JPS5989367A - 被覆用硬化型樹脂組成物 - Google Patents
被覆用硬化型樹脂組成物Info
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- JPS5989367A JPS5989367A JP57198897A JP19889782A JPS5989367A JP S5989367 A JPS5989367 A JP S5989367A JP 57198897 A JP57198897 A JP 57198897A JP 19889782 A JP19889782 A JP 19889782A JP S5989367 A JPS5989367 A JP S5989367A
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- meth
- acrylate
- coating
- acid
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- Paints Or Removers (AREA)
- Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、樹脂などの成形体の基体表面を被覆すること
により空気中における硬化特性に優れ、被覆の表面硬度
、耐引掻外性、耐摩耗性、可榛、性、表面光沢、耐熱性
、耐水性、耐溶剤性、耐候性ならびに成形体基体表面と
の密着性などの被膜特性に優れた被覆用硬化型樹脂組成
物に関する。 一般に、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂などの成形体は、
金属製品、ガラス製品などにくらべて軽量で耐衝撃性に
優れているばかりでなく、安価で成形加工が容易である
などの種々の利点を有しており、自動車、オー1パイ、
家庭用電化製品、日用雑貨品、その他の多くの分野にお
いてこれらのヰ4料(こ代わって広く使用されている。 しかし、これらの樹脂などの成形体基体は金属や力゛ラ
ス等にくらべて表面硬度が低く、引掻たや摩擦に対して
も弱いために表面に傷が生し易いという欠点がある。た
とえば、成形体の部品の取171作業または輸送作業、
あるいは製品の使用中に接触、衝突、引掻となどにより
表面に損傷を受易いなとの表面特性に欠点かあるために
これらの成形体の利用が著しく制限されている。 このような+71脂などの成形本基本表面の前述の欠点
を改善する方法として多くの提案がなされている。その
ほとんどはこれらの成形体の表面を架橋硬化型1j1脂
からなる外被膜層で被覆する方法である。これらの被膜
形成要素のうちで、イに1脂または43(脂形成成分と
して具体的には、シリコーン系モノマーまたはこれらの
成分と種々の重合体との組成物、メチロールメラミンと
池の硬化成分とからなる樹脂組成物、多官能性アクリル
系カルボン酸エステル誘導体またはこれと他の重合成分
との4fili物などが提案されている。これらの被膜
形成要素からなる被膜層をポリオレフィンなどの1lf
f成形本の基体表面に形成させても、該被膜層と樹脂成
形体の基体層との密着性が一般に良好でないので、これ
らの積層成形体から該被膜層か剥離し易いという欠点が
ある。さらにこれらの欠点を改善するために樹脂成形体
基体層の表面に種々の処理を施す方法も知られている。 たとえはコロナ放電による表面処理、プライマーによる
表面処理などが提案されている。しかし、表面処理を施
してもポリオレフィンなどの樹脂成形体の基体層と該架
橋硬化型(k(脂からなる被膜層とを実用に耐え得るほ
ど充分に密着性を向上させることは困難である場合が多
い。また、前記被膜形成要素のうちでシリコーン系の被
膜形成要素は高価であり経済性に劣るという欠点もある
。 また、前記被膜形成要素のうちで、多官能性アクリル糸
カルボン酸エステル誘導体としては種々のタイプの化合
物か提案されている。たとえば′、アルカンポリオール
のポリ(メタ)アクリレート、ポリオキシアルキレング
リコールのポリ(メタ)アクリレート、芳香族(7エ7
−ル性)ポリヒドロキシル化合物のポリ(メタ)アクリ
レートなどの種々のタイプの化合物を被膜形成要素とし
で使用することか提案されている。これらの多官能性ア
クリル系カルホン酸エステル誘導体を単独で被膜形成要
素として使用し、たとえば樹脂成形体の基体表面tこ被
膜を形成させても、これらの被膜は硬化の際の空気中に
おける硬化速度などの硬化特性に劣ったり、表面硬度、
耐引掻外性、耐摩耗性、可稚性、表面光沢、耐熱性、耐
水性、耐溶剤性、耐候性および基体への密着性などの被
膜特性のいずれかまtこはこれらの多くの物性に劣るこ
とが多く、]二業的規模の利用における要求を充分に満
足させることはできなかった。また、これらの被膜形成
要素のうちの二種以」二の化合物を組み合わせて使用す
ることによって欠点を改善しようとする試みもなされて
いるが、いずれもこれらの欠7−″夫をある程度改良す
ることはできても、ポリオレフィンなどの樹脂成形体の
基体表面に被覆する際には他の新たなllli点があっ
た。 本発明者らは、熱可塑性樹脂、熱硬化型樹脂なとの成形
体の基体表面に被覆する二とにより、硬化の際の硬化特
性に優れかつ得られた被膜特性に優れた被覆用組成物に
ついて鋭意検dJを行った結果、ポリエステル系ポリオ
ールのポリ(メタ)アクリレート化物(a)、特定量の
アリーレンヒス〔ポリオキシアルキレン(メタ)アクリ
レート(1))および特定量の重合開始剤(C)を含有
する組成物を使用すると前記1」的を充足することを見
出し、本発明に到達した。本発明によれば、本発明の被
覆用硬化型樹脂組成物を樹脂などの成形本裁体表面に被
覆して外被膜層を形成させると、硬化の際の空気中にお
ける硬化速度などの硬化特性に優れ、得られる被膜の表
面硬度、耐引掻き性、耐摩耗性、可撓性、表面光沢、耐
熱性、耐水性、耐溶剤性、耐候性および基本への密着性
などの多くの被膜特性か総括的に優れているという1、
テ徴を有している。 本発明を概説すれは゛、本発明は、(a)1分子中に少
なくとも2個以上のアクリロイルオキシル基またはメタ
クリロイルオキシ晶を有しかつウレタン結合を有しない
ポリエステル系ポリオールのポリ(メタ)アクリレート
化物、 (1))該ポリエステル系ポリオールのポリ(メタ)ア
クリレ−I・化物1 (1(1重量部に対して0を越え
テ1000重量部の範囲にある、アリーレンビス〔ポリ
オキシアルキレン(メタ)アクリレート〕、((ニ)該
ポリエステル系ポリオールのポリ(メタ)アクリレート
化物(a)および該アリーレンビス〔ポリオキシアルキ
レン(メタ)アクリレ−))(b)の合;t1oo重量
部に対して0,01ないし20重量部の範囲の重合開始
剤、 を含有することを特徴とする被覆用硬化型樹脂組成物、
を要旨とするものである。 本発明の被覆用硬化型樹脂組成物に配合されるポリエス
テル系ポリイールのボ1バメタンアクリレート化物(、
)は、1分子中に少なくとも2個以上のアクリロイルオ
キシル基またはメタクリロイルオキシル基を有しかつウ
レタン結合を有しないポリエステル系ポリオールのポリ
(メタ)アクリレート化物である。ここで、該ポリエス
テル系ポリオールのポリ(メタ)アクリレート化物を構
成するポリエステル系ポリオールは、ポリカルボン酸と
ポリオールとを重縮合させることによって形成される分
子末端または分枝末端に少なくとも2個以上の水酸基を
有するポリエステル系ポリオールである。該ポリエステ
ル系ポリオールを構成するポリカルボン酸成分単位とし
ては、たとえばシュウ酸、マロン酸、フハク酸、グルタ
ル酸、アノピン酸、ピメリン酸、スペリン酸、アゼライ
ン酸、セバシン酸、デカンジカルボン酸、ブラシル酸、
マレイン酸、7マール酸、イタコン酸、ブタントリカル
ボン酸、ブタンテトラカルボン酸などの脂肪族系ポリカ
ルボン酸、ハイミック酸、1,3−シクロヘキサンジカ
ルボン酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸、テト
ラヒドロ無水フタル酸、ヘキサヒドロ無水7タル酸なと
の脂環族ポリカルボン酸、フタル酸、無水7タル酸、イ
ソフタル酸、テレフタル酸、トリメリット酸、ピロメリ
ット酸などの芳香族ポリカルボン酸などを例示すること
ができる。該ポリエステル系ポリオ〜ルを構成するポリ
オール成分単位としては、たとえばエチレングリコール
、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ヘキシ
レングリコール、Aクチレンゲリコール、クリセリン、
トリメチa−ルプロパン、ペンタエリスリトール、ジエ
チレングリコール、トリエチレングリフール、ジプロピ
レングリフール、ジエチレングリコール、トリブチレン
グリコール、ジエチレングリコール、シ゛グリセリン、
ジトリメチロール7”tyパン、ジペンタエリス)ノト
ール、ポリオキシエチレングリコール、ポリオキシエチ
レンポリオキシプロピレングリコール、ポリオキシプロ
ピレングリコール、ポリオキシブチレングリコールなど
の脂肪族ポリオール、シクロヘキシレングリコール、2
.2−ビス(4−ヒドロキシシクロ−Nキシル)プロパ
ペ 2,2−ビス(4−ヒドロジシクロヘキシル)エタ
ン、ビス(4−ヒドロキシシクロヘキシル)メタンなど
の脂環族ポリオール、キシリレングリコーノ呟 2,2
−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−プロパン、2,2
−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタン)ビス(4−
ヒドロキシフェニル)メタンなどの芳香族ポリオールな
どを例示することかでべろ。これらのポリカルボン酸成
分単位および゛ポリオール成分単位から形成されたポリ
エステル系ポリオール成分のうちで1才脂肪族系、脂環
族系またはこれらの混合成分から構成されたポリエステ
ル系ポリオール成分であることが好ましく、脂肪族系ポ
リエステル系ポリオール成分であることがとくに好まし
い、、該ポリエステル系ポリオールとアクリル酸または
メタクリル酸とを、必要に応じて触媒の存在下に反応さ
せることにょリ、ポリエステル系ポリオールのポリ(メ
タ)アクリレート化物が得られる。該ポリエステル系ポ
リオールのポリ(メタ)アクリレ−1化物の数平均分子
量は通常3(110ないし7000、好ましくは3(月
)ないし5 f’、+ (、) 0の範囲である。 本発明の被覆用硬化型樹脂組成物に配合されるアリーレ
ンビス〔ポリオキシアルキレン(メタ)アクリレ−))
l〕)は、二価フェノール類のフエ7−ル性水酸基と2
分子のポリオキシアルキレングリコールとがエーテル結
合の形成によって結合したグリフール化合物のアクリル
酸エステルまたはメタクリル酸エステルである。該アリ
ーレンビスしポリオキシアルキレン(メタ)アクリレ−
1)(1〕)を構成する二価フェノール類として具体的
には1、ヒトrJキ7ン、レゾルシン、カテコール、ビ
スフェノールへ〇ビスフェノールF1ビス7エ/−ルA
D、4.4’−ジヒドロキシジフェニルエーテル、4.
4′−ジヒドロキシジフェニルスルフィド、4゜4′−
ジヒドロキシジフェニルスルホン、ビス(3゜5−ツメ
チル−4−ヒドロキシフェニル)メタン、1゜1−ビス
(3+5−yメチル−4−ヒドロキシフェニル)エタン
、2.2−ビス(3,5−ツメチル−4−ヒドロキージ
フェニル)プロパンなどを例示することが′でとる。該
アリーレンビス〔ポリオキシアルキレン(メタ)アクリ
レ−))(b)を構成するオキシアルキレン基トして具
体的には、オキシエチレン基(−0−CH2C1−1,
−〕、lr ”i−シフa ヒl/ ン基〔−〇−(j
l、C1((CH3)−)、オ”(シフ’fレンJli
〔−0−C112CII(C2115)−)などを例示
することができ、これらの2種以上の混合成分であって
も差しつがえない。該アリーレンビス〔ポリオキシアル
キレン(メタ)アクリレート〕に含まれるオキシアルキ
レン基の平均数は通常2ないし40個、好ましくは2な
いし20個の範囲である。該アリーレンビス〔ポリオキ
シアルキレン(メタ)アクリレート〕の数平均分子量は
通常300ないし3000、好ましくは300ないし2
000の範囲である。該アリーレンビス〔ポリオキシア
ルキレン(メタ)アクリレート〕として具体的には、1
)−フェニレンビス〔ポリオキシエチレン(メタ)アク
リレ−1〕、
により空気中における硬化特性に優れ、被覆の表面硬度
、耐引掻外性、耐摩耗性、可榛、性、表面光沢、耐熱性
、耐水性、耐溶剤性、耐候性ならびに成形体基体表面と
の密着性などの被膜特性に優れた被覆用硬化型樹脂組成
物に関する。 一般に、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂などの成形体は、
金属製品、ガラス製品などにくらべて軽量で耐衝撃性に
優れているばかりでなく、安価で成形加工が容易である
などの種々の利点を有しており、自動車、オー1パイ、
家庭用電化製品、日用雑貨品、その他の多くの分野にお
いてこれらのヰ4料(こ代わって広く使用されている。 しかし、これらの樹脂などの成形体基体は金属や力゛ラ
ス等にくらべて表面硬度が低く、引掻たや摩擦に対して
も弱いために表面に傷が生し易いという欠点がある。た
とえば、成形体の部品の取171作業または輸送作業、
あるいは製品の使用中に接触、衝突、引掻となどにより
表面に損傷を受易いなとの表面特性に欠点かあるために
これらの成形体の利用が著しく制限されている。 このような+71脂などの成形本基本表面の前述の欠点
を改善する方法として多くの提案がなされている。その
ほとんどはこれらの成形体の表面を架橋硬化型1j1脂
からなる外被膜層で被覆する方法である。これらの被膜
形成要素のうちで、イに1脂または43(脂形成成分と
して具体的には、シリコーン系モノマーまたはこれらの
成分と種々の重合体との組成物、メチロールメラミンと
池の硬化成分とからなる樹脂組成物、多官能性アクリル
系カルボン酸エステル誘導体またはこれと他の重合成分
との4fili物などが提案されている。これらの被膜
形成要素からなる被膜層をポリオレフィンなどの1lf
f成形本の基体表面に形成させても、該被膜層と樹脂成
形体の基体層との密着性が一般に良好でないので、これ
らの積層成形体から該被膜層か剥離し易いという欠点が
ある。さらにこれらの欠点を改善するために樹脂成形体
基体層の表面に種々の処理を施す方法も知られている。 たとえはコロナ放電による表面処理、プライマーによる
表面処理などが提案されている。しかし、表面処理を施
してもポリオレフィンなどの樹脂成形体の基体層と該架
橋硬化型(k(脂からなる被膜層とを実用に耐え得るほ
ど充分に密着性を向上させることは困難である場合が多
い。また、前記被膜形成要素のうちでシリコーン系の被
膜形成要素は高価であり経済性に劣るという欠点もある
。 また、前記被膜形成要素のうちで、多官能性アクリル糸
カルボン酸エステル誘導体としては種々のタイプの化合
物か提案されている。たとえば′、アルカンポリオール
のポリ(メタ)アクリレート、ポリオキシアルキレング
リコールのポリ(メタ)アクリレート、芳香族(7エ7
−ル性)ポリヒドロキシル化合物のポリ(メタ)アクリ
レートなどの種々のタイプの化合物を被膜形成要素とし
で使用することか提案されている。これらの多官能性ア
クリル系カルホン酸エステル誘導体を単独で被膜形成要
素として使用し、たとえば樹脂成形体の基体表面tこ被
膜を形成させても、これらの被膜は硬化の際の空気中に
おける硬化速度などの硬化特性に劣ったり、表面硬度、
耐引掻外性、耐摩耗性、可稚性、表面光沢、耐熱性、耐
水性、耐溶剤性、耐候性および基体への密着性などの被
膜特性のいずれかまtこはこれらの多くの物性に劣るこ
とが多く、]二業的規模の利用における要求を充分に満
足させることはできなかった。また、これらの被膜形成
要素のうちの二種以」二の化合物を組み合わせて使用す
ることによって欠点を改善しようとする試みもなされて
いるが、いずれもこれらの欠7−″夫をある程度改良す
ることはできても、ポリオレフィンなどの樹脂成形体の
基体表面に被覆する際には他の新たなllli点があっ
た。 本発明者らは、熱可塑性樹脂、熱硬化型樹脂なとの成形
体の基体表面に被覆する二とにより、硬化の際の硬化特
性に優れかつ得られた被膜特性に優れた被覆用組成物に
ついて鋭意検dJを行った結果、ポリエステル系ポリオ
ールのポリ(メタ)アクリレート化物(a)、特定量の
アリーレンヒス〔ポリオキシアルキレン(メタ)アクリ
レート(1))および特定量の重合開始剤(C)を含有
する組成物を使用すると前記1」的を充足することを見
出し、本発明に到達した。本発明によれば、本発明の被
覆用硬化型樹脂組成物を樹脂などの成形本裁体表面に被
覆して外被膜層を形成させると、硬化の際の空気中にお
ける硬化速度などの硬化特性に優れ、得られる被膜の表
面硬度、耐引掻き性、耐摩耗性、可撓性、表面光沢、耐
熱性、耐水性、耐溶剤性、耐候性および基本への密着性
などの多くの被膜特性か総括的に優れているという1、
テ徴を有している。 本発明を概説すれは゛、本発明は、(a)1分子中に少
なくとも2個以上のアクリロイルオキシル基またはメタ
クリロイルオキシ晶を有しかつウレタン結合を有しない
ポリエステル系ポリオールのポリ(メタ)アクリレート
化物、 (1))該ポリエステル系ポリオールのポリ(メタ)ア
クリレ−I・化物1 (1(1重量部に対して0を越え
テ1000重量部の範囲にある、アリーレンビス〔ポリ
オキシアルキレン(メタ)アクリレート〕、((ニ)該
ポリエステル系ポリオールのポリ(メタ)アクリレート
化物(a)および該アリーレンビス〔ポリオキシアルキ
レン(メタ)アクリレ−))(b)の合;t1oo重量
部に対して0,01ないし20重量部の範囲の重合開始
剤、 を含有することを特徴とする被覆用硬化型樹脂組成物、
を要旨とするものである。 本発明の被覆用硬化型樹脂組成物に配合されるポリエス
テル系ポリイールのボ1バメタンアクリレート化物(、
)は、1分子中に少なくとも2個以上のアクリロイルオ
キシル基またはメタクリロイルオキシル基を有しかつウ
レタン結合を有しないポリエステル系ポリオールのポリ
(メタ)アクリレート化物である。ここで、該ポリエス
テル系ポリオールのポリ(メタ)アクリレート化物を構
成するポリエステル系ポリオールは、ポリカルボン酸と
ポリオールとを重縮合させることによって形成される分
子末端または分枝末端に少なくとも2個以上の水酸基を
有するポリエステル系ポリオールである。該ポリエステ
ル系ポリオールを構成するポリカルボン酸成分単位とし
ては、たとえばシュウ酸、マロン酸、フハク酸、グルタ
ル酸、アノピン酸、ピメリン酸、スペリン酸、アゼライ
ン酸、セバシン酸、デカンジカルボン酸、ブラシル酸、
マレイン酸、7マール酸、イタコン酸、ブタントリカル
ボン酸、ブタンテトラカルボン酸などの脂肪族系ポリカ
ルボン酸、ハイミック酸、1,3−シクロヘキサンジカ
ルボン酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸、テト
ラヒドロ無水フタル酸、ヘキサヒドロ無水7タル酸なと
の脂環族ポリカルボン酸、フタル酸、無水7タル酸、イ
ソフタル酸、テレフタル酸、トリメリット酸、ピロメリ
ット酸などの芳香族ポリカルボン酸などを例示すること
ができる。該ポリエステル系ポリオ〜ルを構成するポリ
オール成分単位としては、たとえばエチレングリコール
、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ヘキシ
レングリコール、Aクチレンゲリコール、クリセリン、
トリメチa−ルプロパン、ペンタエリスリトール、ジエ
チレングリコール、トリエチレングリフール、ジプロピ
レングリフール、ジエチレングリコール、トリブチレン
グリコール、ジエチレングリコール、シ゛グリセリン、
ジトリメチロール7”tyパン、ジペンタエリス)ノト
ール、ポリオキシエチレングリコール、ポリオキシエチ
レンポリオキシプロピレングリコール、ポリオキシプロ
ピレングリコール、ポリオキシブチレングリコールなど
の脂肪族ポリオール、シクロヘキシレングリコール、2
.2−ビス(4−ヒドロキシシクロ−Nキシル)プロパ
ペ 2,2−ビス(4−ヒドロジシクロヘキシル)エタ
ン、ビス(4−ヒドロキシシクロヘキシル)メタンなど
の脂環族ポリオール、キシリレングリコーノ呟 2,2
−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−プロパン、2,2
−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタン)ビス(4−
ヒドロキシフェニル)メタンなどの芳香族ポリオールな
どを例示することかでべろ。これらのポリカルボン酸成
分単位および゛ポリオール成分単位から形成されたポリ
エステル系ポリオール成分のうちで1才脂肪族系、脂環
族系またはこれらの混合成分から構成されたポリエステ
ル系ポリオール成分であることが好ましく、脂肪族系ポ
リエステル系ポリオール成分であることがとくに好まし
い、、該ポリエステル系ポリオールとアクリル酸または
メタクリル酸とを、必要に応じて触媒の存在下に反応さ
せることにょリ、ポリエステル系ポリオールのポリ(メ
タ)アクリレート化物が得られる。該ポリエステル系ポ
リオールのポリ(メタ)アクリレ−1化物の数平均分子
量は通常3(110ないし7000、好ましくは3(月
)ないし5 f’、+ (、) 0の範囲である。 本発明の被覆用硬化型樹脂組成物に配合されるアリーレ
ンビス〔ポリオキシアルキレン(メタ)アクリレ−))
l〕)は、二価フェノール類のフエ7−ル性水酸基と2
分子のポリオキシアルキレングリコールとがエーテル結
合の形成によって結合したグリフール化合物のアクリル
酸エステルまたはメタクリル酸エステルである。該アリ
ーレンビスしポリオキシアルキレン(メタ)アクリレ−
1)(1〕)を構成する二価フェノール類として具体的
には1、ヒトrJキ7ン、レゾルシン、カテコール、ビ
スフェノールへ〇ビスフェノールF1ビス7エ/−ルA
D、4.4’−ジヒドロキシジフェニルエーテル、4.
4′−ジヒドロキシジフェニルスルフィド、4゜4′−
ジヒドロキシジフェニルスルホン、ビス(3゜5−ツメ
チル−4−ヒドロキシフェニル)メタン、1゜1−ビス
(3+5−yメチル−4−ヒドロキシフェニル)エタン
、2.2−ビス(3,5−ツメチル−4−ヒドロキージ
フェニル)プロパンなどを例示することが′でとる。該
アリーレンビス〔ポリオキシアルキレン(メタ)アクリ
レ−))(b)を構成するオキシアルキレン基トして具
体的には、オキシエチレン基(−0−CH2C1−1,
−〕、lr ”i−シフa ヒl/ ン基〔−〇−(j
l、C1((CH3)−)、オ”(シフ’fレンJli
〔−0−C112CII(C2115)−)などを例示
することができ、これらの2種以上の混合成分であって
も差しつがえない。該アリーレンビス〔ポリオキシアル
キレン(メタ)アクリレート〕に含まれるオキシアルキ
レン基の平均数は通常2ないし40個、好ましくは2な
いし20個の範囲である。該アリーレンビス〔ポリオキ
シアルキレン(メタ)アクリレート〕の数平均分子量は
通常300ないし3000、好ましくは300ないし2
000の範囲である。該アリーレンビス〔ポリオキシア
ルキレン(メタ)アクリレート〕として具体的には、1
)−フェニレンビス〔ポリオキシエチレン(メタ)アク
リレ−1〕、
【o−フェニレンビス〔ポリオキシエチレ
ン(メタ)アクリレート〕、o−フェニレンビス〔ポリ
オキシエチレン(メタ)アクリレート〕、ビス7エ7−
ルAのビス〔ポリオキシエチレン(メタ)アクリレート
〕、ビスフエ7−ルFのビス〔ポリオキシエチレン(メ
タ)アクリレ−1〕、+1−フェニレンビス〔ポリオキ
シプロピレン(メタ)アクリレート〕、+c7.:Lニ
レンビス〔ポリオキシプロピレン(メタ)アクリレート
〕、ビスフェノールへのビス〔ポリオキシプロピレン(
メタ)アクリレート〕、ヒス7エ/−ルFのビス〔ポリ
オキシプロピレン(メタ)アクリレート〕などを例示す
ることかで外る。該アリーレンビス〔ポリオキシアルキ
レン(メタ)アクリレ−))(+1)の配合割合は、前
記ポリエステル系ポリオールのポリ(メタ)アクリレー
ト化物(a)100重訊部上則して()を越えて100
(11重量部の範囲にあることが必要であり、さらに
は5ないし700重量部の範囲、と(に20ないし5(
)0重量部の範囲にあることが好ましい。該アリーレン
ビス〔ポリオキシアルキレン(メタ)アクリレート〕に
〕)の前記ポリエステル系ポリオールのポリ(メタ)ア
クリレート化物(a) 100重量部に対する配合割合
が1000重量部より多くなると外被膜の表面硬度、耐
摩耗性などが低下するようになる。 本発明の被覆用硬化型樹脂組成物に配合される被膜形成
要素成分(重合性単量本成分)は前記必須の二成分のみ
からなる場合もあるが、さらにその池の重合性単量体成
分を加えて共重合させることも可能である。その他の重
合成分として、たとえば、前記ポリエステル系ポリオー
ルのポリ(メタ)アクリレート化物(a)を製造する際
の副生物または製造中間体、たとえば前記ポリエステル
系ポリオールのモノ(メタ)アクリレート化物、前記ア
リーレンビス〔ポリオキシアルキレン(メタ)アクリレ
−) (b)を製造する際の副生物または製造中間体、
たとえばアリーレンビス〔ポリオキシアルキレン〕グリ
コールの七/(メタ)アクリレートなと゛の他に(メタ
)アクリル酸、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)ア
クリル酸−2−ヒドロキシエチルなどの(メタ)アクリ
ル酸エステルなどを例示すること力fできる。 本発明の被覆用硬化型樹脂組成物を成形体の基体表面に
塗布し、該組成物を架橋硬化させて被膜を形成させるた
めにはこの組成物に重合開始剤(c)を配合することが
必要である。硬化方法としては、紫外線による硬化方法
、熱線による硬化力法などが通常採用される。紫外線硬
化の場合には重合開始剤として光増感剤か配合され、光
増感剤としてR−IE 的りこは、ベンゾイン、ベンゾ
インメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベン
ゾインイソプロピルエーテル、ベンゾインイソブチルエ
ーテルなどのベンゾインますこはそのエーテル、ペンゾ
フエ/ン、1〕−クロルベンゾ7エ/ン、I)−メトキ
シベンゾ7エメンなどのベンゾ7工7ン系化合物、ペン
シル、ベンジルジエチルケタール、ベンジルジエチルケ
タールなどのベンジル系化合物、 1−(4−イソプ
ロピルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチル−1−
プロパノン、1−フェニル−2−ヒドロキシ−2−メチ
ル−1−プロパ7ン、i −(4−terL−7チルフ
エニル)−2−ヒドロキシ−2−メチル−1−プロパノ
ンなどのヒドロキシアルキルフェニルケトン系化合物な
どを例示することができる。熱による硬化の場合にはラ
ジカル開始剤が配合され、ラジカル開始剤として具体的
には、アゾビスイソブチロニトリルなどのアゾ化合物、
ベンゾイルペルオキシド、ラウリルペルイキシド、シ゛
1.er・し−7チルペルオキシド、ジクミルペルオキ
シド、クメンヒドロペルオキシドなどの過酸化物等を例
示することができる。さらに、本発明の被覆用硬化型樹
脂組成物に、光増感剤およびラジカル開始剤の両者を配
合し、紫外線硬化と熱硬化とを同時1こ進行させる方法
を採用することもできるし、紫外線硬化を進行させた後
に熱硬化を進行させる方法を採用することもできる。さ
らに逆に熱硬化を進行させた後に紫外線硬化を進行させ
る方法を採用することも可能である。該重合開始剤(C
)の配合割合は、前記ポリエステル系ポリオールのポリ
(メタ)アクリレートおよび前記アリーレンビス[ポリ
オキシアルキレン(メタ)アクリレート](+3)の合
計10()重量部に対して0.01ないし20重量部の
範囲にあることが必要であり、さらには0.1ないし1
0重量部の範囲にあることが好ましい。該重合開始剤の
配合割合か、前記ポリエステル系ポリオールのポリ(メ
タ)アクリレート化物(a)および前記アリーレンビス
〔ポリオキシアルキレン(メタ)アクリレート)(b)
の合計100重量部に対して(1,01重量部より少な
くなると、該組成物の重合性が低下し、硬い被膜が得ら
れなくなり、また2()重量部より多くなると、該組成
物から得られる被膜が黄色に着色するようになる。 本発明の被覆用硬化型樹脂組成物は前記必須三成分のみ
からなる組成物である場合もあるが、さらに必要に応じ
て重合禁止剤、透明性の充填剤、顔料、染料、溶剤、紫
外線吸収剤、酸化防止剤などの安定剤、けい光増白剤、
メチル(メタ)アクリレート、ポリウレタンアクリレー
トなどの(反応性)オリゴマー、およびポリメチルメタ
クリレートなどのポリマー等の各種の添加剤を配合する
ことができる。これらの添加剤の配合割合は適宜である
。 本発明の被覆用硬化型樹脂組成物中には、得られる硬化
被膜の透明性を維持する範囲において、必要に応して微
粉末状無機充填剤を配合しても差し支えない。該微粉末
状無機充填剤の平均粒径は粉末状を形成している限りに
おいて任意であるが゛ 通常は1mμないし10μ、好
ましくは1.5諭μないし1μの範囲である。また、該
外被膜層を透明性に維持するためには1.該微粉末状無
機充填剤の屈折率が通常1.40ないし1,60、好ま
しくは1.42ないし1.58の範囲である。このよう
な微粉末状無機充填剤として具体的には、ガラス粉末、
アイ力、〃ラスビーズ、ガラスフレーク、ケイソウ上、
ノ1((水シリカ、水和シリカ、ケイ石、ケイ砂、石英
、カオリナイト、モンモリロナイトセリサイト、タルク
、緑泥石、陶石、長石などを例示することができる。ま
た、これらの微粉末状態(幾充J眞剤の表面をフルキル
カルボン酸塩またはシランカップラーやチタンカップラ
ー、Cl2Si(CHI3)2、アルコールなどによっ
て表面処理したものも同様に使用できる。また、前記無
(幾充填剤を水またはアルコール中に懸濁させたコロイ
グルシリ力、メタノールシリカゾル、エタノールシリカ
シ゛ル、イソプロパツールシリカゾルなどを1重用する
こともできる。これらの微粉末状黒磯充填剤のうちでは
、微粉末状シリカを配合すると該外被膜層の表面硬度、
体引掻き性および耐摩耗性が着しく向」ニジかつ透明性
および表面光沢を損うことがないのでとくに好ましい。 これらの微粉末状態(幾充填剤の配合割合は前記ポリエ
ステル系ポリオールのポリ(メタ)アクリレート(a)
および前記アリーレンビス〔ポリオキシアルキレン(メ
タ)アクリレ−)(+))の合計100重量部に対して
通常0゜5ないし200重量部、好ましくは()、5な
いし100重量部の範囲である。 本発明の被覆用硬化型樹脂組成物には、その塗布作業性
を向上させるために必要に応して溶剤が加えられ、溶液
状態または懸濁状態に維持される。 溶剤は該組成物を液体化または懸濁液化したり、該組成
物の粘度を調節しrこりあるいは成形物に対する濡れを
向上させる目的でも使用される。溶剤として具体的には
、ベンゼン、トルエン、キシレン、クメン、エチルベン
ゼン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、石油エーテル、
リグロイン、シクロヘキ刃ン、メチルシクロヘキサンな
どの炭化水素、塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭
素、ブロモホルム、トリクレン、二塩化エチレン、パー
クレン、三塩化エタン、四塩化エタン、二塩化プロピレ
ン、クロロベンゼン、ブロモベンゼンなどのハロク゛ン
化炭化水素、メタノール、エタ/−ル、インプロパ/−
ル、ブタノール、ペンタン−ル、ヘキサ/−ル、シクロ
ヘキサノンル、エチレングリコール、プロピレングリコ
ール、グリセリン、エチレングリコールモアメチルエー
テル、ジエチレングリコールなとのアルコール、アセト
ン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シ
クロヘキサノンなと゛のケトン、ジエチルエーテル、ン
プロピルエーテル、ブチルエチルエーテル、ジブチルエ
ーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、ジエチ
レングリコールジメチルエーテルなどのエーテル、ア七
トニリル、プロピオニトリル、カプロニトリルなどのニ
トリル、ギ酸メチル、ギ酸エチル、酢酸メチル、酢酸エ
チル、酢酸プロピル、酢酸イソブチル、酢酸ブチル、酢
酸ペンチル、安息香酸メチル、安息香酸エチルなどのエ
ステル等を例示することができる。これらの有機溶剤の
配合割合は、前記ポリエステル系ポリオールのポリ(メ
タ)アクリレート化物(a)および前記アリーレンビス
〔ポリオキシアルキレン(メタ)79 ’) レ−)
(b)の合計100重量部に対して通常5ないし300
0重量部、好ましくは1oないL2000重量部の範囲
である。 本発明の組成物において、前記必須成分、必要に応して
加えられる黒磯または有機の充填剤、溶剤、安定剤など
の各種添加剤成分を配合した組成物から溶液状組成物ま
たは懸濁液状組成物を調製する方法としては、前述の原
料混合物を調合し、通常ロール、バンバリーミキサ−、
ボールミル、アトライタ、ウィッパー、オークスミキサ
−、ディソルバー、ホモジナイザー、コロイドミル、サ
ンドミル、振動ミル、ミキサー、混合攪秤槽などによる
混練混合法を例示することができ、これらの方法によっ
て均一に溶解あるいは分散した組成物が得られる。該溶
液状組成物および懸濁状組成物を成形体の基体表面に塗
布する方法としては、刷毛塗り法、スプレー法、浸漬法
、バーフート法、a−ルコーター法、スピンコーター法
、ゲルコーター法などの従来がら公知の方法を採JIJ
することができる。また、該塗膜を乾燥させる方法とし
ては、自然乾燥法、キャリアガスによる強制乾燥法、赤
外線炉、遠赤外線炉、熱風炉を用いた加熱乾燥法などを
例示することができる。また、前述の塗膜を硬化させ、
被膜を形成させる方法としては、光とくに紫外線により
重合架橋硬化させる方法、熱により重合架橋硬化させる
方法などを例示することができる。これらの重合架橋硬
化の方法のうちで、光硬化法では通常−10ないし15
fl’C1好ましくは5ないし130’Cの温度で尤照
躬か実施され、その時間は通常1 secないし111
c、好ましくは1 secないしl (’、l I+l
i nである。また、熱硬化法では硬化の際の温度は
通常−10ないし150℃、好ましくは5ないし13U
’Cであり、硬化に要する時間は通常0.05ないし1
01+r、好ましくは()、1ないし811rである。 本発明の被覆用硬化型樹脂組成物は、熱可塑性樹脂、熱
硬化性44(脂、金属などからなるいずれの成形体の基
体表面にも被覆することができる。該成形体の形状はフ
ィルム状、シート、板状、曲面あるいは凹凸を有する成
形体、その池いかなる形状の成形体であっても差し支え
ない。 該基体層を構成する熱可塑性(k1脂として具体的には
、たとえば、α−オレフィンの単独重合体またはα−オ
レフィンを主成分とする共重合体などのポリオレフィン
類、ポリアクリル酸エステル樹脂、ポリカーボネート樹
脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド1.ill脂などを
例示することができる。これらの熱可塑性樹脂のうちで
、該積層成形体を構成する基体樹脂層はポリオレフィン
類、ポリアクリル酸エステル樹脂またはポリカーボネー
日3j脂であることが好ましい。前記ポリオレフィン類
として具体的には、エチレン、プロピレン、1−7′テ
ン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン、1−オ
クテン、1−デセンなとのα−オレフィンの単独重合体
、前記α−オレフィンの二種以上の混合物からなる共重
合体、永たは前記α−オレフィンを主成分とし、かつ酢
酸ビニル、プロピオン酸ビニルなど低級脂肪族カルボン
酸ビニル、アクリル酸メチル、アクリル酸の金属塩、メ
タクリル酸メチル、メタクリル酸の金属塩なとのアクリ
ル系カルボン酸エステル、アクリル系カルボン、酸の塩
などの池の成分を少量(たとえば、30モル%以下)含
有するへ爪介木などを例示することができる。これらの
ポリオレフィン類のうちでは、結晶性を有するポリオレ
フィン類か通常使用される。前記ポリアクリル系カルボ
ン酸エステル+jl脂として具体的には、アクリル酸メ
チル、アクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、メタク
リル酸エチルなとのアクリル系カルボン酸エステルモノ
マーの単独重合体または共重合体を例示することかでき
る。これらのポリアクリル系カルボン酸エステル(jj
脂のうちでは、ポリメタクリル酸メチルを本発明の熱可
塑性+jJ脂基体131脂層に使用することが好ましい
。 前記ポリカーボネート樹脂として具体的には、ビス7エ
/−ルA・ポリカーボネー1などを例示することがで外
る。前記ポリエステル樹脂として具体的には、ポリエチ
レンテレフタレート、ポリテトラメチレンテレフタレー
ト、ビスフェノールA・イソフタル酸・テレフタル酸共
重縮合木、オキシ安息香酸重縮合体などを例示すること
ができる。 前記ポリアミド樹脂として具体的には、ナイロン6、ナ
イロン6・6、ナイロン10、ナイロン12などをあげ
ることがで鰺る。また前記41(脂以外にもポリアセタ
ールやポリスチレン、アクリロニトリル・スチレン共重
合体、アクリロニトリル・7タノエン・スチレン共重合
体、ポリスルホン樹脂、ポリフェニレンオキサイド、変
性ポリフェニレンオキサイド、ポリフェニレンザル7ア
イド樹脂、ポリエーテルスルホン樹脂などを例示するこ
とができる。 該基体層を構成する熱硬化型(jj脂として具体的には
、不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ(邊]脂、メラミ
ン樹脂、ジアリル7タレー) jjJ脂、ポリアリルグ
リコールカーボネート樹脂などを例示することができる
。 また、基体層を構成する金属として具体的には、アルミ
ニウム、鉄、ステンレスなどを例示することかでとる。 本発明の被覆用硬化型434脂組成物で(3]脂などの
成形体の基本表面を被覆する際には、該成形体の基体表
面に、種々の溶剤による洗浄、アルカリ水溶液による洗
浄、界面活性剤による洗浄、超音波による洗浄、電解に
よる洗浄、ブラスト処理、サンr゛7ラスト処理、酸ま
たはアルカリによるエツチング処理、フレーム処理、コ
ロナ放電処理、アーク放電処理、グロー放電処理、プラ
イマー処理、化成処理などの種々の表面処理を施すこと
ができる。また、前記成形体の基本表面に本発明の被覆
用硬化型(1j脂組成物からなる外被膜層を積層する際
に、該基体層と該外被膜層との開にプライマーからなる
中間接着層を置いて三層積層体とすることにより、両層
間の密着性を向上させることも可能で゛ある。基体層が
ポリオレフィンである場合に1j、プライマーとしては
α、β−不飽和カルボン酸、その酸無水物、そのエステ
ルなどのα、β−不飽和カルボン酸またはその誘導体成
分がグラフトされた変性ポリオレフィンか通常使用され
る。 このように、必要に応じて表面処理またはプライマー処
理の施された成形体の基体層表面に前述の方法によって
本発明の組成物か被覆され、硬化処理が施される。 本発明の被覆用硬化型樹脂組成物からなる被膜が積層さ
れたOj脂成成形は種々の用途に利用される。具体的に
は、たとえば、採光板、スカイドーム、太陽熱温水器の
パネル板、グローブボックスのパネル板、時計のガラス
、メガネやカメラ、コンタクトレンズなどの各種レンズ
、光学プリズム、血液バッグ、コーヒーメーカーのジャ
ワ−ドームやコー=−人れ、水タンク、照明器のカバー
、プレヤーなどステレオ装置のカバー、各種メーターの
文字盤やカバー、自動車のヘッドランプあるいはテール
ランプのカバー、レベルセンサー、ガラスの飛散防止用
フィルムや離型フィルム、絶縁フィルム、農業用フィル
ムなどの各種フィルム、光再生型のビデオディスク、衣
類乾燥機や電気洗濯機、ドライバー、油槽などの各種装
置ののぞき窓、オートバイやソープ、モーターボートな
どの風防ガラス、自動車の力゛ラス(フロントガラス、
リアウィントン、オペラウインドウ、三角窓、サンル−
フ)、温室や家屋、水槽などの応力゛ラス、食器、鏡、
ショウ油瓶や化粧肌なとの各種容器、リレーケース、ヒ
ユーズボックス、二輪車のサイトカッ〈−や泥よけ、フ
ェンダ−、カーテン、スクリーン、テーブルクロス、防
水防湿フィルム、nJj水シート、絶縁フィルム、床タ
イル、床シート、ドア、テーブル板、壁タイル、カウン
タートップ化粧板、たな板、壁シート、壁紙、家具、軽
量壁板、食器、いす、バスタブ、便器、冷蔵庫、壁パネ
ル、給排水管、配線管、ダクト、カーテンロッド、雨と
り・、断熱材、塗膜防水材、幕、窓枠、自動車のホイル
、各種容器、自動車の内装材、化粧台、フラワーボック
ス、パーティクルボード、瓦、雨戸、シャツ9−1防水
パン、パイプ、配線材料、ギヤカム、つまみ、電磁弁枠
、ファン、インパネ、バンパー、ブレーキなどがあげら
れる。以上の池にも、家電製品や自動車部品、オートバ
イ部品、自動販売機部品、土木建築材料、一般工業桐料
、事務情報機器、電子部品、包装材料、スポーツ用具、
医療器共、原子力関係部品にも使用することかできる。 次に本発明を実施例によって具体的に説明する。 なお明細書本文まfこは実施例において評価は次の方法
で行った。 (1)屈折率 十分に乾燥した無機物を、屈折率か既知の液体中に2u
+L%添加し、十分に分散させた後に1」視で透明性を
調べる。最も透明であった液体と同し屈折率とする。 (2)表面光沢(グロス) 、JISK5400弓979中の60度鏡面光沢度に準
じて行った。 (3)光線透過率 JISK6714に準じて行った。 (11)密着性 、J Is K 54oo−1979中のフ゛パン
目テストに準して行った。判定は100個のゴバン目中
、何個が接着していたかで示す。 (5)落砂摩耗 JIS T 814.7−1975の方法に準して8
(10gの炭化珪素質研削材を被膜上に落下させる。試
験前後の表面光>R<グロス)の差で耐摩耗性をあられ
す。数字が小さいほど耐摩耗性がよい。 (6) テーパー摩耗 ASTM D−1044の方法に準して、摩耗輪C3l
O1荷重500.で被膜上を100 f)回軟させる。 試験後の被膜の摩耗量で耐摩耗性をあられす。摩耗量が
少ないほどi4摩耗性が良い。 (7)鉛筆硬度 、JISK56S]に準して測定した。 (8) 可撓性 幅5111111.長さ10cI+1の短冊状の試験片
を直径2cm円柱の外周にそって折りまげ、被膜がひび
われるか、基体から剥離する時の角度で表わす。値が大
きい方が可撓性が良い。 (9)耐水性 4 (1”C純水中に試験片を24.0時間浸漬した後
に、外被膜層の外観および密着性を評価した。 (10)耐熱性 80°Cのギヤ一式老化試験器に試験片を4()0時間
保持した後に外被膜層の外観および密着性を評価した。 (11)耐揮発油性 試験片を石油ベンジン中に室温下24時間浸漬した後の
外被膜層の外観および密着性を評価した。 (12) 耐ガソリン性 試験片をレギュラーガソリン中に室温下24時間浸漬し
た後の外被膜層の外観および密着性を評価した。 (13) 耐ヒートサイクル性 試験片を80°Cのエアーオーブン中に2時間保持した
後に、室温で1時間放置し、さらに−30°Cの低温室
に2時間保持して、次に室温で1時開放1買する。この
サイクルを1 +、’) 1fil (り返し、外被膜
層の外観の変化を1」視で観察するとともに密着性を評
価した。 (14)耐候性 試験片をサンシャインウエサ゛ロメーター中に4(10
時間保持し、外被膜層の外観および密着性を評価した。 なお以Fの参考例にポリエステル系ポリオールのポリア
クリレート化物の合成例を示した。 参考例 ′1 ペンタエリスリ1〜−ル136 g、コハクH59Q1
パラ1〜ル工ンスルホン酸3g、トルエン100aを仕
込み、窒1ii 19 Nll気中T 150 ℃、2
11r工ステル化反応を行い、冷却後アクリル酸220
す、ハイドL」キノン301トルエン2001Jを加え
、′120℃で41+rニスjル化反応を行った。反応
液を弱アルカリ水)A;浄及び水洗の俊ハイドI:J
=l二ノンを0.05(+加え低沸点物を留去し、平均
分子M 700のポリ1スアル系ポリオールのポリアク
リレ−1〜化物を冑た。このポリニスデル系ポリメール
のポリアクリレ−1〜化物の1分子中の平均二重結合数
は4.2であることがNMRにより確認された。 参考例 2 1ヘリメチ【−1−ルア1]パン138g、アジピン酸
73g、パラI・ルエンスルホン酸3g、アクリル酸2
20す、バーfドロキノン3す、トルニLン400gか
ら参考例1と同様の方法で平均分子量620、1分子中
の5t7均二重結合数1fi3.8の7Jζす」−ステ
ル系ポリオールのポリアクIル−1〜イヒ1勿を(悼だ
。 参者例 3 ペンタJ−リスリ1〜−ル136(]、イタコン酸65
、 5a 、 iノ /) IJ )(し
酸 1 /I Og 、 メ タ り 1) ル151
100g、l〜ル上ン800g、98%r、xt酸(3
mlJ5よび)1ノチj7ジン0.2gを14X)Δみ
、窒索雰1)11’A 中T’ 100〜110 ’C
’?’ 8 hl’I ス’j−/しくIs反1+[)
を行った。反応液を弱アル7J lノ水)5℃浄及び水
)先の1股ハイドロキノンを0.05(IIJllえ1
氏′P)li点111(去し、平均分子ff175帆1
ブン子「11のアク1ノロイルAキシル県数が5.3の
ijζリコース7= )し系、+C+ノΔ−ルのポリ(
メタ)アク1ル−1−イL1勿を411こ。 参考例 4 ペンタエリスリトール136す、ジ1チレンクリ]−ル
106g、コノ入り酸177111、アク1ノル酸2/
10!3を用いl′C1l!!(ま参考(ダ13(・二
も11載の1j法で平均分子1200.1分?−11コ
σ〕S′l7−jJ−J二手結合数が5.5のポリエス
テル系ig 1ノf−)しの7jζ1ノアクリレート化
物を得た。 実施例 1 参考例1記載のポリJ−ステル系11ζ−ノA−ルの、
Cリアクリシー1−化物70g、2,2−ビ゛ス(4−
アクリロイルAキシ11〜キシフ■ニル)プロ)<ン3
0g、ヘンゾインイソブOビルエーテルよび1−ル1ン
150gを500nl14ツ[1フラスニ1に仕込み、
室温下211r撹拌して透明な被覆用糸1成物[Δ]を
作製した。 一h、ポリプロピレン(三月石油化学iT−業]<)り
製、商品名三井石油化学ボリブ[]SJ−313)から
作製した射111角板(厚さ3mm)を1.1.1−i
・リクUルエタンの蒸気に1分間さlうし、その1!2
室混じ1分間乾燥した後に、無水マレイン酸変性1)
E 11 (プロピレン含量67モJし%、無水マレイ
:/ Pji 含量6 wt % ) (D 1 5
(1 / I (7) h /L/ 工:/ >’d
71k[B]中に04出角板を20秒間浸漬し、ゆっく
りと引−りげた。室温で5分間乾燥しIこ1灸、8 0
’(Eで30分間加熱乾燥を行った。次17Nで上記
11!覆1′11帛)酸物[△]の中に1ライマー処】
!11を施し1こ正1記ン1ミリプロピレン角板を30
秒間浸漬し、(1)つくり弓1上げた接、室z′cI分
間次いで6 0 ’Cで55分間乾燥を行った。この試
験片を1.5KW高圧水銀灯( 1 2 0 w/ c
an)下、15CI11の距離1で紫外線を30秒間照
射し、外被膜層を硬化さ1!Iこ。この被膜性能を表1
に示づ。 実施例 2〜5 実施例1にJ3いて、実施例1に記載した被覆用組成物
[A]を使用する代わりに、表1に記載したポリ1スア
ル系ポリA°−ルのポリ?クリレー1−化物、アリーレ
ンビス[ポリオキシアルキレンアクリレ−1−」、重合
開始剤および溶剤を表1に記載した間用いて作製した被
覆用組成物を用いた他は実施例1と同様の方法Cポリプ
ロピレンの表面を被覆した試験片を作製した。結果を表
1(こ示1。 実施例 6〜7 表1に記載したポリエステル系ポリJ− − /しのi
1ζリアクリレート化物、アリーレンビス[ポリオキシ
アルキレンアクリレ−1−」、重合開始剤および1、i
,1−1−リクロルエタンを表1に記載したjHlり取
り、この混合物に撹拌下51載均粒直径が20mμ、屈
折率が′1.45の微粉末シリカ(日本アエロジルK
K製、商品名R− 9 7 2 >を徐々に添加〈使用
間は表1に記載)し均一な分散が得られるまで十分に撹
拌し?:o(の後ステアタイ1〜ボールを充填したアト
ライター(三月三池製作所1〈1<製)に前記混合物を
うつし、タンクを水で冷)11シながらアジテータ−を
15Qrpmで回転させ、3時間混合した。その後人1
に記載したfiつの1〜ルエンを添加し、さらに10分
間混合した後、アトライターから混合物を取り出し、被
覆用組成物[△1とした。実施例1におい“C実施例1
に記載の被覆用組成物を使用リ−る代りに前記被覆用組
成、 物を用いた他は実施例′1に記載の方法でボリ
ブ[Jピレンの表面を被覆した試験片を作製した。結果
を表1に示した。 比較例 1,2 表1に記載したポリニスデル系ポリオールのポリアクリ
レ−1へ化物、アリーレンビス1]ポリオキシアルキレ
ンアクリレ−1−] 、重合聞始剤J3よび溶剤を表1
に記載したff1ff+り取り、室m2br撹拌混合し
て作製した被覆用組成物[A1を用いた他は実施例1に
記載の方法でボリプ[Jピレンの表面を被覆した試験片
を作製した。結果を表1に示づ。 比較例 3 本発明の被覆用組成物C被覆していないボリブ[Jピレ
ン単味〈三重石油化学工業1<1<製、S J −31
3>の性能を表1に示覆−0 な、l15以下の表1に使用した略記号はそれぞれつき
の化合物を承り。 ]3△IE P・・・2,2−ビス(4−アクリロイル
Aキシエ1〜キシフ1ニル)プロパン B A D E P・・・2.2−ビス(/I−’jノ
クリL1イルAキシジェトキシフェニル)プロパン B A P F)・・・2,2−ビス(4−アクリ[l
イルオキシプロポキシフェニル)プロパン B I E・・・ペンゾインイソブ■ピルI −アルB
P l−1・・・ベンゾフェノン 11−1 +)・・・1−(4−イソプロピルフェニル
)−2−ヒトaキシ−2−メヂル−1−ブaバノン 実施例 F3 ポリ−1−ノブルー1−ベンゾン(三井石油化学I 楽
K K製、商品名: ’1− P X −M X O0
4) (7)3 mm/I7の射出成形シートを、無水
ンレイン酸変性[E PR(無水マレイン前金1ニア、
7wj%)の15(+/1111哀の1.1.1−1〜
リクr−+ルエタン溶液に′10秒間浸漬し、ブライマ
ー処理を行った。 室温でt5分間敢買置後施例6に記載の被覆用組成物に
10秒間浸漬した。室温で1分間次いで60℃で5分間
乾燥した後、実施例7に記載の方法で光重合し、ポリ−
4−メチル−1−ペンテンの表面を被覆した。試験77
を作製した。結果を表2に示づ。 実施例 9〜10 実施例8にJ3いて、基体ポリマーとしてポリ−4−メ
チル−1−ペンテンを使用する代りに表2に記載の厚さ
3mm厚のポリマーシー1−を用い、表2に記載の前処
理を行っIこ他は実施例8に記載の方法でポリマーの表
面を被覆した試験11を作製した。結果を表2に示す。 比較例 4〜6 本発明の被覆用組成物で被覆していないポリ−4−メチ
ル−1−ベンゾン(三重石油化学工業に1〈製、MXO
O/l ) 、ポリマーシ−1〜(重大化成K K製、
パンライトL−1250) 、ポリメチルメタクリレ−
1・(三菱レーヨン1<1<製、アクリライトし)の性
能を表2に示4゜ 実施例 11、比較例 7 実施例1においで、実施例1に記載した被覆用組成物I
A]を使用りる代わりに実施例6に記載した被覆用組成
物[Δ]を用い、成形体基体としくボリプ1−1ピレン
を使用する代わりに、2ml11厚の不飽和ポリ1ステ
ル樹脂(昭和高分子K K191979M CS−30
2)を用いた他は実施例1に記載しlζ方法で不飽和ポ
リ1ステル樹脂の表面を被覆1ノだ試験(1を作製した
。この試験片のfli+!厚は9μ1表面光沢(グロス
)は82、密着性は100 / 100.1()第Fi
J!瓜は/I l−1であった(実施例11)、。 −lj、本弁明の被覆用組成物で被覆していない前記不
飽和ポリエステル樹脂の表面光沢(グロス)は(33、
鉛争硬痕は311であった(比較例7)。
ン(メタ)アクリレート〕、o−フェニレンビス〔ポリ
オキシエチレン(メタ)アクリレート〕、ビス7エ7−
ルAのビス〔ポリオキシエチレン(メタ)アクリレート
〕、ビスフエ7−ルFのビス〔ポリオキシエチレン(メ
タ)アクリレ−1〕、+1−フェニレンビス〔ポリオキ
シプロピレン(メタ)アクリレート〕、+c7.:Lニ
レンビス〔ポリオキシプロピレン(メタ)アクリレート
〕、ビスフェノールへのビス〔ポリオキシプロピレン(
メタ)アクリレート〕、ヒス7エ/−ルFのビス〔ポリ
オキシプロピレン(メタ)アクリレート〕などを例示す
ることかで外る。該アリーレンビス〔ポリオキシアルキ
レン(メタ)アクリレ−))(+1)の配合割合は、前
記ポリエステル系ポリオールのポリ(メタ)アクリレー
ト化物(a)100重訊部上則して()を越えて100
(11重量部の範囲にあることが必要であり、さらに
は5ないし700重量部の範囲、と(に20ないし5(
)0重量部の範囲にあることが好ましい。該アリーレン
ビス〔ポリオキシアルキレン(メタ)アクリレート〕に
〕)の前記ポリエステル系ポリオールのポリ(メタ)ア
クリレート化物(a) 100重量部に対する配合割合
が1000重量部より多くなると外被膜の表面硬度、耐
摩耗性などが低下するようになる。 本発明の被覆用硬化型樹脂組成物に配合される被膜形成
要素成分(重合性単量本成分)は前記必須の二成分のみ
からなる場合もあるが、さらにその池の重合性単量体成
分を加えて共重合させることも可能である。その他の重
合成分として、たとえば、前記ポリエステル系ポリオー
ルのポリ(メタ)アクリレート化物(a)を製造する際
の副生物または製造中間体、たとえば前記ポリエステル
系ポリオールのモノ(メタ)アクリレート化物、前記ア
リーレンビス〔ポリオキシアルキレン(メタ)アクリレ
−) (b)を製造する際の副生物または製造中間体、
たとえばアリーレンビス〔ポリオキシアルキレン〕グリ
コールの七/(メタ)アクリレートなと゛の他に(メタ
)アクリル酸、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)ア
クリル酸−2−ヒドロキシエチルなどの(メタ)アクリ
ル酸エステルなどを例示すること力fできる。 本発明の被覆用硬化型樹脂組成物を成形体の基体表面に
塗布し、該組成物を架橋硬化させて被膜を形成させるた
めにはこの組成物に重合開始剤(c)を配合することが
必要である。硬化方法としては、紫外線による硬化方法
、熱線による硬化力法などが通常採用される。紫外線硬
化の場合には重合開始剤として光増感剤か配合され、光
増感剤としてR−IE 的りこは、ベンゾイン、ベンゾ
インメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベン
ゾインイソプロピルエーテル、ベンゾインイソブチルエ
ーテルなどのベンゾインますこはそのエーテル、ペンゾ
フエ/ン、1〕−クロルベンゾ7エ/ン、I)−メトキ
シベンゾ7エメンなどのベンゾ7工7ン系化合物、ペン
シル、ベンジルジエチルケタール、ベンジルジエチルケ
タールなどのベンジル系化合物、 1−(4−イソプ
ロピルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチル−1−
プロパノン、1−フェニル−2−ヒドロキシ−2−メチ
ル−1−プロパ7ン、i −(4−terL−7チルフ
エニル)−2−ヒドロキシ−2−メチル−1−プロパノ
ンなどのヒドロキシアルキルフェニルケトン系化合物な
どを例示することができる。熱による硬化の場合にはラ
ジカル開始剤が配合され、ラジカル開始剤として具体的
には、アゾビスイソブチロニトリルなどのアゾ化合物、
ベンゾイルペルオキシド、ラウリルペルイキシド、シ゛
1.er・し−7チルペルオキシド、ジクミルペルオキ
シド、クメンヒドロペルオキシドなどの過酸化物等を例
示することができる。さらに、本発明の被覆用硬化型樹
脂組成物に、光増感剤およびラジカル開始剤の両者を配
合し、紫外線硬化と熱硬化とを同時1こ進行させる方法
を採用することもできるし、紫外線硬化を進行させた後
に熱硬化を進行させる方法を採用することもできる。さ
らに逆に熱硬化を進行させた後に紫外線硬化を進行させ
る方法を採用することも可能である。該重合開始剤(C
)の配合割合は、前記ポリエステル系ポリオールのポリ
(メタ)アクリレートおよび前記アリーレンビス[ポリ
オキシアルキレン(メタ)アクリレート](+3)の合
計10()重量部に対して0.01ないし20重量部の
範囲にあることが必要であり、さらには0.1ないし1
0重量部の範囲にあることが好ましい。該重合開始剤の
配合割合か、前記ポリエステル系ポリオールのポリ(メ
タ)アクリレート化物(a)および前記アリーレンビス
〔ポリオキシアルキレン(メタ)アクリレート)(b)
の合計100重量部に対して(1,01重量部より少な
くなると、該組成物の重合性が低下し、硬い被膜が得ら
れなくなり、また2()重量部より多くなると、該組成
物から得られる被膜が黄色に着色するようになる。 本発明の被覆用硬化型樹脂組成物は前記必須三成分のみ
からなる組成物である場合もあるが、さらに必要に応じ
て重合禁止剤、透明性の充填剤、顔料、染料、溶剤、紫
外線吸収剤、酸化防止剤などの安定剤、けい光増白剤、
メチル(メタ)アクリレート、ポリウレタンアクリレー
トなどの(反応性)オリゴマー、およびポリメチルメタ
クリレートなどのポリマー等の各種の添加剤を配合する
ことができる。これらの添加剤の配合割合は適宜である
。 本発明の被覆用硬化型樹脂組成物中には、得られる硬化
被膜の透明性を維持する範囲において、必要に応して微
粉末状無機充填剤を配合しても差し支えない。該微粉末
状無機充填剤の平均粒径は粉末状を形成している限りに
おいて任意であるが゛ 通常は1mμないし10μ、好
ましくは1.5諭μないし1μの範囲である。また、該
外被膜層を透明性に維持するためには1.該微粉末状無
機充填剤の屈折率が通常1.40ないし1,60、好ま
しくは1.42ないし1.58の範囲である。このよう
な微粉末状無機充填剤として具体的には、ガラス粉末、
アイ力、〃ラスビーズ、ガラスフレーク、ケイソウ上、
ノ1((水シリカ、水和シリカ、ケイ石、ケイ砂、石英
、カオリナイト、モンモリロナイトセリサイト、タルク
、緑泥石、陶石、長石などを例示することができる。ま
た、これらの微粉末状態(幾充J眞剤の表面をフルキル
カルボン酸塩またはシランカップラーやチタンカップラ
ー、Cl2Si(CHI3)2、アルコールなどによっ
て表面処理したものも同様に使用できる。また、前記無
(幾充填剤を水またはアルコール中に懸濁させたコロイ
グルシリ力、メタノールシリカゾル、エタノールシリカ
シ゛ル、イソプロパツールシリカゾルなどを1重用する
こともできる。これらの微粉末状黒磯充填剤のうちでは
、微粉末状シリカを配合すると該外被膜層の表面硬度、
体引掻き性および耐摩耗性が着しく向」ニジかつ透明性
および表面光沢を損うことがないのでとくに好ましい。 これらの微粉末状態(幾充填剤の配合割合は前記ポリエ
ステル系ポリオールのポリ(メタ)アクリレート(a)
および前記アリーレンビス〔ポリオキシアルキレン(メ
タ)アクリレ−)(+))の合計100重量部に対して
通常0゜5ないし200重量部、好ましくは()、5な
いし100重量部の範囲である。 本発明の被覆用硬化型樹脂組成物には、その塗布作業性
を向上させるために必要に応して溶剤が加えられ、溶液
状態または懸濁状態に維持される。 溶剤は該組成物を液体化または懸濁液化したり、該組成
物の粘度を調節しrこりあるいは成形物に対する濡れを
向上させる目的でも使用される。溶剤として具体的には
、ベンゼン、トルエン、キシレン、クメン、エチルベン
ゼン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、石油エーテル、
リグロイン、シクロヘキ刃ン、メチルシクロヘキサンな
どの炭化水素、塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭
素、ブロモホルム、トリクレン、二塩化エチレン、パー
クレン、三塩化エタン、四塩化エタン、二塩化プロピレ
ン、クロロベンゼン、ブロモベンゼンなどのハロク゛ン
化炭化水素、メタノール、エタ/−ル、インプロパ/−
ル、ブタノール、ペンタン−ル、ヘキサ/−ル、シクロ
ヘキサノンル、エチレングリコール、プロピレングリコ
ール、グリセリン、エチレングリコールモアメチルエー
テル、ジエチレングリコールなとのアルコール、アセト
ン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シ
クロヘキサノンなと゛のケトン、ジエチルエーテル、ン
プロピルエーテル、ブチルエチルエーテル、ジブチルエ
ーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、ジエチ
レングリコールジメチルエーテルなどのエーテル、ア七
トニリル、プロピオニトリル、カプロニトリルなどのニ
トリル、ギ酸メチル、ギ酸エチル、酢酸メチル、酢酸エ
チル、酢酸プロピル、酢酸イソブチル、酢酸ブチル、酢
酸ペンチル、安息香酸メチル、安息香酸エチルなどのエ
ステル等を例示することができる。これらの有機溶剤の
配合割合は、前記ポリエステル系ポリオールのポリ(メ
タ)アクリレート化物(a)および前記アリーレンビス
〔ポリオキシアルキレン(メタ)79 ’) レ−)
(b)の合計100重量部に対して通常5ないし300
0重量部、好ましくは1oないL2000重量部の範囲
である。 本発明の組成物において、前記必須成分、必要に応して
加えられる黒磯または有機の充填剤、溶剤、安定剤など
の各種添加剤成分を配合した組成物から溶液状組成物ま
たは懸濁液状組成物を調製する方法としては、前述の原
料混合物を調合し、通常ロール、バンバリーミキサ−、
ボールミル、アトライタ、ウィッパー、オークスミキサ
−、ディソルバー、ホモジナイザー、コロイドミル、サ
ンドミル、振動ミル、ミキサー、混合攪秤槽などによる
混練混合法を例示することができ、これらの方法によっ
て均一に溶解あるいは分散した組成物が得られる。該溶
液状組成物および懸濁状組成物を成形体の基体表面に塗
布する方法としては、刷毛塗り法、スプレー法、浸漬法
、バーフート法、a−ルコーター法、スピンコーター法
、ゲルコーター法などの従来がら公知の方法を採JIJ
することができる。また、該塗膜を乾燥させる方法とし
ては、自然乾燥法、キャリアガスによる強制乾燥法、赤
外線炉、遠赤外線炉、熱風炉を用いた加熱乾燥法などを
例示することができる。また、前述の塗膜を硬化させ、
被膜を形成させる方法としては、光とくに紫外線により
重合架橋硬化させる方法、熱により重合架橋硬化させる
方法などを例示することができる。これらの重合架橋硬
化の方法のうちで、光硬化法では通常−10ないし15
fl’C1好ましくは5ないし130’Cの温度で尤照
躬か実施され、その時間は通常1 secないし111
c、好ましくは1 secないしl (’、l I+l
i nである。また、熱硬化法では硬化の際の温度は
通常−10ないし150℃、好ましくは5ないし13U
’Cであり、硬化に要する時間は通常0.05ないし1
01+r、好ましくは()、1ないし811rである。 本発明の被覆用硬化型樹脂組成物は、熱可塑性樹脂、熱
硬化性44(脂、金属などからなるいずれの成形体の基
体表面にも被覆することができる。該成形体の形状はフ
ィルム状、シート、板状、曲面あるいは凹凸を有する成
形体、その池いかなる形状の成形体であっても差し支え
ない。 該基体層を構成する熱可塑性(k1脂として具体的には
、たとえば、α−オレフィンの単独重合体またはα−オ
レフィンを主成分とする共重合体などのポリオレフィン
類、ポリアクリル酸エステル樹脂、ポリカーボネート樹
脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド1.ill脂などを
例示することができる。これらの熱可塑性樹脂のうちで
、該積層成形体を構成する基体樹脂層はポリオレフィン
類、ポリアクリル酸エステル樹脂またはポリカーボネー
日3j脂であることが好ましい。前記ポリオレフィン類
として具体的には、エチレン、プロピレン、1−7′テ
ン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン、1−オ
クテン、1−デセンなとのα−オレフィンの単独重合体
、前記α−オレフィンの二種以上の混合物からなる共重
合体、永たは前記α−オレフィンを主成分とし、かつ酢
酸ビニル、プロピオン酸ビニルなど低級脂肪族カルボン
酸ビニル、アクリル酸メチル、アクリル酸の金属塩、メ
タクリル酸メチル、メタクリル酸の金属塩なとのアクリ
ル系カルボン酸エステル、アクリル系カルボン、酸の塩
などの池の成分を少量(たとえば、30モル%以下)含
有するへ爪介木などを例示することができる。これらの
ポリオレフィン類のうちでは、結晶性を有するポリオレ
フィン類か通常使用される。前記ポリアクリル系カルボ
ン酸エステル+jl脂として具体的には、アクリル酸メ
チル、アクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、メタク
リル酸エチルなとのアクリル系カルボン酸エステルモノ
マーの単独重合体または共重合体を例示することかでき
る。これらのポリアクリル系カルボン酸エステル(jj
脂のうちでは、ポリメタクリル酸メチルを本発明の熱可
塑性+jJ脂基体131脂層に使用することが好ましい
。 前記ポリカーボネート樹脂として具体的には、ビス7エ
/−ルA・ポリカーボネー1などを例示することがで外
る。前記ポリエステル樹脂として具体的には、ポリエチ
レンテレフタレート、ポリテトラメチレンテレフタレー
ト、ビスフェノールA・イソフタル酸・テレフタル酸共
重縮合木、オキシ安息香酸重縮合体などを例示すること
ができる。 前記ポリアミド樹脂として具体的には、ナイロン6、ナ
イロン6・6、ナイロン10、ナイロン12などをあげ
ることがで鰺る。また前記41(脂以外にもポリアセタ
ールやポリスチレン、アクリロニトリル・スチレン共重
合体、アクリロニトリル・7タノエン・スチレン共重合
体、ポリスルホン樹脂、ポリフェニレンオキサイド、変
性ポリフェニレンオキサイド、ポリフェニレンザル7ア
イド樹脂、ポリエーテルスルホン樹脂などを例示するこ
とができる。 該基体層を構成する熱硬化型(jj脂として具体的には
、不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ(邊]脂、メラミ
ン樹脂、ジアリル7タレー) jjJ脂、ポリアリルグ
リコールカーボネート樹脂などを例示することができる
。 また、基体層を構成する金属として具体的には、アルミ
ニウム、鉄、ステンレスなどを例示することかでとる。 本発明の被覆用硬化型434脂組成物で(3]脂などの
成形体の基本表面を被覆する際には、該成形体の基体表
面に、種々の溶剤による洗浄、アルカリ水溶液による洗
浄、界面活性剤による洗浄、超音波による洗浄、電解に
よる洗浄、ブラスト処理、サンr゛7ラスト処理、酸ま
たはアルカリによるエツチング処理、フレーム処理、コ
ロナ放電処理、アーク放電処理、グロー放電処理、プラ
イマー処理、化成処理などの種々の表面処理を施すこと
ができる。また、前記成形体の基本表面に本発明の被覆
用硬化型(1j脂組成物からなる外被膜層を積層する際
に、該基体層と該外被膜層との開にプライマーからなる
中間接着層を置いて三層積層体とすることにより、両層
間の密着性を向上させることも可能で゛ある。基体層が
ポリオレフィンである場合に1j、プライマーとしては
α、β−不飽和カルボン酸、その酸無水物、そのエステ
ルなどのα、β−不飽和カルボン酸またはその誘導体成
分がグラフトされた変性ポリオレフィンか通常使用され
る。 このように、必要に応じて表面処理またはプライマー処
理の施された成形体の基体層表面に前述の方法によって
本発明の組成物か被覆され、硬化処理が施される。 本発明の被覆用硬化型樹脂組成物からなる被膜が積層さ
れたOj脂成成形は種々の用途に利用される。具体的に
は、たとえば、採光板、スカイドーム、太陽熱温水器の
パネル板、グローブボックスのパネル板、時計のガラス
、メガネやカメラ、コンタクトレンズなどの各種レンズ
、光学プリズム、血液バッグ、コーヒーメーカーのジャ
ワ−ドームやコー=−人れ、水タンク、照明器のカバー
、プレヤーなどステレオ装置のカバー、各種メーターの
文字盤やカバー、自動車のヘッドランプあるいはテール
ランプのカバー、レベルセンサー、ガラスの飛散防止用
フィルムや離型フィルム、絶縁フィルム、農業用フィル
ムなどの各種フィルム、光再生型のビデオディスク、衣
類乾燥機や電気洗濯機、ドライバー、油槽などの各種装
置ののぞき窓、オートバイやソープ、モーターボートな
どの風防ガラス、自動車の力゛ラス(フロントガラス、
リアウィントン、オペラウインドウ、三角窓、サンル−
フ)、温室や家屋、水槽などの応力゛ラス、食器、鏡、
ショウ油瓶や化粧肌なとの各種容器、リレーケース、ヒ
ユーズボックス、二輪車のサイトカッ〈−や泥よけ、フ
ェンダ−、カーテン、スクリーン、テーブルクロス、防
水防湿フィルム、nJj水シート、絶縁フィルム、床タ
イル、床シート、ドア、テーブル板、壁タイル、カウン
タートップ化粧板、たな板、壁シート、壁紙、家具、軽
量壁板、食器、いす、バスタブ、便器、冷蔵庫、壁パネ
ル、給排水管、配線管、ダクト、カーテンロッド、雨と
り・、断熱材、塗膜防水材、幕、窓枠、自動車のホイル
、各種容器、自動車の内装材、化粧台、フラワーボック
ス、パーティクルボード、瓦、雨戸、シャツ9−1防水
パン、パイプ、配線材料、ギヤカム、つまみ、電磁弁枠
、ファン、インパネ、バンパー、ブレーキなどがあげら
れる。以上の池にも、家電製品や自動車部品、オートバ
イ部品、自動販売機部品、土木建築材料、一般工業桐料
、事務情報機器、電子部品、包装材料、スポーツ用具、
医療器共、原子力関係部品にも使用することかできる。 次に本発明を実施例によって具体的に説明する。 なお明細書本文まfこは実施例において評価は次の方法
で行った。 (1)屈折率 十分に乾燥した無機物を、屈折率か既知の液体中に2u
+L%添加し、十分に分散させた後に1」視で透明性を
調べる。最も透明であった液体と同し屈折率とする。 (2)表面光沢(グロス) 、JISK5400弓979中の60度鏡面光沢度に準
じて行った。 (3)光線透過率 JISK6714に準じて行った。 (11)密着性 、J Is K 54oo−1979中のフ゛パン
目テストに準して行った。判定は100個のゴバン目中
、何個が接着していたかで示す。 (5)落砂摩耗 JIS T 814.7−1975の方法に準して8
(10gの炭化珪素質研削材を被膜上に落下させる。試
験前後の表面光>R<グロス)の差で耐摩耗性をあられ
す。数字が小さいほど耐摩耗性がよい。 (6) テーパー摩耗 ASTM D−1044の方法に準して、摩耗輪C3l
O1荷重500.で被膜上を100 f)回軟させる。 試験後の被膜の摩耗量で耐摩耗性をあられす。摩耗量が
少ないほどi4摩耗性が良い。 (7)鉛筆硬度 、JISK56S]に準して測定した。 (8) 可撓性 幅5111111.長さ10cI+1の短冊状の試験片
を直径2cm円柱の外周にそって折りまげ、被膜がひび
われるか、基体から剥離する時の角度で表わす。値が大
きい方が可撓性が良い。 (9)耐水性 4 (1”C純水中に試験片を24.0時間浸漬した後
に、外被膜層の外観および密着性を評価した。 (10)耐熱性 80°Cのギヤ一式老化試験器に試験片を4()0時間
保持した後に外被膜層の外観および密着性を評価した。 (11)耐揮発油性 試験片を石油ベンジン中に室温下24時間浸漬した後の
外被膜層の外観および密着性を評価した。 (12) 耐ガソリン性 試験片をレギュラーガソリン中に室温下24時間浸漬し
た後の外被膜層の外観および密着性を評価した。 (13) 耐ヒートサイクル性 試験片を80°Cのエアーオーブン中に2時間保持した
後に、室温で1時間放置し、さらに−30°Cの低温室
に2時間保持して、次に室温で1時開放1買する。この
サイクルを1 +、’) 1fil (り返し、外被膜
層の外観の変化を1」視で観察するとともに密着性を評
価した。 (14)耐候性 試験片をサンシャインウエサ゛ロメーター中に4(10
時間保持し、外被膜層の外観および密着性を評価した。 なお以Fの参考例にポリエステル系ポリオールのポリア
クリレート化物の合成例を示した。 参考例 ′1 ペンタエリスリ1〜−ル136 g、コハクH59Q1
パラ1〜ル工ンスルホン酸3g、トルエン100aを仕
込み、窒1ii 19 Nll気中T 150 ℃、2
11r工ステル化反応を行い、冷却後アクリル酸220
す、ハイドL」キノン301トルエン2001Jを加え
、′120℃で41+rニスjル化反応を行った。反応
液を弱アルカリ水)A;浄及び水洗の俊ハイドI:J
=l二ノンを0.05(+加え低沸点物を留去し、平均
分子M 700のポリ1スアル系ポリオールのポリアク
リレ−1〜化物を冑た。このポリニスデル系ポリメール
のポリアクリレ−1〜化物の1分子中の平均二重結合数
は4.2であることがNMRにより確認された。 参考例 2 1ヘリメチ【−1−ルア1]パン138g、アジピン酸
73g、パラI・ルエンスルホン酸3g、アクリル酸2
20す、バーfドロキノン3す、トルニLン400gか
ら参考例1と同様の方法で平均分子量620、1分子中
の5t7均二重結合数1fi3.8の7Jζす」−ステ
ル系ポリオールのポリアクIル−1〜イヒ1勿を(悼だ
。 参者例 3 ペンタJ−リスリ1〜−ル136(]、イタコン酸65
、 5a 、 iノ /) IJ )(し
酸 1 /I Og 、 メ タ り 1) ル151
100g、l〜ル上ン800g、98%r、xt酸(3
mlJ5よび)1ノチj7ジン0.2gを14X)Δみ
、窒索雰1)11’A 中T’ 100〜110 ’C
’?’ 8 hl’I ス’j−/しくIs反1+[)
を行った。反応液を弱アル7J lノ水)5℃浄及び水
)先の1股ハイドロキノンを0.05(IIJllえ1
氏′P)li点111(去し、平均分子ff175帆1
ブン子「11のアク1ノロイルAキシル県数が5.3の
ijζリコース7= )し系、+C+ノΔ−ルのポリ(
メタ)アク1ル−1−イL1勿を411こ。 参考例 4 ペンタエリスリトール136す、ジ1チレンクリ]−ル
106g、コノ入り酸177111、アク1ノル酸2/
10!3を用いl′C1l!!(ま参考(ダ13(・二
も11載の1j法で平均分子1200.1分?−11コ
σ〕S′l7−jJ−J二手結合数が5.5のポリエス
テル系ig 1ノf−)しの7jζ1ノアクリレート化
物を得た。 実施例 1 参考例1記載のポリJ−ステル系11ζ−ノA−ルの、
Cリアクリシー1−化物70g、2,2−ビ゛ス(4−
アクリロイルAキシ11〜キシフ■ニル)プロ)<ン3
0g、ヘンゾインイソブOビルエーテルよび1−ル1ン
150gを500nl14ツ[1フラスニ1に仕込み、
室温下211r撹拌して透明な被覆用糸1成物[Δ]を
作製した。 一h、ポリプロピレン(三月石油化学iT−業]<)り
製、商品名三井石油化学ボリブ[]SJ−313)から
作製した射111角板(厚さ3mm)を1.1.1−i
・リクUルエタンの蒸気に1分間さlうし、その1!2
室混じ1分間乾燥した後に、無水マレイン酸変性1)
E 11 (プロピレン含量67モJし%、無水マレイ
:/ Pji 含量6 wt % ) (D 1 5
(1 / I (7) h /L/ 工:/ >’d
71k[B]中に04出角板を20秒間浸漬し、ゆっく
りと引−りげた。室温で5分間乾燥しIこ1灸、8 0
’(Eで30分間加熱乾燥を行った。次17Nで上記
11!覆1′11帛)酸物[△]の中に1ライマー処】
!11を施し1こ正1記ン1ミリプロピレン角板を30
秒間浸漬し、(1)つくり弓1上げた接、室z′cI分
間次いで6 0 ’Cで55分間乾燥を行った。この試
験片を1.5KW高圧水銀灯( 1 2 0 w/ c
an)下、15CI11の距離1で紫外線を30秒間照
射し、外被膜層を硬化さ1!Iこ。この被膜性能を表1
に示づ。 実施例 2〜5 実施例1にJ3いて、実施例1に記載した被覆用組成物
[A]を使用する代わりに、表1に記載したポリ1スア
ル系ポリA°−ルのポリ?クリレー1−化物、アリーレ
ンビス[ポリオキシアルキレンアクリレ−1−」、重合
開始剤および溶剤を表1に記載した間用いて作製した被
覆用組成物を用いた他は実施例1と同様の方法Cポリプ
ロピレンの表面を被覆した試験片を作製した。結果を表
1(こ示1。 実施例 6〜7 表1に記載したポリエステル系ポリJ− − /しのi
1ζリアクリレート化物、アリーレンビス[ポリオキシ
アルキレンアクリレ−1−」、重合開始剤および1、i
,1−1−リクロルエタンを表1に記載したjHlり取
り、この混合物に撹拌下51載均粒直径が20mμ、屈
折率が′1.45の微粉末シリカ(日本アエロジルK
K製、商品名R− 9 7 2 >を徐々に添加〈使用
間は表1に記載)し均一な分散が得られるまで十分に撹
拌し?:o(の後ステアタイ1〜ボールを充填したアト
ライター(三月三池製作所1〈1<製)に前記混合物を
うつし、タンクを水で冷)11シながらアジテータ−を
15Qrpmで回転させ、3時間混合した。その後人1
に記載したfiつの1〜ルエンを添加し、さらに10分
間混合した後、アトライターから混合物を取り出し、被
覆用組成物[△1とした。実施例1におい“C実施例1
に記載の被覆用組成物を使用リ−る代りに前記被覆用組
成、 物を用いた他は実施例′1に記載の方法でボリ
ブ[Jピレンの表面を被覆した試験片を作製した。結果
を表1に示した。 比較例 1,2 表1に記載したポリニスデル系ポリオールのポリアクリ
レ−1へ化物、アリーレンビス1]ポリオキシアルキレ
ンアクリレ−1−] 、重合聞始剤J3よび溶剤を表1
に記載したff1ff+り取り、室m2br撹拌混合し
て作製した被覆用組成物[A1を用いた他は実施例1に
記載の方法でボリプ[Jピレンの表面を被覆した試験片
を作製した。結果を表1に示づ。 比較例 3 本発明の被覆用組成物C被覆していないボリブ[Jピレ
ン単味〈三重石油化学工業1<1<製、S J −31
3>の性能を表1に示覆−0 な、l15以下の表1に使用した略記号はそれぞれつき
の化合物を承り。 ]3△IE P・・・2,2−ビス(4−アクリロイル
Aキシエ1〜キシフ1ニル)プロパン B A D E P・・・2.2−ビス(/I−’jノ
クリL1イルAキシジェトキシフェニル)プロパン B A P F)・・・2,2−ビス(4−アクリ[l
イルオキシプロポキシフェニル)プロパン B I E・・・ペンゾインイソブ■ピルI −アルB
P l−1・・・ベンゾフェノン 11−1 +)・・・1−(4−イソプロピルフェニル
)−2−ヒトaキシ−2−メヂル−1−ブaバノン 実施例 F3 ポリ−1−ノブルー1−ベンゾン(三井石油化学I 楽
K K製、商品名: ’1− P X −M X O0
4) (7)3 mm/I7の射出成形シートを、無水
ンレイン酸変性[E PR(無水マレイン前金1ニア、
7wj%)の15(+/1111哀の1.1.1−1〜
リクr−+ルエタン溶液に′10秒間浸漬し、ブライマ
ー処理を行った。 室温でt5分間敢買置後施例6に記載の被覆用組成物に
10秒間浸漬した。室温で1分間次いで60℃で5分間
乾燥した後、実施例7に記載の方法で光重合し、ポリ−
4−メチル−1−ペンテンの表面を被覆した。試験77
を作製した。結果を表2に示づ。 実施例 9〜10 実施例8にJ3いて、基体ポリマーとしてポリ−4−メ
チル−1−ペンテンを使用する代りに表2に記載の厚さ
3mm厚のポリマーシー1−を用い、表2に記載の前処
理を行っIこ他は実施例8に記載の方法でポリマーの表
面を被覆した試験11を作製した。結果を表2に示す。 比較例 4〜6 本発明の被覆用組成物で被覆していないポリ−4−メチ
ル−1−ベンゾン(三重石油化学工業に1〈製、MXO
O/l ) 、ポリマーシ−1〜(重大化成K K製、
パンライトL−1250) 、ポリメチルメタクリレ−
1・(三菱レーヨン1<1<製、アクリライトし)の性
能を表2に示4゜ 実施例 11、比較例 7 実施例1においで、実施例1に記載した被覆用組成物I
A]を使用りる代わりに実施例6に記載した被覆用組成
物[Δ]を用い、成形体基体としくボリプ1−1ピレン
を使用する代わりに、2ml11厚の不飽和ポリ1ステ
ル樹脂(昭和高分子K K191979M CS−30
2)を用いた他は実施例1に記載しlζ方法で不飽和ポ
リ1ステル樹脂の表面を被覆1ノだ試験(1を作製した
。この試験片のfli+!厚は9μ1表面光沢(グロス
)は82、密着性は100 / 100.1()第Fi
J!瓜は/I l−1であった(実施例11)、。 −lj、本弁明の被覆用組成物で被覆していない前記不
飽和ポリエステル樹脂の表面光沢(グロス)は(33、
鉛争硬痕は311であった(比較例7)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (])(a) 1分子中に少なくとも2個以上の7ク
リロイルオキシル基またはメタクリロイルオキシル基を
有しかつウレタン結合を有しないポリエステル系ポリオ
ールのポリ(メタ)アクレート化物、(1))該ポリエ
ステル系ポリオールのポリ(メタ)アクリレート化物(
a)100重量部に対してOを越えて1000重量部の
範囲にある、アリーレンビス〔ポリオキシアルキレン(
メタ)アクリレート〕、および (C) 該ポリエステル系ポリオールのボ1バメタ)
アクリレート化物(a)および該アリーレンビス〔ポリ
オキシアルキレン(メタ)アクリレート)(+3)の合
計100重景部上刈して0.01ないし20重量部の範
囲の重合開始剤、 を含有することを特徴とする被覆用硬化型樹脂組成物。 (2)該ポリエステル系ポリオールのポリ(メタ)アク
リレート化物(、)および該アリーレンビス〔ポリオキ
シアルキレン(メタ)アクリレ−))(b)の合計10
0重量部に約して0.5ないし200重量部の範囲の微
粉末状無機充填剤を配合した特許tttI求の範囲第(
1)項に記載の被覆用硬化型樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57198897A JPS5989367A (ja) | 1982-11-15 | 1982-11-15 | 被覆用硬化型樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57198897A JPS5989367A (ja) | 1982-11-15 | 1982-11-15 | 被覆用硬化型樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5989367A true JPS5989367A (ja) | 1984-05-23 |
JPH0553837B2 JPH0553837B2 (ja) | 1993-08-11 |
Family
ID=16398753
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57198897A Granted JPS5989367A (ja) | 1982-11-15 | 1982-11-15 | 被覆用硬化型樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5989367A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005281537A (ja) * | 2004-03-30 | 2005-10-13 | Nippon Paper Industries Co Ltd | ハードコートフィルム及びそれを用いた偏光板 |
JP2016088098A (ja) * | 2014-10-30 | 2016-05-23 | 大日本印刷株式会社 | 印刷物、及び該印刷物を用いた容器 |
JP2016088623A (ja) * | 2014-10-30 | 2016-05-23 | 大日本印刷株式会社 | 印刷物、及び該印刷物を用いてなる容器 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53104638A (en) * | 1977-02-23 | 1978-09-12 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | Coating composition and preparation of abrasion resistant synthetic resin molded artticle using the same |
JPS5417991A (en) * | 1977-07-11 | 1979-02-09 | Du Pont | Photoopolymerizable composition |
JPS5758140A (en) * | 1980-09-25 | 1982-04-07 | Nitto Electric Ind Co Ltd | Image forming material |
-
1982
- 1982-11-15 JP JP57198897A patent/JPS5989367A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016088098A (ja) * | 2014-10-30 | 2016-05-23 | 大日本印刷株式会社 | 印刷物、及び該印刷物を用いた容器 |
JP2016088623A (ja) * | 2014-10-30 | 2016-05-23 | 大日本印刷株式会社 | 印刷物、及び該印刷物を用いてなる容器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0553837B2 (ja) | 1993-08-11 |
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