JPS5838704Y2 - スピ−カの振動板構造 - Google Patents
スピ−カの振動板構造Info
- Publication number
- JPS5838704Y2 JPS5838704Y2 JP1980038436U JP3843680U JPS5838704Y2 JP S5838704 Y2 JPS5838704 Y2 JP S5838704Y2 JP 1980038436 U JP1980038436 U JP 1980038436U JP 3843680 U JP3843680 U JP 3843680U JP S5838704 Y2 JPS5838704 Y2 JP S5838704Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diaphragm
- speaker
- layer
- speaker diaphragm
- diaphragm structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はスピーカの振動板に係り、振動板の歪みを極
力少なくシ、剛性を高めるために、平板状のハニカムコ
アを積層してピララド状に成形したスピーカの振動板構
造に関するものである。
力少なくシ、剛性を高めるために、平板状のハニカムコ
アを積層してピララド状に成形したスピーカの振動板構
造に関するものである。
従来、スピーカの振動板１は第１図に示すようにハニカ
ム構造体をコーン形状に成形し、ボイスコイル２、ダン
パー３、エツジ４などの磁気回路をフレームに取付けて
スピーカを構成している。
ム構造体をコーン形状に成形し、ボイスコイル２、ダン
パー３、エツジ４などの磁気回路をフレームに取付けて
スピーカを構成している。
このようなスピーカではハニカム構造体の振動板が強度
的にも強く軽量化が図れるとともに広い周波数領域に亙
り効果的なピストン運動が期待できる。
的にも強く軽量化が図れるとともに広い周波数領域に亙
り効果的なピストン運動が期待できる。
しかしながら振動板がコーン形状のために周波数特性上
谷部ができて音質が変動するという欠点がある。
谷部ができて音質が変動するという欠点がある。
そこでコーン形状による欠点を除去するために紙、金属
板などにより、ハニカム構造の平板形振動板を使用した
ものがあるが、平板形振動板では強度的に弱く、分割振
動が起きやすい欠点があった。
板などにより、ハニカム構造の平板形振動板を使用した
ものがあるが、平板形振動板では強度的に弱く、分割振
動が起きやすい欠点があった。
そこで第２図イ９口に示す如く、平板形振動板１に長円
形又は矩形のボイスコイル２を取付けたものや円筒形ボ
イスコイル２を複数個使用して分割振動を防止した構造
のスピーカが考えられているが特殊なボイスコイル、磁
気回路、フレームなどが必要となり、コスト的、生産技
術的に問題となっている。
形又は矩形のボイスコイル２を取付けたものや円筒形ボ
イスコイル２を複数個使用して分割振動を防止した構造
のスピーカが考えられているが特殊なボイスコイル、磁
気回路、フレームなどが必要となり、コスト的、生産技
術的に問題となっている。
さらに、第３図に示すようにコーン形状に発泡成形した
プラスチック単体やコーン紙、コーン金属箔と張り合わ
せた振動体１は、窪みをなくし周波数特性上の谷部を防
ぐ構造で広いピストン振動域が期待でき、しかもスピー
カ自体の構造も簡単なために・マ、、スト的、生産技術
的に優位であるが、しかしながら発泡プラスチックは温
度、湿度などにより、不安定で微妙であるから、高精度
が要求される音響機器の振動板素材としては難点が多か
った。
プラスチック単体やコーン紙、コーン金属箔と張り合わ
せた振動体１は、窪みをなくし周波数特性上の谷部を防
ぐ構造で広いピストン振動域が期待でき、しかもスピー
カ自体の構造も簡単なために・マ、、スト的、生産技術
的に優位であるが、しかしながら発泡プラスチックは温
度、湿度などにより、不安定で微妙であるから、高精度
が要求される音響機器の振動板素材としては難点が多か
った。
この考案は、上述した事情にもとづいてなされたもので
あり、ハニカム構造体の強度が大であり軽量化ができ、
生産性が良く安価に製造できるスピーカの振動板構造を
提供するものである。
あり、ハニカム構造体の強度が大であり軽量化ができ、
生産性が良く安価に製造できるスピーカの振動板構造を
提供するものである。
以下この考案による実施例を第４図ないし第５図にもと
づいて具体的に説明する。
づいて具体的に説明する。
図において、従来例と対応する個所及び部品は同一符号
を付して説明する。
を付して説明する。
第４図はこの考案による一実施例であり、同心円状に成
形した平板状のハニカムコア４ａ〜４ｎをスキン層５を
介して数段のピララド状に積層しその端部にボイスコイ
ル２を固着して振動板を構成する。
形した平板状のハニカムコア４ａ〜４ｎをスキン層５を
介して数段のピララド状に積層しその端部にボイスコイ
ル２を固着して振動板を構成する。
第５図はこの考案による他の実施例であり、円形に成形
した平板状のハニカムコア６ａと、方形状に成形した平
板状のハニカムコア６ｂとをスキン層７を介し交互に積
層してピラミッド状に積層したもので、その端部にボイ
スコイル２を固着して振動板を構成したものである。
した平板状のハニカムコア６ａと、方形状に成形した平
板状のハニカムコア６ｂとをスキン層７を介し交互に積
層してピラミッド状に積層したもので、その端部にボイ
スコイル２を固着して振動板を構成したものである。
以上のように構成された振動板は、窪みがないので音波
放射面を平面状としたので、周波数特性の谷部を除去し
、かつ広いピストン帯域を得ることができる。
放射面を平面状としたので、周波数特性の谷部を除去し
、かつ広いピストン帯域を得ることができる。
また、ハニカム構造体であるから強度的にもすぐれてお
り、軽量化が図れるとともに従来のスピーカ部品がその
ま・使用できる利点か゛ある。
り、軽量化が図れるとともに従来のスピーカ部品がその
ま・使用できる利点か゛ある。
また第５図に示した実施例の如く、丸と四角の異種形状
のハニカムコアを張り合せたものは、それぞれの層ごと
に外形形状が異なるために、それぞれの層ごとに振動モ
ードが異なることになり、それぞれの層が互いに打ち消
し合うことになるがら、振動板自体の振動が打ち消され
、これによってピストン帯域が伸張されて、帯域外の特
性もスムーズにすることができ、さらにそれぞれの層の
形状及び面積を適宜設定することによりさらに効果を高
めることができる。
のハニカムコアを張り合せたものは、それぞれの層ごと
に外形形状が異なるために、それぞれの層ごとに振動モ
ードが異なることになり、それぞれの層が互いに打ち消
し合うことになるがら、振動板自体の振動が打ち消され
、これによってピストン帯域が伸張されて、帯域外の特
性もスムーズにすることができ、さらにそれぞれの層の
形状及び面積を適宜設定することによりさらに効果を高
めることができる。
また、平板状に底形したハニカムコアを積層するだけで
スピーカの振動板が構成できるので生産性も良く安価に
製造できる。
スピーカの振動板が構成できるので生産性も良く安価に
製造できる。
なお、この考案は上述した２例に限定するものではなく
、ハニカムコアの形状を変更することにより、周波数特
性の谷部を除去し、音質のよいスピーカの振動板を得る
ことができる。
、ハニカムコアの形状を変更することにより、周波数特
性の谷部を除去し、音質のよいスピーカの振動板を得る
ことができる。
第１図は従来例を示すスピーカの一部破断した側面図、
第２図イ９口は他の従来例を示す要部の斜視図、第３図
は他の従来例を示す要部の斜視図、第４図イ、町マこの
考案による一実施例を示す振動板の側面図及び底面図、
第５図イ９口はこの考案による他の実施例を示す振動板
の側面図及び底面図である。 １・・・・・・振動板、２・・・・・・ボイスコイル、
３・・・・・・ダンパー、４ａ〜４ｎ・・・・・・ハニ
カムコア、５・・・・・・スキン層。
第２図イ９口は他の従来例を示す要部の斜視図、第３図
は他の従来例を示す要部の斜視図、第４図イ、町マこの
考案による一実施例を示す振動板の側面図及び底面図、
第５図イ９口はこの考案による他の実施例を示す振動板
の側面図及び底面図である。 １・・・・・・振動板、２・・・・・・ボイスコイル、
３・・・・・・ダンパー、４ａ〜４ｎ・・・・・・ハニ
カムコア、５・・・・・・スキン層。
Claims (1)
- 円形状及び方形状等の異なる形状に成形した平板状のハ
ニカムコアを、となり合う層が異なる形状になるように
且つスキン層を介して各層が順次小面積になるように交
互に積層し、最小面積の層にボイスコイルボビンを結合
したことを特徴とするスピーカの振動板構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980038436U JPS5838704Y2 (ja) | 1980-03-24 | 1980-03-24 | スピ−カの振動板構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980038436U JPS5838704Y2 (ja) | 1980-03-24 | 1980-03-24 | スピ−カの振動板構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56152484U JPS56152484U (ja) | 1981-11-14 |
| JPS5838704Y2 true JPS5838704Y2 (ja) | 1983-09-01 |
Family
ID=29633948
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980038436U Expired JPS5838704Y2 (ja) | 1980-03-24 | 1980-03-24 | スピ−カの振動板構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5838704Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5588586U (ja) * | 1978-12-15 | 1980-06-18 |
-
1980
- 1980-03-24 JP JP1980038436U patent/JPS5838704Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56152484U (ja) | 1981-11-14 |
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