JPS5986373A - 水平同期位相比較装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はビデオディスクプレーヤ、ビデオテープレコー
ダ等において、時間軸の補正を行なうために使用して好
適な水平同期位相比較装置に関する。

上記のビデオディスクプレーヤ、ビデオテープレコーダ
等においては、記録媒体が磁気ディスクであれば偏心な
どによる回転むら、また磁気テープであれば走行速度む
ら等が起因して、該記録媒体からの再生出力中には時間
軸変動成分が含まれるものである。従って、上記、の再
生出力中に含ま−れる時間軸変動成分を補正するために
時間軸補正手段が設けられる。

第１図は、従来よシ上記した時間軸補正手段として用い
られている水平同期位相比較装置の回路構成図である。

図中の１は複合映像信号の中から複合同期信号（垂直同
期信号、水平同期信号１等化パルスを含む）のみを取出
す複合同期分離回路、２および３は水平同期生成回路を
構成するノンＩＪ　）　ＩＪガラプルモノマルチバイブ
レータおよびモノマルチバイブレークであシ、その出力
からは水平同期信号が生成される。４は基準同期信号発
生器、５は該基準同期信号発生器４からの基準水平同期
信号を波形整形して基準水平鋸歯状波を出力する波形整
形回路、６は上記した水平同期信号および基準水平鋸歯
状波を基にして時間軸誤差信号を出力するサンプルホー
ルド回路である。また、ＴＩは記録媒体から再生された
複合映像信号が入力される端子、Ｔ２は時間軸誤差信号
が出力される端子である。

次に、上記の構成からなる水平同期位相比較装置の動作
を、第２図に示すタイミングチャートを参照しながら説
明する。

端子Ｔ、に供給された記録媒体（ａ気ディスク。

磁気テープ等〕からの再生複合映像信号は複合同期分離
回路１に供給され、ここで第２図（１）に示す複合同期
信号（垂直同期信号、水平同期信号２等化パルスを含む
）のみが取出される。該複合同期信号はノンリトリガラ
ブルモノマルチパイプレーク２に供給され、ここで垂直
同期信号２等化パルスが除去されて、第２図（２）に示
すような水平同期情報のみをもった信号となる。上記の
ノンリトリガラブルモノマルチバイブレータ２からの出
力は、モノマルチバイブレーク乙によってパルス幅が調
整され、その出力からは第２図（３）に示す水平同期信
号が得られる。上記のノンリトリガラブルモノマルチバ
イブレータ２およびモノマルチバイブレータ乙によシ構
成された、水平同期生成回路からの上記、した水平同期
信号は、サンプリングパルスとしてサンプルホールド回
路６へ供給される。−刀、基準同期信号発生器４に、よ
り発生された第２図（４）に示す基準水平同期信号は、
波形整形回路５によシ波形整形され、その出力からは第
２図（５）に示す基準水平鋸歯状波が得られる。サンプ
ルホールド回路乙には、上記した水平同期信号と基準水
平鋸歯状波が供給されており、波形整形回路５からの上
記の基準水平鋸歯状波をモノマルチパイプレーク３から
の水平同期信号によってサンプリングホールドすること
によシ、上記の水平同期信号における時間軸のずれは、
上記の基準水平鋸歯状波の傾斜に応じたレベル変化に変
換され、該サンプルホールド回路乙の出力には時間軸補
正のだめの時間軸誤差信号が得られる。

上記した従来の構成からなる装置において、第２図（１
）の矢印ａで示す部分における水平同期信号が欠落した
場合は、ノンリトリガラブルモノマルチバイブレータ２
が次の等化パルスから動作をはじめ、それ以後の等化パ
ルス、垂直同期信号の期間は本来の水平同期信号の位置
と異なる位置に水平同期情報をもつパルスが出力されて
しまうため、サンプルホールド回路乙の出力には誤った
時間軸誤差信号が出力される。′ｆｘお、第２図（６）
に示す波形は、第２図（１）の矢印ａで示す部分が欠落
した場合の、ノンリトリガラプルモノマルチバイフＬ／
−タ２の出力波形である。同様に、第２図（７）に示す
波形は、第２図（１）の矢印ａで示す部分が欠落した場
合の、モノマルチバイブレータ３から出力される水平同
期信号である。従って、時間軸補正手段としての回路の
安定性が損なわれ、十分な時間軸の補正が行なえないた
めに再生モニター画面上においては画像のゆれ等が発生
する。また、上記した不具合を回避するために、上記し
たサンプルボールド回路乙の動作を、等化パルス、垂直
同期信号の期間にわたりホールド状態とする方法もある
が、これは垂直同期期間ごとに繰返されるために、時間
軸補正量が多くなると、ホールド状態が解除された場合
の時間軸補正手段における過渡応答により、垂直同期周
波数の整数倍の周波数による振動が時間軸誤差となり、
これが再生画面上に現れるといった欠点がある。

本発明は上記した従来技術における欠点を解消するもの
であシ、記録媒体よシ再生された複合映像信号中の複合
同期信号から水平同期信号を生成する水平同期生成回路
と、基準水平同期信号を発生する基準同期信号発生器と
を備え、上記の水平同期信号と基準水平同期信号との位
相を比較することにより時間軸誤差信号を得る構成とな
し、水平同期信号の欠落、ノイズ等に対処できる水平同
期位相比較装置を提供することを目的とする。

以下、図面を参照しながら本発明による実施例について
説明する。

第６図は、本発明による一実施例を示す水平同期位相比
較装置の回路構成図である。なお、第１図に示した構成
のものと同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明
の重複は省略する。

端子Ｔ□に入力された複合映像信号は、複合同期分離回
路１によシ扱合同期信号が分離され、更にノンリトリガ
ラブルモノマルチバイブレーク２およびモノマルチバイ
ブレーク６で構成された水平同期生成回路を介して水平
同期信号のみが取出される。そして、該水平同期信号は
、サンプリングパルスとしてサンプルホールド回路６へ
供給サレる。−力、基準同期信号発生器４で発生された
基準の水平同期信号は、モノマルチバイブレーク７を介
して基準水平同期信号として取出される。上記のモノマ
ルチバイブレータ７の出力である基準水平同期信号は、
ノンリトリガラブルモノマルチバイブレーク２へ制御入
力として供給されるとともに、波形整形回路５へ供給さ
れてその出力から基準水平鋸歯状波として取出される。

上記の基準水平鋸歯状波は被サンプリング信号としてサ
ンプルホールド回路６へ供給され、該サンプルホールド
回路乙において上記したモノマルチバイブレーク３から
の水平同期信号によってサンプリングされ、その出力か
らは時間軸誤差信号が取出される。

続いて、第３図に示した本発明による水平同期位相比較
装置の動作を、第４図に示すタイミングチャートを参照
し〃から説明する。

端子ＴＩに入力された複合映像信号は、複合同期分離回
路１に供給され、ここで第４図（１）に示す複合同期信
号のみが分離される・。該複合同期信号はノンリトリガ
ラブルモノマルチバイブレーク２により、垂直同期信号
２等化パルスが除去されて、第４図（２）に示す水平同
期情報のみをもつ信号となるが、上記のノンリトリガラ
ブルモノマルチバイブレーク２は、モノマルチバイブレ
ータ７からの基準水平同期信号が“Ｈ”レベルの場合に
のみ、トリガーを受けて動作する構成となっている。第
４図（２）に示す波形が、上記のノンリトリガラブルモ
ノマルチバイブレーク　２の出力波形である。該ノンリ
トリガラブルモノマルチバイブレーク２の出力はモノマ
ルチバイブレータ乙に供絶され、ここでパルス幅が調整
されて第４図（３）に示すような水平同期信号が得られ
る。上記の水平同期信号は、サンプリングパルスとして
サンプルホールド回路６へ供給される。−力、基準同期
信号発生器４により発生された第４図（４）に示す基準
の水平同期信号は、モノマルチバイブレーク７によって
パルス幅が変えられ、その出力からは第４図（５）に示
す基準水平同期信号が取出される。該モノマルチバイブ
レーク７からの基準水平同期信号は、上記したノントリ
ガラブルモノマルチバイブレーク２の動作を制御すると
ともに、波形整形回路５により波形整形され、その出力
からは第４図（６）に示す基準水平鋸歯状波が得られる
。ノンリトリガラブルモノマルチバイブレーク２および
モノマルチバイブレーク６で構成さ几る水平同期生成回
路は、上記したモノマルチバイブレータ７からの基準水
平同期信号によって、複合映像信号中の水平同期信号の
出現する位置が制御さｉｔｌその出方から複合同期信号
中の水平同期信号のみを生成し取出すものである。波形
整形回路５からの上記の基準水平鋸歯状波はサンプルホ
ールド回路６へ供給され、ここでモノマルチバイブレー
タろがらの水平同期信号によってサンプリングホールド
することにょ９、該水平同期信号における時間軸のずれ
は、上記の波形整形回路５からの基準水平鋸歯状波の傾
斜に応じたレベル変化に変換され、該サンプルホールド
回路乙の出力には時間軸補正のための時間軸誤差信号が
得られる。

上記の構成からなる装置において、第４図（１）の矢印
ａで示す部分における水平同期信号が欠落した場合を考
えると、ノンリトリガラブルモノマルチバイブレーク２
はモノマルチバイブレーク７からの基準水平同期信号に
よって制御されるため、上記の矢印ａで示す部分の次に
ぐる等化パルスで動作することはす（、矢印ａで示す部
分の次にくる水平同期信号から動作することになる。こ
の場合のノンリトリガラブルモノマルチバイブレーク２
の出力波形を第４図（７）に、またモノマルチバイブレ
ーク３がら出力される水平同期信号波形を第４　図（８
）　Ｋ示す。上記の如く、サンプルホールド回路６ヘサ
ンプリングパルスとして供給されるモノマルチバイブレ
ータ６からの水平同期信号は、入力の水平同期信号の欠
落部分においてはサンプリングパルスとして出力されず
、サンプルホールド回路６の出力である時間軸誤差信号
はそのままボールド状態となる。

なお、本発明は上記した一実施例のみならず、上記した
モノマルチバイブレータろを微分回路で構成したもの、
あるいはモノマルチバイブレーク７を反転回路で構成し
たものでも、上記したと同等の効果を得ることができる
ものである。

第５図は、本発明による他の実施例を示す回路構成図で
あり、図中の８はＡＮ’Ｄ回路である。第５図に示した
回路構成における各部の波形、および水平同期信号が欠
落した場合の各部の波形を第６図に示す。第６図中（１
）は複合同期分離回路１の出力である複合同期信号波形
、（２）はノンリ）　ＩＪガラプルモノマルチパイプレ
ーク２の出力波形、（３）は正常動作時におけるモノマ
ルチバイブレーク３およびＡＮ’Ｄ回路８から出力され
る水平同期信号波形、（４）は基準同期信号発生器４の
出力波形、（５）はモノマルチバイブレーク７から出力
される基準水平同期信号波形、（６）は波形整形回路５
がら出力される基準水平鋸歯状波波形、（７）は（１）
の矢印ａで示す部分における水平同期信号が欠落した場
合のノンリトリガラブルモノマルチバイブレータ２の出
力波形、（８）は（７）と同様にモノマルチバイブレー
タ５の出力波形、そして（９）も（７）と同様にＡＮＤ
回路８から出力される水平同期信号波形である。

また、第７図も本発明の他の実施例を示す回路構成図で
あり、図中の９はＮＡＮＤ回路そして１０はイン／：−
タである。第７図に示した回路構成における各部の波形
を第８図に示す。第８図中（１）は複合同期分離回路１
の出力である複合同期信号波形、（２）は基準同期信号
発生器４の出力波形、（３）はモノマルチバイブレータ
７の出力である基準水平同期信号波形、（４）は波形整
形回路５の出力である基準水平鋸歯状波波形、そして（
５）はＮＡＮＤ回路９の出力である水平同期信号波形で
ある。

以上記載した如（本発明によれば、従来の回路構成のも
のが等化パルスならびに垂直同期信号部分における水平
同期信号の欠落に対して、時間軸の補正能力が極めて弱
いのに対して、本発明のものは基準同期信号発生器４か
らの信号をモノマルチバイブレータ７を介して得た基準
水平同期信号によって、水平同期生成回路を構成するノ
ンｌｊ　）リガラプルモノマルチバイブレーク２の動作
する位置を制御する構成となっているために、上記の水
平同期生成回路にノンリトリガラブルモノマルチバイブ
レータを使用したことと相まって、複合同期信号中に含
まれる同期情報以外のノイズによって発生する誤動作に
対しても強く、的確な動作を行ない得る水平同期位相比
較装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の水平同期位相比較装置の回路構成図、第
２図は従来例を説明するための波形図、第３図は本発明
にょる一実施例を示す水平同期位相比較装置の回路構成
図、第４図は本発明にょる一実施例を説明するための波
形図、第５図、第７図ならびに第６図、第８図はそれぞ
れ本発明による他の実施例を示す回路構成図ならびに波
形図である。 １：複合同期分離回路、２：ノンリトリガラブルモノマ
ルチバイブレータ、６．７：モノマルチバイブレーク、
４：基準同期信号発生器、５：波形整形回路、６：サン
プルホールド回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 記舞媒体よシ再生された複合映像信号に含まれる複合同
   期信号中から水平同期信号のみを生成する水平同期生成
   回路と、基準水平同期信号を発生する基準同期信号発生
   器とを備え、上記水平同期信号と基準水平同期信号との
   位相を比較することによシ時間軸誤差信号を得るととも
   に、上記水平同期生成回路は上記基準水平同期信号によ
   シ上記複合映像信号における水平同期信号の出現する位
   置が制御されることを特徴とする水平同期位相比較装置
   。