JPS5982320A - 1,1,1−トリクロルエタンの安定化方法 - Google Patents
1,1,1−トリクロルエタンの安定化方法Info
- Publication number
- JPS5982320A JPS5982320A JP19192082A JP19192082A JPS5982320A JP S5982320 A JPS5982320 A JP S5982320A JP 19192082 A JP19192082 A JP 19192082A JP 19192082 A JP19192082 A JP 19192082A JP S5982320 A JPS5982320 A JP S5982320A
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- JP
- Japan
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- trichloroethane
- compound
- formula
- butylene
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は下記構造式で示されるメトキシエチレンオキシ
エチル−ブチレン−1,3−ボラート(以下MEOEB
Bと称す)を添加することを特徴とする1、 1.1−
トリクロルエタンの安定化方法に関するものである。
エチル−ブチレン−1,3−ボラート(以下MEOEB
Bと称す)を添加することを特徴とする1、 1.1−
トリクロルエタンの安定化方法に関するものである。
H3
0−CI(2
1、1,1−トリクロルエタン(メチルクロロホルム)
は各種金属部品の脱脂洗伊、織物のしみ抜き、写真フィ
ルムの洗浄、そのほか一般の工業溶剤として広く使用さ
れている− 1、1.1− ) IJジクロルタンは飽和塩素化炭化
水素であるため、その安定性はトリクロルエチレン、パ
ークロルエチレンなどの不飽和塩素化炭化水素と著しく
異なり、舖嬌特にアルミニウム及びその合金との反応性
が非常に大きく、これらの金属と接触すると、常温にお
いても容易に反応して塩化水素ガスを発生しながら連鎖
反応的に分解し、愚褐色のタール状物または炭化物など
を生成し、金属は激しく腐食される。
は各種金属部品の脱脂洗伊、織物のしみ抜き、写真フィ
ルムの洗浄、そのほか一般の工業溶剤として広く使用さ
れている− 1、1.1− ) IJジクロルタンは飽和塩素化炭化
水素であるため、その安定性はトリクロルエチレン、パ
ークロルエチレンなどの不飽和塩素化炭化水素と著しく
異なり、舖嬌特にアルミニウム及びその合金との反応性
が非常に大きく、これらの金属と接触すると、常温にお
いても容易に反応して塩化水素ガスを発生しながら連鎖
反応的に分解し、愚褐色のタール状物または炭化物など
を生成し、金属は激しく腐食される。
したがって、工業白すに各種用途において使用される1
、 1.1− トリクロルエタンには、余端との接触に
よる分解を抑制し、かつ金属の腐食を防止する必要があ
る。この目的のため、従来数多くの有機化合物、たとえ
ば環状エーテル類、アルコール類、ニトロアルカン類、
ケトン類などを単独又は2種類以上組合せて添加するこ
とが提案されているO 本発明者等は、1,1.1− h ジクロルエタンの安
定化方法について種々研究を重ねた結果、従来公知の1
.1.1−)ジクロルエタンの安定化剤として知られて
いる化合物とは全く異なるMEOEBB’f添加するこ
とにより1.1.1−トリクロルエタンの安定性が著し
く向上し、金属特にアルミニウム及びその合金との接触
による1、 1.、1− ) IJジクロルタンの分解
を抑制できることを見出した。
、 1.1− トリクロルエタンには、余端との接触に
よる分解を抑制し、かつ金属の腐食を防止する必要があ
る。この目的のため、従来数多くの有機化合物、たとえ
ば環状エーテル類、アルコール類、ニトロアルカン類、
ケトン類などを単独又は2種類以上組合せて添加するこ
とが提案されているO 本発明者等は、1,1.1− h ジクロルエタンの安
定化方法について種々研究を重ねた結果、従来公知の1
.1.1−)ジクロルエタンの安定化剤として知られて
いる化合物とは全く異なるMEOEBB’f添加するこ
とにより1.1.1−トリクロルエタンの安定性が著し
く向上し、金属特にアルミニウム及びその合金との接触
による1、 1.、1− ) IJジクロルタンの分解
を抑制できることを見出した。
MEOEBHの添加量は1. ]、、 ]1−トリクロ
ルエタの使用条件、必要とする安定性などによって異な
り、かなり広い範囲にわたって変えることができるが、
通常の工業的用途においては、安定化後の1. ]、、
1− ) ’Jジクロルタンの全重量を基準にして2
〜10重量%、特に4〜8重量重量箱囲が適当である。
ルエタの使用条件、必要とする安定性などによって異な
り、かなり広い範囲にわたって変えることができるが、
通常の工業的用途においては、安定化後の1. ]、、
1− ) ’Jジクロルタンの全重量を基準にして2
〜10重量%、特に4〜8重量重量箱囲が適当である。
また単独使用のみならず他の種々の安定剤と併用するこ
とも可能であり、例えば1,4−ジオキサン、1,3−
ジオキノラン等の環状エーテル類、tert−ブタノー
ル、tert−アミルアルコール等のアルコール類、ニ
トロメタン等のニトロアルカン類、ブチレンオキシド、
エピクロルヒドリン等のエポキシ類、ジメトキシメタン
、1,2−ジメトキシエタン等の鎖状エーテ)L−類等
から選ばれる安定剤と共に用いられる。
とも可能であり、例えば1,4−ジオキサン、1,3−
ジオキノラン等の環状エーテル類、tert−ブタノー
ル、tert−アミルアルコール等のアルコール類、ニ
トロメタン等のニトロアルカン類、ブチレンオキシド、
エピクロルヒドリン等のエポキシ類、ジメトキシメタン
、1,2−ジメトキシエタン等の鎖状エーテ)L−類等
から選ばれる安定剤と共に用いられる。
つぎに本発明の効果を明らかにするために、実施例及び
比較例によって具体的に説明する。
比較例によって具体的に説明する。
実施例1〜4
表面をよく磨いたアルミニウム合金試験片〔材質: J
IS H4000(アルミニウム及びアルミニウム合金
の板及び条) Al100およびA2024P、大きさ
: 25X25X1%〕をアルコールで洗浄し乾燥した
。100−ビーカーに1.1.1−トリクロルエタンに
表1記載のMEOEBB全添加した試料50rnt金入
れ、試験片を浸漬し、液中で試験片の表面に硬い針で縦
横各3本の引っかきキズを付け、室温で1時間放置した
。その後、試験片の表面および液色′ff観察ののち、
試料25mgを共栓付三角フラスコにとり、中性蒸留水
(pH7,0±0.1)75mgを加え、約3分間はげ
しくかきまぜ、約3分間静置して、2層に分離後上層液
(水層)をビーカーにとり、このp H″f、JIS
Z 8802(p H測定方法)7のガラス電極による
p I(測定方法により測定した。
IS H4000(アルミニウム及びアルミニウム合金
の板及び条) Al100およびA2024P、大きさ
: 25X25X1%〕をアルコールで洗浄し乾燥した
。100−ビーカーに1.1.1−トリクロルエタンに
表1記載のMEOEBB全添加した試料50rnt金入
れ、試験片を浸漬し、液中で試験片の表面に硬い針で縦
横各3本の引っかきキズを付け、室温で1時間放置した
。その後、試験片の表面および液色′ff観察ののち、
試料25mgを共栓付三角フラスコにとり、中性蒸留水
(pH7,0±0.1)75mgを加え、約3分間はげ
しくかきまぜ、約3分間静置して、2層に分離後上層液
(水層)をビーカーにとり、このp H″f、JIS
Z 8802(p H測定方法)7のガラス電極による
p I(測定方法により測定した。
この方法により試験を行った結果を表1に示す0表
−1 注※1 表面状態の記号は次の通りである。
−1 注※1 表面状態の記号は次の通りである。
◎ 全く変化なし
○ わずかに腐食
△ 腐食
※2 試験前のpHはすべてp H7,0±0.1であ
った。
った。
比較例1
安定化していない1.1.1−トリクロルエタンの安定
性?、実施例1〜4と同様に試験した結果、1、1.1
− トリクロルエタンと試験片の傷つけた箇所とは直ち
に反応を開始し、分解により赤褐色のタール状物質全生
成し、塩化水素ガス全発生するので、試験は10分間で
中止した。
性?、実施例1〜4と同様に試験した結果、1、1.1
− トリクロルエタンと試験片の傷つけた箇所とは直ち
に反応を開始し、分解により赤褐色のタール状物質全生
成し、塩化水素ガス全発生するので、試験は10分間で
中止した。
これらの結果から明らかなようにMEOEBBは1、1
.1− )リクロルエタンの安定化にきわめてすぐれた
効果を有する。
.1− )リクロルエタンの安定化にきわめてすぐれた
効果を有する。
特許出願人
東亜合成化学工業株式会社
135−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、下記構造式で示されるメトキシエチレンオキシエチ
ル−ブチレン−1,3−ホラ−トラ添加することを特徴
とする1、 1.1− )ジクロルエタンの安定化方法
。 H3
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19192082A JPS5982320A (ja) | 1982-11-02 | 1982-11-02 | 1,1,1−トリクロルエタンの安定化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19192082A JPS5982320A (ja) | 1982-11-02 | 1982-11-02 | 1,1,1−トリクロルエタンの安定化方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5982320A true JPS5982320A (ja) | 1984-05-12 |
Family
ID=16282640
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19192082A Pending JPS5982320A (ja) | 1982-11-02 | 1982-11-02 | 1,1,1−トリクロルエタンの安定化方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5982320A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6656298B2 (en) | 1998-06-18 | 2003-12-02 | Ngk Insulators, Ltd. | Thin-walled honeycomb structure and method for reinforcing the same |
-
1982
- 1982-11-02 JP JP19192082A patent/JPS5982320A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6656298B2 (en) | 1998-06-18 | 2003-12-02 | Ngk Insulators, Ltd. | Thin-walled honeycomb structure and method for reinforcing the same |
US7022376B2 (en) | 1998-06-18 | 2006-04-04 | Ngk Insulators, Ltd. | Thin-walled honeycomb structure and method for reinforcing the same |
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