JPS593655Y2 - 同期分離回路 - Google Patents

同期分離回路

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JPS593655Y2
JPS593655Y2 JP4136576U JP4136576U JPS593655Y2 JP S593655 Y2 JPS593655 Y2 JP S593655Y2 JP 4136576 U JP4136576 U JP 4136576U JP 4136576 U JP4136576 U JP 4136576U JP S593655 Y2 JPS593655 Y2 JP S593655Y2
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JP
Japan
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resistor
time constant
capacitor
value
transistor
Prior art date
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Application number
JP4136576U
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English (en)
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JPS52131914U (ja
Inventor
武士丸 松井
Original Assignee
三洋電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はテレビジョン受像機に使用される同期分離回路
に関し、特に垂直同期信号部のレベルが変化した複合映
像信号に対しても、また、ノイズ妨害に対しても確実に
同期信号を分離できるようにしたものである。
一般にテレビジョン受像機で受信されたテレビジョン信
号は、その複合映像信号中の垂直同期信号部が第1図a
のように凹んでいる場合があるが、このような場合でも
確実に同期信号を分離できるようにする必要がある。
そこで、このような要求を満す同期分離回路として、本
出願人が先に特願昭47−46711号で提案した第2
図のものがある。
即ち、同図のものは、抵抗1でエミッタホロワ型に構成
された同期ドライブ用トランジスタ2から取り出される
負極性の複合映像信号3を同期分離用トランジスタ4に
印加する際に、抵抗R1とコンデンサC1からなる第1
の時定数回路5と、コンデンサC2と抵抗R2からなる
第2の時定数回路6を設け、前記複合映像信号中の水平
同期信号が主に第1の時定数回路5を通り、垂直同期信
号が主に第2の時定数回路6を通るようにすると共に、
ダイオードD1によってコンデンサC1,C2の放電(
図中破線の経路)を速めるようにしたものである。
したがって、先の第1時定数回路5は、水平周波数に対
するインピーダンスが充分低くなるように、R1= 1
50Ω、c、=o、oiμFに選定されている。
また、第2時定数回路6では、垂直周波数に対するコン
デンサC2のインピーダンスが充分低くなるように1μ
Fに選定され、且つ、抵抗R2はトランジスタ2のエミ
ッタ抵抗1の1.2にΩに対して33にΩに選定されて
いる。
即ち、この抵抗R2は、コンデンサC1の両端間電圧が
複合映像信号中の垂直同期信号部のレベル変化に追随で
きるような放電時定数を与えるようになっている。
なお、9は同期信号部の不要な高周波パルスの除去用の
バイパスコンデンサである。
斯る第2図の同期分離回路に依れば、トランジスタ4は
、そのベースが等価的に抵抗7,8(680にΩと15
0 KΩ)による正電圧とコンデンサC1による負電圧
の合成によって逆バイアスされた状態にあり、第1の時
定数回路5を通って印加される水平同期信号及び等価パ
ルスと、第2の時定数回路6を通って印加される垂直同
期信号の各パルス期間のみ導通することになる。
しかも、垂直同期信号部が第1図aの如く凹んだ複合映
像信号がトランジスタ2に人力されたときは、それに伴
なってコンデンサC1の両端間電圧が小さくなり、その
結果、トランジスタ4のベースの逆バイアスが浅くなる
逆に垂直同期信号部が凸になっているときは、トランジ
スタ4の逆バイアスが深くなる。
すなわち、垂直同期信号部のレベル変化に同期分離レベ
ルが追随することになり、従って、垂直同期信号部のレ
ベル変化に拘わらず、トランジスタ4のコレクタに正極
性の複合同期信号10が得られることになる。
しかしながら、この第2図の回路では、第2の時定数回
路6のR2は前述の01の放電時定数の関係から余り小
さくできないため前述の如く33にΩとかなり大きく選
定されており、このR2の抵抗値はトランジスタ4のベ
ース・エミッタ間インピーダンスに比べて極めて大きい
ため第2時定数回路6を介して供給される複合映像信号
中の垂直同期信号は水平同期信号に比較して同期分離用
トランジスタ4を充分に飽和させることができない。
このことは、キードAGC回路からの水平パルス成分が
第1図すのように複合映像信号3の垂直同期信号部に混
入している場合には、その水平パルス成分は第1時定数
回路5を通って充分な大きさで同期分離用トランジスタ
4のベースに供給されるが、第2時定数回路6を通る垂
直同期信号は充分な大きさで供給されないため、上記ト
ランジスタ4のコレクタから取り出される複合同期信号
は垂直同期信号部に歪みが生じることになる。
また、複合映像信号中にオフセットキャリア方式による
テレビジョン搬送波の10KHzのビート成分が混入し
ている場合にも、同様の現象が生じることになる。
そこで、本考案は斯る欠点を解消した同期分離回路を提
案するものである。
第3図は本考案の同期分離回路の一実施例を示しており
、第1図と同一図番を付した各素子は同一の値のもので
あり、その他に更に次のような素子が接続された構成と
なっている。
即ち、同期ドライブ用トランジスタ2のエミッタと接地
点との間にIKΩの抵抗R3と1μFのコンデンサC3
と33にΩの抵抗R4の直列回路からなる第3の時定数
回路11が接続され、且つ、そのC3とR4の接続中点
と同期分離用トランジスタ4のベースとの間に第2のダ
イオードD2が接続されている。
ここで、第3の時定数回路10のR3,C4,R4の各
位を前述のように選定したのは、次のような理由による
即ち、同期ドライブ用トランジスタ2のエミッタに垂直
同期信号部が第1図aの如く凹んでいない正常な複合映
像信号が導出されたときに、その垂直同期パルス期間に
抵抗R4を流れる電流によって第2ダイオードD2を順
方向バイアスせしめて導通させるようにしているためで
ある。
そして、特にR3を1にΩとしたのは、上記ダイオード
D2が導通したときに垂直周波数に対するR3→C3→
D2の経路のインピーダンスを第2時定数回路6のイン
ピーダンスよりも充分小さくするためである。
なお、第2の時定数回路6の02はその放電電流が第1
ダイオードD1に流れることによって、このダイオード
のC1の放電経路に対するインピーダンスを低下させる
作用も行なっている。
したがって、斯る第3図の同期分離回路に依れば、トラ
ンジスタ2のエミッタに垂直同期信号部が正常な複合映
像信号が導出されたときは、その垂直同期信号部は前述
のように第2時定数回路6よりもインピーダンスの小さ
いR3→C3→D2の経路を通ることによって充分な大
きさく振幅)でトランジスタ4のベースに供給されるの
で、このトランジスタ4をその垂直同期信号に対して飽
和させることができる。
また、このとき前記複合映像信号中の水平同期信号は第
1図の回路と同様に第1の時定数回路を通って上記トラ
ンジスタ4のベースに充分な大きさで供給される。
従って、この場合は上記トランジスタ4のコレクタがら
前述の如き水平パルスやオフセットキャリアの影響のな
い正常な複合同期信号を導出できる。
また、トランジスタ2のエミッタに第1図aの如く垂直
同期信号部が凹んだ複合映像信号が導出されたときは、
第2ダイオードD2が導通しないため、その垂直同期信
号部はR3→C3→D2の経路を通ることができず、従
って、第2の時定数回路6を通ってトランジスタ4のベ
ースに供給されることになる。
そして、このとき上記トランジスタ4に供給される垂直
同期信号部は前述のように充分な大きさではないが、こ
の場合は第1図の回路と同様の理由によってトランジス
タ4のベースの逆バイアスが浅くなっているので、垂直
同期信号部が充分な大きさで供給されなくても、その垂
直同期信号によってトランジスタ4を飽和させることが
できる。
従って、この場合もトランジスタ4のコレクタから垂直
同期信号部に歪みのない複合同期信号を得ることができ
る。
また、トランジスタ2のエミッタに垂直同期信号部が第
1図aとは逆に凸になっている複合映像信号が導出され
たときは、上記とは逆にトランジスタ4のベースの逆バ
イアスは深くなるが、このときは第2ダイオードD2は
前述した正常時よりも更に深く順バイアスされて導通し
ており、且つ、このときR3→C3→D2の経路を通る
垂直同期信号部のレベルが大きい。
従って、この場合も上記トランジスタ4は充分に飽和す
ることができ、そのコレクタから正常時と同様に歪みの
ない複合同期信号が得られる。
なお、垂直同期信号部が凹んでいる場合は第2ダイオー
ドD2が導通しないようになっているが、それはこの場
合にも上記ダイオードD2を導通させるようにR3,C
3,R4の各位を選定するのが非常に困難であり、また
、この場合はそのようにしなくとも、前述のように垂直
同期パルスによってトランジスタ4を飽和させることが
できるからである。
以上の如く本考案の同期分離回路に依れば、複合映像信
号中の垂直同期信号部のレベル変化に拘わらず、同期分
離用トランジスタを水平、垂直同期信号に対して充分に
飽和させることができ、従って、水平パルスやオフセッ
トキャリアによる10KHzのビート信号等のノイズ成
分が出力信号中に現われず、常に正確に複合同期信号を
分離導出で゛きる。
【図面の簡単な説明】
第1図a、 l)はレベル変化及び水平パルスの影響
を受けた複合映像信号中の垂直同期信号及びその前後の
区間を示す波形図、第2図は本考案の前提となる同期分
離回路を示す回路図、第3図は本考案の同期分離回路の
一実施例を示す回路図である。 4:同期分離用トランジスタ、5:第1の時定数回路、
6:第2の時定数回路、11:第3の時定数回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 負極性の複合映像信号の入力端とエミッタ接地されたN
    PN型の同期分離用トランジスタのベースとの間に、第
    1抵抗と第1コンデンサをこの順に直列接続してなる第
    1の時定数回路と、第2コンデンサと第2抵抗をこの順
    に直列接続してなる第2の時定数回路を互いに並列に接
    続し、その第2コンデンサと第2抵抗の接続中点に第1
    ダイオードのカソードを接続し、このダイオードのアノ
    ードを接地点に接続すると共に、前記入力端と接地点と
    の間に第3抵抗と第3コンデンサと第4抵抗をこの順に
    直列接続してなる第3の時定数回路を接続し、その第3
    コンデンサと第4抵抗の接続中点に第2ダイオードのア
    ノードを接続し、この第2ダイオードのカソードを前記
    ベースに接続し、第1の時定数回路のインピーダンスが
    水平周波数に対して充分低くなるように第1抵抗と第1
    コンデンサの値を選定し、第2の時定数回路の第2コン
    デンサは垂直周波数に対して充分低インピーダンスを呈
    する値に選定し、第2抵抗は該抵抗及び第1ダイオード
    を介して行なわれる第1コンデンサの放電時の時定数で
    決まる前記トランジスタのベースバイアスを前記複合映
    像信号のレベル変化に追随させ得る値に選定し、第3の
    時定数回路の時定数は垂直同期信号部が凹んでいない複
    合映像信号が入力されたときに、その垂直同期信号によ
    って第2ダイオードが導通せしめられるような値となし
    、且つ、第3抵抗の値を第2抵抗の値よりも充分小さく
    なるよう選定してなる同期分離回路。
JP4136576U 1976-03-31 1976-03-31 同期分離回路 Expired JPS593655Y2 (ja)

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JP4136576U JPS593655Y2 (ja) 1976-03-31 1976-03-31 同期分離回路

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JP4136576U JPS593655Y2 (ja) 1976-03-31 1976-03-31 同期分離回路

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Publication Number Publication Date
JPS52131914U JPS52131914U (ja) 1977-10-06
JPS593655Y2 true JPS593655Y2 (ja) 1984-02-01

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ID=28500451

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JP4136576U Expired JPS593655Y2 (ja) 1976-03-31 1976-03-31 同期分離回路

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