JPS5848810Y2 - ドウキケンパカイロ - Google Patents

ドウキケンパカイロ

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JPS5848810Y2
JPS5848810Y2 JP11468975U JP11468975U JPS5848810Y2 JP S5848810 Y2 JPS5848810 Y2 JP S5848810Y2 JP 11468975 U JP11468975 U JP 11468975U JP 11468975 U JP11468975 U JP 11468975U JP S5848810 Y2 JPS5848810 Y2 JP S5848810Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
signal
intermediate frequency
frequency signal
collector
Prior art date
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Expired
Application number
JP11468975U
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English (en)
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JPS5229051U (ja
Inventor
弘巳 河上
正春 徳原
Original Assignee
ソニー株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 テレビ受像機の映像検波回路は一般にダイオード検波回
路あるいはトランジスタ検波回路とされているが、これ
らの検波回路の入出力特性は非直線特性である。
このため、映像検波回路に、映像中間周波信号と同時に
音声中間周波信号が供給されると、映像検波回路からは
映像信号及び音声中間周波信号(搬送周波数4.5MH
z)と共に、この音声中間周波信号と、搬送色信号(搬
送周波数3.58M止)とのビート信号(周波数920
kHz)が取り出され、このビート信号が再生画面に
妨害として現れてしまう。
そこでこのようなビート妨害をなくすには、映像信号路
にそのビート信号のトラップを設けるか、あるいは、映
像検波回路に音声中間周波信号を供給しなければよいの
であるが、そうすると、映像信号の特性が劣化したり、
あるいは4.5MHzの音声中間周波信号を得るために
別の検波回路が必要になってしまう。
それでこれらの欠点をなくす映像検波方法として同期検
波がある。
第1図はその従来例を示すもので、前段1より映像中間
周波信号及び音声中間周波信号が差動接続されたトラン
ジスタQ1.Q2に供給されて電流に変換されると共に
、電流増幅され、この電流が抵抗器R1,R2を流れる
そして抵抗器R1,R2からベース接地のトランジスタ
Q3.Q4を見たときのインピーダンスは、エミッタ入
力インピーダンスで゛あって低いので、トランジスタQ
1.Q2の交流負荷は、抵抗器R1,R2のみとなる。
従ってトランジスタQ1.Q2のコレクタには、その信
号電流と抵抗器R,,R2との大きさにより決まる大き
さの中間周波信号電圧が得られ、これがバッファ用のト
ランジスタQ5.Q6を通じて同期検波用のスイッチン
グ回路2に供給される。
またこのとき、トランジスタQ1.Q2よりの中間周波
信号電流によりトランジスタQ3.Q4は抵抗器R,,
R2の大きさに関係なくドライブされ、そのコレクタに
中間周波信号電流が得られる。
そしてこの信号電流のうち、映像中間周波信号の搬送成
分が、共振回路3及び抵抗器R3により電圧として取り
出され、この搬送波信号が、バッファ用のトランジスタ
Q7.Q8を通じてスイッチング回路2に供給される。
従って、スイッチング回路2において、中間周波信号が
スイッチングにより同期検波され、これより映像信号及
び4.5MHzの音声中間周波信号が取り出される。
そしてこの場合、スイッチング回路2においては、信号
のオンオフを行うだけであるから入出力特性に非直線を
生じないようにすることができ、従って音声中間周波信
号が供給されても映像検波出力にビート信号が含まれる
ことがない。
またこれにより4.5MHzの音声中間周波信号を得る
ために別の検波回路を設ける必要もない。
さらに素子数が少ないので、IC化が容易でもある。
ところがこの第1図の同期検波回路では、トランジスタ
Q1.Q2のコレクタ電流の段階では、中間周波信号と
搬送波成分どの位相のずれはないが、抵抗器R1,R2
によってトランジスタQl、Q2のコレクタに得られる
中間周波信号電圧は、抵抗器R□、R2と、トランジス
タQ5.Q6の入力インピーダンスと、トランジスタQ
1.Q2のコレクタ及び接地間の浮遊容量などとの影響
で、トランジスタQl。
Q2のコレクタ電流に対して位相回りを起こしてしまう
しかし、搬送波成分は、たとえトランジスタQ3.Q4
のコレクタ及び接地間の浮遊容量があったとしても、こ
れはその負荷に接続されている共振回路3の容量に吸収
されてしまい、トランジスタQ3.Q4のコレクタに得
られる搬送波電圧の位相はトランジスタQ1.Q2のコ
レクタ電流の位相とほぼ同一となる。
このため、トランジスタQ1.Q2のコレクタに得られ
る中間周波信号電圧と、トランジスタQ3.Q4のコレ
クタに得られる搬送波電圧の位相とは、互いに異なり、
スイッチング回路2において同期検波を行うとき、この
位相差のためその同期検波の能率が低下してしまい、ま
た、検波出力にも歪みを生じてしまう。
本考案は、このような点にかんがみ、中間周波信号とス
イッチング用の搬送波信号との間に位相差を生じること
がなく、シかも構成が簡単な同期検波回路を提供しよう
とするものである。
以下その一例について説明しよう。
第2図において、トランジスタQ1□、Q1□が差動接
続されて差動アンプ11が構成されると共に、前段1よ
り入力端子T 1. T 2を通じてトランジスタQl
l、Q12のベースに互いに逆相の映像及び音声中間周
波信号が供給され、そのコレクタ出力がトランジスタQ
13.Q14のベースに供給される。
そしてトランジスタQ13.Q14のエミッタが、抵抗
器R4,R5を通じて接地され、またこれらエミッタ間
に抵抗器R6が接続されると共に、そのエミッタ出力が
スイッチング回路2にその入力信号として供給される。
またトランジスタQ13.Q14のコレクタ間に映像中
間周波信号の搬送周波数に共振した共振回路3と抵抗器
R3とが接続され、共振回路3のコイルL1の中点が電
源端子T4に接続される。
そしてトランジスタQ13+Q14のコレクタ出力が、
バッファ用のエミッタフォロワのトランジスタQ15.
Q16を通じてスイッチング回路2にそのスイッチング
信号そして供給される。
このような構成によれば、前段1よりの中間周波信号は
、トランジスタQ1□、Q12により増幅されてトラン
ジスタQ13.Q14に供給され、この増幅された中間
周波信号は、トランジスタQ13.Q14をエミッタフ
ォロワのバッファとしてそのエミッタよりスイッチング
回路2に供給される。
またこのとき、トランジスタQ13.Q14のコレクタ
には、共振回路3及び抵抗器R3により映像中間周波信
号の搬送波成分のみが取り出され、この搬送波信号はト
ランジスタQ15.Q16を通じてスイッチング回路2
に供給される。
従ってスイッチング回路2において、中間周波信号が同
期検波され、端子T3に映像信号及び4.5MHzの音
声中間周波信号が取り出される。
そしてこの場合、差動増幅器のトランジスタQ1□、Q
1□のコレクタに存在する浮遊容量の影響で位相回りが
生じたとしても、この位相回りは信号成分及び搬送波成
分に対して共通のものとなる。
また、トランジスタQ13.Q14のエミッタ電流とコ
レクタ電流とは同相であり、そのエミッタに得られる信
号電圧は単にそのエミッタ抵抗器R4,R5によって得
られるものであるから、上述の電流とほは゛同相になり
、さらに、トランジスタQ13.Q14のコレクタ側に
存在する浮遊容量も共振回路3の容量に吸収されてしま
うので、トランジスタQ13゜Q14のコレクタに得ら
れる搬送波電圧の位相は第1図の場合と同様にそのコレ
クタ電流とほぼ同相となる。
従って、トランジスタQ13.Q14のエミッタ側及び
コレクタ側でそれぞれ得られる信号電圧及び搬送波電圧
の位相はほぼ一致し、同期検波を能率よく、シかも歪み
もなく行うことができる。
また素子数が第1図の回路よりもさらに少なく、IC化
がより簡単である。
なお、上述においては、全段が差動接続の場合であるが
、シングルタイプにすることもできる。
この場合、第2図におけるトランジスタQ1□T Q
13 + Q 15及びそれらに関連する抵抗器を除外
すればよく、各トランジスタに得られる電圧は、図の差
動構成の場合と全く同一で、この場合も上述した効果が
得られるのは明らかである。
また抵抗器R6はなくてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を説明するための接続図、第2図は本考
案の一例の接続図である。 2はスイッチング回路で゛ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トランジスタと、中間周波信号の搬送周波数に共振した
    共振回路と、スイッチング回路とを有し、上記トランジ
    スタのベースに上記中間周波信号が供給され、上記トラ
    ンジスタのエミッタが抵抗器を通にて接地されると共に
    、そのエミッタ出力が上記スイッチング回路にその入力
    信号として供給され、上記トランジスタのコレクタが上
    記共振回路を通じて電源に接続されると共に、そのコレ
    クタ出力が上記スイッチング回路にそのスイッチング信
    号として供給され、上記スイッチング回路より上記中間
    周波信号の検波信号が取り出される同期検波回路。
JP11468975U 1975-08-20 1975-08-20 ドウキケンパカイロ Expired JPS5848810Y2 (ja)

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JP11468975U JPS5848810Y2 (ja) 1975-08-20 1975-08-20 ドウキケンパカイロ

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JP11468975U JPS5848810Y2 (ja) 1975-08-20 1975-08-20 ドウキケンパカイロ

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Publication Number Publication Date
JPS5229051U JPS5229051U (ja) 1977-03-01
JPS5848810Y2 true JPS5848810Y2 (ja) 1983-11-08

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ID=28595706

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JP11468975U Expired JPS5848810Y2 (ja) 1975-08-20 1975-08-20 ドウキケンパカイロ

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JPS62188479U (ja) * 1986-05-21 1987-12-01

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JPS5229051U (ja) 1977-03-01

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