JPS5844687Y2 - 公衆電話機における復旧機構 - Google Patents

公衆電話機における復旧機構

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Publication number
JPS5844687Y2
JPS5844687Y2 JP9529279U JP9529279U JPS5844687Y2 JP S5844687 Y2 JPS5844687 Y2 JP S5844687Y2 JP 9529279 U JP9529279 U JP 9529279U JP 9529279 U JP9529279 U JP 9529279U JP S5844687 Y2 JPS5844687 Y2 JP S5844687Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flapper
hook
handset
recovery mechanism
connecting rod
Prior art date
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Expired
Application number
JP9529279U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5615156U (ja
Inventor
亮平 安倍
栄司 是安
憲一 足達
Original Assignee
株式会社田村電機製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社田村電機製作所 filed Critical 株式会社田村電機製作所
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Publication of JPS5615156U publication Critical patent/JPS5615156U/ja
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Prepayment Telephone Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、通話終了とともに送受話器をフックボタンに
載置して公衆電話機を初期状態に復旧させる復旧機構の
改良に関するものである。
周知のように、公衆電話機においては通話が終了した時
点で硬貨蓄積軌道内に残留している未収納硬貨を返却口
へ返却する必要があるため、通話終了とともに送受話器
をフックボタンに載置した時、これに連動して基板と共
に硬貨選別軌道を形成しているフラッパを開くと同時に
硬貨返却機構を動作させて硬貨蓄積軌道から返却軌道に
通じる返却通路を開放するようにしている。
このような復旧機構の駆動源となる送受話器は、周知の
ようにその重量がある範囲内で決っており、換言すれば
、この限られた重量で復旧機構を動作させねばならない
然るに、従来の復旧機構は送受話器を載置するフックボ
タンに連動して押下されるフックレバーと開閉自在なフ
ラッパとを複雑なリンク機構を介して連結しているため
、部品点数が増加し、組立て作業が面倒であるばかりか
各部材間での伝達ロスが大きく、フラッパを駆動するに
十分な駆動力が得られなかった。
このため、従来はわざわざ送受話器の重量を増やして確
実な復旧動作を得るようにしていた。
本考案は上述したような点に鑑みてなされたもので、フ
ックレバーとフラッパとを1本の連結杆で連結するとい
う極めて簡単な構成により、部品点数および伝達ロスを
減少し、確実な復旧動作を得るようにした公衆電話機に
おける復旧機構を提供するものである。
以下、図面に示す実施例とともに本考案の詳細を説明す
る。
第1図は本考案に係る復旧機構の斜視図、第2図はレー
ルから蓋を取外して示す要部分解斜視図である。
これらの図において、1は垂直片1Aと、幾分右上りに
傾斜した水平片1Bとによって略り字状に折曲形成され
たフックレバーで、このフックレバー1は電話機筐体(
図示せず)内に立設されたブラケット2の各V字状溝3
に前記垂直片1Aの両側に張出した張出部4 a 、4
bをそれぞれ係入することにより、該張出部4 a
、4 bを中心として所定角度回動自在に支持されてお
り′、かつ一端が電話機筐体に係止され、他端が前記垂
直片1Aに係止される姿勢保持用スプリング5によって
常時図において反時計方向の回動習性が与えられている
前記垂直片1Aの上端には係合溝6が形成され、水平片
1Bの先端部には図示しない送受話器を載置する1対の
フックボタン7A、7Bに対応してフックボタン当接部
8 a 、8 bが設けられている。
前記1対のフックボタン7A、7Bは電話機筐体に形成
された挿通孔に抜けを防止されて嵌挿され、前記フック
レバー1のフックボタン当接部8a、8bにそれぞれ載
置されることにより、常時上方向に付勢されている。
9は電話機筐体内に傾斜して立設された基板で、この基
板9に一側のブラケツ) 10および支持軸11を介し
て回動自在に枢着され、かつコイルスプリング12によ
って常時基板9に向って圧着習性が与えられているコイ
ンレール13を有するフラッパ14が取付けられること
により、該フラッパ14、基板9およびコインレール1
3とで硬貨投入口15に連通ずる硬貨選別軌道16を形
成している。
この硬貨選別軌道16中には周知の図示しない軽量貨選
別機構、材質選別機構、外径および厚さ選別機構が配設
されており、これらの諸機構によって選別された正規硬
貨17がコインレール13上を転動落下して硬貨蓄積軌
道(図示せず)に導かれ、疑似硬貨が基板9に設けられ
た返却窓18より該基板9の裏面側に設けられた返却軌
道に放てきされるようになっている。
前記フラッパ14の表面には逆り字状に形成された保合
片19が一体に突設されている。
前記保合片19、換言すればフラッパ14と前記フック
レバー1とは1本の連結杆20によって連結されている
すなわち、連結杆20は、その一端に折曲形成された折
曲部20 aがフックレバー1の係合溝6に係合し、他
端に折曲形成された折曲部20 bがフラッパ14の保
合片19に若干の遊びを有して係合することにより、フ
ックレバー1とフラッパ14とを連結し、この連結杆2
0をフックレバー1の回動に連動して左右方向に移動さ
せることにより、前記フラッパ14が開閉されるように
構成されている。
このため、連結杆20は電話機筐体の底面部に突設され
た1対の平行なレール21.22間の案内溝23内にそ
の中央部が摺動自在に挿入され、復旧スプノング24に
より常時左方に引張られている。
前記案内溝23は蓋25によって被われ、これによって
連結杆20の案内溝23からの抜けを防止している。
前記蓋25は、第2図に示すように断面路コ形に形成さ
れて、その両側面の下端部内面にそれぞれ適当な間隔を
もって突設された相対向する複数個の保合片26.27
と、裏面に形成された嵌合凹部28を有している。
一方、案内溝23を形成している1対のレール21.2
2の外側縁には前記保合片26 、27と同一間隔を有
する複数個の係合突起29.30が突設されており、ま
たレール22の上面には前記嵌合凹部28に対応して嵌
合凸部31が形成されている。
したがって、蓋25を1対のレール21.22に取付け
るときは、蓋25の係合片26 、27がレール21゜
22の係合突起29 、30間に位置するように蓋25
を被せ、次に蓋25を左方に摺動させて蓋25の嵌合凹
部28をレール22の嵌合凸部31に係合させて固定す
る。
次に、上記構成による復旧動作につき説明する。
図に示す状態、すなわち送受話器がフックボタン7A、
7Bから取外され、フラッパ14を閉じた状態において
通話が行われる。
この時、フックレバー1は姿勢保持用スプリング5の力
により反時計方向に所定角度回動した位置に係止されて
フックボタン7A、7Bを上方に押上げている。
また、連結杆20は復旧スプリング24の力で左方に位
置し、折曲部20 bと係合片19との係合が外れてい
る。
通話終了と共に送受話器をフックボタン7A、7B上に
載置すると、その重量によりフックボタン7A、7Bを
降下するため、フックレバー1を姿勢保持用スプリング
5に抗して反時計方向に所定角度回動させ、この回動に
よって連結杆20を復旧スプリング24に抗して右方に
移動させる。
従って、連結杆20の折曲部20 bが係合片19に当
接してこれを右方に押圧し、この押圧力の分力によって
フラッパ14をコイルスプリング12に抗して開く。
かくして、このような復旧機構によれば、連結杆20よ
ってフラッパ14をフックレバー1に連動させることが
でき、また従来のように複雑なリンク機構を用いたもの
に比べて構造が簡単で部品点数も削減することができる
しかも、1本の連結杆20を用いているだけで、伝達ロ
スが少なく、送受話器の重量を必要以上に増大すること
なくフラッパ14を駆動するに十分な駆動力を得ること
ができる利点を有している。
尚、上記実施例は送受話器を電話機筐体の側面部に載置
するタイプのものを示したが、本考案はこれに何ら限定
適用されることなく、筐体の上面に載置するタイプを含
めあらゆるタイプのものに適用できることは勿論である
以上説明したように、本考案に係る公衆電話機における
復旧機構によれば、フックレバーの回動に連動して開閉
するフラッパを1本の連結杆で連結するように構成した
ので、構造が著しく簡素化されて組立て、調整作業が容
易となるばかりか、故障が少なく、また伝達ロスが減少
し復旧動作をより確実なものにすることができる。
さらに、送受話器の軽量化が計れ、使い易い電話機を提
供し得るなど、その実用的効果は非常に大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る公衆電話機における復旧機構の一
実施例を示す斜視図、第2図はレールから蓋を取外して
示す要部分解斜視図である。 1・・・・・・フックレバー、7A、7B・・・・・・
フックボタン、9・・・・・・基板、14・・・・・・
フラッパ、16・・・・・・硬貨選別軌道、20・・・
・・・連結杆。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回動自在に支持され、送受話器を載置するフックボタン
    の上下移動に連動して回動するフックレバーと、基板に
    開閉自在に枢着され、該基板と共に硬貨選別軌道を形成
    するフラッパとがらなり、前記フックボタンに送受話器
    を載置することにより、前記フックレバーの回動に連動
    して前記フラッパが開く公衆電話機における復旧機構に
    おいて、前記フラッパと前記フックレバーとを単一の連
    結杆により連結したことを特徴とする公衆電話機におけ
    る復旧機構。
JP9529279U 1979-07-10 1979-07-10 公衆電話機における復旧機構 Expired JPS5844687Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9529279U JPS5844687Y2 (ja) 1979-07-10 1979-07-10 公衆電話機における復旧機構

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JP9529279U JPS5844687Y2 (ja) 1979-07-10 1979-07-10 公衆電話機における復旧機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5615156U JPS5615156U (ja) 1981-02-09
JPS5844687Y2 true JPS5844687Y2 (ja) 1983-10-11

Family

ID=29328148

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9529279U Expired JPS5844687Y2 (ja) 1979-07-10 1979-07-10 公衆電話機における復旧機構

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JPS5615156U (ja) 1981-02-09

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