JPS599411B2 - 上包装方法 - Google Patents
上包装方法Info
- Publication number
- JPS599411B2 JPS599411B2 JP51159994A JP15999476A JPS599411B2 JP S599411 B2 JPS599411 B2 JP S599411B2 JP 51159994 A JP51159994 A JP 51159994A JP 15999476 A JP15999476 A JP 15999476A JP S599411 B2 JPS599411 B2 JP S599411B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- film
- biaxially oriented
- product
- over
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Basic Packing Technique (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はヒートシール性を有する二軸延伸プラスチック
フィルム、特にヒートシール可能な二軸延伸ポリプロピ
レンフィルムでキヤラメル、カセットテープ、タバコ等
を上包装(オーバーラップ包装)後、加熱することによ
りヒートシール性を有する二軸延伸ポリプロピレンに熱
収縮を与え、ヒートシール性を有する二軸延伸ポリプロ
ピレンを商品に密着させて外観の良好な上包装商品を短
時間に連続的に得ることに関する。
フィルム、特にヒートシール可能な二軸延伸ポリプロピ
レンフィルムでキヤラメル、カセットテープ、タバコ等
を上包装(オーバーラップ包装)後、加熱することによ
りヒートシール性を有する二軸延伸ポリプロピレンに熱
収縮を与え、ヒートシール性を有する二軸延伸ポリプロ
ピレンを商品に密着させて外観の良好な上包装商品を短
時間に連続的に得ることに関する。
更に詳しくはヒートシール性を有して熱収縮率が120
℃で15%以下の二軸延伸ポリプロピレンフィルムで商
品を上包装後、約240〜約280℃の熱風で約3秒〜
約10秒間処理して熱収縮させることを特徴とする上包
装方法に関する。
℃で15%以下の二軸延伸ポリプロピレンフィルムで商
品を上包装後、約240〜約280℃の熱風で約3秒〜
約10秒間処理して熱収縮させることを特徴とする上包
装方法に関する。
上包装は、いうまでもなく上包装機により上包装フィル
ムを連続的に供給しながら自動的に行われ、商品保護お
よび商品イメージを上げることを目的とするものである
。従来、上包装フィルムとして上包装機適性に優れた防
湿セロファンが広く使用されてきたが、プラスチックフ
ィルムの発展等に伴う防湿セロファンの透湿性、コスト
高、あるいは上包装機性能改良等により、防湿セロファ
ンに替つて塩化ビニリデン系樹脂やアクリル系樹脂を表
面コーティングすること等によつて得られるヒートシー
ル性を有する二軸延伸ポリプロピレンフィルムの採用が
増えつつある。
ムを連続的に供給しながら自動的に行われ、商品保護お
よび商品イメージを上げることを目的とするものである
。従来、上包装フィルムとして上包装機適性に優れた防
湿セロファンが広く使用されてきたが、プラスチックフ
ィルムの発展等に伴う防湿セロファンの透湿性、コスト
高、あるいは上包装機性能改良等により、防湿セロファ
ンに替つて塩化ビニリデン系樹脂やアクリル系樹脂を表
面コーティングすること等によつて得られるヒートシー
ル性を有する二軸延伸ポリプロピレンフィルムの採用が
増えつつある。
しかしヒートシール性を有する二軸延伸ポリプロピレン
フィルムは防湿セロファンよりも腰が弱いために、包装
仕上り状態が緩慢となり商品外観上好ましくない。
フィルムは防湿セロファンよりも腰が弱いために、包装
仕上り状態が緩慢となり商品外観上好ましくない。
一方、商品を緊密に包装するための手段として、従来よ
りいわゆる熱収縮フィルムが開発されているが、これら
は、熱収縮率向上あるいは収縮応力低下のため、ベース
樹脂に他のポリマーを配合してなる特殊グレードの樹脂
を使用していた。
りいわゆる熱収縮フィルムが開発されているが、これら
は、熱収縮率向上あるいは収縮応力低下のため、ベース
樹脂に他のポリマーを配合してなる特殊グレードの樹脂
を使用していた。
そのためフィルムの包装適性を犠牲にせざるを得なくな
り、通常の上包装には不向きであつた。また、” ヒー
トシール性を有していないものが多く、ヒートシール性
を有していても、高温、短時間のヒートシール時にシワ
の発生等の幣害が起り、実用上問題が多かつた。本発明
者等は、鋭意研究の結果、前記のような特殊グレードの
フィルムを使用することなく、上包装機械適性が比較的
良好な一般のプラスチックフィルム、特に塩化ビニリデ
ン系樹脂あるいはアクリル系樹脂等のヒートシール性被
膜を施した二軸延伸ポリプロピレンフイルムを使用して
、特殊な熱収縮を与えることにより、密着性良好な上包
装商品を得ることを可能にしたものである。
り、通常の上包装には不向きであつた。また、” ヒー
トシール性を有していないものが多く、ヒートシール性
を有していても、高温、短時間のヒートシール時にシワ
の発生等の幣害が起り、実用上問題が多かつた。本発明
者等は、鋭意研究の結果、前記のような特殊グレードの
フィルムを使用することなく、上包装機械適性が比較的
良好な一般のプラスチックフィルム、特に塩化ビニリデ
ン系樹脂あるいはアクリル系樹脂等のヒートシール性被
膜を施した二軸延伸ポリプロピレンフイルムを使用して
、特殊な熱収縮を与えることにより、密着性良好な上包
装商品を得ることを可能にしたものである。
すなわち本発明者等は、従来熱収縮包装が不可能と考え
られていたヒートシール性を有する二軸延伸ポリプロピ
レンフイルムでヒートシール法により上包装した場合の
緩慢な包装状態を解消する方法として、該フイルムの持
つている小さな熱収縮率(120℃において15%以下
、90℃においてほとんどO%)に着目し、商品を該フ
イルムで包装した後、約240〜280℃の熱風の出る
熱トンネルに通し、約3秒〜約10秒の短時間に該フイ
ルムを熱収縮させることにより密着性良好な上包装商品
を得ることを可能にした。熱風の風速は約0.2〜約1
.5m/Secが好ましい。このような熱処理条件では
処理される二軸延伸ポリプロピレンフイルムの平均温度
は約130〜約140℃に上昇する。前記以外の熱処理
条件ではフイルムに与える熱.量の過不足、ひいては収
縮量の過不足をきたし、外観良好な包装品を得ることが
できない。
られていたヒートシール性を有する二軸延伸ポリプロピ
レンフイルムでヒートシール法により上包装した場合の
緩慢な包装状態を解消する方法として、該フイルムの持
つている小さな熱収縮率(120℃において15%以下
、90℃においてほとんどO%)に着目し、商品を該フ
イルムで包装した後、約240〜280℃の熱風の出る
熱トンネルに通し、約3秒〜約10秒の短時間に該フイ
ルムを熱収縮させることにより密着性良好な上包装商品
を得ることを可能にした。熱風の風速は約0.2〜約1
.5m/Secが好ましい。このような熱処理条件では
処理される二軸延伸ポリプロピレンフイルムの平均温度
は約130〜約140℃に上昇する。前記以外の熱処理
条件ではフイルムに与える熱.量の過不足、ひいては収
縮量の過不足をきたし、外観良好な包装品を得ることが
できない。
このようなポリプロピレンフイルムの溶融温度をはるか
に超えた雰囲気温度を採用したことにより、通常の熱収
縮条件では収縮包装が不可能であつたポリプロピレン単
体をベースとする熱収縮率の小さなフイルムを収縮させ
、包装商品に密着させて外観良好な商品を得ることを可
能にした。
に超えた雰囲気温度を採用したことにより、通常の熱収
縮条件では収縮包装が不可能であつたポリプロピレン単
体をベースとする熱収縮率の小さなフイルムを収縮させ
、包装商品に密着させて外観良好な商品を得ることを可
能にした。
また、これまでのいわゆる熱収縮用フイルムでは困難で
あつたヒートシール法での上包装を行つた後、該包装機
に熱トンネルを連結して、短時間で連続的に緊密な包装
商品を得ることを可能にした。なお、本包装方法は商品
ケースを包装する場合のはか、多くの商品をまとめて、
いわゆる集積包装を行う場合にも適用される。
あつたヒートシール法での上包装を行つた後、該包装機
に熱トンネルを連結して、短時間で連続的に緊密な包装
商品を得ることを可能にした。なお、本包装方法は商品
ケースを包装する場合のはか、多くの商品をまとめて、
いわゆる集積包装を行う場合にも適用される。
本発明の包装方法においては熱収縮の小さなフイルムを
使用するため、特にキヤラメル、力セツトテープ、タバ
コ等の上包装品の外観向上のための仕上、加工に最適で
ある。
使用するため、特にキヤラメル、力セツトテープ、タバ
コ等の上包装品の外観向上のための仕上、加工に最適で
ある。
次に実施例で本発明を説明する。
実施例 1〜2
塩化ビニリデン系樹脂を塗布した二軸延伸ポリプロビレ
ンフイルム(厚さ20〜25μ)でヒートシールにより
包装したハードボツクス型キヤラメルについて熱風式収
縮トンネルを通過させ包装状態を観察した。
ンフイルム(厚さ20〜25μ)でヒートシールにより
包装したハードボツクス型キヤラメルについて熱風式収
縮トンネルを通過させ包装状態を観察した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 塩化ビニリデン系樹脂あるいはアクリル系樹脂より
なるヒートシール性被膜を有し熱収縮率が120℃で1
5%以下の二軸延伸ポリプロピレンフィルムで商品を上
包装後、約240〜約280℃の熱風で約3秒〜約10
秒間処理して商品に密着さすことを特徴とする上包装方
法。 2 熱風の風速が約0.2〜約1.5m/secである
特許請求の範囲第1項記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51159994A JPS599411B2 (ja) | 1976-12-27 | 1976-12-27 | 上包装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51159994A JPS599411B2 (ja) | 1976-12-27 | 1976-12-27 | 上包装方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5382586A JPS5382586A (en) | 1978-07-21 |
JPS599411B2 true JPS599411B2 (ja) | 1984-03-02 |
Family
ID=15705669
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51159994A Expired JPS599411B2 (ja) | 1976-12-27 | 1976-12-27 | 上包装方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS599411B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19957415A1 (de) * | 1999-11-29 | 2001-05-31 | Focke & Co | Verfahren und Vorrichtung zum Herstellen von Klappschachteln für Zigaretten |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4935070A (ja) * | 1972-08-03 | 1974-04-01 |
-
1976
- 1976-12-27 JP JP51159994A patent/JPS599411B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4935070A (ja) * | 1972-08-03 | 1974-04-01 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5382586A (en) | 1978-07-21 |
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