JPS5984888A - 光学的に活性なラクトンの製造方法 - Google Patents

光学的に活性なラクトンの製造方法

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JPS5984888A
JPS5984888A JP19489682A JP19489682A JPS5984888A JP S5984888 A JPS5984888 A JP S5984888A JP 19489682 A JP19489682 A JP 19489682A JP 19489682 A JP19489682 A JP 19489682A JP S5984888 A JPS5984888 A JP S5984888A
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正好 南井
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般式(II (式中、kはベンジル基を示す。) で示される光学活性ラクトンの改良された製造方法に関
する。
一般式(Ilで示される光学活性ラクトンは…−ヒオチ
ン並びにその誘導体および関連化合物の合成の際の重要
な中間体であり、本発明の目的はかかる光学活性ラクト
ンを安価にして、かつ工業的に有利に製造する方法を提
供すること憂こある。
従来、かかる一般式(I)で示される光学活性ラクトン
の合成法として、下記のような方法が知られている(特
公昭49−82551号公報)。
(上式中、kはベンジル基であり、”4はコレステリル
またはシクロヘキシル基である。) しかし、この方法は原料として用いるシス−1,8−ジ
ベンジル−へキサヒドロ−1H−フロ(8,4,−d)
イミダゾール−2,4゜6−トリオンの離溶性、微細結
晶性を考慮すると決し°C有利な方法とびえず、しかも
、置換基Rsかシクロヘキシル基の場合には分割剤とし
て高価なエフェドリンを用いなけれはならないこと、艮
3がコレステリル基の場合憂こは価格、回収法、取り扱
い等を考えあわせると工業的1こ決して満足のゆくもの
ではない。
このようなことから、本発明者らは上記従来法の欠点を
解消し、一般式(Ilで示される光学活性ラクトンを工
業的有利に製造すべく検肘の結果、ハーフェステルの混
合物の分割剤として本願1こ特定する構造の光学活性ア
ミンの使用が非常に有効であり、また、その原料である
ハーフェステル混合物は合成容易なジカルボン酸をアル
コールでエステル化することにより容易に得られること
を見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、一般式(II) (式中、kはベンジル基を示す。) で示されるジカルボン酸を一般式(曲 艮’011      (曲 (式中、■(′は低級アルキル基またはシクロアルキル
基を示す。) で示されるアルコールと反応させて、一般式%式%() (式中、Kおよびに′は前記と同じ意味を有する。) で示されるハーフェステルの混合物を得、次いでこの混
合勧善こ一般式f%’ll (式1中、’1  + ’!はそれぞれ水素1皐子、ハ
ロゲン原子または低級アルキル基を示す。)で示される
光学活性アミンを作用させて上記一般式([Vlで示さ
れる光学活性ハーフェステルを分離し、該ハーフェステ
ルのカルボン酸のみを選択的に還元することを特徴とす
る前記一般式(Ilで示される光学活性ラクトンの製造
法を提供するものである。
本発明において、一般式(II)で示されるジカルボン
酸と一般式(曲で示されるアルコールとの反応は、通常
、反応番こ不活性な溶媒の存在下、触媒の存在もしくは
非存在下に加熱することにより行われる。
この反応の原料であるジカルボン酸は、たとえば次式で
示されるようにフマール酸を原料として製造することが
できる。
(R:ベンジル基) また、もう一方の原料であるアルコールとしては、たと
えばメタノール、エタノール、11−プロピルアルコー
ル、イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール、
イソブチルアルコール、t−ブチルアルコール、n−ペ
ンチルアルコール、インペンチルアルコール、n−ヘキ
シルアルコール、シクロペンタノール、シクロt・キリ
−ノールなどが挙げられる。
この反応におけるアルコールの使用量は、ジカルボン酸
1こ対して1当量以上必要であり、好ましくは2当M以
」−である。
この反応で使用する溶媒としては反応番こ不活性であれ
ば特に制限なく用いることができ、たとえばトルエン、
ベンゼン、キシレン、クロルベンゼン、ジクロベンゼン
、テトラヒドロフラン、メチルエチルケトン、メチルイ
ソブチルケトン等が挙げられる。
また、]―記の原料アルコールを溶媒として用いること
もできる。
かかる溶媒の使用量については特に制限はない。
この反応1こおいて触媒の使用は必すしも必要でないが
、反応速度の向上等のためにf帥媒をイ史用してもよい
。かかる触媒としては、たとえばギ酸、酢酸、プロピオ
ン酸、吉草酸等の有機カルボン酸、カリウム、マグネシ
ウム、亜鉛、鉄、カルシウム、マンガン、コバルト等の
リン酸塩、硫酸塩、塩化物、酸化物、有機脂肪酸塩、有
機スルホン酸塩等の金属塩、テトラブチルアンモニウム
プロミド、ベンジルトリメチルアンモニウムクロリド、
トリカプリルメチルアンモニウムクロリド、ドデシルト
リメチルアンモニウムクロリド、カブリルベメチルジメ
チルアンモニウムクロリト等の有機第4級アンモニウム
塩、^級脂肪酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェノ
ールエーテル、高級脂肪族アルコール等の界面活性剤が
例示される。これらは単独あるいは2種以上の混合物と
して使用される。
触媒を用いる場合、その使用晴は特に制限されないか、
通常ジカルボン酸に対してl/200 〜回申htの1
liij囲である。
反応温度は50〜200℃、好ましくは70〜180℃
の範囲である。反応温度が溶媒の沸点以上の時(こはオ
ートクレーブを用いて反応することかできる。
反応時間1こついては特(こ制限されない。
かかる反応によって、ジカルボン酸とアルコールから一
般式(1v)および(Vlで示されるハーフェステルの
混合物が容易にかつ好収率で得られ、これらは通常の分
離手段たとえば濃縮、納品化等によって反応液から容易
1こ混合物として単離され、次の分割処理に供される。
また、場合によってはこれらの混合物を含む反応液のま
ま次の分割処理に供してもよい。
かくして、たとえばアルコールとしてメタノールを使用
した場合には(4S 、 5 It )−1,8−ジベ
ンジル−4−カルボキシ−5−メトキシカルボニルイミ
ダゾリジン−2−オンおよび(4S、51t)−1,8
−ジベンジル−5−カルボキシ−4−メトキシカルボニ
ルイミダゾリジン−2−オンの混合物が得られ、以下同
様に使用したアルコールに対応して一般式(1v)オヨ
ヒ(v)テ示される(4S、5R)−1,8−ジベンジ
ル−4−カルボキシ−5−(シクロ)アルコキシカルボ
ニルイミダゾリジン−2−オンおよび(48,5K)−
t、s−ジベンジル−5−カルボキシ−4−(シクロ)
アルコキシカルボニルイミダゾリジン−2−オンの混合
物が得られる。
ここで、(シクロ)アルコキシ糸としてはエトキシ、n
−プロポキシ、インプロポキシ、n−ブトキシ、インブ
トキシ、【−ブトキシ、n−ペンチルオキシ、イソペン
チルオキシ、tl−へキシルオキシ、シクロペンチルオ
キシ、シクロへキシルオキシなどが例示される。
このような一般式(1v)および(v)で示されるハー
フェステルの混合物に、一般式(vl)で示される光学
活性アミンを分割剤として作用させることに、よって一
般式(IVIで示される光学活性なハーフェステルを分
離することができる。
より具体的には、上記ハーフェステルの混合物を一般式
(vl)で示される光学活性アミンで処理して、一般式
(1v)で示される光学活性ハーフェステルと光学活性
アミンとのジアステレオマー塩を椙出結晶として得、こ
れを酸分解すること(こよっ−C一般式(IVIで示さ
れる光学活性ハーフェステルを得ることができる。
あるいは、一般式(Vlで示される光学活性ハーフェス
テルと一般式IVIIで示される光学活性アミンとのジ
アステレオマー塩を析出結晶としてP別し、その沖液に
酸を加えて酸分解処理して一般式([%’lで示される
光学活性ハーフェステルが過剰のハーフェステル混合物
を得、これを優先晶析することにより一般式(IVIで
示される光学活性ハーフェステルを得ることができる。
ここで分割剤として用いられる一般式(Vl)で示され
る光学活性アミンとしては、たとえばα−フェニル−β
−フェニルエチルアミン。
α〜フェニルーβ−(P−トリル)エチルアミン、α−
(p−トリル)−β−フェニルエチルアミン、72−7
ヱニルーβ−(P −クロロフェニル)エチルアミン、
α−(P−クロロフェニル)−β−フェニルエチルアミ
ン。
α −(P −ト リ ル ) −β −(P −ト 
リ ル ) −エチルアミン、α−(P−クロロフェニ
ル)−β−CP−クロロフェニル)−β−エチルアミン
などの光学活性体が例示される。
使用される分割剤のmは、一般式flV)およびffl
で示されるハーフェステルの混合物に対シテ約0.7〜
1.2モル倍、好ましくは0.8モル−1,1モル倍で
ある。
この分割処理(こ際しては通常溶媒が使用されるが、溶
媒としてはメタノール、エタノール、イソプロピルアル
コール、アセトンナトの水可溶性有機溶媒と水との混合
溶媒、またはベンゼン、トルエン、クロロポルム、酢酸
エチノペメチルイソブチルヶトン、ヘキサン、石油エー
テル等の単独もしくは混合物が例示される。
溶媒の使用用゛は生成したジアステレオマー塩をその溶
解液から分別晶析させるに適当な新である。
反応温度については一り0℃〜使用溶媒の沸点の範囲内
で任慧であるが、生成した塩が析出する温度以−ヒか好
ましい。
かくして、光学活性ハーフェステルと光学活性アミンと
のジアステレオマー塩を生成せしめ、これIこ必要なら
ばあらかじめ作成した一般式(fflで示される光学活
性〕1−フエステルと一般式(■)で示される光学活性
アミンとのジアステレオマー塩の結晶を種晶として接種
し、冷却等の手段により([Vl −(W)ジアステレ
オマー塩を析出させ、これを分離したのち塩酸、硫酸、
リン酸等の酸を用いて分解し、遊離した一般式(1v)
で示される光学活性ハーフェステルをトルエン、メチル
イソブチルケトン、クロロホルム、エーテル、酢酸エチ
ル等の単独モしくはこれらの混合溶媒で抽出処理すると
とによって単離することができる。
あるいは、一般式QVIおよび(Vlで示される光学活
性ハーフェステルと一般式(■)で示される光学活性ア
ミンとのジアステレオマー塩からm−f■)ジアステレ
オマー塩を析出結晶とし−C洲取したのちのfJn* 
+と(必要ならば濃縮したのちの淋に16残渣ζこ)上
述の如き酸を加えて分解処理し、分解液を溶媒にて抽出
、さら(こ濃縮して一般式(IV)で示される光学活性
ハーフェステルか過剰のハーフェステルγ昆合物を得、
これを適当な溶媒を用いて結晶化することにより、一般
式(1■)で示される光学活性なハーフェステルを優先
的憂こ晶析させ、これを単離することができる。
ここで、上記の優先晶t/i’ jこ適した溶媒として
は、たとえばエタノール、n−ブタノール、エチルエー
テル、ベンゼン、トルエン、キシレン、メチルイソブチ
ルケトン、クロロホルム、°rセトニトリル、酢酸エチ
ル等の単独もしくはこれらの混合溶媒、あるいは上記溶
媒とヘキサン、石油エーテル、石油ベンジルとの混合溶
媒があげられ、その使用晴は特に制限されないがハーフ
ェステル混合物に対して通常2倍型μ〜80倍重給であ
る。
なお、この優先晶析処理においては、m−(vI)ジア
ステレオマー塩を沖取した後のlS液中lと含まれる一
般式f(1’)で示される光学活性ハーフェステルの光
学過剰率以上の収率で該光学活抄ハーフェステルか析出
、分離される。
このよう噺こ12て単離された一般式(1■)の光学活
性・\−フエステルは、必・川ならは1耳IH品など番
こよる精製を行い、次の還元反応1こ供ぜられる。
かかる光学分割処理Iこより、ハーフェステル混合物か
ら一般式(1v)の光学活性ハーフェステルが分離され
るが、ここで使用した分割剤としての一般式(Vllの
光学活性アミンは、塩基性下に溶媒抽出により高回収率
で回収され、このことは工業的に実施するうえでの大き
な利点である。
かくして分離された一般式((V)の光学活性ハーフェ
ステルは、通常のカルボン酸を還元し得る還元剤を使用
し、反応に不活性な溶媒の存在下に、該ハーフェステル
のカルホン酸のみを選択的に還元することにより、目的
とする一般式(I)の光学活性ラクトンとすることかで
きる。
この反応において使用される好ましい還元剤としては、
たとえばジボランか例示される。
このジボランを用いる還元方法では、反応系内で遂次ジ
ボランを発生させながら一般式flVlの光学活性ハー
フェステルを還元する方法、反応系外でジボランを発生
させ反応系内にガス状で導入するか、あるいはいったん
他の不活性な溶媒に吸収したのち反応系内に加え、一般
式(IVIの光学活性ハーフェステルを還元する方法の
いずれの方法も必要に応じて用いることができる。
このジボランを発生させる好ましい方法としては、たと
えば水素化ホウ素ナトリウム、水素化ホウ素リチウム、
水素化ホウ素カリウム、水素化ホウ素カルシウムのこと
き金属ホウ素水素化物に、三フッ化ホウ素もしくはエチ
ルエーテル、メタ7−ル、フェノールのごとき溶媒との
三フッ化ホウ素コンプレックスを作用させるか、あるい
は又、」二記金′属ポウ素水素化物に塩化アルミニウム
を作用させる方法があげられる。
ジボラン1モルを発生させるためには、金属ホウ素水素
化物と三フッ化ホウ素もしくは三フッ化ホウ素コンプレ
ツクを作用させる場合、金属ホウ素水素化物が少くとも
8/2当晴以上必要であり、三フッ化ホウ素として少く
とも2当頃以]二必要である。又、金属ホウ素水素化物
と塩化アルミニウムを作用させる場合、金属ポウ累水素
化物が少くとも2当量以上必要であり、塩化アルミニウ
ムは少くとも2/8当鍛以上必要である。通常はこれら
理論量の1.1〜80倍が使用される。
これらの反応は、金属ホウ素水素化物と溶媒の混合溶液
1こ三フッ化ホウ素もしくは三フッ化ホウ素コンプレッ
クスあるいは塩化アルミニウムを加えるか、三フッ化ホ
ウ素もしくは三フッ化ホウ素コンプレックスあるいは塩
化アルミニウムと溶媒の混合溶液に金1川ポウ素水素化
物を加えることによって行なわれる。
このようにして生成せしめたジボランは先で説明したよ
うな方法で還元反応憂ご用いられるが、その使用附は原
料である一般式(IVIで示される光学活性ハーフェス
テル1モルに対して少くともl/2モル以上必要である
が、好ましくはl/2〜4モル当量である。
この反応で用いられる溶媒は、たとえはエチレングリコ
ールジメチルエーテル、プロピレングリコール、テトラ
ヒドロフラン、ベンゼン、トルエン、エチルエーテルの
ごトキ反応に不活性な溶媒の単独もしくはこれらの混合
物が例示される。
その使用gtこついては特に制限はない。
反応温度は通常−70℃〜loo℃、好ましくは一50
°〜80℃である。
反応時間1こついては特lこ制限されない。
反応終了後、未反応の還元剤は水または塩酸、硫酸、リ
ン峻、酢酸等の酸水溶液あるいはm性ソーダ、炭酸カト
リウム等のアルカリ水溶液を用いて分解、除去される。
このような方法iこよって一般式(IV)の光学活性ハ
ーフェステルから一般式(Ilで示すレル光学活性ラク
トンを直接得ることができるが、光学活性ハーフェステ
ルのカルボン酸のみを直接還元する方法以外にも、該ハ
ーフェステルのカルボンr(シをN−ヒドロキシコハク
酸イミドやペンタクロロフェノールの活性エステルとす
るか、あるいはクロル炭酸エチルと反応させ酸無水物等
の誘導体としたのち、選択的に還元する方法によっても
、一般式i11で示される光学活性ラクトンを得ること
ができる。
尚、先のハーフェステルの混合物の光学分割において、
一般式(Vlで示される光学活性ハーフェステルも一般
式(1v)の光学活性ハーフエステルの場合と同様に分
離することができ、この一般式(V)の光学粘性ハーフ
ェステルは上述したと別の還元方法、たとえはホウ素化
水素ナトリウムの如きカルボン酸に不活性でエステルを
選択的(こ還元し得る還元剤を用いて還元することによ
り、目的とする一般式(Ilで示される光学活性ラクト
ンを得ることができる。
かくして、本発明の方法によれば一般式(Ilで示され
る光学活性ラクトンが容易(こかつ、好収率で得られ、
これらは通常の分離手段、たとえは、中和、抽出、濃縮
結晶化等の一般的な操作により、反応混合物から容易に
単離することができる。
以−トに実施例により、本発明を説明する。
実施例1 攪拌装置、温度計を装着した四ツ目フラスコ(こシス−
1,8−ジベンジル−2−オキソイミダゾリジン−4,
5−ジカルボン酸し’1.’lf、イソプロピルアルコ
ール79およびトルエンl 50 ptiを仕込み、7
時間加熱還流する。反応終了後、反応液を減圧下に反応
液1+i約80 mlにまで濃縮する。これにヘキサノ
’oO*lを加えて結晶化させ、結晶を沖別して(48
,61()−1,8−ジベンジル−5−カルボキシ−4
−イソプロポキシカルボニルイミダゾリジン−2−オン
(’IV−1)および(45,5技)−1,8−ジベン
ジル−4−カルボキシ−5−イソプロポキシカルボニル
イミダゾリジン−2−オン(V−1)の混合物19.2
F(収率97.1%、融点109〜ll1℃)を得た。
この混合物18.2rlこイングロビルアルコール80
 vtlおよび水80tlを加えて50℃に加熱する。
こ4tにe−α−フェニル−β−(1))リル)エチル
アミン71を1時間かかつて滴下する。同γ!r、1度
にて1時間保温する。その後徐冷して81〜82℃で別
途調製した(48,514)−1,8−ジベンジル−5
−カルボキシ−4−イソプロポキシカルボニルイミダゾ
リジン−2−オンとd−a−フェニル−β−(P−)リ
ル)エチルアミンとの塩の結晶を神品として少脩加え、
10℃まてさら1こ徐冷し、10℃で2時間保温したの
ち、析出した結晶をP取する。結晶を乾燥させたのち水
80 mlおヨヒ1ljl塩酸1.71を加えて酸分解
したのちil=酸エチル50m1を加え、抽出処理する
。抽出液を水20yslで2回洗浄したのち酢酸エチル
を留去し、(48,5R)−1,8−ジベンジル−5−
力ルボキシ−4−イソプロポキシカルボニルイミダゾリ
ジン−2−オン(+v L−1)5、ra2y(収率4
4.8%)を得た。
11禰ビ +27.0°(c:=l、t)MF)融点 
140〜142℃ 次tC、ココテ得り(IV −1) 8.96 fをを
テトラヒドロフラン40*/lこ溶解し、−20℃にて
水素化ホウ素ナトリウム0.51を少駄づつ加えた。さ
らに三弗化ホウ素−エーテル錯体2,8fを必下し、同
2K Illで1時間、堅ri:11にて8時間撹拌し
た。反応糸寥了後、反応lルを2%塩酸水60 ml中
(こあ(す、1)1“酸エチル50肩t1ごて2041
11出する。イ44税層は水80rttttこて2回洗
浄したのち酢酸エチルを留去する。m茸縮残渣シリカゲ
ル憂こてカラムクロマト積装し、(3S 、 41t 
’) −(1,3−ジベンジル−2−ケトーイミダグリ
ド)−2−ケト−テトラヒドロフラン2.46y(収率
76.3%)を得た。
融点 t−19〜120℃ ” 描+629°(C= 1 、 CHCl、 )実施
例2 実施Q=ll lて用いたと同様のフラスコにシス−1
,3−ジベンジル−2−オキソイミダゾリジン−4,5
−ジカルボン酸17.7 f、メタノールIOf、)ル
エンl 80 Wtおよび酢酸(1,2rtlを仕込み
、10時間加熱遠流する。反応終了後、反応液を減圧下
1こa縮し、濃縮成約80111tを得る。
己れにヘキサン80dを加えて結晶化させ、結晶を戸別
して(48,5K)−1,8−ジベンジル−5−カルボ
キシ−4−メトキシカルボニルイミダゾリジン−2−オ
ン(IV−2)gよび(4S、5K)−1゜8−ジベン
ジル−4−カルボキシ−5−メトキシカルボニルイミダ
ゾリジン−2−オン(V−2)(]M合混合物7.9 
y (収率97.5%、融点laO〜181℃)を得た
。この混合物12.8Fにインプロパツール50g/お
よび水50 mlを加えて50 ’Clこ加熱°づる。
これφこd−α−フェニル−β−フェニルエチルアミン
6.6fを滴下する。同温度Cごて1時間保温する。そ
の後徐冷して80℃で別途調製した(48.5R)−1
,8−ジベンジル−5−カルボキシ−4−メトキシカル
ボニルイミダゾリジン−2−オンとd−α−フェニル−
β−フェニルエチルアミンとの塩の結晶を種晶として少
量加え、20℃までさらに除冷し、20℃で2時間保温
したのぢ、析出した結晶をρ別する。r別乾燥した結晶
4こ水BOmtおよび濃塩酸162を加えて酸分解した
のちメチルイソブチルケトン5 Q ccを加え、抽出
処理する。抽出液を水20 Ntで2回洗浄したのち、
メチルイソブチルケトンを情夫し、(4S、5R)−1
,8−ジベンジル−5−カルボキシ−4−メトキシカル
ボニルイミダゾリジン−2−オン(■−2)5.889
(収率43,5%)を得たつ α〕にス゛」−27,9° (C=1.DMF)融点 
 149〜150℃ 次にここで得たNY−2)a:6sfをエチレンクリコ
ールジメチルエーテル50wttに溶解し、10℃1こ
冷却する。
別途、4ツ1コフラスコに三沸化ポウ素、エーテル錯体
8.Orおよびエチレングリコールジメチルエーテル8
0tntを加える。N2ガスを通じながら、水素化ホウ
素ナトリウム0.91を少…ずつ10〜20℃1こて1
時間にわたって加える。発生ずるジボランはN2ガスと
ともに(IV −2)のエチレングリコールジメチルエ
ーテル溶液に吹込む。
水素化ホウ素ナトリウムを加え終ったのち、内高を徐々
1こ昇温し、2時間かかって60℃まで昇温する。その
間、(IV−2)のエチレンクリコールジメチルエーテ
ルrd液は10℃に保温する。さらに室温にて2時間保
温する。反応終了後、実施例1に阜じて後処理、精製し
、(88,4K)−(1,8−ジベンジル−2−ケト−
イミダゾリド)−2−ケト−テトラヒドロフラン2.9
11(収率90.3%)を得た。
融点 117〜119℃ ’l )7. +62.4° (C=t、cock、)
実施例8 実施例1で用いたと同様のフラスコ1こシス−1,8−
ジベンジル−2−オキソイミダゾリジン−4,5−ジカ
ルボン#17.7 f、エタノール92およびトルエン
180 #Ilを仕込み、10時間加熱還流する。反応
終了後、反応液FAが約80m/iこなるまで調相する
。これにヘキサン40 mlを加えて納品化させ、M晶
ヲr別り、テ(45、5R) −1,8−ジベンジル−
5−カルボキシ−4−エトキシカルボニルイミダゾリジ
ン−2−オン(ff −8)および(48,5に)−i
、a−ジベンジル−4−カルボキシ−5−エトキシカル
ボニルイミダゾリジン−2−オン(V−8)の混合物1
8.59(収率96.8%、融点94〜95℃)を得た
この混合物12.7Fにエタノール50 wtlおよび
水50#I/を加えて50℃(こ加熱する。
これにe−α−フェニル−β−(P−トリル)エチルア
ミン7.01をン商下する。その後徐冷して80〜81
℃で別途調製した(45.5R)−1,8−ジベンジル
−5−カルボキシ−4−エトキシカルボニルイミダゾリ
ジン−2−オンとd−α−フェニル−β−(P−)リル
)エチルアミンとの塩の結晶を種晶として少量加え、1
0℃までさらに徐冷し、10℃で2時間保温したのち、
析出した結晶を戸数する。r別乾燥した結晶(こ水8 
(l mlおよび濃塩酸1.61を加えて酸分解したの
ち酢酸エチル5(1+?を加え抽出分離する。抽出液を
水20m1で2回洗浄したのち酢酸エチルを留去し、(
4S。
5K)−1,8−ジベンジル−5−カルボキシ−4−エ
トキシカルボニルイミダゾリジン−・2−オン54v(
収率42.5%)を得プこ。
α1<as−1−19,10(C=1 、DMF)融点
 114〜l 1.5℃ 次にここで得た(IV−8)8.82Fをテトラヒドロ
フラン40#I/にm解し、−20℃にて水素化ホウ素
リチウム0.81を少量rつ加えた。
ざらに三線化ホウ素−エーテル錯体2.82を滴下し、
同温度で1時間、室温(こて8時間攪拌した。反応終了
後、4%塩酸801′を加え、酢酸エチル50 TR1
’ lこて2回抽出する。有機層は水20 mlにて2
回洗浄したのち凸1酸エチルを留去する。濃縮残渣をト
ルエン−酢酸エチル(混合比5:2)混合l佼にてカラ
ムクロマト精製する。(85゜4R)−(1,8−ジベ
ンジル−2−ケト−イミダゾリド)−2−ケト−テトラ
ヒドロフラン2.6oy(収率8o、6%)を得た。
―(点 119〜120℃ α〕、、  −1−62,9° (C−1,ClIC4
,)実施例4 実施例1の方法に準じて得た(IV−1)および’(V
−1)(])−i!合物1B、s1M’、メタ/ −ル
ア 0 ar/および水60*1?をフラスコに仕込み
、55℃1こ加温する。これにd−α−フェニル−β−
(P−)リル)エチルアミン7vを滴ドする。その後徐
冷して85〜36℃で別途調製した(48.5R)−1
,8−ジベンジル−4−カルボキシ−5−イソプロポキ
シカルボニルイミダゾリジン−2−オンとd−α−フェ
ニル−tノー(P−トリル)エチルアミンとの塩の結晶
を神品として少晴加え、15℃までさらに徐冷し、15
℃で2時間保温したのぢ、析出した結晶を戸別して漏液
を得る。fi液は濃縮し、得られた濃縮残渣1こ水8C
Jtlおよび塩酸2.22を加えて酸分解したのち、酢
酸エチル50肩t□を加えて(4S 、 51’ ) 
 1.、8−ジベンジル−5−カルボキシ−4−イソプ
ロポキシカルボニルイミダゾリジン−2−オンが過剰(
こ含まれる(45.5R)−1,3−ジベンジル−4−
カルボキシ−5−イソプロポキシカルボニルイミダゾリ
ジン−2−オンおよび(48,5に)−i、a−ジベン
ジル−5−カルボキシ−4−イソプロポキシカルボニル
イミダゾリジン−2−オンの混合物を抽出分離する。抽
出液を水20 ttttで2回洗浄したのち、酢酸エチ
ルを留去する。得られた固体をトルエン’Fowl−ヘ
キサン20m1に加熱溶解させる。その後徐冷して(4
,S、5J−1,8−ジベンジル−5−カルボキシ−4
−イソプロポキシカルボニルイミダゾリジン−2−オン
の結晶を種晶として接種したのち15℃まで徐冷する。
15℃で2時間保温したのち、析出結晶をP刑する。P
別結晶を乾燥して(45,5K)−1,8−ジベンジル
−4−カルボキシ−5−イソプロポキシカルボニルイミ
ダゾリジン−2−オン(IV −1)6.2f (47
,(1%)を得た。
α 〕36□    −ト26.6 °  (に= l
  、DMF )融点 189−140℃ 尚、荒切にlハ取した(48.5K)−1,8−ジベン
ジル−4−カルボキシ−5−イソプロポキシカルボニル
イミダゾリジン−2−オンと(1−α−フェニル−β−
(P−トリル)エチルアミンとの塩の結晶は8.32収
率41.5%であった。
次ζことこで得た(IV−1)8.96Fをエチレング
リコールジメヂルエーテル50#I/に溶解し、−io
℃に冷却する。
別途、4ツロフラスコに三線化ホウ素−エーテル錯体8
.Of幻よひエチレングリコールジメチルエーテル80
 mlを加える。次に内l都を一10℃に冷却しながら
、水軍化ホウ素す) IJウム0.9vを少量ずつ1時
間にわたって加える。さらlこ同温度にて2時間保温す
る。不溶性の固型物をデカントでのぞきさら1こ冷エチ
レングリコールジメチルニL−チルlowelこてfj
llう。デカントして得たジボランのエチレングリコー
ルジメチルエーテル溶液を先(tV −t )溶液に2
時間かかって加える。さらに2時間保温後、室温ζこも
どし2時間保温する。反応終了後4%塩酸80#!tを
加え、酢酸エヂル5ONeにて抽出する。有機層は水4
0+++/にて2回洗浄したのち、溶媒を留去し、残渣
をカラムクロマト1こて精製し、(95,4R)−(1
,3−ジベンジル−2−ケト−イミダゾリド)−2−ケ
ト−テトラヒドロフラン2.58f(収率80%)を得
た。
4〕+62.8°(C=1 、CHCe、)I) 融点 120〜121’C

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式(1v)およびm (式中、艮はベンジル基を、艮′は低級アルキル基また
    はシクロアルキル八を示す。)で示されるハーフェステ
    ルの混合物に、一般式(■) (式中、’+  + ”鵞はそれぞれ水素原子、ハロゲ
    ン原子または低級アルキル基を示す。)で示される光学
    活性アミンを作用させて上記一般式(IVIで示さiす
    る光学活性ハーフェステルを分離し、該ハーフェステル
    のカルボン酸のみを選択的に還元することを特徴とする
    一般式([1 () (式中、艮は前記と同じ意味を有する)で示される光学
    活性ラクトンの製造法。
  2. (2)一般式(11) %式% (式中、kはベンジル基を示す。) で示されるジカルボン酸を一般式all)iIon  
       (lit) (式中、k′は低級アルキル基またはシクロアルキル基
    を示す。) で示されるアルコールと反応させて、一般式%式% (式中、kおよびに′は11f記と同じ意味を有する。 )8゜ で示されるハーフェステルの混合物を得、次いでこの混
    合物に一般式(a R。 (式中、’ I  + pLlはそれぞれ水素原子、ハ
    ロゲン原子または低級アルキル基を示現)で示される光
    学活性アミンを作用させて上記一般式(IVIで示され
    る光学活性ハーフェステルを分Pトシ、該ハーフェステ
    ルのカルボン酸のみを選択的ニ還元することを特徴とす
    る一般式fI1 (式中、■(は前記と同じ意味を有する)で示される光
    学活性ラクトンの製造法。
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JPS6157561A (ja) * 1984-08-25 1986-03-24 メルク・パテント・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング ラセミ体形半エステルの分離方法

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JPS5541236A (en) * 1978-09-18 1980-03-24 Tokyo Electric Co Ltd Photoelectric typewriter

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