JPS5975213A - 光フアイバの融着接続方法 - Google Patents
光フアイバの融着接続方法Info
- Publication number
- JPS5975213A JPS5975213A JP18579582A JP18579582A JPS5975213A JP S5975213 A JPS5975213 A JP S5975213A JP 18579582 A JP18579582 A JP 18579582A JP 18579582 A JP18579582 A JP 18579582A JP S5975213 A JPS5975213 A JP S5975213A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arc welding
- optical fiber
- buffer layer
- gas
- welding connection
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/255—Splicing of light guides, e.g. by fusion or bonding
- G02B6/2551—Splicing of light guides, e.g. by fusion or bonding using thermal methods, e.g. fusion welding by arc discharge, laser beam, plasma torch
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の技術分野
本発明は光ファイバの融着接続方法に関し、とくに融着
接続部の強度を向上する光ファイバの融着接続方法に関
するものである。
接続部の強度を向上する光ファイバの融着接続方法に関
するものである。
技術の背景
融着接続を行った光ファイバの融着接続部の強度は、通
常平均約500!1程度で、一般の光フアイバ心線の強
度の約1/10以下である。融着接続部の強度が小とな
る原因は、融着接続工程において光フアイバ表面に発生
する外的接融による傷と、融着時に熱歪と水との複合作
用で成長する傷が主なものと考えられている。
常平均約500!1程度で、一般の光フアイバ心線の強
度の約1/10以下である。融着接続部の強度が小とな
る原因は、融着接続工程において光フアイバ表面に発生
する外的接融による傷と、融着時に熱歪と水との複合作
用で成長する傷が主なものと考えられている。
従来技術と問題点
第1図は従来の光ファイバの融着接続方法の構成を上面
から示した概略図である。1は光フアイバ心線、2は裸
ファイバ部、3は裸ファイバ部2を固定するためのV溝
、4は光フアイバ心線固定部、5は放電電極である。被
覆の除去された裸ファイバ部2はV溝3に直接接触する
ので、光フアイバガラス表面には微細な傷が発生する。
から示した概略図である。1は光フアイバ心線、2は裸
ファイバ部、3は裸ファイバ部2を固定するためのV溝
、4は光フアイバ心線固定部、5は放電電極である。被
覆の除去された裸ファイバ部2はV溝3に直接接触する
ので、光フアイバガラス表面には微細な傷が発生する。
また光ファイバの1次被覆及び緩衝層であるシリコンも
アセトンをひたしたガーゼでこするこてにより除去する
ため、この被覆除去に際しても光フアイバガラス表面に
は既に多数の微細な傷が発生している。さらに放電は空
気中で行われているため、放電による局所的な熱歪と光
フアイバ表面に存在している水分との複合作用により光
ファイバの表面傷が成長し、強度低下が促進する。ガラ
ス強度に対し水が著しく悪影響を及ぼすという事実は衆
知のことである。このように従来の光ファイバの融着接
続方法によると、融着接続部の強度は通常一般の光フア
イバ心線の約1/10以下の約500g程度に低下する
という欠点があった。
アセトンをひたしたガーゼでこするこてにより除去する
ため、この被覆除去に際しても光フアイバガラス表面に
は既に多数の微細な傷が発生している。さらに放電は空
気中で行われているため、放電による局所的な熱歪と光
フアイバ表面に存在している水分との複合作用により光
ファイバの表面傷が成長し、強度低下が促進する。ガラ
ス強度に対し水が著しく悪影響を及ぼすという事実は衆
知のことである。このように従来の光ファイバの融着接
続方法によると、融着接続部の強度は通常一般の光フア
イバ心線の約1/10以下の約500g程度に低下する
という欠点があった。
発明の目的
本発明は従来の欠点を除去した高強度の融着接続部を実
現する光ファイバの融着接続方法を提供するものである
。以下図面について説明する。
現する光ファイバの融着接続方法を提供するものである
。以下図面について説明する。
発明の実施例
本発明は光ファイバの融着接続部における1次被覆、緩
衝層をガーゼなどの外力で除去するものではなく、熱硫
酸により化学的に除去し、また裸ファイバ部をV溝(二
直接セットせず緩衝層の部分を保持することにより、化
学的に被覆の除去された裸ファイバ部は他の物体と直接
接触しないようにする。さらに放電時に際して発生する
熱歪と水(3) との複合作用を除去するため、フレオンガスを放電工程
前に他の熱源、たとえばヒータなどの熱源を用いて熱分
解させ、塩素等の脱水作用のあるガスに1部分解させた
該ガスを放電を行う前から流しておき、該脱水作用雰囲
気中で融着接続を行うことを特徴としている。フレオン
ガスの熱分解工程は融着接続完了後中止する。第2図及
び第3図は本発明の光フアイバ融着接続方法の構成を示
す概略図で、それぞれ上面および正面からの構成を示す
ものである。第1図と同じ符号は同じ部分を示す。6は
緩衝層、7は光ファイバを固定して移動しコアの調心を
行う緩衝層固定部、8はフレオンガス脱水用熱源のヒー
タ、9はチューブ、10は減圧弁を備えた流量調整器、
11はフレオン容器、12は脱水性ガスである。次に本
発明の実施例を示す。
衝層をガーゼなどの外力で除去するものではなく、熱硫
酸により化学的に除去し、また裸ファイバ部をV溝(二
直接セットせず緩衝層の部分を保持することにより、化
学的に被覆の除去された裸ファイバ部は他の物体と直接
接触しないようにする。さらに放電時に際して発生する
熱歪と水(3) との複合作用を除去するため、フレオンガスを放電工程
前に他の熱源、たとえばヒータなどの熱源を用いて熱分
解させ、塩素等の脱水作用のあるガスに1部分解させた
該ガスを放電を行う前から流しておき、該脱水作用雰囲
気中で融着接続を行うことを特徴としている。フレオン
ガスの熱分解工程は融着接続完了後中止する。第2図及
び第3図は本発明の光フアイバ融着接続方法の構成を示
す概略図で、それぞれ上面および正面からの構成を示す
ものである。第1図と同じ符号は同じ部分を示す。6は
緩衝層、7は光ファイバを固定して移動しコアの調心を
行う緩衝層固定部、8はフレオンガス脱水用熱源のヒー
タ、9はチューブ、10は減圧弁を備えた流量調整器、
11はフレオン容器、12は脱水性ガスである。次に本
発明の実施例を示す。
1次被覆、緩衝層をガーゼでなく、温度100°Cの9
8%濃度の熱硫酸に約5分間浸漬して除去し、緩衝層の
ところを保持するようにして化学的に被覆が除去された
裸ファイバ部は他物体と接触しな(4) いようにしている。さらに放電時に熱歪と水との複合作
用を除去するために、フレオンガスのCC1,F。
8%濃度の熱硫酸に約5分間浸漬して除去し、緩衝層の
ところを保持するようにして化学的に被覆が除去された
裸ファイバ部は他物体と接触しな(4) いようにしている。さらに放電時に熱歪と水との複合作
用を除去するために、フレオンガスのCC1,F。
を放電する前に、別の熱源、今回は表面温度500℃の
ヒータを使用したが、該熱源を用いて熱分解させ、塩素
等の脱水作用のあるガスに1部分解させ、それを放電3
0秒前から流しておき、そのような脱水作用雰囲気中に
おいて融着接続を行った。
ヒータを使用したが、該熱源を用いて熱分解させ、塩素
等の脱水作用のあるガスに1部分解させ、それを放電3
0秒前から流しておき、そのような脱水作用雰囲気中に
おいて融着接続を行った。
融着が終了後フレオンガスの熱分解も中止させている。
本実施例により従来の強度が約500!であったのC二
対し約3に!1の6倍近い高強度の融着接続部が得られ
た。
対し約3に!1の6倍近い高強度の融着接続部が得られ
た。
本実施例ではフレオンガスの熱分解として表面温度50
0℃のヒータを用いたが、別に設けた放電による熱を利
用しても容易に熱分解することができる。融着接続に使
用する放電の熱を利用しても勿論よい。また本発明は緩
衝層を保持して光フアイバコアの調心をしていることが
従来と異るところの一つで、光フアイバコアの偏心量が
緩衝層に対しては、クラツド径に対するより著しく大き
い(5) ため不可欠の要素である。
0℃のヒータを用いたが、別に設けた放電による熱を利
用しても容易に熱分解することができる。融着接続に使
用する放電の熱を利用しても勿論よい。また本発明は緩
衝層を保持して光フアイバコアの調心をしていることが
従来と異るところの一つで、光フアイバコアの偏心量が
緩衝層に対しては、クラツド径に対するより著しく大き
い(5) ため不可欠の要素である。
発明の効果
以上述べたように、本発明によれば、従来の融着接続部
に対し約6倍の高強度の融着接続部を得ることができた
。また脱水作用のある塩素等の人体にきわめて有毒なガ
スを直接使用することなく、プレオン等の平常時は人体
に無害なガスを使用し、融着接続を行うときのみ熱分解
して使用するというきわめて効率よく、安全の点でも管
理し易い方法をとっていることなど、本発明の利点は大
きい。
に対し約6倍の高強度の融着接続部を得ることができた
。また脱水作用のある塩素等の人体にきわめて有毒なガ
スを直接使用することなく、プレオン等の平常時は人体
に無害なガスを使用し、融着接続を行うときのみ熱分解
して使用するというきわめて効率よく、安全の点でも管
理し易い方法をとっていることなど、本発明の利点は大
きい。
第1図は従来の光フアイバ融着接続方法の構成を上面か
ら示した概略図、第2図及び第3図はそれぞれ本発明に
よる光フアイバ融着接続方法の構成を上面及び正面から
示した概略図である。 1・・・光フアイバ心線、2・・・裸ファイバ部、3・
・・V溝、4・・・光フアイバ心線固定部、5・・・放
電電極、6・・・緩衝層、7・・・緩衝層固定部、8・
・・ヒータ、9・・・チューブ、10・・・流量調整器
、11・・・フレオン容器、12・・・脱水性ガス (6) 第1図 第2図 白根162番地日本電信電話公社 茨城電気通信研究所内 ■出 願 人 日本電信電話公社
ら示した概略図、第2図及び第3図はそれぞれ本発明に
よる光フアイバ融着接続方法の構成を上面及び正面から
示した概略図である。 1・・・光フアイバ心線、2・・・裸ファイバ部、3・
・・V溝、4・・・光フアイバ心線固定部、5・・・放
電電極、6・・・緩衝層、7・・・緩衝層固定部、8・
・・ヒータ、9・・・チューブ、10・・・流量調整器
、11・・・フレオン容器、12・・・脱水性ガス (6) 第1図 第2図 白根162番地日本電信電話公社 茨城電気通信研究所内 ■出 願 人 日本電信電話公社
Claims (1)
- 光ファイバを融着接続する方法において、光ファイバの
融着接続部の緩衝層と1次被覆を化学的(二除去した後
、該光ファイバの緩衝層の部分を保持して移動させ該融
着接続する光フアイバ相互のコアの調心を行い、しかる
後熱により分解し脱水作用のあるガスを発生するガス体
をあらかじめ熱源を通過させ、該ガス体を脱水作用のあ
る状態にして前記光ファイバの融着接続部に流しながら
融着接続することを特徴とする光ファイバの融着接続方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18579582A JPS5975213A (ja) | 1982-10-22 | 1982-10-22 | 光フアイバの融着接続方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18579582A JPS5975213A (ja) | 1982-10-22 | 1982-10-22 | 光フアイバの融着接続方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5975213A true JPS5975213A (ja) | 1984-04-27 |
Family
ID=16177018
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18579582A Pending JPS5975213A (ja) | 1982-10-22 | 1982-10-22 | 光フアイバの融着接続方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5975213A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60243608A (ja) * | 1984-05-18 | 1985-12-03 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光フアイバの融着接続方法 |
EP0415516A2 (en) * | 1989-08-31 | 1991-03-06 | AT&T Corp. | Apparatus and method for making low-loss permanent optical fiber splices |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58120215A (ja) * | 1982-01-13 | 1983-07-18 | Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> | 光フアイバの接続方法 |
-
1982
- 1982-10-22 JP JP18579582A patent/JPS5975213A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58120215A (ja) * | 1982-01-13 | 1983-07-18 | Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> | 光フアイバの接続方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60243608A (ja) * | 1984-05-18 | 1985-12-03 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光フアイバの融着接続方法 |
EP0415516A2 (en) * | 1989-08-31 | 1991-03-06 | AT&T Corp. | Apparatus and method for making low-loss permanent optical fiber splices |
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