JPS59870Y2 - スピ−カ−用ハニカム振動板 - Google Patents
スピ−カ−用ハニカム振動板Info
- Publication number
- JPS59870Y2 JPS59870Y2 JP5353180U JP5353180U JPS59870Y2 JP S59870 Y2 JPS59870 Y2 JP S59870Y2 JP 5353180 U JP5353180 U JP 5353180U JP 5353180 U JP5353180 U JP 5353180U JP S59870 Y2 JPS59870 Y2 JP S59870Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- honeycomb
- honeycomb structure
- speakers
- diaphragm
- core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はハニカム構造体の両面にスキン材を貼着してな
るスピーカー用ハニカム振動板に関する。
るスピーカー用ハニカム振動板に関する。
一般に、スピーカー用ハニカム振動板は、第1図に示す
ように天然繊維、合成繊維の単独紙、混合紙または樹脂
フィルムからなるハニカム構造体1の両面にスキン材2
a、2bを貼着した構造を有するが、ハニカム構造体の
補強構造として、従来は第2図に示すように、ハニカム
構造体1の各コア内に発泡樹脂3を充填した構造のもの
がある。
ように天然繊維、合成繊維の単独紙、混合紙または樹脂
フィルムからなるハニカム構造体1の両面にスキン材2
a、2bを貼着した構造を有するが、ハニカム構造体の
補強構造として、従来は第2図に示すように、ハニカム
構造体1の各コア内に発泡樹脂3を充填した構造のもの
がある。
このような構造は、発泡樹脂3が熱変形しやすく、また
、各コア内に発泡樹脂3を充填するため重量が増加し、
ハニカム振動板の三大特徴である耐熱変形性、軽量高能
率が損われる欠点があった。
、各コア内に発泡樹脂3を充填するため重量が増加し、
ハニカム振動板の三大特徴である耐熱変形性、軽量高能
率が損われる欠点があった。
本考案はこのような従来欠点を改良したもので、以下図
において説明する。
において説明する。
第3図において、天然繊維、アクリル繊維等の合成繊維
の単独紙、混合紙、またはポリエステル樹脂、アクリル
樹脂等の樹脂フィルムからなるハニカム構造体1の各コ
アの表面に金属またはその酸化物、炭化物、ケイ化物、
窒化物、ホウ化物等の金属化合物からなる硬化層4を形
成した構造である。
の単独紙、混合紙、またはポリエステル樹脂、アクリル
樹脂等の樹脂フィルムからなるハニカム構造体1の各コ
アの表面に金属またはその酸化物、炭化物、ケイ化物、
窒化物、ホウ化物等の金属化合物からなる硬化層4を形
成した構造である。
金属としてはたとえばアルミニウム、チタン、マグネシ
ウム合金等、金属化合物としてはたとえば酸化アルミニ
ウム、炭化アルミニウム、窒化アルミニウム、酸化チタ
ン、炭化チタン、窒化チタン等が用いられ、また、硬化
層4は、上記金属または金属化合物を無電解メッキ、電
解メッキ等の湿式メッキ法、真空蒸着法、イオンブレー
ティング法、化学気相法、溶射法等の乾式法を用いてハ
ニカム構造体1の各コアの表面に付着させて形成する。
ウム合金等、金属化合物としてはたとえば酸化アルミニ
ウム、炭化アルミニウム、窒化アルミニウム、酸化チタ
ン、炭化チタン、窒化チタン等が用いられ、また、硬化
層4は、上記金属または金属化合物を無電解メッキ、電
解メッキ等の湿式メッキ法、真空蒸着法、イオンブレー
ティング法、化学気相法、溶射法等の乾式法を用いてハ
ニカム構造体1の各コアの表面に付着させて形成する。
以上の構造は、ハニカム構造体1の各コアの表面に硬化
層4が形成され、ハニカム構造体1の機械的強度特に剛
性が著しく増大し、かつ、表面硬化処理による重量の増
加が無視しうる程度に小さいので、振動板としての基本
的な特性E/ρが増大する。
層4が形成され、ハニカム構造体1の機械的強度特に剛
性が著しく増大し、かつ、表面硬化処理による重量の増
加が無視しうる程度に小さいので、振動板としての基本
的な特性E/ρが増大する。
従って、分割共振周波数が高くなり、ピストン振動領域
が拡大されて、広い周波数範囲にわたってピークやディ
ップの少ない平坦な周波数特性が得られ、音響放射能率
の低下がない。
が拡大されて、広い周波数範囲にわたってピークやディ
ップの少ない平坦な周波数特性が得られ、音響放射能率
の低下がない。
また、ハニカム構造体1の各コアの表面が硬化層4によ
って覆われるので、紙製ハニカム構造体の場合は耐湿性
、放射性、樹脂フィルムからなるハニカ、ム構造体の場
合は耐熱性、放熱性が著しく向上する等の利点を有する
。
って覆われるので、紙製ハニカム構造体の場合は耐湿性
、放射性、樹脂フィルムからなるハニカ、ム構造体の場
合は耐熱性、放熱性が著しく向上する等の利点を有する
。
第1図はハニカム振動板を具備するスピーカーの構造を
示す図、第2図は従来のスピーカー用ハニカム振動板の
構造を示す図、第3図は本考案のスピーカー用ハニカム
振動板の構造を示す図、第4図はハニカム構造体の構造
を示す図である。 1はハニカム構造体、2a、2bはスキン材、4は硬化
層である。
示す図、第2図は従来のスピーカー用ハニカム振動板の
構造を示す図、第3図は本考案のスピーカー用ハニカム
振動板の構造を示す図、第4図はハニカム構造体の構造
を示す図である。 1はハニカム構造体、2a、2bはスキン材、4は硬化
層である。
Claims (1)
- 天然繊維、合成繊維の単独紙、混合紙または樹脂フィル
ムからなるハニカム構造体1の両面にスキン材2a、2
bを貼着した構造において、上記ハニカム構造体1の各
コアの表面に金属またはその酸化物、炭化物、ケイ化物
、窒化物、ホウ化物等の金属化合物からなる硬化層を形
成したことを特徴とするスピーカー用ハニカム振動板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5353180U JPS59870Y2 (ja) | 1980-04-18 | 1980-04-18 | スピ−カ−用ハニカム振動板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5353180U JPS59870Y2 (ja) | 1980-04-18 | 1980-04-18 | スピ−カ−用ハニカム振動板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56155588U JPS56155588U (ja) | 1981-11-20 |
JPS59870Y2 true JPS59870Y2 (ja) | 1984-01-11 |
Family
ID=29648333
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5353180U Expired JPS59870Y2 (ja) | 1980-04-18 | 1980-04-18 | スピ−カ−用ハニカム振動板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59870Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-04-18 JP JP5353180U patent/JPS59870Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56155588U (ja) | 1981-11-20 |
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