JPS5936061Y2 - 同期分離回路 - Google Patents

同期分離回路

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JPS5936061Y2
JPS5936061Y2 JP12993378U JP12993378U JPS5936061Y2 JP S5936061 Y2 JPS5936061 Y2 JP S5936061Y2 JP 12993378 U JP12993378 U JP 12993378U JP 12993378 U JP12993378 U JP 12993378U JP S5936061 Y2 JPS5936061 Y2 JP S5936061Y2
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JP
Japan
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transistor
signal
synchronization signal
collector
resistor
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Expired
Application number
JP12993378U
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English (en)
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JPS5546354U (ja
Inventor
恒男 館下
Original Assignee
株式会社東芝
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、テレビジョン受像機において合成映像信号
から同期信号を分離する同期分離回路に関する。
周知のように、テレビジョン受像機においては、中間周
波信号を検波して得られた合成映像信号がら、画像の組
立てに必要な同期信号を得るために、同期分離をなして
いる。
この場合、一般にトランジスタのカットオフ特性を利用
して、逆極性の映像信号と同期信号とを一定のレベルで
スライスすることにより、同期信号のみを振幅分離して
いる。
さらに、このようにして得られた同期信号を、周波数の
違いを利用して、水平同期信号と垂直同期信号とに周波
数分離し、偏向回路を通して画面上で電子ビームを走査
させて画像を組立てている。
ところで、山間部や都市のビル街において特に生じ易い
電波反射によるゴースト現象が現われると、水平同期信
号はゴースト成分が重畳して高レベルとなるのに対して
、垂直同期信号はゴースト成分が逆相で加わって低レベ
ルとなる如く両同期信号のレベルが異なる場合がある。
一方、中継局の送信機により、同期信号の振幅が抑圧さ
れる場合もある。
これらの場合、もし上記のスライスレベルが固定されて
いると、同期信号が取り出せないことが起こるため、従
来の振幅分離においては、水平同期信号と垂直同期信号
とにそれぞれ専用の時定数回路を設けて対処している。
しかし、このように構成すれば、時定数回路が複雑にな
り部品点数が増え、近年の信号処理回路の集積回路化傾
向に向かない。
また、相互の時定数が影響しやすく、性能的にも問題が
生じる。
そして、これを避けるために時定数回路を完全分離形に
すれば、集積回路化の際に入力ピン数が増えるという問
題もある。
この考案は上述した事情に対処すべくなされたもので、
ゴースト現象時にも正確に振幅分離をなし得、複合同期
信号と垂直同期信号を導出することができ、かつ外付部
品、入力ピン数が少なく集積回路化に適する同期分離回
路を提供することを目的とするもので゛ある。
以下、図面を参照しながらこの考案による同期分離回路
の実施例を説明する。
第1図はこの考案の一実施例を示す回路図であって、図
中11は中間周波信号を映像検波回路(図示せず)で検
波して得られた合成映像信号が供給される入力端子であ
り、電解コンテ゛ンサC1および抵抗R1を直列に介し
て、第1のトランジスタQ1のベースに接続されている
この電解コンデ゛ンサC1は、プラス側が入力端子11
に、マイナス側が抵抗R1に接続されている。
また、電解コンデ゛ンサC1と抵抗R1との接続中点は
、抵抗R2を介して定電圧源端子12に接続されている
そして、前記第1のトランジスタQ1はそのベース・コ
レクタ間にコンデンサC2が接続され、前記抵抗R1と
共に、ミラー積分器を構成している。
さらに、この第1のトランジスタQ1のコレクタは、ダ
イオードDと抵抗R3を直列に介して定電圧源端子12
に接続されている。
このダイオードDは、カソード側が第1のトランジスタ
Q1のコレクタに、アノード側が抵抗R3に接続されて
いる。
また、前記第1のトランジスタQ1のエミッタは、抵抗
R4を介して基準電位端に接地されると共に、第2のト
ランジスタQ2のベースにダーリントン接続されている
そして、この第2のトランジスタQ2のコレクタは、抵
抗R5を介して、定電圧源端子12に接続され、かつエ
ミッタは基準電位端に接地されている。
ここで、定電圧源端子12に定電圧回路13が、第1の
トランジスタQ1のコレクタに第1の出力端子14が、
第2のトランジスタQのコレクタに第2の出力端子15
が、それぞれ接続されている。
そして、第1の出力端子14は、そのまま垂直偏向回路
(図示せず)に、第2の出力端子15は、微分回路(図
示せず)を通して水平偏向回路(図示せず)に接続され
ている。
なお、前記抵抗R1とコンデンサC2は、ミラー積分器
が水平同期信号に対してのみ動作するように、それらの
値が設定されている。
この考案による同期分離回路の一実施例は上述の如く構
成されるもので、次にこの動作を説明する。
先ず、入力端子11に負荷性合成映像信号(同期信号は
正極性)が入力されたとすると、この映像信号期間中、
第1および第2のトランジスタQ1.Q2は遮断状態と
なるので、第1および第2の出力端子14.15には、
電源電圧子Bがそのまま導出される。
そして、水平同期信号期間になると、入力信号は抵抗R
□、コンデンサC2および第1のトランジスタQ1から
構成されるミラー積分器により積分されるので、第1の
トランジスタQ1は飽和しないで活性状態となる。
これによって、第1のトランジスタQ1のコレクタ電流
はあまり流れず、第1の出力端子14には、水平同期信
号Hは導出されない。
しかし、第1のトランジスタQ1のエミッタ電流は、第
2のトランジスタQ2を飽和させるのに充分であり、こ
れにより第2のトランジスタQ2は飽和され、第2のト
ランジスタQ2のコレクタ電流は最大となるので、第2
の出力端子15には、反転水平同期信号Hが導出される
(第3図参照)このとき、コンデンサC2に第1図に示
す極性の如く充電された電荷は、映像信号期間に抵抗R
3を通して放電される。
次に、垂直同期信号期間になると、入力信号はミラー積
分器により積分されきれないので、第1のトランジスタ
Q1は飽和状態となる。
これによって、第1のトランジスタQ1のコレクタ電流
は最大となるので、第1の出力端子14には、反転垂直
同期信号Vが導出される。
(第2図参照)そして、飽和された第1のトランジスタ
Q1のエミッタ電流によって、第2のトランジスタQ2
も飽和状態となる。
これによって、第2のトランジスタQ2のコレクタ電流
も最大となるので、第2の出力端子15にも、反転垂直
同期信号■が導出される。
(第3図参照)このとき、第1のトランジスタQ1を飽
和させた電荷は、電解コンデンサC1に第1図に示す極
性の如く充電されるが、映像信号期間に抵抗R2を通し
て放電される。
ここで、第2図、第3図は、時間の経過に対するそれぞ
れ第1、第2の出力端子14.15の出力信号を示すも
ので、第1の出力端子14には垂直同期信号■のみが、
第2の出力端子15には垂直■、水平Hの複合同期信号
が導出されるのが、一目瞭然である。
このヨウに、第1のトランジスタQ1のベースレベル(
スライスレベル)は垂直同期信号によってのみ決定され
るようになり、水平同期信号には関係がなくなる。
従って、ゴースト現象時に垂直同期信号が低レベルとな
っても、正確な振幅分離が行なわれる。
また、第1の出力端子14には、垂直同期信号のみが導
出されるので、従来、垂直同期信号のみを分離するため
に必要とされていた積分回路を省くことができる。
さらに、ミラー積分器を構成するコンデンサC2は、5
00〜2000 (PF)程度であるので、この回路の
集積回路化が容易に可能である。
以上説明したようにこの考案によれば、振幅分離の際の
スライスレベルが垂直同期信号に追従しているので、ゴ
ースト現象時にも正確な振幅分離をなし得、また、垂直
、水平の複合同期信号と垂直同期信号を導出することが
でき、かつ、外付部品、入力ピン数が少なく集積回路化
に適する同期分離回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による同期分離回路の一実施例を示す
回路図、第2図、第3図は同実施例におけるそれぞれ第
1、第2の出力端子の出力信号を示す波形図である。 Ql、Q2・・・・・・トランジスタ、R1,R2,R
3,R4゜R5・・・・・・抵抗、C1・・・・・・電
解コンデンサ、C2・・・・・・コンデンサ、D・・・
・・・ダイオード、11・・・・・・入力端子、12・
・・・・・定電圧源端子、13・・・・・・定電圧源回
路、14゜15・・・・・・出力端子、十B・・・・・
・電源電圧、■・・・・・・垂直同期信号、H・・・・
・・水平同期信号。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複合同期信号を含む合成映像信号が印加される入力端子
    と、入力端側か前記入力端子に接続され前記複合同期信
    号を抽出するための基準直流レベルを設定する信号分離
    レベル設定手段と、ベースが前記信号分離レベル設定手
    段の出力端側に接続され前記基準直流レベルにより抽出
    された前記信号分離レベル設定手段の出力信号を増幅し
    ベースとコレクタ間に接続されたコンテ゛ンサによるミ
    ラー積分効果を程する第1トランジスタと、前言e第1
    トランジスタのエミッタに接続された抵抗と、ベースが
    前記第1トランジスタのエミッタに接続され前記抵抗の
    端子電圧によりスイッチング動作する第2トランジスタ
    とを具備し、前記第1トランジスタのコレクタから垂直
    同期信号が出力され、前記第2トランジスタのコレクタ
    からスイッチング動作に応して垂直および水平同期信号
    列が出力される同期分離回路。
JP12993378U 1978-09-21 1978-09-21 同期分離回路 Expired JPS5936061Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12993378U JPS5936061Y2 (ja) 1978-09-21 1978-09-21 同期分離回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12993378U JPS5936061Y2 (ja) 1978-09-21 1978-09-21 同期分離回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5546354U JPS5546354U (ja) 1980-03-26
JPS5936061Y2 true JPS5936061Y2 (ja) 1984-10-04

Family

ID=29095061

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12993378U Expired JPS5936061Y2 (ja) 1978-09-21 1978-09-21 同期分離回路

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