JPS5991706A - 車輌用ガラスアンテナ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は車輌用ガラスアンテナに関し、更に詳細には自
動中の窓ガラスに設けられんラジオ電波受信に好適な車
輌用ガラスアンテナに関するものである。

近年、自動Ｊｊの後部窓ガラスに加熱線条およびアンテ
ナ線条を備えたいわゆる防曇ガラスアンテナが採用され
はじめてきた。

しかしながら、このような防曇ガラスアンテナにおいて
は、ＦＭ放送電波を受信した場合、自動車の前後方向か
らの到来電波に対し受信利得が最小になり、自動車横方
向からの到来電波に対し受信利得が最大になり、その利
得差が大きく、かつ全周波帯域にわた。！７高い利得が
得られなかった。

まだ、その利得差は大きい。しだがって、従来の防曇ガ
ラスアンテナにおいては、指向特性が強く、電界強度の
弱い場所でＦＭ放送電波を受信する場合には、車の向き
あるいは周波数によっては利得が小さくなって、ＦＭ放
送が受けにくくなるという欠点があった。

本発明はかかる欠点を解消してＦＭ放送電波の周波数全
域にわたり、指向特性の改善はもちろん、平均利イ４）
をも向トさせ、さらには米国一や欧州などにおけるＦＭ
放送（垂直偏波）を受信するにも好適な車軸用ガラスア
ンテナを提ｇ（することを目的とするもので、沖輌特に
自動車の懇ガラスの被加熱領域に設けられた加熱線条兼
受信アンテナと、その上方の被加熱領域外に設けられた
水平部と垂ｊＱ部を有し、垂直部は加熱、線条兼受信ア
ンアナに接続された１゛型の主アンテナと、垂的部の一
方の片側に接続された少なくとも１本の水平線条よりな
る位相ｐＨ’４整用アンデナと、垂直部の他方の片側に
接続されたインピータンスＲ’Ａ　ＭｆＶ用アンテナを
具え、インピーダンス整合用アンテナに給電点を設ける
ことにより達成される。

以−ト図面に基づいてこの発明を説明する。

第１図は本発明の第１実施例を示すガラスアンテナで、
特に国内のＦＭ放送（水平偏波）を受信するのに好適な
アンチナノ（ターンで、ｌは例えば自動車の後部窓ガラ
スを形成する版ガラス、２は加熱線条兼受信アンテナ（
以下加熱線条という）、３は水平部４と垂直部５を有す
るＴ型の主アンテナ、６は位相調整用アンテナ、７はイ
ンピーダンス整合用アンテナ、８は給電点を示す。

第２図は本発明の第２実施例を示すガラスアンテナ、第
３図は本発明の第５実施例を示すガラスアンテナ、第４
図は本発明の第４実施例を示すガラスアンテナで伺号゛
は第１図（第１実施例）と同等物を示す。

本発明の車輌用ガラスアンテナはＦＭ放送波を受信する
１合、ＦＭ周波数の全域にわたりＴ型アンテナが主アン
テナとして、加熱線条兼受信アンテナが補助アンテナと
して作用し、位相調整用アンテナにより直接波と車体、
什物、人体等による反射波の位相差をなくし、さらに各
部のアンテナに誘起される誘起起電力が合成されるので
アンテナ利得が向」ニするとともに指向特性も改善され
、またインピーダンス整合用°アンテナを設けることに
より、アンテナと受信機の・インピーダンスを近似させ
受信感度を高めると々もにインピーダンス整合用アンテ
ナのスタッブの適当な接Ｈづに位置（タップ）および主
アンテナの長さを調整することによ゛−リアンテナ利得
の向上、周波数特性の改善をはかることができるもので
ある。

このような構成の車輌用ガラスアンテナにおいて、第１
図に示されたガラス寸法をへ二１，１００ｍ’ｒｎ、Δ
’−＝１，４うＯｍｍ　、　　Ｂ　＝　５９０　ｍｍと
し、アンテナ線条の各部の寸法をＭ＝５１０＋ｎｍ、　
　Ｌ−５２０ｍｍ、’１＝＝１６０ｒｍｎ、ｄ−−１０
＋＋＋＋ｎ、ｅ＝６０ｍｍ、ｆ＝３０ｎｍ、ｘ　＝　３
２０１Ｈｐ（，３’　＝　５００　ｍ１１１、Ｄ：　Ｉ
　５７１１ｍ１ｑ＝　１５ｍｍ、　　Ｃ＝３０１１１１
１１％ｇ−３０１１１１１１、、−ｉ　＝　Ｉ　Ｏｍｍ
、　　ｋ　＝　２０　ｎｕｎ　、　　ｈ　＝　４０　ｍ
ｒｎとし、加熱脚条２として間隔３５ｍｍで１３本の線
条を配設しブζどきのものによって°アノツーすのＦＭ
帯指向！１．！ｌゼ１を測定したところ第５図、第６図
、第７図のような特性が得られた。第５図はＢＯＭＨｚ
、第６図（ｌよ８３ＭＨ２、第７図は８６　ＭＨｚにお
、ける水平偏波のＦＭ帯の指向峙性図を示す（点線はＩ
Ｉｌ＋　長さのホイップアンテナの指向特Ｎ：を示す）
。

第５図、第６図、第７図から明らかなようにこの実施例
のガラスアンテナｄ、との方向からの到来電波に対して
も極めて良好な無指向性が得られることがわかる。まだ
、本実施例の受信利得は第５図、第６図、第７図のホイ
ップアンテナと比較しても利イ４Ｉが近似しており高い
ことが］、！ｌｊ解されるが、水平偏波のＦ　Ｍ　４ｎ
の平均利得を′ｌ　＋ｎ　、１％さのリアホイップアン
テナの利得をＯｄＢとしたときの利得差で示すと８０　
ＭＨｚにおいて−５，５（Ｔ−Ｂ　、　８３　ＭＨｚに
おいて−４，７ｄ、Ｂ　、　８６　ＭＨｚにおいて−７
，４（ｉＢ、平均−５，８ｄＢ　となり、従来の良好な
ガラスアンテナの平均利得が約−８ｃ＋、Ｂであるので
４ｉ＜めて高いことがわかる。

また本ν１実施例のアンブナパターンにおい−Ｃ１位相
；ｉＪ、′、ｌ整用アンアナの無い場合およびインピー
ダンス整合用アンテナに代えて導電線条のみでその一端
を垂直部に接続し細端に給電した場合の水平偏波のＦＭ
帯の平均利得を実測して、第１実施例のアンテナの利得
をＯｄＢ　　としたときの利得差で示すと、位相調整用
アンテナ線が無い場合、８０ＭＨｚで＋０．４　ｄＢ　
、　８３　Ｍｌ２で−２，７ｄＢ。

８６　Ｍｌ（Ｚで−１，２６，Ｂ　、平均−１，２ｄ、
Ｂと、インピルダンス整合用アンテナに代えて導電線条
のみで給′屯し／ζ場合、８０ＭＨｚで−１５，３ＭＨ
ｚ　、　　８３　Ｍｌ２で−−１４，２ｄ、Ｂ　、　ｆ
′（−ＭＨｚで−１０，６ｄＢ、平均−１３，３６−Ｂ
となり、位相調９（（用アンテナとインピーダンス整合
用１アンテナ、特にインピルダンス整合用アンテナが利
イＩＩ向１−に大きく寄与していることがわかる。

１１ケにホイノブアンデナの利イ（ｆの落ち込みを充分
補っているので、ホイソプアンデナとガラスアンテナの
両刃を用いて、その°つど最良の受信状態にあるアンテ
ナに切替えるいわゆるダイバーンティ受信アンテナのガ
ラスアンテナとして非常に有効である。

次に本発明の第２実施例を示す第２図のガラスアンテナ
は第１実施例のアンアナにおい−Ｃ１イ／ビーダンス整
合用アンテナのスタッブがオープンになったもので（］
゛法的にもほとんど同じで、水平偏波のＦＭ帯の平均利
得を実測して、１１１１長さのリアホイップアンテナの
利得をＯｄＢとしｆｒときの利得差で示すと、８　Ｑ　
ＭＨｚにおいて−７，０ｄＢ　、　８３　ＭＨｚにおい
て−４，２（１１３，８６Ｍ面において−３，８ｄＢ、
平均−５６６、Ｂとなり同様の１１キ性を示すことがわ
かる。

次に本発明の第３実施例を示す第３図のガラスアンテナ
は第１実施例のアンテナにおいて、位相調整用アンテナ
を２本にしたもので、各部のマＪ゛法をＡ＝１，１００
ｍｍ、　Ａ’＝＝Ｉ、４５０．、　Ｂ　＝５９０ｍＩｎ
、　　Ｍ−５２０關、Ｌ＝　５３０Ｔｍｎ、　　Ｌ’−
５１０ｇｍ、　　ｄ、’＝　３０＋ｒ＋ｍ、　　ｅ’＝
３０’ｍｎｉ、　ｆ＝３０ｍｍ、　ｘ＝３２０ｍｍ、　
ｙ＝５００ｍｍ。

ｐ−＝１５ｍｍ、　ｑ　＝　Ｉ　５ｎｕｎ、ｃ＝３０ｍ
ｍ、　ｇ、＝３０ｍｍ、　ｊ−１０ｍａｎ、　ｋ＝　２
０ｍｍ、　ｈ　＝　４０ｎｕｎとし、加熱線条を第１実
施例と同じ条件で配設したもので、水平偏波のＦＭ帯の
平均利得を実測して、１ｍ長さのリアホイップアンテナ
の利得をＯ’　ｄ、　Ｂとしたときの利得差で示すと、
８０　Ｍｌ２において−７，５ｄＢ　、　　８３　Ｍｌ
２において−５，５ｄＢ、　８６ＭＨｚにおいて−８，
２ｄＢ　、イ均一７．＋ｄＢ　となりほぼ同じ特性を示
すことがわかる。

次に本発明の第４実施例を示す第４図のガラスアンテナ
は！侍に米国や１欧州などにおけるＦＭ放送（ＴＩｑ的
偏波）を受信するのに好適なもので各部の＝Ｊ法をＡ＝
１．＋００、Ａ’　−”　１，４５０１１１ｍ、１３−
５９０＋＋ｏｎ、　Ｍ＝＝３００ｍｍ％Ｌ＝４１５１ｎ
ｍ、　ｅ−６０ｍｍ。

ｆ　”　３０＋ｒｕｎ、　　ｘ＝　３２０ｍｍ、　　ｙ
＝　５００ｍｍ’、　　ｐ＝　１５ｍｍ。

ｑ　＝　１５＋＋＋＋ｎ、　ｃ＝３０ｔｈ＋ｕ、　ｇ＝
３０ｍｍ、　、’ｌ　＝　Ｉ　Ｏｎ＋ｍ。

ｋ　−２０＋＋＋＋＋＋　、　ｈ　”　４０　ｍｍとし
加熱線条２として間隔３５　ｍｍで１３本の線条を配設
したときのものによってアンテナの垂直偏波のＦ　Ｍ　
’ｉｊＦの平均利イｑを測定したところｔ’　ｌ　１０
長さのりアホイソブアンデナの第１１得をＯｄＢとした
ときの刊イＩＩ差で示す占９０ＭＩ＋ｚにおいて−１８
，９（１１−１。

１００Ｍｌ２において−１５，８ｄＢ、　　１０８Ｍｌ
２において−７，９６，］３、平均−１４，２ｄＢとな
り従来の良好なガラスアンテナの平均利得が約−２０ｄ
Ｂで−あるので４ｉｆｇめで訣βＱことがわかる。

第４実施例のアンテナは受１ｎ周波数が９０Ｍｌ２〜Ｉ
ｏｓ　ＭＩＩＺと高いので第１実施例のアンテナと比較
して、主アンアナの水平部長さをケｉｉ＜Ｉ、て位相調
整用アンテナをその端部を折り返さず比較的短い水・ド
部のみにより構成し、その他は＝Ｊ−法、形状的にほぼ
同じ構成によるもので、垂直偏波のＦＭ帯の平均利得を
実測して第１実施例のアンテナの利得をＯｄＢとしてそ
の利得差で示すと、９０　ＭＨｚにおいて−５，８ｄＢ
　、　１００　Ｍｌ２において一１Ｎ９．３ｄＢ、　　
１０８Ｍｌ２において＋３．９　ｄＢ　、平均１−５．
８　ｄＢとなり垂直偏波のＦ　Ｍ　％波を受信するに好
ｉｉ工なアンテナであることが明らかである。

なお、Ｉ’ｍ　鶏の実施例においては、アンテナ線条の
各部の寸法を４ｑ定し、そのアンテナの特性を実測する
ことにより本実施例の効果を１５１、明した。しかしア
ンテナ線条の各部の寸法は巾の種類（開口部、ガラスの
数句は角度、フィーダーの長さ、配線場所なと）によっ
て最適値は変りつるもので、７６ＭＨｚ〜９０　ＭＩＩ
ｚにおける水平偏波のＦＭ波を受信する場合、主アンテ
ナとして主として作動する水平部の長さＭについては、
ＦＭ放送周波数の波長をλとし、（λ／４）α±（λ／
２０）ｘ　（ａはガラスアンテナの波長短縮率で約０．
７）すなわち、４５０〜７５０　ｎｎｎの範囲で、位相
調整用の長さＬについてＣ」１、Ｍと同様（λ／４ｋｔ
−ｊ（λ／２０）ｔｔすなわち４５０〜７５０ｍｍのｎ
ｉｐ囲で、インピータンス整合用アンテナ（７）　ｙに
ライてハ（（λ／８）ｚ−（λ／２ｏ）α）〜（（λ／
４）１十（λ／２０宛）すなわち２００〜７５０＋ｎｍ
の範囲で、折り返し部の長さ１については容−量を増加
せしめ、インピーダンス（は広帯賊にわたり、変化がよ
り少ない効果をもたらすが、Ｌが共振長さのときはＱ（
＝ＱｔＣπ）が、傷くなり利得が高くなるので、この場
合は祈り返さない方がよいがそれ１１外の時は１７ｉり
返した方がよく、３００ｍｍ以下の範囲で、インピーダ
ンス整合用アンテナめ接続箇所の長さＸは。〜ｙ　（ｘ
　＝　ｙになるのは後述の第１２図の場合）の範囲でそ
のイ由のｄ＊　　ｅｉ　　ｆｓ　　ｐｈ　　９％　ｃｓ
　　ｇｓ　　；Ｊｌ　ｋｉｈ長さについては平行に近接
する他のエレメントとの浮遊容量をを少なくするよう少
−なくとも３’ｍｍＩ”）、トの範囲で、それぞれ適宜
最適値を選べばよい。

以上、４つの実施例により本発明を説明したが１、本発
明のアンテナはこれらに限定されるものではなく、下記
のような兎・更も可能である。

（１）Ｔ型の主アンテナ線は第８図、第９図、第１０図
に示すように、その水平部は２本以上の線条で構成され
てよいしく第８図）、その端部が折り返きれてもよい（
第９図）。また、その垂直部も１本でなく２本の線条で
′ｒ型がループになるように（１／ｊ成してもよい（Ｐ
Ａ　Ｉ　０図）。

（２）位相調整用アンテナの水平線条の本数は第１図の
１本に限らず、第３図のようにそれ以上にしてもよく、
はぼ同様の特性を示す。

（３）　　インピーダンス整合用アンテナは第１Ｉ図、
第１２図に示す如く、実施例と同じようにスタッブ形状
のものは勿論、第１３図、第１４図、第１５図のような
形状のものにしてもよい。なおここでインピーダンスを
整合するのに最も作用しているのはスタップ形状のもの
あるいは第１３図のロコ形状のものなど導電線条以外の
ものであると思われるが、これらに接続さノ］、る導電
線条もインピーダンス整合に全く作用していない訳では
ないので不明細別においては、インピーダンス整合アン
テナの一部として仏っている。

まだ本発明の実施例において、ガラスアンテナは勇１１
１．性ペース）・で印刷、焼料けたものであるが、合せ
窓ガラス中に金属細線を埋め込Ｘ７で形成してもよいこ
とは勿論である。

以上のようｅζ本発明のガラスアンテナは従来のガジス
゛ノ゛ン戸すと比較してｉ＋′Ｍ　Ｊ１’ｄ波数帯にお
いて全弗域にわたり指向特性が改善され、平均利・１：
Ｉが格段に向上するとともに、垂直偏波の１ｐＭ　＋、
！、−１波数帯に赴いても平均利得が向にするという大
きな効果がある４゜ ４、　　ｆ￥１面の簡ｔ１１．な説明 卯、１図、第２図、第３図、第４図は本発明の一実施例
を示すガラスアンテナの平面図、第５図、第６図、第７
図は第１図（第１実施例）のガラスアンテナのそれぞれ
８０　ＭＨｚ　、　８３　Ｍｎ２　。

８６　Ｍｎ２における指向！時性図（点線は１ｍ最ざの
りアホイツプアンデナ）、２ｐ；ｓ図、第９図、第１０
図は本発明の主アンテナの変形例、第１１図、第１２図
、第１３図、第１４図、第１５図は本発明のインピーダ
ンス整合アンテナの変形例を示す。

１　・・・板カラ玉、２・　・・加熱、線条兼受信アン
テナ、３・・・・主アンテナ、４・・・・水平部、５　
　・　垂直部、６・・・・位相；１．ｑ積用アンテナ、
７・　・　インピーダンス整合用°アンテナ、８　・・
　給電点 特許出願人　セントラル硝子株式会社 第３図 第４図 第８図　　　　　　第９図 第１０図 第１１図　　　　　　　第１２図 第１３図〜　　　　　　第１４図 第１５図 τＰ」＝１ 一一≧ノ −

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 板ガラスの被加熱領域に設けられた加熱線条兼受信′ア
   ンテナとその上方の被加熱領域外に設けられたアンテナ
   を有する車ＩＪｉＩＩＩ用ガラスアンテナにおいて、被
   加熱領域外に設けられたアンテナは、水平部と垂直部を
   有し、該垂直部は前記加熱線条兼受信アンテナに接続さ
   れたＴ型の主アンテナと、核上アンテナ線の垂直部の−
   方の八個に接続された少なくとも１本の水平８１１条よ
   りなる位相調整用アンテナと前記主アンテナ線の重心部
   の油力の片側に接続されたインピーダンス整合用アンテ
   ナを具えるとともに給電点を該インピーダンス整合用ア
   ンテナに設けたことｆ：％徴とする市軸用ガラスアンテ
   ナ。