JP2530229B2 - 映像信号クランプ回路 - Google Patents

映像信号クランプ回路

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JP2530229B2 JP1264986A JP26498689A JP2530229B2 JP 2530229 B2 JP2530229 B2 JP 2530229B2 JP 1264986 A JP1264986 A JP 1264986A JP 26498689 A JP26498689 A JP 26498689A JP 2530229 B2 JP2530229 B2 JP 2530229B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は通信衛星を利用する映像信号伝送におい
て、受信側に設置され、受信した複合映像信号の同期信
号先端電位を一定値に固定することにより、複合映像信
号に重畳するエネルギー拡散信号である三角波を除去す
る映像信号クランプ回路に関するものである。
[従来の技術] 通信衛星を利用する映像信号伝送においては、地上固
定業務との干渉を避けるため送信側で映像信号のフレー
ム周期と同期した三角波を、複合映像信号に重畳し、こ
の重畳した信号によって周波数変調を行いエネルギー拡
散を行っている。そして受信側では、周波数検波を行
い、この周波数検波によって得た入力信号から、エネル
ギー拡散信号である三角波を除去している。
そして、この三角波を除去するためには、映像信号ク
ランプ回路を用いて複合映像信号に含まれる同期信号の
先端電位を一定値に固定する。
第2図は従来の映像信号クランプ回路の構成の一例を
示す接続図で、図においてTR1,TR2はそれぞれトランジ
スタで、TR1,T82はエミッタフォロワ回路を構成する。C
1,C2はそれぞれコンデンサ、Dはダイオードである。
第2図に示す映像信号入力端へ、第3図(A)に示す
ような複合映像信号が入力されると、THで示す水平同期
信号の間以外においては、コンデンサC1に蓄積された電
荷はトランジスタTR2のベースインピーダンスによって
放電され、これによって低周波成分が除去される。
またTHに示す水平同期信号の間は、ダイオードDがON
し、コンデンサC1に充電電流iが流れ、基準電位をVC,
ダイドードDの順方向電圧をVFとした場合、トランジス
タTR2のベース電位はVC−VFとなり、同期信号先端電位
をVC−VFに固定する。エネルギー拡散信号である三角波
が第3図(A)の波形に重畳している場合でも、この三
角波に含まれる低周波成分はコンデンサC1によって除去
される。そして同期信号先端電位を同一電位に固定する
ことにより、映像信号振幅への三角波の影響を除去する
ことができる。
[発明が解決しようとする課題] 上記のような従来の映像信号クランプ回路は以上のよ
うに構成され動作するので、コンデンサC1の充電が進む
につれて充電電流iが減少しVFの値が小さくなって行
き、水平同期信号THの初めと終わりとではトランジスタ
TR2のベース電位が変化してしまい、出力端から出力さ
れる複合映像信号には第3図(B)に示すような歪みが
生じてしまう。
また等化パルスおよび垂直同期パルスからなる垂直同
期信号は、映像信号輝度成分が無い上に、垂直同期パル
スの部分ではダイオードDがONしている時間が長く、し
たがって等化パルスの部分に較べコンデンサC1への充電
電流iが少なく、VFの値も小さくなり、第4図に示すよ
うな歪みが生じてしまう等の問題点があった。
この発明はかかる課題を解決するためになされたもの
で、出力される複合映像信号に歪みを生じさせない映像
信号クランプ回路を得ることを目的としている。
[課題を解決するための手段] この発明にかかる映像信号クランプ回路は、オペレー
ショナル・アンプを用いてVFの変化の影響をフィードバ
ックにより減少させることとしたものである。
[作用] この発明においては、オペレーショナル・アンプを用
いてVFの変化の影響をフィードバックにより減少させる
こととしたので、ダイオードDがONし順方向電圧VFが変
化する場合でも、トランジスタTR2のベース電位をVC
保つことが可能となる。
[実施例] 以下、この発明の実施例を図面について説明する。第
1図はこの発明の一実施例を示す接続図で、図において
第2図と同一符号は同一又は相当部分を示し、(1)は
オペレーショナル・アンプ(以下、オペアンプと言
う)、(a),(b),(c)はそれぞれ端子点を示
す。
第1図に示すようなオペアンプ(1)を用いたフィー
ドバック回路の動作は良く知られているが、ここで簡単
に説明すると、端子(b)の方が端子(a)より電位が
高い場合には端子(c)の電位は負の飽和電圧になり、
ダイオードDをOFFする。また端子(a)の方が端子
(b)より電位が高い場合には、端子(a)と端子
(b)とが同電位になるまで、端子(c)の電圧を上昇
させるように動作する。
次に、この実施例の動作について説明する。映像信号
入力端に第3図(A)に示すような複合映像信号が入力
されると、従来の回路と同様にTHで示す水平同期信号の
間以外においては、コンデンサC1に蓄積された電荷はト
ランジスタTR2のベースインピーダンスによって放電さ
れる。
THに示す水平同期信号に入ると、TR2のベース電位
(すなわち端子(b)の電位)は端子(a)の基準電位
VCより低くなるため、オペアンプ(1)を用いたフィー
ドバック回路が動作し、ダイオードDがONして、TR2の
ベース電位を端子(a)の基準電位VCと同じ電位にす
る。そしてTHに示す水平同期信号が終了するとダイオー
ドDはOFFする。
以上のような動作により、THに示す水平同期信号にお
いては、TR2のベース電位をダイオードDの順方向電圧V
Fとは関係なく基準電位VCに保つことができる。
また垂直同期信号においても、同様にしてダイオード
Dの順方向電圧VFの影響を回避することができ、出力さ
れる水平同期信号,垂直同期信号ともに歪みを除去する
ことができる。
[発明の効果] この発明は以上説明したように、オペレーショナル・
アンプを用いたフィードバック回路を設けることによ
り、出力される複合映像信号の歪みを除去することがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す接続図、第2図は従
来の回路の構成を示す接続図、第3図は複合映像信号の
波形図、第4図は垂直同期信号の波形を示す図。 1……オペアンプ、TR1,TR2……トランジスタ、C1,C2…
…コンデンサ、D……ダイオード。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示すもの
とする。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号のフレーム周期と同期した三角波
    を複合映像信号に重畳して周波数変調を行い、エネルギ
    ーを放散して送出した信号を受信側で周波数検波し、こ
    の周波数検波によって得た入力信号中の同期信号先端電
    位を一定値に固定して上記三角波を除去する映像信号ク
    ランプ回路において、 上記入力信号が結合コンデンサを介してそのベースに加
    えられるエミッタフォロワ回路用トランジスタ、 このエミッタフォロワ回路用トランジスタのベース電位
    がクランプされる基準電位を出力する電源分圧抵抗回
    路、 この電源分圧抵抗回路の出力する基準電位の時間的変動
    を吸収するバイパスコンデンサ、 上記基準電位がその非反転入力端子に接続され、上記エ
    ミッタフォロワ回路用トランジスタのベースがその反転
    入力端子に接続されるオペレーショナル・アンプ このオペレーショナル・アンプの出力端子にそのアノー
    ドが接続され、上記エミッタフォロワ回路用トランジス
    タのベースにそのカソードが接続されるダイオード、 を備えたことを特徴とする映像信号クランプ回路。
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