JPS5975689A - 磁気抵抗効果素子 - Google Patents

磁気抵抗効果素子

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JPS5975689A
JPS5975689A JP57185615A JP18561582A JPS5975689A JP S5975689 A JPS5975689 A JP S5975689A JP 57185615 A JP57185615 A JP 57185615A JP 18561582 A JP18561582 A JP 18561582A JP S5975689 A JPS5975689 A JP S5975689A
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JP
Japan
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film
substrate
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thermosetting organic
oxide layer
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JP57185615A
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English (en)
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JPH0517715B2 (ja
Inventor
Nobuyuki Hayama
信幸 羽山
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N50/00Galvanomagnetic devices
    • H10N50/10Magnetoresistive devices

Landscapes

  • Measuring Magnetic Variables (AREA)
  • Magnetic Heads (AREA)
  • Thin Magnetic Films (AREA)
  • Hall/Mr Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は磁気センザー、磁気ヘッド等に使用される強磁
性磁気抵抗効果素子に関するものである。
強磁性磁気抵抗効果膜(以下、M Rriと称する)を
有する強磁性磁気抵抗効果素子(以下、MR素子と称す
る)dl、高感度化、低消費電力化が可能で、用途に応
じた形状に形成し易い等の多くの利点があり、近年、磁
気センザー、高記録密度用磁気ヘッドとしての開発が活
発に進められている。
通常、この種のMR膜は絶縁性基体上にメッキ。
蒸着あるいはスパッタリング等の薄膜形成技術を用いて
、数百乃至数千への厚みをもつHH状に形成され、フォ
トリソグラフィ技術を用いて、任意の形状に加工される
。ついで、MR膜に電流f:導入すべく電気良導体が上
述と同様の薄膜形成技術及びフォトリソグラフィ技術を
用いて形成され、MR素子となる。
従来、前述のMR素子が所用の特性を有するには、MR
膜を被着すべく絶縁性基体が高度に鏡面研磨されたもの
が使用されている。即ち、基体の表面粗さがその高低差
において数百へ以下、或いは数百Aの膜厚を有するMR
膜では数十A以下か、又はその高低のピッチがMR膜の
グレインザイズよシ充分大きい鏡面が必要とされる。こ
う言った表面粗さを極度に小さくする研磨工程はかなり
高度な技術が要求され、かつ長時間金製するものであり
、早産性に乏しいものであった。
!侍に、MR素子を磁気ヘッドとして応用する場合に多
用されるセラミックス、フェライト等の多結晶質基体で
は、基体中の粒子境界が選別的に研磨され、単なる機械
的研磨工程のみで基体の表面粗さを前述の数百へ以下又
は数十A以下に加工するのは困難である。更に、前述の
セラミックス、フェライト等の多結晶質基体には導電性
、あるいは磁性を有するものがMR膜の基体として使用
嘔れることが多く、MRIRと電気的おるいは磁気的分
離を行うために、一般にスパックリング等によVSi0
2.Aす203等の絶縁物層を被着させた後にMR膜を
形成する必要がある。しかし、スパッタリングによって
絶縁物を形成する際は、基体表面で必然的に生ずるリエ
ミソション現象、即ちスパッタ中における基体表面に対
するスパッタ雰囲気ガスイオンの衝想による基体表面で
のスパッタリング現象により基体表面の粒子境界あるい
は傷が選別的にスバノクネれ、従って被着した絶縁物層
の表面は基体の表面粗さ以上の粗さになることが多く、
この表面にMR膜を形成するには絶縁物層の表面を再度
精密鏡面研磨する必要がちった、。
したがって基体表面の処理に多大の工数がかかることに
なり完成した磁気七ンーリー、磁気ヘッドは必然的に高
価にならざるを得なかった。
本発明は、前記従来の基体のう“・芝面状態にかかわる
MR膜の特性劣化を解消した安価fr、MRネ子を提供
することを目的とするものである。
本発明の磁気抵抗効果素子は、基体の表iF1に形成さ
れた熱硬化性有機物層ど、この上に形成された金属酸化
物層又は金属窒化物層と、この上に形成された磁気抵抗
効果膜とを有すること金lrケ徴とする。
次に図面を参照して本発明をtfY’細に説明する。
第1図(al〜(d)は本発明の第一の実施例であるM
R素子を製造する工程を示す図で、セラミックス。
フェライト等の基体J上にMR膜と磁気的スは電気的結
合を防ぐだめの5iOz、Ap、203等の絶縁物層2
がスパッタリングで形成沁れている(同図(a))。絶
縁物層2は例えば基体1がAfi203−TiC系セラ
ミックスであれば熱膨張係舷を揃えるためAfi203
が望ましい。この表面に熱硬化性有機物の溶液をスピン
塗布法を用いて、即ち、基体1を回転させつつ該溶液を
吐出して塗布し、熱硬化性有機物層3を形成する。この
熱硬化性有機物層3は接着力があって、任意に膜厚を変
更できる樹脂が望ましく、そのような−例は周知のフォ
トレジストがある。フォトレジストの膜厚は基体1に起
因して発生する絶縁層2の表面粗さに応じて選択され、
その膜厚はスピン塗布する際の回転速度を変えるか、又
は、フォトレジスト全揮発性溶媒で希釈して粘度をかえ
ることによって変更できる。このようなフォトレジスト
に代表される熱硬化性有機物の溶媒を基体1上に塗布す
ると基体表面(即ち、図では絶縁物層2)上の凹凸を濡
らしながら広がり、その高低差を軽減する。その後、溶
媒を加熱処理により蒸発させ硬化させる(同図(b))
。例えばフォトレジストとしてAZ−13AoJ(シラ
プレー社商品名)を用いた場合、スピン塗布後250〜
350℃で約1時間熱処理を行えば充分硬化する。又、
その表面は同図ta+に示す絶縁物層2の表面粗さより
数段改善され、かつ、その高低のピッチはMR膜のグレ
インサイズより充分大きい数ミクロンオーダの値が得ら
れる。
以上の工程の後、5IOz、Aez03等の金属酸化物
層4がスパッタリング、蒸着等の手法で形成される(同
図(C))。この金属酸化物層4と熱硬化性有機物層3
との密着性を強化するため、熱硬化性有機物層3の加熱
処理後、厚さ数百AのCr、Ti、Mo等をスパッタリ
ング、又は蒸着法によって形成しても良い(図示せず)
以上の工程によってMR膜を形成する基体1の表面は適
度の硬度を持ち、その表面粗さは同図ta+のレベルよ
り数段改善されたものが得しれる。その後、MR膜5(
例えばNi−Fe合金、Ni−C0合金等)がスパッタ
リング、又は蒸着法によって形成されMR素子8が完成
する(同図(d))。
尚、同図(C)で示す金属酸化物層4は以下の効果を有
する。即ち、同図(b)に示す加熱処理後の熱硬化性有
機物層3の上に直接、MRFA5金スパノタリング、又
は蒸着法によって形成すると、蒸着及びスパッタ粒子即
ち、Ni、Pe及びNi 、CO等は熱硬化性有機物層
3における表面移動度が小さいため結晶成長をおこしに
くくグレインサイズが細かくなり、そのため全体の抵抗
が大きくなり、従ってMRRb2抵抗変化率が減少する
ものである。その結果、MR素子を用いた磁気センサー
磁気ヘッド等の感度低下を招いてしまうことになる。一
方、金属酸化物層4の存在はこう言った問題がなく、M
RRb2形成する際の基体の温度に応じた比較的大きな
グレインサイズが得られ、従来より使用されてきた精密
鏡面仕上げ基板上に形成されたMR膜と全く同様の性能
を有することになる。これが第一の重要な利点であるが
、第二の利点は熱硬化性有機物層3中に含まれる残留酸
素。
水、水酸基等がMR膜内に拡散しMR素子の特性を劣化
させるような事態を金属酸化物層が前記拡散の防波堤と
なって止めてくれるため特性劣化が無くなることである
。即ち、基体1(絶縁物層2を含む)の上に熱硬化性有
機物層3を前述したスピン塗布法及び加熱処理により形
成し、その上に金属酸化物層4を形成する構成により、
熱硬化性有機物層3は基体1にかかわる表iR1粗さを
改善し、金属酸化物層4はMRRb2受ける熱硬化性有
機物層3からの影響を除去することができる。
尚、金属酸化物層4に代えてSi 3 N 4等の金属
窒化物層を用いても同様の効果がある。
更に、MR素子8を磁気センサー及び磁気ヘッドとして
完成するには同図(d)のMR素子に、第2図に示すよ
うに、周知の方法で所用の形状にMR膜を加工し、電気
端子となる電気良導体6を形成し、あるいは他の機能を
有する膜上形成し、(図示せず)、必要に応じて保護膜
’l形成すればよい。
尚、本発明は前述した基体の表面粗さ改善の目的の他に
多数のMR膜を積層した構成のMR素子やMR素子の駆
動回路用集積回路等にMR膜を積層した構成の駆動回路
付MR素子に適用しても良い。即ち、本発明の第二の実
施例における基体は熱硬化性有機物層全加熱処理する加
熱温度において劣化しない限t)、MR素子、集積回路
等が概に形成される。この様子を再度M2図を用いて説
明する。本実施例では基体1は本発明の第一の実施例に
よって形成されたMR素子、あるいは単に表面の滑らか
な基体(例えば、数十^以下の表面粗さを有するガラス
+ 81基板等)に直接MR膜が形成されたMR累子、
あるいは増幅機能、電源機能を有する集積回路が形成さ
れた基体である。このような基体1は周知の如く、数千
へ乃至数μの凹凸を有する。この基体1に絶縁物層2が
基体1の保護膜として形成されている。次に基体1の表
面の凹凸を解消するため熱硬化性有機物層3がスピン塗
布され加熱処理され、次いで金属窒化物層又は金属酸化
物層4が形成されその表面は基体10表面の凹凸よυ数
段に改善された表面が得られる。更にその上にMRRb
2電気良導体6等が形成されているう第二の実施例にお
ける絶縁物層ス熱硬化性有機物層3及び、金属窒化物層
又は金属酸化物層4はスルーホールが形成され、このス
ルーホールを介して基体1内の機能素子、即ちMR素子
、あるいは集積回路等とMRRb2は電気良導体6とが
電気的に接触しているのが望ましい。。
以上の第二の実施例によれば、限られた面積内に多数の
MR膜又はMR素子の駆動回路と一体化されたMR膜を
形成することができ、コンノくクトなMR素子を提供で
きる。
以上、述べたように、本発明によれば研磨工程を簡略化
し、あるいは高度の研磨技術を必要とせス、特に基体が
セラミンクス、フェライト等の多結晶質基体である場合
に粒子境界あるいは傷の影響を受けずに、基体の表面粗
さを極めて簡単な方法で改善でき、その後に形成される
MR素子の特性を損うことがなく、このことが、へtI
R素子の価格低下に大きく貢献するものでろイ。
【図面の簡単な説明】
第1図(a+〜(d)は本発明の第一の実施例を製造す
る工程を示・す断面図、第2図はこの実施例を用いた磁
気センサー等を示す断面図である。 1・・・・・・基体、2・・・・・・絶縁物層、3・・
・・・・熱硬化性有機物層、4・・・・・・金属酸化物
層、5・・・・・・MR膜、6・・・・・・電気良導体
、7・・・・・・保y膜、8・・・・・・MR素子。 第 / 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基体の表面に形成された熱硬化性有機物層と、こ
    の上に形成され次金石酸化物層又は金爲窒化物層と、こ
    の上に形成された磁気抵抗効果膜とを有すること’ff
    i!徴とする磁気抵抗効果素子。
  2. (2)前記熱硬化性有機物層が7オトレジストであるこ
    とf:特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の磁気
    抵抗効果素子。
JP57185615A 1982-10-22 1982-10-22 磁気抵抗効果素子 Granted JPS5975689A (ja)

Priority Applications (1)

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JP57185615A JPS5975689A (ja) 1982-10-22 1982-10-22 磁気抵抗効果素子

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JP57185615A JPS5975689A (ja) 1982-10-22 1982-10-22 磁気抵抗効果素子

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Publication Number Publication Date
JPS5975689A true JPS5975689A (ja) 1984-04-28
JPH0517715B2 JPH0517715B2 (ja) 1993-03-09

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ID=16173895

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5522849A (en) * 1978-08-08 1980-02-18 Asahi Chem Ind Co Ltd Manufacturing method of material for magnetic- electrical conversion element

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5522849A (en) * 1978-08-08 1980-02-18 Asahi Chem Ind Co Ltd Manufacturing method of material for magnetic- electrical conversion element

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JPH0517715B2 (ja) 1993-03-09

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