JPS5988917A - 耐火性アルミナ繊維 - Google Patents

耐火性アルミナ繊維

Info

Publication number
JPS5988917A
JPS5988917A JP19817182A JP19817182A JPS5988917A JP S5988917 A JPS5988917 A JP S5988917A JP 19817182 A JP19817182 A JP 19817182A JP 19817182 A JP19817182 A JP 19817182A JP S5988917 A JPS5988917 A JP S5988917A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
oxide
alumina
aqueous liquid
fiber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP19817182A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH045770B2 (ja
Inventor
Fujio Hashimi
橋見 富士夫
Tatsuo Ando
達夫 安藤
Masao Miyajima
宮島 正夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Light Metal Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Light Metal Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Light Metal Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Light Metal Industries Ltd
Priority to JP19817182A priority Critical patent/JPS5988917A/ja
Publication of JPS5988917A publication Critical patent/JPS5988917A/ja
Publication of JPH045770B2 publication Critical patent/JPH045770B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Inorganic Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は耐火性アルミナ繊維及びその製造法に関する。
高温度で使用される無様質の繊維として種々のものが知
られ、まだは提案されている。代表的なものとしてシリ
カ質屋び/又はアルミナ負の原料を溶融紡糸することに
よって得られるガラス質の繊維があシ、既に広く利用に
供されている。しかしながらガラス質の9&、維は高温
度において再結晶を受けることによシ強度を失うので最
高使用温度は7200℃8度とされている。
従って、よシ高温就の用途に対しては結晶質の繊維を使
用することが提案されている。
結晶質アルミナ繊維は融点20!θ℃の酸化アルミニウ
ム(AJ20. )を主成分とするものであシ、本質的
に耐高温性である。し力)しながら従来知られている結
晶質アルミナ繊維は高温度での使用に対して必ずしも十
分な性能を有しているとは言えなかった。例えば特公昭
グア −372/6号には、アルミナゾル%塩化アルミ
ニウムゾル等の無機酸化物ゾルと繊維形成性有機重合体
とを混合して得られた反応混合物を引くか又は押し出す
妙)し、得られた繊維状先駆物を約30θ〜1000℃
の温度で焼成してアルミナ繊維などの無機酸化物繊維を
得る方法が開示されている。
この方法で得られたアルミナ繊維はα−アルSすから々
るものであるが、iooθ℃程度の温度においてもかカ
シの収縮を示す。さらにα−アルミナは/−20θ℃以
上の温度で結晶成長速度が著しく大きくなる。このこと
は比較的低温度で使用づれる触媒などの高表面積で多孔
質の繊維としての用途においては問題とならな込が、高
温度で使用される断熱材などの小さな繊維径と無孔質緻
密構造とが性能上要求される用途におりては結晶化傾向
がさらに顕著となシ易く、大きな問題となり得る。即ち
、繊維質断熱材としての使用においては高温に曝される
ことによって繊維の収系i白を生じ、目地開きなどのト
ラブルを生ずる。製造時の焼成温度をできるだけ高くし
て収縮を十分に先行させれば使用時の収縮を小さくする
ことができるが、これは高い焼成温度において繊維が脆
化し、粉化し易くなシ、取扱いを困難にするという致命
的欠点を伴う。
本発明者らは高温断熱材としての用途において耐熱収縮
性が強く髪留されることに着目し、アルミナ繊維中にお
ける酸化アルS−Sラムの基本的構造及びその繊維物性
に与える影舎の観点から鋭意検討を重ねだ結果、結晶相
の浦赳な安定化法によって前記の問題点が解決されるこ
とを見出して本発明に到達した。
即ち本発明の目的は高温での使用に適したアルミナ繊維
及びその工業的に有利な製造法を提供することにあり、
その値上は、 ■ 結晶性酸化アルミニウムを主成分とする金属酸化物
からなる繊維であって、 酸化アルミニウム(A’t”s )、酸化ケイ素(5i
n2)及び酸化ジルコニラA (Zr02)を、それぞ
れ IJ20.    70 〜9J”、9  N量%5i
n2/〜−タ、?λ量% ZrO20,/〜 3  ■量% の割合で含有し、 酌什ケイ素の含有率C81,(1量%)と酸化ジルコニ
ウムの含有率0zr(kn%)とが次の関係式二 Cl31≦−一〇”’gCzr 十/θを満だし、かつ
、 粉末X線回折スペクトル(対陰極二CU−にα)におけ
るδ−アルミナビーク(,2θに47、jo)の強度烏
とα−アルミナビーク(2θ之66、オ0)の強度工α
との比■δ/lαとして定義されるアルミナのδ化/[
がθ、s〜/、−tcr)範囲内であることを特徴とす
る耐火性アルミナ繊維、並びに、 ■ アルミニウム化合物を含む金属化合物及び水浴性’
14伝’を笥分子化合物を含有する曳糸性の水性液状物
から繊維化によって絨維状先駆吻を得、次いで焼成する
ことによって結晶性酸化アルミニウムを主成分とする金
属酸化物からなる繊維を製造するに当シ、該水性液状物
が(a、)焼成によって酸化アルミニウム(A4□03
)を生成するアルミニウム(AJ−)化合物、(b)焼
成によって酸化ケイ素(Sin2)を生成するケイ素(
Si )化合物及び(Q)焼成によって酸化ジルコニウ
ム(Zr’02)を生成するジルコニウム(zr)化合
物の三化合物を、各化合物の対応酸化物の酩和に2Jす
る各化合物の対応酸化物の駕童自分率(以下[酸化物換
算含有率」とbう)で表わして、それぞれ、 t−り什物換算含有率 Ai化合物   70〜?!、タル量%S1 化合 ル
η      / 〜 、29.タ 】μ 1をタロz
r化合物 θ、/〜3 角量% の割合で含有し、 上記水性液状物中のケイ素化合物の酸化物換算含有率C
st (1量%)とジルコニウム化合物の酸化物換算含
有率Czr(k量%)とが次の関係式: %式% 上記fR維状状先駆物焼成の最高温度T(℃)が次の関
係式: %式% を満たすことを特徴とする耐火性アルミナ繊維の製造法
、に存する。
以下、本発明につして詳細に説明する。
本発明に従ってl天性アルミナ繊維を製造するには、先
ず、AJ−化合物、Si化合物、Zr仕合物人び有様高
分子化合物を含有する曳糸性の水性液状物を調製する。
該Ai化合物としては、焼成によってId、20゜を生
成する捕々のA1化合物が使用され、具体例としては塩
化アルミニウム、オキシ塩化アルミニウム、硫酸アルミ
ニウム、硝酸アルミニウムも、の無(6I2アルミニウ
ム(Ai)塩、並びに酢酸アルミニウム等の有様アルミ
コウム(AJ )地が挙げられる。これらA1化合物は
水溶液中で酸の陰イオンの不足する溶液又はゾルを形成
するような適宜の榮件下に処理され、そのようη形で水
性液状物中で使用される。か75)る酸の陰イオンの不
足する溶液又はゾルを形成する処理としては、例えば、
上記AJ墳を水溶液中で部分的に加水分解する方法、上
記AJ−又はその陰イオンを形成する酸の水浴液に適当
量の金属アルミニウムを添加し溶解させる方法、上記A
1塩の水溶液から加熱・電解等の物理的又は物理化学的
手段によって酸の陰イオンを部分的に除去する方法、等
が挙げられる。−例として塩化アルミニウムを原料とす
る系についてル1明すれば、塩化アルミニウム水溶液又
は塩酸に金屑アルミニウムの粒子又は薄板を加熱撹拌し
ながら溶解することKよシ塩化物イオンの不足する水溶
液を調製する。その際、水溶液中のアルミニウム原子と
塩素原子とのモル比(h1/ai ) が/〜コと々る
ようにするのが好ましい。
上記Si化合物としては、焼成によってSin2を生成
する釉々のSi化合物が使用され、具体例としては水分
散性のシリカゲル、四塩化ケイ素等の無機S1化合物、
並ひにオルトケイ酸エチル、オルトケイ酸メチル、シロ
キサン類、シラノール類、シラル−ト類等の有機S1仕
合物〃フ払げられる。上記Si化合物のうちシリカゲル
以外のものにつbては適宜加水分解等の処理をして水分
散性を高めて使用するのが望ましい。
さらに前記Zr化合物としては、焼成によってZrO2
を生成する]3I!々のZr化合物か使用され、具体例
としてはオキシ塩化ジ/L、コニウム等の無@zr化合
物、並びにオキシ酢酸ジルコニウム等の有機Zr化合物
が享げられる。
さて上nLのA1化合物、5化合物及びZr化合物の三
者は前bC水性液状物中に特定の量比で存在してしる必
要がある。即ち、これら三者は、各化合物の対応酸化物
(AJ20..5102及びZr02)の重量の総和を
基準とする各化合物の対応酸化物の1m N百分率(以
下「酸化物換算含有率」という)で表わしてそれぞれ次
の範囲内である必要がある。
A1化合物 20〜りf、? i11%S1化合物  
/〜、2り、り電量% Zr化合物 θ、/〜3 ル゛量% 上記三者のより好適な量比は酸化物換算含有率で表わし
てそれぞれ次の範囲内である。
Aj化合物 70〜751掻高 Si化合物  3−.2.3 %量% Zr  化合物l    Q、2〜2  @ %:%こ
こで本発明方法におけるSi化合物及びZr化合物の使
用、従って本発明のアルミナ繊維中における5in2汲
びZrO2の存在による効果について欧明する。
A1化合物と共K Eli化合物が存在することにより
%繊維状先駆物の焼成時にムライト(jAJ203・、
2 Sin、 )が生成するが、これはA1□03粒子
間の結合を強化してuX、維の強度を増大させる効果を
有、する。Si化合物の使用量が酸化物換1尊含有率で
7重量%未満の場合には、この効果か殆ど現われず、十
分な強度を有する繊組は得られ々b0一方、5化合物の
使用量が酢化物換算含有率でsoB量%以上の場合には
、葎絹状先駆物の焼成時にムライト組成を越えるS10
.が7200℃以上の高温でクリストバミナDI維を極
対1に脆弱化させる。
Zr化合物は繊維状先駆物の焼成時にAJ20゜のα−
アルミナ化を促進すると共に結晶粒の過度の生長を抑制
する効果を′有する。Zr化合物の使用量が酸化物換算
含有率でθ、/ル量%未満の場合にはα−アルミナ化を
促進する効果は殆ど見られず、zl−化合物を使用しな
w4合と同程度の高?bA度での焼成が必要となる。Z
r化合物の使用量が酸化物換算含有率で31゛量%を超
える恥・合にはAJ、203のα−アルミナ化が過度に
促進され、粒界析出物のfも増大して、最終のアルミナ
繊維の強度は低下する。
次に本発明が目的とする良好なアルミナ繊維を得るだめ
には前記水性液状物中でSi化合物とZr化合物とが特
定の量比関係を保持している必要がある。即ちSi化合
物とZr化合物との量比関係によっては紡糸原液となる
水性液状物の調製時に白濁イヒ又はケル(ヒの現象が生
起し、紡糸が不可能となる。これらの現象が生起する量
比関係は、水性液状物の調製に使用される有機高分子化
合物の釉卿及び性状にもある程度依存するが、例えば有
機高分子化合物としてポリビニルアルコールを使用した
場合のグル化現象生起時のSi(ヒ合物人びZr化合物
の量比関係を酸化物換算含有率で表わすと次の表−/の
通シである。
表−/ 水性液状物からの繊維化形成が良好な状態で行なわれる
ためには、白濁化又はグル什の現象が生起してbないこ
とだけでは不十分であって、Si化合物及びZr化合物
はよシ厳しb量比関係を保持してbる必要がある。即ち
水性液状物が本発明の[」的に適う良好な繊維成能を有
するためには、水性液状物中のSi (ヒ合物の酸化物
涜11含有率Cs1(2tj量%)とZr化合物の酸化
物換算含有量”zr (%量%)とが次の関係式:%式
% を満たしていることが必要である。
水性vf!L秋物の調製に使用される有様高分子化合物
としては、繊維形成能を有する種々の水溶性有様高分子
化合物が使用される。具体的には例えは澱粉、酢酸澱粉
、ヒドロキシエチル澱粉、メチルセルロース、エチルセ
ルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメ
チルセルロース船の天然有’tM K分子化合物;ポリ
ビニルアルコール、ポリウレタン、ポリアクリル酸塩、
ポリアクリルアミド、ポリエチレンオキシド等の合成有
機高分子化合物が挙げられる。これらの中では特にポリ
ビニルアルコールが好適テする。
上記有機高分子化合物の使用量は、水性液状物中のA、
i−化合物、Si化合物及びZr化合物の対応酸化物の
重量の総和を基準とするα世間分率(以下「酸化物基準
百分率」という)で表わして、通常5〜301貴%1好
ましくは10〜/!沌奮:%である。
本発明においては常法によシbケ記のAJ−化合物、S
i化合物、zr化化合大人有機高分子化合物を含有する
水性の溶液又はゾルを肌製し、必要によシ適度の粘度が
得られるまで濃縮して曳糸性の水性液状物を得る。繊維
化のだめに適当力粘度は繊維化の方法にある仕度依存す
るが、通′g/〜/’00θボイズ、好ましくは!〜1
00ボイズである。
このようにして調製された水性液状物に適当な繊維化操
作を施して繊維状先駆物を形成させる。利用する繊維化
操作は特に限定されな−が、例えば、水性液状物を細孔
がら押し出す方法、水性液状物を圧をによ′り#1孔か
ら吹き出す方法、水性液状物を遠心力にょシ吹き出す方
法、等の適宜の紡糸手段を利用すると七ができる。
繊維状先駆物の太さは最終のアルミナ繊維の封体的な用
途にも依存するが、高温断熱材としての用途に好適外繊
維径は約/〜/θμm、より好適には7〜5μmである
舅維状先駆物を高温度で焼成すると七によって本発明の
アルミナ繊維が生成される。焼成処理に先立って気化性
の成分を除去するための予(1it+加熱処理を行なう
のが好ましい。予備刃U熱処理の温度は通常troθ℃
r下、好ましくは2oθ℃以下である。予備加熱処理は
単洒の工程として実施してもよく、また焼成処理と連結
させて−貝工程として実施してもよい。
本発明か目的とする耐火性アルミナ繊維は断熱側等とし
て高温度で使用した際の(長さ方向σ〕)収縮率(以下
「再加熱線収縮率」とbう)が極めて小さいものである
必要がちる。アルミナ繊維の再加熱線収縮率は#JJ1
.紹状先駆吻状燐酸物度にも依存する。本発明の目的に
対しては最高焼成温度を通常/2/θ〜/2と0℃、好
ましくtd/220〜/λ70℃の範囲とし、この温度
で2θ分〜一時間程度の焼成を行なうことによって良好
な結果が得られる。7210℃以下では前述のZrO2
の存在による効果は発現せず、AJ、03のα−アルミ
ナ化が不十分であるので、再加熱線収縮率が十分に小さ
なアルミナ繊維を得ることは困難である。一方、/2?
θ℃以上ではZr化合物の存在量を前bピした範囲内と
してもα−アルミナ化が通産に進行してアルミナ繊維が
脆弱化する傾向がある。
本発明のアルミナ繊維中におりてはA120.が完全に
α−アルミナとなっていてはなラス、部分的にδ−アル
ミナのような中間状態のアルミナとして存在してbる必
少がある。中間状態のアルミナの存在によってアルミナ
繊維に柔軟性が付与される。しかして前述のZrO,の
存在にエルα−アルミナ化の促進効果はZrO2の存在
ふtに依存する。従って最終のアルミナ繊維中のA4□
03のα−アルミナ化の程度を好適なものとするだめの
焼成温度はZrO2の存在量に依存することとなる。即
ち、最高焼成温度T (℃)が次の関係式ニ ー 、20 J−vg C2r+ /、22θ(T(−
201−og Oz、十/260を満たしている場合に
量的な結果を得ることができる。
土aしの不発明方法によって製造された本発明のin+
+火性アルミナ繊維につめて以下に駅間する。
本発明のアルミナ繊維は、軸晶住A1.203を王1]
兄5jとする金属酸化物g維であって、A1.203、
S魁、及びZ rO2をそれぞれ ”20s   70〜り?、9重量重 量%5ィ027〜22.2 の割合で言イコしている。またSj.02の含有率Cs
1( 知知%)とZrO2の含有率”zr・C jla
 量%)とは次の関係式; %式% さて、前述した通り、本発明のアルミナ繊維中におめて
Al2O2は見金にαーアルミナイヒしてはおらず、部
分的にδ−アルミナのような中間状態のアルミナとして
存在しておシ、そのことによって本発明のアルミナ極に
.は適度の柔軟性を有している。
上記のα−アルミナ化の程fdV下に述べるδ化度によ
って却足される。不明#1牧中において「δ化度」とは
、粉末X線回折スペクトル(対陰(s:ou−にα)に
おけるδ−アルミナピーク(、2θに.t 7,ro)
のピーク%i工δとαーアルミプーヒ゛−り(、2θ之
乙乙.了0)のビ−り強度工α七の比重δ/Ia とし
て足表される。
しかして本発明のアルミナ繊維中におけるアルミナのδ
化度は0,j−〜/.5の範囲内である必散があシ、α
−アルミナ部分とδ−アルミナ部分とが75)かる量的
関係にあることによってアルミナ繊維に適度の柔軟性が
付与される。
第1図は本発明のアルミナ繊維の一例(最高焼成温度:
 /.270℃)の粉末X線回折図である。
本例におけるδ化度は約/,j″である。
第一図は本発明のアルミナ繊維の他の一例(最高焼成温
度二/2!θ℃)の粉末X線回折図である。本例におけ
るδ化度は約0.!である。
本発明のアルミナ繊維の表面を走査型電子顕微鏡で観紐
すると、均−微細力結晶粒の分布に対応する表面状態と
なってbることか認められる。即ち本発明のアルミナ繊
維は無孔質で平滑な表面と緻脣な構造を有する。
捷た本発明のアルミナ繊維は脆化度が低く、書加熱線収
縮率が小ぢいので高温度での用途に通している。
さらに本発明のアルミナ繊維の製造法においては従来法
と比較して低い焼成温度で十分な性能を有するアルミナ
繊維を製造することができるので、焼成時の熱エネルギ
ーを低減させることができ、工業的に有用である。
次に実施例によシ本発明の具体的態様をさらに詳細Ki
d明するが、本発明はその要旨を越えない眠り以下の実
施例によって限定されるものではない。
実施例/ 20%塩酸に全極アルミニウム片(純度り9,6%以上
)を!d101モル比が八fjとなるように添加し、9
5℃で3時間カリ熱した後、不溶分を戸別してkJ.7
01モル比が7.?のオキシ塩化アルミニウム水溶液を
得た。この水浴液に20%水性シリカゾル(日産化学製
:商品名スノーテックス−θ)、70%オキシ塩化ジル
コニウム水溶液及び70%ポリビニルアルコール(PV
A)水溶液(日本合成化字工業製:商品名ゴーセノール
GM−/7)を、成分量比が表−コに示す値となるよう
に添加し、次いで減圧下によ0℃で濃縮して水性液状物
を得た。宿られた水性液状物の性状(安定性)、粘度人
び曳糸性を表−一に示、す。
上記の各水性液状物全圧空によ)細孔〃)ら吹き出す方
法によって繊維化して繊維径2〜3μmの繊維状先駆物
を得た。
各繊維状先駆物を60θ℃で予備加熱処理した後、表−
一に示す最高焼成温度で焼成処理を行なって叡維径2〜
3μmのアルミナ繊維を得た。各アルミナ繊維につめて
の、粉末X &i回回折フッタ児、δ化度、7900℃
で−24を時間加熱時の再加熱線収縮率、汲び指触威察
による脆化住所M7葡表−3に示す。
表−一 注/)実験/、!及び?は本発明の実施例でhシ、実M
IA−2〜4t、6〜7及びり〜/Qは比載例である。
注2) Az化合物、Si化化合六人Zr化合物は酸化
物換算含有率で、またPvAは酸化物基準百分率で表わ
している。
表−3 実施例コ 実施例/と同様に、オキシ塩化アルミニウム水溶液(A
4 / Otモル比/、?)、20%水性シリカゾル、
10%オキシ地化ジルコニウム水溶液入び10%PVA
水溶液を、AJ ; Si ; Zr:PVAの成分量
比がタダ:クニ、2:10となるように混合し、減圧下
Vcsθ℃でDIRhして粘度、2.2ポイズの水性液
状物ノを得た。
上記水性液状物を遠心力によシ吹き出す方法によって繊
維什して繊維状先駆物を得、ついで/24tθ℃で焼成
処理を行なってアルミナ繊維を得た。このアルミナ繊維
の7900℃で2yRI&11加熱時の杓加熱線収紬率
は0.7先で良好であった。
次に上側における水性液状物の成分量比!d:   S
i:Zr   二  PVA−P@:g:、二):/Q
−!。
Zr = 2.0%の基準表して、Zr化合物の添加量
のみを!、θ先、/、0%、0.7j%、0.23%、
0.7%及び0%(無添加)と変化させた水性液状物を
調製し、これらから得られた繊維状先駆物を釉々σ)最
高焼成温度で焼成処理してアルミナ繊維を得た。
上記各アルミナ繊維について粉末X線回折法によりαイ
ヒ度を求めた。ここに本実施例における「α化度」とは
、粉末X、@回折スペクトル(対陰憧;Cu−にα)に
おけるα−アルミナピーク(,2θ;、gg、t’) 
 のピーク強度の相対値でめっで、Zr =θ%(無添
加)で最高焼成温度が7220℃のもののそれを100
としたものである。
求められたα化度を第3図に示す。
第3図からLllJらかなようにZr化合物の添加j(
土を増大させるに伴い、よシ低す最高焼成温度で1目」
−のα化度が達成される。しかしZr化合物の亦加量が
396となると添加効果も小さくなり、かつα化度も通
人(はぼ、25θ以上)となp易く、脆化性の小さいア
ルミナ繊維を得るための焼成温度幅が狭くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明のアルミナ繊維の例の粉末X
線回折図である。 第3図は本発明のアルミナ繊維におけるZr化合物添加
量及び焼成温にとαイヒ度との関係を示すグラフである
。横軸は最高焼成温度、縦軸はα化度、まだ各曲線に何
した数値はzr化合物の添加量をそれぞれ表わす。 出 願 人  三菱軽金kA工業株式会社代 理 人 
 弁理士 長谷用  − ほか7名 晃 1 図           第 2 図工3 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)結晶性酸化アルミニウムを主成分とする金属酸化
    物からなる繊維であって、 lV化アルミニウム(A1203)、酸化ケイ素(S、
    1.02)Etび酸化ジルコニウム(ZrO2)ヲ、そ
    れぞれ A/:20370−9rJ重量% Sin、       /  〜λり、7 重量%Zr
    O2θ、/〜3  重量% の割合で含有し、 酸化ケイ素の含有率C5t(重量%)と酸化ジルコニウ
    ムの含有mA C2r (重量%)とが次の関係式: %式% 粉末、X線回折スペクトル(対陰極:0u−Ka)にお
    けるδ−アルミナビーク(,2θ2t7.so)の強度
    工δとα−アルミナビーク(2θ;+6.s−’)の強
    glαとの比工δ/工σとして定義されるアルミナのδ
    仕度がO8S〜7.5の範囲内であることを特徴とする
    耐火性アルミナ繊維。
  2. (2)  アルミニウム化合物をもむ金属化合物及び水
    溶性有機高分子仕合物を含有する曳糸性の水性液状物か
    らの繊維化によって極細状先駆物を得、次込で焼成する
    ことによって結晶性酸化アルミニウムを主成分とする金
    JFA酸化物〃)うなる繊維を製造するに当り、 該水性液状物が(a)焼成r(よって酸化アルミニウム
    (Af20. )を生成するアルミニウム(A1)化合
    物、(b)焼成によって酸化ケイ素(5io2)を生成
    するケイ素(Sl)化合物及び(C)焼成によって酸化
    ジルコニウム(Zr02) 全生成するジルコニウム(
    zr)化合物の三化合物を、各化合物の対応酸化物の総
    和に対する各、化合物の対応酸化物のM世間分率(以下
    「酸化物換算含有率」と旨う)で表わして、それぞれ、 A4化合物 20〜??、9重量% S1 化合q勿     / 〜コタ、9′1量%zr
    化合物 Q/〜3 元素% の割合で含有し、 上ロピ水性液状物中のケイ素化合物の酸化物換算含有率
    CSt (重量%)とジルコニウム化合物の酸化物換算
    含有率C2r(重量%)とが次の関係式: %式% 上記繊維状先駆物の焼成の最高温度T (℃)が次の関
    係式: %式% を名1〜だすことを特徴とする耐火性アルミナ繊維の調
    造法。
JP19817182A 1982-11-11 1982-11-11 耐火性アルミナ繊維 Granted JPS5988917A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19817182A JPS5988917A (ja) 1982-11-11 1982-11-11 耐火性アルミナ繊維

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19817182A JPS5988917A (ja) 1982-11-11 1982-11-11 耐火性アルミナ繊維

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5988917A true JPS5988917A (ja) 1984-05-23
JPH045770B2 JPH045770B2 (ja) 1992-02-03

Family

ID=16386647

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19817182A Granted JPS5988917A (ja) 1982-11-11 1982-11-11 耐火性アルミナ繊維

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5988917A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09291421A (ja) * 1996-04-22 1997-11-11 Isolite Kogyo Kk アルミナジルコニア繊維及びその製造方法
JP2009120814A (ja) * 2007-10-23 2009-06-04 Mitsubishi Chemicals Corp 樹脂組成物
CN103820882A (zh) * 2014-03-07 2014-05-28 武汉大学 无机氧化物中空纤维及其制备方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101666501B1 (ko) * 2015-02-24 2016-10-17 정성화 건류식 폐전선 및 폐통신선 열분해 처리시스템

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5522092A (en) * 1978-07-26 1980-02-16 Carborundum Co Shrinkage resistant and fire retarded fiber and method
JPS55142718A (en) * 1979-03-05 1980-11-07 Johns Manville Method and composition for producing alumina containing fiber
JPS5620361A (en) * 1979-07-26 1981-02-25 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Multiple data frame transmission system
JPS58186613A (ja) * 1982-04-26 1983-10-31 Mitsubishi Keikinzoku Kogyo Kk 耐火性アルミナ繊維の製造法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5522092A (en) * 1978-07-26 1980-02-16 Carborundum Co Shrinkage resistant and fire retarded fiber and method
JPS55142718A (en) * 1979-03-05 1980-11-07 Johns Manville Method and composition for producing alumina containing fiber
JPS5620361A (en) * 1979-07-26 1981-02-25 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Multiple data frame transmission system
JPS58186613A (ja) * 1982-04-26 1983-10-31 Mitsubishi Keikinzoku Kogyo Kk 耐火性アルミナ繊維の製造法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09291421A (ja) * 1996-04-22 1997-11-11 Isolite Kogyo Kk アルミナジルコニア繊維及びその製造方法
JP2009120814A (ja) * 2007-10-23 2009-06-04 Mitsubishi Chemicals Corp 樹脂組成物
CN103820882A (zh) * 2014-03-07 2014-05-28 武汉大学 无机氧化物中空纤维及其制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH045770B2 (ja) 1992-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102965764B (zh) 一种氧化铝陶瓷连续纤维的制备方法
US4304604A (en) Production, composition and aftertreatment of mineral fibers for the micro-reinforcement of binders of building materials
WO2019019365A1 (zh) 一种氧化铝-氧化锆复合陶瓷连续纤维的制备方法
WO2010075258A1 (en) Composition for high performance glass fibers and fibers formed therewith
JPS62288137A (ja) 耐アルカリ性ガラス繊維
CN107021639A (zh) 高性能玻璃纤维用组合物及由其形成的纤维
CN110041055B (zh) 一种氧化铝陶瓷长丝及其溶胶-凝胶纺丝制备方法
US3082099A (en) Inorganic fibers and method of preparation
TW201136865A (en) Refractory product having a high zirconia content
CN109437862A (zh) 一种含1~5wt%B2O3的氧化铝基陶瓷连续纤维的制备方法
US20100009187A1 (en) Polycrystalline Corundum Fibers And Method For The Production Thereof
JPS5988917A (ja) 耐火性アルミナ繊維
JPH01103935A (ja) 繊維強化複合材料およびその製造方法
JP2005501984A (ja) ジルコニウム/金属酸化物繊維
WO1998051981A1 (en) Glass fiber reinforced ceramic molding compositions
JPH0372724B2 (ja)
CN112028640A (zh) TiC-ZrO2复合粉体及复合纤维的制备方法
JPS58167444A (ja) 耐アルカリ性ガラス繊維
JPS61124626A (ja) 窒化アルミニウム繊維及びその製造方法
JPS6228205B2 (ja)
JPS6241318A (ja) アルミン酸マグネシウム繊維、その組成物および方法
CN115650723B (zh) 一种氧化锆陶瓷棒的制备方法
JP2731242B2 (ja) 高強度・高靱性セラミックス体
JPH0478731B2 (ja)
JP2673142B2 (ja) 高耐熱高強度アルミナシリカ質繊維