JPS63129035A - 光フアイバの製造方法 - Google Patents
光フアイバの製造方法Info
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- JPS63129035A JPS63129035A JP27362386A JP27362386A JPS63129035A JP S63129035 A JPS63129035 A JP S63129035A JP 27362386 A JP27362386 A JP 27362386A JP 27362386 A JP27362386 A JP 27362386A JP S63129035 A JPS63129035 A JP S63129035A
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
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- C03B37/00—Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
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- C03B37/14—Re-forming fibres or filaments, i.e. changing their shape
- C03B37/15—Re-forming fibres or filaments, i.e. changing their shape with heat application, e.g. for making optical fibres
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、優れた耐放射線特性を有するイメージファイ
バや伝送ファイバ等の光ファイバを製造する方法に関す
るものである。
バや伝送ファイバ等の光ファイバを製造する方法に関す
るものである。
「従来の技術]
撮像管や電荷移動素子を利用できない高放射線雰囲気下
の観察には、イメージファイバが用いられている。
の観察には、イメージファイバが用いられている。
従来そのような場所で利用される光ファイバは、比較的
耐放射線特性に優れている純粋石英でコア相当部分が形
成され、屈折率を低くする酸化ポロンあるいはフッ素が
ドープされた石英でクラッド相当部分が形成されたプリ
フォームを、単に紡糸し次いで被覆を施すことによって
製造されていた。
耐放射線特性に優れている純粋石英でコア相当部分が形
成され、屈折率を低くする酸化ポロンあるいはフッ素が
ドープされた石英でクラッド相当部分が形成されたプリ
フォームを、単に紡糸し次いで被覆を施すことによって
製造されていた。
「発明が解決しようとする問題点コ
ところか、このような従来の製造方法によって製造され
た光ファイバにあっては、純粋石英製のコアの耐放射線
特性も満足できる水準に達していないばかりか、酸化ボ
ロンあるいはフッ素がドープされてなるクラッドの耐放
射線特性が著しく劣るため、十分な耐用期間を達成でき
ない問題があった。
た光ファイバにあっては、純粋石英製のコアの耐放射線
特性も満足できる水準に達していないばかりか、酸化ボ
ロンあるいはフッ素がドープされてなるクラッドの耐放
射線特性が著しく劣るため、十分な耐用期間を達成でき
ない問題があった。
また、特にクラッドが薄く形成されるイメージファイバ
では、クラッドの放射線特性の低さを補うためにコア径
を大きくしてクラッドへの光エネルギーのしみ出しを防
止しなければならず、その結果、イメージファイバの画
素数の減少やファイバ径の太径化を招く不都合かあった
。
では、クラッドの放射線特性の低さを補うためにコア径
を大きくしてクラッドへの光エネルギーのしみ出しを防
止しなければならず、その結果、イメージファイバの画
素数の減少やファイバ径の太径化を招く不都合かあった
。
「問題点を解決するための手段」
そこで、本発明の光ファイバの製造方法にあっては、光
ファイバ裸線を紡糸後直ちに水素雰囲気下で加熱処理す
ることによって、上記問題点の解決を図った。
ファイバ裸線を紡糸後直ちに水素雰囲気下で加熱処理す
ることによって、上記問題点の解決を図った。
以下、図面を参照して本発明の光ファイバの製造方法を
詳しく説明する。
詳しく説明する。
第1図は、本発明の製造方法を実施するための装置の一
例を示すもので、図中符号1は紡糸炉部である。この紡
糸炉部lにはドーナツ状の抵抗発熱体1aが設けられて
おり、その中心にはプリフォーム2が挿入されている。
例を示すもので、図中符号1は紡糸炉部である。この紡
糸炉部lにはドーナツ状の抵抗発熱体1aが設けられて
おり、その中心にはプリフォーム2が挿入されている。
この紡糸炉部lの紡糸方向の下流側(以下、下流側と記
す)には、第一処理塔3が設けられている。この第一処
理塔3の下流には、紡糸された光ファイバ裸線4に一次
被覆を施すためのプライマリ−コータ5が設けられてい
る。このプライマリ−コータ5の下流には、第二処理塔
6が設けられている。この第二処理塔6は、プライマリ
−コータ5で塗布された一次被覆(4料を乾燥固化ある
いは架橋する加熱処理を行うしので、この例の装置の二
次処理塔6は後述する水素雰囲気下における加熱処理を
も兼ねて実施できる構造となっている。第二処理塔6の
下流には第三処理塔8が設けられており、第三処理塔8
を通過して得られた光ファイバ9はドラム10に巻き取
られるようになっている。
す)には、第一処理塔3が設けられている。この第一処
理塔3の下流には、紡糸された光ファイバ裸線4に一次
被覆を施すためのプライマリ−コータ5が設けられてい
る。このプライマリ−コータ5の下流には、第二処理塔
6が設けられている。この第二処理塔6は、プライマリ
−コータ5で塗布された一次被覆(4料を乾燥固化ある
いは架橋する加熱処理を行うしので、この例の装置の二
次処理塔6は後述する水素雰囲気下における加熱処理を
も兼ねて実施できる構造となっている。第二処理塔6の
下流には第三処理塔8が設けられており、第三処理塔8
を通過して得られた光ファイバ9はドラム10に巻き取
られるようになっている。
第一処理塔3は、第2図に示すように、処理塔本体3a
と、この本体3a内の雰囲気と外気とを仕切るために本
体3aの上流側および下流側に設けられた隔室3 b、
3 cとからなるものである。これら隔室3b、3c
には、それぞれ光ファイバ裸線4が通過するのに必要な
大きさの開口が形成されている。処理塔本体3aの内部
には、塔内を所定の温度に保つための発熱体3d・・・
が設けられている。
と、この本体3a内の雰囲気と外気とを仕切るために本
体3aの上流側および下流側に設けられた隔室3 b、
3 cとからなるものである。これら隔室3b、3c
には、それぞれ光ファイバ裸線4が通過するのに必要な
大きさの開口が形成されている。処理塔本体3aの内部
には、塔内を所定の温度に保つための発熱体3d・・・
が設けられている。
また、処理塔本体3aには、水素ガスを供給するガス供
給管3eが連接されている。この例の光フアイバ製造装
置にあっては、残る第二・第三処理塔6.8ら、上記第
一処理塔3とほぼ同様の構造に形成されている。
給管3eが連接されている。この例の光フアイバ製造装
置にあっては、残る第二・第三処理塔6.8ら、上記第
一処理塔3とほぼ同様の構造に形成されている。
本発明の光ファイバの製造方法にあっては、紡糸炉部l
で紡糸された光ファイバ裸線4が、紡糸後直ちに第一処
理塔3に導入され、この処理塔3において水素雰囲気下
で加熱処理される。
で紡糸された光ファイバ裸線4が、紡糸後直ちに第一処
理塔3に導入され、この処理塔3において水素雰囲気下
で加熱処理される。
この第一処理塔3の本体3a内には、ガス供給管3eか
ら所定温度に調整された水素ガスが供給されており、本
体3a内は水素雰囲気に保たれている。また、この処理
塔本体3a内は、発熱体3d・・・によって所定温度に
保たれている。
ら所定温度に調整された水素ガスが供給されており、本
体3a内は水素雰囲気に保たれている。また、この処理
塔本体3a内は、発熱体3d・・・によって所定温度に
保たれている。
第一処理塔3における加熱処理は、処理される光ファイ
バ裸線4の材料の耐熱温度以下で行なわれ、通常、裸線
4を形成ずろ石英(SiO*)等が還元されることがな
いように1300 ℃以下で行なわれる。また、加熱処
理は、200 ’C以上で顕著な効果を得ることができ
るが、高いほど処理効果が上がるので、800℃以上、
好ましくはlo。
バ裸線4の材料の耐熱温度以下で行なわれ、通常、裸線
4を形成ずろ石英(SiO*)等が還元されることがな
いように1300 ℃以下で行なわれる。また、加熱処
理は、200 ’C以上で顕著な効果を得ることができ
るが、高いほど処理効果が上がるので、800℃以上、
好ましくはlo。
O℃程度で行なわれろことが望ましい。
また、処理ずろ際の水素圧力は、何等制限されないが、
高圧であるほど光ファイバ裸線4内への水素の拡散が早
まるので、処理時間を短縮できる。
高圧であるほど光ファイバ裸線4内への水素の拡散が早
まるので、処理時間を短縮できる。
しかも、処理塔本体3a内を水素雰囲気にKl持し易い
+11点がある。このため、第一処理塔3の本体3a内
は通常1.02〜1.05atm程度に維持されろ。な
お、この処理塔3を通過するファイバは課の状聾なので
、処理塔3の構造は処理塔3のファイバ人口、出口にお
いてアイμか接触して傷付くことのないようにしておか
ねばならない。
+11点がある。このため、第一処理塔3の本体3a内
は通常1.02〜1.05atm程度に維持されろ。な
お、この処理塔3を通過するファイバは課の状聾なので
、処理塔3の構造は処理塔3のファイバ人口、出口にお
いてアイμか接触して傷付くことのないようにしておか
ねばならない。
他の製、造条件から第一処理塔3での処理時間の上限は
制限されるが、第一処理塔3での処理時間が長いほど製
造された光ファイバの耐放射線特性が向上するので、各
条件を適宜調整することによって、第一処理塔3におけ
る処理時間を10以上、より好ましくは20秒程度以上
確保することが望ましい。第一処理塔3の長さは、この
処理時1?tlと光ファイバの紡糸速度等を考慮して定
められろ。
制限されるが、第一処理塔3での処理時間が長いほど製
造された光ファイバの耐放射線特性が向上するので、各
条件を適宜調整することによって、第一処理塔3におけ
る処理時間を10以上、より好ましくは20秒程度以上
確保することが望ましい。第一処理塔3の長さは、この
処理時1?tlと光ファイバの紡糸速度等を考慮して定
められろ。
第1図に示した製造装置を用いると、第一処理塔3にお
けるのと同様の処理が、第二及び第三処理塔6.8にお
いても行なうことができる。ただしその場合、第二処理
塔6では、通過するファイバに塗布された一次被覆材料
(例えば変性シリコーンゴム、ウレタン樹脂など)を乾
燥固化あるいは架橋せしめるための加熱処理を兼ねるの
で、本体6a内の温度は乾燥同化あるいは架橋処理する
に適した温度、通常的300〜500℃、好ましくは4
00°C程度に設定される。
けるのと同様の処理が、第二及び第三処理塔6.8にお
いても行なうことができる。ただしその場合、第二処理
塔6では、通過するファイバに塗布された一次被覆材料
(例えば変性シリコーンゴム、ウレタン樹脂など)を乾
燥固化あるいは架橋せしめるための加熱処理を兼ねるの
で、本体6a内の温度は乾燥同化あるいは架橋処理する
に適した温度、通常的300〜500℃、好ましくは4
00°C程度に設定される。
また、第三処理塔8を通過するファイバには一次被覆が
施されているので、本体8a内の温度は被覆材料の耐熱
性を考慮して設定する必要がある。
施されているので、本体8a内の温度は被覆材料の耐熱
性を考慮して設定する必要がある。
このため、第三処理塔8での処理温度は約150〜25
0℃、好ましくは200℃程度に設定される。また、第
三処理塔8においてら、2〜3 atmの水素圧力をか
けることができる。
0℃、好ましくは200℃程度に設定される。また、第
三処理塔8においてら、2〜3 atmの水素圧力をか
けることができる。
本発明の製造方法による耐放射線特性の向上が特に顕著
な光ファイバとしては、石英に酸化ボロンまたはフッ素
の少なくとらいずれか一方が添加されたガラス、および
純粋石英からなるガラスの中から還ばれた材料によって
、コア・クラッドが形成された乙のを挙げることができ
る。
な光ファイバとしては、石英に酸化ボロンまたはフッ素
の少なくとらいずれか一方が添加されたガラス、および
純粋石英からなるガラスの中から還ばれた材料によって
、コア・クラッドが形成された乙のを挙げることができ
る。
そのような光ファイバとして具体的には、コアが純粋石
英によって形成されクラッドが石英に酸化ポロンまたは
フッ素の少なくとしいずれか一方が添加されたガラスに
よって形成されたステップインデックス型のファイバ(
S 、 I 、型光ファイバ)や、コアにし酸化ポロン
またはフッ素の少なくとしいずれか一方が添加されたグ
レーデッドインデックス型のファイバCG、I 型光
ファイバ)を挙げることができる。
英によって形成されクラッドが石英に酸化ポロンまたは
フッ素の少なくとしいずれか一方が添加されたガラスに
よって形成されたステップインデックス型のファイバ(
S 、 I 、型光ファイバ)や、コアにし酸化ポロン
またはフッ素の少なくとしいずれか一方が添加されたグ
レーデッドインデックス型のファイバCG、I 型光
ファイバ)を挙げることができる。
また、本発明の方法によって製造されろ光ファイバとし
ては、伝送用の光ファイバの他に、多数の単繊維が束ね
られてなるイメージファイバなとを挙げることができる
。
ては、伝送用の光ファイバの他に、多数の単繊維が束ね
られてなるイメージファイバなとを挙げることができる
。
「作用 」
本発明者らは、本発明の製造方法によって光ファイバの
耐放射線特性が向上される機(1■を次のように解して
いる。
耐放射線特性が向上される機(1■を次のように解して
いる。
まず、紡糸された光ファイバ裸線を形成するガラス中に
は非架橋酸素欠陥が存在する。この非架橋酸素欠陥は、
放射線によって活性化され光ファイバの劣化を促進する
が、本発明の製造方法によれば、この非架橋酸素欠陥が
加熱された水素雰囲気下で水素と反応して不活性化され
、その結果光ファイバの耐放射線特性が向上される。
は非架橋酸素欠陥が存在する。この非架橋酸素欠陥は、
放射線によって活性化され光ファイバの劣化を促進する
が、本発明の製造方法によれば、この非架橋酸素欠陥が
加熱された水素雰囲気下で水素と反応して不活性化され
、その結果光ファイバの耐放射線特性が向上される。
「実施例」
次に、本発明を実施例に沿って具体的に説明する。
(実施例1)
第1図に示した装置を用いて、光ファイバを製造した。
まず最初に、第一処理塔3にのみ水素ガスを供給し、第
二処理塔6には水素ガスを供給せずに加熱するだけとし
、また第三処理塔8は使用することなく製造を行った。
二処理塔6には水素ガスを供給せずに加熱するだけとし
、また第三処理塔8は使用することなく製造を行った。
第一処理塔3の本体3a内には、800℃に加熱された
水素ガスを1012/minで供給し、本体3a内を水
素圧力1.02atmに保持した。第一処理塔本体3a
内の温度は1000℃に設定した。
水素ガスを1012/minで供給し、本体3a内を水
素圧力1.02atmに保持した。第一処理塔本体3a
内の温度は1000℃に設定した。
また、第二処理塔6の温度は一次被覆された材料を架橋
させるに必要な温度400℃に設定した。
させるに必要な温度400℃に設定した。
各処理塔本体3 a、 6 a、 8 aの長さは、第
一処理塔3が3m1第二処理塔6が1mであった。
一処理塔3が3m1第二処理塔6が1mであった。
製造された光ファイバは、純粋石英(SiOz)でコア
が形成され、酸化ポロン(B 20 、l)とフッ素(
F)がドープされたガラスでクラットが形成されfこ5
0/I 25のS、I 、型光ファイバ裸線の上にシリ
コーンゴムからなる一次被覆を厚さ150μmに形成し
たものである。この光フファイバの比屈折率差はΔn=
1.05%であった。
が形成され、酸化ポロン(B 20 、l)とフッ素(
F)がドープされたガラスでクラットが形成されfこ5
0/I 25のS、I 、型光ファイバ裸線の上にシリ
コーンゴムからなる一次被覆を厚さ150μmに形成し
たものである。この光フファイバの比屈折率差はΔn=
1.05%であった。
製造された光ファイバの耐放射線特性を調べた。
耐放射線特性は、処理された光ファイバに+08Rの放
射線を照射しfこ後伝送損失を測定し、この値と照射前
の伝送損失値との差(伝送損失増)を算出して比較する
(以下の実施例においてら同様)。
射線を照射しfこ後伝送損失を測定し、この値と照射前
の伝送損失値との差(伝送損失増)を算出して比較する
(以下の実施例においてら同様)。
光ファイバの伝送損失の測定は、伝送損失の増加が顕著
に現れろ波長0.63μ肩で行った。
に現れろ波長0.63μ肩で行った。
比較のために、全く水素雰囲気下での加熱処理を行わな
い光フアイバ素線を製造し、その耐放射線特性を調べた
(比較例り。
い光フアイバ素線を製造し、その耐放射線特性を調べた
(比較例り。
(実施例2)
第一処理塔3での処理に加えて、第二及び第三処理塔6
.8においてら水素雰囲気下での加熱処理を行って、光
ファイバを製造した。
.8においてら水素雰囲気下での加熱処理を行って、光
ファイバを製造した。
製造条件は次の通りであった。
第一処理塔
実施例1と同一
第二処理塔
温度400℃、水素ガス流m1Oi2/min水素圧力
1.oIatm 第三処理塔 温度200℃、水素ガス流ff130f2/min水素
圧力2 、5 atm、 長さ3m実施例1.2の結
果を合わせて第1表に示す。
1.oIatm 第三処理塔 温度200℃、水素ガス流ff130f2/min水素
圧力2 、5 atm、 長さ3m実施例1.2の結
果を合わせて第1表に示す。
第1表
(単位dB/km)
」二表の結果から、本発明の製造方法によれば、極めて
優れた耐放射線特性を有する光ファイバを製造できるこ
とが判明した。
優れた耐放射線特性を有する光ファイバを製造できるこ
とが判明した。
(実施例3)
実施例!と同様の方法でフッ素(F)がドープされたG
、I 、型光ファイバを製造し、その耐放射線特性を調
へた。製造された光ファイバの仕様は実施例1と同様で
あった。
、I 、型光ファイバを製造し、その耐放射線特性を調
へた。製造された光ファイバの仕様は実施例1と同様で
あった。
比較のために水素雰囲気下での加熱処理を行わずに光フ
ァイバを製造し、その耐放射線特性を調べた(比較例2
)。
ァイバを製造し、その耐放射線特性を調べた(比較例2
)。
(実施例4)
実施例3と同様の光ファイバを実施例2の方法で製造し
、その耐放射線特性を調べた。
、その耐放射線特性を調べた。
実施例3.4の結果を合わせて第2表に示す。
第2表
(単位d[3/km)
上表の結果から、本発明の製造方法によれば耐放射線特
性に優れたG、I 、型光ファイバを製造できることが
判明した。
性に優れたG、I 、型光ファイバを製造できることが
判明した。
(実施例5)
実施例1と同様の方法によってFを添加したイメージフ
ァイバを作成し、その耐放射線特性を調べた。
ァイバを作成し、その耐放射線特性を調べた。
作成されたイメージファイバは1万本のQi * 推か
束ねられ、その上に、シリコーンゴムからなる一次肢覆
が外径2mmになるように形成されたものである。各単
繊維のコア径/クラツド径は8μm/10μmであった
。また、各単繊維は、コアが純粋石英によって形成され
、クラッドがFの添加された石英によって形成されてい
る。
束ねられ、その上に、シリコーンゴムからなる一次肢覆
が外径2mmになるように形成されたものである。各単
繊維のコア径/クラツド径は8μm/10μmであった
。また、各単繊維は、コアが純粋石英によって形成され
、クラッドがFの添加された石英によって形成されてい
る。
比較のために、水素雰囲気下における加熱処理を全く行
わずに同様のイメージファイバを’IJ ?i L、そ
の耐放射線特性を調へた(比較例3)。
わずに同様のイメージファイバを’IJ ?i L、そ
の耐放射線特性を調へた(比較例3)。
(実施例6)
実施例5と同様のイメージファイバを実施例2と同様の
方法で製造し、その耐放射線特性を調べた。
方法で製造し、その耐放射線特性を調べた。
実施例5.6の結果を合わせて第3表に示す。
第3表
(単位dB/km)
」二表の結果から、本発明の製造方法によれば多数の単
繊維が束ねられてなるイメージファイバの耐放射線特性
をも大幅に向上できることが判明した。
繊維が束ねられてなるイメージファイバの耐放射線特性
をも大幅に向上できることが判明した。
「発明の効果」
以上説明した本発明の製造方法によれば、耐放射線特性
に浸れた光ファイバを製造できる。従って、本発明によ
れば、高放射線雰囲気下で長期間使用できる光ファイバ
を提供することができる。
に浸れた光ファイバを製造できる。従って、本発明によ
れば、高放射線雰囲気下で長期間使用できる光ファイバ
を提供することができる。
また、本発明の製造方法にあっては、全く被覆の施され
ていない光ファイバ裸線を水素雰囲気下で加熱処理する
ので、高温で処理することがてき、その結果、水素のフ
ァイバ内への拡散速度を大きくでき、かつまた非架橋酸
素欠陥と水素との反応速度を大きくすることができる。
ていない光ファイバ裸線を水素雰囲気下で加熱処理する
ので、高温で処理することがてき、その結果、水素のフ
ァイバ内への拡散速度を大きくでき、かつまた非架橋酸
素欠陥と水素との反応速度を大きくすることができる。
従って、本発明の製造方法によれば、短時間、水素雰囲
気下での加熱処理を行うことによって、確実に耐放射線
特性の優れた光ファイバを製造できる利点がある。
気下での加熱処理を行うことによって、確実に耐放射線
特性の優れた光ファイバを製造できる利点がある。
しかし、本発明の製造方法によれば、FやB、03が添
加された光ファイバの耐放射線特性をら向上できるので
、F等を添加して製造される広帯域G、r、型光ファイ
バをし高放射線雰囲気下で使用し得ることとなる。従っ
て、本発明によれば近年原子力発電システム等において
強く要望されている情報伝送量の増大に対処し得る耐放
射線光ファイバを提供することができる。
加された光ファイバの耐放射線特性をら向上できるので
、F等を添加して製造される広帯域G、r、型光ファイ
バをし高放射線雰囲気下で使用し得ることとなる。従っ
て、本発明によれば近年原子力発電システム等において
強く要望されている情報伝送量の増大に対処し得る耐放
射線光ファイバを提供することができる。
また、本発明の製造方法によれば、イメージファイバに
ついても耐放射線特性を十分向上できるので、イメージ
ファイバの画素数を増やしたりファイバの細径化を図る
ことができる。従って、本発明の製造方法によれば、細
径でしかも解像力の優れたイメージファイバを提供する
ことができる。
ついても耐放射線特性を十分向上できるので、イメージ
ファイバの画素数を増やしたりファイバの細径化を図る
ことができる。従って、本発明の製造方法によれば、細
径でしかも解像力の優れたイメージファイバを提供する
ことができる。
さらに、本発明の製造方法は安価な水素ガスを用いるだ
けであり、しから光ファイバの機械的強度を損なうこと
がないので、本発明の製造方法によれば耐放射線特性お
よび機械的強度に優れた光ファイバを安価に提供するこ
とができる。
けであり、しから光ファイバの機械的強度を損なうこと
がないので、本発明の製造方法によれば耐放射線特性お
よび機械的強度に優れた光ファイバを安価に提供するこ
とができる。
第1図は本発明の光ファイバの製造方法に好適に利用さ
れる装置の1例を示す概略構成図、第2図は同装置の第
一処理塔を示す断面図である。
れる装置の1例を示す概略構成図、第2図は同装置の第
一処理塔を示す断面図である。
Claims (1)
- プリフォームを紡糸して光ファイバ裸線とし次いで該裸
線に被覆を施す光ファイバの製造方法において、紡糸さ
れた光ファイバ裸線を直ちに水素雰囲気下で加熱処理す
ることを特徴とする光ファイバの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27362386A JPS63129035A (ja) | 1986-11-17 | 1986-11-17 | 光フアイバの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27362386A JPS63129035A (ja) | 1986-11-17 | 1986-11-17 | 光フアイバの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63129035A true JPS63129035A (ja) | 1988-06-01 |
Family
ID=17530295
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27362386A Pending JPS63129035A (ja) | 1986-11-17 | 1986-11-17 | 光フアイバの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63129035A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5320658A (en) * | 1990-06-27 | 1994-06-14 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Process of drawing optical fiber |
WO2002046114A1 (fr) * | 2000-12-05 | 2002-06-13 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Procede de fabrication d'une fibre optique |
US7422307B2 (en) | 2002-09-30 | 2008-09-09 | Hamamatsu Photonics K.K. | Droplet forming method for mixed liquid and droplet forming device, and ink jet printing method and device, and ink jet printing electrode-carrying nozzle |
US7588641B2 (en) | 2001-08-30 | 2009-09-15 | Hamamatsu Photonics K.K. | Method of forming liquid-drops of mixed liquid, and device for forming liquid-drops of mixed liquid |
US7607753B2 (en) | 2004-08-20 | 2009-10-27 | Hamamatsu Photonics K.K. | Liquid droplet forming method and liquid droplet forming device |
-
1986
- 1986-11-17 JP JP27362386A patent/JPS63129035A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5320658A (en) * | 1990-06-27 | 1994-06-14 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Process of drawing optical fiber |
WO2002046114A1 (fr) * | 2000-12-05 | 2002-06-13 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Procede de fabrication d'une fibre optique |
US7588641B2 (en) | 2001-08-30 | 2009-09-15 | Hamamatsu Photonics K.K. | Method of forming liquid-drops of mixed liquid, and device for forming liquid-drops of mixed liquid |
US7422307B2 (en) | 2002-09-30 | 2008-09-09 | Hamamatsu Photonics K.K. | Droplet forming method for mixed liquid and droplet forming device, and ink jet printing method and device, and ink jet printing electrode-carrying nozzle |
US7607753B2 (en) | 2004-08-20 | 2009-10-27 | Hamamatsu Photonics K.K. | Liquid droplet forming method and liquid droplet forming device |
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