JPS5976257A - 積層板の製造法 - Google Patents

積層板の製造法

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Publication number
JPS5976257A
JPS5976257A JP57186610A JP18661082A JPS5976257A JP S5976257 A JPS5976257 A JP S5976257A JP 57186610 A JP57186610 A JP 57186610A JP 18661082 A JP18661082 A JP 18661082A JP S5976257 A JPS5976257 A JP S5976257A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
laminate
resin
released
thickness
Prior art date
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Pending
Application number
JP57186610A
Other languages
English (en)
Inventor
雅之 野田
翠簾屋 一郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Corp
Original Assignee
Shin Kobe Electric Machinery Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shin Kobe Electric Machinery Co Ltd filed Critical Shin Kobe Electric Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、耐熱性および板厚精度のすくれた積層板の製
造法に関するものである。
積層板は、周知のごとく各種熱硬化性樹脂を紙、不織布
、織布などの基月に含浸乾燥しBステージ化した塗工紙
布を必要枚数積重ね、これを上下から加熱加圧し、十分
に樹脂を硬化させた後冷却して製造される。しかしなが
ら、仁の積層板は、若干の水分、必要枚数積層される時
の空気、塗工紙布に内包されている空気及び未反応の樹
脂原料か含まれたまま加熱加圧成形されている。これら
の揮発性物質を含まない状態で加熱加圧成形できれば、
積層板の特性は向上するが、現状においてはこれら揮発
性物質を予め除去しておくことは設備的に非常に難かし
く、現在はこの揮発性物質が多(4に含まれたまま加熱
加圧成形されるため積層板内部にホイドが発生し、積層
板の特性を著しく低下さ且ている。
−力、多rヨの揮発性物質をなくすため、加熱により軟
化した樹脂を流動させ基村内に内包され−(いる揮発性
物質を外に押し、出させようとするき、揮発性物質と同
時に基村内の樹脂も外に押し出されてしまうため、成形
された積層板の板厚が薄くなってしまう。また、通常の
加熱加圧成形におい〔は、成形される積層板の中火部と
周辺部において樹脂流動性が異なるため、周辺部の板厚
は中央部の板厚より薄くなり板厚に差が生しる。さらに
、中央部の樹脂の流動性が周辺部に比べ小さいため、中
央部にボ・イドの発生が多い。
積層板の内部にボイドがあると、積層板の加工工程にお
ける加熱によってブリスター即ちフクレまたは層間剥離
が発生することが多くなる。
このように板厚精度が良く、がっボイドのない積層板を
得ることは非常に碓しい事であった。
本発明は、かかる問題点を解決し、板厚精度が良(かつ
ボイドが発生しない積層板を製造することを目的とする
ところで、積層板を成形する際の塗工紙布は、熱硬化性
樹脂を基材に含浸乾燥しこれをBステージ化したもので
ある。Bステージ化した塗工紙布に成形温度と圧力をか
けると、第1図に示すように塗工紙布の温度は徐々に上
昇し同時に樹脂の粘度は低下してくるが、ある温度にな
ると急激に粘度が」二昇しCステージの硬化状態となる
。Cステージになる前に樹脂か流動しておれば板厚精度
が悪(なり、一方樹脂が流動しなければボイドを内包し
た積層板が製造されることになるのが現状である。
ここで、塗工紙布の厚みに着目してみると、第1図に示
すようにBステージからCステージの状態に移行する際
、樹脂の粘度が低下し、それにつれて塗工紙布の厚みは
減少する。このことは、内包されている揮発性物質が占
める体積も圧縮されて減少していることを意味し、その
圧力は成形圧力とほぼ同一になっているものと思われる
本発明は、上記の点に鑑みなしたものであり、第2図に
示すようにBステージ化した塗工紙布を加熱加圧して熱
硬化性樹脂を硬化させる途中に一定時間加圧を解除し、
その後再び加圧することを特徴とするものである。内包
されている揮発性物質の圧力は成形圧力とほぼ同一にな
っており、前記のよう書こ加熱加圧の途中に一定時間圧
力を解除することにより高圧状態で内包されていた揮発
性物質は樹脂をほとんど流動させることな(外部に放出
される。これによって、ボイドを含まず板厚精度のよい
積層を製造することか可能となる。
本発明に用いる積層板用基材は紙や天然m維、有機合成
m紺、無機繊維なとの織布や不織布や7ツトであり特に
限定されない。使用される樹脂はフェノール樹脂、エポ
キシ樹脂、ポリエステル樹脂、メラミン樹脂、ジアリル
フタレート樹脂、ポリイミド樹脂などの熱硬化性樹脂で
特に限定されるものでない。また、これら基材を用いた
塗工紙布の表面に金属箔を置いて加熱加圧成形すれば金
属箔張り積層板を製造する事ができる。
加熱加圧の途中に加圧を解除する時間は特に限定しない
が、望ましくは1〜600秒の間が良好であった。
加圧を解除した後再び加圧する圧力は、解除前の圧力き
同じがもしくはそれ以−にである方が良好である。
なお1本発明は、加熱加圧成形中に一定時間圧力を解除
するものであり、加熱紋了後に圧力を解除−するもので
はない。加紡終了後にIカを解除した積層板はすでに樹
脂がCステージの硬化状態となっており、多数ボイドが
内包されたものであった。
次に、本発明の詳細な説明する。
実施例 ols 1m IJ7 サ(IJ 4’ tfmリガラ
スクロスに、硬化剤、促進剤8含有したエポキシ樹脂を
重量で38%含2−レ乾燥L Hステージの塗工布を作
製した。この塗工布を8枚重ね、その両面に35/l厚
の銅箔を配置して第1表に示す種々の条件で1羽厚の両
面銅張積層板を製造した。
得られた積層板の特性を第2表に示す。
比較例 実施例と同様の塗工布を用い、第1表に示ずド々の条件
てl ffJ厚の両面銅張積層板を得た。得られた積層
板の特性を第2表に示す。
第2表j:り明らかなようIC1本発明によればボイド
が少な(板厚精度が良好な積層板か得られる。また、比
較例Iから、匝力を解除[るときの温度が高いと既に樹
脂がCステージの硬化状態にあり、圧力を解除してもボ
イドの発生を防止する効果がないことがわかる。さらに
、比較例3から、樹脂を流動さけれはボイドの発生かる
。                 粘度
【図面の簡単な説明】
第1図は積層;戊形にJ3りるj念工紙布の厚みおよび
樹脂粘度と温度の関係を示す曲線図、第2図は本発明に
お1プるψ二り紙布のン詩度および成形圧力の経時変化
を承り一曲ttii図である。 特許出願人 Xli神戸電機株式会社 に

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 l、 熱硬化性樹脂を基材1ζ含浸乾燥しBステージ化
    した塗工紙布を必要枚数積重ねこれを加熱加圧して熱硬
    化性樹脂を硬化させた後冷却する積層板の製造法に於て
    、その加熱加圧の途中に一定時間加圧を解除しその後再
    び加圧することを特徴とする積層板の製造法。 λ 加熱加圧の途中に一定時間加圧を解除しその後再び
    加圧する圧力が、加圧を解除する前の圧力と同じかそれ
    以上である事を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    積層板の製造法。
JP57186610A 1982-10-22 1982-10-22 積層板の製造法 Pending JPS5976257A (ja)

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ID=16191582

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5190356A (ja) * 1975-02-06 1976-08-07 Netsukasoseijushiseiohan mataha totsuhannoseikeihoho

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5190356A (ja) * 1975-02-06 1976-08-07 Netsukasoseijushiseiohan mataha totsuhannoseikeihoho

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