WO2021054114A1 - ジッパーテープ付き容器 - Google Patents

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Abstract

少なくとも互いに対向する第1面および第2面を有し、第1面および第2面の間に収納空間が形成される容器本体と、第1面と第2面との間に配置されて収納空間の一辺を画定し、第1面に接合される第1の基部、第1の基部から突出する第1の係合部、第1の基部に少なくとも部分的に対向し第2面に接合される第2の基部、および第2の基部から突出し第1の係合部に係合可能な第2の係合部を断面形状に含む長尺状のジッパーテープと、容器本体及びジッパーテープの少なくともいずれかに接合され、ジッパーテープの長手方向の一部の区間で第1の係合部と第2の係合部との間に介挿可能なフィルムとを備えるジッパーテープ付き容器が提供される。

Description

ジッパーテープ付き容器
 本発明は、ジッパーテープ付き容器に関する。
 例えば特許文献1に記載されているように、袋の開口部側でジッパーテープの一方の基部を袋本体に接合しないことによって、一旦ジッパーテープ付き袋を封止した後の開封を困難にする技術が知られている。特許文献2には、袋の開口部側ではジッパーテープの一方の基部を短く詰めることによって開封をさらに困難にする技術が記載されている。ジッパーテープ付き袋を一旦封止した後の開封を困難にすることによって、内容物の改竄防止や、いわゆるチャイルドレジスタンスの機能を実現することができる。
国際公開2015/178318号 特開2015-116269号公報
 しかしながら、特にチャイルドレジスタンスの用途では、ジッパーテープ付き袋が完全に開封不能になるのではなく、例えば開封の仕方を知っている保護者には開封可能であることが好ましい場合もあり得る。特許文献1には、内容物を封入する前にはジッパーテープの間に介挿されるフィルムを用いて誤った封止を防ぐことが記載されているが、フィルムを除去してジッパーテープ付き袋を封止した後は開封が困難になることは変わりがない。
 そこで、本発明は、ジッパーテープ付き容器を全体としては開封困難にしつつも、局所的に開封可能にすることができるジッパーテープ付き容器を提供することを目的とする。
[1]少なくとも互いに対向する第1面および第2面を有し、第1面および第2面の間に収納空間が形成される容器本体と、
 第1面と第2面との間に配置されて収納空間の一辺を画定し、第1面に接合される第1の基部、第1の基部から突出する第1の係合部、第1の基部に少なくとも部分的に対向し第2面に接合される第2の基部、および第2の基部から突出し第1の係合部に係合可能な第2の係合部を断面形状に含む長尺状のジッパーテープと、
 容器本体及びジッパーテープの少なくともいずれかに接合され、ジッパーテープの長手方向の一部の区間で第1の係合部と第2の係合部との間に介挿可能なフィルムと
 を備えるジッパーテープ付き容器。
[2]第1の係合部と第2の係合部との係合強度は、26N/50mm以上である、[1]に記載のジッパーテープ付き容器。
[3]第1の基部は、第1の係合部の根部よりも収納空間側に形成される第1のフランジと、第1のフランジとは反対側に形成される第2のフランジとを含み、
 第2の基部は、第2の係合部の根部よりも収納空間側に形成される第3のフランジを少なくとも含み、
 第1の基部は第1のフランジおよび第2のフランジの両方で第1面に接合され、第2の基部は第3のフランジのみで第2面に接合される、[1]または[2]に記載のジッパーテープ付き容器。
[4]第1の基部は、第1の係合部の根部よりも収納空間側に形成される第1のフランジと、第1のフランジとは反対側に形成される第2のフランジとを含み、
 第2の基部は、第2の係合部の根部よりも収納空間側に形成される第3のフランジと、第3のフランジとは反対側に形成される第4のフランジとを含み、
 第1の基部は第1のフランジおよび第2のフランジの両方で第1面に接合され、第2の基部は第3のフランジおよび第4のフランジの両方で第2面に接合される、[1]または[2]に記載のジッパーテープ付き容器。
[5]フィルムは、ジッパーテープの幅方向について、第1の係合部または第2の係合部を断面形状に沿ってカバーすることが可能な長さを有する、[1]から[4]のいずれか1項に記載のジッパーテープ付き容器。
[6]一部の区間において、第1の係合部と第2の係合部とはフィルムを間に挟んで係合している、[1]から[5]のいずれか1項に記載のジッパーテープ付き容器。
[7]一部の区間において、第1の係合部と第2の係合部とは係合していない、[1]から[5]のいずれか1項に記載のジッパーテープ付き容器。
[8]フィルムは、容器本体またはジッパーテープの少なくともいずれかとは異なる色に着色されている、[1]から[7]のいずれか1項に記載のジッパーテープ付き容器。
[9]フィルムは、ジッパーテープの長手方向の端部の近傍に配置される、[1]から[8]のいずれか1項に記載のジッパーテープ付き容器。
[10]フィルムは、第2面に接合される、[1]から[9]のいずれか1項に記載のジッパーテープ付き容器。
[11]フィルムは、第2の基部に接合される、[1]から[9]のいずれか1項に記載のジッパーテープ付き容器。
[12]フィルムは、第2の基部に対して収納空間とは反対側に延出した延長部を含む、[11]に記載のジッパーテープ付き容器。
[13]容器本体は袋状である、[1]から[12]のいずれか1項に記載のジッパーテープ付き容器。
 上記の構成によれば、ジッパーテープ付き容器を全体としては開封困難にしつつも、局所的に開封可能にすることができる。
本発明の第1の実施形態に係るジッパーテープ付き袋の平面図である。 図1のII-II線断面図である。 図1のIII-III線断面図である。 図3に示す断面図の他の例を示す図である。 図3または図4に示す例において、フィルムを係合部の間から抜き取った状態を示す図である。 本発明の第1の実施形態の変形例に係るジッパーテープ付き袋の断面図である。 本発明の第2の実施形態に係るジッパーテープ付き袋の断面図である。 本発明の第2の実施形態の第1の変形例に係るジッパーテープ付き袋の断面図である。 本発明の第2の実施形態の第2の変形例に係るジッパーテープ付き袋の断面図である。 本発明の第2の実施形態の第3の変形例に係るジッパーテープ付き袋の断面図である。
 以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省略する。
 (第1の実施形態)
 図1は、本発明の第1の実施形態に係るジッパーテープ付き袋の平面図である。図2および図3は、図1のII-II線およびIII-III線の断面図である。図示されているように、ジッパーテープ付き袋100は、互いに対向する第1面111Aおよび第2面111Bを有する袋本体110と、袋本体110の第1面111Aおよび第2面111Bの間に配置されるジッパーテープ120と、フィルム130とを含む。長尺状のジッパーテープ120は、全長にわたって幅方向の少なくとも一部が第1面111Aおよび第2面111Bに接合されており、これによって袋本体110の第1面111Aおよび第2面111Bの間に形成される収納空間SPの一辺を画定する。
 袋本体110は、例えば単層または多層の熱可塑性樹脂フィルムで形成される。熱可塑性樹脂は、具体的には低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、またはポリプロピレン(PP)であってもよい。PPは、ホモポリプロピレン(HPP)、ランダムポリプロピレン(RPP)、またはブロックポリプロピレン(BPP)であってもよい。袋本体110が多層のフィルムで形成される場合、表基材に二軸延伸ポリプロピレン(OPP)、二軸延伸ポリエチレンテレフタレート(OPET)、または二軸延伸ナイロン(ONy)を用いてもよい。これらは、化石燃料由来の樹脂に限られず、環境に配慮したバイオプラスチックであってもよいし、化石燃料由来の樹脂とバイオプラスチックの混合物を用いてもよい。また、袋本体110を形成するフィルムは、アルミニウム蒸着やアルミニウム箔の積層などによって形成された無機材料の層を含んでもよい。
 なお、本実施形態では、2枚のフィルムがボトムシール部112およびサイドシール部113において互いに接合されることによって袋本体110を形成しているが、別の実施形態では、1枚のフィルムがサイドシール部113に対応する部分で折り返されることによって袋本体110が形成されてもよい。また、図1の例におけるボトムシール部112またはサイドシール部113に対応する部分でフィルムが内側に折り込まれた部分、いわゆるガセットが形成されてもよい。この場合、ガセットは、第1面111Aまたは第2面111Bと同じフィルムによって形成されてもよいし、これらとは異なるフィルムによって形成されてもよい。また、ジッパーテープ付き袋100は、底部にガセットが形成されることによって立てて置くことが可能なスタンディングパウチであってもよい。
 また、本実施形態では、ボトムシール部112およびサイドシール部113が形成される一方で、トップシール部が形成されないことによってジッパーテープ付き袋100の開口101が形成されているが、別の実施形態では、ボトムシール部112およびサイドシール部113に加えてトップシール部が形成され、トップシール部とジッパーテープ120との間を切断することによって事後的にジッパーテープ付き袋100に開口101を形成することが可能であってもよい。さらに別の実施形態では、ボトムシール部112が形成されない、すなわち収納空間SPがジッパーテープ120とは反対側で封止されていない状態でジッパーテープ付き袋が提供されてもよい。この場合、ボトムシール部112は収納空間SPに内容物を充填した後で形成される。これ以外にも、公知の各種の構成のジッパーテープ付き袋に本発明を適用することが可能である。
 ジッパーテープ120は、例えばポリオレフィン系樹脂の押出成形によって形成される長尺状の部材であり、袋本体110の第1面111Aと第2面111Bとの間に配置されて収納空間SPの一辺を画定する。ジッパーテープ120は、例えばポリオレフィン系樹脂で形成される。より具体的には、ジッパーテープ120は、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、またはポリプロピレン(PP)で形成されてもよい。PPは、ホモポリプロピレン(HPP)、ランダムポリプロピレン(RPP)、またはブロックポリプロピレン(BPP)であってもよい。これらは、化石燃料由来の樹脂に限られず、環境に配慮したバイオプラスチックであってもよいし、化石燃料由来の樹脂とバイオプラスチックの混合物を用いてもよい。ジッパーテープ120の材料には、必要に応じて、公知の添加剤、例えば安定剤、酸化防止剤、滑剤、帯電防止剤、または着色剤などが添加されてもよい。
 図2および図3に示されるように、本実施形態において、ジッパーテープ120の断面形状は、第1の係合部121A,121B、第1の係合部121A,121Bに係合可能な第2の係合部122A,122B、第1の基部123、および第2の基部124を含む。第1の基部123は、第1の係合部121A,121Bの根部121Rよりも収納空間SP側(開口101側)に形成される第1のフランジ123Aと、第1のフランジ123Aとは反対側に形成される第2のフランジ123Bとを含み、第1のフランジ123Aおよび第2のフランジ123Bの両方で袋本体110の第1面111Aに接合される。第2の基部124は、第2の係合部122A,122Bの根部122Rよりも収納空間SP側に形成される第3のフランジ124Aを含み、第3のフランジ124Aのみで袋本体110の第2面111Bに接合される。後述する例のように第2の基部124が第3のフランジ124Aとは反対側に形成される第4のフランジをさらに含んでもよいが、この場合第4のフランジは第2面111Bに接合されない。
 上記のように、本実施形態では、ジッパーテープ120の第1の基部123および第2の基部124のうち、第2の基部124の開口101側が袋本体110に接合されていない。これによって、開口101側で袋本体110の第1面111Aおよび第2面111Bを摘持してジッパーテープ付き袋100を開封しようとしても、第1の係合部121A,121Bおよび第2の係合部122A,122Bを引き離す方向に力を加えることが難しく、後述するようにフィルム130が介挿された部分を除いてジッパーテープ付き袋100は開封困難である。
 なお、ジッパーテープ120に形成される係合部について、図示された例では第1の係合部121Aが雌型、第2の係合部122Aが雄型、第1の係合部121Bおよび第2の係合部122Bが鉤型であるが、図示された例に限られず、爪状、鉤状、または瘤状などを組み合わせた公知の各種のジッパーテープの係合部の形状を採用することが可能である。また、図示された例では2対の係合部が示されているが、係合部は1対であってもよいし、3対以上であってもよい。また、図示された例では形状の異なる係合部(雄型および雌型ならびに鉤型)が1対ずつ配置されているが、同じ形状の係合部(例えば雄型および雌型)が2対以上配置されてもよい。いずれの場合も、ジッパーテープの一方の基部の開口側をフィルムに接合しないことによって、ジッパーテープ付き袋を開封困難にすることができる。
 フィルム130は、図1に示されるようにジッパーテープ120の長手方向の一部の区間に配置される。また、図3に示されるように、本実施形態においてフィルム130は袋本体110の第2面111Bに接合される。フィルム130はジッパーテープ120の幅方向に延び、第1の係合部121A,121Bと第2の係合部122A,122Bとの間に介挿される。図示された例において、第1の係合部121A,121Bと第2の係合部122A,122Bとは、フィルム130を間に挟んで係合している。第1の係合部121A,121Bと第2の係合部122A,122Bとが係合していても、フィルム130が間に挟まれた区間では、フィルム130が引っ張られることによって第1の係合部121A,121Bから第2の係合部122A,122Bが押し出されて係合が解除されるため、ジッパーテープ付き袋100を開封することができる。なお、図示された例ではフィルム130がジッパーテープ120の長手方向の1つの区間に配置されているが、複数の区間にそれぞれフィルム130が配置されてもよい。
 フィルム130は、可撓性のある樹脂材料、例えばポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ナイロン(Ny)、またはこれらの複合素材(ラミネートフィルム)で形成される。特に、PEは柔軟性があり、様々な厚さの既製フィルムを係合部の構成に応じて選択して用いることができるため好ましい。また、フィルム130が接合される袋本体110のシーラント層はPEを含むことが多いため、この点でもPEを用いることが好ましい。これらは、化石燃料由来の樹脂に限られず、環境に配慮したバイオプラスチックであってもよいし、化石燃料由来の樹脂とバイオプラスチックの混合物を用いてもよい。
 上記のように第1の係合部121A,121Bと第2の係合部122A,122Bとがフィルム130を間に挟んで係合する場合、フィルム130はジッパーテープ120の幅方向について、第1の係合部121A,121Bまたは第2の係合部122A,122B断面形状に沿ってカバーすることが可能な長さ(例えば、フィルム130が第2面111Bに接合される位置からジッパーテープ120の収納空間SP側の端部までの距離よりも長い)を有することが好ましい。また、上記の場合、フィルム130の厚さは、好ましくは10μm以上80μm以下、より好ましくは15μm以上65μm以下、さらに好ましくは20μm以上50μm以下である。
 例えばチャイルドレジスタンスの用途でジッパーテープ付き袋100を利用する場合、ジッパーテープ付き袋を一旦封止した後は完全に開封不能になるのではなく、例えば開封の仕方を知っている保護者には開封可能であることが好ましい場合もあり得る。本実施形態では、上記の通りジッパーテープ付き袋100が全体的には開封困難であるが、フィルム130が配置された部分を起点にすれば開封することができる。従って、フィルム130の存在を知っている保護者は開封可能であるが、それを知らない子供は開封困難である、という状態が実現できる。
 このような用途の場合、フィルム130がジッパーテープ120の長手方向の中央付近に配置されると偶然にジッパーテープ付き袋100が開封されてしまう可能性があるため、図1に示された例のようにフィルム130をジッパーテープ120の長手方向の端部の近傍に配置することが好ましい。また、例えばフィルム130が配置された部分から指を挿入してジッパーテープ付き袋100を開封する場合、フィルム130の幅(すなわち、フィルム130が配置されるジッパーテープ120の長手方向の区間の長さ)は、10mm以上であることが好ましい。開封可能な位置を示唆するために、フィルム130を袋本体110またはジッパーテープ120のいずれかとは異なる色に着色してもよい。例えば袋本体110やジッパーテープ120が透明である場合、フィルム130を着色する色は特に限定されない。
 図4は、図3に示す断面図の他の例を示す図である。図4に示された例のように、フィルム130が配置されるジッパーテープ120の長手方向の一部の区間では、第1の係合部121A,121Bと第2の係合部122A,122Bとが係合していなくてもよい。この場合も、フィルム130が配置された部分を起点にしてジッパーテープ付き袋100を開封することができる。この場合、フィルム130の厚さは、例えば上記で図3を参照して説明した例よりも厚くてもよい。
 図5は、図3または図4に示す例において、フィルムを係合部の間から抜き取った状態を示す図である。フィルム130を第1の係合部121A,121Bと第2の係合部122A,122Bとの間から抜き取ってジッパーテープ120とは反対側(図示された例では開口101側)に引き出した場合、フィルム130が配置された部分を含むジッパーテープ120の全長について、ジッパーテープ付き袋100が開封困難になる。例えば、保護者もジッパーテープ付き袋100を開封する必要がなくなった場合は、図5に示されたようにフィルム130を第1の係合部121A,121Bと第2の係合部122A,122Bとの間から抜き取ることもできる。このように、フィルム130は、第1の係合部121A,121Bと第2の係合部122A,122Bとの間に介挿可能であればよく、常に第1の係合部121A,121Bと第2の係合部122A,122Bとの間に介挿されていなくてもよい。
 図6は、本発明の第1の実施形態の変形例に係るジッパーテープ付き袋の断面図である。図示された例では、第2の基部124が、第3のフランジ124Aとは反対側に形成される第4のフランジ124Bをさらに含み、第3のフランジ124Aおよび第4のフランジ124Bの両方で袋本体110の第2面111Bに接合される。この場合、上記の例とは異なり、開口101側で第1面111Aおよび第2面111Bを摘持すれば、第1の係合部121A,121Bおよび第2の係合部122A,122Bを引き離す方向に力を加えることができる。この場合、例えば、第1の係合部121A,121Bと第2の係合部122A,122Bとの間の係合強度を上記のような単純な動作では開封が容易ではない程度、具体的には26N/50mm以上、好ましくは30N/50mm以上、より好ましくは40N/50mm以上とすればよい。
 この場合、フィルム130が介挿された区間以外では、係合強度が強すぎるためにジッパーテープ付き袋100の開封が困難になる。その一方で、フィルム130が介挿された区間では、図4に示された例のように第1の係合部121A,121Bと第2の係合部122A,122Bとが係合していないか、または図3に示された例のように第1の係合部121A,121Bと第2の係合部122A,122Bとが係合していてもフィルム130が介在する分だけ係合強度が弱まることによって、ジッパーテープ付き袋100を開封することができる。
 ここで、係合強度は、例えばデジタルフォースゲージ(イマダ社製)を用いて以下のようにして測定することができる。まず、長手方向で50mmにカットしたジッパーテープの係合部から2mmの部分で第1の基部123および第2の基部124をそれぞれ保持する。次に、第1の基部123を固定したまま、第2の基部124を引き上げて第1の係合部121A,121Bおよび第2の係合部122A,122Bの係合が解除されるまでの強度を測定し、最大荷重時の測定結果を係合強度とする。長手方向の長さが50mmに満たない場合、その長さをXmmとすると、測定結果N/Xmmに50/Xを乗ずることで、N/50mmに換算することができる。なお、図2から図5に示された例の開口101側のように第2の基部124にフランジがない場合は、ジッパーテープを袋本体110に接合した後に、袋本体110ごと長手方向に50mmにカットし、係合部から2mmの部分で第2の基部124の代わりに袋本体110の第2面111Bを保持して、上記と同様の測定を実施する。
 (第2の実施形態)
 図7は、本発明の第2の実施形態に係るジッパーテープ付き袋の断面図である。本実施形態では、ジッパーテープ120の第2の基部124が第2の係合部122A,122Bの第3のフランジ124Aとは反対側に形成される第4のフランジ124Bをさらに含む。図示された例において、第4のフランジ124Bは袋本体110の第2面111Bには接合されない。本実施形態において、フィルム130は、第4のフランジ124Bに接合される。なお、これ以外の点について、本実施形態の構成は上記の第1の実施形態と同様であるため、重複した説明は省略する。
 本実施形態でも、第2の基部124の第4のフランジ124Bが袋本体110の第2面111Bに接合されないことによって、開口101側で袋本体110の第1面111Aおよび第2面111Bを摘持してジッパーテープ付き袋100を開封しようとしても、第1の係合部121A,121Bおよび第2の係合部122A,122Bを引き離す方向に力を加えることが難しく、フィルム130が介挿された区間を除いてジッパーテープ付き袋100は開封困難である。フィルム130が介挿された区間では、第1の実施形態で説明したように第1の係合部121A,121Bと第2の係合部122A,122Bとが係合していないか、または第1の係合部121A,121Bと第2の係合部122A,122Bとが係合していてもフィルム130が介在する分だけ係合強度が弱まるため、ジッパーテープ付き袋100を開封することができる。
 なお、本実施形態の場合、開口101側で袋本体110の第1面111Aと第2の基部124の第4のフランジ124Bとを摘持すれば、第1の係合部121A,121Bおよび第2の係合部122A,122Bを引き離す方向に力を加えることができる。第4のフランジ124Bが摘持されることを想定する場合、上記で図6を参照して説明した例と同様に、第1の係合部121A,121Bと第2の係合部122A,122Bとの間の係合強度を単純な動作では開封が容易ではない程度、具体的には26N/50mm以上、好ましくは30N/50mm以上、より好ましくは40N/50mm以上とすればよい。この場合も、図6を参照して説明したようにフィルム130が介挿された区間ではジッパーテープ付き袋100を開封することができる。
 図8は、本発明の第2の実施形態の第1の変形例に係るジッパーテープ付き袋の断面図である。図示された例では、フィルム130が、第4のフランジ124Bを含む第2の基部124に対して開口101側(収納空間SPとは反対側)まで延出した延長部131を含む。この場合、フィルム130が介挿された区間では、開口101側で袋本体110の第1面111Aと延長部131とを摘持することによって、第1の係合部121A,121Bおよび第2の係合部122A,122Bを引き離す方向に力を加えることができる。例えば、ジッパーテープ120の幅方向における第4のフランジ124Bの寸法が小さい場合、開封の仕方を知っている保護者でも第4のフランジ124Bを摘持することが容易ではない可能性がある。このような場合、延長部131を設けることによって、フィルム130が介挿された区間における開封の難易度を調整することができる。
 図9は、本発明の第2の実施形態の第2の変形例に係るジッパーテープ付き袋の断面図である。図示された例では、第2の基部124が第4のフランジを含まず、フィルム130は第2の基部124の収納空間SP側で第3のフランジ124Aに接合される。この場合も、フィルム130が介挿された区間では第1の係合部121A,121Bと第2の係合部122A,122Bとが係合していないか、または第1の係合部121A,121Bと第2の係合部122A,122Bとが係合していてもフィルム130が介在する分だけ係合強度が弱まるためにジッパーテープ付き袋100が開封可能である点は、図7の例と同様である。加えて、図9の例では、フィルム130が延びる方向が収納空間SPに収納された内容物を取り出す方向と同じであるため、例えば内容物がフィルム130の接合位置の近傍に滞留するといったことがなく使いやすいという利点がある。図示された例ではフィルム130が開口101側で第1の基部123の第1のフランジ123Aと同程度の位置まで延出しているが、例えば上記で図8を参照して説明した例と同様にフィルム130が第2の基部124に対して開口101側(収納空間SPとは反対側)まで延出した延長部131を設けることによって、フィルム130が介挿された区間における開封の難易度を調整してもよい。
 図10は、本発明の第2の実施形態の第3の変形例に係るジッパーテープ付き袋の断面図である。図示された例では、上記で図7を参照して説明した例とは異なり、第2の基部124が第3のフランジ124Aおよび第4のフランジ124Bの両方で袋本体110の第2面111Bに接合される。この場合、上記で図6を参照して説明した例と同様に開口101側で第1面111Aおよび第2面111Bを摘持すれば、第1の係合部121A,121Bおよび第2の係合部122A,122Bを引き離す方向に力を加えることができるが、第1の係合部121A,121Bと第2の係合部122A,122Bとの間の係合強度を単純な動作では開封が容易ではない程度、具体的には26N/50mm以上、好ましくは30N/50mm以上、より好ましくは40N/50mm以上とすることによって、フィルム130が介挿された区間以外ではジッパーテープ付き袋100の開封を困難にし、フィルム130が介挿された区間ではジッパーテープ付き袋100を開封可能にすることができる。
 なお、上記ではフィルム130が袋本体110に接合される例、およびフィルム130がジッパーテープ120に接合される例について説明したが、フィルム130は袋本体110およびジッパーテープ120の両方に接合されてもよい。例えば、図5に示したようにジッパーテープ付き袋100を開封困難にすることが意図されていない場合、誤ってフィルム130が係合部の間から抜き取られないように、フィルム130を開口101側で袋本体110の第2面111Bに接合するとともに収納空間SP側でジッパーテープ120の第3のフランジ124Aに接合してもよい(逆に、フィルム130を開口101側ではジッパーテープ120に、収納空間SP側では袋本体110に接合してもよい)。また、上記では容器本体が袋状の袋本体110である例について説明したが、袋状以外の容器本体にジッパーテープが接合されてジッパーテープ付き容器が提供されてもよい。
 以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はこれらの例に限定されない。本発明の属する技術の分野の当業者であれば、請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
 100…ジッパーテープ付き袋、101…開口、110…袋本体、111A…第1面、111B…第2面、112…ボトムシール部、113…サイドシール部、120…ジッパーテープ、121…雌側係合部、121R…根部、122…雄側係合部、122R…根部、123…雌側基部、123A…第1のフランジ、123B…第2のフランジ、124…雄側基部、124A…第3のフランジ、124B…第4のフランジ、130…フィルム、SP…収納空間。

Claims (13)

  1.  少なくとも互いに対向する第1面および第2面を有し、前記第1面および前記第2面の間に収納空間が形成される容器本体と、
     前記第1面と前記第2面との間に配置されて前記収納空間の一辺を画定し、前記第1面に接合される第1の基部、前記第1の基部から突出する第1の係合部、前記第1の基部に少なくとも部分的に対向し前記第2面に接合される第2の基部、および前記第2の基部から突出し前記第1の係合部に係合可能な第2の係合部を断面形状に含む長尺状のジッパーテープと、
     前記容器本体及び前記ジッパーテープの少なくともいずれかに接合され、前記ジッパーテープの長手方向の一部の区間で前記第1の係合部と前記第2の係合部との間に介挿可能なフィルムと
     を備えるジッパーテープ付き容器。
  2.  前記第1の係合部と前記第2の係合部との係合強度は、26N/50mm以上である、請求項1に記載のジッパーテープ付き容器。
  3.  前記第1の基部は、前記第1の係合部の根部よりも前記収納空間側に形成される第1のフランジと、前記第1のフランジとは反対側に形成される第2のフランジとを含み、
     前記第2の基部は、前記第2の係合部の根部よりも前記収納空間側に形成される第3のフランジを少なくとも含み、
     前記第1の基部は前記第1のフランジおよび前記第2のフランジの両方で前記第1面に接合され、前記第2の基部は前記第3のフランジのみで前記第2面に接合される、請求項1または請求項2に記載のジッパーテープ付き容器。
  4.  前記第1の基部は、前記第1の係合部の根部よりも前記収納空間側に形成される第1のフランジと、前記第1のフランジとは反対側に形成される第2のフランジとを含み、
     前記第2の基部は、前記第2の係合部の根部よりも前記収納空間側に形成される第3のフランジと、前記第3のフランジとは反対側に形成される第4のフランジとを含み、
     前記第1の基部は前記第1のフランジおよび前記第2のフランジの両方で前記第1面に接合され、前記第2の基部は前記第3のフランジおよび前記第4のフランジの両方で前記第2面に接合される、請求項1または請求項2に記載のジッパーテープ付き容器。
  5.  前記フィルムは、前記ジッパーテープの幅方向について、前記第1の係合部または前記第2の係合部を断面形状に沿ってカバーすることが可能な長さを有する、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のジッパーテープ付き容器。
  6.  前記一部の区間において、前記第1の係合部と前記第2の係合部とは前記フィルムを間に挟んで係合している、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のジッパーテープ付き容器。
  7.  前記一部の区間において、前記第1の係合部と前記第2の係合部とは係合していない、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のジッパーテープ付き容器。
  8.  前記フィルムは、前記容器本体または前記ジッパーテープの少なくともいずれかとは異なる色に着色されている、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のジッパーテープ付き容器。
  9.  前記フィルムは、前記ジッパーテープの長手方向の端部の近傍に配置される、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のジッパーテープ付き容器。
  10.  前記フィルムは、前記第2面に接合される、請求項1から請求項9のいずれか1項に記載のジッパーテープ付き容器。
  11.  前記フィルムは、前記第2の基部に接合される、請求項1から請求項9のいずれか1項に記載のジッパーテープ付き容器。
  12.  前記フィルムは、前記第2の基部に対して前記収納空間とは反対側に延出した延長部を含む、請求項11に記載のジッパーテープ付き容器。
  13.  前記容器本体は袋状である、請求項1から請求項12のいずれか1項に記載のジッパーテープ付き容器。
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