JPS599058Y2 - カ−ク−ラ−用コンプレツサ−の取付構造 - Google Patents

カ−ク−ラ−用コンプレツサ−の取付構造

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Publication number
JPS599058Y2
JPS599058Y2 JP6477279U JP6477279U JPS599058Y2 JP S599058 Y2 JPS599058 Y2 JP S599058Y2 JP 6477279 U JP6477279 U JP 6477279U JP 6477279 U JP6477279 U JP 6477279U JP S599058 Y2 JPS599058 Y2 JP S599058Y2
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JP
Japan
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compressor
mounting
locking plate
mount
stay
Prior art date
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Expired
Application number
JP6477279U
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English (en)
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JPS55165971U (ja
Inventor
治之 小森
Original Assignee
セイコーインスツルメンツ株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by セイコーインスツルメンツ株式会社 filed Critical セイコーインスツルメンツ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はカークーラー用コンプレッサーの取付構造に
関するもので、駆動用ベルトの張力を調整すべくコンプ
レッサー全体を揺動位置調整可能に構或するとともに、
その位置調整手段の構造を簡略化し、同時にその位置決
めを確実に行なえるようにしたものである。
周知のようにカークーラーのコンプレッサーはエンジン
からの■ベルト伝達によって回転駆動されるが、この■
ベルト駆動にあってはコンプレッサー取付時に適切な張
力を付与する必要があり、また経時変化によるベルト自
体の伸びにも対処しなければならない。
そのために従来は、エンジンならびにコンプレッサーの
入出力軸間に巻回されたVベルトに対してテンションプ
ーりを介在させ、このテンションプーりを適宜揺動せし
めることによってその張力を調節するようになっている
しかしながらこのような構或にあっては、テンションプ
ーりならびに■ベルトがエンジンルーム内で大きなスペ
ースを占めるためにその他の修理作業等に支障をきたし
、また上記テンションプーノをジエネレー夕等の■ベル
トと兼用する形式のものでは両方のベルトに同時に適切
な張力を付与することは困難であった。
これら従来の問題点を解決する手段として本考案者は先
に新規なコンプレッサーの取付構造を提案している。
これは、コンプレッサーが取付けられる一対のマウント
ステーのいずれか一方側において、そのマウントステー
の取付孔あるいはコンプレッサー側の取付孔のいずれか
を長孔に形或するとともに、他方のマウントステーとコ
ンプレッサー側の取付孔とを固定するねじ部材を中心と
してコンプレッサー全体を揺動位置調節可能に構成し、
さらに上記長孔の内周面に形威された歯面とこれに係合
するストッパ部材とによってその位置決めをなすように
したもので、これによればテンションプーりを用いるこ
となく、かつきわめて簡単にしてVベルトの張力を調節
できる点で大いに期待できる。
この考案は上述の構造のものをさらに構造的に簡略化し
て、部品点数の削減を計るとともに操作性を向上させよ
うとするものである。
すなわち、この考案に係る取付構造は、コンプレッサー
が取付けられるマウントステーのいずれか一方側におい
て、コンプレッサー側の固定フランジに穿設された取付
孔あるいはマウントステーに穿設された取付孔のいずれ
かを長孔に形成するとともにその内周面に歯面を形威し
、この歯面に係合してマウントステーと固定フランジと
の相対的な位置決めを司る係止板をねじ部材に挿木支持
させるとともに、このねじ部材が挿入される係止板の取
付孔をコンプレッサーの揺動方向に対して所定の角度を
有する斜めの長孔に形或し、他方のマウントステート固
定フランジとを固定するねじ部材を中心としてコンプレ
ッサー全体を揺動位置調整可能に構威したものである。
以下、この考案に係るカークーラー用コンプレッサーの
取付構造の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
第1図ならびに第2図においては、1はケーシング1a
で包囲されたベーン型のコンプレッサー、2はコンプレ
ッサー1の駆動軸上に固着されたプーりで、このプーり
2には図示しないエンジン側出力軸との間に■ベルト3
が巻回されていて、電磁クラッチ4を励磁せしめること
によって上記コンプレッサー1の駆動軸が回転駆動され
るようになっている。
5,5および6はケーシング1aの外周に一体に突出形
或された固定フランジで、固定フランジ5,5には上記
駆動軸と平行なねじ孔5aが個別に形或され、同時に予
め取付ボルト7が締付固定されているとともに、これら
両取付ボルト7,7同一軸線上に位置している。
また他方の固定フランジ6は固定フランジ5,5に対し
て略180度反対側にあって、同様にねじ孔6aを有し
ている。
8は図示しないエンジン側面に固定されたマウントキッ
トでこのマウントキット8の前面には前記固定フランジ
5,5に対応する一対のマウントステ−9,9ならびに
固定フランジ6に対応するマウントステ−10がそれぞ
れ突出形或されており、全体としてコンプレッサー1を
側方から挾むように略コ字状をなしている。
そして、マウントステ−9,9の先端部には透孔9aが
穿設されていて、これに上記取付ボルト7,7を挿入す
るとともにナット7aを装着することによって固定フラ
ンジ5,5がマウントステー9,9にねし止め固定され
ている。
他方マウントステ−10の先端部には第3図ならびに第
4図に示すように弓形の長孔11が形或されており、さ
らにその内周下面には鋸歯状の歯面12が形或されてい
る。
そしてこの長孔11に取付ボルト13を挿入せしめると
ともにねじ孔6aに螺着することによって固定フランジ
6がマウン1・ステ−10に対してねし止め固定される
14は上記マウントステ−10の側部に配設され、かつ
略クランク状に折曲形威された係止板で、この係止板1
4は第3図ならびに第5図に示すようにその下端部に上
述の歯面12に噛合する歯面15を備えているとともに
、その両端部の取付孔すなわち長孔16,16に上述の
取付ボルト13を挿入せしめることによって、固定フラ
ンジ6とともにマウントステ−10に対して揺動できる
ように支持されている。
また、上記係止板14上の長孔16,16の長手方向中
心線は、コンプレッサーの揺動方向すなわちマウントス
テー上の長孔11の長手方向中心線に対して一定の角度
(20゜〜40゜)を持たせて長孔16,16自体を斜
めに設定してある。
そして、■ベルト3に張力が付与された時には、それに
よって取付ボルト13が係止板14に及ぼす押圧力を下
方に向けて作用させ、その結果、係止板側の歯面15と
マウントステー側の歯面12が緊固に噛合するように構
或してある。
尚、係止板14は上述の機能のばかマウントステー10
と取付ボルト13との間に介在される座金と5しての機
能をも有している。
したがって上記構或の結果、コンブレッサーの取付作業
時あるいはベルト張力を調節するにあたっては、取付ボ
ルト7,7を揺動中心としてコンプレッサー1全体をエ
ンジンに対して接近・離間されるべく揺動させ、■ベル
ト3の張力が適切となる位置においてその揺動を停止さ
せると歯面12,15同志が相互に噛合してその位置決
めがなされる。
この時、■ベルト3の張力によって取付ボルト13はエ
ンジン側に牽引され、かつ長孔16の内周斜面に圧接し
、係止板14全体を斜め下方に押圧することになる。
換言すれば■ベルト3の張力によって歯面12,15同
志がより緊密に噛合するような力が作用するために、そ
のベルト張力が適正となった位置決め状態を歯面12,
15同志の噛合のみで自己保持する。
この後、取付ボルト13を完全に締め付けるとともに、
他の取付ボルト7,7に対してナツ}7aを装着すれば
、きわめて簡単にしてそのベルト張力の調整を行なうこ
とができるのである。
尚、取付ボルト13と長孔11との関係は相対的なもの
であるから、前記実施例と全く逆の関係であっても同一
の効果が得られ、さらに相互に噛合する固定・可動側の
歯面のうちいずれか一方については単一の歯部のみであ
ってもよい。
また、係止板14に形或された長孔16,16のうちエ
ンジン寄りに位置するものについては必ずしも長孔であ
る必要はなく、加えて、歯面15のみを別体の部材で構
威してリベット等の固定手段によって係止板14に取付
けることも可能である。
以上の説明から明らかなようにこの考案におけるコンプ
レッサーの取付構造にあっては、コンプレッサー全体を
揺動位置調節すべく設けられた長孔の歯面に噛合する係
止板を取付ボルトに挿入支持させ、その取付ボルトが挿
入される係止板の取付孔を長孔に形戊すると同時に、コ
ンプレッサーの揺動方向に対して所定の角度を持たせて
斜めに形或したものであるから、特別な弾性部材を用い
ることなくベルトの張力のみでその位置決め保持力を得
ることができるほか、歯面同志の噛今による位置決めで
あるためにその位置決め状態を堅固に、かつ、長寿的に
維持することができる。
また係止板を保持する部材として取付ボルトを兼用して
いるほか、係止板は座金としての機能を有し、しかもそ
の位置決めを司る歯部と係止板は一体となっているので
従来に比してその部品点数を削減することが可能となる
さらに上述の斜めの取付孔とねじ部材との圧接関係によ
ってその位置決め保持力を得ているので、その位置決め
離脱作業もコンプレッサーを揺動させるのみで足り、こ
の結果、エンジンルームというきわめて限られたスペー
ス内で゛コンフ゜レッサーのベルト張力調節を一層簡便
化ならしめることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案におけるコンプレッサーの取付構造の
取付状態を示す説明図、第2図は同しくその側面説明図
、第3図は同じくその取付部のみの要部拡大説明図、第
4図は第3図におげる4−4線断面矢視図、第5図は係
止板の平面図である。 1・・・・・・コンプレッサー、1a・・・・・・ケー
シング、5,6・・・・・・固定フランジ、5 a,
5 a・・・・・・ねじ孔(取付孔)、7,13・・・
・・・取付ボルト、9,10・・・・・・マウントステ
ー、9a・・・・・・透孔(取付孔)、11・・・・・
・長孔、12・・・・・・歯面、14・・・・・・係止
板、16・・・・・・長孔(取付孔)。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)コンプレッサーのケーシング外周に突設された固
    定フランジと車体側に固定された少なくとも一対のマウ
    ントステーとを、上記コンプレッサーの駆動軸と平行な
    ねじ部材で固定するものであって、上記マウントステー
    のいずれか一方側において、上記固定フランジに穿設さ
    れた取付孔あるいはマウントステーに穿設された取付孔
    のいずれかを長孔に形或すると共にその内周面に歯面を
    形或し、この歯面に係合してマウントステーと固定フラ
    ンジとの相対的な位置決めを司る係止板を上記ねし部材
    に挿入支持させると共に、このねじ部材が挿入される係
    止板の取付孔をコンプレッサーの揺動方向に対して20
    度〜40度の角度を有する斜めの長孔に形威し、他方の
    ウマウントステーと固定フランジとを固定するねじ部材
    を中心としてコンプレッサー全体を揺動位置調整可能に
    構威したカークーラー用コンプレッサーの取付構造。
  2. (2)上記係止板とその歯面とを同一部材によって一体
    に連設形或した実用新案登録請求の範囲第l項記載のカ
    ークーラー用コンプレッサーの取付構造。
JP6477279U 1979-05-15 1979-05-15 カ−ク−ラ−用コンプレツサ−の取付構造 Expired JPS599058Y2 (ja)

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JP6477279U JPS599058Y2 (ja) 1979-05-15 1979-05-15 カ−ク−ラ−用コンプレツサ−の取付構造

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Publication Number Publication Date
JPS55165971U JPS55165971U (ja) 1980-11-28
JPS599058Y2 true JPS599058Y2 (ja) 1984-03-22

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