接当部材１，１を非検出姿
勢側に弾性的に揺動付勢する付勢スプリング５Ａ，５Ａ
を設けるとともに、接当部材１，１が不感範囲Ｃ１，Ｃ
１の終端部に揺動するまで接当部材１，１に後方への揺
動抵抗を与え、接当部材１，１が後期作用範囲Ｃ２，Ｃ
２に揺動したときには、接当部材１，１を後方に揺動付
勢すべく作用する不安定切替スプリング５Ｂ，５Ｂを設
け、がっ、付勢スプリング５Ａ，５Ａの付勢力を不安定
切替スプリング５Ｂ，５Ｂの付勢力よりも大に設定して
構威してある。
勢側に弾性的に揺動付勢する付勢スプリング５Ａ，５Ａ
を設けるとともに、接当部材１，１が不感範囲Ｃ１，Ｃ
１の終端部に揺動するまで接当部材１，１に後方への揺
動抵抗を与え、接当部材１，１が後期作用範囲Ｃ２，Ｃ
２に揺動したときには、接当部材１，１を後方に揺動付
勢すべく作用する不安定切替スプリング５Ｂ，５Ｂを設
け、がっ、付勢スプリング５Ａ，５Ａの付勢力を不安定
切替スプリング５Ｂ，５Ｂの付勢力よりも大に設定して
構威してある。
第３図は別の実施例を示し、これは、前記実施例におけ
る不安定切替スプリング５Ｂに代えて、カム５Ｃとカム
フオロワ５Ｄとを設けることによって、不感範囲Ｃ１に
おいて接当部材１の揺動変位に抵抗を与える機構５を構
或したものである。
る不安定切替スプリング５Ｂに代えて、カム５Ｃとカム
フオロワ５Ｄとを設けることによって、不感範囲Ｃ１に
おいて接当部材１の揺動変位に抵抗を与える機構５を構
或したものである。
尚、本考案は、抵抗付与機構５を油圧ダンバー機構から
構成して実施することもできる。
構成して実施することもできる。
図面は本考案に係る刈取機における有触式茎稈センサの
実施の態様を例示し、第１図はコンバインの方向制御系
を示す概略平面図、第２図は要部（センサ）の拡大平面
図、第３図は別の実施例を示す要部（センサ）の拡大平
面図である。 ４・・・・・・所要機構、Ｂ・・・・・・センサ、５・
・・・・・抵抗付与機構。
実施の態様を例示し、第１図はコンバインの方向制御系
を示す概略平面図、第２図は要部（センサ）の拡大平面
図、第３図は別の実施例を示す要部（センサ）の拡大平
面図である。 ４・・・・・・所要機構、Ｂ・・・・・・センサ、５・
・・・・・抵抗付与機構。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ■ 植立茎稈に接当することにより、変位し、がっ、そ
の変位を検出することにより所要機構４への指令信号を
出力するように構或された刈取機における有接触式茎稈
センサＢであって、その変位作用範囲のうち、初期範囲
においてのみ、センサの変位作用に抵抗を与える機構５
を設けてあることを特徴とする刈取機における有接触式
茎稈センサ。 ■ 前記所要機構４は機体の進行方向を制御するもので
ある実用新案登録請求の範囲第■項前載の刈取機におけ
る有接触式茎稈センサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7807877U JPS599534Y2 (ja) | 1977-06-13 | 1977-06-13 | 刈取機における有接触式茎稈センサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7807877U JPS599534Y2 (ja) | 1977-06-13 | 1977-06-13 | 刈取機における有接触式茎稈センサ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS545639U JPS545639U (ja) | 1979-01-16 |
| JPS599534Y2 true JPS599534Y2 (ja) | 1984-03-26 |
Family
ID=28994836
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7807877U Expired JPS599534Y2 (ja) | 1977-06-13 | 1977-06-13 | 刈取機における有接触式茎稈センサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS599534Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-06-13 JP JP7807877U patent/JPS599534Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS545639U (ja) | 1979-01-16 |
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