JPS5975957A - 表面塗装剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、鉄、コンクリート、木材、グラスチックそ
の他多種材料に対し、強靭な保護被膜を形成し、汎用性
、長期耐久性に富む表面塗装剤に関する。

従来、金属、特に鉄の表面塗装剤は主として防錆効果を
目的として塗布されているが、金属と表面塗装剤の熱変
化に対する膨張がそれぞれ相違する為、表面塗装剤は劣
化し易く、耐久性に乏しかった０ またコンクリートのヒビワレ等に対してはモルタル塗布
が多く用いられているが、モルタルは物理的に弱くヒビ
ワレを完全にくい止めることができない〇 またプラスチック類に対し、耐候性向上を目的として塗
布する表面塗装剤もあるが、塗膜が密着しＫ＜＜剥離し
易く、耐久性に乏しかった。

この発明ではカルボキシ変性スチレンブタジェン、メタ
クリル酸シクロヘキシル、スチレンを主成分としてなる
複合ポリマーエマルジヲンに酸化硅素、酸化カルシウム
、酸化鉄を主成分としてなる主剤を混合して、鉄、コン
クリート、木材、プラスチック、その他多種材料に対し
、強靭な保護被膜を形成し、汎用性、長期耐久性に富む
表面塗装剤を提供せんとするものである。

この発明の実施例を以下説明する０ まず複合ポリｉ−エマルジｌンの配合例及び配合順序を
二側説明すると、 例１） カルボキシ変性スチレンブタジェン　　　　　　１３メ
タクリル酸シクロヘキシル−スチレン共重合体５６脂肪
酸ソーダ石鹸　　　　　　　　　　　　　　　１水　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２５こ
の配合順序は、まず水に脂肪酸ソーダ石鹸を入れて溶解
し、次にカルボキシ変性スチレンブタジエンラテ、クス
を徐々に加えて混合、攪拌し、次にメタクリル酸シクロ
ヘキシル−スチレン共重合体ラテックスを徐々に加えて
、混合攪拌し各ポリマーの水中分散液とする。

カルボキシ変性スチレンブタジェン　　　　　　１３ス
チレン　　　　　　　　　　　　　　　　　　２８メタ
クリル酸シクロヘキシル　　　　　　　　　２８脂肪酸
ソ一ダ石鹸　　　　　　　　　　　　　　　１水　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　３０こ
の配合順序は、まず水に脂肪酸ソーダ石鹸を入れて溶解
し、次にカルボキシ変性スチレンブタジエンラテ、クス
を徐々に加えて攪拌し次にスチレンラテックスを徐々に
加えて攪拌し、次にメタクリル酸シクロヘキシルを徐々
に加えて攪拌して各ポリマーの水中分散液とする。

更に上記２例の複合ボリマーエマルジ、ンと温白色セメ
ント　　　　　　２８ 硅　　砂（Ｓｉ０２）　　　　　　　　　　７１鉄　　
粉（Ｆｅ　２０ｓ　）　　　　　　　　　　０．２亜鉛
華（ＺｎＯ）　　　　　　０．１ チタン白（Ｔｉ０２）　　　　　　　　　０．１グリシ
ン　その他　　　　　　　０．６Ｃａ　　Ｏ６５，４ Ｓｉ　　０２　　　　　　　　　２３．１Ｆ　ｅ　２０
　ｓ　　　　　　　　　　　０．２ｉ　ｇ　Ｉ　ｏ　ｓ
　ｓ　　　　　　　　　　　２．７ｉ　ｎ　ｓ　ｏ　Ｉ
’　　　　　　　　　　　　　　０．２Ａ　ｔ２０　ｓ
　　　　　　　　　　　　　　　４．３Ｍｇ　　Ｏ０，
６ Ｓｏ５　　　　　　　　　　　　　　　２・８その他　
　　　　０．７ であシ、上記主剤の配合手順は、まず粗珪砂を焼いて有
機物を取シ除き粒度を５０〜１５０）Ａに整え、との珪
砂をミキサーに投入し、白色セメントを徐々に加えて混
合させ、更に鉄粉（Ｆｅ２０３）　、亜鉛華（ＺｕＯ）
　、チタン白（Ｔｉ０２）、グリシンの順で加えながら
均一になるように混合する。

次に、上記した主剤及び複合ボリマーエマルジ、ンを混
合して表面塗装剤を製造する方法の一例について、説明
すると、塗膜厚さ０．６％〜１．０％で塗布面積１−の
場合、主剤を１（ｆ）、複合ポリマーエマルジョンを１
９０　（ｆ）それに水を６（ｔ′）入れて混合するもの
であシ、この順序紘まず、複合ボリマーエマルジ、ンを
容器に入れ、次に主剤を徐々に加えながら３５＠〜５５
ｙ）攪拌し、更に水を加えて攪拌しながら施工粘度を確
保する。

このように製造された表面塗装剤を使用するに杜次のよ
うに行う。

鉄、亜鉛、コンクリート、木材、アスファルト、プラス
チ、り、ポリエチレンボリプロビレン、ガラス、ＦＲＰ
、ゴム、セラミ、り材等に塗布する場合は、これらの基
材上に刷毛、リシンガン等を用いて塗布した後、常温で
約８時間すれば硬化するが、８０℃の熱風を塗膜に吹き
付ければ１０〜２０分間で完全に硬化する。

この発明の実施例は上記の様に構成されておシ、この表
面塗装剤の性状及び物性を第１表に示す。

（第１表） （異常なし　１ ｔ　冷熱サイハ　）−２０℃−十り０℃−一２０℃　　
　　　　　　　　１１　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　異常なし　１□′″″ピ“″（５０”Ｃ）“”
１ １耐”性−”＆ｔ、（Ｊ””°゛°°ゝ　　　　　　：
即ち、水溶性である為、有機溶剤の発散が寿ぐ、作業環
境を良好にしうると共に、硬化時間も比較的短いので作
業能率が上がるものであシ、耐熱、耐寒温度の許容幅が
大きいので各種環境に使用が可能であり、また付着力も
大であり各種材料に密着できると共に、圧縮強度、曲げ
強度も良好である為、特に金属等の様に温度変化による
熱膨張率の大きなものに対しても対応しうるものである
。

更に耐食性、耐水性、耐候性、耐アルカリ性、耐油性に
すべく優れているので、各種環境での使用が可能となる
。

又、鉄のように空気中の酸素によって酸化されて腐蝕を
生じる場合には、この発明の表面塗装剤の金属イオンと
の結合力を利用して金属のもつ酸化機能を逆用して、錆
自身を浸透造成させてよシ強度のある酸化膜を形成させ
ることによって防蝕を行うことができる。

尚、主剤中の亜鉛華（ＺｎＯ）では各種ポリマーに対し
て架橋反応を起し、被膜の強度を増加せしめているもの
であるのと共に、グリシンも各種ポリマーに硬化性を与
えるべく配合されている。また複合ポリマーエマルジョ
ン中の脂肪酸石鹸はエマルジョンの安定化及び、被塗装
面の脱脂、塗布時のレベリング性の向上をもたらすもの
である。

この発明によれば、表面塗装剤は水系であシながら、複
合ポリマーエマルジョンに熱硬性付着性と、防錆防蝕の
機能を発揮するセメント骨材、補助利を加え、更に粘度
調整する純水を加えたライニング材であシ、以下に示す
ような優れた効果を奏するものである。

■　鉄、亜鉛メッキ面等に対する付着性が良く、充分な
「たわみ性」をもっているので鋼板等の曲げねじれに追
随できる。

■　強じんな塗膜を形成するため、重量物が当ってもそ
の部分だけの傷で済み、亀裂や剥離を生じない。

■　コンクリート面に対しては、弾性と耐水性、耐候性
を発揮する。

■　耐熱温度は＋４００℃〜−１９７℃と範囲が広い。

■　引火性がなく安全である。

０８０℃以下の熱風で硬化促進ができるため、塗布後の
塗膜の硬化が早くなシ、塗布効率及び能率を向上させる
ことができる。

■　この発明の表面塗装剤の用途は非常に広い。

例えば、上下水道管のライニング用、原油輸送管や海水
導入管用、二段防水用、電力プラントメンテナンス剤、
炭鉱ガス突出防止剤、スラリー輸送保護剤、鉄道枕木、
船舶防錆用、自動車底板防錆用電柱、電話線（ケーブル
）保護材、原油タンク防錆剤、小型船舶塗装剤、ガス管
、ガスタンク防水剤、液化ガスタ／り保温材の接着、原
子力発電所封印剤、工業用煙突、鉄塔防錆、コンクＩＪ
−ト２次製品、ビル高架水槽のメンテナンス、陸橋、鉄
橋防錆、トンネル防水、プレハブ住宅用防水、防水剤、
シーバース工事、鋼板製プール防錆材、法面防護、コン
クリートダム風化止、水門防錆材等の広い分野における
接着、防錆、防水、弾力性を付与させるものである。

特許出願人　大　串　義　之 代　　理　　人　　松　　尾　　憲−部４１８−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ｌ）　カルボキク変性スチレンブタジェン、メタクリル
   酸シクロヘキシル、スチレンを主成分としてなる複合ポ
   リマーエマルジョンに、酸化硅素、酸化カルシウム、酸
   化鉄を主成分として成る主剤を混合したことを特徴とす
   る表面塗装剤っ