JP2018070197A - 合成樹脂系袋 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】袋体11の胴部21かつ袋体11の縁よりも内側の部位には、袋体11の他の部分よりも低強度であるという低強度条件と開封用加工傷がないという無傷条件とを満足させる開封用の細長い無傷状弱質開封予定部22・23が設けられている。無傷状弱質開封予定部22・23の一端部は開封用の開始部として袋体11の縁にあり、無傷状弱質開封予定部22・23の中間部や他端部はその一端部の反対領域に伸びている。無傷状弱質開封予定部22・23をその長さ方向に沿って切り裂くことで袋体11が開封される。
【選択図】図1
Description
<01> 特許文献1に開示された袋の場合、袋上部における一方の内面に二本のカット溝を形成するため、平行間隔を保持した三本のテープ(カットテープ・上部ガイドテープ・下部ガイドテープ)を設けたり、また、袋上部における他方の内面にイージーピールテープを設けたりしている。これは包装袋の引き裂き開封が容易に行えるとはいえ、多くのテープを要したり、その多くのテープを所定部位に張り付けたりしなければならないので、製袋を煩雑なものにしたり工程数を増加させたりすることとなる。もちろんこれは、製品のコストアップ要因にもなる。
<02> 特許文献1に開示された袋は、上述のとおり、袋内上部側のカット溝部分を引き裂いて開封するものである。かかるカット溝部分の場合、テープ張り付け部分に比して相対的に肉薄となっているが、この部分自体は応分の強度を有する袋表用フィルムまたは袋裏用フィルムからなる。したがって、カット溝部分を強い力で引き裂いたときに永久歪みが残留して引き裂き痕に皺が発生することもある。
<03> 特許文献2に開示された袋は、その両側端縁のシール部に多数のノッチを設けている。このノッチの場合、袋の開封を容易にすることはプラス要因になるものの、袋強度の低下がマイナス要因となるため、これを採用する上で十分な技術的配慮が強いられる。ゆえに、袋を容易に開封するための手段としては、ノッチのような傷を付さないものが希求されている。
<04> 特許文献3のものは、袋を開封したときにその箇所を美麗な段差状に開口することができるが、そのために第1切目線や第2切目線を袋の所定部に形成しているのである。この場合の切目線も傷にほかならない。しかも傷であるところの切目線は、第1切目線や第2切目線というように、袋の全幅にわたる長いものを二本も要することとなる。したがって、特許文献3のような袋開封手段も、これを採用する上で十分な技術的配慮が強いられる。
<第1項>
袋詰め状態において開口部が封をされる袋体について、この袋体が合成樹脂系の製袋用材料からなるとともに袋詰め可能な袋状の構造を有するものであること、および、
前記袋体の胴部であって当該袋体の縁よりも内側の部位には、その袋体の他の部分よりも低強度であるという低強度条件と開封用加工傷がないないという無傷条件とを満足させる開封用の細長い無傷状弱質開封予定部が設けられていること、および、
細長い前記無傷状弱質開封予定部について、当該無傷状弱質開封予定部の一端部が開封用の開始部として袋体の縁にあるとともに当該無傷状弱質開封予定部の中間部や他端部がその一端部の反対領域に伸びていること、および、
前記無傷状弱質開封予定部をその無傷状弱質開封予定部の長さ方向に沿って切り裂くことにより前記袋体が開封されるものであること
を特徴とする合成樹脂系袋。
<第2項>
第1項に記載された合成樹脂系袋において、
合成樹脂系の前記製袋用材料が単層のフィルムからなるものであること
を特徴とする合成樹脂系袋。
<第3項>
第1項に記載された合成樹脂系袋において、
合成樹脂系の前記製袋用材料が積層された複層のフィルムからなるものであること
を特徴とする合成樹脂系袋。
<第4項>
第1項〜第3項のいずれかに記載された合成樹脂系袋において、
前記袋体の袋口を開閉するための開閉具を構成要素として具備するものであること、および、
前記開閉具が合成樹脂製の長い雄開閉部材と合成樹脂製の長い雌開閉部材とからなるものであり、かつ、この雌雄一対の両開閉部材が対面状態において互いに咬み合い自在に対応するものであること、および、
前記開閉具における前記雄開閉部材と前記雌開閉部材とが、咬み合い自在となる対面関係や前記袋体内の両側部にわたる姿勢を保持して、かつ、前記袋体の袋口側に対応して、前記袋体の前記胴部内面に設けられていること、および、
前記袋体における前記袋口側と前記開閉具との間、しかも、前記胴部の一部であって前記開閉具と平行する領域には、前記袋体の両側部にわたる前記無傷状弱質開封予定部が設けられていること
を特徴とする合成樹脂系袋。
<第5項>
第1項〜第4項のいずれかに記載された合成樹脂系袋において、
前記袋体における前記無傷状弱質開封予定部の長さ方向に対して直交する当該無傷状弱質開封予定部の幅方向の寸法が1.5mm〜6mmの範囲内で設定されていること
を特徴とする合成樹脂系袋。
<第6項>
第1項〜第5項のいずれかに記載された合成樹脂系袋において、
前記袋体における前記無傷状弱質開封予定部の引張強度が、前記袋体におけるその他部の引張強度の[1/4]〜[2/3]の範囲内で設定されていること
を特徴とする合成樹脂系袋。
<第7項>
第1項〜第6項のいずれかに記載された合成樹脂系袋において、
前記袋体の内面には、前記無傷状弱質開封予定部よりも袋内側の部位に滑り止め構造が設けられていること
を特徴とする合成樹脂系袋。
<第8項>
第1項〜第7項のいずれかに記載された合成樹脂系袋において、
前記袋体の内面を形成しているシーラントフィルムがそのフィルム内面に無傷状弱質開封予定部と開閉具と滑り止め構造とを具備し、かつ、前記開閉具と前記無傷状弱質開封予定部と前記滑り止め構造とがシーラントフィルムの内面に一体形成されていること
を特徴とする合成樹脂系袋。
<第9項>
第1項〜第7項のいずれかに記載された合成樹脂系袋において、
前記袋体の内面を形成しているシーラントフィルムが、そのフィルム内面に、無傷状弱質開封予定部と開閉具と滑り止め構造とのうちから選択された一つまたは二つのものを具備し、かつ、その選択された一つまたは二つのものがシーラントフィルムの内面に一体形成されていること
を特徴とする合成樹脂系袋。
[袋の開封容易性]
<11> 本発明において袋体に設けられた無傷状弱質開封予定部は、この用語中に「弱質」の語を含んでいる。それは無傷状弱質開封予定部がそのような物性を有しているからであり、かつ、「弱質」が相対的に「低強度」であることを意味する。すなわち、この袋体の無傷状弱質開封予定部の場合、その他部に比して相対的に低強度のものであるから、その他部に比して、ここの引き裂きが行いやすいのである。したがって、本発明に係る合成樹脂系袋の場合、この無傷状弱質開封予定部を引き裂くことにより袋を容易に開封することができる。
[袋に対する信頼性]
<12> 既成袋の場合、袋の開封予定箇所に傷を付してそこを弱体化し、その弱体化された部分を引き裂いて袋を開封するのが一般である。かかる開封用加工傷は、これが適切に形成されるとはいえ傷にほかならないのである。それゆえ、袋詰め商品の製造業者や販売業者、運送御者、また、袋詰め商品の購入者(一般消費者)などは、不測の事態に起因した破袋への不安感が十分に払拭されず、このような開封用加工傷のある既成袋に対しては抵抗感や忌避感をもつものさえ存在する。もちろん、あらゆる原因を想定した破袋防止対策を講じることは技術的に困難であるが、実用上問題のないレベルの袋に対してまで、ユーザーなどに無用の不安感を惹起させるのは望ましくない。
<13> 本発明の袋で低強度化された無傷状弱質開封予定部の場合、弱質であるとはいえ自明の無傷状態であるから、実用上の袋の健全性を確かなものにする。また、このような無傷に依拠した健全袋の場合、この袋に対する無用の不安感とか、抵抗感、忌避感とかを誘発させたり惹起させたりすることがなく、袋詰め業者・ユーザー・その他の者の安心感や信頼感が得やすい。
[無傷状弱質開封予定部の製造難易度の緩和とチェック容易性と品質保証]
<14> 袋の両側端部にわたって一直線状の傷をつけ、そこを開封箇所として弱体化する既成袋の場合、穿孔加工によるミシン目線やレーザ加工による切り込み線などのいずれにしても、高価な加工設備を用いて高精度に仕上げることを要するので、加工上の難易度が高いものになりがちである。その大きな理由は、製袋用材料が極薄のフィルムからなることであり、その極薄フィルムが高精度の微細加工を強いるのである。この種のミシン目線や切り込み線が袋の所定部に適切に形成されているか否かのチェックも、また、それが微細加工であるがゆえに難易度が高いものになる。それに微細加工のバラツキが袋の品質にも影響を与えることとなる。
<15> 本発明に係る合成樹脂系袋の場合、その製袋用材料は単層または複層のフィルムからなるものであり、そのフィルムは周知の押出成形手段で作製されるものである。本発明の袋における無傷状弱質開封予定部は、かかるフィルム段階で設けておけばよいものであり、しかも、共押出成形で無傷状弱質開封予定部とその他部とを同時成形することで無傷状弱質開封予定部の強度をその他部との関係で相対設定することができるので、無傷状弱質開封予定部の開封容易性を所定どおり仕上げるときの製造難易度が緩和される。
<16> 本発明の袋における無傷状弱質開封予定部は傷がないから、製袋後、品質検査する際に、ミシン目線や切り込み線でみられる傷の大きさ・深さなどの厳密チェックが省略できる。すなわち無傷状弱質開封予定部の場合、通常の品質検査と同じく傷の有無をチェックするだけでよいのであるから、製袋後の品質検査におけるチェック容易性を確保しつつ信頼性の高い検査を実施することができる。このような信頼性の高い検査が実施できるときは、また、これに基づく品質保証も信頼性の高いものになる。
[外観の好体裁]
<17> 本発明の袋で傷のない既述の無傷状弱質開封予定部は、既成の袋に比し、ミシン目線や切り込み線のようなものが外部に露呈していない。したがって本発明の袋は、その分だけ外観上の体裁が良好になる。
[開封操作性の向上]
<18> 袋を開封するための既成の構造で、たとえばミシン目線の場合、開封力を要しない目(孔)の部分と、開封力を要する目(孔)以外の部分とが交互するものである。これは力の要不要がノッキング現象のような感じで交互連続するので、開封の円滑性に富むものとはいいがたい。一方で切り込み線のような既成構造も、切り込み線全長にわたる切り込み深さが一様でないことがあり、そのような場合に開封の円滑性を欠いたりする。
<19> 本発明の袋における無傷状弱質開封予定部の場合、押出成形手段で各部を均質な低強度に仕上げることができる。これは無傷状弱質開封予定部の開封開始側から開封終了側までの全領域が均質な低強度となるのであるから、その無傷状弱質開封予定部を一定の引き裂き力できわめて円滑に開封できるようになり、それによって開封操作性が向上するのである。
[耐久性の向上]
<20> 合成樹脂系袋についていうと、製造後直ちに使用されて消尽するものもあるが、中には、製造→ストック(メーカー側)→販売出荷→商品の袋詰め→運送業者→袋詰め商品の卸売り→商品の陳列(小売業者)など、それなりの長期にわたり、包被機能の発揮を余儀なくされるものもある。このような場合に配慮を要求されるのが袋の傷である。すなわち、合成樹脂系袋を長期的にみた場合、傷のある部分は傷のない部分に比して劣化しやすいのである。
<21> 本発明の袋における無傷状弱質開封予定部には既述のように傷がない。それゆえ袋は劣化しやすい部分をもたないのである。これは製造後長期間が経過した袋でも、袋本来の機能に問題が起こりがたいのであり、それが袋の耐久性を向上させることとなる。
[開封構成の簡潔化]
<22> 本発明の袋における無傷状弱質開封予定部の場合、製袋用材料(フィルム)にミシン目線や切り込み線などのような開封構造を設けるものでなく、また、フィルム面にカットテープ・ガイドテープ・イージーピールテープなどの部材を張り付けて開封構造を設けるものでなく、押出成形手段で無傷状弱質開封予定部を形成するだけのものであるから、開封構成の簡潔化をはかることができる。
[製品のコストダウン]
<23> 本発明の袋における無傷状弱質開封予定部の場合、既述の諸効果を奏するところの有用で有益なものである。かかる無傷状弱質開封予定部につき、加工率の低減につながるように構成を簡潔化したり、製品の歩留まりが高まるように製作難易度を緩和したりするものであるから、当該無傷状弱質開封予定部を有する袋のコストダウンをはかることができる。
[その他]
<24> 本発明の袋において、袋体の内面を形成しているシーラントフィルムがそのフィルム内面に無傷状弱質開封予定部と雌雄一対の開閉具と滑り止め構造とを具備するもの、しかも、開閉具と無傷状弱質開封予定部と滑り止め構造とがシーラントフィルム(最内層)の内面に一体化されているものは望ましい。とくに、この三種の機能性構造がシーラントフィルムの内面に一体形成されているものはより望ましいといえる。その理由の一つは、この三種の機能性構造を有することで、袋の有用性や利便性が飛躍的に向上するからである。他の理由の一つは、この三種の機能性構造を分散させるのでなく、シーラントフィルムの内面に集中ないし集約することで加工効率がアップし、それが袋の生産性を高めたり袋のコスト削減に貢献したりするからである。
<25> 本発明の袋における無傷状弱質開封予定部とその他部については、製袋用材料の押出成形において、無傷状弱質開封予定部その他部とを互いに異色化することで無傷状弱質開封予定部を目視状態で判然とさせることができる。すなわち、かかる異色化が無傷状弱質開封予定部(開封箇所)を判然とさせるための目印になる。また、袋体内面の上記所定部に滑り止め構造が設けられているものの場合、開封後の袋口をしっかりと摘まんで開口することができる。
a.アイオノマー樹脂
b.各種のポリエチレン(高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、リニア低密度ポリエチレンなど)
c.ポリ塩化ビニルフィルム
d.ポリ塩化ビニリデンフィルム
e.ポリ塩化ビニルアルコール
f.ポリプロピレン
g.ポリエステル
h.ポリカーボネート
i.ポリスチレン
j.ポリアクリロニトリル
k.エチレン酢酸ビニル共重合体
l.エチレン−ビニルアルコール共重合体
m.エチレン−メタクリル酸共重合体
n.ナイロン(ポリイミド、ポリアミドなど)
〔[S2]×[1/4]〕≦[S1]≦〔[S2]×[2/3]〕……(1)
〔[S2]×[1/3]〕≦[S1]≦〔[S2]×[1/2]〕……(2)
12 袋表用フィルム
12a 凸条
12b 凹溝
13 袋裏用フィルム
13a 凸条
13b 凹溝
14 サイドシール
15 サイドシール
16 トップシール
17 ボトムシール
21 胴部
22 無傷状弱質開封予定部
22a 開始部
22b 終了部
23 無傷状弱質開封予定部
23a 開始部
23b 終了部
24 凹部
31 開閉具
32 雄開閉部材
33 基部
34 雌開閉部材
35 基部
SS 滑り止め構造
Claims (9)
- 袋詰め状態において開口部が封をされる袋体について、この袋体が合成樹脂系の製袋用材料からなるとともに袋詰め可能な袋状の構造を有するものであること、および、
前記袋体の胴部であって当該袋体の縁よりも内側の部位には、その袋体の他の部分よりも低強度であるという低強度条件と開封用加工傷がないないという無傷条件とを満足させる開封用の細長い無傷状弱質開封予定部が設けられていること、および、
細長い前記無傷状弱質開封予定部について、当該無傷状弱質開封予定部の一端部が開封用の開始部として袋体の縁にあるとともに当該無傷状弱質開封予定部の中間部や他端部がその一端部の反対領域に伸びていること、および、
前記無傷状弱質開封予定部をその無傷状弱質開封予定部の長さ方向に沿って切り裂くことにより前記袋体が開封されるものであること
を特徴とする合成樹脂系袋。 - 請求項1に記載された合成樹脂系袋において、
合成樹脂系の前記製袋用材料が単層のフィルムからなるものであること
を特徴とする合成樹脂系袋。 - 請求項1に記載された合成樹脂系袋において、
合成樹脂系の前記製袋用材料が積層された複層のフィルムからなるものであること
を特徴とする合成樹脂系袋。 - 請求項1〜3のいずれかに記載された合成樹脂系袋において、
前記袋体の袋口を開閉するための開閉具を構成要素として具備するものであること、および、
前記開閉具が合成樹脂製の長い雄開閉部材と合成樹脂製の長い雌開閉部材とからなるものであり、かつ、この雌雄一対の両開閉部材が対面状態において互いに咬み合い自在に対応するものであること、および、
前記開閉具における前記雄開閉部材と前記雌開閉部材とが、咬み合い自在となる対面関係や前記袋体内の両側部にわたる姿勢を保持して、かつ、前記袋体の袋口側に対応して、前記袋体の前記胴部内面に設けられていること、および、
前記袋体における前記袋口側と前記開閉具との間、しかも、前記胴部の一部であって前記開閉具と平行する領域には、前記袋体の両側部にわたる前記無傷状弱質開封予定部が設けられていること
を特徴とする合成樹脂系袋。 - 請求項1〜4のいずれかに記載された合成樹脂系袋において、
前記袋体における前記無傷状弱質開封予定部の長さ方向に対して直交する当該無傷状弱質開封予定部の幅方向の寸法が1.5mm〜6mmの範囲内で設定されていること
を特徴とする合成樹脂系袋。 - 請求項1〜5のいずれかに記載された合成樹脂系袋において、
前記袋体における前記無傷状弱質開封予定部の引張強度が、前記袋体におけるその他部の引張強度の[1/4]〜[2/3]の範囲内で設定されていること
を特徴とする合成樹脂系袋。 - 請求項1〜6のいずれかに記載された合成樹脂系袋において、
前記袋体の内面には、前記無傷状弱質開封予定部よりも袋内側の部位に滑り止め構造が設けられていること
を特徴とする合成樹脂系袋。 - 請求項1〜7のいずれかに記載された合成樹脂系袋において、
前記袋体の内面を形成しているシーラントフィルムがそのフィルム内面に無傷状弱質開封予定部と開閉具と滑り止め構造とを具備し、かつ、前記開閉具と前記無傷状弱質開封予定部と前記滑り止め構造とがシーラントフィルムの内面に一体形成されていること
を特徴とする合成樹脂系袋。 - 請求項1〜7のいずれかに記載された合成樹脂系袋において、
前記袋体の内面を形成しているシーラントフィルムが、そのフィルム内面に、無傷状弱質開封予定部と開閉具と滑り止め構造とのうちから選択された一つまたは二つのものを具備し、かつ、その選択された一つまたは二つのものがシーラントフィルムの内面に一体形成されていること
を特徴とする合成樹脂系袋。
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- 2016-10-26 JP JP2016209710A patent/JP2018070197A/ja active Pending
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A521 | Request for written amendment filed |
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A02 | Decision of refusal |
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