JPS597511Y2 - 戸袋一体サッシ - Google Patents

戸袋一体サッシ

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JPS597511Y2
JPS597511Y2 JP18093379U JP18093379U JPS597511Y2 JP S597511 Y2 JPS597511 Y2 JP S597511Y2 JP 18093379 U JP18093379 U JP 18093379U JP 18093379 U JP18093379 U JP 18093379U JP S597511 Y2 JPS597511 Y2 JP S597511Y2
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JP
Japan
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frame
sash
piece
door
web
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JP18093379U
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JPS56109379U (ja
Inventor
浩一郎 山下
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新日軽株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は気泡コンクリート等を主体とする壁体部に開
設した窓開口部に装着する戸袋一体サッシに関するもの
である。
従来、所定の幅寸法Hを有する気泡コンクリートからな
る単位パネルa 1, a 2,・・・・・・を並列状
に縦設した壁体部に窓開口部Wを開設して戸袋一体サツ
シSを装着する際、第1図に示すようにサツシS全体を
窓開口部W内に納めようとする場合、サツシ枠体1の取
付部となる間口幅SAは3枚の単位パネルa l,a
2,a 3を切断施工して開設され、また、戸袋枠体1
0の取付幅SBは単位パネルa4を切断施工し、単位パ
ネルa5にあっては幅SB’だけ凹状に切欠き施工しな
ければならないので極めて手数を要した。
このため、開設する窓開口部Wはサツシ枠体1を取付け
る取付幅SA、すなわち、単位パネルal,a2,a3
の切断施工にとどめ、戸袋枠体10は取付幅SBの単位
パネルa4,a5の所定の位置に取付けボルトを挿通す
る取付孔を貫設してブラケットを介して取付け構或とな
されたが、この取付孔の開設が極めて面倒で、また、水
蜜性にも欠ける等の欠点があった。
本考案は、上記従来欠点に鑑みなされたもので、気泡コ
ンクリートの単位パネルからなる壁体部に開設する窓開
口部の開設施工を簡易化し、同窓開口部へのサッシの取
付施工を省力的に行うことのできる戸袋一体サッシを提
供することを目的とするものである。
次に、本考案の第1実施例を第1図乃至第4図にしたが
って説明すると、図中Sは戸袋一体サッシ(以下単にサ
ッシという)であって、所定の幅寸法Hを有する気泡コ
ンクリートからなる単位パネルa1,a2,a3・・・
・・・を並列状に縦設した壁体部に開設した窓開口部W
に装着され、同サツシSは障子摺動枠2と雨戸摺動枠3
とを一体に形戊したサツシ枠体1と、同サツシ枠体1の
一側に連設されて雨戸21を収納する戸袋枠体10とよ
り構或されている。
また、窓開口部Wの開口間口寸法WLはサツシ枠体1の
横幅寸法SAより大きく、かつ戸袋枠体10の横幅寸法
SBを含めたサッシSの全横幅寸法SLより小さい寸法
WL,すなわち、単位パネルaの適宜枚数分(本例では
例えば第1図に示す単位パネルa1,〜a4の4枚分)
を切断して開設されている。
次に、サツシ枠体1について説明する。
4は上記したサツシ枠体1の上梓で、その断面において
、4Aは障子摺動ウエブであって、水平状に設けられ、
その下面側には屋内側より屋外側へ順次内縁4B、障子
摺動片4C,4Dおよび網戸摺動片4Eが垂設されてい
る。
また、摺動ウエブ4Aの屋外端には上方に向って断面略
Z字状の縁片4Fが上設され、同縁片4Fの一部には屋
内側へ向って突片4Gが突設されている。
また、摺動ウエブ4Aの屋内端には突片4Gとによりア
ンカ一部材18と係着する断面かぎ型状の突片4Hが形
威されている。
また、4Jは雨戸ウエブであって、縁片4Fの一部より
窓開口部Wの周縁壁の壁外面Uより屋外側へ張出し形威
されて雨戸摺動枠3の上梓を形或するもので、その下面
側には仕切片4Kおよび前縁4Lが垂設されて下方開放
の雨戸溝4Mが形或されている。
なお、4Nは内縁4Bの一部より屋内側へ突設した係止
片、4Pは上枠4の長手方向に沿って形或したビス受け
である。
5はサツシ枠体1の下枠であって、前述の上枠4と対応
する張出幅を有し、その断面において、障子ウエブ5
A,5 Bおよび網戸ウエブ5Cが屋外側へ降段状に形
戊され、網戸ウエブ5Cの屋外側下位には上枠4の雨戸
ウエブ4Jと対応して周縁壁の屋外面Uより屋外側へ張
出して雨戸摺動枠3の下枠を形戒する雨戸ウエブ5Dが
接続片5Eを介して設けられている。
なお、この接続片5Eは上枠4の仕切片4Kと対応して
形或されている。
また、障子ウエブ5A,5Bおよび網戸ウエブ5Cの上
面側には上枠4の摺動片4C,4D,4Eと対向してレ
ール5F,5G,5Hがそれぞれ条設され、また、雨戸
ウエブ5Dの屋外端には前縁5Jが形威されて、同ウエ
ブ5Dの上面側には雨戸溝5Kが形威されている。
また、障子ウエブ5Aの屋内端には上乗片5Lが設けら
れ、その上端には屋内側へ突出する係止片5Mが形或さ
れている。
また、ウエブ5Aの屋内端には下方に向って支持片5N
が垂設され、同片5Nの一部には屋外側下方に向って突
出する突片5Pが設けられている。
また、障子ウエブ5Bと網戸ウエブ5Cとの接合部には
断面略Z字状の支持片5Rが垂設され、同片5Rの一部
には内側に向って突片5Pと対向してアンカ一部材18
と係着する突片5丁が突設されている。
なお、5Uは補強片、5vは網戸ウエブ5Cの下面側に
形威した中空部、5Wは下枠5の長手方向に形威したビ
ス受けである。
6はサッシ枠体1の図示左側の縦棒であって、その断面
において、6Aは戸当ウエブで、同ウエブ6Aは上枠4
の屋内端より屋外側の仕切片4Kおよび下枠5の屋内端
より屋外側の接続片5Eに至る張出幅を有して鉛直状に
設けられ、同ウエブ6Aの右側面には内縁4B、上垂片
5Lと対応して仕切片6Bが、また、障子摺動片4D、
レール5Gと対応して戸当り突片6Cが、また、網戸摺
動片4E、レール5Hと対応して仕切片6Dがそれぞれ
図示右方向に突設されている。
また、同ウエブ6Aの左側面には仕切片6Bを突設した
部位より図示左方向へ断面かぎ型状の突片6Eが突設さ
れ、また、仕切片6Dが突設した部位より図示左方向へ
断面略Z字形状の縁片6Fが設けられるとともにその一
部には突片6Eと対向してアンカ一部材18と係着する
突片6Gが形戊されている。
また、同ウエブ6Aの屋外端部には図示左方向へ突出し
かつ屋内側へ折曲する取付片6Jを有する前縁6Hが一
体に形或されている。
7はサツシ枠体1の右側の縦枠であって、前述の左縦枠
6と対応する張出幅を有し、この右縦枠7は、縦枠6に
形或した戸当り突片6Cが障子摺動片4C、レール5F
と対応する屋内寄りに突設されていることが相違するの
みで他の部位は対称形状に形或されているので番号7に
同部位の符号A−Jを附してその説明は省略する。
8は雨戸摺動枠3の一側(本例では図示左側に附設した
)に附設される戸当り縦枠であって、その断面において
、8Aは戸当りウエブで、雨戸ウエブ4 J ,5 D
と対応する張出幅を有し、その図示左側面には断面略コ
字形状の補強片8Bが設けられて中空部8Cを一体に形
威した密封箱型状に形威されている。
また、補強片8Bの屋内側には縦枠6の取付片6Jと重
合状に当接する取付片8Dが形或されている。
また、戸当りウエブ8Aの内外両端には突片8E,8F
が図示右方向へ突設されて戸当溝8Gが形或されている
上記のように形或された上枠4、下枠5および左右の縦
枠6,7はその両端部がビス受け4P,5Wを介してビ
スにより相互に結合されるとともに雨戸摺動枠3の図示
左端部側では、縦枠6の屋外側に形威された前縁6Hと
取付片6Jに戸当り縦枠8の屋内縁と取付片8Dとが重
合状に当接されるとともに縦枠8の上下の端部は雨戸ウ
エブ4J,4Dの端面に当接され、ねじ9により締付け
固定され、さらに、ビス受け4P,5Wを介してビスに
より固定されて方形状のサツシ枠体1が形或されている
次に、戸袋枠体10について説明する。
この戸袋枠体10は戸袋上枠11,戸袋下枠12、戸尻
縦枠13と妻板14および左右の取付部縦棒15.16
とにより方形状に形威され、屋内側に窓開口部Wに取付
ける取付部10Aが屋外側には周縁壁の屋外面Uより屋
外側に張出す収納部10Bが形戊されている。
11は上記した戸袋上枠で、その断面において、11A
は基ウエブで取付部10Aの上梓部を形或するもので、
水平状に設けられ、この基ウエブ11Aはさらに周縁壁
の屋外面Uより屋外側へ雨戸21を収容するに足る張出
幅で水平状に張出されて収納部10Bの上梓部を形或す
る屋外ウエブ11Bが形或され、この屋外ウエブ11
Bの外端には前縁11 Cが垂設されている。
また、基ウエブ11Aと屋外ウエブ11 Bとを区画す
る位置にはサツシ枠体1の上枠4に形或した仕切片4K
と対応する仕切片11 Dが垂設され、同仕切片11
Dの端部には屋内側へ断面略かぎ型状であり溝11 F
を有する係止片11 Eが設けられている。
11 Gは戸袋上枠11の上縁であって、屋外ウエブ1
1 Bの上方に屋外側へやや下傾して設けられ、その外
端は屋外ウエブ11 Bの外端に接合され、また、上縁
11 Gの屋内端には断面略Z字形状の縁片11Hが一
体に形或され、同片11 Hの下端には屋内側に向って
突片11 Jが突設されている。
また、仕切片11 Dは上方へ延設されて上縁11 G
に接合する補強片11 Kが設けられて屋外ウエブ11
Bの上面側には中空部11 Lが一体に形或されてい
る。
また、基ウエブ11Aの屋内端には突片11 Jとによ
りアンカ一部材18と係着する断面略かぎ型状の突片1
1Mが形戊されている。
なお、11Nは戸袋上枠の長手方向に沿って形或したビ
ス受けである。
12は戸袋下枠であって、上記した戸袋上枠11の断面
形状と対称の断面形状に形或されているので、番号12
に同位の符号A−Nを附してその説明は省略する。
13は上記した戸尻縦枠であって、収納部10Bの図示
右側の戸当り壁を形威するもので、その断面において、
13Aは戸当ウエブであって、上枠11および下枠12
の屋外ウエブIIB,12Bと対応して鉛直状に設けら
れ、その内外両端縁には図示左方向へ内縁13Bおよび
前縁13Cが設けられて断面略C型状に形威されている
14は上記した妻板であって、収納部10Bの図示左側
において上枠11および下枠12の屋外ウエブ11 B
,12 Bの屋外側の一部端面間に取付けられ、同妻板
14の屋内側にサッシ枠体1の雨戸摺動枠3と連通して
雨戸21を出入れする挿通口10Cを形戒するもので、
屋外ウエブ11 B,12 Bの所定の幅端面に当接す
るウエブ14Aが鉛直状に設けられ、その外端には戸尻
妻板13の前縁13Cと対向する突片14Bが突設され
、また、ウエブ14Aは屋外側へ延設されるとともにそ
の外端は図示右側へ折曲されて、前縁14Cが形威され
て鏡板22を取付けるための溝部14Dが形或されてい
る。
15は上記した取付部10Aの図示左側の取付部縦枠で
あって、その断面において、15Aはウエブであって上
枠11および下枠12の基ウエブ11A,12Aと対応
する張出幅を有して鉛直状に設けられ、その図示右側面
には上枠11および下枠12に形或した係止片11 E
と対応するあり溝15Cを有する係止片15Bが形或さ
れている。
また、ウエブ15Aの屋内端には図示左側へ若干突出し
さらに屋外側へ斜状に突出する突片15Dが形或されて
いる。
また、ウエブ15Aの図示左側面の一部には、サツシ枠
体1の縦枠7に形或した縁片7Fの先端と重合当接する
断面略Z形状の係合片15Eが設けられ、同片15E先
端には突片15Dと対向し、アンカ一部材18に係着す
る突片15Fが突設されている。
16は取付部10Aの図示右側の取付部縦枠で、上記し
た、左側の取付部縦枠15の断面形状と対称の断面形状
に形或されているので、番号16に同位の符号A−Fを
附してその説明は省略する。
このように形或された戸袋上下枠11,12、戸尻縦枠
13と妻板14および左右の取付部縦枠15,16とは
枠組みに先立ち、上枠11および下枠12の基ウエブI
IA,12Aおよび係止片11 F,12 Fが、その
図示右端部よりサツシSの全横幅寸法SLと窓開口部W
の間口寸法WLとの差WB’に相当する部位にわたって
切欠き施工され、また、同図示左端部側では縦枠7との
間でアンカ一部材18を介挿して連結するに足る所定の
幅Tにわたって切欠き施工されている。
このように基ウエブIIA,12Aを切欠き施工した戸
袋上枠11および戸袋下枠12の屋外ウエブ11 B,
12 Bの左右端には妻板14および戸尻縦枠13がビ
ス受けIIN,12Nを介してビスにより相互に結合さ
れて収納部10Bがまた、基ウエブ11 A,12 B
の左右端には左右の取付部縦枠15,16がビス受け1
1 N,12 Nを介して相互に結合されて取付部10
Aが一体に形威されて方形状の戸袋枠体10が形威され
、妻板14の屋内側には挿通口10Cが形或されている
このように形成された戸袋枠体10はサッシ枠体1の雨
戸摺動枠3の図示右端部においてその戸袋上枠11の屋
外ウエブ11 Bの挿通口10C相当部位および仕切片
11 Dが上枠4の雨戸ウエブ4Jおよび仕切片4Kに
突合せ状に当接され、また、戸袋下枠12の屋外ウエブ
12Bの挿通口10C相当部位および仕切片12Dが下
枠5の雨戸ウエブ5Dおよび接続片5Eに突合せ状に当
接されて、それぞれ略L形状の連結金具17を介してサ
ッシ枠体1と戸袋枠体10とは一体状に連結されるとと
もに雨戸摺動枠3と収納部10Bとは挿通口10Cを介
して連通されて雨戸21を収納可能に連結されている。
また、サツシ枠体1と戸袋枠体10とを連結した際、縦
枠7の縁片7Fと取付部縦枠15の係合片15Eとは重
合状に当接係合されている。
このようにサツシ枠体1と戸袋枠体10とを一体状に連
設したサツシSはその屋内側の一部、すなわち、サツシ
枠体1にあってはその障子摺動枠2相当部位が、また、
戸袋枠10にあってはその取付部10A相当部位が窓開
口部W内に挿設されて、窓開口部Wの周縁壁に附設した
アンカ一部材18を介して止着されてサッシ枠体1の雨
戸摺動枠3および戸袋枠体10の収納部10Bは窓開口
部Wの周縁壁の屋外面Uより屋外側へ張出して装着され
るとともに収納部10Bの図示右側の一部すなわち、サ
ツシSの全横幅寸法SLと窓開口部Wの間口寸法WLと
の差WB’相当部位は窓開口部Wの右側壁となる単位パ
ネルa5の屋外側に自由な状態で張出されている。
なお、図中19はサッシ枠体1の障子摺動枠2に引違い
状に建付けたガラス障子、20は同じく片引き状に建付
けた網戸、21は雨戸摺動枠3に建付けた雨戸、22は
収納部10Bの屋外側に枠体23を介して装着した鏡板
、24は係止片11 E,12 E,15B,16Bを
介して装着した防湿、防音性および断熱性を有するパネ
ル、25は雨戸21の案内部材、26は雨戸21の倒れ
止め部材、27は窓開口部Wの屋内側周縁に附設した内
装壁、28は戸袋枠体10の取付部10Aの内装壁27
間の隙間に充填状に附設し断熱材である。
次に上記のように構戊された本実施例の作用および効果
について説明する。
さて、本例サツシSは単位パネルa1,a2,・・・・
・・を並列状に縦設した壁体部に開設した窓開口部Wに
装着するサツシ枠体1と同サッシ枠体1の一側に戸袋枠
体10とよりなるサツシSであって、このサツシSを装
着する窓開口部Wの間口寸法WLはサツシ枠体1の横幅
寸法SAより大きく、かつ戸袋枠体10を含めたサッシ
全横幅寸法SLより小さい間口寸法WLすなわち単位パ
ネルal,a2,・・・・・・の適宜枚数分(本例では
単位パネル4枚分)の間口寸法WLに開設するとともに
同窓開口部Wに対しサツシ枠体1および戸袋枠体10の
屋内側の一部すなわちサツシ枠体1にあってはその障子
摺動枠2相当部位が、また、戸袋枠体10にあってはそ
の取付部10A相当部位が間口寸法に合致すべく形威さ
れて嵌合状に挿設されてアンカ一部材18を介して装着
されている。
したがって、サツシSを取付けた際、窓開口部Wの開設
する間口寸法は、サツシSの全横幅寸法SLに対し、単
位パネルal,a2・・・・・・の最大枚数分すなわち
4枚分の幅寸法4H相当を開設することにより装着可能
とするもので、したがって第5番目の単位パネルa5に
対し複雑な切欠きを施す必要がなく、また、ブラケット
等を介して戸袋枠体10を支持する必要がないのでサツ
シSの窓開口部Wへの装着を極めて省力化することがで
きる。
また、戸袋枠体10の収納部10Bは周縁壁の屋外面U
より屋外側へ張出しかつその図示右端部の幅WB’(こ
の幅WB’はサツシ枠体1の横幅寸法SAに応じて一定
しない。
)は単位パネルa5の屋外側に自由端状に張出している
が取付部10Aを窓開口部W内に取付ける構戒であるか
ら充分に支持される。
このようにサツシSを取付ける窓開口部Wの間口寸法W
Lを単位パネルaの規格寸法に適合して開設することで
サッシSの横幅寸法の規格を変更しなくてもよい便利性
がある。
次に、第5図は本考案の第2実施例を示すもので、この
実施例は上述した第1実施例における戸袋枠体10の戸
袋上枠11および戸袋下枠12をそれぞれ2部材より構
戒して戸袋枠体30を取付部30Aと収納部30 Bと
を分割形或したものであって、図では戸袋下枠31に関
してのみ示し,てあるが、戸袋上枠についても下枠31
と同様に分割され、また、左右の取付部縦枠15,16
およびサツシ枠体1は第1実施例と同様の構戊である。
この戸袋下枠31は取付基枠32と収納枠33との2部
材とより構威されている。
すなわち、取付基枠32は、その断面において、ウエブ
32Aが水平状に設けられ、その屋内端には断面略かぎ
型状の突片32Bが下方に向って突設され、同ウエブ3
2Aの屋外端部寄りには上方に向って上乗片32 Cが
突設されている。
また、ウエブ32Aの屋外端部寄り下面には断面略Z字
形状の縁片32Dが垂設され、同縁片32Dの一部には
突片32Bとによりアンカ一部材18と係着する突片3
2Eが屋内側へ突設され、また、縁片32Dの一部には
屋外側へ向って断面略かぎ型状の係合片32 Fが突設
されている。
なお、32Gは取付基枠32の長手方向に沿って形或し
たビス受けである。
33は戸袋下枠30の収納枠で、その断面において、3
3Aはウエブであって、雨戸21を収納する張出幅で水
平状に設けられ、その屋外端には前縁33Bが設けられ
、また同ウエブ33Aの屋内端にはサツシ枠体1の下枠
5の接続片5Eと対応する仕切片33Cが上設され、こ
の仕切片33Cの上端には屋内側に向って断面略かぎ型
状であり溝33Eを有し取付基枠32の上垂片32Cと
係合する係止片33Dが形戊されている。
また、仕切片33Cは下方へ延設されて垂片33Fが形
或され、この垂片33Fの一部には屋内側に向って取付
基枠32の係合片32 Fと係合する断面略かぎ型状の
係合片33Gが形或されている。
また、この垂片33 Fの端部には屋外側へ向ってやや
上斜状に張出してウエブ33に接合する下縁33Hが設
けられて中空部33 Jが一体に形或されている。
なお、33Kは収納枠33の長手方向に沿って形或した
ビス受けである。
この上下の収納枠33は戸袋枠体30の横幅寸法SBに
形或されてその左右端面には妻板14および戸尻縦枠1
3がビス受け33Kを介して相互に結合されて方形状の
収納部30 Bが形威され、また、上下の取付基枠32
はサツシ枠体1の縦枠7と単位パネルa5間に挿設可能
とする長さに形或されて取付部縦枠15,16とにより
その両端部がビス受け32 Gを介して相互に結合され
て方形状の取付部30Aが形或されている。
この取付部30Aおよび収納部30 Bとはその上垂片
32Cと係止片33Dおよび係合片32F,33Gが係
合されるとともに上垂片32 Cと係止片33Dとはね
に34により止着されて戸袋枠体30が形威されている
なお、この戸袋枠体30の収納部30 Bはその取付け
が窓開口部Wに対し直接関係しないので後付けでも良く
、シたがって、窓開口部Wに対するサツシ枠体1と取付
部30Aとの間のシーリング施工を省力的に行なうこと
のできる便利性があり、また、前述した第1実施例と同
等の効果を得ることができる。
なお、第1実施例および第2実施例で例示した各型材は
アルミニウム等の軽合金材を押出或形した型材により全
て形威されている。
さて、本考案は単位パネルを並列状に縦設した壁体部に
開設した窓開口部に装着されるサツシ枠体と同サッシ枠
体の一側に連設した戸袋枠体とよりなる戸袋一体サッシ
であって、前記窓開口部の間口寸法は前記サツシ枠体の
横幅寸法より大きく、かつ前記戸袋枠体の横幅寸法を含
めたサッシの全横幅寸法より小さい前記単位パネルの適
宜枚数分の間口寸法に開設するとともに同窓開口部に対
し前記サツシ枠体と前記戸袋枠体の屋内側に間口寸法に
合致する取付部とを設けて嵌合状に挿設する構或とした
ことにより、窓開口部の一側壁となる単位パネルに対し
複雑な切欠きを施す必要がなく、また、ブラケット等を
介して戸袋枠体を支持する必要がないのでサッシの窓開
口部への装着を極めて省力化することができる。
また、窓開口部の間口寸法を単位パネルの規格寸法に適
合した開口幅に開設することでサッシの横幅寸法の規格
を変更しなくてもよいので、戸袋一体サッシとして極め
て実用性に優れた考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図および第4図は本考案の第1実施例を示し、第1
図は窓開口部とサッシとの関係を示す略体正面図、第2
図は拡大水平断面図、第3図はサツシ枠体部の縦断面図
、第4図は戸袋枠体部の縦断面図、第5図は本考案の第
2実施例を示す戸袋枠体の下枠側一部抽出縦断面図であ
る。 1・・・・・・サツシ枠体、10.30・・・・・・戸
袋枠体、SA・・・・・・サツシ枠体の横幅寸法、SB
・・・・・・戸袋枠体の横幅寸法、SB’−・・・・・
窓開口部の一側屋外側へ張出す戸袋枠体寸法、SL・・
・・・・サッシの全横幅寸法、W・・・・・・窓開口部
、WL・・・・・・窓開口部の間口寸法、al,a2・
・・・・・単位パネル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 単位パネルを並列状に縦設した壁体部に開設した窓開口
    部に装着されるサツシ枠体と同サツシ枠体の一側に連設
    した戸袋枠体とよりなる戸袋一体サッシであって、前記
    窓開口部の間口寸法は前記サツシ枠体の横幅寸法より大
    きく、かつ前記戸袋枠体の横幅寸法を含めたサッシの全
    横幅寸法より小さい前記単位パネルの適宜枚数分の間口
    寸法に開設するとともに同窓開口部に対し前記サツシ枠
    体と前記戸袋枠体の屋内側に間口寸法に合致する取付部
    とを設けて嵌合状に挿設する構戒としたことを特徴とす
    る戸袋一体サッシ。
JP18093379U 1979-12-25 1979-12-25 戸袋一体サッシ Expired JPS597511Y2 (ja)

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JP18093379U JPS597511Y2 (ja) 1979-12-25 1979-12-25 戸袋一体サッシ

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JP18093379U JPS597511Y2 (ja) 1979-12-25 1979-12-25 戸袋一体サッシ

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Publication Number Publication Date
JPS56109379U JPS56109379U (ja) 1981-08-25
JPS597511Y2 true JPS597511Y2 (ja) 1984-03-07

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ID=29691335

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JP18093379U Expired JPS597511Y2 (ja) 1979-12-25 1979-12-25 戸袋一体サッシ

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