JPS59869Y2 - スピ−カ−用ハニカム振動板 - Google Patents
スピ−カ−用ハニカム振動板Info
- Publication number
- JPS59869Y2 JPS59869Y2 JP5353080U JP5353080U JPS59869Y2 JP S59869 Y2 JPS59869 Y2 JP S59869Y2 JP 5353080 U JP5353080 U JP 5353080U JP 5353080 U JP5353080 U JP 5353080U JP S59869 Y2 JPS59869 Y2 JP S59869Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- honeycomb
- diaphragm
- honeycomb structure
- speakers
- metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はハニカム構造体の両面にスキン材を貼着してな
るスピーカー用ハニカム振動板に関する。
るスピーカー用ハニカム振動板に関する。
一般に、スピーカー用ハニカム振動板は、第1図に示す
ようにアルミニウム、チタン、またはこれらの合金等か
らなるハニカム構造体1の両面にスキン材2 a 、2
bを貼着した構造を有するが、ハニカム構造体の補強
構造として、従来は第2図に示すように、ハニカム構造
体1の各コア内に発泡樹脂3を充填した構造のものがあ
る。
ようにアルミニウム、チタン、またはこれらの合金等か
らなるハニカム構造体1の両面にスキン材2 a 、2
bを貼着した構造を有するが、ハニカム構造体の補強
構造として、従来は第2図に示すように、ハニカム構造
体1の各コア内に発泡樹脂3を充填した構造のものがあ
る。
このような構造は、発泡樹脂3が熱変形しやすく、また
、各コア内に発泡樹脂3を充填するため重量が増加し、
ハニカム振動板の三大特徴である耐熱変形性、軽量高能
率が損われる欠点があった。
、各コア内に発泡樹脂3を充填するため重量が増加し、
ハニカム振動板の三大特徴である耐熱変形性、軽量高能
率が損われる欠点があった。
本考案はこのような従来欠点を改良したもので、以下図
において説明する。
において説明する。
第3図において、アルミニウム、チタン、マグネシウム
合金等からなる金属ハニカム構造体1の各コアの表面に
金属の酸化物、炭化物、ケイ化物の金属化合物からなる
硬化層4を形成した構造である。
合金等からなる金属ハニカム構造体1の各コアの表面に
金属の酸化物、炭化物、ケイ化物の金属化合物からなる
硬化層4を形成した構造である。
金属化合物としては、例えば酸化アルミニウム、炭化ア
ルミニウム、酸化チタン、炭化チタン等が用いられ、ま
た、硬化層4は、上記金属化合物を無電解メッキ、電解
メッキ等の湿式メッキ法、真空蒸着法、イオンブレーテ
ィング法、化学気相法、溶射法を用いてハニカム構造体
1の各コアの表面に付着させて形成する。
ルミニウム、酸化チタン、炭化チタン等が用いられ、ま
た、硬化層4は、上記金属化合物を無電解メッキ、電解
メッキ等の湿式メッキ法、真空蒸着法、イオンブレーテ
ィング法、化学気相法、溶射法を用いてハニカム構造体
1の各コアの表面に付着させて形成する。
また、ハニカム構造体1が、第4図に示すように金属箔
5を所定の位置Pで接着して順次積層し、積層方向に伸
長してハニカム構造となした構造においては、金属箔5
,5の位置Pにおける接着をエポキシ系、ポリイミド系
、フェノール系、セラミック系、ガラス系等の熱変形温
度が200℃以上の接着剤で接着し、」−記の表面硬化
処理を施して各コアの表面に硬化層4を形成する。
5を所定の位置Pで接着して順次積層し、積層方向に伸
長してハニカム構造となした構造においては、金属箔5
,5の位置Pにおける接着をエポキシ系、ポリイミド系
、フェノール系、セラミック系、ガラス系等の熱変形温
度が200℃以上の接着剤で接着し、」−記の表面硬化
処理を施して各コアの表面に硬化層4を形成する。
以上の構造は、金属ハニカム構造体1の各コアの表面に
硬化層4が形成されるので、ハニカム構造体1の機械的
強度が著しく増大し、従って、振動板としての剛性が著
しく増大する。
硬化層4が形成されるので、ハニカム構造体1の機械的
強度が著しく増大し、従って、振動板としての剛性が著
しく増大する。
従って、分割共振周波数が高くなり、ピストン振動領域
が拡大されるので、広い周波数範囲にわたってピークや
ディップのない平坦な周波数特性が得られ、また、ハニ
カム構造体1の表面硬化処理による重量の増加が無視し
うる程度に小さいので、音響放射能率の低下がない等の
利点を有する。
が拡大されるので、広い周波数範囲にわたってピークや
ディップのない平坦な周波数特性が得られ、また、ハニ
カム構造体1の表面硬化処理による重量の増加が無視し
うる程度に小さいので、音響放射能率の低下がない等の
利点を有する。
第1図はハニカム振動板を具備するスピーカーの構造を
示す図、第2図は従来のスピーカー用ハニカム振動板の
構造を示す図、第3図は本考案のスピーカー用ハニカム
振動板の構造を示す図、第4図はハニカム構造体の構造
を示す図である。 1はハニカム構造体、2a、2bはスキン材、4は硬化
層である。
示す図、第2図は従来のスピーカー用ハニカム振動板の
構造を示す図、第3図は本考案のスピーカー用ハニカム
振動板の構造を示す図、第4図はハニカム構造体の構造
を示す図である。 1はハニカム構造体、2a、2bはスキン材、4は硬化
層である。
Claims (1)
- 金属箔を接着剤によって接着して構成した金属ハニカム
構造体1の両面にスキン材2 a 、2 bを貼着した
構造において、上記金属ハニカム構造体1の各コアの表
面に金属の酸化物、炭化物、ケイ化物からなる硬化層4
を無電解メッキ、電解メッキ等の湿式メッキ法、または
、真空蒸着法、イオンブレーティング法、化学気相法、
溶射法を用いて形成したことを特徴とするスピーカ用ハ
ニカム振動板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5353080U JPS59869Y2 (ja) | 1980-04-18 | 1980-04-18 | スピ−カ−用ハニカム振動板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5353080U JPS59869Y2 (ja) | 1980-04-18 | 1980-04-18 | スピ−カ−用ハニカム振動板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56155587U JPS56155587U (ja) | 1981-11-20 |
JPS59869Y2 true JPS59869Y2 (ja) | 1984-01-11 |
Family
ID=29648332
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5353080U Expired JPS59869Y2 (ja) | 1980-04-18 | 1980-04-18 | スピ−カ−用ハニカム振動板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59869Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2732092B2 (ja) * | 1988-11-09 | 1998-03-25 | 昭和飛行機工業株式会社 | ハニカムコア |
-
1980
- 1980-04-18 JP JP5353080U patent/JPS59869Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56155587U (ja) | 1981-11-20 |
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