JPS598271Y2 - スイツチ切換装置 - Google Patents
スイツチ切換装置Info
- Publication number
- JPS598271Y2 JPS598271Y2 JP15641279U JP15641279U JPS598271Y2 JP S598271 Y2 JPS598271 Y2 JP S598271Y2 JP 15641279 U JP15641279 U JP 15641279U JP 15641279 U JP15641279 U JP 15641279U JP S598271 Y2 JPS598271 Y2 JP S598271Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hook
- piece
- shaped piece
- locking
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案はスイッチ切換装置に関するもので、特に押圧操
作又は引張操作のみで3段以上の切換を可能とするもの
である。
作又は引張操作のみで3段以上の切換を可能とするもの
である。
従来よりプッシュ・プッシュスイッチと称され、押圧操
作のみで2段切換可能なスイッチ切換装置は周知である
。
作のみで2段切換可能なスイッチ切換装置は周知である
。
しかし、従来のこの種のスイッチ切換装置は2段切換の
みであり、ロックすべき位置が3個所以上存在し、押圧
操作又は引張操作のみで相異なるロック位置に順次移行
するが如きのスイッチ切換装置はなかった。
みであり、ロックすべき位置が3個所以上存在し、押圧
操作又は引張操作のみで相異なるロック位置に順次移行
するが如きのスイッチ切換装置はなかった。
本考案は最近のテープレコーダの多様化の傾向及びそれ
に伴う一部品多機能化に鑑みなされたスイッチ切換装置
で、3個所以上の相異なるロック位置に順次変位移行を
可能とするものである。
に伴う一部品多機能化に鑑みなされたスイッチ切換装置
で、3個所以上の相異なるロック位置に順次変位移行を
可能とするものである。
以下一実施例につき図面に従い詳述すると、第1図に於
で、1は下端部に鎖錠ピン10が植設されたメカニズム
シャーシの基部で、該基部1上面を摺動自在に装着され
た基板としてのスライド板2との間に復帰引張バネ3が
張架される。
で、1は下端部に鎖錠ピン10が植設されたメカニズム
シャーシの基部で、該基部1上面を摺動自在に装着され
た基板としてのスライド板2との間に復帰引張バネ3が
張架される。
前記スライド板2中央部にはその摺動方向を長手方向と
して前記鎖錠ピン10と組合う案内長孔4が開設され、
下端にスイッチ操作杆5が固着され、左側上方には後述
する鎖錠板6を付勢するトウションコイルバネ7の一端
を係止する折曲片8が形或される。
して前記鎖錠ピン10と組合う案内長孔4が開設され、
下端にスイッチ操作杆5が固着され、左側上方には後述
する鎖錠板6を付勢するトウションコイルバネ7の一端
を係止する折曲片8が形或される。
6は前記スライド板2に植設された支持軸9に上端部が
上下動及び回動自在に遊挿された鎖錠板で、該支持軸9
には該鎖錠板6を反時計方向に回動付勢すると共に、ス
ライド板2上面に押圧付勢するトウションコイルバネ7
が巻回される。
上下動及び回動自在に遊挿された鎖錠板で、該支持軸9
には該鎖錠板6を反時計方向に回動付勢すると共に、ス
ライド板2上面に押圧付勢するトウションコイルバネ7
が巻回される。
11は前記鎖錠板右側辺に突出形威された第1鉤状片で
、該第1鉤状片11下部には第2鉤状片12が同方向に
形或される。
、該第1鉤状片11下部には第2鉤状片12が同方向に
形或される。
13は前記第1鉤状片11根本部上縁に斜めに切起され
、前記鎖錠突ピン10上端頭部を摺動ずる切起片である
。
、前記鎖錠突ピン10上端頭部を摺動ずる切起片である
。
14は上端が鎖錠板6上端近傍に固設された弾性案内片
であり、その自由端は第2鉤状片12上縁に弾性的に押
圧される。
であり、その自由端は第2鉤状片12上縁に弾性的に押
圧される。
本考案は叙上の如く構或されているので、前記スライド
板2を上部より押圧すると、第2図に示す如く先ず前記
第2鉤状片12下縁が、次で前記案内片14右側が前記
鎖錠突ピン10側部を滑り、鎖錠板旦は前記トウション
コイルバネ7に抗して、前記支持軸9を支点として時計
方向に回動する。
板2を上部より押圧すると、第2図に示す如く先ず前記
第2鉤状片12下縁が、次で前記案内片14右側が前記
鎖錠突ピン10側部を滑り、鎖錠板旦は前記トウション
コイルバネ7に抗して、前記支持軸9を支点として時計
方向に回動する。
当該状態のまま押圧を中止すると、前記引張バネ3の応
力によりスライド板2は基部1上面を上方に摺動すると
共に、鎖錠板iも上方に逃るので、鎖錠板6は前記トウ
ションコイルバネ7の応力により反時計方向に回動し、
前記案内片14右側が鎖錠突ピン10側部を前述と逆方
向に滑るが、案内片14の弾性係数は前記トウションコ
イルバネ7のそれよりも小さく形成されており、従って
該案内片14は鎖錠突ピン10に負け、該案内片14の
自由端は第2鉤状片12上縁より若干離間して鎖錠突ピ
ン10の導入を許容し、第3図に示す如く、鎖錠突ピン
10が第1鉤状片11と第2鉤状片12により形或され
た凹所15底部に位置することとなり、スイッチ(図示
せず)に第2のロック位置が付与されることになる。
力によりスライド板2は基部1上面を上方に摺動すると
共に、鎖錠板iも上方に逃るので、鎖錠板6は前記トウ
ションコイルバネ7の応力により反時計方向に回動し、
前記案内片14右側が鎖錠突ピン10側部を前述と逆方
向に滑るが、案内片14の弾性係数は前記トウションコ
イルバネ7のそれよりも小さく形成されており、従って
該案内片14は鎖錠突ピン10に負け、該案内片14の
自由端は第2鉤状片12上縁より若干離間して鎖錠突ピ
ン10の導入を許容し、第3図に示す如く、鎖錠突ピン
10が第1鉤状片11と第2鉤状片12により形或され
た凹所15底部に位置することとなり、スイッチ(図示
せず)に第2のロック位置が付与されることになる。
次に再度、前記スライド板2を上部より押圧すると、第
4図に示す如く前記第1鉤状片11下縁が前記鎖錠突ピ
ン10側部を滑り、前記鎖錠板6は前記トウションコイ
ルバネ7に抗して再度時計方向に回動する。
4図に示す如く前記第1鉤状片11下縁が前記鎖錠突ピ
ン10側部を滑り、前記鎖錠板6は前記トウションコイ
ルバネ7に抗して再度時計方向に回動する。
そして該鎖錠突ピン10が第1鉤状片11上部に位置す
る状態になると、鎖錠板6はよりどころを失うためトウ
ションコイルバネ7の応力により再度反時計方向に回動
し、第5図に示す如く鎖錠突ピン10が第1鉤状片11
根本部に斜めに切起された切起片13右側部に位置する
こととなり、前記スイッチに第3のロック位置が付与さ
れることになる。
る状態になると、鎖錠板6はよりどころを失うためトウ
ションコイルバネ7の応力により再度反時計方向に回動
し、第5図に示す如く鎖錠突ピン10が第1鉤状片11
根本部に斜めに切起された切起片13右側部に位置する
こととなり、前記スイッチに第3のロック位置が付与さ
れることになる。
次に再度前記スライド板2を上部より押圧すると、前記
切起片13右側部が鎖錠突ピン10側部を滑り、該切起
片13上端が鎖錠突ピン10に至ると、鎖錠板6はより
どころを失い、トウションコイルバネ7の応力により再
度反時計方向に若干回動する。
切起片13右側部が鎖錠突ピン10側部を滑り、該切起
片13上端が鎖錠突ピン10に至ると、鎖錠板6はより
どころを失い、トウションコイルバネ7の応力により再
度反時計方向に若干回動する。
その状態で押圧を中止すると、スライド板2は前記引張
バネ3の応力により基部1上面を上方に摺動し始めるが
、前記鎖錠板6はその支持軸9に対じ回動のみならず上
下動自在に挿通されているので、第6図に示す如く該鎖
錠板6はその切起片13の傾斜した下面で鎖錠突ピン1
0頭部に乗上げ滑るので、鎖錠が外れ前記スライド板2
は元の定位置まで戻る。
バネ3の応力により基部1上面を上方に摺動し始めるが
、前記鎖錠板6はその支持軸9に対じ回動のみならず上
下動自在に挿通されているので、第6図に示す如く該鎖
錠板6はその切起片13の傾斜した下面で鎖錠突ピン1
0頭部に乗上げ滑るので、鎖錠が外れ前記スライド板2
は元の定位置まで戻る。
而して本考案によるとスライド板2を押圧するだけで、
若しくは反対方向より引張るだけで3個所のロック位置
を順次得ることができる。
若しくは反対方向より引張るだけで3個所のロック位置
を順次得ることができる。
叙上の実施例はロック位置が3個所である場合のもので
あるが、4個所のロック位置を得るためには、第7図に
示す如く第2鉤状片12の下部に第3鉤状片16を形或
すると共に、該第3鉤状片16と鎖錠板6上部との間に
前記弾性案内片14と同様な第2案内片17を設ければ
足る。
あるが、4個所のロック位置を得るためには、第7図に
示す如く第2鉤状片12の下部に第3鉤状片16を形或
すると共に、該第3鉤状片16と鎖錠板6上部との間に
前記弾性案内片14と同様な第2案内片17を設ければ
足る。
この場合の動作については前述と同様でありスライド板
2を上端より4回押圧することにより、基準となる定位
置の他に3個所のロック位置を得ることができる。
2を上端より4回押圧することにより、基準となる定位
置の他に3個所のロック位置を得ることができる。
従って越・要なロック位置に対応する数の鉤状片及び弾
性案内片を設ければ所望数のロック位置を得ることがで
きる。
性案内片を設ければ所望数のロック位置を得ることがで
きる。
また、詳述した実施例は、メカニズムシャーシの基部1
に鎖錠突ピン10が植設されており、鎖錠板6がスライ
ド板2と共に移動するものであるが、鎖錠突ピン10を
スライド板2に植設し鎖錠板6をメカニズムシャーシの
基部1に装着してもその効果に変るところはない。
に鎖錠突ピン10が植設されており、鎖錠板6がスライ
ド板2と共に移動するものであるが、鎖錠突ピン10を
スライド板2に植設し鎖錠板6をメカニズムシャーシの
基部1に装着してもその効果に変るところはない。
図面はいずれも本考案の実施例を示す平面図であり、第
1図〜第6図は一実施例の動作状態を順次示す図であり
、第7図は他の実施例を示す図である。 2・・・・・・スライド板、5・・・・・・スイッチ操
作杆、6・・・・・・鎖錠板、9・・・・・・支持軸、
10・・・・・・鎖錠突ピン、11・・・・・・第1鉤
状片、12・・・・・・第2鉤状片、13・・・・・・
切起片、14・・・・・・案内片、15・・・・・・凹
所。
1図〜第6図は一実施例の動作状態を順次示す図であり
、第7図は他の実施例を示す図である。 2・・・・・・スライド板、5・・・・・・スイッチ操
作杆、6・・・・・・鎖錠板、9・・・・・・支持軸、
10・・・・・・鎖錠突ピン、11・・・・・・第1鉤
状片、12・・・・・・第2鉤状片、13・・・・・・
切起片、14・・・・・・案内片、15・・・・・・凹
所。
Claims (1)
- 基板に植設された支持軸に一端が回動自在に遊挿され、
側部には少なくとも2個の鉤状片が突出形威されると共
に、一の鉤状片の根本部には切起片が形或され、該鉤状
片と他の鉤状片とにより形或される凹所開口部内縁に選
択的に当接する案内片が形或されてなる鎖錠板と、前記
鉤状片に対し着脱自在に鎖錠する鎖錠突ピンと、前記鎖
錠板若しくは鎖錠突ピンに係合されたスイッチ操作杆と
よりなり、鎖錠板と鎖錠突ピンが対向し相対移動するこ
とを特徴とするスイッチ切換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15641279U JPS598271Y2 (ja) | 1979-11-09 | 1979-11-09 | スイツチ切換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15641279U JPS598271Y2 (ja) | 1979-11-09 | 1979-11-09 | スイツチ切換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5678026U JPS5678026U (ja) | 1981-06-25 |
JPS598271Y2 true JPS598271Y2 (ja) | 1984-03-14 |
Family
ID=29667865
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15641279U Expired JPS598271Y2 (ja) | 1979-11-09 | 1979-11-09 | スイツチ切換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS598271Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-11-09 JP JP15641279U patent/JPS598271Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5678026U (ja) | 1981-06-25 |
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