JPS599428B2 - 口開きを良くした咬合具付袋体 - Google Patents
口開きを良くした咬合具付袋体Info
- Publication number
- JPS599428B2 JPS599428B2 JP51073876A JP7387676A JPS599428B2 JP S599428 B2 JPS599428 B2 JP S599428B2 JP 51073876 A JP51073876 A JP 51073876A JP 7387676 A JP7387676 A JP 7387676A JP S599428 B2 JPS599428 B2 JP S599428B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- bag body
- slip
- articulator
- mouth opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Bag Frames (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は口開きを良くした咬合具付袋体を提供しようと
するもので、而して、咬合具付袋体への物品充填作業の
スピードアップをはかろうとするものである。
するもので、而して、咬合具付袋体への物品充填作業の
スピードアップをはかろうとするものである。
咬合具付袋体への物品充填作業にあつては、袋体が製造
の便宜上咬合具を閉鎖した形で提供されてくる為、その
都度咬合具を解放しなければならない。
の便宜上咬合具を閉鎖した形で提供されてくる為、その
都度咬合具を解放しなければならない。
その際いちいち袋の耳を左右に引つ張つて開口し、それ
から物品を充填するというのでは袋口が密着して開けづ
らい場合があることも含めて能率的でなく、咬合具に長
手方向の横摺動を与えることによつて開口し物品を充填
することが行われている。しかし、この場合も指が滑つ
て開口しづらい為充填作業に手間どつた。また、咬合具
伺袋体にあつてゆ咬合具部が肉厚である為束ねたり積み
重ねたりした場合一般袋体と比べて滑り易く、束ねたり
積み重ねたりすることもまた比較的困難となつている。
から物品を充填するというのでは袋口が密着して開けづ
らい場合があることも含めて能率的でなく、咬合具に長
手方向の横摺動を与えることによつて開口し物品を充填
することが行われている。しかし、この場合も指が滑つ
て開口しづらい為充填作業に手間どつた。また、咬合具
伺袋体にあつてゆ咬合具部が肉厚である為束ねたり積み
重ねたりした場合一般袋体と比べて滑り易く、束ねたり
積み重ねたりすることもまた比較的困難となつている。
本発明は以上の如き咬合具付袋体の諸問題を解決する為
のもので、以下図面に基きその実施例を説明する。
のもので、以下図面に基きその実施例を説明する。
図中１は合成樹脂単層フィルムもしくは各種積層フィル
ムより形成される袋体。
ムより形成される袋体。
２は袋体１の開口部内側面に形成される雌雄一対の合成
樹脂製咬合具条で、第２図イのように袋体と一体に形成
されたものであつても、第２図口のように帯状片と一体
に形成された後、帯状片を袋体に接合したものであつて
も良い。
樹脂製咬合具条で、第２図イのように袋体と一体に形成
されたものであつても、第２図口のように帯状片と一体
に形成された後、帯状片を袋体に接合したものであつて
も良い。
いずれにあつても此種合成樹脂製咬合具の特性として長
手方向の横摺動によつて比較的簡単に咬合が解放される
ものである。図中３は袋体１の両外側面に設けられた滑
り止め部で、滑り止め剤をパートコーティング或いは部
分的共押出しすることによつて形成されている。この滑
り止め部３は袋体１両外側面の全面にわたつて設けられ
ても良いし、部分的なものであつても良いが、すくなく
とも袋体両外側面の咬合具周辺部域に於いて滑り止め部
が設けられていることがその特徴である。この滑り止め
部は、あくまでも袋体の外側面を対象としているもので
あり、もし仮りに袋体内側面の咬合具周辺部域にまでか
かる滑り止め手段を設けるならば、その手段は咬合具の
横摺動に対してもストッパーとして働らき、本発明の目
的は達成できないこととなる。従つて、袋体内側面の咬
合具周辺部域には咬合具の長手方向への摺動を妨たげる
ような滑り止め手段は施こされないものである。（但し
袋体の内側面であつても、咬合具の横摺動に関係ない箇
所が凹凸になつていたりすることについてはこの限りで
はない。）また、滑り止め手段は前記に限定されるもの
ではなく、たとえば両外側面を凹凸粗面化するようにし
ても良いし、片面凹凸フィルムを貼り合わせても良く、
その他適宜手段によれば良い。本発明は前述の如く構成
したから、物品の充填作業にあつては袋体１を手にとり
、滑り止め部３の位置において指で咬合具２に長手方向
の表裏逆方向の横摺動を与えてやるようにすれば、滑り
止め部の働きによつて指が滑ることなく些少の力で簡単
に咬合具を解放でき、物品を速かに充填することができ
るものである。
手方向の横摺動によつて比較的簡単に咬合が解放される
ものである。図中３は袋体１の両外側面に設けられた滑
り止め部で、滑り止め剤をパートコーティング或いは部
分的共押出しすることによつて形成されている。この滑
り止め部３は袋体１両外側面の全面にわたつて設けられ
ても良いし、部分的なものであつても良いが、すくなく
とも袋体両外側面の咬合具周辺部域に於いて滑り止め部
が設けられていることがその特徴である。この滑り止め
部は、あくまでも袋体の外側面を対象としているもので
あり、もし仮りに袋体内側面の咬合具周辺部域にまでか
かる滑り止め手段を設けるならば、その手段は咬合具の
横摺動に対してもストッパーとして働らき、本発明の目
的は達成できないこととなる。従つて、袋体内側面の咬
合具周辺部域には咬合具の長手方向への摺動を妨たげる
ような滑り止め手段は施こされないものである。（但し
袋体の内側面であつても、咬合具の横摺動に関係ない箇
所が凹凸になつていたりすることについてはこの限りで
はない。）また、滑り止め手段は前記に限定されるもの
ではなく、たとえば両外側面を凹凸粗面化するようにし
ても良いし、片面凹凸フィルムを貼り合わせても良く、
その他適宜手段によれば良い。本発明は前述の如く構成
したから、物品の充填作業にあつては袋体１を手にとり
、滑り止め部３の位置において指で咬合具２に長手方向
の表裏逆方向の横摺動を与えてやるようにすれば、滑り
止め部の働きによつて指が滑ることなく些少の力で簡単
に咬合具を解放でき、物品を速かに充填することができ
るものである。
この際、滑り止め部が咬合具部域から離れた袋体両外側
面であつては、横摺動する指の動きが咬合を解放する力
となつては現われにくいか、もしくは全く現われないが
、本発明に於いては滑り止め部が袋体両外側面のすくな
くとも咬合具周辺部域に存在しているから、滑り止め作
用が有効に働らいて咬合具の横摺動がスムーズになり容
易に袋口を開口できる。また、物品の手詰めの場合だけ
でなく機械充填の場合でも、咬合具を長手方向に横摺動
させて袋口を開口し物品を充填するような機構をもつも
のであれば、同様に滑り止め部によつて開口が確実とな
り、開口ミスを防止することができる。
面であつては、横摺動する指の動きが咬合を解放する力
となつては現われにくいか、もしくは全く現われないが
、本発明に於いては滑り止め部が袋体両外側面のすくな
くとも咬合具周辺部域に存在しているから、滑り止め作
用が有効に働らいて咬合具の横摺動がスムーズになり容
易に袋口を開口できる。また、物品の手詰めの場合だけ
でなく機械充填の場合でも、咬合具を長手方向に横摺動
させて袋口を開口し物品を充填するような機構をもつも
のであれば、同様に滑り止め部によつて開口が確実とな
り、開口ミスを防止することができる。
滑り止め部を設けたということは翻つて咬合具の若干の
閉じづらさにつながるものであるが、第１図のように滑
り止め部を部分的なものとすればそれほど閉じづらくな
るものでもなく、また、回転するロール間に咬合具部域
をとおしてやる等の簡単な手段で、咬合具を確実かつ容
易に閉鎖することができる。また一方、咬合具付袋体を
束ねて出荷するにあたつては袋が滑り易くかなりの熟練
を要したが、本発明に於ける滑り止め部はそのような場
合に於いても滑り止めとしての能力を発揮でき、束ね作
業を容易にするし、充填作業をしたりする場合もより積
み重ねることができ、袋の山の崩れが防げるので作業の
し易さにも繋がる。
閉じづらさにつながるものであるが、第１図のように滑
り止め部を部分的なものとすればそれほど閉じづらくな
るものでもなく、また、回転するロール間に咬合具部域
をとおしてやる等の簡単な手段で、咬合具を確実かつ容
易に閉鎖することができる。また一方、咬合具付袋体を
束ねて出荷するにあたつては袋が滑り易くかなりの熟練
を要したが、本発明に於ける滑り止め部はそのような場
合に於いても滑り止めとしての能力を発揮でき、束ね作
業を容易にするし、充填作業をしたりする場合もより積
み重ねることができ、袋の山の崩れが防げるので作業の
し易さにも繋がる。
本発明は前述した如く、袋体両外側面の咬合具周辺部域
に滑り止めを施こすことによつて、束ね作業の簡易イＬ
積み重ね量の増加による作業のし易さ、及び咬合具の口
開きの良さによつて、物品の充填作業等のスピードアツ
プをなし得たものである。
に滑り止めを施こすことによつて、束ね作業の簡易イＬ
積み重ね量の増加による作業のし易さ、及び咬合具の口
開きの良さによつて、物品の充填作業等のスピードアツ
プをなし得たものである。
図面は本発明の実施例を示し、第１図は本発明に係る咬
合具付袋体の正面図、第２図は同一部拡大断面図を示す
。 １・・・・・・袋体、２・・・・・・咬合具、３・・・
・・・滑り止め部。
合具付袋体の正面図、第２図は同一部拡大断面図を示す
。 １・・・・・・袋体、２・・・・・・咬合具、３・・・
・・・滑り止め部。
Claims (1)
- １ 開口部内側面に合成樹脂製咬合具条を有する袋体の
、袋体内側面の咬合具周辺部域には咬合具の長手方向へ
の摺動を妨たげる滑り止め手段を施こさず、一方袋体両
外側面の咬合具周辺部域には滑り止め手段を施こしてな
る咬合具付袋体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51073876A JPS599428B2 (ja) | 1976-06-24 | 1976-06-24 | 口開きを良くした咬合具付袋体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51073876A JPS599428B2 (ja) | 1976-06-24 | 1976-06-24 | 口開きを良くした咬合具付袋体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53778A JPS53778A (en) | 1978-01-06 |
| JPS599428B2 true JPS599428B2 (ja) | 1984-03-02 |
Family
ID=13530824
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51073876A Expired JPS599428B2 (ja) | 1976-06-24 | 1976-06-24 | 口開きを良くした咬合具付袋体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS599428B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4479244A (en) * | 1982-09-30 | 1984-10-23 | Steven Ausnit | Easy opening bag |
| JPS59153762U (ja) * | 1983-03-31 | 1984-10-15 | 日産自動車株式会社 | 手動変速機の操作機構 |
| JP2699217B2 (ja) * | 1990-10-11 | 1998-01-19 | 株式会社生産日本社 | 合成樹脂製チャック付の袋体 |
| US11542065B2 (en) | 2017-12-08 | 2023-01-03 | Idemitsu Unitech Co., Ltd. | Bag with attached zipper tape, manufacturing method of bag with attached zipper tape |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4328468Y1 (ja) * | 1965-06-26 | 1968-11-22 |
-
1976
- 1976-06-24 JP JP51073876A patent/JPS599428B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4328468Y1 (ja) * | 1965-06-26 | 1968-11-22 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53778A (en) | 1978-01-06 |
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