JPS5978926A - 易焼結性アルミナの製造方法 - Google Patents

易焼結性アルミナの製造方法

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JPS5978926A
JPS5978926A JP57190073A JP19007382A JPS5978926A JP S5978926 A JPS5978926 A JP S5978926A JP 57190073 A JP57190073 A JP 57190073A JP 19007382 A JP19007382 A JP 19007382A JP S5978926 A JPS5978926 A JP S5978926A
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alumina
aluminum hydroxide
water
carboxylic acid
boehmite
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JP57190073A
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Yasuo Oguri
康生 小栗
Junji Saito
斎藤 準二
Mitsugi Wakabayashi
若林 貢
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Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
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  • Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、易焼結性アルミナの製造方法に関する。
近年、電子部品用磁器、内燃機関の点火栓碍子等の原料
あるいは触媒担体の原料として、高アルミナ質材料が多
量に使用されているが、その原料であるアルミナは、成
形後高密度(緻密)に焼結(以下「易焼結性」と呼ぶ)
させる為に、粒子は78m以下の微粒子で出来るだけ粒
度の揃ったものが要求され、且つアルミナに含有される
Na、Oは電気絶縁性や耐熱性を低下させたり、触媒担
体としての強度を低下させる為、出来る限りその含有量
を少なくすることが要求されている。
現在、工業的に安価、多量に生産されているアルミナは
、バイヤー法によって製造された水酸化アルミニウムを
焼成することによって製造されている為、工程上、通常
θ、コ〜o、lI重量係のNanoが含有され、そのま
までは上記目的に使用することは出来ない。
Na、Oの含有量を低減する方法として、水酸化アルミ
ニウムの水性スラリーをオートクレーブ中で777℃以
上で処理してベーマイト化し、脱水後水洗する方法(U
SF 、2.’/7’l、711’1.  USP、?
、 A 、2 g、 ? /グ )が提案されている。
この方法は、水酸化アルミニウムがベーマイトに転移す
る際に、水酸化アルミニウムの結晶中あるいは結晶粒界
中に存在するソーダが放出される為、水洗のみで容易に
Na、Oの含有量を低減することが可能である。しかし
、ベーマイトが結晶性の良い大粒子に成長する為、生成
したベーマイトを焼成して製造したアルミナも5〜左。
μm程度の大粒径となり、目的とする易焼結性のアルミ
ナが得られず、このアルミナを成形後、焼結を行なって
も高密度化しない為、高強度、高耐摩耗性の絶縁材料等
の成形材料を得ることが出来なかった。
かかる事情に鑑み、本発明者らは鋭意検討した結果、水
中に分散させた水酸化アルミニウムを加熱加圧下処理し
ベーマイトを得る際に、−個以上のカルボキシル基を有
する水溶性カルボン酸を添加することにより、小粒径で
均一な粒度分布をもった易焼結性で、且つ、低ソーダ含
量のアルミナが得られることを見い出し、本発明を完成
するに至った。
すなわち本発明の・要旨は、水中に分散させた水酸化ア
ルミニウムと2個以上のカルボキシル基を有する水溶性
カルボン酸を加熱力り圧下処理し、ベーマイトを得た後
、焼成することを特徴とする易焼結性アルミナの製造方
法に存する。
以下、本発明を説明する。
本発明で使用する水酸化アルミニウムは特に限定される
ものではなく、例えば、バイヤー法工程より得られた水
酸化アルミニウム等が使用できる。その粒径はあまり大
きすぎるとベーマイト化に高温、長時間の処理が必要と
なり、又ホさすぎると取扱いが困難となる為、通常o、
iμm以上、好ましくはO,S−S08mの水酸化アル
ミニウムが好ましい。
一個以上のカルボキシル基を有する水溶性カルボン酸と
しては、例えば、シュウ酸、コノ1り酸、酒石酸、マロ
ン酸等の鎖式ジカルボン酸、フタル酸等の芳香族ジカル
ボン酸、クエン酸、ベンゼントリカルボン酸等のトリカ
ルボン酸、ベンゼンテトラカルボン酸等のテトラカルボ
ン酸等が挙げられる。
添加量は、水酸化アルミニウムに対しO,S〜30重箪
チ、好ましくは、2−20重1#係である。
上記水酸化アルミニウムと2個以上のカルボキシル基を
有する水溶性カルボン酸を水に分散させ、加熱加圧下水
熱処理しベーマイトを得る。
水#は、固形分に対して/〜!OMN倍、好ましくは2
〜30重量倍である。
水熱反応の条件は、使用する水酸化アルミニウムの粒径
によって異なるが、通常、/!;0〜−gθ℃、j 〜
A !; kg/cnlGで0.7〜20時間、好まし
くは/り0〜250℃、g〜ダOゆ/dGでO,S〜i
o時間の範囲で行なえばよい。
この様にして得られたベーマイト懸1WJYMを常法通
り水洗、乾燥した後、s o o ”c以上、好ましく
は、/、IOθ〜/、 ! 00℃の温度で焼成するこ
とによりO,OS重7%以下の低ソーダ含量で、粒径/
μm以下、特にo、i−o、gp7nの易焼結性のアル
ミナが容易に得られる。
この易焼結性アルミナを更に成形後、アルミナ製造時の
焼成温度以上に焼結すれば高密度なアルミナ成形体が’
Rkられ、電子部品用磁器、内燃機関の点火栓碍子、切
削工具、医療部品等に適用できる。
一個以上のカルボキシル基を有する水溶性カルボン酸の
添加が効果を発現する理由は必ずしも明確ではないが、
その理由の一つとして、pHを低下させることにより水
酸化アルミニウムの浴解度を上昇させ、核生成速度を速
くする事、並びに水酸アルミニウムあるいはベーマイト
のある特定の結晶面に吸着して、いわゆる媒晶効果の役
割を演じることにより、粒子を微細にしていることが考
えられる。
以上説明した方法により得られるアルミナは平均粒径/
μm以下の微細で粒径の揃った低ソーダ含量品で、通常
の乾燥、焼成条件で凝集することがない為、粉砕工程が
不要となり、エネルギーの消St量が少なく且つ、粉砕
工程中の不純物の汚染を防止出来るといった利点を有す
るもので、その工業的価値は大なるものである。
以下に実施例を埜げて、史に本発明を具体的に説明する
実施例/ 水酸化アルミニウム[A7(OH)、 、平均粒径J、
3μg、Na1O0,39重倉条含有〕10ONsとク
エン酸/水和物CCI H4(OH) (0OOH)s
・H10〕6部に水1ooo部を加えて懸濁液を得た。
この懸7蜀液なオートクレーブ中で220℃、−24’
 kg/iGの条件下に6時間攪拌反応させてベーマイ
ト懸濁液を得た後、水洗ろ過し1300℃で7時間焼成
を行なった。このものはNa、O#がθ、0 /重y 
4以下で、平均粒径がo、bt、μmのα−A40.の
粉体であった。
その電子顕微鏡写真を17図に示した。
この粉体な/ ton/2mで嵩密度/、stl/ly
lに加圧成形した後、/、 5 A; 0℃でコ時間焼
成したところ、嵩密度3.gall/crilの成形体
が得られた。
即ち、AI1mo* の理論密度3.qql//cyA
の96.θ係まで焼結が進行した緻密な成形体が得られ
た。
比較例/ 実施例/のクエン酸/水和物を添加しない以外は全く同
じ処理をして平均粒径/、9μm、のα−Ally’s
 の粉体を得た。この粉体を/ tonA!で嵩密度へ
rolllcr&に加圧成形した後、/、 j k 0
℃でユ時間焼結したところ、嵩密度コ、991//ai
rの成形体が得られた。この成形体はAljx OHの
理論密度の7ダ、9%までしか焼結は進行していなかっ
た。
比較例コ 実施例/のクエン酸/水和物の代りにクエン酸ナトリウ
ムを、クエン酸/水和物6部相当添加し、他は同一条件
で処理したところ、平均粒径/、6μmのα−Aム0.
の粉体を傅た。この粉体を/ ton/ffl で嵩密
度/、5g1l/cr&に加圧成形した後、/、 j 
k 0℃で2時間焼成した。得られた成形体の嵩密度は
3.o /、9 /cr! (理論密度の7左、ダq/
))であった。
実施例コ 実施例1において、クエン酸l水和物の代りにコハク酸
((OHt)* (OOOH)t ]を6部添加し、同
様にしてNa、O甘が0.0部重量%以下で、平均粒径
が0.7 ’Iμmのα−hilt Osの粉体を得た
この粉体を/1OrV′cr/lで嵩密度へJ −11
/ 7に加圧成形した後、i、sho℃でコ時間焼成し
たところ嵩密度3.λ31/cite(理論密度の87
.θチ)の成形体がイUられた。
比較例3 実施例lにおいて、クエン酸/水和物の代りにパルミチ
ン酸[OH,(OR,)、4000H)を6部添加し、
同様にして平均粒径コ、3μmのα−AA!!O8の粉
体な得た。この粉体を/ torv’qrtlで嵩密度
へrtll//cilに加圧成形した後、/、!;30
℃で2時間焼成した。得られた成形体の嵩密度は、2.
J 、7 i /ant (JM論密度の& &、l 
1 ) テあツタ・実施例 実施例/において、クエン酸/水和物6部の代りに、ク
エン酸/水オロ物70部を添加し、他は全く同一処理を
したところ、平均粒径θ、5271 mのα−AIl*
 Osの粉体が得られた。
この粉体を/ ton/Cmで嵩密度へA;31/ai
rに加圧成形した後、真空中で/ 700 ”C,でコ
時間焼結した。得られた成形体の嵩密度は3.9 / 
1//crd(理論密度の9 g、θ俤ンであった。
【図面の簡単な説明】
]・1図は実施例/で得られたα−Aム0.粉体の走査
型電子顕微鏡写真を示す。 出 願 人  三菱化成工業株式会社 代 理 人  弁理士 長谷用  − ほか/名

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水中に分散させた水酸化アルミニウムと2個以上
    のカルボキシル基を有する水溶性カルボン酸を加熱加圧
    下処理し、ベーマイトを得た後、焼成することを特徴と
    する易焼結性アルミナの製造方法。
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