JPS6321453Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6321453Y2
JPS6321453Y2 JP1983067691U JP6769183U JPS6321453Y2 JP S6321453 Y2 JPS6321453 Y2 JP S6321453Y2 JP 1983067691 U JP1983067691 U JP 1983067691U JP 6769183 U JP6769183 U JP 6769183U JP S6321453 Y2 JPS6321453 Y2 JP S6321453Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
moderation
select lever
spring
pin
coil spring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983067691U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59172628U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6769183U priority Critical patent/JPS59172628U/ja
Publication of JPS59172628U publication Critical patent/JPS59172628U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6321453Y2 publication Critical patent/JPS6321453Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は、車両の自動変速機の変速操作装置
に係り、詳しくは、セレクトレバーを操作して変
速操作をするにあたり、各運転状態に対応する該
レバーの停止位置を保定し、誤操作を防止し、変
速操作に節度感を与えるための係合体及びポジシ
ヨンプレートの形状の改善に関するものである。
〔考案の技術的背景〕
この考案に関連する先行技術として、実公昭56
−49776、特開昭57−196326があり、この出願の
出願人による実用新案登録願(昭和58年4月13日
出願)がある。
自動変速機の変速操作装置は、車両の運転状態
に応じて自動変速機を変速操作するものであり、
従来は第1図乃至第3図に示すようなものがあ
る。変速操作を行うセレクトレバー2の本体4
は、軸6により基板8に回動自在に枢支されてい
る。この基板8上には、セレクトレバー2の回動
方向と同一平面にポジシヨンプレート10が立設
されている。ポジシヨンプレート10には、各変
速操作位置“P,R,D,L”に対応する規制段
部12が形成されている。この規制段部12にレ
バー2のポジシヨン体であるポジシヨンピン14
を係合させ、操作位置を保持させる。セレクトレ
バー2のグリツプ16に設けた押釦18を押込む
と、レバー本体4内のコンプレツシヨンロツド2
0はスプリング22に抗して下降する。この下降
で、コンプレツシヨンロツド20は下端に設けた
ポジシヨンピン14を規制段部12から離脱さ
せ、セレクトレバー2は矢印a,b方向に回動可
能となり変速操作し得る。
この変速操作に際し節度感を与えるために、各
変速操作位置“P,R,N,D,L”に対応する
係合部たる凹部24−P,24−N,24−D,
24−Lをポジシヨンプレート10に設けてい
る。第3図に示すように、これらの凹部には、セ
レクトレバー2に設けた節度体たる突出係合体2
6が弾圧係合する。突出係合体26は、ホルダ2
8内にバネ30を介して弾装したボール32から
構成されている。セレクトレバー2を変速操作す
ると、ボール32が凹部24P〜24Lに弾圧係
合し、操作時に節度感を与える。
〔背景技術の問題点〕
ところが、第1図乃至第3図に示すような変速
操作位置決めの機能と操作中の節度感をあたえる
機能とを別体に構成した変速操作位置では、構成
複雑、部品数多く、ポジシヨンプレートの形状複
雑で大型となる欠点がある。
〔考案の目的〕
この考案は、各変速操作においてそれぞれ適当
な阻止力をもたせて誤操作を防止すること、設定
変速点の保持、変速操作における節度感の付与な
どの変速操作性能を維持向上させつつ、形状・機
構の簡単な、部品数の少ない、軽量小型な変速操
作装置を提供することを目的とするものである。
〔考案の構成〕
この目的を達成するために、この考案は、セレ
クトレバーの押釦操作によりポジシヨンプレート
の規制段部にポジシヨン体を係合離脱させセレク
トレバーを変速操作する変速機操作装置におい
て、セレクトレバーには前記ポジシヨン体を前記
規制段部に弾圧係合させる単一の弾圧バネを配設
するとともにこの弾圧バネを前記ポジシヨン体と
の間に弾圧挟介して節度体を配設し、前記ポジシ
ヨンプレートには前記弾圧バネの弾圧力により前
記節度体が係合する節度段部を前記規制段部と対
向して形成して設けたことを特徴とする。
〔考案の実施例〕
次に、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。第4図は、この考案による実施例のポジシ
ヨンプレート部を主として表わした側面図であ
る。車体基板8に立設した2枚の平行なポジシヨ
ンプレート10a,10bには、変速操作位置
“P,R,N,L”に対応して規制段部12a,
12bを形成している。この規制段部12a,1
2bと対向して下方に節度段部24a,24bを
配設し、それぞれ1つの穴に形成している。
セレクトレバー4の上端にはグリツプ16があ
り、その内部に設けられた押釦18を押込むとレ
バー本体4内に設けられたコンプレツシヨンロツ
ド20及びポジシヨン体たるポジシヨンピン14
は単一の弾圧バネたる圧縮コイルバネ22に抗し
て下降する。押釦18を放すと圧縮コイルバネ2
2の反発力によりコンプレツシヨンロツド20及
びポジシヨンピン14は押上げられ、押釦18も
元にもどる。
第5図及び第6図に示すように、コンプレツシ
ヨンロツド20の下端にはポジシヨンピン14が
固着されており、常時は圧縮コイルバネ22の弾
力によりポジシヨンプレート10a,10bに設
けられた規制段部12a,12bのある位置に弾
圧係合し保定されている。
レバー4内のポジシヨンピン14の下方には、
前記単一の弾圧バネたる圧縮コイルバネ22を介
して節度体たる節度ピン32が弾圧挟介して設け
られている。節度ピン32は、圧縮コイルバネ2
2の弾力により下方に押し下げられており、常時
はポジシヨンプレート10a,10bの節度段部
24a,24bの相当凹部に係合している。これ
により、ポジシヨンピン14と節度ピン32と
は、ポジシヨンプレート10a,10bに対向形
成した規制段部12a,12bと節度段部24
a,24bとに単一の圧縮コイルバネ22により
弾圧係合される。
次に、この実施例の機能・作用を第4図に付い
て説明すると、例えば“N”から“D”へ変速す
る場合は、第4図でセレクトレバー4を右方へ引
く。このとき、節度ピン32は圧縮コイルバネ2
2の力に抗して節度段部24a,24bの山を越
えて次の凹部に落込ませなければならないので、
“N”から“D”へ節度感を生じて移行する。
また、例えば“N”から“R”へ変速する場合
は、レバー4を図で左方へ押すだけでは規制段部
12a,12bに山が設けてあるので移行でき
ず、押釦18を押し、コンプレツシヨンロツド2
0およびポジシヨンピン14を圧縮コイルバネ2
2の弾力に抗して押し下げつつ移行させなければ
ならない。これは誤操作防止のためである。一
方、節度ピン32は、移行のため節度段部24
a,24bの山を越えなければならないが、圧縮
コイルバネ22は前記のとおり圧縮されているの
で、山を越えて移行させるためには強い力を必要
とする。しかし、この力は節度段部24a,24
bの当該山の高さを適当に形成することによつて
適当な節度感と操作容易性を兼備する程度の値に
設定することができる。
このように、適当な節度感のある確実な変速操
作をすることができることにより、切換感が良好
であり、また、単一の圧縮コイルバネ22により
変速操作の位置決めの機能と節度感を与える機能
とを発揮することができるので、部品数を少なく
してコストを低減することができる。
なお、この実施例では、第6図に示すように、
セレクトレバー4の両側に同一形状のポジシヨン
プレート10a,10bを設けたものであるが、
これは1枚の板からプレス加工等で作ることがで
きる。また片側だけの1枚のものでもよいことは
勿論である。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案による変速機操
作装置によれば、ポジシヨン体と節度体とを単一
の弾圧バネで付勢させ、ポジシヨンプレートに対
向形成した規制段部と節度段部とに弾圧係合させ
ることにより、適当な節度感のある確実な変速操
作をすることができるので切換感が良好である上
に、変速操作位置決めの機能と節度感を与える機
能とを単一の弾圧バネによつて発揮させることに
より、部品数を少くし、形状簡単、軽量小型化す
ることができる。また、ポジシヨンプレートに設
ける節度段部も簡単なものとすることができるの
で、簡単な構成のため、製造コストの低減、運転
操作の確実・故障の低減等の効果が得られるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は従来の変速機操作装置を示
し、第1図は断面図、第2図は側面図、第3図は
第2図の−線切断拡大図である。第4乃至第
6図はこの考案の実施例を示し、第4図は要部の
拡大側面図、第5図は要部の斜視図、第6図は第
4図の−線断面図である。 図において、4はセレクトレバー本体、10
a,10bはポジシヨンプレート、12a,12
bは変速規制段部、14はポジシヨンピン、22
は圧縮コイルバネ、24a,24bは節度段部、
32は節度ピンである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. セレクトレバーの押釦操作によりポジシヨンプ
    レートの規制段部にポジシヨン体を係合離脱させ
    セレクトレバーを変速操作する変速機操作装置に
    おいて、セレクトレバーには前記ポジシヨン体を
    前記規制段部に弾圧係合させる単一の弾圧バネを
    配設するとともにこの弾圧バネを前記ポジシヨン
    体との間に弾圧挟介して節度体を配設し、前記ポ
    ジシヨンプレートには前記弾圧バネの弾圧力によ
    り前記節度体が係合する節度段部を前記規制段部
    と対向して形成して設けたことを特徴とする変速
    機操作装置。
JP6769183U 1983-05-09 1983-05-09 変速機操作装置 Granted JPS59172628U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6769183U JPS59172628U (ja) 1983-05-09 1983-05-09 変速機操作装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6769183U JPS59172628U (ja) 1983-05-09 1983-05-09 変速機操作装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59172628U JPS59172628U (ja) 1984-11-17
JPS6321453Y2 true JPS6321453Y2 (ja) 1988-06-14

Family

ID=30197879

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6769183U Granted JPS59172628U (ja) 1983-05-09 1983-05-09 変速機操作装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59172628U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2758998B2 (ja) * 1991-03-29 1998-05-28 日産自動車株式会社 自動変速機の操作装置
JP6423248B2 (ja) * 2014-10-31 2018-11-14 津田工業株式会社 シフトレバーユニット

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59200321A (ja) * 1983-04-26 1984-11-13 Nissan Shatai Co Ltd 自動変速機操作用シフトレバ−の位置決め装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59200321A (ja) * 1983-04-26 1984-11-13 Nissan Shatai Co Ltd 自動変速機操作用シフトレバ−の位置決め装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59172628U (ja) 1984-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6321453Y2 (ja)
CA1081004A (en) Gear-driven change-over mechanism
JPS5810120U (ja) オ−トマチック・トランスミッション・コントロ−ルディバイス
JPS6012164Y2 (ja) 自動トランスミツシヨンのセレクタ機構
JPS598271Y2 (ja) スイツチ切換装置
JPH0438129Y2 (ja)
JPS618321U (ja) 車両用セレクトレバ−装置
JPS5992035U (ja) 自動変速機のシフトレバ−装置
JPH026549Y2 (ja)
JPH061911U (ja) 自動変速機用シフトレバー装置
JPS6131400Y2 (ja)
JPS5911323U (ja) 自動変速機のシフトレバ−装置
JPS59128980U (ja) 足踏切換装置
KR810001617B1 (ko) 비데오 테이프 레코더의 로딩장치
JP2945414B2 (ja) オートマチックトランスミッションのコントロールデバイス
JPS589530U (ja) ウインチのクラツチレバ−操作機構
JPS6213252Y2 (ja)
JPH0119788Y2 (ja)
JPS5828457B2 (ja) 歯車変速機のシフト制御装置
JPS59215055A (ja) 小型カセツトテ−ププレ−ヤ
JPH031547B2 (ja)
JPS58157061U (ja) 変速機の変速操作機構
JPS6344241U (ja)
JPH0579111U (ja) 自動変速機のシフトレバー装置
JPS60109124U (ja) 自動変速機のシフトレバ−装置