JPS59847Y2 - テレビジヨン受像機における垂直同期分離回路 - Google Patents

テレビジヨン受像機における垂直同期分離回路

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JPS59847Y2
JPS59847Y2 JP10213578U JP10213578U JPS59847Y2 JP S59847 Y2 JPS59847 Y2 JP S59847Y2 JP 10213578 U JP10213578 U JP 10213578U JP 10213578 U JP10213578 U JP 10213578U JP S59847 Y2 JPS59847 Y2 JP S59847Y2
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JP
Japan
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transistor
vertical synchronization
synchronization separation
resistor
base
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JP10213578U
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JPS5518896U (ja
Inventor
恒男 舘下
Original Assignee
株式会社東芝
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はテレビジョン受像機における垂直同期分離回路
に関する。
テレビジョン受像機においては、合成映像信号中に映像
信号および垂直、水平の同期信号が含まれており、この
合成映像信号からそれぞれ垂直、水平の同期信号を分離
し、この同期信号を基にして垂直水平発振回路を働かせ
るようにしている。
一般のテレビジョン受像機における同期分離回路は合成
映像信号中の同期信号(一定レベル以上の信号)につい
て振幅分離して同期信号を取出すようにしている。
つまり、同期分離用トランジスタのベースに合成映像信
号を加えるとともに、このトランジスタのベース回路ま
たはエミッタ回路に時定数素子を設け、かつ直流再生を
行いクランプ動作を行わせるようにしている。
そしてベースまたはエミッタの時定数素子の値は振幅分
離レベルが常に一定に保たれるように垂直周期以上に選
ばれるのが普通である。
ところでテレビジョン受像機において、ゴースト波を受
信し、ゴースト波が反転して人力した場合、垂直同期信
号先端レベルと水平同期信号先端レベルに差を生じるこ
とがあることはすでに知られている。
つまり垂直同期信号のレベルが凹むことがある。
ところが前述の一般的な同期分離回路においては、前記
のレベル差に追随できず、垂直同期信号を振幅分離でき
ず、垂直同期がとれず、不都合を生じていた。
本考案は上記欠点に対処するものであり、垂直同期信号
レベルと、水平同期信号レベルが異なるゴースト波受信
時においても、十分に垂直同期信号の分離ができるよう
にした垂直同期分離回路を提供することを目的とする。
以下本考案について図面を参照して説明する。
第1図は本考案の一実施例を示すもので、端子11に合
成映像信号が加わる。
この端子は抵抗12、コンデンサ13を介して同期分離
用NPN)ランジスタ14のベースに接続されている。
このトランジスタ14のコレクタには電圧源(Vcc)
が抵抗15、順方向のダイオード16を介して接続され
ており、トランジスタ14のベース・コレクタ間にコン
テ゛ンサ17が接続されている。
また前記電圧源(Vcc)とトランジスタ14のベース
間に抵抗18が接続されており、さらにトランジスタ1
4のエミッタは基準電位点(アース)に接続されている
そして前記抵抗15とダイオード16の接続点に出力端
子19が接続されている。
この第1図の回路の動作について、第2図a、l)を参
照して説明する。
この第1図において、抵抗12、コンテ゛ンサ13、抵
抗18はトランジスタ14のベースバイアスを決定する
ものであり、また抵抗12、コンデンサ17、抵抗15
およびトランジスタ14でミラー積分器を構成している
またダイオード16はl・ランジスタ14の入力インピ
ーダンスを上げるためのものである。
そして入力端子11に第2図aに示すような合成映像信
号が入るものとする。
尚、この第2図aにおいて、20は水平同期信号、21
は垂直同期信号、22は映像信号をそれぞれ示している
また第2図すにおいて20’、21’は分離した水平同
期信号、垂直同期信号をそれぞれ示している。
まず水平同期信号期間の動作を述べると、水平同期信号
は抵抗12、コンテ゛ンサ13を介してトランジスタ1
4のベースに供給される。
このときトランジスタ14のコレクタ電流は増幅領域で
はベース電流のhfX倍流れる。
このコレクタ電流は抵抗12、コンデンサ13、コンテ
゛ンサ17の経路と、抵抗15とダイオード16の経路
とを通って流れ、各経路を流れるそれぞれの電流値は経
路の交流インピーダンス比で決る。
したがって水平同期信号に対して抵抗12、コンテ゛ン
サ13のインピーダンスを抵抗15のそれよりも十分に
低く選んでおけばほとんどコンデンサ17側を流れトラ
ンジスタ14はベース電流が分流され、飽和することは
ない。
また抵抗15にはごくわずがの電流しが流れないので出
力端子14に得られる。
水平同期信号骨はごくわずかになる。
(第2図す参照)。これはミラー積分の動作を呈してい
ることになる。
またコンデンサ17の放電は抵抗15、ダイオード16
を介して行われI・ランジスタ14のベースバイアスに
は何ら影響しない。
一方垂直同期信号期間について述べると、水平同期信号
の期間が4.7μsであるのに対し、垂直同期信号の期
間は190μsとパルス幅が広いので、コンデンサ17
は垂直同期信号に対しては高いインピーダンスを呈する
ことになり、この場合コンテ゛ンサ17でトランジスタ
14のベース電流を分流することはできない。
したがって垂直同期信号期間、トランジスタ14はオン
(飽和)シ、抵抗15の両端に大振幅の出力が得られる
(第2図参照)。またトランジスタ14を飽和させるベ
ース電流はコンテ゛ンサ13に蓄えられ走査期間に抵抗
18で放電される。
つまり垂直同期信号部のみベースバイアスが決定される
したがって水平同期信号や、これと同程度幅のノイズは
ミラー積分効果によって積分され、出力はきわめて小さ
く、かつ垂直同期信号期間のみ同期分離が可能となる。
また反転ゴースト波受信時においても確実に垂直同期信
号を分離することができる。
また第3図はトランジスタ14をPNP型にした場合を
示すものであり、トランジスタ14のエミッタを電圧源
(Vcc)に接続し、抵抗18および抵抗15を基準電
位点(アース)に接続したものである。
さらに第4図は、第1図の変形で、第1図がベース時定
数型であるのに対し、エミッタ時定数型を示すものであ
り、NPNトランジスタ14のエミッタと基準電位点(
アース)との間に時定数決定用の抵抗18およびコンデ
ンサ13の並列回路を接続したものである。
また第5図は第4図の変形で訃うンジスタ14としてN
PN型のものを用いた場合を示すものである。
このように本考案は、垂直同期信号期間のみ振幅分離に
ベルが決定され、水平同期信号期間はミラー積分される
ことになり、出力には小振幅の水平骨および若干の映像
信号骨と、大振幅の垂直同期信号が得られることになる
よってこの出力信号を整形すれば確実に垂直同期信号が
得られることになり、反転ゴースト波受信号に垂直同期
信号レベルが水平同期信号レベルよりも低下しても安定
的に垂直同期信号を大振幅で゛取出すことが゛で゛きる
また本考案回路の入力インピーダンスは非常に高いので
信号源インピーダンスはある程度高くても信号源に及び
す影響はほとんど無視できる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第3図〜第5図は本考案の垂直同期分離回
路のいくつかの実施例を示す接続図、第2図a、l)は
本考案回路の動作を説明するための入力、出力信号波形
をそれぞれ示す図である。 14・・・・・・同期分離用トランジスタ、13.17
・・・・・・コンデンサ、12,15.18・・・・・
・抵抗、11・・・・・・入力端子、19・・・・・・
出力端子。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)水平、垂直同期信号および映像信号を含む合成映
    像信号が供給される入力端子と、この合成映像信号が抵
    抗を介してベース側に供給される同期分離用l・ランジ
    スタと、このトランジスタのベースあるいはエミッタに
    接続されたバイアス決定素子と、このトランジスタのベ
    ース・コレクタ間に接続された水平同期信号に対してミ
    ラー積分作用を呈するコンデンサと、前記トランジスタ
    のコレクタ側に接続された出力端子とを具備したことを
    特徴とするテレビジョン受像機における垂直同期分離回
    路。
  2. (2)前記同期分離用トランジスタの入力インピーダン
    スを上げるため、このトランジスタのコレクタに接続さ
    れたダイオードを具備して成る実用新案登録請求の範囲
    第1項に記載のテレビジョン受像機における垂直同期分
    離回路。
JP10213578U 1978-07-25 1978-07-25 テレビジヨン受像機における垂直同期分離回路 Expired JPS59847Y2 (ja)

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JPS5518896U JPS5518896U (ja) 1980-02-06
JPS59847Y2 true JPS59847Y2 (ja) 1984-01-11

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ID=29041426

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH052385Y2 (ja) * 1986-02-19 1993-01-21

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JPS5518896U (ja) 1980-02-06

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