JPS5823626Y2 - 断熱材 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、配管、壁、天井、屋根裏等の断熱材として、
断熱性が良く、軽量で強度的にも優れる断熱材を提供せ
んとするものである。

以下、本考案を図面に基いて詳細に説明する。

本考案は、例えば、第１図および第２図に示すように、
アルミニウム、銀等の光輝性材料よりなる箔を貼着した
り、該光輝性材料を蒸着したり、該光輝性材料よりなる
塗料を塗布したりしてなる輻射熱反射層１の積層形威せ
ろ紙、プラスチックシート、布等よりなるシート状材料
２と、紙、プラスチックシート、布等よりなる波状材料
３を該波状材料３山部４で接着一体化して積層材料５を
形成し、該積層材料５を筒状に成形して戊る断熱材Ａに
関するものである。

尚、上記本考案において、積層材料５を筒状に成形する
に際しては、例えば、第１図および第２図において、イ
に示すような、断面四角形、口に示すような断面三角形
、ハに示すような、断面円形の他に、菱形、楕円形、台
形、多角形等、任意の形状に成形すれば良い。

又、第１図イ乃至ハに示すような筒状体の外周面部に、
第３図イ乃至八に示すように、紙、プラスチックシート
、布等のシート状材料６を被着して多層に成形したり、
又、第２図イ乃至ハに示すような筒状体を、第４図イ乃
至ハに示すように多層に成形したりしても良い。

又、シート状材料２に輻射熱板対層１を積層形成するに
際しては、例えば、第１図乃至第４図に示すように、シ
ート状材料２の片面のみに輻射熱反射層１を積層形威さ
せるのではなく、該シート状材料２の両面に該輻射熱反
射層１を積層形威しても良い。

又、波状材料３の片面又は両面にも輻射熱反射層を積層
形成すると、輻射による熱伝導の阻止効果が更に向上し
、特に断熱性の良好な断熱材が得られるので最適である
。

上記のように、本考案の断熱材は、輻射熱反射層を積層
形成せるシート状材料と、波状材料を該波状材料山部で
接着一体化して積層材料を形成し、該積層材料を筒状に
形成して戊るので、輻射熱反射層により輻射による熱伝
導の阻止効果があり、且シート状材料および波状材料と
により形成される蜂巣状の空気層並びに筒状体により形
成される空気層により対流による熱伝導の阻止効果があ
る為、断熱性が良く、又、筒状体により形成される積層
構造体による為、軽量で強度的にも優れ、配管、壁、天
井、屋根裏等に使用できるので最適である。

【図面の簡単な説明】

第１図イ９口、ハ乃至第４図イ９口、ハに示すのは、本
考案の異なった実施例の斜視図である。 １・・・・・・輻射熱反射層、２・・・・・・シート状
材料、３・・・・・・波状材料、４・・・・・・山部、
５・・・・・・積層材料、Ａ・・・・・・断熱材。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 輻射熱反射層を積層形成せるシート状材料と、波状材料
   を該波状材料山部で接着一体化して積層材料を形成し、
   該積層材料を筒状に成形して戊る断熱材。