JPS599165Y2 - 燃焼装置に於ける点火直後の安定燃焼装置 - Google Patents
燃焼装置に於ける点火直後の安定燃焼装置Info
- Publication number
- JPS599165Y2 JPS599165Y2 JP1976025370U JP2537076U JPS599165Y2 JP S599165 Y2 JPS599165 Y2 JP S599165Y2 JP 1976025370 U JP1976025370 U JP 1976025370U JP 2537076 U JP2537076 U JP 2537076U JP S599165 Y2 JPS599165 Y2 JP S599165Y2
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- JP
- Japan
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- combustion
- oil
- combustion device
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は気体燃焼装置に於いてその点火直後の燃焼を早
急に安定させる装置に関する。
急に安定させる装置に関する。
燈油等の液体燃料を気化させ、これを燃焼用空気と共に
燃焼部に送り込んでその燃焼用空気のみによって燃焼さ
せる式の燃焼装置に於いては、送風機からの風量と気化
部に於いて気化する燃料との割合は通常燃焼時に於いて
安定燃焼が行われるように設計するを一般とする。
燃焼部に送り込んでその燃焼用空気のみによって燃焼さ
せる式の燃焼装置に於いては、送風機からの風量と気化
部に於いて気化する燃料との割合は通常燃焼時に於いて
安定燃焼が行われるように設計するを一般とする。
このため、点火直後の燃焼部が暖まらない状態の時即ち
燃焼部内の気体の膨張のないときは、内部抵抗が少なく
送風機の能力は一定であっても風量は第４図に実線で示
すように過多となり、相対的に混合気の濃度が希薄とな
り、着火不良又は着火後燃焼部が一定温度になるまでの
間は、不安定燃焼を起す。
燃焼部内の気体の膨張のないときは、内部抵抗が少なく
送風機の能力は一定であっても風量は第４図に実線で示
すように過多となり、相対的に混合気の濃度が希薄とな
り、着火不良又は着火後燃焼部が一定温度になるまでの
間は、不安定燃焼を起す。
本考案はか・る不都合を解消すべくなされたもので、燈
油等の液体燃料を気化部１に送り込んで気化させ、これ
を送風機２から供給される燃焼用空気と共に燃焼部３に
送り込み、その燃焼用空気のみによって燃焼させる式の
燃焼器４にあって、その気化器１への油供給通路５に油
量調節器６に介在させたものに於いて、前記油量調節器
６に、通常の燃焼を維持するに適する油量を供給出来る
流出口７の他に他の１個の流出口８を設け、両流出口７
，８に介在させた弁９，１０を開くことで両流出口７，
８を介して、気化部１へ燈油等の液体燃料を供給出来る
ようにすると共に、他の１個の流出口８に介在させた弁
１０を燃焼後の気体の一定温度以上を検出する検出器１
１の温度検出動作に応じて閉じるようにして戒り、検出
器１１としては、サーマルタイマ等の温度スイッチを用
い、流出口７，８に介在させた弁９，１０としては常時
は閉じ電磁コイル９ａ，１０ａに通電されたとき開く電
磁弁を用い前記検出器１１としてのサーマルタイマを他
の流出口８に介在させた電磁弁１０の電磁コイル１０
ａに介入させることで電磁弁１０を検出器１１の温度検
出によって閉じるようにした。
油等の液体燃料を気化部１に送り込んで気化させ、これ
を送風機２から供給される燃焼用空気と共に燃焼部３に
送り込み、その燃焼用空気のみによって燃焼させる式の
燃焼器４にあって、その気化器１への油供給通路５に油
量調節器６に介在させたものに於いて、前記油量調節器
６に、通常の燃焼を維持するに適する油量を供給出来る
流出口７の他に他の１個の流出口８を設け、両流出口７
，８に介在させた弁９，１０を開くことで両流出口７，
８を介して、気化部１へ燈油等の液体燃料を供給出来る
ようにすると共に、他の１個の流出口８に介在させた弁
１０を燃焼後の気体の一定温度以上を検出する検出器１
１の温度検出動作に応じて閉じるようにして戒り、検出
器１１としては、サーマルタイマ等の温度スイッチを用
い、流出口７，８に介在させた弁９，１０としては常時
は閉じ電磁コイル９ａ，１０ａに通電されたとき開く電
磁弁を用い前記検出器１１としてのサーマルタイマを他
の流出口８に介在させた電磁弁１０の電磁コイル１０
ａに介入させることで電磁弁１０を検出器１１の温度検
出によって閉じるようにした。
尚図示する燃焼器４は、気化部１として下面にヒータ１
２を備えたポット１３を用意し、該ポット１３内に油タ
ンク１４から前記油量調節器６を介して油を供給し、該
ポット１３内に於いて、これを蒸発気化させ、これを送
風機２からの空気と混合しバーナヘッド１５に送り込ん
でその前面の燃焼部３に於いて燃焼させるようにしたも
のを示し、燃焼部３は排気筒１６のみで外部と連通ずる
密閉室とし外部からの空気の供給はなく前記送風機から
の全一次空気のみによって燃焼させるようにした。
２を備えたポット１３を用意し、該ポット１３内に油タ
ンク１４から前記油量調節器６を介して油を供給し、該
ポット１３内に於いて、これを蒸発気化させ、これを送
風機２からの空気と混合しバーナヘッド１５に送り込ん
でその前面の燃焼部３に於いて燃焼させるようにしたも
のを示し、燃焼部３は排気筒１６のみで外部と連通ずる
密閉室とし外部からの空気の供給はなく前記送風機から
の全一次空気のみによって燃焼させるようにした。
かくするときは、燃焼し始めに於いては、燈油等の液体
燃料は液量調節器６の通常の燃焼を維持するに適する油
量を供給出来る流出口７と、他のｌ個の流出口８とから
気化部１に燃料が供給されるため気化燃料の量は、通常
の燃焼状態に於ける気化量より増大する。
燃料は液量調節器６の通常の燃焼を維持するに適する油
量を供給出来る流出口７と、他のｌ個の流出口８とから
気化部１に燃料が供給されるため気化燃料の量は、通常
の燃焼状態に於ける気化量より増大する。
従って燃焼部３の内圧が低く従って、送風機２からの風
量が通常の燃焼時よりも過多となっても燃料と空気の混
合比は希薄となることがなく、逆に流出口８からの流出
量の設定によっては通常の状態より濃くすることも可能
となる。
量が通常の燃焼時よりも過多となっても燃料と空気の混
合比は希薄となることがなく、逆に流出口８からの流出
量の設定によっては通常の状態より濃くすることも可能
となる。
従って、着火を容易にすると共に燃焼部３の温度上昇を
早めて燃焼部３内の圧力上昇を計り、燃焼部３内圧の安
定時期即ち送風機からの供給空気量の安定時期を第４図
に実線ａで示す従来例のものに比し点線ｂで示すように
早めることが出来、燃焼部３の温度上昇が一定温度に達
したとき電磁弁１０を閉じれば過度の燃料の供給が断た
れて、通常の燃料供給状態に移り、以後は風量並び油供
給量の一定化にともない安定燃焼が続行される。
早めて燃焼部３内の圧力上昇を計り、燃焼部３内圧の安
定時期即ち送風機からの供給空気量の安定時期を第４図
に実線ａで示す従来例のものに比し点線ｂで示すように
早めることが出来、燃焼部３の温度上昇が一定温度に達
したとき電磁弁１０を閉じれば過度の燃料の供給が断た
れて、通常の燃料供給状態に移り、以後は風量並び油供
給量の一定化にともない安定燃焼が続行される。
このように本考案によるときは、油量調節器に、通常の
燃焼を維持するに適する油量を供給出来る流出口の他に
他の１個の流出口を設け、両流出口に介在させた弁を開
くことで両流出口を介して気化部へ燈油等の液体燃料を
供給出来るようにすると共に、他の１個の流出口８に介
在させた弁１０を燃気の一定温度以上を検出する検出器
１１の温度検出動作に応じて閉じるようにしたので、着
火から燃焼し始めに於いて希薄となり易い混合気の濃度
を常通の燃焼時又はそれ以上に保って着火を容易にする
と共に着火直後の燃焼を早急に安定状態に移行させるこ
とが出来るの効果がある。
燃焼を維持するに適する油量を供給出来る流出口の他に
他の１個の流出口を設け、両流出口に介在させた弁を開
くことで両流出口を介して気化部へ燈油等の液体燃料を
供給出来るようにすると共に、他の１個の流出口８に介
在させた弁１０を燃気の一定温度以上を検出する検出器
１１の温度検出動作に応じて閉じるようにしたので、着
火から燃焼し始めに於いて希薄となり易い混合気の濃度
を常通の燃焼時又はそれ以上に保って着火を容易にする
と共に着火直後の燃焼を早急に安定状態に移行させるこ
とが出来るの効果がある。
図面は本考案実施の１例を示すもので、第１図は截断側
面図、第２図は油量調節器部の拡大平面図、第３図はそ
のＩＩＩ一ＩＩＩ線截断面図、第４図は風量の特線曲線
図、第５図は作動回路図である。 １・・・・・・気化部、２・・・・・・送風機、３・・
・・・・燃焼部、４・・・・・・燃焼器、５・・・・・
・油供給通路、６・・・・・・油量調節器、７，８・・
・・・・流出口、９．１０・・・・・・弁、１１・・・
・・・検出器。
面図、第２図は油量調節器部の拡大平面図、第３図はそ
のＩＩＩ一ＩＩＩ線截断面図、第４図は風量の特線曲線
図、第５図は作動回路図である。 １・・・・・・気化部、２・・・・・・送風機、３・・
・・・・燃焼部、４・・・・・・燃焼器、５・・・・・
・油供給通路、６・・・・・・油量調節器、７，８・・
・・・・流出口、９．１０・・・・・・弁、１１・・・
・・・検出器。
Claims (1)
- 燈油等の液体燃料を気化部に送り込んで気化させ、これ
を送風機から供給される燃焼用空気と共に燃焼部に送り
込み、その燃焼用空気のみによって燃焼させる式の燃焼
器にあって、その気化部への油供給通路に油量調節器を
介在させたものに於いて、前記油量調節器に、通常の燃
焼を維持するに適する油量を供給出来る流出口の他に他
の１個の流出口を設け、両流出口に介在させた弁を開く
ことで両流出口を介して気化部へ燈油等の液体燃料を供
給出来るようにすると共に他の１個の流出口に介在させ
た弁を燃焼後の気体の１定温度以上を検出する検出器の
検出作動に応じて閉じるようにして戊る燃焼装置に於け
る点火直後の安定燃焼装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976025370U JPS599165Y2 (ja) | 1976-03-05 | 1976-03-05 | 燃焼装置に於ける点火直後の安定燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976025370U JPS599165Y2 (ja) | 1976-03-05 | 1976-03-05 | 燃焼装置に於ける点火直後の安定燃焼装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS52118431U JPS52118431U (ja) | 1977-09-08 |
| JPS599165Y2 true JPS599165Y2 (ja) | 1984-03-22 |
Family
ID=28485209
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1976025370U Expired JPS599165Y2 (ja) | 1976-03-05 | 1976-03-05 | 燃焼装置に於ける点火直後の安定燃焼装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS599165Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5646926A (en) * | 1979-09-26 | 1981-04-28 | Sanyo Electric Co Ltd | Combustion control circuit for liquid combustor |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51114735A (en) * | 1975-03-31 | 1976-10-08 | Nippon Control Kk | Petroleum burning machine system |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51133024U (ja) * | 1975-04-18 | 1976-10-26 |
-
1976
- 1976-03-05 JP JP1976025370U patent/JPS599165Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51114735A (en) * | 1975-03-31 | 1976-10-08 | Nippon Control Kk | Petroleum burning machine system |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS52118431U (ja) | 1977-09-08 |
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