JPH024552Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH024552Y2 JPH024552Y2 JP1982094752U JP9475282U JPH024552Y2 JP H024552 Y2 JPH024552 Y2 JP H024552Y2 JP 1982094752 U JP1982094752 U JP 1982094752U JP 9475282 U JP9475282 U JP 9475282U JP H024552 Y2 JPH024552 Y2 JP H024552Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- honeycomb
- diaphragm
- honeycomb structure
- fan shape
- rigidity
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 description 7
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 6
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 6
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 6
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 6
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
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- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、ハニカム構成にしたスピーカ用振
動板に関する。
動板に関する。
ハニカム振動板を使用したスピーカは一般に第
１図に示す如く、スキン材１とハニカム（六角形
状）構造板２よりなる扇形の振動板および円筒状
のボビン４、ボイスコイル５、磁気回路６等によ
り構成される。上記振動板３に用いられるハニカ
ム構造板２は、個々の空間面積が等しく形成され
たハニカム体を上記第２図に示すように扇形に開
いて、扇形に形成され、見かけ上の密度を低減さ
せる事によつて振動板３の重量を軽くすると共に
剛性を高くとる事ができた。この様に振動板３の
重量を軽くする事によつて共振周波数を高くと
り、諸特性を向上させることができる。しかしな
がら、振動板３の径方向に対して中心側と外側の
見かけ上の密度しいては剛性が異なり、そのため
複雑な共振を起こし音質や各特性を劣化させると
いう欠点があつた。また、ハニカム構造板２の材
質は全体が同じ材質であるため、重量を低減した
り剛性を高めるためには全体の材質を替えなけれ
ばならない等の問題点があつた。
１図に示す如く、スキン材１とハニカム（六角形
状）構造板２よりなる扇形の振動板および円筒状
のボビン４、ボイスコイル５、磁気回路６等によ
り構成される。上記振動板３に用いられるハニカ
ム構造板２は、個々の空間面積が等しく形成され
たハニカム体を上記第２図に示すように扇形に開
いて、扇形に形成され、見かけ上の密度を低減さ
せる事によつて振動板３の重量を軽くすると共に
剛性を高くとる事ができた。この様に振動板３の
重量を軽くする事によつて共振周波数を高くと
り、諸特性を向上させることができる。しかしな
がら、振動板３の径方向に対して中心側と外側の
見かけ上の密度しいては剛性が異なり、そのため
複雑な共振を起こし音質や各特性を劣化させると
いう欠点があつた。また、ハニカム構造板２の材
質は全体が同じ材質であるため、重量を低減した
り剛性を高めるためには全体の材質を替えなけれ
ばならない等の問題点があつた。
この考案は上記の欠点を除去する為になされた
もので、ハニカム構造板のみかけ上の密度の均一
化により、振動板の径方向の剛性の均一化を図つ
たハニカムスピーカ用振動板を提供することを目
的としている。
もので、ハニカム構造板のみかけ上の密度の均一
化により、振動板の径方向の剛性の均一化を図つ
たハニカムスピーカ用振動板を提供することを目
的としている。
以下、本考案における一実施例を第３図乃至第
５図を用いて説明する。第３図において７は金属
リボン、８は該金属リボンに塗布した接着剤であ
り、該接着剤の間隔は矢印方向に行くに従い広く
してある。接着剤の間隔を広げることによつて、
この金属リボン７を何枚も重ねて積層接着して広
げると、第４図に示すように一方から他方に向か
つて空間面積が大きくなるハニカム体が形成され
る。そして、ハニカム体の該他方をしぼり、該一
方をひろげる処理をして扇形に開き、扇形に形成
されたのが第５図に示すハニカム構造板９であ
る。このハニカム構造板９の両側にスキン材を貼
ると第１図に示すのと同じ振動板３ができる。
５図を用いて説明する。第３図において７は金属
リボン、８は該金属リボンに塗布した接着剤であ
り、該接着剤の間隔は矢印方向に行くに従い広く
してある。接着剤の間隔を広げることによつて、
この金属リボン７を何枚も重ねて積層接着して広
げると、第４図に示すように一方から他方に向か
つて空間面積が大きくなるハニカム体が形成され
る。そして、ハニカム体の該他方をしぼり、該一
方をひろげる処理をして扇形に開き、扇形に形成
されたのが第５図に示すハニカム構造板９であ
る。このハニカム構造板９の両側にスキン材を貼
ると第１図に示すのと同じ振動板３ができる。
尚、上記一実施例では接着剤８の塗布間隔を広
くしたが、第６図に示す如く接着剤８の塗布面積
を矢印方向に行くに従がい広くして何枚も積層接
着し、第７図に示す如く横に広げ、さらに第８図
に示す如く扇形に形成されたハニカム構造板９を
構成することができる。このように、接着剤８の
塗布間隔または塗布面積を変化させることによ
り、一方から他方に向かつて空間面積が大きくな
るハニカム体を形成し、ハニカム体を扇形に形成
すると、個々の空間面積が等しく形成されたハニ
カム体を扇形に形成した場合に較べて、ハニカム
構造板９のみかけ上の密度の均一化が図れる。そ
れゆえ、かかるハニカム構造板９を使用した振動
板３の径方向の剛性は、均一化され、そのため、
複雑な共振は減少し、音質や各特性の劣化は軽減
される。上記一実施例ではリボン材として金属リ
ボン７と接着剤８を用いたが、第９図に示す如く
異なる金属または樹脂のリボンＡ，Ｂで構成して
もよい。さらには異なる材質のものを何種類組合
せてもよい。さらには、リボンの厚さを中心側と
外側で変えてハニカムを構成してもよい。第１０
図はリボンの長辺方向に異なる材質のリボンＡ，
Ｂを組合せたもので、第１１図はリボンの長辺方
向の長さを変えた異材質リボンＡ，Ｂを組合せて
ハニカム構成としたものである。
くしたが、第６図に示す如く接着剤８の塗布面積
を矢印方向に行くに従がい広くして何枚も積層接
着し、第７図に示す如く横に広げ、さらに第８図
に示す如く扇形に形成されたハニカム構造板９を
構成することができる。このように、接着剤８の
塗布間隔または塗布面積を変化させることによ
り、一方から他方に向かつて空間面積が大きくな
るハニカム体を形成し、ハニカム体を扇形に形成
すると、個々の空間面積が等しく形成されたハニ
カム体を扇形に形成した場合に較べて、ハニカム
構造板９のみかけ上の密度の均一化が図れる。そ
れゆえ、かかるハニカム構造板９を使用した振動
板３の径方向の剛性は、均一化され、そのため、
複雑な共振は減少し、音質や各特性の劣化は軽減
される。上記一実施例ではリボン材として金属リ
ボン７と接着剤８を用いたが、第９図に示す如く
異なる金属または樹脂のリボンＡ，Ｂで構成して
もよい。さらには異なる材質のものを何種類組合
せてもよい。さらには、リボンの厚さを中心側と
外側で変えてハニカムを構成してもよい。第１０
図はリボンの長辺方向に異なる材質のリボンＡ，
Ｂを組合せたもので、第１１図はリボンの長辺方
向の長さを変えた異材質リボンＡ，Ｂを組合せて
ハニカム構成としたものである。
以上説明してきたように、本考案は、以上の如
く構成されているので、ハニカム構造板のみかけ
上の密度の均一化により、振動板の径方向の剛性
を均一化を図れることができる。したがつて、こ
の考案によれば、複雑な共振は減少し、音質や各
特性の劣化は軽減されるという効果が得られる。
く構成されているので、ハニカム構造板のみかけ
上の密度の均一化により、振動板の径方向の剛性
を均一化を図れることができる。したがつて、こ
の考案によれば、複雑な共振は減少し、音質や各
特性の劣化は軽減されるという効果が得られる。
第１図は一般的なハニカムスピーカ用振動板の
側面図、第２図は従来例を示す平面図、第３図乃
至第５図は本考案における一実施例を示すもので
あり、第３図は製造工程を示す図、第４図と第５
図はそれぞれ平面図である。第６図乃至第８図は
他の実施例を示すものであり、第６図は製造工程
を示す図、第７図と第８図はそれぞれ平面図であ
る。また、第９図乃至第１１図はそれぞれ各別の
実施例を示す平面図である。 ３：振動板、７：金属リボン。
側面図、第２図は従来例を示す平面図、第３図乃
至第５図は本考案における一実施例を示すもので
あり、第３図は製造工程を示す図、第４図と第５
図はそれぞれ平面図である。第６図乃至第８図は
他の実施例を示すものであり、第６図は製造工程
を示す図、第７図と第８図はそれぞれ平面図であ
る。また、第９図乃至第１１図はそれぞれ各別の
実施例を示す平面図である。 ３：振動板、７：金属リボン。
Claims (1)
- 一方から他方に向かつて空間面積が大きくなる
ように形成されたハニカム体の該他方を中心とし
て扇形に形成したハニカム構造板を構成要素とす
るハニカムスピーカ用振動板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9475282U JPS591297U (ja) | 1982-06-24 | 1982-06-24 | ハニカムスピ−カ用振動板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9475282U JPS591297U (ja) | 1982-06-24 | 1982-06-24 | ハニカムスピ−カ用振動板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS591297U JPS591297U (ja) | 1984-01-06 |
| JPH024552Y2 true JPH024552Y2 (ja) | 1990-02-02 |
Family
ID=30226630
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9475282U Granted JPS591297U (ja) | 1982-06-24 | 1982-06-24 | ハニカムスピ−カ用振動板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS591297U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1788525A (zh) * | 2003-05-12 | 2006-06-14 | 皇家飞利浦电子股份有限公司 | 具有声学板的扬声器单元 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54128328A (en) * | 1978-03-28 | 1979-10-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Speaker |
| JPS5712631U (ja) * | 1980-06-18 | 1982-01-22 |
-
1982
- 1982-06-24 JP JP9475282U patent/JPS591297U/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54128328A (en) * | 1978-03-28 | 1979-10-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Speaker |
| JPS5712631U (ja) * | 1980-06-18 | 1982-01-22 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS591297U (ja) | 1984-01-06 |
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