JPS5975882A - 二輪車用緩衝器 - Google Patents

二輪車用緩衝器

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JPS5975882A
JPS5975882A JP18731282A JP18731282A JPS5975882A JP S5975882 A JPS5975882 A JP S5975882A JP 18731282 A JP18731282 A JP 18731282A JP 18731282 A JP18731282 A JP 18731282A JP S5975882 A JPS5975882 A JP S5975882A
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JP
Japan
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oil
valve
passage
spool
relief valve
Prior art date
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Application number
JP18731282A
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English (en)
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JPH0348372B2 (ja
Inventor
加島 光博
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kayaba Industry Co Ltd filed Critical Kayaba Industry Co Ltd
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  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、二輪車における制動時のノーズダイブ(沈
み込み)を防止するようにした油圧緩衝器の改良に関す
る。
一般ニ、二輪車の70/トフオークでは、制動用が生じ
、特に急制動時に7四ントフオークが大きく沈み込み、
操縦安定性が著しく損われる。
仁の対策として、第1図に示すような装置が提案されて
いる。
図中1は車軸側に連結されるアウターチューブ、2はそ
の底部から立設された中空チューブである。
アウターチューブ1には、車体側に連結した図示しない
インナーチューブが摺動自由に挿入され、その先端に固
着されたピストン3がアウターチューブ1の内周面と中
空チューブ2の外周面に油密的に摺接し、ピストン3の
上下面に油室な画成してψる。
図中Aは圧側作動時に収縮する油室な示し、この油室A
が収縮するとその作動油は図示しない上部の拡大する油
室へ流入するとともに、インナーチューブの進入体積分
に相当する余剰油が通路4からリリーフ弁5を経由して
通路6を通って中空チューブ2内の油溜室Bへと流出す
る。
この油溜室Bの上部には空気あるいは不活性ガスが圧縮
される。
そして、上記IJ IJ−フ弁5の開弁設定圧は制動力
に応じて変化するようになっている。
即ち、リリーフスプリング7の一端を担持する有底筒状
のスプール8がシリンダ9内を移動可能に設けられ、こ
のスプール8の端面8aに1t’M10を介して図示し
ないブレーキ装置のマスターシリンダからの圧油の一部
が導かれ、ブレーキ回路圧カニ応じてスプール8をスプ
リング7に抗シテパッキン 11に向は押し込むように
なっている。
つまり、制動時にフロントフォークが沈み込みを起こそ
うとすると、このとき高まるブレーキ回路圧力によりス
プール8を右方移動し、基端8bをパツキン11に圧着
する。
この結果、制動時の沈み込みに伴って油室Aから油溜室
Bへ逃げようとする余剰油は、その流路がスプー゛ル8
の側面に設けた通孔12のみとなり、それまでの基端8
bとパツキン11との間の通路が閉じられたぶんたけ流
出し難くなり、それだけ油室Aの圧力が高まるのであり
、これによりインナーチューブの進入、すなわち沈み込
みを抑制するのである。
モして通孔12の下流には、ロータリ一式の可変オリフ
ィス13が設けられ、この可変オリフィス13の開度に
より、油室Aから油室Bに流れる油量が制御されるため
、フロントフォークの沈み込みは、オリフィスを、絞り
込むほど抑制される。
ところが、このような従来の油圧緩衝器にあっては、制
動時に路面の突起を拾って突き上げ荷重を受けた場合、
リリーフ弁5が開きだすまでの応答遅れの間に、第2図
に示すようなサージ圧が発生する。これはIJ IJ−
フ弁5が閉じると流路が可変オリフィス13のみになる
ためで、アンチノーズダイブ効果を強めるとすれば、運
転者への突き上げショックが大きくなって、制動時の乗
り心地が著しく損われるという問題があった。
本発明は、このような問題点を解決するためになされた
もので、リリーフ弁の弁体としてリーフ弁を設け、制動
時に突き上げを受けたときにリーフ弁がたわんで流路を
開くことにより、サージ圧を消失させ乗り心地の改善を
はかることを目的とする。
以下、この発明を図面に基づいて説明する。
第3図は、この発明の一実施例を示す要部断面図である
。図中、1はアウターチューブであって、このアウター
チューブlに車体側に連結した図示しないインナーチュ
ーブが摺動自由に挿入され、その先端に固着された図示
しないピストンがアウターチューブの内周面と図示しな
い中空チューブの外周面に油密的に摺接し、ピストンの
上下面に油室を画成している。
油室Aは、圧側作動時に収縮し、このときその作動油は
図示しない上部の拡大する油室へ流入するとともに、イ
ンナーチューブの進入体積分に相当する余剰油が通路4
から通常は開いているリリーフ弁20を経て、通路6に
流出する。
リリーフ弁20の具体的な構成は、制動時に管路10か
らの油圧の上昇に伴い右方に移動するスプール21が設
けられ、このスプール21は支持部材23に摺動自由に
挿入され、通常時にはこのスプール21を左方に伺勢す
るようにスプリング22が備わる。
スプール21の内周と摺接する支持部材23の円筒部2
3aの外周には、環状のり一7弁24が摺動自由に嵌合
される。
リーフ弁24は制動時に通路スプール21に押されて移
動し、支持部材23の通路23bに介装したチェック弁
25と接し、油室Aの圧油が通路4から通路6へと流れ
るのを阻止する。
制動時に油室Aの作動油を逃がすためにバイパス通路2
6が設けられ、このバイパス通路26には可変オリフィ
スとしてのロータリ弁27が介装され、ロータリ弁27
で油量を絞られた作動油は、スプール21の周りを通っ
て通路6へ導かれる。
ロータリー弁27は、回転自由な円筒28に径の異なる
複数の通孔29が形成され、この通孔29にスプリング
30で付勢されるボール31が嵌まることにより位置決
めを行い、パイ14ス通路26からスプール21の外周
側へ流れる圧油の絞り具合を決定する。
スプール21には内部と外部を連通ずるダンパオリフィ
ス32が形成され、これにより制動時にリリーフ弁20
を急激に閉じることのないようにダンパを働かせている
なお、上記各部品はバルブボディ33に収納されており
、34〜38はそれぞれシール部材である0 このように構成したので、制動時に図示しないマスクシ
リンダからの作動油が管路10から圧送され、スプール
21の端面に油圧が作用すると、スプール21がスプリ
ング22に抗してリーフ弁24を右方に押しやり、チェ
ック弁25に当接した位置で通路4を閉じる。
このため、油室Aからの作動油は、全短がバイノ臂ス通
路26を通ってロータリ弁27を流れようとするのであ
るが、通孔29によりスプール21の外周側への圧油を
絞るので、通路6を介して油溜室Bへ流出する油量は規
制される。
したがって、制動時にはインナーチューブの沈み込みが
抑制され、アンチノーズダイブ効果が発揮される。
ところで、制動時において車体が路面上の突起などを拾
ったとき、突き上けに応じてインナーチューブは圧側に
作動する。
この瞬間、油室Aの油圧が急激に高められようとする。
ところがこのとき、この圧力上昇を感知してリリーフ弁
20のスプール21が移動する前にリーフ弁24が即座
にたわんでチェック弁25から離れ、油室Aの油圧上昇
を和らげるように通路4と6を連通し、サージ圧の発生
を防止する。そして、この後は油室Aの発生圧力に応じ
てスプール21が後退し、これに伴いリーフ弁24も後
退させて開弁することにより、突き上げ時の衝撃を吸収
するのである。これをリリーフ弁20の過渡特性として
示すと第4図のようになる。
したがって、制動時に車体が路面上の突起などを拾った
場合でも、運転者への突き上げショックを少なくシ、乗
り心地を向上させることができる。
逆に、制動時に伸側作動をすれば、通路6側の圧油は、
チェック弁25を押し込み開いて通路4を介して油室A
K速やかに逆流し、路面状況に応じてフロントフォーク
は伸縮自由な動きを行なうことができる。
なお、IJ IJ−フ弁20の前洩れ特性は、四−タリ
弁27の通孔29を適宜選択することにより、自在に調
整可能である。
このようにして、とくにリーフ弁24がリリーフ弁20
の開弁圧を設定するに同時に、リーフ弁24自らが飾む
ことによりサージ圧の発生を阻止し、路面状況に応じて
応答よ〈サスペンションを伸縮させ、この結果、乗り心
地を損なうことなくアンチノーズダイブ効果を発揮させ
ることができる。
以上説明したように、本発明によれば、リリーフ弁の弁
体としてリーフ弁を設け、制動時に突き上けを受けたと
きに瞬時に、リーフ弁がたわむことによりサージ圧を消
失させるようにしたので、運転者がブレーキをかけた場
合に、路面上の凹凸変化に対応して安定した車体沈み込
み防止作用な発揮させることができ、乗り心地を向上さ
せられる七いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の要部断面図、第2図はそのリリーフ弁
の開弁圧特性図、第3図は本発明の実施例の要部断面図
、第4図はそのIJ IJ−7弁の開弁圧特性図である
。 1・・・アウターチューブ、4,6・・・通路、1o・
・・管路、20・・・リリーフ弁、21・・・スプール
、22・・・スプリング、23・・・円筒部材、24・
・・リーフ弁、25・・・チェック弁、26・・・バイ
パス連路、27・・・可変オリフィス(ロータリ弁)、
29・・・通孔。 特許出願人 萱場工業株式会社 第1図 す 第2図 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 互に軸方向に摺動するインナーチューブとアウターチュ
    ーブを有し、圧側作動時に収縮−する油室の余剰作動油
    を油溜室に逃がすようにし、かつこの逃がす通路にリリ
    ーフ弁を介装するとともに、このリリーフ弁の設定荷重
    を制動力に応じて増減するようにした二輪車用緩衝器に
    おいて、前記通路にリリーフ弁と並列に可変オリフィス
    を設ける一方、リリーフ弁を制動力に応動するスプール
    と、このスプールに押圧されて通路を閉じるリーフ弁と
    から構成したことを特徴とする二輪車用緩衝器。
JP18731282A 1982-10-25 1982-10-25 二輪車用緩衝器 Granted JPS5975882A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18731282A JPS5975882A (ja) 1982-10-25 1982-10-25 二輪車用緩衝器

Applications Claiming Priority (1)

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JP18731282A JPS5975882A (ja) 1982-10-25 1982-10-25 二輪車用緩衝器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5975882A true JPS5975882A (ja) 1984-04-28
JPH0348372B2 JPH0348372B2 (ja) 1991-07-24

Family

ID=16203791

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JP18731282A Granted JPS5975882A (ja) 1982-10-25 1982-10-25 二輪車用緩衝器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013217437A (ja) * 2012-04-09 2013-10-24 Kayaba System Machinery Kk 液圧ダンパ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57155178A (en) * 1981-03-20 1982-09-25 Showa Mfg Front fork
JPS5849586A (ja) * 1981-09-19 1983-03-23 本田技研工業株式会社 自動二輪車等の前輪懸架装置

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