JPS597622Y2 - ロ−ルとドライブシャフトの継手機構 - Google Patents

ロ−ルとドライブシャフトの継手機構

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Publication number
JPS597622Y2
JPS597622Y2 JP8216779U JP8216779U JPS597622Y2 JP S597622 Y2 JPS597622 Y2 JP S597622Y2 JP 8216779 U JP8216779 U JP 8216779U JP 8216779 U JP8216779 U JP 8216779U JP S597622 Y2 JPS597622 Y2 JP S597622Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drive shaft
yoke
roll
key
pinion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8216779U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56916U (ja
Inventor
一人 手嶋
俊昭 光井
要治 藤井
邦男 吉本
義昭 安部
Original Assignee
新日本製鐵株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 新日本製鐵株式会社 filed Critical 新日本製鐵株式会社
Priority to JP8216779U priority Critical patent/JPS597622Y2/ja
Publication of JPS56916U publication Critical patent/JPS56916U/ja
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Publication of JPS597622Y2 publication Critical patent/JPS597622Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はロールとドライブシャフトの継手機構の改良に
関する。
従来の継手機構を鋼管製造用戒形ロールを例として、以
下図面により説明する。
ロールとドライブシャフトとを連結するための継手機構
は、第1図に示すようにモーター2に接続した減速機1
のドライブシャフト3とロール軸4末端とをハブ5およ
びヨーク6からなる継手機構によって連結するものであ
る。
第2図に第1図F部に示した継手機構の詳細を示す。
ハブ5に貫通して設けた止めボルト7のブロック22を
ヨーク6の溝18に挿入し、ドライブシャフト3に固定
したカップリングキ−8をヨーク6の溝19に挿嵌して
、ロール軸4とドライブシャフト3とを連結している。
キーパープレート9はドライブシャフト3とヨーク6と
を係止するためのものであり、該キーパープレート9は
ドライブシャフト3の円周方向に設けられた溝20にそ
の内周部が挿入され、第4図のように一端が軸23で、
他端が締付ボルト24で各々ヨーク6に固定されている
このように連結された継手は或形ロール10をサイズ替
等で組替える際、離脱および結合を必要とする。
この場合、まずドライブシャフト3をクレーン(図示せ
ず)等で保持しておき作業者の手によって締付ボルト2
4を取外し、キーパーフレート9を第4図破線のように
回動させてドライブシャフト3とヨーク6との係止を解
除し、ハンマー等(図示せず)でa部を叩いてヨーク6
をA方向に移動させ第3図のようにハブ5と引き離して
いた。
そして第1図の戒形ロール10をスタンド11から取外
し、別のロールをスタンド11に組替えたのち第3図に
示すようにハブ5とヨーク6との高さ調整をして該ヨー
ク6のb部をハンマー等で叩いてB方向に移動させ第2
図のように連結していた。
しかし、このような継手機構では該継手が重量物である
ためにハンマーを用いることになり非常に能率が悪く組
替の所要時間が長くかかり、またドライブシャフトをク
レーン等で保持しておき、その下でハンマー等を使用す
るので作業者にとっては不安全な作業であり、肉体的に
も負荷が大であった。
さらに、継手部分に損傷を受け易く各種トラブルの原因
をなしていた。
本考案はこのような不都合を是正し、作業者にかかる作
業量を大幅に軽減し、継手部分の損傷を防止することを
目的としてなしたものである。
その構或は、従来の継手において、ドライブシャフトの
周面に軸方向に平行なラック付カップリングキーを突設
し、ヨークに該キーと嵌合可能な溝を設けるとともに該
溝にピニオンを該キーと噛合させて軸着し、該ピニオン
の軸に装着部を形威したことを特徴とするものである。
以下、本考案を図面に基づいて、詳細に説明する。
本考案は第2図、第3図に示した従来の継手機構におい
て次の部分を改良したものである。
従って従来と同じ部分は説明を省略する。
第5図、第6図に示すようにドライブシャフト3にラッ
ク付カップリングキ−17を固設し、ヨーク6の溝19
にカップリングキ−17のラックと噛合するピニオン1
6を軸着する。
キーパープレート14は従来の締付ボルト24に代えて
バネ式ボルト13で固定する。
連結をはずすときは、クレーン等によってドライブシャ
フト3を保持した状態でヨーク穴部12に挿入されたバ
ネ式ボルト13を抜き取りキーパープレート14を回動
させてドライブシャフト3とヨーク6との係止を解除す
る。
次にラチェットスパナ(図示せず)をピニオン軸15に
形或された装着部に取付けてピニオン16をC方向に回
転させる。
するとピニオン16がラック付カップリングキ−17上
を回転しヨーク6がハブ5から離れる。
そこでロールの組替えを行った後、継手を連結する場合
は、ロール軸4一端のハブ5と、ヨーク6の溝18との
位置合せを行ったのち、ピニオン16をD方向に回転さ
せる。
すると、ヨーク6がハブ5に嵌合し、かつヨーク6の溝
18がハブ5の止めボルト7のブロック22に嵌合する
ヨークが最終点に到達したのちキーパープレート14を
回動してヨーク6に設けた溝(図示せず)に挿入し、ま
たバネ方式ボルト13をヨーク穴部12に挿入しドライ
ブシャフト3とヨーク6とを係止する。
なお、以上の説明は鋼管製造用の或形ロール組替につい
て行ったが、特にこれに限定されず熱間圧延ロール、冷
間圧延ロール等のロール組替に適用できることは勿論の
こと、さらにその他各種回転物のジョイント継手一般に
も適用して効果を発揮するものである。
以上のように本考案の機構を用いることにより継手の離
脱および結合の所要時間が大幅に短縮され、狭い場所で
のハンマ一作業が全くなくなり安全性が向上した。
また、ヨーク等をハンマーの打撃によって損傷すること
がなくなった。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の全体の正面図、第2図、第3図は従
来装置カップリングの断面図、第4図は第2図、第3図
のC−C矢視図、第5図は本考案装置カップリングの斜
視図、第6図は第5図のXY部の断面図である。 1・・・・・・減速機、2・・・・・・モーター 3・
・・・・・ドライブシャフト、4・・・・・・ロール軸
、5・・・・・・ハブ、6・・・・・・ヨーク、7・・
・・・・止めボノレト、8・・・・・・カップリングキ
ー、9,14・・・・・・キーパープレート、10・・
・・・・ロール、11・・・・・・スタンド、12・・
・・・・ヨーク穴部、13・・・・・・バネ式ボルト、
15・・・・・・ピニオン軸、16・・・・・・ピニオ
ン、17・・・・・・ラック付カップリングキー、18
, 19,20・・・・・・溝、22・・・・・・ブロ
ック、23・・・・・・軸、24・・・・・・締付ボル
ト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドライブシャフト軸方向に摺動可能に嵌合し、かつキー
    パープレートによって該軸方向摺動を係止したヨークを
    ロールの軸端に接続した球面のハブに嵌合し、該ヨーク
    の端に1対の溝を設け、該溝に該ハブに貫装した止めボ
    ルトのブロックを挿入した継手において、前記ドライブ
    シャフトの周面軸方向に平行なラック付カップリングキ
    ーを突設し、前記ヨークに該キーと嵌合可能な溝を設け
    るとともに該溝にピニオンを該キーと噛合させて軸着し
    、該ピニオンの軸に装着部を形或したことを特徴とする
    ロールとドライブシャフトの継手機構。
JP8216779U 1979-06-18 1979-06-18 ロ−ルとドライブシャフトの継手機構 Expired JPS597622Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8216779U JPS597622Y2 (ja) 1979-06-18 1979-06-18 ロ−ルとドライブシャフトの継手機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8216779U JPS597622Y2 (ja) 1979-06-18 1979-06-18 ロ−ルとドライブシャフトの継手機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56916U JPS56916U (ja) 1981-01-07
JPS597622Y2 true JPS597622Y2 (ja) 1984-03-08

Family

ID=29315400

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8216779U Expired JPS597622Y2 (ja) 1979-06-18 1979-06-18 ロ−ルとドライブシャフトの継手機構

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JPS56916U (ja) 1981-01-07

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